JP3458247B2 - 多ブレード傾斜ボーリング・ヘッド - Google Patents

多ブレード傾斜ボーリング・ヘッド

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JP3458247B2 JP13386194A JP13386194A JP3458247B2 JP 3458247 B2 JP3458247 B2 JP 3458247B2 JP 13386194 A JP13386194 A JP 13386194A JP 13386194 A JP13386194 A JP 13386194A JP 3458247 B2 JP3458247 B2 JP 3458247B2
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    • E21B7/065Deflecting the direction of boreholes using oriented fluid jets

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、道路又はその他の障害
物の下側に実質的に水平のせん孔(borehole)
をあける(drilling)操縦可能な流体援助機械
的ボーリング・ヘッド(steerable flui
d assisted mechanical bor
ing head)に関する。
【0002】
【関連出願の参照】本出願は1992年3月25日付米
国特許願第857,167号明細書のC1P出願であ
る。
【0003】
【発明の背景】道路又はその他の障害物の下側に水平の
せん孔をあける操縦可能なビット又はヘッドを備えたボ
ーリング機械を使うことは従来からよく知られている。
このようなせん孔を設ける方法は一般に、開いたみぞを
必要としないから「トレンチレス」掘削(trench
less digging)と呼ばれる。このようなボ
ーリング装置の作業に対する解決のかぎは、有効なかじ
取りできるボーリング・ビット又はヘッドを備えること
である。ビットが操縦可能であれば、作業者は、せん孔
が所望の径路からそれ始め、又作業者が地下の障害物の
まわりで操縦できるようにする場合に適正な径路に沿い
せん孔の向きを変えることができる。
【0004】このような操縦可能な構造すなわちステア
リング構造を持つ多くのドリル・ビットが作られてい
る。しかし一層良好傾斜掘り制御(direction
alcontrol)を行ない種種の土壌条件で有効に
作用し、切削作用を向上させるボーリング・ビットを開
発することは、絶えず必要とされている。
【0005】
【発明の概要】本発明の1態様によれば、多ブレード傾
斜ボーリング・ヘッド(directional mu
lti−blade boring head)は、ボ
ーリング機械に使うものである。ボーリング機械は、ド
リル・ストリングを軸線方向に前進させ地下の回転軸線
のまわりに回転することができる。ドリル・ストリング
は多ブレード傾斜ボーリング・ヘッドに終っている。
【0006】多ブレード傾斜ボーリング・ヘッドは、中
心回転軸線を持つ本体と、この本体に取付けたブレード
・アセンブリとを備えている。ブレード・アセンブリ
は、本体の中心回転軸線に対し或る斜角をなして延びる
そらせ面を形成する第1のブレードを備えている。この
ブレード・アセンブリはさらに、本体の中心回転軸線に
対し或る斜角をなすそらせ面を形成する第2のブレード
を備えている。第1及び第2のブレードは、相互に或る
角度をなして延びている。ブレード・アセンブリから第
1及び第2のブレードの各そらせ面間に少なくとも1つ
の中間ブレードが延びている。第1及び第2のブレード
の各そらせ面は、ボーリング機械がドリル・ストリング
を回転しないで前進させる際に、多ブレード傾斜ボーリ
ング・ヘッドをそらせる。ボーリング機械がドリル・ス
トリングを同時に軸線方向に前進させ回転するときは、
多ブレード傾斜ボーリング・ヘッドは比較的まっすぐな
せん孔をあける。
【0007】本発明の他の態様によれば、多ブレード傾
斜ボーリング・ヘッドは、第1の1枚の中間ブレードを
持ち、従ってこの多ブレード傾斜ボーリング・ヘッドは
全部で3枚のブレードを持つ。本発明の別の態様によれ
ば多ブレード傾斜ボーリング・ヘッドは2枚の中間ブレ
ードを持ち、従ってこの多ブレード傾斜ボーリング・ヘ
ッドは全部で4枚のプレードを持つ。
【0008】
【実施例】添付図面のうち先ず図1には本発明装置を使
用する環境を例示してある。ボーリング機械10は、地
表面12に乗せ道路16のような地上の障害物の下方に
せん孔14を形成する状態で示してある。図1に示すよ
うに広範囲にわたるボーリング機械10を使用すること
によりせん孔の方向は、このせん孔が道路16の下方を
通る際に変えることができる。これは、水平ボーリング
機械を入れる深いみぞを初めに掘削しないで又せん孔を
受入れようとする障害物の反対側に深いみぞを掘削しな
くても、障害物の下方にせん孔14を形成するのに、水
平方向ボーリング機械10を利用する方式を示す。せん
孔を形成する方法とこれに使う機械とは、地表面12か
らせん孔する孔を示して述べるが、所望により浅いみぞ
内にボーリング機械10を使うことができるのは明らか
である。しかし本発明の方法及び機械をせん孔処理中に
せん孔方向を変えることのできる孔をせん孔する場合に
ついて主として述べることにする。これ等の方法は他の
形式のボーリング機械にも適用することができる。
【0009】通常はドリル・ストリング44は、地中に
せん孔を形成するようにボーリング機械10により同時
に回転し前進させられる。図2の管42を同時に回転し
軸線方向に前進させるせん孔作業は、せん孔の方向の変
更が望ましくなるまで継続する。この変更は典型的に
は、せん孔が所望の深さに近くなるとき又せん孔を或る
距離だけほぼ水平方向に動かそうとするときに行われ
る。せん孔の方向を変えるには以下の順序で行う。 1.ドリル・ストリング44の回転を止める。 2.ドリル・ストリング44の回転位置を、ダウンホー
ル(downhole)工具58,158又は358の
ブレード・アセンブリ72,172,172′,27
2,372,472,572,672又は772がドリ
ル・ストリングの縦方向軸線に対して所望のせん孔の新
たな方向に向かい鋭角をなして傾くように向きを定め
る。 3.ドリル・ストリングは、回転しないで軸線方向に前
進させダウンホール工具58,158又は358を短い
距離だけ軸線方向に前進させ、このブレード・アセンブ
リがダウンホール工具を地中で新たな所望の方向に向か
い動かす。 4.ドリル・ストリングの同時の回転及び軸線方向の前
進を短い距離にわたりふたたび生じさせる。 5.引続いて、せん孔の方向が所望の新たな方向になる
まで工程1、2、3、4を繰返す。
【0010】次いでダウンホール工具58,158又は
358は、方向を変えることがふたたび望ましくなるま
で軸線方向に前進させ同時に回転させる。この変更は典
型的には、下側で行われている障害物の反対側に隣接す
る点にせん孔が達したときに行われる。せん孔を形成す
る際のこの段階では、せん孔が障害物の反対側で地表面
に出るようにせん孔の方向を上向きに傾けることが望ま
しい。
【0011】せん孔の方向をふたたび変えるには同じ順
序を反復する。すなわちドリル・ストリング44の回転
を止め、ドリル・ストリングの向きをダウンホール工具
ブレード・アセンブリが新たな所望の方向(すなわちこ
の例では上向き)に傾斜するように補正し、ドリル・ス
トリングを回転しないで短い距離だけ軸線方向に前進さ
せ、次いで新たなせん孔方向が得られるまでこの順序を
繰返す。新たな方向が得られた後、せん孔が完了するま
でドリルストリングを同時に回転し前進させることによ
りせん孔をあける。
【0012】図2及び3にはボーリング機械のさらに詳
細な構成を例示してある。とくに本発明の方法を実施す
るのに利用するボーリング機械10は、前端部18A及
び後端部18Bを持ち地表面に支持できるフレーム18
を備えている。図2及び3のフレーム18と図15Aな
いし15Cのフレーム118とは、坑を掘る必要をなく
す表面開始位置から作動するのがよい。図4、5、15
Aに明らかなように互いに平行に間隔を置いたみぞ形鋼
20,20又はみぞ形鋼120,122により直線通路
を設けるのがよい。
【0013】図2、3、4の回転機械24はフレームに
移動径路内に支える。なお具体的には回転機械24は、
みぞ形鋼20,22内に受入れた図4の車輪26に支え
てある。
【0014】ドリル・ストリング44は、それぞれ一端
部におねじ又は他端部にめねじ穴を持つ複数のドリル管
42を備えている。図2及び3に示すようにドリル・ス
トリング44の後端部は回転機械24に取付けることが
できる。ドリル・ストリング44は又図9及び16に示
すようにアダプタ230及びセイバ・サブ(Saver
sub)を備えている。ねじキャップ234,236
は、ドリル管を保護するのに使われドリル・ストリング
への挿入に先だってはずす。
【0015】回転機械24は図2及び4のホース28,
30を通る流体圧力のようなエネルギーを供給される。
この流体エネルギーは、なるべくは地表面にせん孔機械
に隣接して位置させたエンジン駆動トレーラ取付けの流
体圧ポンプ(図示してない)により供給することができ
る。流体圧エネルギーの使用は例示しただけである。或
る回転機械24又は駆動装置は、電気エネルギー、エン
ジン又は類似物により作動することができる。しかしト
レーラ取付けエンジン駆動ポンプにより供給するエネル
ギーの使用は、流体圧作動システムの耐久性及び信頼性
によって好適である。図2及び4の3本目のホース32
は後述の目的で流体を供給するのに使う。
【0016】図2の制御レバー34によって流体圧エネ
ルギーは、図4及び5のみぞ形鋼20,22又は図15
Aのみぞ形鋼120,122により形成した通路内で回
転機械24を直線移動させ、これと同時にドリル管を軸
線方向に回転させるように制御することができる。回転
機械24の直線に沿う前進又は後退は、一端部をフレー
ム前端部18A又は118Aに他端部をフレーム後端部
18B又は118Bに取付けた、図2のチェーン36又
は図15Aのチェーン136によって行われる。チェー
ン36ははめば歯車38に掛けてある。はめば歯車38
の回転は、制御レバー34の1つにより制御され流体圧
パワーを流体圧原動機(図示してない)に送る。この流
