JP3458006B2 - 高粘性液体注射装置 - Google Patents

高粘性液体注射装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、高粘性の液体を注射
する装置、特に眼科における硝子体や網膜の手術の際の
高粘弾性液の注入に適した装置に関する。
【0002】
【従来の技術】糖尿病性などの増殖膜に起因する網膜剥
離の治療に次のような手術方法がある。図7において、
(a)は手術の対象となる眼球を示し、1は眼底、2は
網膜、3は硝子体、4は後部硝子体膜、5、6及び7は
増殖膜で、硝子体3の収縮に伴って増殖膜5、6及び7
は網膜2から分離できないために、その部分で網膜2が
眼底1から剥離する。
【0003】手術は、まず(b)に示すように水晶体8
の脇から先端が尖っていない鈍針9を刺入れ、網膜2と
後部硝子体膜4との間に高粘弾性液10を徐々に注入
し、増殖膜5、6、7と網膜2との隙間を押拡げる。軽
症の場合は、これだけで増殖膜は網膜から分離し、網膜
は眼底に復位する。
【0004】多くの場合は、増殖膜5、6、7は新生血
管茎で網膜2につながっているので、高粘弾性液の注入
だけで両者を剥離することはできない。そのような場合
には、(c)に示すように両者の隙間にスパーテル(へ
ら状の手術具)11や尖刀を挿入したり、硝子体カッタ
ーを挿入したりして血管茎を切断し、必要に応じ血管茎
の切断と高粘弾性液の注入とを交互に行いながら、増殖
膜5、6、7を網膜2から剥離する。
【0005】注入した高粘弾性液や浮上した増殖膜を、
(d)に示すように注入管12から灌流液を注入しなが
ら、排出管13から吸引排出させる。そして、網膜をレ
ーザー光などにより眼底1に固定する。
【0006】上述の高粘弾性液10は、例えば次のよう
な形で市販されている。図3(a)に示すシリンダー形
のガラスカプセル14は、一端がゴム栓15(図2参
照)で閉塞されると共にその周囲が金属筒16によって
シールされ、開放された他端からピストン17が挿入さ
れており、ゴム栓とピストン17との間に高粘弾性液1
0が収容されている。
【0007】同図(b)は専用注射筒を示し、シリンダ
ー18の閉塞端19からは注射針20を取付けるための
取付部21外方へ伸延し、かつ取付部21内にはしシリ
ンダー18内へ伸延する尖鋭な注射針22が固定されて
おり、開放端にはフランジ23が設けられている。同図
(c)はピストンロッドを示し、ロッド24は先端にピ
ストン17に螺合する螺子部25を有し、他端は膨大し
た頭部26を有する。
【0008】螺子部25をピストン17に螺入してロッ
ド24をピストン17に結合し、カプセル14をシリン
ダー18内に挿入してロッド頭部26を押圧すると、注
射針22はゴム栓15を貫通してカプセル14内に刺入
される。そして、ロッド頭部26を強く押圧すると、カ
プセル内の高粘弾性液10は注射針22内を経由して注
射針20の先端から射出される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述の注射器により注
射針20の先端から高粘弾性液10を射出させるために
は、ロッド頭部26を極めて強い力で押圧しなければな
らない。その際に注射針の動揺を抑えることができない
し、微量な適正量づつ液を射出させることも困難であ
る。従ってこのような注射器を用いて前述のような手術
を行うのは至難事であった。また、注射器を操作する手
が著しく手術視野を妨害していた。
【0010】このような注射器の操作性を改善し、視野
妨害を少なくするために、動力によって注射器を操作す
る装置も市販されている。しかし、前述の手術の件数は
全国的に見ればかなりの数になるが、一病院当たりでみ
れば非常に少なく、従ってそのような少ない手術件数に
対応するために高価な動力操作装置を購入するのは極め
て不経済である。
【0011】この発明は極めて安価で軽便な装置によ
り、小さな力で視野妨害を伴わずに高粘弾性液の注射を
行うことを可能にしようとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明においては、第
1、第2および第3のそれぞれピストンを持ったシリン
ダーを使用する。第1のシリンダーは閉塞端に注射針を
有し、ピストンとこの閉塞端との間に高粘性液体を収容
している。第2のシリンダーはその径が第1のシリンダ
ーよりも十分大きく、その開口端が第1のシリンダーの
開口端に結合され、そのピストンは第1のシリンダーの
ピストンに結合ロッドによって連結されている。
【0013】第3のシリンダーは第2のシリンダーより
も径が十分小さく、そのピストンからはピストンロッド
がその開口端を通って外界へ伸延している。第2のシリ
ンダーと第3のシリンダーの各閉塞端は可撓管で結ばれ
