JP3459585B2 - 易引裂性ポリ乳酸系二軸延伸フィルム - Google Patents

易引裂性ポリ乳酸系二軸延伸フィルム

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は優れた機械的強度,
耐熱性,寸法安定性を有し、かつフィルムの少なくとも
MD方向の引裂直線性、特に手切れ性に優れる包装材料
として有用なポリ乳酸系二軸延伸フィルムに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】機械的強度,耐熱性,寸法安定性に優れ
る包装材料としては、ポリエチレンテレフタレート(P
ET)フィルム、ポリプロピレンフィルム等が幅広く使
用されている。
【0003】しかしながら、これらのプラスチックフィ
ルムは、自然環境中に廃棄されると、その化学的安定性
のため分解せずにゴミとして蓄積する一方である。将来
的にはゴミ処分場,埋立地の確保が益々困難となり、ま
た自然環境や野生動物に悪影響を及ぼすなどの問題が懸
念されている。これらのプラスチックフィルムに代わっ
て、土壌中において加水分解され、次いで微生物により
分解されて無害な分解物となり得る生分解性のフィルム
が求められており、このようなフィルムの代表的なもの
としてポリ乳酸系のフィルムがある。
【0004】ポリ乳酸の無延伸フィルムあるいはシート
は強度、伸度が低く耐衝撃性に劣るため実用性が不足し
ていた。そこでポリ乳酸の脆性を向上させるために、一
軸あるいは二軸延伸し、分子配向させる方法が知られて
いる。ポリ乳酸系二軸延伸フィルムは、情報記録材料
(磁気カード)、工業用パッケージ、農業用マルチフィ
ルムなどの分野に展開され、一部は実用化に到っている
ものもある。また、一軸あるいは二軸延伸フィルムの滑
り性,柔軟性を改良したポリ乳酸系フィルムが提案され
ている(特開平9−157408号公報,特開平9−2
72794号公報)。
【0005】しかしながら、これらのポリ乳酸系延伸フ
ィルムにおいて、食品、医療品等の包装材料に使用され
る際の引裂開封性を付与したものはなかった。包装材料
の引裂開封性を与えるために袋の一端にノッチを付与す
る方法があるが、ノッチから引き裂いた際に直線的に引
き裂けない場合には、内容物が飛散して無駄になるばか
りでなく、クッキーなどの軟らかい菓子は開封時に割れ
たり、内容物が液体の場合には衣服を汚したりするトラ
ブルが起こることがあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
問題点を解決しようとするものであり、機械的強度,耐
熱性,寸法安定性を有し、かつフィルムの少なくともM
D方向の引裂直線性、特に手切れ性に優れる包装材料と
して有用な易引裂性ポリ乳酸系二軸延伸フィルムを提供
しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、ポリ乳酸
系フィルムに引裂直線性を付与して包装材料としての価
値を高めるための検討を行った結果、ポリ乳酸に特定の
脂肪族ポリエステルを特定量配合して得られる樹脂組成
物を用いて製造した二軸延伸フィルムが優れた引裂直線
性を有することを見出し本発明に到達した。
【0008】すなわち、本発明の要旨は、ポリ乳酸系重
合体(A)99.5〜60重量%と、結晶性脂肪族ポリ
エステル(B)0.5〜40重量%とからなる易引裂性
二軸延伸フィルムにある。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。本発明において、ポリ乳酸系重合体(A)とはL
−乳酸を主構成単位とするホモポリマー、あるいはL−
乳酸とD−乳酸を主構成単位とするポリ乳酸系重合体を
いう。ポリ乳酸系重合体は、二軸延伸により配向結晶化
を促進させ、実用強度を発現させるためには、L−乳酸
/D−乳酸=100/0〜90/10(モル比)の割合
であることが好ましい。D−乳酸が10モル%よりも多
いとポリ乳酸の融点が低くなり、得られるフィルムの耐
熱性,寸法安定性が低下するので好ましくない。また、
ポリ乳酸系重合体の数平均分子量は5〜30万が好まし
