JP3457316B2 - デジタル無線通信システムにおける基地局と変換器との間の伝送エラーの管理方法および対応する基地局と変換器 - Google Patents

デジタル無線通信システムにおける基地局と変換器との間の伝送エラーの管理方法および対応する基地局と変換器

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JP3457316B2
JP3457316B2 JP51871694A JP51871694A JP3457316B2 JP 3457316 B2 JP3457316 B2 JP 3457316B2 JP 51871694 A JP51871694 A JP 51871694A JP 51871694 A JP51871694 A JP 51871694A JP 3457316 B2 JP3457316 B2 JP 3457316B2
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アルカテル・モビル・コミユニカシオン・フランス
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    • H04W88/181Transcoding devices; Rate adaptation devices

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  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Radio Transmission System (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明の分野は、デジタルセルラー無線通信の分野で
ある。
より詳細には、本発明は基地局(BTS)と変換器(TRA
U)との間の伝送エラーの管理に関する。
セルラー無線通信システムは、地理上の領域を、各々
が単数または複数の基地局によって管理される小部分す
なわちセルに分割することに基づく。このようにセルに
分割することにより、無線電気スペクトルの使用を最適
化することが可能となり、複数のセルが同一のスペクト
ル部分を使用することができる。
各基地局は電波を通じて、セル内を走る複数の移動体
と交信することができる。さらに基地局は、移動体と遠
隔端末(たとえば、切り換えられた網の加入者または別
の移動体)との接続を行う移動体切換局(MSC)に接続
されている。切換局と基地局とはPCM(パルス符号変
調)伝送路を介して相互接続されている。
PCM伝送路の使用に係る費用は非常に高い。したがっ
て同伝送路の使用を最適化することが好ましい。このた
め通常、基地局と切換局との間に変換器(またはTRAU)
を挿入し、(実際にやり取りされるのが、データもしく
は音声であるにもかかわらず)基地局と変換器との間の
データのやり取りが圧縮されるようにする。
このようにして変換器と基地局とは、圧縮および伸長
手段を含む。本発明が好ましいかたちで適用されるGSM
(移動体通信グローバルシステム)の場合、交信速度は
たとえば64kbit/秒から16kbit/秒になる。したがってこ
の場合に得られる利得の係数は4となる。
利得を最適化するには、可能な限り長い距離で圧縮が
行われるのが好ましい。そのため、通常、変換器は切換
局と同じサイトに直接設置される。
伝送エラーは種々の理由(伝送路の切断、外部擾乱、
故障...)によりあらゆる通信システムにおいて発生す
る可能性がある。変換器と基地局との間の接続もこの法
則を免れることはできない。したがって、このような伝
送エラーを検出し管理する必要がある。
GSM無線通信システムの場合、エラーの管理は以下の
ようにして行われる。
− 基地局が、1秒間、同期を失ったことを検出した場
合、同局は自身が依存するBSC(基地局制御装置)にア
ラームを送信し、ついで同制御装置は通信を中断する決
定を下す。
− 変換器が、1秒間、同期を失ったことを検出した場
合、同変換器は(GSM勧告08−60に従い)非常アラーム
を伝送するため、送信を中止する。基地局は同アラーム
の受信後、自身が依存するBSC制御装置に通報し、つい
で同制御装置は通信を中断する決定を下す。
この方法は2つの大きな欠点をもっている。
1つは、変換器が伝送上の問題を指示するためにデー
タの送信を中断しなければならないことである。ところ
がこの中断がオーバーフローとなることがある。実際、
通信が一伝送方向においてだけ擾乱されるということは