体圧原動機は、はめば歯車38を前進方向に回転し又は
はめば歯車38を静止位置に保持する。
【0017】図2及び3に示すように回転機械24の後
端部から駆動軸40が延びている。駆動軸40は、ドリ
ル管42のおねじ又はめねじ付きの端部を受入れる手段
を持つ。ドリルストリングの上端部60又はアップホー
ル(uphole)端部は軸40(図2)にすなわち回
転機械24に取付けてある。Loctite(商標名)
RC/680のようなねじ保持化合物により軸40に取
付けたセイバ・サブ(saver sub)232は、
軸40のねじの交換できる保護具(セイバ)である。
【0018】複数のドリル管42を使う。各ドリル管4
2を互いに組合せると、これ等は図1に示すようにドリ
ル・ストリング44を形成する。各ドリル管42は、5
ft、10ft、12ft及び又は20ftのような特
定寸法のドリル・フレーム18又は118に適合する寸
法を持ち、逐次に接合すると掘ろうとする穴の長さによ
り定まる長さのドリル・ストリングを形成することがで
きる。好適とする実施例は一般に多くの土壌条件で40
0ft以上の距離に延ばすことができる。
【0019】図2及び5に示すようにこのフレームの隣
接前端部18Aはドリル管支持体46である。ドリル管
支持体46は、みぞ形鋼20,22により形成した案内
路に平行な直線内にドリル管42を保持する。ドリル管
支持体46は後述の目的を持つのぞき穴48を備える。
【0020】フレーム18又はフレーム118の前端部
及び後端部に隣接して、地表面12に対するフレームの
高さを調整するジャッキ50又はジャッキ150を位置
させてある。さらにこのフレームの前端部18Aには、
この前端部に滑動できるように受入れる互いに対向する
くい52,54を設けてある。各くい52,54は地表
面で駆動されこの機械をせん孔作業中に固定する。
【0021】又図15Aには、フレーム118の後端部
又は後部横部材118Bをみぞ形鋼120,122に取
付けるようにフランジ止めボルト117及びフランジ止
めナット119を例示してある。又図15Cに示すよう
にねじ113(ナット111により後端部118Bに取
付けてある)は連結リンク137を介しチェーン136
に調整できるようにはめてある。さらに図15Bに示す
ようにチェーン136の反対側端部は又第2の連結リン
ク137を介しフレーム118の前端部118Aにはま
る。
【0022】ドリル・ストリング44のダウンホール端
部56には、ビットすなわちダウンホール工具58を固
定してある。ドリル・ビット又はダウンホール工具は図
6、7、8に明示してある。
【0023】ドリル・ビット又はダウンホール工具は、
後端部分64及び前端部分66を持つ本体部分62を備
えている。ドリル・ビット本体62の後端部分64は、
ドリル・ストリング前端部56のおねじ70を受入れる
めねじ付き凹入部68を備えている。
【0024】ブレード又はブレード・アセンブリ72,
172,172′272,272′,372,472,
572,672及び772はドリル・ビット又はダウン
ホール工具本体62,162又は362に固定してあ
る。ブレード・アセンブリ72,172,172′27
2,272′,372,472,572,672及び7
72の平面はビットのめねじ付き凹入部68の軸線X−
Xに鋭角を挟んで傾けてある。軸線X−Xは又ドリル・
ストリング44又は最前部ドリル管42の縦方向軸線で
ある。すなわち軸線X−Xはダウンホール工具にその後
すぐに隣接するドリル・ストリングの部分の軸線であ
る。
【0025】各ブレード・アセンブリはそれぞれ外部前
端部72A,172A,272A,372A,472
A,572A,672A及び772Aを鋭くするのがよ
い。回転すると、これ等のブレード・アセンブリは円形
パターンを切削し図6、23に例示したようにせん孔1
4の端部4に壁6又は壁6′を形成する。
【0026】本体62,162,362はジェットすな
わちノズル76に連結する貫通流体通路78を保つ。流
体通路78は管状のドリル・ストリング44の内部に連
結してある。図2について前記したようにホース32は
ボーリング機械24に圧力流体を運ぶ手段を形成する。
この流体はドリル管42の内部にこれにより全ドリル・
ストリング44に従って本体62,162,362の内
部に送る。流体は工具本体62,162,362からジ
ェットすなわちノズル76を経て放出されせん孔作用を
助ける。すなわち流体通路は、ジェット76から放出さ
れブレードアセンブリ72,172,172′272,
272′,372,472,572,672又は772
を冷却し又潤滑しブレードが削りくずのステリを生成す
ることにより地中にせん孔する際にブレードにより生成
する削りくずを洗い流す。
【0027】ジェット76はこの場合互いに異なる土壌
条件に対し作られた複数の流体ジェットの任意のもので
よい。たとえば軟かい汚泥又は硬い汚泥用のジェットを
使い次いでこのジェットを砂用の別のジェットと交換す
ることができる。又流量を変えるように各ジェットを交
換することができる。
【0028】図6及び7に明らかようにブレード・アセ
ンブリ72は、実質的に平らな外面を持つ。
【0029】好適とするダウンホール工具は迅速な向き
補正を行う能力を向上する。ダウンホール工具本体6
2,162,362は後端部64及び前端部66間にド
リル本体の前端部に向かいテーパを付けたテーパ部分を
備えている。又ドリル本体のこの表面は、ブレードを除
いて削りくずに触れない外面を持つ。
【0030】ダウンホール工具本体62は、必ずしも必
要ではないが、先狭まりの扁平な上面90及び扁平な下
面92により形成された実質的に三角形の横断面を持
つ。又はブレード・アセンブリ72は、ドリル・ビット
本体の扁平な下面に固定され本体62の前端部を越え鋭
角をなして軸線方向に延びている。この傾斜した延長部
分はドリル・ビット本体の先狭まりの上面90と協働し
て、流体ノズル26を位置させる逃がし空間8を形成す
る。使用時には逃がし空間8はせん孔内に迅速な向き決
めを容易にする空洞を形成する。すなわち図6の構造
は、せん孔14の前端部4の付近に軸線方向抵抗を低減
した逃がし区域又は空間8を形成する独特の有利な機能
を持つことにより、ダウンホール工具58が回転しない
で前向きに推力を受けるときは、せん孔を直線方向から
迅速に偏向させることのできるドリル本体のブレード・
アセンブリのこの鋭角とテーパ付き部分とを示す。
【0031】本発明は、ブレード・アセンブリ及び流体
ジェットすなわち流体ノズルを共に持つダウンホール工
具の改良された迅速向き補正で機能を生ずるものである
が、若干の条件のもとでは所望の有利な機能をなお得る
のに流体ジェットを備える必要はない。しかし好適な構
造は、実質的に扁平な外面とブレード・アセンブリ72
及びジェット76だけが突出する工具本体外面を形成す
る工具本体テーパ付き部分とを持つブレード・アセンブ
リ72である。
【0032】ドリル管の方向の変更が望ましいときは、
回転を止め、ドリル管を回転させないで軸線方向に前進
させる。しかし若干の土壌又は土地条件では、ドリル管
を回転させないで前進させることは極めてむずかしい。
ドリル・ビットの構造により生成した図6及び23に示
した逃がし空間8により、ドリル・ストリング44を回
転しないで前進させたときに少なくとも逃がし空間にわ
たって軸線方向抵抗を減らすことができる。軸線方向抵
抗を減らしたこの逃がし空間8は、急速な又は急激な向
き補正を行うのに必要なすべてである。しかし若干の土
壌又はせん孔条件では、図1に示すような湾曲径路又は
若干のその他の径路に沿いせん孔14の壁6を形成する
のに適正な向き補正ができるように回転及び押し作用の
サイクルを漸進的に反復する必要がある。すなわち本発
明により、公知の従来の装置では利用できない改良され
た迅速な向き補正ができる。
【0033】方位指向指示器は、ドリル・ストリングに
せん孔機械に隣接して取付けドリル・ビット本体の平面
の角度がつねに分かるようにすればよい。又図2及び4
には、ドリル・ストリング44の回転方位従ってドリル
・ビット又はダウンホール工具58の回転方位を指示す
るのに利用する装置を示してある。リング部材80はド
リル管42に滑動及び回転ができるように受入れる。こ
のリング部材には、取っ手84を持つ止めねじ82を受
入れるねじ穴を設けてある。止めねじ82をゆるめる
と、リング部材80はドリル管42に沿い滑動し、ドリ
ル管42に対して回転することができる。
【0034】リング部材80には指針86を持つブラケ
ット85を固定してある。指針86のほかにブラケット
85は気泡水準器88を取付けてある。
【0035】指針及び気泡水準器を持つリング部材80
の機能は、ドリル・ストリング44の既知の方位を保持
する手段を提供するものである。せん孔作業を始めよう
とするときは、ドリル管42の初めの長さ分を機能内に
入れ、ビット又は工具58をドリル管42に緊密に取付
ける。この接合部では工具は地面上にあり、作業者はブ
レード・アセンブリ72,172,172′272,2
72′,372,472,572,672又は772の
方位を容易に観察することができる。作業者は次いでリ
ング部材80を固定し、このリング部材がブレードに対
し正確な方位にあり、すなわち1例としてリング部材8
0を固定して指針86がブレードを整合した状態にして
指針86がまっすぐ上方を指し、ブレードの平面に直交
して形成した平面が上下方向になるようにする。リング
部材80がこのように整合すると、止めねじ82を取っ
手84により締付ける。次いでドリル管42を回転し水
平に前進させると、リング部材80は同じ軸線方向の回
転方位に留まり、ドリル・ストリングと共に回転する。
ドリル・ストリングを回転機械24の前進によりボーリ
ング機械フレームの前端部18Aに向かい前進させる
と、リング部材80が回転機械24と共に移動する。ボ
ーリング機械が前進し、軸40がフレーム前端部に隣接
すると、せん孔作業を止め新たな長さのドリル管42を
挿入しなければならない。せん孔作業を止めると、ドリ
ル・ストリング44はドリル管支持体46に固定した指
針48に整合する指針86に整合させることができる。
リング部材80又はカラーは次いで取りはずしてドリル
・ストリングにねじを介し取付けた新たな長さのドリル
管42に挿入する。止めねじ88を締付けてブレードの
整合状態が作業者につねに知られるようにするごとに、
