JP3456419B2 - 仮想空間内における共有空間表示方法及びシステム及び仮想空間内における共有空間表示プログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents

仮想空間内における共有空間表示方法及びシステム及び仮想空間内における共有空間表示プログラムを格納した記憶媒体

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JP3456419B2
JP3456419B2 JP20823998A JP20823998A JP3456419B2 JP 3456419 B2 JP3456419 B2 JP 3456419B2 JP 20823998 A JP20823998 A JP 20823998A JP 20823998 A JP20823998 A JP 20823998A JP 3456419 B2 JP3456419 B2 JP 3456419B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、仮想空間内におけ
る共有空間表示方法及びシステム及び仮想空間内におけ
る共有空間表示プログラムを格納した記憶媒体に係り、
特に、各利用者を分身として表し、利用者は分身を操作
することで、自分の意思で自由に移動ができる3次元仮
想空間を表現すると共に、仮想空間内において、他の利
用者の分身を表現することができる画像表示端末装置を
複数台ネットワークを介して接続し、利用者の入力した
テキスト・音声・利用者が操作する分身によるジェスチ
ャ動作と、利用者の仮想空間内の位置情報及び視線の向
き情報を他の画像表示端末装置に分配して、複数の利用
者が遠隔地において仮想空間を共有し、仮想空間内に利
用者が集合し、分身を通してコミュニケーションを図る
際の仮想空間内における共有空間表示方法及びシステム
及び仮想空間内における共有空間表示プログラムを格納
した記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】建物や車両等の3次元物体は、利用者か
ら見る位置によってその景観が様々に変化する。これら
の建物や車両等の3次元物体に関わる情報をコンピュー
タの外部記憶装置に蓄積しておき、3次元コンピュータ
グラフィックス(CG)技術を用いて、利用者から見る
位置に応じて、様々な景観を表示できる映像表示システ
ムが存在する。
【0003】図9は、画像通信システムの構成を示す。
同図に示すシステムは、複数の画像表示端末装置と、セ
ンタ装置1と、これらの複数の画像表示端末装置3とセ
ンタ装置1とを接続するネットワーク2から構成され
る。ネットワーク2には、センタ装置1と複数の画像表
示端末装置3A,3B,…が接続されている。画像表示
端末装置3Aは、利用者Aに対応し、画像表示端末装置
3Bは、利用者Bに対応する。各画像表示端末装置3
A,3B,…には、端末制御装置8、画像出力装置であ
るディスプレイ9、画像入力装置であるカメラ4、音声
入力装置であるマイクロホン6及びスピーカ7、三次元
物体をどの位置から眺めるかを入力・指示するための移
動方向入力装置、テキストを入力する文字入力装置1
0、分身の動作を指示するための分身動作入力装置11
が設けられている。
【0004】各画像表示端末装置3A,3B,…は、そ
の画像表示端末装置3に対応する利用者についてマイク
ロホン6で入力された音声及びカメラ4で撮影された映
像と文字入力装置10から入力されたテキストデータ及
び分身動作入力装置11から入力された分身動作デー
タ、移動方向装置5から入力されたその利用者の位置を
表す位置情報と視線の向き情報とをセンタ装置1に送出
する。
【0005】一方、センタ装置1では、端末から送信さ
れてきた各種情報を受けて、センタ装置1からセンタ装
置1で処理された情報を各画像表示端末装置3A,3
B,…に分配する。なお、音声については、ミキシング
を行った後に分配する。各画像表示端末装置3A,3
B,…には、予め三次元情報が蓄積されており、センタ
装置1から送られてくる位置情報に基づいて、指定され
た位置を中心として視線の向きから一定の角度(視野
角)内に存在する建物や車両等の三次元物体を三次元C
G技術を用いてディスプレイ9に表示する。即ち、三次
元仮想空間を設定してこの中に三次元物体を配置し、こ
の三次元仮想空間内の指定された位置に視点があるとし