よくあることである。したがって、接続が下り方向(変
換器から基地局に向けて)において擾乱されるのは、変
換器が上り方向(基地局から変換器に向けて)において
擾乱を検出するからではない。この場合、基地局へのデ
ータの送信を中断するのは無意味でありさらに非好適で
さえある。
また、数多くのオペレータにとっては(たとえば使用
する網が中度または低い品質の時)、同期を失ったとの
結論を下すまでのタイマ時間(1秒)は短か過ぎるよう
に見える。したがってこの値はパラメータ化するのが好
ましい。
オペレーティングソフトウェアがダウンロードされて
いる基地局に対しては、パラメータ化してもほとんど問
題が生じない。ところが、変換器のソフトウェアは従来
のようにROMに格納されているため、ダウンロードする
ことができない。したがって、タイマ時間を変更する場
合必ず変換器のメモリを交換しなければならず、費用の
かかる作業となる。
別の可能性として、同タイマ時間を変更するのに変換
器の構成のメッセージを設けるという方法がある。しか
しながらその可能性の場合、変換器へ送る新規メッセー
ジを定義しなければならないということに加え、変換器
が接続されるBTSの種類にかかわらずタイマ時間は一定
でなければならない。このことは、BSC制御装置とそれ
が制御する種々のBTSとの間のPCMの品質が一定でない
時、欠点をもたらす。
本発明は、先行技術のこれら種々の欠点を解消するこ
とを目的とする。
より詳細には、本発明の目的は、変換器が伝送エラー
を検出した時、同変換器からの送信の中断を必要としな
い。デジタル無線通信システムにおける変換器と基地局
との間の送信エラーの管理方法を提供することである。
本発明の別の目的は、同期の喪失の決定に使用される
タイマ時間を管理することが可能な方法を提供すること
である。
本発明はまた、基地局においても変換器においても複
雑な処理を必要としない方法を提供することを目的とす
る。特に本発明の目的は変換器の中で、いかなるパラメ
ータ化をも必要としない方法を提供することである。
本発明のさらに別の目的は、GSMの仕様に適合しとく
に規格により規定されているようなGSMについて大幅な
変更を必要としない方法を提供することである。
これらの目的と後記する別の目的とは、移動体とのデ
ジタル無線通信システムにおける基地局と変換器との、
間の伝送エラーの管理方法を用いる本発明により達成さ
れ、前記システムは、各々が電波により複数の移動体を
制御する複数の基地局を含み、信号は移動体と遠隔端末
との間を移動し(上り方向)、 − 電波により、前記移動体から基地局に向かい、 − 制御データと、前記基地局と前記変換器の既知の符
号により符号化される前記有効データとを含むデータ列
の形態で、前記基地局から変換器に向かい、 − 前記変換器から、前記遠隔端末との接続を行う切換
局へ向かい、及び − 対称的に信号が前記遠隔端末から前記移動体へ(下
り方向)移動し、前記変換器は、 − 前記基地局によって送信されたデータ列の受信と復
号、 − 受信復号列の分析による、上り方向における伝送エ
ラーの検出、 − 上り方向において伝送エラーがあった場合、前記基
地局への有効データの送信を中断することなく、前記基
地局に向けられたデータ列内にエラーメッセージを規則
的に挿入すること、 − 前記基地局によって出される、上り方向における送
信の中断要求の検出後、直ちに前記基地局へのデータ送
信を中断すること、 の作業を行い、 前記基地局は、 − 前記変換器によって送信されたデータ列の受信と復
号、 − 受信復号列の分析による、下り方向における伝送エ
ラーの検出、 − 下り方向において検出されおよび/または上り方向
においてエラーメッセージにより知らされる伝送エラー
が所定の条件を満たす時、前記変換器へのデータの送信
(下り方向)を中断し、上り方向における送信の中断を
要求すること、 の作業を行う。
このように、伝送エラーが変換器によって検出される
か基地局によって検出されるかにかかわらず、通信の中
断決定は全て基地局に集中される。変換器は、中断命令
を受け取らない限り、データの送信を続行する(主/従
関係、変換器が従局)。
前記エラー検出作業は、前記受信復号列における同期
の喪失を検出する段階を含むのが好ましい。
GSMの場合、各データ列内に分布する同期ビットを認
識する。
本発明の好ましい実施態様においては、前記エラーメ
ッセージ挿入作業は、前記データ列の1つの少なくとも
1つの制御ビットの値を変更することを内容とする。
GSMデータ列の場合、現在使用が可能なC12〜C15のビ