く、より好ましくは8〜15万である。数平均分子量が
5万より小さいとフィルムの機械的強度が不十分とな
り、また、フィルム製造時の延伸,巻取工程中での切断
が起こりやすくなり操業性の低下を招く。一方、数平均
分子量が30万を超えると加熱溶融時の流動性が乏しく
なって製膜性が低下する。
【0010】ポリ乳酸を合成するための重合法として
は、縮合重合法及び開環重合法のいずれの方法を採用す
ることもでき、また、分子量を増大させるために少量の
鎖延長剤、例えばジイソシアネート化合物、ジエポキシ
化合物、酸無水物等を添加してもよい。
【0011】本発明において、ポリ乳酸系重合体(A)
に混合する結晶性脂肪族ポリエステル(B)とは、次の
脂肪族ポリエステル(1)〜()から選ばれるポリエ
ステルである。 ()脂肪族二塩基酸と脂肪族ジオールとからなる脂肪
族ポリエステルオリゴマーと、ジアリールカーボネート
との反応物からなる脂肪族ポリエステル。 ()ポリ(3−ヒドロキシブチレート)、又は、ポリ
(3−ヒドロキシブチレート)とポリ(3−ヒドロキシ
バリレート)との共重合体である脂肪族ポリエステル。 (1)〜()の脂肪族ポリエステルは単独でも、又は
混合して用いてもよい。
【0012】
【0013】上記()の脂肪族ポリエステルの具体例
としては、たとえば、コハク酸、アジピン酸、セバシン
酸等の脂肪族二塩基酸と、エチレングリコール、1,4
−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,4
−シクロヘキサンジメタノール、1,3−プロピレング
リコール等の脂肪族ジオールとから脂肪族ポリエステル
オリゴマーを得、このオリゴマーとジアリールカーボネ
ートとを反応させて得られるものである。
【0014】上記()の脂肪族ポリエステルの、ポリ
(3−ヒドロキシブチレート)は菌体内で生合成される
脂肪族ポリエステルであるが、実用性を向上させるため
にポリ(3−ヒドロキシバリレート)と共重合すること
が好ましい。その場合、ポリ(3−ヒドロキシバリレー
ト)の共重合割合は40モル%以下が好ましい。また、
他の共重合成分としては、長鎖のヒドロキシアルカノエ
ートが挙げられる。これら脂肪族ポリエステルは、分子
構造を3次元化するために分子内に3個以上の水酸基を
有する多価アルコール、もしくは3個以上のカルボシキ
ル基を有する多価カルボン酸を少量含んでいても構わな
い。
【0015】結晶性脂肪族ポリエステル(B)の数平均
分子量は1〜20万が好ましく、さらに好ましくは5〜
15万である。数平均分子量が1万未満の場合、得られ
るフィルムの機械的強度が不十分となるばかりでなく、
ポリ乳酸系重合体(A)との相溶性が低下するため溶融
押出時にフィルムが脈動する現象、いわゆるバラス現象
が発現し安定した製膜性が得られない。また、数平均分
子量が20万を超えると、樹脂の溶融粘度が高くなり成
形加工性の低下を招く。
【0016】本発明のフィルムを製造するためには、ポ
リ乳酸系重合体(A)と結晶性脂肪族ポリエステル
(B)の配合比が、A/B=99.5/0.5〜60/
40(重量%)、好ましくは99/1〜80/20(重
量%)である。結晶性脂肪族ポリエステル(B)が40
重量%を超えると、機械的強度、寸法安定性、透明性が
低下するため好ましくない。また、(B)が0.5重量
%未満ではフィルムの引裂直線性が得られない。
【0017】本発明において、ポリ乳酸系重合体(A)
のメルトフロレート(MFR)は、製膜の安定性の面か
ら0.1〜50g/10分(210℃)の範囲のものが
好ましい。また、脂肪族ポリエステル(B)のMFRは
特に限定されないが、0.1〜70g/10分(210
℃)の範囲のものが好ましい。また、本発明の二軸延伸
フィルムに引裂直線性を付与するためには、(B)のM
FRに対する(A)のMFRの比が0.1〜10の範囲
であることが好ましい。
【0018】次に、本発明の易引裂性を有するポリ乳酸
系二軸延伸フィルムを製造する方法について説明する。
まず、ポリ乳酸系重合体(A)と結晶性脂肪族ポリエス
テル(B)の混合方法としては、リボンブレンダー、タ
ンブラー等でブレンドするか、押出機を用いてあらかじ
め加熱溶融混練してもよい。