この手順を連続して反復する。
【0036】地中にせん孔45を形成するように、作業
者は、図2に示すようにドリル管及びドリルビットを取
付け、ドリル管の回転を始め、これと同時に制御レバー
34により回転機械24をフレーム18又は118の前
端部18A又は118Aに向かいフレームの移動径路内
で直線的に前進させる。回転し前進するドリルビット5
8は地中に入りせん孔を形成する。ビット58をその前
進する際に回転する間に、せん孔は、大体においてドリ
ル管の軸線に追従する。すなわちせん孔はその始めた方
向にまっすぐに進み続ける。
【0037】公道のような障害物の下側を進むようにせ
ん孔を地表面で始める本発明の最も一般的な応用例で
は、せん孔は先ず道路の下側に下方に延びなければなら
ない。せん孔が必要な深さに達すると、次いで作業者は
せん孔方向を変更して水平にせん孔しなければならな
い。このことは次のようにして行われる。方向を変更す
るときになると、作業者はせん孔を止め、ドリル・スト
リングをドリルビット・ブレード・アセンブリ72,1
72,172′272,272′,372,472,5
72,672又は772が所望の方向に向くようにドリ
ル・ストリングの向きを定める。図1に例示した場合に
は、せん孔は先ず、下向きに傾けないで水平になるよう
に方向を変える。このために作業者は、ドリル・ストリ
ング44でカラー指針86をまっすぐ上方にしてすなわ
ちブラケット84を上下方向位置にしてせん孔を止め
る。回転を止めドリル・ストリングの向きを適正に定め
ると、作業者は回転機械24をドリル管は回転しないで
前方に移動させる。ビットを1ft又は2ft(又は一
層短い場合はできるだけ遠く)押進めた後、作業者はド
リル・ビットの回転を始めドリル・ストリングを短い距
離だけ前進させ続ける。
【0038】短い距離の回転せん孔を行った後、この手
順を反復する。すなわちドリル・ストリングは、作業者
がブレードアセンブリ72,172,172′272,
272′,372,472,572,672又は772
の傾斜を知るように向きを変え、次いで工具を回転させ
ないで前記したように短い距離だけ前進させこの手順を
反復する。この手順は、せん孔の方向が所望の方向に変
るまで引続いて数回反復する。反対の向き補正は、径路
の行過ぎを防ぎ又は最小にするように所望の径路にビッ
トが到達する前進に行わなければならない。せん孔を水
平方向のような所望の方向に向きを定めた後、せん孔作
業は、ドリル・ストリング44を同時に回転し前進させ
ることにより継続し、たとえばせん孔を下側に位置させ
る障害物の末端の反対側にせん孔が達した後このせん孔
を地表面に向かい上向きに傾けるように、せん孔方向を
ふたたび変えるまで必要に応じ新たなドリル管42を加
える。このことは、前記したようにしてすなわちブレー
ド・アセンブリの向きが定まるようにドリル・ストリン
グ44の向きを定め、ドリル・ストリング44は回転さ
せないでダウンホール工具を前進させ、ドリル・ストリ
ング44を短い距離だけ回転しながら前進させ、ドリル
・ビット又は工具の向きを変え、回転しないで前進さ
せ、引続いて新たなせん孔方向が得られるまで前記の工
程を反復することによってできる。
【0039】経験のある作業者は、所望のせん孔方向を
得るのに通常必要な若干の順序をすぐに学ぶことができ
る。
【0040】すなわち本発明で得られるせん孔法は典型
的な水平ボーリング機械による方法とは全く異なること
が明らかである。水平ボーリング機械を位置させるみぞ
を障害物の互いに対向する側部に掘る必要はなくなる。
【0041】ボーリング・システム用の他の実施例を示
す図9ないし35の構造を以下に詳細に説明する。図9
ないし22にはドリル・ストリングアセンブリの第2の
実施例とダウンホール工具本体の第2の実施例とを示し
てある。図10ないし14のダウンホール工具本体16
2は、図1ないし8の実施例の本体62に比べて、ジェ
ットがドリル・ストリング557の縦方向軸線の中心線
に対しもはや鋭角を挟まなくてこの場合ブレード・アセ
ンブリを取りはずすことができる点が少なくとも異なっ
ている。この違いが両実施例間で識別されなくても、ボ
ーリング機械10を作動する前記した要素は後述の各実
施例で使うことができる。
【0042】図9ないし14及び図23ないし28の組
合せから明らかなようにダウンホール工具本体162,
362は、流体通路に固定され、ブレード・アセンブリ
の前端部72A,172A,272A,372A,47
2A,572A,672A及び772Aの後方に位置さ
せてある。ジェット76は、本体162,362の外面
の頂部190,390に又はこれに隣接してジェット受
入れ部分から突出することができる。ジェット76は又
工具本体のジェット受入れ部分内に凹入させることがで
きる。
【0043】本体162の上面190はドリル管の縦方
向軸線X−Xに対し20°を挟むのがよい。その他の形
式のノズル又はジェット・オリフィスも使うことができ
るのは明らかである。
【0044】本体162,362のジェット76はドリ
ル管42の縦方向軸線X−Xに実質的に平行な中心線Y
−Yを持つ。図28に最も明らかなように、ジェット7
6はドリル管42の縦方向軸線X−Xから横方向に変位
させ流体の流れがブレードの上方に放出されるようにす
るのがよい。又ノズル穴又はオリフィス77の寸法は、
ダウンホールに望ましいポンプ容量、流体粘度及び流量
割合のような要因により制御される。
【0045】ブレード・アセンブリ72,172,17
2′272,272′,372,472,572,67
2及び772は実質的に扁平な外面を備えている。ブレ
ード・アセンブリ172,172′272,272′,
372,472,572,672及び772はダウンホ
ール工具本体のテーパ付き部分に取りはずしできるよう
に取付けられブレード・アセンブリがドリル管の縦方向
軸線X−Xに鋭角を挟み又ブレード・アセンブリがダウ
ンホール工具本体162,362の前端部166,36
6を越て延びるようにしてある。取りはずしできるブレ
ード・アセンブリを備えることは、本体を交換しなくて
もブレードを交換できることを意味する。この場合操作
費用が実質的に低くなる。又複数のダウンホール工具を
調べなくても種種の種類の土壌に掘を設けないで取付け
るのに種種のカッタ・ブレード・アセンブリを使うこと
ができるから普遍性がある。
【0046】取りはずしできるブレード・アセンブリを
取付ける手段は、これ等のブレードの受ける応力が高い
のでとくに重要である。取りはずしできるブレード・ア
センブリを取付ける好適な方式は、工具本体の外面のブ
レード・アセンブリ受入れ面192,392に穴を設け
又ブレード・アセンブリに対応する穴を設けることであ
る。又各ブレード・アセンブリは、工具本体162,3
62の肩部付き区間169,369にすぐ隣接して配置
しこれに面一に取付けるのがよい。さらに肩部付き区間
169,369は軸線X−Xに直交する線に10°の角
度をなすのがよい。
【0047】本体162の穴は図11ないし14に要素
180ないし183として示され、又本体362の穴は
図23及び25に要素380ないし383として示して
ある。ブレード・アセンブリ172の穴は図17に要素
175及び177ないし179として示してある。ブレ
ード・アセンブリ272の穴は図19に要素275及び
277ないし279として示してある。又ブレード・ア
センブリ572の穴は図29に要素575及び577な
いし579として示され、ブレード・アセンブリ672
の穴は図32に要素675及び677ないし679とし
て示され、又ブレード・アセンブリ772の穴は図34
に要素775及び777ないし779として示してあ
る。図10に示すように各ブレード・アセンブリは、対
応する穴によりブレードの外面にほぼ面一に取付けた複
数本のボルト194によりダウンホール工具本体に取り
はずしできるように取付けてある。各ボルト194には
ロクタイトTM(LoctiteTM)[商標名]242の
ようなねじ保持剤を塗布しスパナ199により40ft
−lhのトルクを加えるのがよい。
【0048】種種の形式の取りはずしできるブレード・
アセンブリが好適である。図10、17及び18に好適
なブレード・アセンブリ172,172′で表わしたブ
レードの1例は、凝集性土壌と適当量の向き決め抵抗を
生ずる土壌とに対するものである。すなわちブレード・
アセンブリ172,172′は主として汚泥/粘土の条
件に対するものである。ブレード・アセンブリ172は
幅2 1/4in、長さ7in、厚さ1/2inが好適
であり又乾燥/硬質粘土に対し好適である。或はブレー
ド・アセンブリ172′はわずかに一層広く2 1/2
inの幅である。この一層広いブレード・アセンブリ1
72′は湿った又は柔らかい汚泥/粘土の条件のような
抵抗の比較的低い応用例に対し好適である。一層広いブ
レード・アセンブリは、ブレード・アセンブリの幅が広
いほど向き変え力がそれだけ強くなるから、これ等の比
較的柔らかい汚泥用に一層有利である。
【0049】図19ないし22のなお一層広い3inの
ブレード・アセンブリは砂の多い土壌と抵抗の低いその
他のゆるい土壌とに対し好適である。これ等の砂の多い
土壌では表面積の大きいブレード・アセンブリが望まし
い。付加的な幅により向き変え応答が向上する。
【0050】耐摩耗性材料は、付加的耐久性を得るため
にブレード・アセンブリの選定区域に加える。図17及
び18に示すようにブレード・アセンブリ172は、ブ
レードの前部部分173の下側に炭化物帯状体のような
耐摩耗性材料185を設けてある。ブレード・アセンブ
リ172は又、図17及び18に明らかなようにブレー
ドの下側後部部分に隣接して耐摩耗性材料186,18
7を設けてある。
【0051】或は図19及び20に示すようにブレード
の最前部部分とブレードの各縁部の下方とに溶接ビード
289(ブレードより一層硬い表面材料から成る)を設
けてもよい。基本的には全部のブレード・アセンブリが
図示のように3つの縁部に溶接ビード又は炭化物のよう
な硬い外装帯状体を設けるのがよい。しかし、炭化物帯
状体及び溶接ビードはブレード・アセンブリの面で混合
するのは望ましくない。しかし土壌が岩石を含んでいる
場合にはブレードに炭化物帯状体を使用するのがよい。
【0052】図21及び22の別の3inのブレード・
アセンブリ272′にはブレードの前部部分に硬い表面
材料に対し一層好適な場所が認められる。図21及び2
