JP3459139B2 - 携帯型情報機器システム及び携帯型情報機器 - Google Patents

携帯型情報機器システム及び携帯型情報機器

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JP3459139B2
JP3459139B2 JP16832195A JP16832195A JP3459139B2 JP 3459139 B2 JP3459139 B2 JP 3459139B2 JP 16832195 A JP16832195 A JP 16832195A JP 16832195 A JP16832195 A JP 16832195A JP 3459139 B2 JP3459139 B2 JP 3459139B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、携帯型情報機器と、該
携帯型情報機器に接続されて該携帯型情報機器を他の情
報機器に接続するインターフェース装置とからなる携帯
型情報機器システム及び携帯型情報機器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、携帯型情報機器、例えば、ハン
ディターミナル、データコレクタ、PDA(personal d
igital assistants)、サブノート型パソコン等におい
ては、他の情報機器とのデータの入出力が可能となって
いるが、これら携帯型情報機器においては、小型化、軽
量化のためと、他の情報機器とのラインの接続を容易な
ものとするために、データ入出力用のインターフェース
装置が着脱可能な別体とされる場合が多い。
【0003】従来、ハンディターミナルのような携帯型
情報機器においては、ラインに接続されたインターフェ
ース装置であるi/oBOXにハンディターミナルを接
続することにより、他の情報機器とのデータの入出力を
行うことができるようになっていた。
【0004】また、i/oBOXは、電話回線を用いて
データの入出力を行うためのモデムを内蔵したもの、ホ
ストとなるコンピュータシステムとの通信用インタフェ
ースを内蔵したものなどのように目的に応じて、異なる
処理を行うようになっている場合がある。
【0005】また、ハンディターミナルにおいては、i
/oBOXに接続された状態か否かを判定するために、
接続時に機械的スイッチもしくはフォトセンサーを用い
たフォトインタラプタにより、接続を確認できるように
なっているものがある。
【0006】また、ハンディターミナルにおいては、携
帯性を確保するために電源が電池となり、使用時間が制
限されることになるので、ハンディターミナルには、電
池の消耗を軽減するために、i/oBOX接続時に、i
/oBOXから電源の供給を受けるようになったものが
ある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ハンディタ
ーミナルをi/oBOXに接続して他の情報機器とのデ
ータの入出力を行うためには、通信用のアプリケーショ
ンを起動する必要があるが、直接ホストコンピュータに
接続してデータの入出力を行う場合と、電話回線を介し
てホストコンピュータに接続してデータの入出力を行う
場合とでは、異なる処理となり、異なるアプリケーショ
ンを起動させる必要がある。
【0008】また、ハンディターミナルと接続される情
報機器は、ホストコンピュータに限られるものではな
く、プリンタやフロッピイディスクドライブ等の記憶装
置やディスプレイ装置等に接続されて、データの出力や
入出力が行われる可能性があり、それぞれの情報機器に
対応するアプリケーションを起動させる必要がある。
【0009】従って、上述のようにi/oBOXが目的
毎に異なるもの、すなわち、コンピュータとの接続用、
電話回線用、プリンタ用、記憶装置用等のように目的に
応じて専用化されたものとなっていた場合に、目的に応
じたi/oBOXにハンディターミナルを設置した後
に、さらに、目的に応じたアプリケーションを選択して
立ち上げてからデータの入出力処理を行わなければなら
ず、ハンディターミナルの操作性を煩雑なものとしてい
た。
【0010】特に、ホストコンピュータとの直接もしく
は電話回線を通じたデータの入出力においては、通信用
のアプリケーションが立ち上がった状態ならば、ホスト
コンピュータ側からの操作による処理が可能となり、一
般に複雑な操作に向いていないハンディターミナルから
の操作を不要とすることができるが、上述のようにハン
ディターミナル側からの通信用アプリケーションの選択
と立ち上げ操作が必要であり、ハンディターミナル側か
らの操作を完全になくすことができない。
【0011】さらに、ハンディターミナルにおけるデー
タの入出力が定型化された業務ならば、目的に応じたア
プリケーションを立ち上げた段階で、相手側の情報機器
がコンピュータ以外のプリンタや記憶装置やディスプレ
イであっても、処理を自動化してハンディターミナルの
操作を不要とすることができるが、やはり、ハンディタ
ーミナル側からのアプリケーションの選択と立ち上げ操
作が必要となる。
【0012】また、上記従来例で示したように、ハンデ
ィターミナルにi/oBOXを接続した際には、機械的
スイッチもしくはフォトインタラプタにより、ハンディ
ターミナル側がi/oBOXの接続を検出できるように
なっているが、このような機構は、基本的には、i/o
BOX側の所定位置に突起を設け、ハンディターミナル
側の所定位置に溝や孔を設けるとともに、この溝や孔の
内部に機械的スイッチもしくはフォトインタラプタを設
け、i/oBOX側の突起がハンディターミナル側の溝
もしくは孔に挿入された場合に、スイッチが作動するよ
うになっており、比較的煩雑な構造となる。
【0013】また、機械的スイッチは、携帯時に振動や