【0019】フィルムの製造方法としては、フラットT
ダイ法,インフレーション法,カレンダー法等を用いる
ことができるが、フラットTダイ法が好ましい。フラッ
トTダイ法により製造する場合には、ポリ乳酸系重合体
(A)、結晶性脂肪族ポリエステル(B)、さらには可
塑剤、滑剤を必要に応じて適量混合したものを押出機の
ホッパーに供給し、シリンダー温度180〜260℃、
Tダイ温度200〜260℃に加熱し、溶融混練して押
し出し、20〜40℃に制御された冷却ロールで冷却
し、厚さ100〜500μmの未延伸シートを得る。
【0020】次に、未延伸シートをテンター方式による
同軸二軸延伸、ロールとテンターによる逐次二軸延伸法
により延伸する。逐次二軸延伸法により製造する場合に
は、まず未延伸シートを駆動ロールの回転速度比によっ
て、MD方向にロール表面温度50〜80℃、延伸倍率
1.5〜5.0倍で延伸し、引き続き連続してTD方向
に延伸温度50〜90℃、延伸倍率1.5〜8.0倍に
延伸し、次に温度100〜150℃で熱処理することに
より製造することができる。
【0021】本発明の易引裂性を有するポリ乳酸系二軸
延伸フィルムを製造するためには、MD方向のTD方向
に対する延伸倍率の比を0.5〜2.0とすることが好
ましい。上記の延伸倍率比とすることにより、フィルム
のMD、TD両方向の機械的強度、寸法安定性のバラン
スに優れ、かつ少なくともMD方向に直線引裂性および
手切れ性を有するフィルムを安定して製造することがで
きる。延伸倍率の比が0.5未満の場合にはフィルムの
MD方向の配向が不十分となり、また2.0を超えると
TD方向の配向が不十分となり、上記の性能が低下す
る。
【0022】本発明のフィルムには、必要に応じて顔
料、酸化防止剤、可塑剤、帯電防止剤、紫外線吸収剤、
滑剤、結晶核剤等を添加することができる。
【0023】本発明のフィルムの厚みには特に限定はな
く、通常10〜200μm程度であり、用途、要求性
能、価格等によって適宜設定すればよい。また、本発明
のフィルムには、印刷性、ラミネート性、コーティング
適性等を向上させるために表面処理を施してもよい。表
面処理の方法としては、コロナ放電処理、プラズマ処
理、酸処理等が挙げられる。
【0024】本発明のポリ乳酸系二軸延伸フィルムは、
食品、医薬品の包装用フィルムとして好適であるが、そ
の他、生ごみ包装用袋、ラミネート用フィルム、電気・
電子部品等のラッピング、農業用フィルム等の用途に好
適に使用できる。
【0025】
【作用】本発明のポリ乳酸系二軸延伸フィルムは、ポリ
乳酸系重合体(A)のマトリックス中に結晶性脂肪族ポ
リエステル(B)が微細に分散した形態を有しているた
め、引裂直線性、特に手切れ性に優れ、かつ機械強度、
耐熱性、寸法安定性に優れた性能を有するものと思われ
る。
【0026】以下、本発明を実施例により説明する。な
お、実施例において用いたポリ乳酸系重合体(A)およ
び結晶性脂肪族ポリエステル(B)の特性は表1、表2
に示す通りである。また、各物性の測定方法および評価
法は下記に示す通りである。
【0027】(1)原料
【0028】
【表1】
【0029】
【表2】
【0030】(2)測定方法および評価法 ・厚み(μm) ハイデンハイン社製マイクロメータを用い測定した。 ・引張強伸度(kg/mm2 ) ASTM−D882の測定法に準じて、長さ10cm、
幅10mmの試料を用いて測定した。 ・熱収縮率(%) 長さ10cm、幅10mmの試料を100℃で5分間熱
風処理し、処理前後の長手方向の寸法変化を測定し、原
長に対する百分率を求めた。 ・引裂直線性(ノッチ有り) MD方向に205mm、TD方向に40mmの短冊状の
フィルム片を切り出し、短辺中央部に長さ5mmの切り
込みを入れた試料を手で引き裂いた。引裂伝播端が切り
込みを入れた辺に向かい合う短辺に到達した割合を評価
値とした。TD方向の引裂直線性は、TD方向に205
mm、MD方向に40mmの短冊状のフィルム片を切り
出し、試料とした以外は上記と同様に測定した。試料数
はMD、TD各10本ずつとした。評価法は次の通りと