2に示すように、ブレードの前部部分は、ブレードの表
面の部分のくぼみ内に配置したブレードより一層硬い表
面材料(すなわち炭化物)から成る帯状体284,28
8を備えている。とくに帯状体288は、せん孔14の
端部壁4に向き合ったときにブレードの底部側又は外側
の右側部分に配置され、又せん孔14の端部壁4に向き
合ったときにブレードの頂部側又は内側の左側部分に配
置される。ブレード・アセンブリが時計回り(ボーリン
グの方向に見て)回転すると、図21及び22の硬い表
面材の好適とする場所は、ブレード・アセンブリの両前
方すみ部を保護するのに一層有効である。従って帯状体
は、工具本体を同時に回転し軸線方向に前進させるとき
に主として地面に接触するブレード・アセンブリの各表
面の部分に設ける。
【0053】くぼみとこれ等のくぼみ内の一層硬い表面
材料から成る帯状体とは図21に示すようにブレード・
アセンブリの中心線を横切るのがよい。ブレード・アセ
ンブリの中心線におけるこの二重の補強は、ブレード及
び炭化物帯状体(corbide strips)68
4,688が図32及び33のブレードに明らかなよう
にブレード・アセンブリ672の前方部分にスペード状
の輪郭を形成する場合にとくに有利である。
【0054】さらに図21及び22に示すようにブレー
ド・アセンブリ272は、このブレード・アセンブリの
後部部分に硬い表面材料286,287を備えている。
この耐摩耗性材料は、ブレードにろう付けするか又は溶
着するのがよい。
【0055】ダウンホール工具本体162は、前端部1
66とドリル管にはまるねじを形成した穴を持つ後端部
164とを備えている。図11に明らかなように工具本
体162の中間部分は、送信機を受入れる空洞165と
第1流体通路163Aとを持つ。
【0056】図10及び11から明らかなように送信機
220は本体162の中間部分の空洞165内に配置し
てある。引張り工具又はスパナ218は空洞165内に
送信機220を取付けるのに使うのがよい。送信機22
0は、工具本体の位置及び深さを地上受信機の使用によ
り定めることができる電磁信号を生ずる。
【0057】ブレード・アセンブリ172等の回転の向
きは又、径路方向の変更を使うのに回転しないで前進さ
せるときに知らなければならない。当業界にはよく知ら
れているような角度センサ又はロール・センサは前記の
送信機/受信機システムと協働して使われブレード回転
の向きを定め又はブレード・アセンブリを特定の所望の
向きに位置決めするのに役立つことができる。ダウンホ
ール・ロール感知(downhole roll se
nsing)が好適であるが、米国親特許願07/21
1,889号明細書に記載してあるような手段を指示す
るトップホール(tophole)ドリル・ストリング
は、ブレードの向きを定めるのに使うことができる。
【0058】図10の取りはずしできる栓214は、本
体の中間部分の空洞165の後方部分に配置してある。
栓214は又引張り工具又はスパナ218により取付け
られる。栓214は水防性であり、この栓は、ドリル・
ストリング44から工具本体の中間部分の第1通路16
3Aに加圧流体をそらせるように本体内に位置させてあ
る。すなわち流体が図9及び10の流体管の中央部(す
なわちせん孔キャップ)210を下降する際に、流体径
路はこれが栓214に当たるのでそらされる。この流体
径路は図11の工具本体162の第1通路163Aを経
て下方にそらされる。この構造の利点は、栓214を取
りはずせることである。すなわち本体162又は362
内に入れて送信機220の蓄電池222を交換すること
ができる。又流体そらせ機能を持つと共に栓214によ
り送信機220を流体から保護する。従ってこの構造の
付加的利点は、搭載送信機をドリル・ビットに極めて近
接して配置できることである。
【0059】ダウンホール工具はさらに、栓214の各
端部に隣接してO−リング212,216を備えてい
る。又工具本体の前端部には第2流体通路163B及び
第3流体通路163Cが隣接している。第2通路163
Bは第1通路163Aに連通しこれに実質的に直交して
いる。第3通路163Cは第2通路163Bに連通しこ
れに実質的に直交している。当業者には明らかなよう
に、第1通路163A及び第2通路163Bの連結部に
隣接する通路は肩部付き区間169と外端部170とで
緊密に密封してある。又図9ないし11から明らかなよ
うにジェット76は流体通路に固定され本体162の前
端部に協働する。
【0060】図9、10及び16は、ジェット76又は
類似物をドリル・ストリングに沿い上方にセイバ・サブ
233の内側又はアダプタ230の内側で実際に動かす
構造の各部品を示す。とくにドリル・ストリング44
は、せん孔の外部からドリル・ストリング44の前部に
流体を移送する流路を備えている。図10では流体出口
171を流体通路に固定しダウンホール工具本体162
に協働させてある。
【0061】砂の多い場所のせん孔時に、ジェットを工
具本体の後方に位置させこのジェットをセイバ・サブ2
32又はアダプタ230内に取付ける。図9から明らか
なようにドリル・スピンドル40とドリル・ストリング
44の後端部とに隣接してセイバ・サブ232を配置し
てある。図16に示すようにセイバ・サブ232内に
は、ジェット76を保持するようにめねじを形成したフ
ィルタ当てがい栓245をはめてある。セイバ・サブ2
32内に挿入すると、内部ノズル76は、地表面流体ポ
ンプがせん孔16内に放出する流体の量を測定しその流
量を制御する。内部のジェット76から放出すると、流
体はドリル・ストリング44を満たし工具本体62,1
62又は362の出口又はブシュ171を経て流出す
る。この出口又はブシュ171の穴は、ドリル・ストリ
ング44に入るダウンホール岩屑が流れの止まるときに
流れがふたたび生ずる際にあふれ出すのに十分なだけ大
きい。好適とする実施例では出口171は流体通路の直
径とほぼ同じ直径を持つ。この構造は、本体162の端
部166に位置する小さなオリフィスノズル内に流れ戻
る砂粒子が加圧流れのふたたび生ずるときに穴を少なく
とも部分的にふさぐことのある砂又は砂質の土壌中にせ
ん孔するときにとくに有利である。
【0062】ジェットをセイバ・サブ232に取付ける
ときは、作業者は注意深くなければならない。流体ポン
プを作動するときは、圧力計は流体が工具本体に達する
のに先だって圧力を示し始める。この圧力計が圧力を示
しても、作業者は流体が工具本体に達するまで待たなけ
ればならない。この待ち時間は、地中のドリル管長さが
数ftであるか又は数百ftであるかに従って変る。作
業者が工具本体をこれに流体が到達するのに先だって前
方に押すと工具本体をふさぐおそれがある。工具本体が
ふさがっている間にせん孔を続けると送信機が損傷する
ことがある。
【0063】この処理に作業者の介在を減らすようにア
ダプタ230内にジェット76を交互に取付けることが
できる。ジェット76をアダプタ230内に取付けるこ
とによって作業者は、圧力計の圧力指針が上昇すると流
体が工具本体内にあることを知る。このことは、地中の
管長さが30ftでも300ftでも言える。
【0064】セイバ・サブ232及びアダプタ230は
共に図16に示すようにフィルタ及びガスケット組合せ
240,242を備えている。フィルタ及びガスケット
組合せ240は、せん孔流体(ベントナイト、ポリマー
等)と共に使う30メッシュの粗いスクリーン・フィル
タを備えている。流体フィルタ及びガスケット組合せ2
42は、水又は水及び凍結防止剤と共に使う100メッ
シュの細かいスクリーンを備えている。せん孔流体と共
に100メッシュのフィルタを使うと、このフィルタは
つぶれて流体の流れを止める。これ等のフィルタの目的
は、ノズル76をふさぐ流体流れから粒子を除くことで
ある。
【0065】図23ないし27Aは別の実施例による工
具本体362を示す。図23ないし26に示すように若
干の実施例は流体をノズル76からの流体ドリル管の縦
方向軸線X−Xに対して鋭角を挟む向きにそらせるよう
に作用する。とくにノズル76からの噴霧を取りはずし
できる切削ブレード372に当てることにより、そらせ
たジェット流により既存のせん孔から本体の向きを一層
容易に変えることができる。このことは、障害物に出会
った場合に重要になる。
【0066】ブレード・アセンブリ372のそらせ部分
は図24及び26に示すようにブレード内に配置した耐
摩耗性材料388を備えている。さらにそらせ材料38
8は、流体噴霧パターンを制御する凹入部分389を備
えている。
【0067】土壌が一層せん孔しにくくなると、ブレー
ド・アセンブリの前端部を図28の場合のようにドリル
管の縦方向軸線X−Xに隣接させるのがよい。ブレード
・アセンブリ前端部の軸線X−Xに対するこの関係は好
適である。その理由は、硬い土壌又は柔らかい岩石にせ
ん孔を行う場合に、ダウンホール工具及びそのドリル・
ストリングが工具の先端のまわりに回転し始めるからで
ある。ブレード・アセンブリ先端がせん孔の中心線上に
又はこれに隣接してない場合に後部部分がぐらつきビッ
トの後方のせん孔14の周壁をこする。すなわちこれ等
の状態では図28のブレード・アセンブリ472は一層
有利である。従って図28の実施例ではブレード・アセ
ンブリ472の前端部472Aは、ドリル管の縦方向軸
線X−Xに隣接し実際上この軸線上にある。たとえば一
層硬い土壌又は柔らかい岩石層が予知されると、ブレー
ドアセンブリのまっすぐな前縁でなくテーパ付きの(と
がった)前縁(図32及び33のスペード状ブレードア
センブリ又は図29ないし31の段付きテーパ・ブレー
ド・アセンブリの場合のように)はさらに、このブレー
ド・アセンブリをせん孔の端部に案内するのに役立ち又
このような硬い条件でまっすぐの縁部を持つビットより
一層なめらかに回転する。
【0068】しかし柔らかい土壌ではブレード・アセン
ブリの前端部を図23ないし26の場合のようにドリル
管の縦方向軸線X−Xを越えて延ばすのがよい。柔らか
い土壌では、工具はせん孔の面で案内されなくてこの面
を横切って滑動する。実際上このような土壌では、ブレ
ード・アセンブリは一層強い向き決め力を生ずるように
せん孔の中心線の上方にある(すなわちこれを越える)
のが有利である。前記の原理は噴霧をそらせるようにし
てもしなくても適用できるものである。X−X軸線に対
するジェットの横方向変位を変えることにより、噴霧は
前記した種種の形式のブレードに対しそらせることがで