衝撃で誤作動を誘発する要因となる。また、フォトイン
タラプタを用いた場合にも、基本的には溝もしくは孔へ
の突起の挿入という機械的動作を検知するので、携帯時
に誤作動を誘発する可能性があるとともに、電力を消費
し、ハンディターミナルの使用時間を減少させることに
なる。
【0014】また、上記接続検知用の機構を用いて、i
/oBOXの種類毎に異なる位置や長さの突起を設け、
ハンディターミナル側でi/oBOXの種類毎に検知す
るスイッチを変えるようにすれば、ハンディターミナル
側で、i/oBOXの種類を検知することも可能である
が、さらに接続を検知する機構が構造的に煩雑なものと
なり、誤作動の誘発、製造コストの増加等を招くことに
なる。
【0015】また、ハンディターミナルをi/oBOX
に接続した際に、i/oBOX側から電力を供給するよ
うにした場合には、ハンディターミナル側の電池の電圧
が低下した状態でも、i/oBOXに接続していればハ
ンディターミナルでの処理を行うことが可能となるが、
この場合、ハンディターミナルを完全にOFFの状態に
せずにi/oBOXから外すと、急激な電圧降下が起こ
る可能性があり、ハンディターミナルに記憶されたデー
タが破壊される恐れがあった。
【0016】本発明の課題は、携帯型情報機器に接続さ
れたインタフェース装置種類を検出し、接続されたイン
タフェース装置の種類に対応するアプリケーションを自
動的に選択して起動できるようにすることである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
携帯型情報機器システムは、携帯型情報機器と、該携帯
型情報機器に接続されて、該携帯型情報機器を他の情報
機器に接続する複数種類のインタフェース装置とからな
る携帯型情報機器システムであって、上記インタフェー
ス装置は、上記携帯型情報機器が接続された状態で上記
インタフェース装置の種類毎に異なる電圧レベルで上記
携帯型情報機器に電源出力を行う電源出力手段を有し、
上記携帯型情報機器は、接続された上記インタフェース
装置からの電源出力の電圧レベルを検出する電圧検出手
段と、上記電圧検出手段により検出された電圧レベルに
基づいて上記インタフェース装置の種類を認識し、か
つ、認識された上記インタフェース装置の種類に応じた
アプリケーションを選択して起動するアプリケーション
起動手段と、を具備してなることを特徴とする。
【0018】本発明の請求項4記載の携帯型情報機器
は、携帯型情報機器と、該携帯型情報機器に接続され
て、該携帯型情報機器を他の情報機器に接続する複数種
類のインタフェース装置とからなる携帯型情報機器シス
テムにおいて、上記インタフェース装置は、上記携帯型
情報機器が接続された状態で上記インタフェース装置の
種類毎に異なる電圧レベルで上記携帯型情報機器に電源
出力を行う電源出力手段を有する携帯型情報機器システ
ムにおける携帯型情報機器であって、接続された上記イ
ンタフェース装置からの電源出力の電圧レベルを検出す
る電圧検出手段と、上記電圧検出手段により検出された
電圧レベルに基づいて上記インタフェース装置の種類を
認識し、かつ、認識された上記インタフェース装置の種
類に応じたアプリケーションを選択して起動するアプリ
ケーション起動手段と、を具備してなることを特徴とす
る。
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【実施例】以下に、本発明の一実施例の携帯情報機器シ
ステムについて、図面を参照して説明する。なお、この
実施例の携帯情報機器システムは、本発明の携帯情報機
器とインタフェース装置とをそれぞれハンディターミナ
ルとそのインターフェース装置であるi/oBOXとに
応用したものである。図1は、この実施例のハンディタ
ーミナル1とi/oBOX2とを示すブロック図であ
る。
【0029】図1に示すように、この実施例の携帯情報
機器システムは、携帯情報機器となるハンディターミナ
ル1と、ハンディターミナル1を他の情報機器に接続す
るためのインタフェース装置となる複数種のi/oBO
X2(図1には一つだけ図示)とからなるものである。
【0030】上記ハンディターミナル1は、図1に示す
ように、ハンディーターミナル1としての機能を実現す
るためのCPU(central processing unit)3と、ハ
ンディターミナル1とi/oBOX2との間のデータ通
信用の光インタフェース4と、ハンディターミナル1の
CPU3等に電力を供給する電池5と、該電池5からの
電力とi/oBOX2側からの電力とのどちら側からで
も電力を供給できる状態としたダイオードOR回路6
と、電池5及びi/oBOX2からの電圧を安定化して
CPU3等に供給する安定化回路7と、i/oBOX2
からの電力の供給を受けるための電力用接続端子8、8
と、i/oBOX2からの電力の供給による電圧を検出
してハンディターミナル1がi/oBOX2に装着され
たことを検出する装着検出回路9と、電池5が消耗した
状態でのi/oBOX2側からの電力の供給を切断する
スイッチ回路10と、電池5の電圧を検出する電圧検出
器11とからなるものである。
【0031】また、ハンディターミナル1が載置されて
装着されるi/oBOX2は、商用電源12からの交流
電流を所定電圧の直流電流に変換するACアダプタ13
と、該ACアダプタ13からの直流電流を所定の電圧に
安定化する安定化回路14と、該安定化回路14からハ
ンディターミナル1に電力を供給するための電力用接続
端子15、15と、上記安定化回路14から電力を供給
され、ハンディターミナル1のインターフェース装置と
してのデータ処理を行うデータ処理部16と、該データ
処理部16とデータバス17aで接続されるとともに、
上記ハンディターミナル1の光インターフェース4とデ