した。 ◎:8以上 ○:6〜7 ×:5以下 ・引裂直線性(ノッチなし) 切り込みを入れない以外は上記と同様にしてフィルム片
の短辺中央部を手で引き裂いた。 評価法は次の通りとした。 ◎:容易に手で引き裂け、直線性がある。 ○:ほぼ直線的に引き裂けるが、引き裂く際の抵抗が大
きい。 ×:引き裂けないか、もしくは引き裂いても直線性がな
い。
【0031】実施例1 L体/D体=99/1(モル%),数平均分子量95,
000、MFR5.0g/10分(210℃)のポリ乳
酸(A−1)と、数平均分子量40,000、MFR2
0.0g/10分(210℃)のポリブチレンサクシネ
ート/ジアリールカーボネート共重合体(B−2)を、
(A−1)/(B−2)=90/10の重量比で混合し
た組成物を、コートハンガータイプのTダイを具備した
50mmφ押出機を使用して、滞留時間5分、Tダイ温
度230℃で溶融押出しし、25℃に温度制御されたキ
ャストロールに密着急冷し、厚さ200μmの未延伸シ
ートを得た。得られた未延伸シートを、予熱ロール温度
60℃、延伸ロール温度70℃でMD方向に3.5倍延
伸し、次いで延伸温度80℃でTD方向に4.0倍延伸
した後、横方向の弛緩率を5%として150℃で熱処理
を施し、厚さ12μmの二軸延伸フィルムを得た。得ら
れたフィルムの特性を評価した結果を表3に示した。
【0032】実施例2〜、比較例1〜3 ポリ乳酸系重合体(A)と結晶性脂肪族ポリエステル
(B)の種類、混合比、MFR比、延伸条件およびフィ
ルムの厚みを表3に示したように変更した以外は、実施
例1と同様にして二軸延伸フィルムを得た。得られたフ
ィルムの特性を評価した結果を表3に示した。
【0033】表3からわかるように、実施例1〜は引
裂直線性(ノッチ有り、ノッチ無し)に優れると共に、
機械的強度、寸法安定性にも優れていた。これに対し、
比較例1では、引裂直線性および手切れ性が著しく劣る
ものであった。比較例2,3はある程度の引裂直線性を
有するが、機械的強度、特に寸法安定性が劣っていた。
【0034】
【表3】
【0035】
【発明の効果】本発明のポリ乳酸系二軸延伸フィルム
は、少なくともMD方向の引裂直線性に優れており、か
つ、機械的強度、寸法安定性にも優れているため、食
品、医薬品等の包装材料として有用性が高い。またゴミ
として廃棄された場合、土壌中で微生物により分解さ
れ、自然環境、野生動物に対する環境問題を軽減するこ
とができる。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリ乳酸系重合体(A)99.5〜60
    重量%と、結晶性脂肪族ポリエステル(B)0.5〜4
    0重量%とからなる易引裂性二軸延伸フィルムであっ
    て、脂肪族ポリエステル(B)が脂肪族二塩基酸と脂肪
    族ジオールとからなる脂肪族ポリエステルオリゴマー
    と、ジアリールカーボネートとの反応物からなる脂肪族
    ポリエステルである易引裂性二軸延伸フィルム。
  2. 【請求項2】 ポリ乳酸系重合体(A)99〜80重量
    %と、結晶性脂肪族ポリエステル(B)1〜20重量%
    とからなる易引裂性二軸延伸フィルムであって、脂肪族
    ポリエステル(B)が、ポリ(3−ヒドロキシブチレー
    ト)、又は、ポリ(3−ヒドロキシブチレート)とポリ
    (3−ヒドロキシバリレート)との共重合体である脂肪
    族ポリエステルである易引裂性二軸延伸フィルム。ただ
    し、ポリ乳酸系重合体(A)80重量%と、結晶性脂肪
    族ポリエステル(B)20重量%を除く。
  3. 【請求項3】 ポリ乳酸系重合体(A)と脂肪族ポリエ
    ステル(B)の210℃におけるメルトフロレート(M
    FR)の比(A)/(B)が0.1〜10の範囲である
    請求項1又は2記載の易引裂性二軸延伸フィルム。
  4. 【請求項4】 フィルムの横(TD)方向に対する縦
    (MD)方向の延伸倍率を0.5〜2.0倍の範囲で二
    軸延伸された請求項1〜3のいずれかに記載の易引裂性
    二軸延伸フィルム。
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