ットのうちの1つがこれに該当する。
このようにして、データ列の構造は変えられず、しか
もデータの送信も阻害されない。
前記基地局は、所定の第1の時間中の上り方向におけ
るエラー数をカウントする第1カウンタと、所定の第2
の時間中の下り方向におけるエラー数をカウントする第
2カウンタの、2つのカウンタを使用することが好まし
く、また前記基地局は、前記カウンタの少なくとも1つ
の値が所定のしきい値を超えた時、通信の中断を決定す
るのが好ましい。
このようにして基地局は、処理をあまり複雑にするこ
となく2種類のエラーを管理することができる。
前記の所定の第1および/または第2の時間は、パラ
メータ化が可能な継続時間を有することが好ましい。前
記のパラメータ化が可能な継続時間は、各基地局(17)
が同一のBSC制御装置に制御されているか否かに関わら
ず、各基地局毎に異なることがある。
このようにして、エラーの管理は種々の演算子に適合
させることができる。通常、基地局のソフトウェアは通
信によりダウンロードすることが可能であるので、該タ
イマ値を変更することは容易である。
すでにGSMによってもたらされている好まし実施態様
(勧告08.60の16ページ、4.3項、項目i)においては、
前記変換器は、自身が送信したデータ列を受信した時、
実行中の通信を中断する。
受信器はまた、以下の作業、 − 所定の第3の時間中に発生するエラー数をカウント
すること、 − エラー数が所定のしきい値を上回った時、アラーム
クロックを始動すること、 − 前記アラームクロックが所定のタイマ値に達し、か
つ前記変換器が通信の中断のメッセージを受信した時、
通信を中断すること、 を実行して、通信を中断することも可能である。
本発明はまた、前記に記載の方法を利用する変換器お
よび基地局にも関する。
本発明の別の特徴と長所とは、添付の図面を参照しつ
つ、単なる図示例であり非限定的例として示した好まし
い実施態様を読むことにより明らかになろう。
第1図は、既知のGSM網などの、セルラー無線通信網
の構造を示すブロック図である。
第2図は、本発明の方法による変換器(TRAU)の動作
を示す状態図である。
第3図は、本発明による基地局(BTS)の動作を示す
簡略状態図である。
下記実施態様はGSM無線通信システム、より詳細には
現在開発中の第2世代(およびそれ以降)のGSMシステ
ムに応用される。しかしながら、本発明は別の無線通信
システムにも応用され得ることは明らかである。
第1図は、GSMの場合における移動体(MS)11と遠隔
加入者12との間の通信に利用する種々の要素の略図であ
る。
音声信号の場合を想定する。遠隔端末は従来の電話装
置であり、切換電話網(RTC)13を使用する。同端末は
移動体との切換局(MSC)14に接続されており、同局
は、 − (遠隔端末について透明性をもった状態で)通信を
管理すること。とくにある通信に対し伝送路を割り当
て、次いで基地局に対し通信が存在することを知らせる
こと。
− 8kHzの周波数にて、遠隔端末から受信した音声アナ
ログ信号をデジタル化すること(および、反対の通信方
向においては対称的なデジタル/アナログ変換を行うこ
と) という2つの役割をもつ。
デジタル信号15は、64kbit/秒の速さで変換器(TRA
U)16に送信され、変換器は音声の圧縮を行う。同圧縮
により、単位あたりの通信量を64kbit/秒から13kbit/秒
に減らすことができる。実際には、通信には16kbit/秒
を割り当てる(3kbit/秒は各種情報の移動に使用す
る)。したがって圧縮率は4となる。
このような圧縮率の必要性は、切換局14と基地局(BT
S)17とが、(たとえば2048kbitで作動する)PCM伝送路
18、19によって接続されているということで説明され
る。ところが、そのようなPCM伝送路の使用費用は非常
に高い。したがって、PCM伝送路の使用を最適化するた
め、データを圧縮し複数の通信を多重化する必要があ
る。
従来的には、2048kbit/秒のPCM伝送路は、31個の音声
(8kHzで標本化)または信号チャンネルと、PCMの良好
な作動の管理のために使用する1つのPCM制御チャンネ
ルとを含む、32個の64kbit/秒チャンネルに分割され
る。したがって、圧縮により各チャンネルあたり4つの
通信を流すことが可能となる。
実際には変換器16は、第一のPCM伝送路18により、基
地局の制御装置110に接続され、第二のPCM伝送路19によ
り、基地局17に接続されている。制御装置110の主な役
割は接続を確保することである。同装置は通信に対し透