てこの視点から見える画像をディスプレイ9に表示す
る。
【0006】また、各画像表示装置3A,3B,…にお
いて移動方向入力装置5を用いることにより、建物や車
両等が存在する三次元仮想空間内で視点を自由に移動さ
せることができる。分身については、この三次元仮想空
間内で画像表示端末装置3の視点が存在する位置に予め
選択した分身画像を置き、顔の部分にカメラ4で撮影さ
れた映像を貼り付け、分身の視線方向(顔画像の垂直方
向)と画像表示端末装置3の視線方向を一致させる処理
を実行する。
【0007】また、各画像表示端末装置3A,3B,…
には、予め三次元仮想空間内に表現する分身動作画像が
蓄積されており、センタ装置1から送られてくる分身動
作データに基づき、指定された分身動作を三次元CG技
術を用いてディスプレイ9に表示する。一方、利用者の
分身の仮想空間における位置座標に基づき、分身間の距
離に応じて利用者のグループを形成したり、また利用者
を指定してグループを形成することにより、グループを
構成している利用者内でコミュニケーションを図る処理
を実行する。
【0008】また、利用者がテキストによるコミュニケ
ーションを図ったとき、利用者の分身頭上に、コミュニ
ケーションを図ったテキストデータが表示されることに
よって、誰が発言しているかを仮想空間上に表現する方
法がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の画像通信システムでは、利用者がコミュニケーショ
ンを図っていても、コミュニケーションを図っているグ
ループに属さないとコミュニケーションが行われている
状況が把握できない。また、各単一の利用者のコミュニ
ケーションの活発さを表現する方法はあるが、コミュニ
ケーショングループ単位でのコミュニケーションの活発
さを把握することが困難であり、容易に適当に参加グル
ープを認識できないという問題がある。
【0010】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、仮想空間上でコミュニケーションを行っている利用
者の集まりであるグループとして一連のコミュニケーシ
ョンの状況を仮想空間内に表現し、グループ外の利用者
に各グループのコミュニケーション状況を把握させるこ
とができ、適当なグループへの参加を容易する手法を提
供することが可能な仮想空間内における共有空間表示方
法及びシステム及び仮想空間内における共有空間表示プ
ログラムを格納した記憶媒体を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1)は、
各利用者を分身として表し、利用者は分身を操作するこ
とで、自分の意思で自由に移動ができる三次元仮想空間
を表現すると共に、仮想空間内において他の利用者の分
身を表現することができる画像表示端末装置を複数台ネ
ットワークを介して接続し、利用者の入力したテキスト
・音声・利用者が操作する分身によるジェスチャ動作
と、利用者の仮想空間内の位置情報と視線の向き情報を
他の画像表示端末装置に分配して、複数の利用者が遠隔
地において仮想空間内でコミュニケーションを図り、コ
ミュニケーションをとるために利用者で構成するグルー
プを形成することが可能な仮想空間システム内での仮想
空間内における共有空間表示方法において、仮想空間上
のグループにおいて、同一グループの利用者により伝達
された、テキスト・音声・分身によるジェスチャ動作を
含むコミュニケーションに関するイベント要求の、一定
時間内のデータ量または、データ間隔時間により算出し
たグループのコミュニケーションの活発さを示すコミュ
ニケーション活性度、グループ形成後の経過時間、グル
ープメンバー数に応じて、グループにおけるコミュニケ
ーションの状況を仮想空間内に表現する。
【0012】図1は、本発明の原理を説明するための図
である。本発明(請求項2)は、仮想空間システムにお
けるセンタ装置において、仮想空間上の利用者n人で構
成されるグループを生成し(ステップ1)、テキスト・
音声・分身によるジェスチャ動作を含むコミュニケーシ
ョンに関するイベント要求であるコミュニケーションデ
ータを画像通信端末装置から受信し(ステップ2)、生
成されたグループについて、テキストのデータ量また
は、データ間隔時間、音声データ量または、データ間隔
時間、利用者が操作する分身によるジェスチャ動作イベ
ント要求のデータ量または、データ間隔時間、グループ
形成後の経過時間、グループを構成する利用者数をカウ