ており、第2のシリンダー内及び第3のシリンダー内に
収容された駆動液体は上記可撓管を経由して互いに流通
することができる。
【0014】第1のシリンダーとしては、図3に示した
市販の高粘弾性液に附属している専用注射器を、必要に
応じ若干改造して、高粘弾性液を収容したカプセルと共
に使用するのが便利である。第2のシリンダーとして
は、市販の汎用注射器をそのまま、或いは若干改造して
使用するのが便利である。第3のシリンダーには、市販
の汎用注射器をそのまま使用することができる。第2及
び第3のシリンダー間を結合する可撓管は、内圧が高く
なると外れるおそれがあるので、各シリンダーとの結合
構造は外れにくいように考慮することが望ましい。
【0015】第1のシリンダーと第2のシリンダーの結
合は、双方のシリンダーが本来有している開口端のフラ
ンジ同士を適当な結合具によって互いに結合する方法、
双方のフランジを若干加工して変形させた上で適当な結
合具によって互いに結合する方法、双方のフランジを除
去した上で、双方のシリンダーに嵌合する適当な接続筒
を介在させ、接着剤によって固定する方法など、適宜の
方法を採ることができる。
【0016】第1及び第2のシリンダーの各ピストン間
を連結する結合ロッドとしては、図3(c)に示す市販
品のピストンロッドの頭部を切除したものを用い得るほ
か、市販の第1及び第2のシリンダーの各ピストンに対
する結合部を両端に有する専用の結合ロッドを使用して
もよい。
【0017】第1のシリンダーに取付けられる注射針と
しては、市販品に附属している先端が先鋭でない鈍針を
そのまま利用することができるが、注射針の先端部分を
偏平にしてスパーテルの機能を与え、或いは偏平な先端
部分の両側縁に切断刃を形成してナイフとしての機能を
与えることができる。
【0018】第2のシリンダーから第3のシリンダーに
跨がって収容される駆動液体としては、特に種類を選ば
ないが、生理食塩水または滅菌水を使用すれば何らかの
事故によって駆動液体が術野に飛散しても安全である。
第3のシリンダーは、適当な足踏装置によって操作して
もよい。
【0019】
【作用】第3のシリンダーのピストンロッドを押圧する
と、第3のシリンダー内の駆動液体が可撓管を経由して
第2のシリンダー内へ移動するため、第2のシリンダー
のピストンが移動する。その際の第2のシリンダーのピ
ストン移動の距離は双方のピストン面積の比に逆比例
し、移動の力はピストン面積比に比例する。この移動
は、結合ロッドによってそのまま第1のシリンダーのピ
ストンに伝達される。
【0020】従って、図3に示す従来の専用注射器を直
接操作する場合に較べて、小さな力で操作することがで
き、かつ所要量の液を注射するためのストロークが大き
くなるので、精密な操作が容易になる。そして、直接操
作の場合には、ピストンロッドを押圧する手が手術視野
を遮ることが多いが、この発明の場合には単に第1、第
2シリンダーの結合体を把持するだけで良いので、手術
視野の妨害が殆どない。
【0021】そのために、専用の高価な駆動装置を使用
しなくても、容易に液を必要量だけ必要箇所に注射する
ことが可能になり、精密な手術を実施することがてき
る。なお、装置の殆ど全部を市販のディスポーザブル部
品を用いて安価に製作できるので、装置全体を手術の都
度廃棄しても、経済的負担は僅少で、かつ雑菌等による
感染を防ぐことができる。
【0022】また、注射針として先端をスパーテル状に
偏平にしたもの或いは偏平部分の両側に刃を設けたもの
を用いるときは、注射器とスパーテルとを交互に使用す
る手間が省け、短時間内に手際よく手術を実施すること
ができる。
【0023】
【実施例】注射装置は、図1に示すように操作部30と
これに可撓管31によって結合された注射部32とより
なる。注射部32の縦断面は図2に示し、同図では長さ
寸法に較べて幅寸法が拡大されている。
【0024】図1及び2におけるシリンダー18は図3
(b)に示すシリンダー18を若干加工したものであ
り、そのフランジ33は円形に加工されている。シリン
ダー34は市販のディスポーザブル注射器を若干加工し
たものであり、そのフランジ35はフランジ33と同径
の円形に加工されており、そのピストン36からは本来
結合されていたピストンロッドが外されている。
【0025】ピストン17と36とは、一端に螺子部2
5を持ち他端に結合頭部37を持つ結合ロッド38の両
端に接合される。なお、結合頭部37の形状は、注射器
が本来有していたピストンロッドの頭部と同形状であ
る。しかし、結合ロッド38は必ずしもピストン36に
固定する必要はないので、図3(c)に示したピストン
ロッド24から頭部26だけを切除したものを用いても
よい。
【0026】シリンダー18にはこれを挿通できる中心