明である。
実際、網GSMは、1つの領域(たとえばある国)に対
しいくつかの切換局(たとえば10局)を含む、木構造を
使用している。各切換局は、基地局制御装置全体を制御
する。各制御装置は複数の基地局を管理し、これら基地
局は各々、多くの移動体(たとえば60個程度)を制御す
る。
なお、基地局17は電波により移動体11と通信する。
データの伝送経路は当然ながら、移動体11から遠隔端
末12の方向(規定上、上り方向と呼び上記の方向は(移
動体から見て)下り方向と呼ぶ)に対称的になされる。
また、データの送信も同様な方法で実施される。
本発明はとくに、基地局17と変換器16との間の、PCM
伝送路18、19上の伝送エラーの管理に関する。
現在(第一世代のシステムにおいては)、同管理は以
下のようにうに行われる。
− 上り方向において:1秒間のうちに変換器により伝送
エラーが検出されると、変換器は基地局へのデータの送
信を中止し、連続する0の列から成る「非常メッセー
ジ」を送信する。
基地局は該非常アラームを検出しこれを制御装置BSC
に知らせる。制御装置は通信を中断する決定を下し、変
換器が送信しているデータ列を同変換器に送り返す。変
換器は自分が送信したデータ列を認識すると通信を中断
する。
− 下り方向において:基地局により伝送エラーが検出
されると、基地局は上記のような方法で通信を中断する
決定を下す。
通信を中断する方法として別の方法もある。すなわち
基地局は連続する「01」の列から成る「アイドルパター
ン」を発信することができる。変換器はこのアイドルパ
ターンを認識して通信の中断を決定する。
伝送エラーはたとえば、「バースト」、ノイズ(ラン
ダムエラー)、消滅(たとえば、故障時にある機器を別
の機器に切り換えた時など)などによることがある。
(変換器または基地局における)伝送エラーの検出は
次の段階を含む。
− 同期不良が3回連続して検出された場合、1秒間の
タイマが作動する。
− タイマ時間が経過した後も作動状態が不良である場
合、「伝送エラーの検出」が出される。
同期不良は、GSM列の分析により検出される。
実際、GSM列は、16個の0と16個の制御ビットとで構
成されるヘッダの後、16ビット全部を1の値とする対称
的な同期ビットを必ず含む。受信同期ビットが1でない
場合には、同期不良が検出される。
本発明は、基地局における通信の中断に関わる全ての
決定を移すことに基く。変換器はエラーを検出しても自
分自身では決して中断の決定を下さない。
第2図の略図は、本発明による変換器の作動を示して
いる。
通信がない時、変換器は休止状態21にある。変換器
は、列「TRAU」(すなわち基地局によって圧縮されたデ
ータ列)を受信(22)すると、アクティブモード23にな
る。変換器は基地局の「従局」である。すなわち、通信
の始まりを知らせるのは基地局である。変換器は通信の
主導を取ることはない。
3つの状態が発生し得る。すなわち、 − エラーのないデータ列(TRAU)の受信24:変換器は
アクティブモード25のままである。
− 変換器が発信した直後のデータ列の受信26(TRAUル
ープ):制御装置は発信データ列を送り返し、変換器は
休止モード27に戻る。
− 同期エラーをもつデータ列の受信28(不良TRAU):
有効信号の送信が中断されることなく、エラー情報が基
地局に必ず送信29される。
エラー情報の送信29後、連続する不良の数を数える
(210)。不良が多すぎる場合(実際には、連続して3
つのエラーがあった場合)、タイマが始動する(21
1)。そうでない場合には、アクティブモード212のまま
である。
該タイマは、たとえば1秒の長さTsynchをもつ。タイ
マが継続している(213)(DESYNC1と呼称、「同期ずれ
1」の意味)限り、前記に記載の3つの状態が発生する
可能がある。すなわち、 − エラーのないデータ列(TRAU)の受信214:タイマは
中断され215(Tsynchの停止)、アクティブモード216に
戻る。
− 変換器が発信した直後のデータ列の受信217(TRAU
ループ):タイマは中断され(218)、変換器は「休
止」モード211に戻る。
− 同期エラーをもつデータ列の受信220:新しいエラー
情報が送信され(221)、タイマが継続する(222)。
タイマ時間が終る(Tsynch経過情報の受信223)と、
変換器は第2の同期ずれ段階(DESYNC2)に移行する22
4。
すると4つの状態が発生し得る。
− エラーのないデータ列の受信225:アクティブモード
226に戻る。
− 同期エラーをもつデータ列の受信227:エラー情報の