ントし(ステップ3)、一定時間が経過すると、グルー
プ利用者のn個の画像表示端末装置から受信した、一定
時間内のコミュニケーションデータに関して、テキスト
のデータ量または、データ間隔時間、音声データ量また
は、データ間隔時間、利用者が操作する分身によるジェ
スチャ動作イベント要求のデータ量または、データ間隔
時間において、関数よりコミュニケーション活性度レベ
ルを算出し(ステップ4)、グループ形成後の経過時間
を正規化した経過時間レベルを所定の関数より算出し、
グループを構成する利用者数の正規化したグループメン
バレベルを、所定の関数より算出し(ステップ5)、算
出されたコミュニケーション活性度レベル、経過時間レ
ベル及び、グループメンバレベルを各画像表示端末装置
に分配し(ステップ6)、画像表示端末装置において、
センタ装置から送信されたコミュニケーション活性度レ
ベル及び、経過時間レベル及び、グループメンバレベル
をグループのコミュニケーション状況として仮想空間上
に表示する(ステップ7)。
【0013】本発明(請求項3)は、各利用者を分身と
して表し、利用者は分身を操作することで、自分の意思
で自由に移動ができる三次元仮想空間を表現すると共
に、仮想空間内において他の利用者の分身を表現するこ
とができる画像表示端末装置を複数台ネットワークを介
して接続し、利用者の入力したテキスト・音声・利用者
が操作する分身によるジェスチャ動作と、利用者の仮想
空間内の位置情報と視線の向き情報を他の画像表示端末
装置に分配して、複数の利用者が遠隔地において仮想空
間内でコミュニケーションを図り、コミュニケーション
をとるために利用者で構成するグループを形成すること
が可能な仮想空間システム内での仮想空間内における共
有空間表示システムであって、仮想空間上のグループに
おいて、同一グループの利用者により伝達された、テキ
スト・音声・分身によるジェスチャ動作を含むコミュニ
ケーションに関するイベント要求の、一定時間内のデー
タ量または、データ間隔時間により算出したグループの
コミュニケーションの活発さを示すコミュニケーション
活性度、グループ形成後の経過時間、グループメンバー
数に応じて、グループにおけるコミュニケーションの状
況を仮想空間内に表現する手段を有するセンタ装置と、
センタ装置から伝送されたコミュニケーションの状況を
仮想空間内に画像情報として表示する画像情報端末装置
とを有する。
【0014】図2は、本発明の原理構成図である。本発
明(請求項4)は、センタ装置100において、仮想空
間上の利用者n人で構成されるグループを生成するグル
ープ生成手段110と、テキスト・音声・分身によるジ
ェスチャ動作を含むコミュニケーションに関するイベン
ト要求であるコミュニケーションデータを画像通信端末
装置から受信するイベント要求受信手段120と、グル
ープ生成手段110で生成されたグループについて、テ
キストのデータ量または、データ間隔時間、音声データ
量または、データ間隔時間、利用者が操作する分身によ
るジェスチャ動作イベント要求のデータ量または、デー
タ間隔時間、グループ形成後の経過時間、グループを構
成する利用者数をカウントするカウント手段130と、
一定時間が経過すると、グループ利用者のn個の画像表
示端末装置から受信した、一定時間内のコミュニケーシ
ョンデータに関して、テキストのデータ量または、デー
タ間隔時間、音声データ量または、データ間隔時間、利
用者が操作する分身によるジェスチャ動作イベント要求
のデータ量または、データ間隔時間において、所定の関
数よりコミュニケーション活性度レベルを算出するコミ
ュニケーション活性度レベル算出手段150と、グルー
プ形成後の経過時間を正規化した経過時間レベルを関数
より算出し、グループを構成する利用者数を正規化した
グループメンバレベルを、所定の関数より算出する正規
化手段160と、算出されたコミュニケーション活性度
レベル、経過時間レベル及び、グループメンバレベルを
各画像表示端末装置に分配する分配手段170とを有
し、画像表示端末装置200において、センタ装置10
0にテキスト・音声・分身によるジェスチャ動作を含む
コミュニケーションに関するイベント要求を発行するイ
ベント要求発行手段210と、センタ装置100から送
信されたコミュニケーションの活発さを示すコミュニケ
ーション活性度レベル及び、グループメンバレベルをグ
ループのコミュニケーション状況として仮想空間上に表
