JP3457448B2 - ネットワークアクセス方式 - Google Patents

ネットワークアクセス方式

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JP3457448B2
JP3457448B2 JP00649296A JP649296A JP3457448B2 JP 3457448 B2 JP3457448 B2 JP 3457448B2 JP 00649296 A JP00649296 A JP 00649296A JP 649296 A JP649296 A JP 649296A JP 3457448 B2 JP3457448 B2 JP 3457448B2
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一朗 加瀬
潔 齋藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、公衆通信網に含ま
れ、複数の加入者端末装置を収容する遠隔多重伝送装置
(RT)と該遠隔多重伝送装置(RT)に多重通信回線
により接続される加入者振り分けモジュール(LXM)
とを備えて通信ネットワークにアクセスするネットワー
クアクセス方式に関し、特に、呼毎に加入者端末装置相
互間の通信パスを設定する必要がないネットワークに容
易に接続でき、かつ安価に通信できる、接続機能および
構成において柔軟性に富んだネットワークアクセス方式
に関する。
【0002】本発明のネットワークアクセス方式は、公
衆通信網などの大規模ネットワークおよび広域ローカル
エリアネットワーク(LAN)などのネットワークを利
用できるものであり、ISDN(統合サービスディジタ
ルネットワーク)を利用するのに適するように具体化さ
れている。
【0003】
【従来の技術】従来、この種のネットワークアクセス方
式では、図6に示されるように、また、NTT(日本電
信電話会社)技術ジャーナル(1993年5月号、PP
15〜19)に記載されているように、公衆通信網で
は、加入者宅その他に設置されている電話機などの加入
者端末装置(以後、端末と呼ぶ)1を交換局所30に収
容するために、収容区域内に分布する複数の端末1を遠
隔多重伝送装置(RT: Remote Terminal)20が収容
している。
【0004】更に、交換局所30には、加入者振り分け
モジュール(LXM:Subscriber Line Cross Connect
Module)40と、加入者振り分けモジュール(LXM)
40を収容する交換機31とが設置されており、複数の
遠隔多重伝送装置(RT)20それぞれとの間は多重通
信回線51により接続されている。
【0005】端末1は、ISDN対応の機能を有し、地
域毎に遠隔多重伝送装置(RT)20に収容されてい
る。
【0006】遠隔多重伝送装置(RT)20は、図7に
示されるように、加入者端末対応部21および交換局対
応部22を有する。加入者端末対応部21は、ISDN
加入者回路(OCU: Office Channel Unit)211と
ディジタル多重分離回路(MUX: Multiplexer and d
emultiplexer)212とを備え、一方、交換局対応部2
2は、0系制御部200および1系201、並びに信号
変換部220、221を備えている。端末1が送受信す
る信号は、ディジタル多重分離回路(MUX)212に
より、送信信号は多重化され、受信信号は分離される。
【0007】この信号は、0系信号伝送路または1系信
号伝送路に対し、0系制御部200または1系制御部2
01、および信号変換部220または信号変換部221
により伝送路の通信方式に併せて信号変換される。例え
ば、光ファイバケーブルによる伝送路では、信号変換部
220、221はE/O(電気信号・光信号)変換器で
あり、光信号により、図6に示されるように、多重通信
回線51を介して加入者振り分けモジュール(LXM)
40に接続される。この場合、信号変換部220、22
1は、多重通信回線51への方向では電気信号を光信号
に変換し、逆に、多重通信回線51からの方向では光信
号を電気信号に変換する。
【0008】一方、複数の遠隔多重伝送装置(RT)2
0を収容する交換局所30側の加入者振り分けモジュー
ル(LXM)40は、図8に示されるように、各遠隔多
重伝送装置(RT)20に接続される信号変換部を備え