きる。
【0069】図24、27及び27Aには、砂等がノズ
ル穴に詰まらないようにするボール式逆止め弁394を
示してある。密な地層に穴をせん孔するときは、ダウン
ホール工具162又は362の前部部分166又は36
6にせん孔16内のヘッド圧力が存在するようになる。
従って、たとえばさらに別のドリル管を加えるようにド
リル・ストリング44への流体流れを遮断するときは、
せん孔内の外部異物含有流体は実際上上流側にドリル管
内に流入することができる。ジェット76に入る砂等の
粒子のような削り屑が比較的小さいノズルオリフィス7
7に詰まりを生じ、新たなドリル管を加え流体通路を経
て流体圧力を生じた後ふたたび生ずる流れの開始を制限
し又は妨げる。
【0070】従ってジェットすなわちノズル76に向か
い逆止め弁394に作用する通路内流体圧力がせん孔1
6から弁394に作用する圧力より高いときに通路を開
き、又せん孔16から弁394に作用する圧力がジェッ
ト76に向かい弁394に作用する通路内流体圧力より
高いときは通路を閉じるように逆止め弁394を通路内
に配置するのがよい。好適な弁は、外部ダウンホール粒
子がボール上流側の流体通路部分に入らないようにする
ボール395を備えている。又弁394内にはロール・
ピン397を設けてある。
【0071】実質的に水平のドリル・ストリングの場合
でも、ドリル・ストリングに付加する間又はその他の作
業停止の間に流体がジェット76から流出する傾向があ
る。この場合せん孔流体がむだになり又せん孔作業の再
開始に遅れを生ずる。その理由は、ドリル・ストリング
にふたたび満たし作業圧力に達するのに必要な時間がか
かるからである。この要因は一層長いせん孔を掘るとき
に著しくなる。すなわち逆止め弁手段は又、通路にボー
ルの前部側で配置したばね396を備えている。ばね3
96はほとんど圧力を生じない。実際上ばね396は、
ポンプ流れを止め別の接合管をドリル・ストリングに加
えたときにこのドリル・ストリング内に流体を保持する
のに十分な力で閉じた逆止め弁を付勢するだけである。
とくに、軽いばね力は、ジェット76に向かいボール3
95に作用する通路内流体圧力が10ないし20PSI
以下であるときにボール395により通路を閉じるだけ
である。
【0072】前記したようにボール逆止め弁394を使
う1変型として出口171に組合せてセイバ・サブ・ア
センブリ232内にジェット76を使うことができる。
しかし砂内で作業するようにジェット76をセイバ・サ
ブ232の代りにアダプタ230に移動させると、ジェ
ット76が本体162の前部部分166(ブシュ/出口
171を含む)のわずかに約1ft後方にあるだけであ
るから、ボール逆止め弁は詰まりを防ぐようにノズルと
組合せて使うのがよい。実際上ドリル・ストリングのダ
ウンホール端部でアダプタ230内にジェットを設ける
別の理由は、ドリル・ストリングを充満状態に保持する
ばね付勢逆止め弁による方法を使用することである
【0073】セイバ・サブ232又はアダプタ230内
にジェット76を入れそして工具本体にジェットの代り
に逆止め弁394を取付けてせん孔するときは、ゆるい
ドリル管を破壊して別の接合部を加える間に泥土及び流
体をハウジング内に吸い戻す機会が減る。この場合又工
具本体の詰まる機会も減る。さらに送信機220を損傷
するおそれが減る。しかし工具本体及びアダプタ230
内に同時にジェットを挿入してはならない。
【0074】又1個ではなく2個又はそれ以上のジェッ
トを利用することもできる。これ等のジェットは又図1
3及び23の場合と同様に互いに並んでハウジングの中
心線から上下方向に変位するのがよい。すなわち図25
の本体362の前部は、ドリル管42の縦方向軸線X−
Xから横方向に変位した1個又は複数個のジェット76
を備えるように変型を行うことができる。
【0075】図29ないし31には硬い土壌又は柔らか
い土壌の切削用の取りはずしできるブレード・アセンブ
リ572を示してある。とくにブレード・アセンブリ5
72は、柔らかい沈積岩(すなわち砂岩又は柔らかい石
灰岩でも)のような比較的硬い地層をせん孔するための
ものである。段付きテーパ・ブレード・アセンブリ57
2は、かじ取り制御作用が向上しているので有利であ
る。ブレード・アセンブリ572は、工具本体に取付け
たときにドリル本体の前端部を越えて突出する端部57
2Aを持つ前部部分を備えている。ブレード・アセンブ
リ572の前部部分は、図29の場合のように頂部の方
から見ると、ブレードの中央の最前部572Aからブレ
ード前部部分の外側まで後方に向かい段を付けた食違い
の輪郭を持つのがよい。
【0076】図21及び22のブレード・アセンブリ2
72と図32及び33のブレード・アセンブリ672と
について述べたように、ブレード572は又、実質的に
扁平なブレード・アセンブリの上面及び下面の凹入部分
に配置した複数の帯状体584Aないし584Eを備え
るのがよい。これ等の帯状体は、このブレード・アセン
ブリを同時に回転し軸線方向に前進させると主として地
面に接触する。
【0077】ブレード・アセンブリ572の頂部の前部
部分は、ブレード・アセンブリ572の底部の前部部分
の鏡像である。さらに前記したように上面及び下面の帯
状体584Aはブレード・アセンブリ572の中心線を
横切って延びるようにし又これ等の同じ帯状体は図30
及び31に例示したようにブレードの最前部の前方に延
びるようにするのがよい。
【0078】ブレード・アセンブリ572の前部部分
は、硬い土壌層又は柔らかい岩石層内で回転したときに
一層なめらかな作用が得られるようにブレードの後部部
分より広い。又底縁部586,587は炭化物のような
耐摩耗性材料から成っている。又工具本体162又は3
62にブレード・アセンブリを取付けるように穴575
及び577ないし579を設けてある。
【0079】ブレード・アセンブリ572は、早いせん
孔速度で硬い地層に入込むと共にこれ等の地層内で若干
の補正かじ取り作用のできることを示してある。この硬
い地層用では前記したように帯状体584Aでドリル管
42の縦方向軸線X−Xに、工具本体がほぼビット回転
中心のまわりに回転しないようにするために最前部を設
けることが望ましい。柔らかい岩石内でかじ取りするに
は、間欠的な回転及び推進の操作方式を行う。この方式
では傾斜ブレードアセンブリ572は、所望の方向にそ
らせ始めるようにせん孔の面の選択的削り取りができ
る。
【0080】図34及び35のブレード・アセンブリ7
72は、すべて前記したように機能し利点を持つ前部又
は先端772Aの硬い表面炭化物帯状体784,788
と炭化物帯状体786,787とを持った幅4インチの
ビットである。幅4インチのブレード・アセンブリは、
3インチないし4インチの導管取付けにバックリーマ通
しを必要としないように一層大きいパイロット孔を作る
のに好適である。
【0081】図9に示すようにスパナ受入れみぞ穴43
を持つドリル管42の回転を防ぐようにボーリング機械
のドリル・フレーム18又は118と協働するアセンブ
リを設けることができる。このアセンブリは、下部のす
なわち第1のドリル管の後部部分のスパナ受入れみぞ穴
43に取りはずしできるようにはまる開端部を持つ図1
5Aのスパナ238Aを備えている。又スパナ及びフレ
ームの両方の穴内に受入れられスパナ238をフレーム
に取付けるようにフレームの前端部118Aに隣接して
配置したピン237を設けてある。スパナがドリル管に
はまると、下部のすなわち第1のドリル管は実質的に回
転しないようにされる。
【0082】この好適な構造では、ドリル管42とセイ
バ・サブ232を持つ回転駆動装置24との間の接合部
を破断する方法では、ドリル管42に接合したセイバ・
サブ232をドリル・フレーム18又は118の前部部
分に移動させる。この接合部破断法では次いで、フレー
ムにこのフレームの前端部118Aに隣接して取付けた
下部接合部スパナ238をドリル管42のスパナ受入れ
みぞ穴43内に入れドリル管が実質的に回転しないよう
にし、回転駆動装置24を使いセイバ・サブ232を逆
方向に回転してセイバ・サブ232をドリル管42から
ねじ戻す。
【0083】セイバ・サブ232及び第1ドリル管42
の間に第2ドリル管を加える方法では、前節で述べたよ
うに第1ドリル管42及びセイバ・サブ232間の接合
部を破断する。この方法ではさらに、セイバ・サブ23
2をドリル・フレーム18又は118の後部部分に移動
させ、フレームの第2のすなわち中間のドリル管をセイ
バ・サブ232及び下部のすなわち第1のドリル管の間
に入れ、第2のすなわち中間のドリル管のおす形端部を
セイバ・サブ内にねじ込み、第2ドリル管のめす形端部
を第1ドリル管のおす形端部に整合させ、第2ドリル管
のめす形端部が第1ドリル管のおす形端部のまわりには
まるまで第2ドリル管を前方に移動させ、回転トルクを
加えて回転する第2ドリル管を固定の第1ドリル管に締
付ける。この方法ではさらにわずかに逆向きに回転し接
合スパナ238への押圧力を解放しこの接合スパナを第
1ドリル管42のスパナ受入れみぞ穴43からはずす。
【0084】スパナ238の開端部はこのスパナの第1
端部にありそしてこのスパナのピン受入れ穴239はこ
のスパナの反対側の第2端部にあって、このスパナを回
転しドリル管のスパナ受入れみぞ穴にはまることができ
るようにするのがよい。さらにスパナは、ドリル管受入
れみぞ穴43に容易に整合するようにドリル管の中心線
に平行な方向にスパナをピン237に沿い滑動させるこ
とができるのがよい。
【0085】第2のスパナ238′は又第2ドリル管を
せん孔からドリル・ストリングを引出すときに必要に応
じ第1ドリル管及びセイバ・サブ232間から第2ドリ
ル管を取りはずすのに好適である。第2スパナ238′
は又、この第2スパナをフレーム18又は118に取付
けるピン237′を受入れる穴239′を形成してあ
る。第2スパナ238′は、フレームの後端部18B又
は118Bに対しフレームの前端部18A又は118A
に対するよりも一層近接する。第2ドリル管を第1ドリ
ル管及びセイバ・サブ232の間から取りはずす好適な
方法は、回転機械24をドリル・フレーム18又は11
8の実質的に後方の位置に移動させ第1ドリル管の後方
部分のスパナ受入れみぞ穴がフレームの前端部に隣接し
第2のすなわち中間のドリル管をフレームにセイバ・サ
ブ及び第1のすなわち下部のドリル管の間に配置するよ