孔39を持った雄螺子部材40を嵌め、シリンダー34
にはこれを挿通できる中心孔41を持った袋ナット42
を嵌めて、両者40、42をフランジ33、35を挟ん
で螺合させることにより、シリンダー18と34とが結
合される。シリンダー34の閉塞端43より伸延する注
射針取付部44には、接続部材45を介して可撓管31
が結合されている。
【0027】可撓管31の他端は小径のシリンダー46
の閉塞端47から突出する注射針取付部48に結合され
ている。シリンダー46は市販ディスポーザブル注射器
をそのまま使用したものであり、ピストン49、ピスト
ンロッド50、開口端のフランジ51は本来備わってい
たものがそのまま使用され、操作部30を構成する。シ
リンダー34内、可撓管31内及びシリンダー46内に
は、適量の生理食塩水が収容されている。可撓管31の
中途、またはシリンダー46と可撓管31との結合部分
には、補給口を有する適当なコックを介在させ、内部の
生理食塩水の量が不足したときに外部から補給できるよ
うにしてもよい。
【0028】上述の装置において、ピストンロッド50
を押圧すると、シリンダー46内の生理食塩水は可撓管
31内を通ってシリンダー34内へ移動する。このと
き、ピストン36はピストン49および36の面積比に
比例する力で動かされ、そのストロークはピストン面積
比に逆比例する。その結果、ピストン17はピストン3
6に生じた増力された力で駆動され、高粘弾性液10を
注射針20の先端から射出させる。
【0029】従って図3に示す従来の注射器のみを使用
して高粘弾性液を注射する場合に較べ、大幅に小さな力
で操作することができ、かつ操作のストロークが増加す
るために注射量の精密な調節が容易になる。かつ、注射
に際しては、注射部32は単に注射針20の位置に注意
しながら手で支えるだけでよいので、図3に示す従来の
装置で注射を行う場合に較べて、ピストン押圧のために
手術視野が妨げられることが少ない。
【0030】図4のシリンダー18と34とを結合する
ための、雄螺子部材40及び袋ナット42に代わる結合
部材を示す。結合部材は中心に円孔52を持った基板5
3を有し、基板53の周辺からシリンダー34の方向へ
舌片54、54・・・・が伸延しており、舌片54、54・・
・・の内側壁面を結ぶ線は市販のシリンダー34用のディ
スポーザブル注射器のフランジ55の周縁の形状に一致
する。
【0031】また、現在多く使用されている高粘弾性液
専用注射器(図3参照)のフランジ23は正六角形をな
している。基板53は、フランジ55と23とを重ねた
際にフランジ23がフランジ55の周縁の外方へ突出す
る箇所では、舌片54が欠如している。従って、図4
(a)に示すように、基板53をフランジ23に当接さ
せ、かつその上にフランジ55を重ねた状態で、これら
を舌片54、54・・・・の内部に抱持させることができ
る。
【0032】各舌片54、54・・・・は、上述の抱持状態
のもとでフランジ55のシリンダー34側の面に弾力的
に係合する爪56、56・・・・を有している。従って、基
板53の円孔52にシリンダー18を挿通し、次いでフ
ランジ55を舌片54、54・・・・で囲まれた内部へ押込
むと、爪56、56・・・・が自動的にフランジ55に係合
し、シリンダー18と34とを結合することがてきる。
この実施例は、シリンダー18及び34を全く加工せず
に結合できる長所を有する。
【0033】図5はシリンダー18と34の結合の他の
例を示し、各シリンダーからは予めフランジ23、55
を切除しておく。そして、周面に接着剤を塗布した接続
筒57をシリンダー34内に挿入し、次いで周面に接着
剤を塗布したシリンダー18を接続筒57内に挿入する
ことにより、両シリンダーを結合する。この実施例は両
シリンダーの接続部分が全く外方へ膨出していないた
め、使用に最も便利である。
【0034】図6は特に眼球網膜手術に適した注射針2
0を示す。注射針20は、同図(a)に示すように先端
部分が湾曲し、断面が同図(c)に示すように偏平な断
面外形を有し、先端部分では同図(d)に示すように両
側縁に刃58、58を有する。射出口59は、同図
(b)に示すように針の先端のほか適所に設けることが
でき、その数は複数個でもよい。従って前述の高粘弾性
液の注射装置にこの注射針を取付けて手術を実施すれ
ば、高粘弾性液の注射と刃58、58を用いた新生血管
茎の切断とを同じ器具で同時に実施することができる。
【0035】
【発明の効果】以上のように、この発明によるときは、
高粘性液体を小さな力と大きなストロークとにより注射
できるので、特に精密を要する眼内手術に適し、高価な
駆動装置を必要とせず、全体をディスポーザブル的な構
成となし得るので感染の防止にも貢献することができ
る。従って、眼内手術用に限らず、多くの医用分野にお