ータ通信を行う光インターフェース17とからなるもの
である。
【0032】なお、図1は、ハンディターミナル1及び
i/oBOX2の本発明にかかわる電力の受給部分を主
に図示したものであり、ハンディターミナル1のキー入
力部、表示部や、i/oBOX2の通信ライン接続部な
どの部分は省略した。
【0033】また、図1と、以下の図3、図4及び図5
において太線はハンディターミナル1の電源経路8a及
びi/oBOXの電源経路15aを示し、細線は信号経
路(信号線19、20、21、22、23)を示すもの
である。また、i/oBOX2には、図1に簡略化され
て示されるようにハンディターミナル1の底部の接続部
分を受ける凹部18が形成されており、該凹部13に合
わせてi/oBOX2上にハンディターミナル1を置く
と、ハンディターミナル1がi/oBOX2の所定の位
置に載置、装着されるようになっている。
【0034】次に、ハンディターミナル1についてさら
に詳細に説明する前に、i/oBOX2について詳細に
説明する。上記i/oBOX2には、図2(A)、
(B)、(C)にそれぞれ示すように、[A]、
[B]、[C]の3タイプがあり、図1に示すi/oB
OX2(2a)は、[B]タイプ及び[C]タイプのi
/oBOX2を示すものである。
【0035】そして、上記[A]タイプのi/oBOX
2(2b)は、図3に示すように、安定化回路14から
電力用接続端子15、15に電力が供給されない状態と
なっているとともに、電力用接続端子15、15間が導
体15bで短絡させられた状態となっている。
【0036】ここで、i/oBOX2の各部を説明す
る。上記ACアダプタ13は、商用電源12からの交流
電流を直流電流に変換して、i/oBOX2に電力を供
給するとともに、[B]タイプ及び[C]タイプのi/
oBOX2(2a)において、安定化回路14及び電力
用接続端子15、15を介してi/oBOX2に装着さ
れたハンディターミナル1にも電力を供給するようにな
っている。
【0037】上記安定化回路14は、図4に示すよう
に、[B]タイプ及び[C]タイプのi/oBOX2
(2a)において、データ処理部16に所定電圧の電力
を供給するための定電圧レギュレータ14aと、電力用
接続端子15、15を介してハンディターミナル1に所
定電圧の電力を供給するための定電圧レギュレータ14
bとからなるものである。
【0038】また、[A]タイプのi/oBOX2にお
いては、データ処理部16に所定電圧の電力を供給する
ための定電圧レギュレータ14aだけが設けられたもの
となっており、ハンディターミナル1に電力を供給しな
いものとなっている。また、[B]タイプのi/oBO
X2においては、ハンディターミナル1に所定電圧の電
力を供給するための定電圧レギュレータ14bの電圧が
3Vに設定されている。また、[C]タイプのi/oB
OX2においては、ハンディターミナル1に所定電圧の
電力を供給するための定電圧レギュレータ14bの電圧
が5Vに設定されている。
【0039】上記電力用接続端子15、15は、[A]
タイプのi/oBOX2(2b)において、i/oBO
X2の所定位置にハンディターミナル1が載置されて、
i/oBOX2にハンディターミナル1が装着された状
態で、ハンディターミナル1の電力用接続端子8、8に
接触して、ハンディターミナル1の電力用接続端子8、
8間を短絡するようになっている。
【0040】また、[B]タイプ及び[C]タイプのi
/oBOX2(2a)においては、上述のようにi/o
BOX2にハンディターミナル1が装着された状態で、
ハンディターミナル1の電力用接続端子8、8に接触し
て、ハンディターミナル1に電力を供給するようになっ
ている。
【0041】上記データ処理部16は、ハンディターミ
ナル1の他の情報機器とのインターフェース装置として
データを処理するものであり、光インターフェース4、
17を介してハンディターミナル1とデータの入出力を
行うとともに、他の情報機器に対応したデータの変換を
行い、他の情報機器とのデータの入出力を行うものであ
る。
【0042】そして、上記各タイプのi/oBOX2の
データ処理部16は、それぞれ機能が分化されており、
それぞれ異なる情報機器とのデータの入出力もしくは異
なる経路でのデータの入出力を行うように設計されてい
る。
【0043】例えば、[A]タイプのi/oBOX2の
データ処理部16は、いわゆるモデムとして電話回線に
接続され、電話回線を介したコンピュータとのデータの
入出力を行うようになっており、[B]タイプのi/o
BOX2のデータ処理部16は、コンピュータに直接ラ
インで接続されてコンピュータとのデータの入出力を行
うようになっており、[C]タイプのi/oBOX2の
データ処理部16は、プリンタに接続され、ハンディタ
ーミナル1からプリンタに印刷出力を行うようになって
いる。
【0044】なお、各タイプのi/oBOX2の機能
は、上述のものに、特に限定されるものではなく、それ
ぞれ各種の情報機器に接続できるものとしても良い。上
記光インターフェース17は、発光部と受光部とを有
し、非接触の光によるデータ通信を行うためのものであ
る。
【0045】また、上記光インターフェース17は、デ
ータ処理部16の制御の基に、ハンディターミナル1側
の光インターフェース4との間でデータ処理部16のデ
ータの入出力を行うようになっている。そして、i/o
BOX2の所定の位置にハンディターミナル1を載置し
た場合には、ハンディターミナル1の光インターフェー
ス4の発光部及び受光部と、i/oBOX2の光インタ
ーフェース17の発光部及び受光部とが対向した状態と
なるようになっている。
【0046】上述のようにこの実施例のi/oBOX2
は、少なくとも3タイプあり、[A]タイプのi/oB
OX2は、例えば、モデムとして機能するとともに、図