た遠隔装置対応部401と、時分割通話路装置(TDN
W: Time Division Network)402と、交換機31
(図6)に接続する複数のインタフェース回路(LI
F:Line Interface)403と、加入者振り分けモジュ
ール(LXM)40の制御、主として時分割通話路装置
(TDNW)402を制御するプロセッサ404とを備
えている。
【0009】多重通信回線51を介して遠隔多重伝送装
置(RT)20が送受信する信号は、遠隔装置対応部4
01の信号変換部を介して時分割通話路装置(TDN
W)402に接続し、時分割通話路装置(TDNW)4
02で、送信信号は分離される一方、受信信号は多重化
される。この信号は、更に、インタフェース回路(LI
F)403を介して交換機31に接続される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のネット
ワークアクセス方式では、電話機、ファクシミリ装置、
またはISDN機器のような端末により発信された呼
が、遠隔多重伝送装置並びに交換局所の加入者振り分け
モジュールおよび交換機を介して公衆通信網に接続され
るように構成されているので、広域LAN、インターネ
ットなどのネットワークへの接続も、公衆通信網を介し
て接続されている。
【0011】この構成では、呼毎に端末から接続先番号
が発信され、この接続先番号を交換機が受けて翻訳し、
呼毎に端末相互間の通信パスを設定する必要があった。
このため、呼毎に端末相互間の通信パスを設定する必要
のない、パーソナルコンピュータなどの端末を広域LA
N、インターネットなどのネットワークに接続する際、
このようなネットワークと端末との間を専用線で直接接
続するか、または、ダイアルアップ回線接続と称する交
換機を経由した通信回線の接続をするか、の必要があっ
た。
【0012】この結果、専用線の接続設備には固定的に
設備使用料が必要であり、他方、交換機経由の場合には
通信の成立の都度、通信時間に比例した通信料金が必要
であるという問題点がある。
【0013】本発明の課題は、電話サービスのための加
入者端末アクセス系設備を利用しつつ、交換機を経由せ
ずに、広域LAN、、インターネットなどのネットワー
クへ接続できることにより、安価で、接続機能及び構成
の柔軟性に富んだ通信網を構築できるネットワークアク
セス方式を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明によるネットワー
クアクセス方式は、公衆通信網に含まれ、複数の加入者
端末装置を収容する遠隔多重伝送装置(RT)と該遠隔
多重伝送装置(RT)に多重通信回線により接続される
加入者振り分けモジュール(LXM)とを備えて通信ネ
ットワークにアクセスするネットワークアクセス方式に
おいて、前記加入者端末装置から受ける加入者端末装置
単位に多重化されたISDN(統合サービスディジタル
ネットワーク)の基本インタフェースによるチャネル構
造(2B+D)のフレームから任意に予め定められた1
つのBチャネルを取り出すチャネル分離手段と、加入者
端末装置単位に取り出された各加入者端末装置からの複
数のBチャネルをフレーム多重化して前記通信ネットワ
ークのうち特定の通信ネットワーク前記多重通信回線
を介して接続する多重化手段とを前記多重通信回線上で
遠隔多重伝送装置(RT)および加入者振り分けモジュ
ール(LXM)のいずれか一方に備えている。
【0015】また、具体的な手段の一つとして、チャネ
ル分離手段は、加入者端末装置単位に多重化されたIS
DNの基本インタフェースによるチャネル構造(2B+
D)にルート識別子(ID)を付与してフレームを形成
するID付与部と、入力したフレームから該フレームか
らルート識別子(ID)を識別し、チャネル構造(2B
+D)の中から前記ルート識別子(ID)により指定さ
れた1つのBチャネルを取り出すチャネル分離部とを備
え、前記多重化手段は、前記ルート識別子(ID)によ
り分離された同一のルート識別子(ID)を有する複数
のBチャネルを、同一フレームに多重化するルート制御
部を備えている。
【0016】ここで、前記チャネル分離部とルート制御
部とを有するハブ装置が導入され、このハブ装置が、多
重化されたISDNの基本インタフェースによるチャネ
ル構造(2B+D)の内の1つのBチャネルを分離し、
更に、各端末対応の複数のBチャネルを多重化して、各