うにする。この方法では次いで、フレームにこのフレー
ムの前端部18A又は118Aに隣接して取付けた第1
の接合スパナ238を第1ドリル管のスパナ受入れみぞ
穴43内に入れて第1ドリル管の回転を防ぐようにす
る。次の好適とする工程では、第2ドリル管をセイバ・
サブ232に固定し第2ドリル管の第1ドリル管に対す
る接合が第2ドリル管に回転トルクを加えたときに第2
ドリル管のセイバ・サブへの接合に先だって確実にゆる
むようにする。セイバ・サブ及び第2ドリル管の間を鎖
錠し第2ドリル管及び下部の第1ドリル管の間の接合の
破断に先だってこの接合が破断しないようにするのがよ
い。しかし手持ちのパイプ・レンチにより第2ドリル管
に加える付加的トルクを使いこの同じ機能を果しすなわ
ち下部の接合部が確実に先ず破断するようにすることが
できる。
【0086】次いで本方法は、第2ドリル管にこの第2
ドリル管を第1ドリル管からゆるめるのに十分な回転ト
ルクを加える。この回転トルクを加えた後、第2ドリル
管をセイバ・サブからはずすことができる。次いでこの
方法では、セイバ・サブ及び第2ドリル管を逆方向に回
転し、第2のすなわち中間のドリル管を第1のすなわち
下部のドリル管からねじ戻す。さらに以下の工程では、
フレームに取付けた第2接合スパナ238′を第2ドリ
ル管の後部部分のスパナ受入れみぞ穴内に入れ第2の最
上部ドリル管の回転を実質的に防ぎ、又セイバ・サブを
逆方向に回転し、セイバ・サブを第2ドリル管からねじ
戻すようにする。
【0087】第2ドリル管をはずす付加的工程では、第
2接合スパナ238′を第2ドリル管のスパナ受入れみ
ぞ穴からはずしフレームから第2ドリル管をはずす。な
お別の工程では、回転機械24をフレーム内で前方に移
動し、セイバ・サブを回転しこれを第1ドリル管に接合
し、第1接合部スパナを第1ドリル管のスパナ受入れみ
ぞ穴からはずす。付加的なドリル管をはずすには、前記
した各工程を反復する。
【0088】フレームに接合スパナを取付ると、安全、
簡単さ、経済性で有利になる。スパナをフレームに取付
けるとたとえばドリル管が所望方向とは反対の方向に偶
発的に回転する場合にスパナが従来偶発的にゆるむおそ
れを軽減するので安全性が得られる。又この固定スパナ
・アセンブリを使うことにより、複雑な流体圧システム
をなくし又動力破断スパナに必要とされるような別の弁
区分の必要がなくなる。
【0089】この明細書で述べた特許及び特許願はすべ
て本説明に参照してある。さらに本明細書で述べた構造
は、同様に本説明に参照した米国特許願07/539,
851、07/539,699、07/539,55
1、07/539,847、07/539,616号、
07/513,186及び07/513,588号の各
明細書に記載した構造に使うのがよい。
【0090】図36ないし55についてボーリング機械
に使うのに適当な若干のビットを述べる。これ等のビッ
トは水平方向及び水平に近い方向のせん孔と共に上下方
向のせん孔に使う。図36及び37はビット600を示
す。ビット600は、ドリル・ストリングに取付ける後
端部604とせん孔しようとする地面に面する前端部6
06とを形成した本体602を持つ。
【0091】後端部604に隣接する本体部分は、ビッ
トの回転軸線608に直交する6角形横断面を持つもの
として示してある。この本体は、それぞれ軸線608に
平行に延びる6つの互いに平行な表面610ないし62
0を形成してある。図示のようにこれ等の互いに平行な
表面の交差部には外縁部622ないし632を形成して
ある。
【0092】3つの傾斜面634,636,638は、
本体に形成され後端部及び前端部の中間部から前端部6
06まで延びている。各傾斜面634,636,638
は、軸線608に対し或る角度をなしている。これ等の
各傾斜面の向きは、本体の各平行面610ないし620
がずっと前端部606まで延びるように形成した仮想の
骨組640(図39に例示してある)に対して定めるこ
とができる。各傾斜面634,638は仮想平行面のう
ちの2つとくに傾斜面634の場合平行面610,61
2に又傾斜面638の場合に平行面618,620に交
差する。又軸線608を含みドリル・ビット600を2
つの鏡像半部分に分割する対称面601(図示してな
い)を形成するのに役立つ。各傾斜面634,638は
対称面601に対し他方の鏡像である。又傾斜面636
は4つの平行面とくに表面612ないし618の全部に
交差する。傾斜面636は又対称面601により2等分
される。傾斜面及び実際の平行面の交差部は種種の交差
面間に1連の縁部642ないし660を形成する。これ
等の縁部の1つは軸線608に対し或る角度をなす。
【0093】ビット600はせん孔作業に多くの利点を
持つ。各縁部622ないし632及び各縁部642ない
し660は地中を切削する潜在的切削面である。傾斜面
634,636,638は、ドリル・ビットを前方に推
進してこのドリル・ビットを新たな方向に偏向させる際
に一区域を形成する。この区域は、推進及び同時回転中
の締固め区域である。さらに傾斜面634ないし638
は、ビットを回転し同時に前方に推進する際に表面63
4ないし638を切削縁642ないし660と協働して
作用させせん孔の周辺を切削し同時に材料をせん孔壁に
締固め又はせん孔及び表面610ないし620により仕
切った逃がし区域を経て切り屑を通す。さらに表面61
0ないし620により形成した六角形横断面はさらに、
ドリル・ビットを回転する際にこれ等の表面と地中に切
削した円筒形の穴とにより形成した付加的逃がし区域を
形成する。この付加的逃がし区域は又ビットのかじ取り
に役立つ。ドリル・ビットを回転しせん孔を形成する
と、ビットは、回転軸線608及び縁部622ないし6
32の間の半径方向寸法により定まる直径を持つ円筒形
のせん孔を形成する。ビット回転を止めてビットを新た
な方向にかじ取りするときは、せん孔の内面と表面61
0ないし620との間にすきまが存在し、この付加的区
域を設けてビットを新たなせん孔方向に一層容易に偏向
させる。又新たな基本径路への補正を行いながら一層正
確な線(径路)を保つと安定化効果がある。
【0094】図38及び39には、2個の炭化物製切削
チップ682,684を加えたことを除いてすべての点
でビット600に同じビット680を例示してある。炭
化物製切削チップ682は表面636のほぼ中央で軸線
608の近くから外方に延びるように位置させてある。
炭化物製切削チップ684は前端部606にある。ビッ
ト680が回転すると、炭化物製切削チップは、回転軸
線608及び各別のチップの間の半径方向距離により定
まる切削円を形成する。軸線608に一層近いチップ6
82は内部切削円を形成する。ビットの外方部分の炭化
物製切削チップ684は外部切削円を形成する。チップ
682,684は、とくに硬い土壌条件を経て切削する
際にせん孔に役立つ。
【0095】図40及び41は、ビット600の変型で
あるビット690を示す。ビット690では、傾斜面6
92,694,696は、表面694を6つの平行表面
のうちの5つに交差させてビットに位置させてある。対
称面698は、平行面614及び傾斜面694を二等分
する。これ等の表面は傾斜外縁702ないし714を形
成する。縁部702,714と縁部706及び708と
の間の距離はビット690ではビット600の対応する
距離より大きくて、表面694が一層広くなりビット6
90が比較的柔らかい土壌のせん孔に一層適当になる。
ビット690は、表面694の幅と傾斜面694の一層
大きい表面積とによって、柔らかい土壌内に一層容易に
差向けられることが期待される。
【0096】図42及び43にはビット690のわずか
な変型であるビット710を例示してある。ビット71
0では傾斜面712,716は、対称面718に対して
ビット690の場合より一層わずかに大きい角度を挟ん
でいる。ビット710はビット690に比べて中間の土
壌に一層有効であると考えられる。
【0097】図44及び45では、傾斜面722ないし
728を形成したビット720を例示してある。傾斜面
722,724は対称面730の第1の側である。各表
面724,726は平行面のうちの3つに交差するが、
各傾斜面722,728はそれぞれ平行面のうちの2つ
に交差する。これ等の表面は傾斜外縁部732ないし7
56を形成する。ビット720は粘土及び比較的硬い土
壌に対し主として適している。
【0098】図46及び47はビット780を示す。ビ
ット780は、軸線608に交差する円形横断面を持つ
本体782を備えている。対称面784はビット780
を通過し軸線608に交差しビット780を互いに等し
い半鏡像部に分割する。傾斜面786,788は対称面
の各側でビット780に形成する。ビットの円形横断面
によって、表面786,788は湾曲縁部790,79
4及び直線縁部792を形成する。ビット780も又粘
土及び比較的硬い土壌に主として適している。
【0099】図48及び49は、ビット780の変型で
あるビット800を示す。ビット800は、対称面を二
等分して直線縁部804,806及び湾曲縁部808を
形成する第3の傾斜面802を備えている。
【0100】図50及び51は、回転軸線608に直交
する三角形横断面を持つビット820を示す。ビット8
20は平行面822,824,826を形成してある。
対称面828はビット820を貫いて形成され、ビット
820を各鏡像半部分に分割する。傾斜面830は、対
称面の一方の側に形成してあるが、傾斜面834は、対
称面の他方の側に形成してある。傾斜面832は、各表
面830,834の間で対称面を二等分する。これ等の
表面は傾斜した外縁部836ないし850を形成する。
【0101】図52及び53は、平行面862ないし8
68を形成し、軸線608に直交する大体正方形の横断
面を持つビット860を示す。傾斜面870ないし88
0は、傾斜縁部882ないし900を形成するように形
成してある。ビット860は対称面を持たなくて、ビッ
ト860の一方の側に2つの平行面902,904を形
成してある。
【0102】図54及び55には、テーパ付きくさび形
状を持つビット920を例示してある。ビット920は
平行面922,924,926及び傾斜面928を備え
ている。
【0103】図59には、平行面982,984,98
6,988と傾斜面990を持つビット980を例示し
てある。ビット992の前端部は、各平行面982ない
し988に直交し、平行面982,988及び傾斜面9