示する仮想空間表示手段220を有する。
【0015】本発明(請求項5)は、各利用者を分身と
して表し、該利用者は分身を操作することで自分の意思
で自由に移動ができる三次元仮想空間を表現すると共
に、仮想空間内において他の利用者の分身を表現するこ
とができる画像表示端末装置を複数台ネットワークを介
して接続し、該利用者の入力したテキスト・音声・利用
者が操作する分身によるジェスチャ動作と、該利用者の
仮想空間内の位置情報と視線の向き情報を他の画像表示
端末装置に分配して、複数の利用者が遠隔地において仮
想空間内でコミュニケーションを図ることができ、コミ
ュニケーションをとるために利用者で構成されるグルー
プを形成することが可能な仮想空間システム内での仮想
空間内における共有空間表示プログラムを格納した記憶
媒体であって、仮想空間上のグループにおいて、同一グ
ループの利用者により伝達された、テキスト・音声・分
身によるジェスチャ動作を含むコミュニケーションに関
するイベント要求の、一定時間内のデータ量または、デ
ータ間隔時間により算出したグループのコミュニケーシ
ョンの活発さを示すコミュニケーション活性度、グルー
プ形成後の経過時間、グループメンバー数に応じて、グ
ループにおけるコミュニケーションの状況を仮想空間内
に表現するプロセスを有する。
【0016】本発明(請求項6)は、各利用者を分身と
して表し、該利用者は分身を操作することで自分の意思
で自由に移動ができる三次元仮想空間を表現すると共
に、仮想空間内において他の利用者の分身を表現するこ
とができる画像表示端末装置を複数台ネットワークを介
して接続し、該利用者の入力したテキスト・音声・利用
者が操作する分身によるジェスチャ動作と、該利用者の
仮想空間内の位置情報と視線の向き情報を他の画像表示
端末装置に分配して、複数の利用者が遠隔地において仮
想空間内でコミュニケーションを図ることができ、コミ
ュニケーションをとるために利用者で構成されるグルー
プを形成することが可能な仮想空間システム内での仮想
空間内における共有空間表示プログラムを格納した記憶
媒体であって、センタ装置に搭載される、仮想空間上の
利用者n人で構成されるグループを生成するグループ生
成プロセスと、テキスト・音声・分身によるジェスチャ
動作を含むコミュニケーションに関するイベント要求で
あるコミュニケーションデータを画像通信端末装置から
受信するイベント要求受信プロセスと、グループ生成プ
ロセスで生成されたグループについて、テキストのデー
タ量または、データ間隔時間、音声データ量または、デ
ータ間隔時間、利用者が操作する分身によるジェスチャ
動作イベント要求のデータ量または、データ間隔時間、
グループ形成後の経過時間、グループを構成する利用者
数をカウントするカウントプロセスと、一定時間が経過
すると、グループ利用者のn個の画像表示端末装置から
受信した、一定時間内のコミュニケーションデータに関
して、テキストのデータ量または、データ間隔時間、音
声データ量または、データ間隔時間、利用者が操作する
分身によるジェスチャ動作イベント要求のデータ量また
は、データ間隔時間において、所定の関数よりコミュニ
ケーションの活発さを示すコミュニケーション活性度レ
ベルを算出するコミュニケーション活性度レベル算出プ
ロセスと、グループ形成後の経過時間を正規化した経過
時間レベルを関数より算出し、グループを構成する利用
者数を正規化したグループメンバレベルを、所定の関数
より算出する正規化プロセスと、算出されたコミュニケ
ーション活性度レベル、経過時間レベル及び、グループ
メンバレベルを各画像表示端末装置に分配する分配プロ
セスとを有する。
【0017】本発明(請求項7)は、各利用者を分身と
して表し、該利用者は分身を操作することで自分の意思
で自由に移動ができる三次元仮想空間を表現すると共
に、仮想空間内において他の利用者の分身を表現するこ
とができる画像表示端末装置を複数台ネットワークを介
して接続し、該利用者の入力したテキスト・音声・利用
者が操作する分身によるジェスチャ動作と、該利用者の
仮想空間内の位置情報と視線の向き情報を他の画像表示
端末装置に分配して、複数の利用者が遠隔地において仮
想空間内でコミュニケーションを図ることができ、コミ
ュニケーションをとるために利用者で構成されるグルー
プを形成することが可能な仮想空間システム内での仮想
空間内における共有空間表示プログラムを格納した記憶
媒体であって、画像表示端末装置に搭載される、センタ