ネットワークに専用線を介し接続している。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0018】図1は本発明の実施の一形態を示す機能ブ
ロック図である。図1に示されたネットワークアクセス
方式では、複数の端末1を収容する複数の遠隔多重伝送
装置(RT)20が多重通信回線51を介して接続され
る加入者振り分けモジュール(LXM)4は、遠隔装置
対応部41、時分割通話路装置(TDNW)42、イン
タフェース回路(LIF)43・44、多重化装置(F
H)45、並びにプロセッサ46を備えている。プロセ
ッサ46は、加入者振り分けモジュール(LXM)4を
制御し、且つ受けたフレームのチャネル分離及び多重化
制御を実行している。
【0019】図1で、従来と相違する点は、加入者振り
分けモジュール(LXM)4が、交換機31以外に専用
線52を接続し、プロセッサ46が専用線52へ接続す
るBチャネルを分離して多重化装置(FH)45に接続
していることである。専用線52は広域LAN、インタ
ーネットなどの公衆通信網以外のネットワークに接続さ
れているものとする。また、端末1は、ISDN用のユ
ーザ・網インタフェースの基本インタフェースを備えて
いるものとし、2つのBチャネルおよび1つのDチャネ
ルを用いるものとする。遠隔装置対応部41、時分割通
話路装置(TDNW)42、インタフェース回路(LI
F)43・44は従来と同一でよいので、単体機能につ
いての説明を省略する。
【0020】本発明の特徴は、“2B+D”チャネルの
“2B”のうち、いずれか一方のBチャネルを分離して
交換機31を介さずに、専用線52を介して公衆通信網
以外のネットワークに直接接続する点にある。
【0021】加入者振り分けモジュール(LXM)4で
は、プロセッサ46が、端末1から遠隔多重伝送装置
(RT)2を介して受けた“2B+D”チャネルから予
め定められた条件に基づいて分離すべき1つのBチャネ
ルの通信パスを時分割通話路装置(TDNW)42に設
定して、複数の端末1それぞれについて1つずつを分離
し、多重化装置(FH)45に接続するものとする。多
重化装置(FH)45は、複数の端末1それぞれに対応
する分離され接続されたBチャネルを多重化し、専用線
52を介してネットワークに接続している。
【0022】一方、端末1から受けた“2B+D”チャ
ネルのうち残された“B+D”チャネルは、従来同様、
他の端末1それぞれに対応する“B+D”チャネルと時
分割通話路装置(TDNW)42で多重化され、インタ
フェース回路(LIF)43・44を介して交換機31
に接続される。
【0023】他方、専用線52を介して入力される多重
化されたBチャネル情報は、多重化装置(FH)45に
より、複数の端末1それぞれに対応するBチャネルに分
離され、時分割通話路装置(TDNW)42で各端末1
ごとのISDN基本インタフェース構造の“2B+D”
チャネルに多重化される。
【0024】このように、各端末に対応する1つのBチ
ャネルが分離され、この分離された複数のBチャネルが
多重化されることにより、この多重通信回線による専用
線が公衆通信網以外のネットワークに直接接続できると
共に、公衆通信網のための加入者アクセス系設備に重畳
して利用できる。
【0025】上記説明では、1つのBチャネルを分離し
て多重化する機能を、交換局所3の加入者振り分けモジ
ュール(LXM)4で、プロセッサ46が時分割通話路
装置(TDNW)42および多重化装置(FH)45を
制御して行なっているが、他の設備、例えば、遠隔多重
伝送装置(RT)等にも適用が可能である。
【0026】本発明の第2の観点は、遠隔多重伝送装置
(RT)で上記機能を発揮するため、ハブ装置(HU
B)を導入し、ハブ装置(HUB)が1つのBチャネル
を分離して多重化することである。このハブ装置(HU
B)は加入者振り分けモジュール(LXM)に備えても
よい。
【0027】ここで“HUB”とは、英単語で「車輪の
中心」の意味があり、この意味が転じて一般に、ハブ装
置は、多数のインタフェースを備え、通信端末、コンピ
ュータ端末等の通信端末装置を集束接続するための装置
となり、主としてLANを構築する際に用いられてい
る。
【0028】
【実施例】次に、遠隔多重伝送装置(RT)においてハ
ブ装置(HUB)を使用する第1の実施の形態について
図2から図4を併せ参照して説明する。
【0029】図2は本発明の第1の実施の一形態を示す