90の交差部に形成してある。傾斜面990はこのビッ
トの回転軸線から約20°の角度をなして延びるのがよ
い。
【0104】図56には、軸線608に直交する円形横
断面を持つ本体952を備えたドリルビット950を例
示してある。ドリル・ビット950には、後端部604
の近くから前端部606に延びる湾曲面954を形成し
てある。炭化物製切削チップ956,958はドリル・
ビット950に沿って取付けられビット680で述べた
のと同じ切削作用で切削するのに役立つ。
【0105】図57には、湾曲面964から外方に延び
るプロング962を持つドリル・ビット960を例示し
てある。炭化物製切削チップ966は、プロング962
の端部に取付けられ、又炭化物製切削チップ968は、
ドリル・ビットの端部606に取付けられビット680
について述べたのと同じ切削作用を生ずる。
【0106】図58について表面974から延びるプロ
ング972を持つドリル・ビット970を述べる。炭化
物製切削チップ976はプロング972の端部に取付け
られ、炭化物製切削チップ978はドリルビットの端部
606に取付けられビット680で述べたのと同じ切削
作用を生ずる。
【0107】図60ないし62について多ブレード傾斜
ボーリング・ヘッド1000を説明する。多ブレード傾
斜ボーリング・ヘッド1000は、多ブレード傾斜ボー
リング・ヘッド1000をその中心回転軸線1002の
まわりに選択的に回転させ、多ブレード傾斜ボーリング
・ヘッド1000を軸線1002に沿って前進させるこ
とのできるドリル・ストリングの端部に取付ける。多ブ
レード傾斜ボーリング・ヘッド1000は、ドリル・ス
トリングの端部に普通の方法で取付けた本体1004を
備えている。本体1004は、その第1の側の第1の扁
平な表面1006と本体1004の他方の側の第2の扁
平な表面1008とを形成してある。各扁平面は共に軸
線1002に対し或る斜角なるべくは13°の角度をな
して傾けてある。ジェットくぼみ1010は、第1扁平
面1006から切欠かれジェット1012を取付け、流
体を放出してボーリング作用を助けるようにしてある。
【0108】図62に明らかなように本体1004は、
流体をドリル・ストリングからジェット1012に差向
ける内部通路1014,1016,1018を持つ。流
体は、空気、水、ガス又は任意適当なせん孔流体でよ
い。図示のようにこれ等の通路内には逆止め弁1020
を設けてある。逆止め弁1020は、逆止めボール10
22と、逆止めボール1022に作用する通路1018
内の流体圧力がばね力に打勝つのに十分でなければ逆止
めボール1022を閉じた位置に付勢するばね1024
とを備えている。
【0109】ブレード・アセンブリ1026は本体に第
2の扁平面1008で取付けてある。ブレード・アセン
ブリ1026は、本体にボルト1028によりボルト締
めされ、本体アセンブリを必要に応じ修理のために取り
はずし又は新たなブレード・アセンブリと交換すること
ができるようにするのがよい。
【0110】ブレード・アセンブリ1026は、第1ブ
レード1030、第2ブレード1032及び少なくとも
1個の中間ブレード1034を含む少なくとも3個のブ
レードから形成してある。
【0111】第1ブレード1030はそらせ面1036
を形成し、第2ブレードは同様なそらせ面1038を形
成する。これ等の各そらせ面は軸線1002に対し或る
斜角なるべくは13°をなして延びる。これ等のそらせ
面は、ヘッドを取付けたドリル・ストリングを回転しな
いで前方に推進するときに、多ブレード傾斜ボーリング
・ヘッド1000をそらせるように作用する。すなわち
多ブレード傾斜ボーリング・ヘッド1000は、前記し
たビット及びヘッドと同様にして傾斜ボーリング・ヘッ
ドとして作用する。
【0112】第1及び第2のブレード1030,103
2は又食い違った切削歯1040を形成しボーリング作
用を補助する。第1及び第2のブレード間の斜角は約1
20°にするのがよい。中間ブレード1034は各そら
せ面1036,1038の間に第1ブレードから角度θ
1又第2ブレードから角度θ2をそれぞれなして延びてい
る。単一の中間ブレード1034では、角度θ1及びθ2
はそれぞれ120°がよい。
【0113】各歯1040は、一層有効な切削ができる
ようにヘッドの回転方向に互いに食し違わせてある。又
炭化物製切削部材1041は、最も摩耗を受ける歯の部
分を形成しブレード・アセンブリ1026の使用寿命を
長くする。
【0114】図63ないし65には、本発明の1変型を
形成する多ブレード傾斜ボーリング・ヘッド1050を
示す。多ブレード傾斜ボーリング・ヘッド1050の若
干の要素は多ブレード傾斜ボーリング・ヘッド1000
の要素と同じである。これ等の要素は多ブレード傾斜ボ
ーリング・ヘッド1000について述べたのと同じ参照
数を付けられ同様な機能を持つ。
【0115】しかしブレード1030及び1032間の
開先角度θは180°である。第2の中間ブレード10
42は、そらせ面1036,1038の反対のブレード
側でブレード1030及び1032間に延びている。第
2中間ブレード1042は、実際上中間ブレード103
4の連続部を形成し、又鋸歯状歯1040及び炭化物製
切削部材1041を設けてある。ノズル1012の放出
は第2の中間ブレード1042の一部に当たるようにし
てある。そしてブレード1042にはくぼみ1054が
形成され切削作用に役立つように流れの向きを変える。
4個のブレード付きのビット1050は比較的硬い土壌
条件で比較的平滑でまっすぐな穴を形成できると共に、
傾斜面1036,1038によりビットに指向性が得ら
れる。
【0116】図66ないし68には二重円すい傾斜ボー
リング・ビット1100を例示してある。二重円すい傾
斜ボーリング・ビット1100は、油田に使われる従来
のトリ・コーン(Tri−cone)せん孔ビットに使
うものと同様な回転カッタ又は円すい体1104,11
05を持つ。二重円すい傾斜ボーリング・ビット110
0は硬い又は半ば硬い材料に傾斜せん孔を行うのに使
う。二重円すい傾斜ボーリング・ヘッド1100は、こ
の二重円すい傾斜ボーリング・ヘッドをその中心回転軸
線1002のまわりに選択的に回転し、この二重円すい
傾斜ボーリング・ヘッドを軸1002に沿って前進させ
ることのできるドリル・ストリングの端部に取付けてあ
る。二重円すい傾斜ボーリング・ヘッド1100は、ド
リル・ストリングの端部に普通の方法で取付けた本体1
004を備えている。本体1004は、その第1の側の
第1の扁平面1006とこの本体の他方の側の第2の扁
平面1008とを形成してある。これ等の扁平面は共に
軸線1002に対して或る斜角なるべくは13°の角度
をなして傾斜している。ジェットくぼみ1010は、第
1扁平面1006から切欠かれジェット1101を取付
け液体又はガスのような流体を放出しボーリング作用を
助長するようにしてある。ジェット1101は前記へ各
多ブレード・ビットのジェット1012に比べて長さを
伸ばし流体が二重コーンに確実に差向けられ潤滑及び冷
却の作用を生じボーリング作用を助長するようにしてあ
る。この流体送出しシステムのその他の点はすべてボー
リング・ヘッド1000及び1050と同じである。
【0117】ビット・アセンブリ1102は本体100
4に第2扁平面1008で取付けてある。ビット・アセ
ンブリ1102は本体1004にボルト1103により
ボルト締めされ本体アセンブリを修理のために取りはず
し又は必要に応じ新たなビットアセンブリを取付けるこ
とができるようにしてある。
【0118】このビットは、2個のローラ円すい体と、
標準の三円すい体形油田用ビットからの中央切削円すい
体1104及び隣接円すい体1105から成る付属装置
本体とから形成してある。各円すい体の回転軸線は軸線
1002に交差するのがよい。各円すい体及び各本体又
は部品1106,1107に溶接されビット・アセンブ
リ1102を形成する。ビット・アセンブリ1102の
一部は、前記したビット及びヘッドと同様な斜角をなし
て延びこれ等と同様にビットを傾斜ボーリング・ヘッド
として作用させるそらせ面1108を形成する。
【0119】本発明で述べたローラ円すい体は、前記し
た三円すいビットの油田使用の場合と同じ切削作用を生
ずる。これ等の三円すいビットは1個の中央切削円すい
体と2個の隣接円すい体とを持つ。しかしそらせ面を加
え隣接ローラ円すい体の1つを取りはずすことにより、
ビット1100を回転しないで前方に推進したときに穴
の軸線からそらせてこの穴の方向を変えることができ
る。ドリルビットを連続して回転させ推進作用を加える
ことにより、ドリル・ストリング軸線1002に対し直
線に沿うようにすることができる。切削する材料の硬さ
は行うことのできる操縦量を指示する。若干の半ば硬い
材料は、せん孔軸線の方向を変えるように推力を加える
間に、中心回転軸線1002のまわりのビット及びドリ
ル・ストリングの振動を生じさせる。
【0120】前記したヘッド1000,1050,11
00は従来の公知のボーリングヘッドに比べて若干の著
しい利点を持つ。ヘッド1000,1050,1100
は、片側傾斜のヘッドに比べて一層長いらせん形せん孔
をせん孔する一層丸くまっすぐな穴をせん孔する。各ヘ
ッド1000,1050,1100は、砂及び岩石に対
しボーリングの生産性及び方向の正確さにおいてとくに
有効であることが分った。従来の片側傾斜ヘッドでは、
ヘッドは硬い対象物に衝突しこれをつかみ、ドリルスト
リング内のボーリング棒をこのヘッドが急激な解放によ
り破断し対象物から離れるまでねじり作用を受けて緊張
させる。ヘッド1000,1050,1100ではこの
問題を軽減するようである。
【0121】多ブレード傾斜ボーリング・ヘッド100
0,1050,1100の付加的利点は、岩石及びその
他の硬いボーリング条件に対しヘッドの傾斜掘りの正確
さを向上する。本発明多ブレード傾斜ボーリング・ヘッ
ドは又、ビットを冷却するのに使用する水が比較的少な
く、せん孔流体の処置に対するEPA規制に適合するこ
とが一層むずかしくなるから著しい利点になる。ブレー
ドの存在により又、回転しないで前方に推進したときに
方向変更を行うのに多ブレード傾斜ボーリング・ヘッド
が転動する傾向を減らす。最後に多ブレード傾斜ボーリ
ング・ヘッドの表面推進の容易さが向上する。
【0122】以上本発明をその若干の実施例について詳
細に説明したが本発明はなおその精神を逸脱しないで種