装置から送信されたコミュニケーションの活発さを示す
コミュニケション活性度レベル及び、グループメンバレ
ベルをグループのコミュニケーション状況として仮想空
間上に表示させる表示プロセスを有する。
【0018】上記のように、コミュニケーショングルー
プが存在している間、グループを構成する利用者同での
コミュニケーションを交わしているデータをセンタ装置
に伝達し、センタ装置は仮想空間内でのグループの存在
と、当該データより算出したグループのコミュニケーシ
ョンの活発さを表す活性度、形成後の経過時間、グルー
プ構成利用者数を正規化した値を各画像表示端末装置に
分配することで、各画像表示端末はグループのコミュニ
ケーション状況を仮想空間上に表現することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明では、仮想空間上の利用者
がコミュニケーションを行うためのグループを生成する
ことができ、グループの構成利用者以外からのグループ
への参加や、グループ構成利用者のグループからの退出
が可能であり、グループを消滅することができるような
グループ形成を可能としているものとする。このような
状況におけるセンタ装置において、グループが生成し、
消滅するまでの間、グループに対して行う処理について
説明する。
【0020】図3は、本発明のセンタ装置の構成を示
す。同図に示すセンタ装置100は、ネットワークに接
続され、画像表示端末装置に画像情報を伝達する装置で
あり、グループ生成部110、イベント要求受信部12
0、カウント部130、タイマ140、活性度レベル算
出部150、グループメンバレベル算出部160、分配
部170から構成される。
【0021】グループ生成部110は、仮想空間上の利
用者n人で構成されるグループgを生成する。イベント
要求受信部120は、画像表示端末装置から発行される
テキスト・音声・分身によるジェスチャ動作等コミュニ
ケーションに関するイベント要求を受信する。
【0022】カウント部130は、生成されたグループ
gについて、テキストのデータ量または、データ間隔時
間Xg、音声のデータ量または、データ間隔時間Yg、
利用者が操作する分身によるジェスチャ動作イベント要
求のデータ量または、データ間隔時間Zg、グループ形
成後の経過時間h、グループgを構成する利用者数nを
カウントする。
【0023】タイマ140は、一定時間の経過を計時す
る。活性度レベル算出部150は、タイマ140で計時
された一定時間内のコミュニケーションデータに関し
て、テキストのデータ量、または、データ間隔時間X
g、音声のデータ量または、データ間隔時間Yg、利用
者が操作する分身によるジェスチャ動作イベント要求の
データ量または、データ間隔時間Zgにおいて、関数F
g(Xg,Yg,Zg)によりコミュニケーション活性
度レベルを算出する。
【0024】グループメンバレベル算出部160は、グ
ループ形成後の経過時間hを正規化した経過時間レベル
を関数Hg(h)より算出し、グループgを構成する利
用者数nを正規化したグループメンバレベルを関数Ng
(n)より算出する。分配部170は、活性度レベル算
出部150とグループメンバレベル算出部160により
算出された、Fg(Xg,Yg,Zg)、Hg(h),
Ng(n)を各画像表示端末装置200に分配する。
【0025】図4は、本発明の画像表示端末装置の構成
を示す。同図に示す画像表示端末装置200は、センタ
装置100にイベント要求を発行するイベント要求発行
部210と、センタ装置100から分配されたFg(X
g,Yg,Zg)、Hg(h),Ng(n)を受信する
レベル受信部230と、受信した情報をグループgのコ
ミュニケーション状況として表示する仮想空間表部22
0から構成される。
【0026】図5は、本発明のコミュケーション状況を
表現するための処理を示す。同図において、グループg
を構成する画像表示端末装置200(3A),(3B)
からチャット・音声・分身動作コマンドが常に伝達され
ているものとする。センタ装置100は、一定時間毎
に、グループgについて、コミュニケーション活性度の
Fg(Xg,Yg,Zg)、形成後の経過時間Hg
(h)、構成する利用者数Ng(n)を算出し、Fg
(Xg,Yg,Zg)、Hg(h),Ng(n)をコミ
ュニケーション状況として各画像表示端末装置200に
分配する(ステップ100)。
【0027】画像表示端末装置200は、コミュニケー
ション状況として、Fg(Xg,Yg,Zg)、Hg