遠隔多重伝送装置(RT)6のブロック構成図、図3は
図2の部分詳細の一実施例を示すブロック構成図、ま
た、図4は使用する伝送フレーム構成の一実施例を示す
フォーマット図である。
【0030】図2に示された遠隔多重伝送装置(RT)
6は、複数の端末1を収容する複数の加入者端末対応部
60とこれら複数の加入者端末対応部60を接続するハ
ブ装置(HUB)7とを備えている。
【0031】また、ハブ装置(HUB)7は多重通信回
線51を介して交換局所に接続されていると共に、広域
LAN、インターネットなど、他のネットワークに接続
する専用線52を収容しているものとする。加入者端末
対応部60は、従来同様の構成でISDN加入者回路
(OCU)61とディジタル多重分離回路(MUX)6
2とを有しているが、ISDN加入者回路(OCU)6
1の機能は、図3に示されるように、従来と相違してル
ート識別子(ID)を付加できる。
【0032】図2において、ISDN加入者回路(OC
U)61は、図3に示されるID付加機能により、専用
線52に接続される1つのBチャネルの形態を指定する
ルート識別子IDを、端末1から受けるISDN基本イ
ンターフェースのインターフェース構造による“2B+
D”チャネルのフォーマットに予め定められた条件に基
づいて付加して、図4に示されるようなフォーマットに
形成し、ディジタル多重分離回路(MUX)62を介し
てハブ装置(HUB)7に供給している。
【0033】ハブ装置(HUB)7は、ルート識別子I
Dを参照して専用線52へ接続を指定された複数の端末
1からのBチャネルを集線し、集線したBチャネルを専
用線52を介して広域LAN、インターネットなどのネ
ットワークに接続するものとする。
【0034】ハブ装置(HUB)7は、図3に示される
ように、複数のディジタル多重分離回路(MUX)62
それぞれに多重通信回線により接続する複数のインタフ
ェース(IF)71と、交換局所に接続する多重通信回
線51を収容するインタフェース(IF)72と、公衆
通信網以外のネットワークに接続する専用線52を収容
するインタフェース(IF)73と、これらインタフェ
ース(IF)71〜73を接続するバス74と、このバ
ス74に接続し、外部からのプログラム制御によりイン
タフェース(IF)71〜73間のルーティング制御処
理を行なうルート制御プロセッサ75とを備えている。
【0035】ISDN加入者回路(OCU)61とイン
タフェース(IF)71との間の“2B+D”チャネル
のフォーマットは、図4に示されるように、端末1毎に
ルート識別子ID、B1チャネル、B2チャネルおよび
Dチャネルの順に時分割多重化されている。ルート制御
プロセッサ75は、バス74を介してルート識別子ID
を参照し、複数のインタフェース(IF)71の中から
同一のルート識別子IDを有するフレームの集線処理を
行ない、インタフェース(IF)72・73に処理結果
を出力する。
【0036】また、ルート識別子IDは次のように定義
できる。
【0037】符号「0」の場合、“2B+D”チャネル
の全てを交換局所に接続されるインタフェース(IF)
72に出力し、符号「1」の場合、“2B+D”チャネ
ルのB1チャネルを他のネットワークに接続されるイン
タフェース(IF)73に、また、残りの“B2+D”
チャネルを交換局所に接続されるインタフェース(I
F)72に出力し、更に、符号「2」の場合、“2B+
D”チャネルのB2チャネルを他のネットワークに接続
されるインタフェース(IF)73に、また、残りの
“B1+D”チャネルを交換局所に接続されるインタフ
ェース(IF)72に出力するものとする。
【0038】この結果、端末1の“2B+D”チャネル
から任意の1つのBチャネルが分離され、且つ同一ネッ
トワークへのBチャネルは、集線多重化され、交換局所
を経由せずに広域LAN等のネットワークへ直接接続で
きる。
【0039】次に、加入者振り分けモジュール(LX
M)においてハブ装置(HUB)を使用する第2の実施
の形態について図3から図5を併せ参照して説明する。
【0040】図5は本発明の第2の実施の一形態を示す
加入者振り分けモジュール(LXM)8のブロック構成
図である。加入者振り分けモジュール(LXM)8は上
述のハブ装置(HUB)7および遠隔装置対応部81を
有している。遠隔装置対応部81は、図2および図3に
示されている加入者端末対応部60に対応して加入者端