種の変化変型を行うことができるのはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
【図1】地中にせん孔をあける本発明方法を実施するの
に使うボーリング機械の側面図である。
【図2】図1のボーリング機械の拡大側面図である。
【図3】図2の3−3線に沿い矢印の向きに見た図1及
び2のボーリング機械の平面図である。
【図4】図2の4−4線に沿う図1及び2のボーリング
機械の拡大正面図である。
【図5】ドリル・ストリングを支え回転の向きを定める
方式を示す図2の5−5線に沿う拡大断面図である。
【図6】図2の6の部分で示した図1のボーリング・ビ
ット又はダウンホール工具の拡大側面図である。
【図7】図6のビットの平面図である。
【図8】図6の8−8線に沿い矢印の向きに見た図6の
ビットの端面図である。
【図9】ダウンホール工具本体の第2実施例を備えたボ
ーリング機械の第2実施例を協働させた各部品の展開斜
視図である。
【図10】図9の第2実施例のダウンホール工具本体を
協働させた部品の展開斜視図である。
【図11】図10のダウンホール工具本体の縦断面であ
る。
【図12】図10及び11のダウンホール工具本体の扁
平な下面を切欠いて示す平面図である。
【図13】図10及び11のダウンホール工具本体の正
面図である。
【図14】図10及び11のダウンホール工具本体の平
面図である。
【図15A】ボーリング機械の第2実施例のフレームに
協働する部品の展開斜視図である。
【図15B】チェーンと図15Aのフレームの前端部と
の間のコネクタリンクの展開斜視図である。
【図15C】チェーンと図15Aのフレームのねじとの
間のコネクタリンクの展開斜視図である。
【図16】ドリル・ストリング用のセイバ・サブ及びア
ダプタアセンブリの展開斜視図である。
【図17】図10の汚泥ブレード・アセンブリの下面図
である。
【図18】図17の汚泥ブレード・アセンブリの側面図
である。
【図19】図10の砂用ブレード・アセンブリの下面図
である。
【図20】図19の砂用ブレード・アセンブリの側面図
である。
【図21】変型による砂用ブレード・アセンブリの下面
図である。
【図22】図21の砂用ブレード・アセンブリの側面図
である。
【図23】ダウンホール工具とドリル・ストリングの一
部との第3の実施例側面図である。
【図24】図23のダウンホール工具の平面図である。
【図25】図23の25−25線に沿い矢印の向きに見
た図23の工具の正面図である。
【図26】ブレードの耐摩耗性材料を示す図23のダウ
ンホール工具のブレードの展開図である。
【図27】流体通路内にジェットに隣接して配置した逆
止め弁アセンブリ内のホールを示す図24の拡大平面図
である。
【図27A】図24及び27の逆止め弁アセンブリの斜
視図である。
【図28】ブレードの1変型を備えた図23のダウンホ
ール工具本体の部分側面図である。
【図29】硬い土壌/柔らかい岩石用テーパ付きブレー
ド・アセンブリの平面図である。
【図30】図29の硬い土壌/柔らかい岩石用テーパ付
きブレード・アセンブリの側面図である。
【図31】図29の硬い土壌/柔らかい岩石用テーパ付
きブレード・アセンブリの反対側の側面図である。
【図32】スペード形ブレード・アセンブリの下面図で
ある。
【図33】図32のスペード形ブレード・アセンブリの
側面図である。
【図34】比較的幅の広いブレード・アセンブリの下面
図である。
【図35】図34の比較的幅の広いブレード・アセンブ
リの側面図である。
【図36】使用できるドリル・ビットの1例の正面図で
ある。
【図37】図36のドリル・ビットの斜視図である。
【図38】使用できるドリル・ビットの他の例の正面図
である。
【図39】図38のドリル・ビットの斜視図である。
【図40】使用できるドリル・ビットの他の例の正面図
である。
【図41】図40のドリル・ビットの斜視図である。
【図42】使用できるドリル・ビットの他の例の正面図
である。
【図43】図44のドリル・ビットの斜視図である。
【図44】使用できるドリル・ビットの他の例の正面図
である。
【図45】図44のドリル・ビットの斜視図である。
【図46】使用できるドリル・ビットの他の例の正面図
である。
【図47】図46のドリル・ビットの斜視図である。
【図48】使用できるドリル・ビットの他の例の正面図
である。
【図49】図48のドリル・ビットの斜視図である。
【図50】使用できるドリル・ビットの他の例の正面図
である。
【図51】図50のドリル・ビットの斜視図である。
【図52】使用できるドリル・ビットの他の例の正面図
である。
【図53】図52のドリル・ビットの斜視図である。
【図54】使用できるドリル・ビットの他の例の正面図
である。
【図55】図54のドリル・ビットの斜視図である。
【図56】使用できるドリル・ビットの他の例の斜視図
である。
【図57】使用できるドリル・ビットの他の例の斜視図
である。
【図58】使用できるドリル・ビットの他の例の斜視図
である。
【図59】使用できるドリル・ビットの他の例の正面図
である。
【図60】多ブレード傾斜ボーリング・ヘッドの斜視図
である。
【図61】図60の多ブレード傾斜ボーリング・ヘッド
の正面図である。
【図62】図60の多ブレード傾斜ボーリング・ヘッド
の側面図である。
【図63】変型による多ブレード傾斜ボーリング・ヘッ
ドの斜視図である。
【図64】図63の多ブレード傾斜ボーリング・ヘッド
の正面図である。
【図65】図63の多ブレード傾斜ボーリング・ヘッド
の側面図である。
【図66】多ブレード傾斜ボーリング・ヘッドの斜視図
である。
【図67】図66の多ブレード傾斜ボーリング・ヘッド
の端面図である。
【図68】図66の多ブレード傾斜ボーリング・ヘッド
の側面図である。
【符号の説明】
10 ボーリング機械 44 ドリル・ストリング 1000,1050 多ブレード傾斜ボーリング・ヘ
ッド 1002 中心回転軸線 1004 本体 1026 ブレード・アセンブリ 1030 第1ブレード 1032 第2ブレード 1034 付加的ブレード 1036,1038 そらせ面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−76988(JP,A) 特開 平3−119288(JP,A) 特開 平3−5593(JP,A) 特公 平5−85718(JP,B2) 特公 昭61−60235(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E21B 10/00 E21B 7/08 E21B 10/60

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地下の回転軸線のまわりにドリル・スト
    リングを回転させ軸線方向に前進させることのできるボ
    ーリング機械に使用され、前記ドリル・ストリングの終
    端となる多ブレード傾斜ボーリング・ヘッドにおいて、 中心回転軸線と、この中心回転軸線に或る斜角をなして
    いる扁平な面とを持ち、対称面が前記扁平な面に直交し
    て前記中心回転軸線を通過するようにした本体と、 前記対称面の第1の側でこの対称面に直交して延びる第
    1のブレードと、前記対称面の反対側からこの対称面に
    直交して延び、前記第1のブレードと共にそれぞれそら
    せ面を形成した第2のブレードとを形成し、前記本体に
    前記扁平な面において取付けられたブレード・アセンブ
    リと、 このブレードアセンブリから前記両そらせ面間に延び、
    前記扁平な面に平行に位置する少なくとも1つの中間ブ
    レードとを備え、 前記ボーリング機械が前記ドリル・ストリングを回転し
    ないで前進させるときに、前記第1及び第2のブレード
    のそらせ面により前記多ブレード傾斜ボーリング・ヘッ
    ドをそらせ、そして前記ボーリング機械が前記ドリル・
    ストリングを回転しながら前進させるときに、前記多ブ
    レード傾斜ボーリング・ヘッドが、比較的まっすぐなせ
    ん孔をあけるようにし、 前記本体にさらに流体ジェットを取付け、この流体ジェ
    ットが、前記中間ブレードに衝撃を与え、この流体ジェ
    ットがそらされて穴あけ作用を助長するようにする多ブ
    レード傾斜ボーリング・ヘッド。
  2. 【請求項2】 地下の回転軸線のまわりにドリル・スト
    リングを回転させ軸線方向に前進させることのできるボ
    ーリング機械に使用され、前記ドリル・ストリングの終
    端となる傾斜ボーリング・ヘッドにおいて、 中心回転軸線を持つ本体と、 この本体の前記中心回転軸線に対し或る斜角をなしてそ
    らせ面を形成し、前記本体に取付けられたそらせ構造
    と、 前記本体に取付けた少なくとも1個のローラ・コーン・
    カッタとを備え、 前記ボーリング機械が回転しないで前記ドリル・ストリ
    ングを前進させるときに、前記各そらせ面により前記多
    ブレード傾斜ボーリング・ヘッドをそらせ、そして前記
    ボーリング機械が前記ドリル・ストリングを回転させな
    がら前進させるときに、前記多ブレード傾斜ボーリング
    ・ヘッドが、比較的まっすぐなせん孔をあけるようにし
    て成る傾斜ボーリング・ヘッド。
  3. 【請求項3】 2個のローラ・コーン・カッタを前記本
    体に取付けた請求項2の傾斜ボーリング・ヘッド。
  4. 【請求項4】 流体ジェットを前記本体に取付け、この
    本体に穴をあけるのを助けるように前記ジェットから放
    出される流体の流れ用の通路を設けた請求項2の傾斜ボ
    ーリング・ヘッド。
  5. 【請求項5】 前記流体ジェットを、前記ローラ・コー
    ン・カッタに流体を放出するように向きを定めた請求項
    4の傾斜ボーリング・ヘッド。
  6. 【請求項6】 前記そらせ構造及びローラ・コーン・カ
    ッタを、前記本体に取りはずしできるように取付けたビ
    ット・アセンブリに取付けた請求項2の傾斜ボーリング
    ・ヘッド。
  7. 【請求項7】 前記ローラ・コーン・カッタの回転軸線
    が、前記本体の中心回転軸線に交差するようにした請求
    項2の傾斜ボーリング・ヘッド。
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