いても実施することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の正面図である。
【図2】図1に示す実施例における注射部32の横幅を
拡大した縦断面図である。
【図3】市販の眼科用高粘弾性液の注射装置を示し、
(a)は注射液カプセル、(b)は注射用シリンダー、
(c)はピストンロッドをそれぞれ示す正面図である。
【図4】この発明の第1及び第2のシリンダーを結合す
るための部材の他の例を示し、(a)は結合状態を示す
正面図、(b)は部材の平面図である。
【図5】この発明の第1及び第2のシリンダーの更に他
の結合構造例を示す縦断面図である。
【図6】この発明の実施に適した注射針兼用スパーテル
の拡大図であり、(a)は側面図、(b)は正面図、
(c)はA−A線に沿う断面図、(d)はB−B線に沿
う断面図である。
【図7】糖尿病性増殖型網膜症の手術手順を示す図であ
る。
【符号の説明】
10 高粘弾性液 14 カプセル 17 ピストン 18 第1のシリンダー 20 注射針 31 可撓管 34 第2のシリンダー 36 ピストン 38 結合ロッド 46 第3のシリンダー 49 ピストン 50 ピストンロッド

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の注射針を有する閉塞端とピストン
    との間に高粘性液体を収容する第1のシリンダーと、第
    1のシリンダーよりも十分大径でその開口端に第1のシ
    リンダーの開口端が結合されそのピストンが結合ロッド
    により第1のシリンダーのピストンに連結され、そのピ
    ストンとその閉塞端との間に駆動液体が収容されている
    第2のシリンダーと、第2のシリンダーよりも十分小径
    でその閉塞端が可撓管を経由して第2のシリンダーの閉
    塞端に結合されそのピストンとその閉塞端との間に上記
    可撓管を経由して第2のシリンダー内に連通する駆動液
    体が収容され、そのピストンから伸延するピストンロッ
    ドがその開口端より外界へ伸延している第3のシリンダ
    ーとよりなることを特徴とする高粘性液体注射装置。
  2. 【請求項2】 一端がゴム様軟質弾性体で閉塞され、他
    端から挿入されたピストンとの間に上記高粘性液体が収
    容されているシリンダー状カプセルを第1のシリンダー
    内に収容し、第1の注射針に連通して第1のシリンダー
    の閉塞端からその内方へ伸延する尖鋭な第2の注射針を
    上記ゴム様軟質弾性体を通して上記カプセル内に刺通さ
    せ、上記カプセル内のピストンを上記結合ロットにより
    第2のシリンダーのピストンに連結したことを特徴とす
    る請求項1記載の高粘性液体注射装置。
  3. 【請求項3】 第2のシリンダー及びピストンは市販の
    ディスポーザブル注射器のシリンダー部分及びピストン
    部分であることを特徴とする請求項1記載の高粘性液体
    注射装置。
  4. 【請求項4】 第3のシリンダー、ピストン及びピスト
    ンロッドは市販のディスポーザブル注射器であることを
    特徴とする請求項1記載の高粘性液体注射装置。
  5. 【請求項5】 第1のシリンダー及び第2のシリンダー
    の開口端同士が着脱可能に結合されていることを特徴と
    する請求項1記載の高粘性液体注射装置。
  6. 【請求項6】 第1及び第2のシリンダーは何れもその
    開口端にフランジを有し、第1及び第2のシリンダーの
    一方の周囲に嵌められた環状雄螺子に他方の周囲に嵌め
    られた袋ナットを、その間に双方のシリンダーのフラン
    ジを挟んで螺合することにより、第1及び第2のシリン
    ダーを結合することを特徴とする請求項5記載の高粘性
    液体注射装置。
  7. 【請求項7】 第2のシリンダーの開口端に設けられた
    フランジと外周形状が大略等しく中心に第1のシリンダ
    ーとほぼ同径の孔を有する基板の上記中心孔に第1のシ
    リンダーを挿入し、第1のシリンダーのフランジに第2
    のシリンダーのフランジを重ね、上記基板より第2のシ
    リンダーの方向に伸延する弾力性舌片の先端に設けられ
    た爪を第2のシリンダーのフランジの周辺部に係合させ
    たことを特徴とする請求項5記載の高粘性液体注射装
    置。
  8. 【請求項8】 第1のシリンダーの開口端の外周に接着
    剤を介して嵌合された筒状部材が、第2のシリンダーの
    開口端の内周に接着剤を介して嵌入されていることを特
    徴とする請求項1記載の高粘性液体注射装置。
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