末対応部60をハブ装置(HUB)7に接続している複
数の信号変換部を有している。
【0041】ハブ装置(HUB)7は、多重通信回線5
3を介して交換局所に接続されていると共に、広域LA
N、インターネットなど、他のネットワークに接続する
専用線52を収容しているものとする。加入者端末対応
部60は、従来同様の構成でISDN加入者回路(OC
U)61とディジタル多重分離回路(MUX)62とを
有するが、ISDN加入者回路(OCU)61の機能
は、上述のように、図3に示されるルート識別子(I
D)を付加できる。
【0042】図5における加入者端末対応部60では、
図3に示されるISDN加入者回路(OCU)61が、
ID付加機能により、端末1から受けるISDN基本イ
ンターフェースのインターフェース構造による“2B+
D”チャネルのフォーマットに、専用線52に接続され
る1つのBチャネルの形態を指定するルート識別子ID
を、予め定められた条件に基づいて付加し、図4に示さ
れるフォーマットを形成し、ディジタル多重分離回路
(MUX)62を介して多重通信回線51に供給してい
る。多重通信回線51は、加入者振り分けモジュール
(LXM)8の遠隔装置対応部81の信号変換部に接続
され、この信号変換部を介してハブ装置(HUB)7に
接続されている。
【0043】すなわち、図5に示されているハブ装置
(HUB)7では、図3と相違して、インタフェース7
1が、加入者端末対応部60のディジタル多重分離回路
(MUX)62と直結せず、ディジタル多重分離回路
(MUX)62に多重通信回線51および遠隔装置対応
部81を介して接続されている。ハブ装置(HUB)7
は、上述の通り、加入者端末対応部60のISDN加入
者回路(OCU)61から受けたフォーマット内のルー
ト識別子IDを参照して専用線52へ接続を指定された
複数の端末1からのBチャネルを集線し、集線したBチ
ャネルを専用線52を介して広域LAN、インターネッ
トなどのネットワークに接続している。
【0044】このようにハブ装置(HUB)を内蔵した
加入者振り分けモジュール(LXM)は、交換機を経由
せずに公衆通信網以外の広域LAN、インターネット等
のネットワークに接続することができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、公
衆通信サービスのための加入者アクセス設備で、チャネ
ル分離手段が加入者端末装置単位に多重化されたISD
Nの基本インタフェースによるチャネル構造(2B+
D)内から所定の1つのBチャネルを取り出し、多重化
手段が加入者端末装置単位に取り出された各加入者端末
装置からの複数のBチャネルをフレーム多重化して専用
線により通信ネットワークに接続するネットワークアク
セス方式が得られる。この構成によって、各加入者端末
装置は公衆通信網に接続する交換機を経由せずに広域L
AN等のネットワークに直接アクセスすることができ
る。
【0046】この結果、広域LAN等のネットワークに
直接アクセスするための専用設備を不要とするので経済
性に富み、且つ、公衆通信網を経由しないので、公衆通
信網側での設備の増加を不要とするだけでなく、加入者
側では公衆通信網での通信サービスにおける料金負担を
不要にするという経済的効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を加入者振り分けモジュ
ール(LXM)に示すブロック構成図である。
【図2】本発明の実施の一形態を遠隔多重伝送装置(R
T)に示すブロック構成図である。
【図3】本発明の実施の一形態をハブ装置(HUB)に
示すブロック構成図である。
【図4】図3のハブ装置(HUB)に適用される伝送フ
レーム構成の一形態を示すフォーマット図である。
【図5】本発明の実施の一形態を、ハブ装置(HUB)
を内蔵した加入者振り分けモジュール(LXM)に示す
ブロック構成図である。
【図6】従来の一例を示すブロック構成図である。
【図7】従来の一例を遠隔多重伝送装置(RT)に示す
ブロック構成図である。
【図8】従来の一例を加入者振り分けモジュール(LX
M)に示すブロック構成図である。
【符号の説明】