送信228と現行状態の維持229(変換器はデータ送信を継
続)。
− 変換器が発信した直後のデータ列の受信230(TRAU
ループ):変換器は「休止」モード231に戻る。
− アイドルパターン「01」列の受信232:変換器は「休
止」モード233に移行する。ただし、タイマ時間Tsynch
が経過した時はアイドルパターンは考慮されない。
このように、変換器は自分自身では送信中止の決定は
下さない。変換器は、制御装置BSCが変換器自身のデー
タ列を送り返してきた時またはアイドルパターンを受信
した時のみ、「休止」モードに戻る。反対に、変換器は
エラーが検出された場合、直ちにそれを基地局に知らせ
る。
したがって、同期エラーの管理は基地局に集中され変
換器は自己の問題を基地局に知らせるだけである。
同期エラー情報は、C12からC15のビット(規格化資料
GSM08.60において採用されている番号付与方法による)
たとえば制御ビットC12など、各「TRAU」データ列にお
いて使用可能な単一または複数のビットを使用して、基
地局に伝送することが可能である。
第3図は、本発明による変換器に結合された基地局の
作動を示す概略図である。
変換器が受信したデータ列31は、特に制御ビットを抽
出するためまず分解される32。ビットC12が1(変換器
がエラーを検出した)であれば、増分情報33が第1カウ
ンタ34に伝送され、変換器から見た同期エラーがカウン
トされる。
さらに受信データ35は分析され(36)、(移動体へ伝
送するため)データ37が抽出される。さらに、エラーが
検出されると、同期エラーが検出され、増分情報38が第
2カウンタ39に伝送される。
伝送エラー制御段階310は、変換器から見たエラー数3
11と、基地局から見たエラー数312とを考慮したもので
ある。
該エラー制御段階310は、これら2つの値311および31
2の特定の分析およびタイマ時間Tsynchの値に応じて、
通信を中断するため制御装置BSCに通報する必要がある
かどうかを決定する。その結果、対応する通信終了命令
314が出される。
タイマ値Tsynchはパラメータ化可能であることが好ま
しい。タイマ値はたとえば基地局にダウンロードするこ
とができる。高品質のPCMの場合、Tsynchは1秒とする
ことができる。反対にPCM伝送路が中程度の品質の場
合、同時間はより長いのが好ましい。
場合によっては、同一の網内であっても、局所条件、
統計等に応じて、基地局毎にTsynchの値を変えることが
できる。
このように、本発明は特に以下のような利点をもたら
す。
− 変換器は、エラーを検出した時でも送信を中断する
必要がない。
− Tsynchの値はパラメータ化が可能である(さらにダ
ウンロードが可能である)。
− Tsynchの値が変更された場合でも、変換器内ではい
かなる変更も必要でない。
− エラーが集中管理される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジヤルビス,アンドレ フランス国、78380・ブージバル、シユ マン・ドウ・ラリエル・40 (72)発明者 ポワロー,ジヤン−フイリツプ フランス国、92000・ボワ―コロンブ、 ビラ・メデイシス・5 (56)参考文献 特開 平3−268697(JP,A) 欧州特許出願公開489993(EP,A 1) 欧州特許出願公開462728(EP,A 2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動体とのデジタル無線通信システムにお
    ける基地局(17)と変換器(16)との間の伝送エラーの
    管理方法であって、前記システムが、各々が電波により
    複数の移動体を制御する複数の基地局を含み、 信号が移動体(11)と遠隔端末(12)との間を移動し
    (上り方向)、 − 電波により、前記移動体(11)から基地局(17)に
    向かい、 − 制御データと、前記基地局(17)と前記変換器(1
    6)の既知の符号により符号化される前記有効データと
    を含むデータ列の形態の、前記基地局(17)から変換器
    (16)に向かい、 − 前記変換器(16)から、前記遠隔端末(12)との接
    続を行う切換局(14)へ向かい、 − 対称的に信号が前記遠隔端末(12)から前記移動体
    (11)へ(下り方向)移動する方法において、 前記変換器(16)が、 − 前記基地局(17)によって送信されたデータ列の受
    信と復号(22、24、28、214、220、225、227)の作業