2(A)に示すようにハンディターミナル1側に電力を
供給せず、ハンディターミナル1の電力接続端子8、8
間を短絡するようになっている。
【0047】また、[B]タイプのi/oBOX2は、
例えば、コンピュータとのインターフェース装置として
機能するとともに、図2(B)に示すようにハンディタ
ーミナル1側に3Vとの電力を供給するようになってい
る。また、[C]タイプのi/oBOX2は、例えば、
プリンタとのインターフェース装置として機能するとと
もに、図2(C)に示すようにハンディターミナル1側
に5Vとの電力を供給するようになっている。なお、電
源供給用の電圧レベルとi/oBOX2の機能との組み
合わせは、特に上記のものに限定されるものではない。
【0048】次に、ハンディターミナル1について詳細
に説明する。図1に示す上記CPU3は、チップを示す
ものではなく、ハンディターミナル2の演算処理を行う
ユニットを示すものであり、RAM(random access me
mory)、ROM(read only memory)、i/oポート等
も含まれるものであり、周知のハンディターミナルとし
ての機能を実現するようになっている。
【0049】また、CPU3は、後述するように、装着
検出回路9からの信号に基づき、各i/oBOX2に対
応するアプリケーションを起動する機能を有する。ま
た、CPU3はスイッチ回路10に、スイッチ回路10
をOFFとする信号を出力可能となっており、CPU3
からの命令によりi/oBOX2からの電力の供給をカ
ットすることができるようになっている。
【0050】また、CPU3には、電池5の電圧を測定
する電圧検出器11からの信号により、電池切れの警告
の出力等が可能となっている。上記光インターフェース
4は、上記光インターフェース17と同様のものであ
り、データバス4aによりCPU3に接続されている。
また、光インターフェース4は、CPU1の制御の基
に、i/oBOX2側の光インターフェース12との間
でCPU1のデータの入出力を行うようになっている。
【0051】上記電池5は、ハンディーターミナル1の
CPU3等への電力を供給する一次電池もしくは二次電
池である。なお、図1においては、電池5へ充電を行う
ような構成が図示されていないが、電力用接続端子8、
8から電力が供給された際に、電池5に電圧が印加され
る状態とする周知の充電回路を設けるものとしても良
い。上記ダイオードOR回路6は、電池5と電力用接続
端子8、8との少なくとも一方から電力が供給された際
に、安定化回路7を介してCPU3等に電力を供給でき
るようにしたものであり、この実施例において図1に示
すように、二つのダイオード6a、6aから構成されて
いる。
【0052】上記安定化回路7は、定電圧レギュレータ
7a(図5に図示)であり、電池5もしくはi/oBO
X2から異なる電圧で電力が供給された場合に、所定の
電圧に変換するとともに安定化してCPU3等に電力を
供給するようになっている。
【0053】上記電力用接続端子8、8は、上述のよう
にハンディターミナル1をi/oBOX2の所定位置に
配置した場合に、i/oBOX2の電力用接続端子1
5、15と接触するようになっており、i/oBOX2
側からハンディターミナル1側に電力を供給するための
ものである。なお、図1には、電力用接続端子8、8を
簡略化して図示しているが、電力用接続端子8、8を凹
部内に形成するものとしたり、開閉可能なカバーを設け
るものとしたりしても良い。
【0054】上記装着検出回路9は、図4に示すよう
に、短絡検出器9aと二つの電圧検出器9aとを有する
ものであり、電力用接続端子8、8間の短絡を検出する
とともに、電力用接続端子8、8間における電圧レベル
を検出するものである。また、装着検出回路9は、信号
線19(図1に図示、図4において19a、19b、1
9c)によりCPU13に接続されるとともに、信号線
20(図1に図示、図4において20b、20c)によ
りスイッチ回路10に接続されている。
【0055】上記短絡検出器9aは、図3に示す[A]
タイプのi/oBOX2にハンディターミナル1を装着
し、ハンディターミナル1の電力用接続端子8、8間が
i/oBOX2側の電力用接続端子15、15に接触す
ることにより短絡した場合に、これを検出するものであ
る。そして、短絡検出器9aとCPU3とは、信号線1
9aにより接続されており、短絡検出回路9aが電力用
接続端子8、8間の短絡を検出した場合に、CPU3へ
ONの信号が送られるようになっている。
【0056】上記電圧検出器9bは、[B]タイプのi
/oBOX2にハンディターミナル1が装着された際
に、ハンディターミナル1の電力用接続端子8、8間が
i/oBOX2側の電力用接続端子15、15に接触す
ることにより印加される3Vの電圧を検出できるよう
に、その検出範囲が[B]タイプのi/oBOX2の停
電圧ギュレータ14bに対応するものとされている。
【0057】また、電圧検出器9bは、信号線19b及
び信号線20bによりCPU3及びスイッチ回路10に
接続されており、電圧検出回路9bが電力用接続端子
8、8間の約3Vの電圧を検出した場合に、CPU3及
びスイッチ回路10へONの信号を送るようになってい
る。
【0058】上記電圧検出器9cは、[C]タイプのi
/oBOX2にハンディターミナル1が装着された際
に、ハンディターミナル1の電力用接続端子8、8間が
i/oBOX2側の電力用接続端子15、15に接触す
ることにより印加される5Vの電圧を検出できるよう
に、その検出範囲が[C]タイプのi/oBOX2の停
電圧レギュレータ14bに対応するものとされている。
【0059】また、電圧検出器9cは、信号線19c及
び信号線20bによりCPU3及びスイッチ回路10に
接続されており、電圧検出回路9bが電力用接続端子