1 端末(加入者端末装置) 2、6 遠隔多重伝送装置(RT) 3 交換局所 4、8 加入者振り分けモジュール(LXM) 7 ハブ装置(HUB) 31 交換機 41、81 遠隔装置対応部 42 TDNW(時分割通話路装置) 43、44 LIF(インタフェース回路) 45 多重化装置(FH) 46 プロセッサ 51、53 多重通信回線 52 専用線 60 加入者端末対応部 61 OCU(ISDN加入者回路) 62 MUX(ディジタル多重分離回路) 71、72、73 IF(インタフェース) 74 バス 75 ルート制御プロセッサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加瀬 一朗 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 齋藤 潔 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 雄川 一彦 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 中山 久男 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−193627(JP,A) 特開 平5−83282(JP,A) 特開 平6−245243(JP,A) 特開 平8−265884(JP,A) 特開 平9−23491(JP,A) 特開 平9−51350(JP,A) 特開 平9−102992(JP,A) 特公 平7−56961(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 11/04 H04J 3/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 公衆通信網に含まれ、複数の加入者端末
    装置を収容する遠隔多重伝送装置(RT)と該遠隔多重
    伝送装置(RT)に多重通信回線により接続される加入
    者振り分けモジュール(LXM)とを備えて通信ネット
    ワークにアクセスするネットワークアクセス方式におい
    て、前記加入者端末装置から受ける加入者端末装置 単位に多
    重化されたISDN(統合サービスディジタルネットワ
    ーク)の基本インタフェースによるチャネル構造(2B
    +D)のフレームから任意に予め定められた1つのBチ
    ャネルを取り出すチャネル分離手段と、加入者端末装置
    単位に取り出された各加入者端末装置からの複数のBチ
    ャネルをフレーム多重化して前記通信ネットワークのう
    ち特定の通信ネットワーク特定の多重通信回線を介し
    接続する多重化手段とを備えることを特徴とするネッ
    トワークアクセス方式。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記多重通信回線上
    の前記加入者振り分けモジュール(LXM)が前記チャ
    ネル分離手段と前記多重化手段とを備えることを特徴と
    するネットワークアクセス方式。
  3. 【請求項3】 請求項1において、チャネル分離手段
    は、加入者端末装置単位に多重化されたISDNの基本
    インタフェースによるチャネル構造(2B+D)にルー
    ト識別子(ID)を付与してフレームを形成するID付
    与部と、入力した該フレームからルート識別子(ID)
    を識別し、チャネル構造(2B+D)の中から前記ルー
    ト識別子(ID)により指定された1つのBチャネルを
    取り出すチャネル分離部とを備えることを特徴とするネ
    ットワークアクセス方式。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記多重化手段は、
    前記ルート識別子(ID)により分離された同一のルー
    ト識別子(ID)を有する複数のBチャネルを、同一フ
    レームに多重化するルート制御部を備えることを特徴と
    するネットワークアクセス方式。
  5. 【請求項5】 請求項4において、請求項1記載の遠隔
    多重伝送装置(RT)が、前記チャネル分離部と前記ル
    ート制御部とを備えることを特徴とするネットワークア
    クセス方式。
  6. 【請求項6】 請求項4において、請求項1記載の加入
    者振り分けモジュール(LXM)が、前記チャネル分離
    部と前記ルート制御部とを備えることを特徴とするネッ
    トワークアクセス方式。
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