(h),Ng(n)を仮想空間上に表現する(ステップ
200)。次に、上記のステップ100におけるセンタ
装置100の動作を説明する。図6は、本発明のコミュ
ニケーション状況を表現するためのセンタ装置での処理
を示すフローチャートである。
【0028】まず、センタ装置100は、グループ生成
部110で仮想空間上の利用者n人で構成されるグルー
プgを生成する(ステップ101)。次に、センタ装置
100が、コミュニケーションの活発さをコミュニケー
ション活性度として表すと、イベント要求受信部120
でテキスト・音声・分身によるジェスチャ動作等コミュ
ニケーションに関するイベント要求であるコミュニケー
ションデータを画像通信端末装置200から受信する
(ステップ102)。
【0029】センタ装置100は、カウント部130に
おいて、グループgについて、テキストのデータ量また
は、データ間隔時間Xg、音声データ量または、データ
間隔時間Yg、利用者が操作する分身によるジェスチャ
動作イベント要求のデータ量または、データ間隔時間Z
g、グループ形成後の経過時間h、グループgを構成す
る利用者数nをカウントする(ステップ103)。
【0030】一定時間が経過すると(ステップ10
4)、センタ装置100は、グループ利用者のn個の画
像表示端末装置200からセンタ装置100に伝達され
た、一定時間内のコミュニケーションデータに関して、
テキストのデータ量または、データ間隔時間Xg、音声
データ量または、データ間隔時間Yg、利用者が操作す
る分身によるジェスチャ動作イベント要求のデータ量ま
たは、データ間隔時間Zgにおいて、活性度レベル算出
部150で、関数Fg(Xg,Yg,Zg)よりコミュ
ニケーション活性度レベルを算出する。また、グループ
メンバレベル算出部160でグループ形成後の経過時間
hを正規化した経過時間レベルを関数Hg(h)より算
出し、グループgを構成する利用者数nを正規化したグ
ループメンバレベルを関数Ng(n)より算出する(ス
テップ105)。
【0031】センタ装置100は、分配部170により
Fg(Xg,Yg,Zg)、Hg(h),Ng(n)を
各画像表示端末装置200に分配する(ステップ10
6)。これにより、各画像表示端末装置200は、セン
タ装置100から送られてくるFg(Xg,Yg,Z
g)、Hg(h),Ng(n)を、グループのコミュニ
ケーション状況として仮想空間上に表現する。
【0032】グループが消滅したら処理を終了する(ス
テップ107)。
【0033】
【実施例】以下、図面と共に本発明の実施例を説明す
る。 [第1の実施例]図7は、本発明の第1の実施例を説明
するための図である。仮想空間上に利用者がコミュニケ
ーションを行うためのグループを生成することができ、
グループを構成する利用者のテキスト・音声・分身によ
るジェスチャ動作等をコミュニケーションに関するイベ
ント要求であるコミュニケーションデータをやり取りす
ることによって、コミュニケーションを行い、グループ
の構成利用者以外からのグループへの参加や、グループ
構成利用者のグループからの退出が可能であり、グルー
プを消滅することができるようなコミュニケーショング
ループの形成を可能とする。
【0034】画像表示装置A,B,Cの各利用者の分身
をそれぞれ分身A,B,Cとし、画像表示端末装置A,
B,Cが仮想空間上にグループgを形成している時、セ
ンタ装置100は、コミュニケーショングループgの存
在表示要求を画像表示端末装置200に伝達する。さら
に、グループ生成時や、一定時間毎または、グループg
のメンバ数が変化した時、センタ装置100は、グルー
プ利用者の画像表示端末装置A,B,Cからセンタ装置
100に伝達された一定時間内の、テキストのデータ量
の和Xg、音声データ量の和Yg、利用者が操作する分
身によるジェスチャ動作イベント要求のデータ量の和Z
gにおいて、コミュニケーションの活発さを表すコミュ
ニケーション活性度レベルをpレベルで表すとしたと
き、 F’g=a×Xg+b×Yg+c×Zg(但し、a,
b,cは定数) のデータ予測最大値F’maxを予め設定し、コミュニ
ケーション活性度レベルを関数 Fg=[if(0≦F'g <F'max ) then int{(F'g/F'ma
x) ×p }else p] より算出する。また、グループ形成後の経過時間hに対
して、経過時間をqレベルで表すとしたとき、経過時間
予想最大値Hmaxを予め設定し、グループ形成後の経