    と、 − 受信復号列の分析による、上り方向における伝送エ
    ラーの検出(28、220、227)作業と、 − 上り方向において伝送エラーがあった場合、前記基
    地局(17)への有効データの送信を中断することなく、
    前記基地局(17)に向けられたデータ列内にエラーメッ
    セージを規則的に挿入する(29、221、228)作業と、 − 前記基地局(17)によって出される、上り方向にお
    ける送信の中断要求(314)の検出(26、217、230、23
    2)後、直ちに前記基地局(17)へのデータ送信を中断
    する(27、219、231、233)作業とを行い、 前記基地局(17)が、 − 前記変換器によって送信されたデータ列の受信と復
    号(32、36)作業と、 − 受信復号列の分析による、下り方向における伝送エ
    ラー(38)の検出(36)作業と、 − 下り方向(312)において検出されおよび/または
    上り方向(311)においてエラーメッセージにより知ら
    される伝送エラーが所定の条件を満たす時、前記変換器
    へのデータの送信(下り方向)を中断し、上り方向にお
    ける送信の中断の要求(314)を生成する(310)作業と
    を行うこととを特徴とする、管理方法。
  2. 【請求項2】前記エラー検出作業(28、220、227、36)
    が、前記受信復号データから同期の喪失を検出する段階
    を含むことを特徴とする、請求の範囲第1項に記載の方
    法。
  3. 【請求項3】前記エラーメッセージ挿入作業(29、22
    1、228)が、前記データ列の1つの少なくとも1つの制
    御ビットの値を変更することを含むことを特徴とする、
    請求の範囲第1項または第2項に記載の方法。
  4. 【請求項4】前記ビットが、GSMデータ列のC12からC15
    のビットのうちの1つであることを特徴とする、請求の
    範囲第3項に記載の方法。
  5. 【請求項5】前記基地局(17)が、所定の第1の時間
    (313)中の上り方向におけるエラー数(311)をカウン
    トする第1カウンタ(34)と、所定の第2の時間(31
    3)中の下り方向におけるエラー数(312)をカウントす
    る第2カウンタ(39)の、2つのカウンタ(34、39)を
    使用すること、及び 前記基地局(17)が、前記カウンタ(34、39)の少なく
    とも1つの値が所定のしきい値を超えた時、通信の中断
    (314)を決定することを特徴とする、請求の範囲第1
    項から第4項のいずれか一項に記載の方法。
  6. 【請求項6】前記の所定の第1および/または第2の時
    間(313)が、パラメータ化が可能な継続時間を有する
    ことを特徴とする、請求の範囲第5項に記載の方法。
  7. 【請求項7】前記のパラメータ化が可能な継続時間が、
    各基地局(17)が同一のBSC制御装置に制御されている
    か否かに関わらず、各基地局毎に異なることを特徴とす
    る、請求の範囲第6項に記載の方法。
  8. 【請求項8】変換器(16)が、 − 所定の第3の時間中に発生するエラー数をカウント
    する作業(210)と、 − 前記エラー数が所定のしきい値を上回った時、アラ
    ームクロックを始動する作業(211)と、 − 前記アラームクロックが所定のタイマ値に達し(22
    3)、かつ前記変換器(16)が通信の中断のメッセージ
    を受信した(232)時、通信を中断する(233)作業と、 を含むことを特徴とする、請求の範囲第1項から第7項
    のいずれか一項に記載の方法。
  9. 【請求項9】基地局によって送信された信号内の伝送エ
    ラーの検出手段と、有効データの発信を中断することな
    く前記基地局へメッセージを送信する手段とを含むこと
    を特徴とする、請求の範囲第1項から第8項のいずれか
    一項に記載の方法を利用する変換器。
  10. 【請求項10】前記変換器によって送信されたデータ内
    で検出されたエラーと、前記変換器によって送信された
    エラーメッセージによって警告されたエラーとをカウン
    トするカウント手段(34、39)を含むことを特徴とす
    る、請求の範囲第1項から第8項のいずれか一項に記載
    の方法を利用する基地局。
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