8、8間の3V前後の電圧を検出した場合に、CPU3
及びスイッチ回路10へONの信号を送るようになって
いる。上記スイッチ回路10は、図5に示すように、三
つのスイッチ10a、10b、10cからなるものであ
る。
【0060】また、これらスイッチ10a、10b、1
0cは、電源経路8aに直列に配置されており、三つの
スイッチ10a、10b,10cのうちのいずれかのス
イッチ10a、10b、10cがOFFの場合には、電
力用接続端子8、8からの電源経路8aが切断され、全
てのスイッチ10a、10b、10cがONの場合に、
電源経路8aが接続されるようになっている。
【0061】上記スイッチ10aは、信号線20(20
b、20c)により装着検出回路9(電圧検出器9b、
電圧検出器9c)に接続されており、[B]タイプもし
くは[C]タイプのi/oBOX2にハンディターミナ
ル1が装着されて3Vもしく5Vとの電圧が検出される
ことにより装着検出回路9(電圧検出器9b、電圧検出
器9c)からの信号がONとなった場合にONとなるよ
うになっている。
【0062】上記スイッチ10bは、信号線22により
電圧検出器11に接続されており、電圧検出器11から
の信号がONとなった場合に、すなわち電池5の正常な
電圧を検知した場合にONとなるようになっている。上
記スイッチ10Cは、信号線21によりCPU3に接続
されており、CPU3から制御信号がONとなった場合
にONとなるようになっている。
【0063】なお、各スイッチ10a、10b、10c
は外部からの信号により作動するものであれば良く、例
えば、FET(field-effect transistor)や他のトラ
ンジスタ等により構成されている。また、電池を充電す
るための充電回路を設ける場合には、スイッチ回路10
を迂回して充電回路に電力を供給する必要がある。
【0064】上記電圧検出器11は、ハンディターミナ
ル1の電池5に接続された端子間の電圧を検出するもの
であり、かつ、信号線22及び信号線23を介してそれ
ぞれCPU3及びスイッチ回路10のスイッチ10bに
接続されて、上記端子間の電圧が所定レベル以上の場合
にONの信号を出力するようになっている。
【0065】従って、電池5が正常に装着され、かつ、
電池5の電圧が正常な場合に、CPU3及びスイッチ回
路10のスイッチ10bにONの信号が出力され、CP
U3において電池5が正常であることを確認できるとと
もに、スイッチ10bがONとなり他のスイッチ10
a、10cがONならば、i/oBOX2側からハンデ
ィターミナル1側への電力供給が可能な状態となるよう
になっている。
【0066】また、電池5が正常に装着されていない
か、もしくは電池5が消耗し、その電圧が低下している
場合には、CPU3及びスイッチ回路10のスイッチ1
0bへの信号がOFFとなるようになっている。従っ
て、未だCPU3に電力が供給されている状態ならば、
CPU3において電池5の電圧の低下を判断して、警告
を出力することができるようになっている。
【0067】また、スイッチ回路10においてスイッチ
10bがOFFの状態になり、i/oBOX2側からハ
ンディターミナル1側への電力の供給が遮断された状態
となるようになっている。
【0068】すなわち、ハンディーターミナル1におい
て電池5による電力の供給が望めない状態で、ハンディ
ターミナル1をi/oBOX2に接続してi/oBOX
2から電力の供給を受けることができないようになって
おり、電池5による電力の供給が望めない状態で、i/
oBOX2から電力の供給を受けている際に、ハンディ
ターミナル1をi/oBOX2から外すことにより、ハ
ンディターミナル1において急激な電圧の降下によりデ
ータが破壊されるのを防止している。
【0069】次に、上述のような複数のi/oBOX2
とハンディターミナル1とからなる携帯情報機器システ
ムにおける装着検出及び装着時のi/oBOX2のタイ
プの認識とそれにともなうアプリケーションの選択及び
起動について、図6のフローチャートを参照して説明す
る。この実施例においては、図2に示すように三タイプ
のi/oBOX2が設置されている。
【0070】そして、上述のようにこの実施例におい
て、[A]タイプのi/oBOX2は、電話回線に接続
されモデムとして機能するとともに、図2(A)に示す
ようにハンディターミナル1側の電力供給の電圧が0V
とされ、ハンディターミナル1の電力接続端子8、8間
を短絡するようになっている。
【0071】また、[B]タイプのi/oBOX2は、
コンピュータに直接接続され、かつ、該コンピュータと
の通信用のインターフェース装置として機能するととも
に、図2(B)に示すようにハンディターミナル1側に
3Vの電力を供給するようになっている。また、[C]
タイプのi/oBOX2は、プリンタに接続され、か
つ、プリンタとのインターフェース装置として機能する
とともに、図2(C)に示すようにハンディターミナル
1側に5Vとの電力を供給するようになっている。
【0072】そして、ハンディターミナル1において、
電話回線を用いたデータの入出力、直接コンピュータに
接続してのデータの入出力、プリンタへのデータの出力
等を行う場合には、ハンディターミナル1を目的に応じ
たタイプのi/oBOX2に装着する。
【0073】この際には、ハンディーターミナル1の電
力用接続端子8、8とi/oBOX2の電力用接続端子
8、8とが接触し、それに伴い電力用接続端子8、8間
の電圧の検出が行われる(ステップS1)。
【0074】すなわち、装着検出回路9の短絡検出器9
a、電圧検出器9b、電圧検出器9cにおいては、ハン
ディターミナル1がi/oBOX2に装着されていない
状態では、ハンディーターミナル1の電力用接続端子
8、8間の短絡及び電圧の印加が行われていないので、
図7(A)、(B)、(C)に示すように、短絡検出器
9a、電圧検出器9b、電圧検出器9cから信号線19
a、19b、19cを介したCPU3への信号はOFF
となっている。
【0075】なお、電圧検出器9b、9cからの信号が
OFFの場合には、これら電圧検出器9b、9cに信号
線20b,20cで接続されたスイッチ回路10のスイ
ッチ10aもOFFとなっており、電源経路8aが遮断
された状態なので、電力用接続端子8、8間に短絡が生
じていない状態で、短絡検出器9aがONの信号を出力
することはない。
【0076】そして、ハンディターミナル1がi/oB
OX2に装着された段階で、i/oBOXがもし[A]
タイプであれば、i/oBOX2の短絡させられた電力
用接続端子15、15にハンディターミナル1の電力用
接続端子8、8が接触することにより、電力用接続端子
8、8が短絡させられ、図7(A)に示すように、この
短絡を短絡検出器9aが検出してCPU3にONの信号
を出力することになる。
【0077】これによりCPU3は、i/oBOX2へ
の装着を認識するとともに、短絡検出器9aからの信号
がONとなったことにより、[A]タイプのi/oBO
X2へ装着されたことを認識する。
【0078】また、ハンディターミナル1がi/oBO
X2に装着された段階で、i/oBOXがもし[B]タ
イプであれば、図7(B)に示すように、i/oBOX
2の3Vの電圧が印加された電力用接続端子15、15
にハンディターミナル1の電力用接続端子8、8が接触
することにより、電力用接続端子8、8間に3Vの電圧
が印加され、この3Vの電圧を電圧検出器9bが検出し
てCPU3にONの信号を出力することになる。これに
よりCPU3は、i/oBOX2への装着を認識すると
ともに、電圧検出器9bからの信号がONとなったこと
により、[B]タイプのi/oBOX2へ装着されたこ
とを認識する。
【0079】また、ハンディターミナル1がi/oBO
X2に装着された段階で、i/oBOXがもし[C]タ
イプであれば、図7(C)に示すように、i/oBOX
2の5Vの電圧が印加された電力用接続端子15、15
にハンディターミナル1の電力用接続端子8、8が接触
することにより、電力用接続端子8、8間に5Vの電圧
が印加され、この5Vの電圧を電圧検出器9bが検出し
てCPU3にONの信号を出力することになる。これに
よりCPU3は、i/oBOX2への装着を検出すると
ともに、電圧検出器9cからの信号がONとなったこと
により、[C]タイプのi/oBOX2へ装着されたこ
とを認識する。
【0080】以上のように電圧検出が行われることによ
り、ハンディターミナル1のi/oBOX2への装着が
検出されるとともに、どの検出器からの信号がONとな
ったかにより検出された電圧レベルが認識される。な
お、短絡検出器9aの信号がONとなった場合には、電
圧レベルは0Vである。
【0081】そして、検出された電圧レベル、すなわ
ち、どの検出器からの信号がONとなったかにより、処
理が分岐される(ステップS2)。そして、電圧レベル
が0Vの場合、すなわち、短絡検出器9aからの信号が
ONとなった場合には、上述のようにモデムとしての機
能を有する[A]タイプのi/oBOX2が装着された
状態なので、CPU3は、[A]タイプのi/oBOX
2に応じた電話回線を用いる通信用アプリケーションを
選択して起動させる(ステップS3)。
【0082】また、電圧レベルが3Vの場合、すなわ
ち、電圧検出器9bからの信号がONとなった場合に
は、上述のようにコンピュータとのインタフェース装置
としての機能を有する[B]タイプのi/oBOX2が
装着された状態なので、CPU3は、[B]タイプのi
/oBOX2に応じたコンピュータとの通信用アプリケ
ーションを選択して起動させる(ステップS4)。
【0083】また、電圧レベルが5Vの場合、すなわ
ち、電圧検出器9cからの信号がONとなった場合に
は、上述のようにプリンタとのインタフェース装置とし
ての機能を有する[C]タイプのi/oBOX2が装着
された状態なので、CPU3は、[C]タイプのi/o
BOX2に応じたコンピュータとの通信用アプリケーシ
ョンを選択して起動させる(ステップS5)。そして、
i/oBOX2のタイプに応じたアプリケーションを起
動させた段階で、装着検出及び装着時のi/oBOX2
のタイプの認識とそれにともなうアプリケーションの選
択及び起動の処理を終了する。
【0084】また、i/oBOX2を介したデータの入
出力の処理が定型化されたものであれば、上述のように
i/oBOX2のタイプに応じたアプリケーションを起
動した後に、周知のマクロ機能等により、自動的にデー
タの入出力処理を行うこともできる。
【0085】次に、上記スイッチ回路10におけるi/
oBOX2からハンディターミナル1への電力供給の許
可処理について図5及び図8を参照して説明する。図8
は、スイッチ回路10の動作論理図である。上述のよう
にスイッチ回路10は、装着検出回路9の電圧検出器9
b、9cからのi/oBOX2による電圧の印加を示す
信号がONとなった場合、すなわちi/oBOX2
([B]タイプもしくは[C]タイプ)への装着が検出
された場合にスイッチ10aがONとなる。
【0086】また、電圧検出器11からの電池5による
所定レベル以上の電圧の検出を示す信号がONとなった
場合、すなわち、残り容量の有る電池5の正常な装着が
検出された場合にスイッチ10bがONとなる。また、
CPU3からの制御信号がONとなった場合にスイッチ
10cがONとなるようになっており、これらの三つの
条件が揃った場合にだけ、スイッチ回路10がONとな
り、i/oBOX2からの電源出力がハンディターミナ
ル1へ供給される状態となる。
【0087】また、どれか一つでも条件が満たされない
場合には、i/oBOX2からハンディターミナル1へ
の電源出力がカットされる。すなわち、図8に示すよう
に、装着検出回路9における装着検出、電圧検出器11
における電池正常装着、CPU3の制御信号ONの三つ
の条件が揃った場合に、i/oBOX2からハンディタ
ーミナル1への電力の供給が許可され、装着検出回路9
における装着非検出、電圧検出器11における電池異
常、CPU3の制御信号OFFのどれか一つが発生すれ
ば、i/oBOX2からハンディターミナル1への電力
の供給がカットされる。
【0088】そして、上述のようにスイッチ回路10が
制御されることにより、装着検出回路9において3Vも
しくは5Vの電圧が検出されない場合、電圧検出器11
により電池の正常な電圧が検出されない場合、CPU3
が電力供給を許可しない場合には、i/oBOX2から
ハンディターミナル1に電力が供給されないことにな
る。
【0089】以上のように、この実施異例の携帯情報機
器システムによれば、異なる機能を有する複数のi/o
BOX2が用意されたハンディターミナル1において、
上述のように電力用接続端子8、8間の短絡もしくは電
圧の検出によりハンディターミナル1のi/oBOX2
への装着を検出できるとともに、i/oBOX2のタイ
プを認識できるので、機械的スイッチやフォトインタラ
プタを用いた場合より、簡単な構成で振動や衝撃に影響
されにくいシステムを構築することができる。
【0090】また、上述のように短絡検出もしくは電圧
レベルの検出により、ハンディターミナル1をi/oB
OX2に装着した際に、i/oBOX2のタイプを認識
できるとともに、i/oBOX2のタイプに応じたアプ
リケーションを選択して起動できるので、オペレータが
ハンディターミナル1をi/oBOX2に装着した後
に、i/oBOX2のタイプに応じた目的とするアプリ
ケーションを選択するとともに起動させる必要がないの
で、ハンディターミナル1をi/oBOX2に装着した
後にそのままデータの入出力処理を行うことができる。
従って、ハンディターミナル1の他の情報機器とのデー
タの入出力において、ハンディターミナル1の操作性を
大幅に向上することができる。
【0091】また、上述のように定型化されたデータの
入出力処理においては、アプリケーションが起動した後
の処理も容易に自動化することができる。すなわち、オ
ペレータが単にハンディターミナル1をi/oBOX2
に装着するだけで、データの入出力を自動的に行うこと
ができるようになり、定型化されたデータの入出力処理
においてオペレータの操作を大幅に省力化することがで
きる。
【0092】また、上記スイッチ回路10においては、
電力用接続端子8、8から3Vもしくは5V以外の電圧
が印加された場合に、ハンディターミナル1が損傷を受
けるのを防止できるとともに、電池5の電圧が低下した
状態では、i/oBOX2からハンディターミナル1に
電力を供給できないようにすることで、電池5の電圧が
低下した状態でi/oBOX2からハンディターミナル
1に電力を供給させている際に、ハンディターミナル1
をi/oBOX2から外すことにより、ハンディターミ
ナル1側で電圧が急激に低下してデータ破壊が発生する
のを防止することができる。
【0093】また、CPU3側からの制御によりスイッ
チ回路10をOFFにできるので、i/oBOX2に装
着された状態で、電力の供給をカットし、i/oBOX
2からの影響を受けずに電池5の電圧の検出を行うこと
ができる。なお、上記実施例において、装着検出回路9
に二つの電圧検出器9b、9cが用いられたが、一つの
電圧検出器により、電圧レベルを測定し、電圧レベルを
示す信号をCPU3に出力することにより、CPU3に
おいて電圧レベルの違いにより処理を分岐するものとし
ても良い。
【0094】また、上記実施例においては、0V(短
絡)、3Vと、5Vとの三つの電圧レベルにより三種類
のi/oBOX2を認識するものとしたが、電圧レベル
を異なる二つのものとしたり、四つ以上のものとしたり
するとともに、i/oBOX2の種類を二つとしたり、
四つ以上としたりしても良い。
【0095】
【発明の効果】上記請求項1記載の携帯型情報機器シス
テム及び請求項4記載の携帯型情報機器によれば、イン
タフェース装置から携帯型情報機器に供給される電力の
電圧レベルにより、携帯型情報機器に接続されたインタ
フェース装置の種類を自動的に認識することができると
ともに、認識されたインタフェース装置の種類に対応す
るアプリケーションを起動することができるので、オペ
レータが携帯型情報機器を目的とするインタフェース装
置に接続した後に、目的に応じたアプリケーションを選
択して起動する手間を省くことができる。
【0096】また、上記請求項2記載の携帯型情報機器
システム及び請求項5記載の携帯型情報機器によれば、
インタフェース装置に短絡手段を供え、携帯型情報機器
に短絡検出手段を備えることにより、携帯型情報機器に
電源出力を行わないインタフェース装置においても、他
の異なる電圧レベルの電源出力を行うインタフェース装
置と同様に、携帯型情報機器において、インタフェース
装置への装着の認識と、インタフェース装置の種類の認
識との両方を行うことが可能となる。
【0097】上記請求項3記載の携帯型情報機器システ
ム及び請求項6記載の携帯型情報機器によれば、携帯型
情報機器の電池の電圧が低下した場合及び電池が正しく
装着されていない場合に、インタフェース装置から電源
の供給を受けて携帯型情報機器を作動させることができ
ないので、上述のような場合に携帯型情報機器をインタ
フェース装置に接続し、インタフェース装置から電源を
供給された状態で、インタフェース装置から携帯型情報
機器を取り外すことにより、携帯情報機器において急激
な電圧の降下を招き、携帯型情報機器のデータが破壊さ
れるのを完全に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施例の携帯情報機器シス
テムのハンディターミナル及びi/oBOXの基本構成
を示すブロック図である。
【図2】上記実施例のi/oBOXの種類を説明するた
めの図面である。
【図3】上記実施例の他のi/oBOXを説明するため
のブロック図である。
【図4】上記実施例のハンディターミナル1の装着検出
回路及びi/oBOXの安定化回路を説明するためのブ
ロック図である。
【図5】上記実施例のハンディターミナルのスイッチ回
路を説明するための図面である。
【図6】上記実施例の携帯情報機器システムにおけるア
プリケーションの選択及び起動処理を説明するためのフ
ローチャートである。
【図7】上記実施例の装着検出回路における電圧もしく
は短絡の検出を説明するためのタイムチャートである。
【図8】上記実施例のスイッチ回路の動作を説明するた
めの動作論理図である。
【符号の説明】
1 ハンディターミナル(携帯情報機器) 2 i/oBOX(インタフェース装置) 3 CPU(アプリケーション起動手段) 5 電池 8a 電源経路 9 装着検出回路(電圧検出手段) 9a 短絡検出器(短絡検出手段) 9b 電圧検出器(電圧検出手段) 9c 電圧検出器(電圧検出手段) 10 スイッチ回路(切断手段) 10b スイッチ(切断手段) 11 電圧検出器(電池電圧検出手段) 15b 導体(短絡手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 1/16 G06F 1/26 G06F 1/28 G06F 13/10 310 G06F 13/14 330 G06F 17/40 340

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】携帯型情報機器と、該携帯型情報機器に接
    続されて、該携帯型情報機器を他の情報機器に接続する
    複数種類のインタフェース装置とからなる携帯型情報機
    器システムであって、 上記インタフェース装置は、上記携帯型情報機器が接続
    された状態で上記インタフェース装置の種類毎に異なる
    電圧レベルで上記携帯型情報機器に電源出力を行う電源
    出力手段を有し、 上記携帯型情報機器は、接続された上記インタフェース
    装置からの電源出力の電圧レベルを検出する電圧検出手
    段と、 上記電圧検出手段により検出された電圧レベルに基づい
    て上記インタフェース装置の種類を認識し、かつ、認識
    された上記インタフェース装置の種類に応じたアプリケ
    ーションを選択して起動するアプリケーション起動手段
    と、 を具備してなることを特徴とする携帯型情報機器システ
    ム。
  2. 【請求項2】上記インタフェース装置は、上記携帯型情
    報機器の電源経路を短絡させる短絡手段を有し、上記携
    帯型情報機器は、上記電源経路の短絡を検出する短絡検
    出手段を有し、上記アプリケーション起動手段は、上記
    短絡検出手段により上記電源経路の短絡が検出された場
    合は当該インタフェース装置に応じたアプリケーション
    を選択して起動することを特徴とする請求項1記載の携
    帯型情報機器システム。
  3. 【請求項3】上記携帯型情報機器は、該携帯型情報機器
    の各部に電力を供給する電池の電圧を検出する電池電圧
    検出手段と、上記電池電圧検出手段により所定電圧レベ
    ル以上の電圧が検出されなかった場合に、上記インタフ
    ェース装置からの電源出力を受ける上記電源経路を切断
    する切断手段とを有することを特徴とする請求項1また
    は2記載の携帯型情報機器システム。
  4. 【請求項4】携帯型情報機器と、該携帯型情報機器に接
    続されて、該携帯型情報機器を他の情報機器に接続する
    複数種類のインタフェース装置とからなる携帯型情報機
    器システムにおいて、上記インタフェース装置は、上記
    携帯型情報機器が接続された状態で上記インタフェース
    装置の種類毎に異なる電圧レベルで上記携帯型情報機器
    に電源出力を行う電源出力手段を有する携帯型情報機器
    システムにおける携帯型情報機器であって、 接続された上記インタフェース装置からの電源出力の電
    圧レベルを検出する電圧検出手段と、 上記電圧検出手段により検出された電圧レベルに基づい
    て上記インタフェース装置の種類を認識し、かつ、認識
    された上記インタフェース装置の種類に応じたアプリケ
    ーションを選択して起動するアプリケーション起動手段
    と、 を具備してなることを特徴とする携帯型情報機器。
  5. 【請求項5】上記携帯型情報機器システムにおけるイン
    タフェース装置は、上記携帯情報機器の電源経路を短絡
    させる短絡手段を有し、上記電源経路の短絡を検出する
    短絡検出手段を更に具備し、上記アプリケーション起動
    手段は、上記短絡検出手段により上記電源経路の短絡が
    検出された場合は当該インタフェース装置に応じたアプ
    リケーションを選択して起動することを特徴とする請求
    項4記載の携帯型情報機器。
  6. 【請求項6】機器内の各部に電力を供給する電池の電圧
    を検出する電池電圧検出手段と、上記電池電圧検出手段
    により所定電圧レベル以上の電圧が検出されなかった場
    合に、上記インタフェース装置からの電源出力を受ける
    上記電源経路を切断する切断手段と、を更に具備してな
    ることを特徴とする請求項4または5記載の携帯型情報
    機器。
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