過時間レベルを関数 Hg (h)=[if(0≦h <Hmax) then int{(h/Hmax)×
q }else q] より算出する。また、グループgを構成する利用者数n
に対して、グループメンバ数レベルをrで表すとしたと
き、グループメンバ予想最大値Nmax を予め設定し、グ
ループメンバレベルを関数 Ng (h)=[if(0≦n <Nmax) then int{(n/Nmax)×
r }else r] より算出する。それにより、センタ装置100は、Fg
(Xg,Yg,Zg)、Hg(h),Ng(n)を、画
像表示端末装置200に分配する。これは、グループが
消滅するまで行う。
【0035】画像表示端末装置200は、センタ装置1
00より伝達されたグループのコミュニケーション状況
を表現するため、色、高さ、大きさについて、コミュニ
ケーションの活発さであるコミュニケーション活性度p
レベルに対応したp種類の色、グループ形成後の経過時
間qレベルに対応したq種類の高さ、グループメンバ数
rレベルに対応したr種類の大きさを持つ、コミュニケ
ーション状況を表現するオブジェクトを用意また、変化
できるようにしており、センタ装置100よりコミュニ
ケーショングループgの存在表示要求が届くと、グルー
プgを構成する利用者の分身の頭上に、コミュニケーシ
ョン状況表現オブジェクトを表示する。
【0036】また、画像表示端末装置200は、センタ
装置100からFg(Xg,Yg,Zg)、Hg
(h),Ng(n)が伝達されると、グループgのコミ
ュニケーション状況を表現するオブジェクトに対して、
Fg(Xg,Yg,Zg)レベルの色、Hg(h)レベ
ルの高さ、Ng(n)レベルの大きさでオブジェクトを
表示または、再表示する。
【0037】[第2の実施例]上述の第1の実施例にお
いて、コミュニケーション活性度を算出するにあたり、
グループgを構成する利用者の各画像表示端末装置20
0から、センタ装置100に一定時間tに伝送されたテ
キスト・音声・利用者が操作する分身によるジェスチャ
動作イベント要求であるコミュニケーションデータに関
して、センタ装置100は、テキストデータ同士の最小
データ間隔時間Xg、音声データ同士の最小データ間隔
時間Yg、利用者が操作する分身によるジェスチャ動作
イベント要求データ同士の最小データ間隔時間Zgにお
いて、コミュニケーション活性度レベルをpレベルで表
すとしたとき、同一定時間におけるコミュニケーション
データ間隔時間に応じた F’g=(a×Xg+b×Yg+c×Zg) (但し、
a,b,cは定数) の予想最大値F’maxを予め設定し、コミュニケーシ
ョン活性度を関数 Fg=[0 ≦F'g <F'max? int{(F'mas-F'max) }× p :
p] より算出する。
【0038】[第3の実施例]本実施例は、前述の第1
の実施例及び第2の実施例に対して、各画像表示端末装
置200が、グループコミュニケーションの存在・状況
を表現するため、グループを構成する利用者の分身頭上
にオブジェクトを用意し、オブジェクトは、グループの
コミュニケーション状況を表現するため、コミュニケー
ション活性度レベルpに対応したp種類の動き、例え
ば、振幅で振動し、グループ形成後の経過時間qレベル
に対応したq種類の形、グループメンバ数rレベルに対
応したr種類の個数が用意されている、または、変化で
きるとする。各画像表示端末装置200は、センタ装置
100より伝達されたFg(Xg,Yg,Zg)、Hg
(h),Ng(n)より、オブジェクトの動き、また
は、形、または、数、または、これらを任意で組み合わ
せて表示する。
【0039】[第4の実施例]図8は、本発明の第4の
実施例を説明するための図である。前述の第1〜第3の
実施例において、各画像表示端末装置200は、グルー
プコミュニケーションの存在・状況を表現するため、グ
ループを構成する利用者の分身頭上にオブジェクトを用
意し、オブジェクトはグループのコミュニケーション状
況を表現するため、グループ形成後の経過時間qレベル
に対応したq種類の点滅方法、グループメンバ数rレベ
ルに対応したr種類の動作、例えば、r種類の直径で円
を描く動作を用意、または、変化できるようにする。ま
た、コミュニケーション活性度レベルpに対応したp種
類の音を用意または、変化できるようにする。
【0040】利用者A,Bより構成されるグループgに
ついて、各画像表示端末装置200はセンタ装置100
より伝達されたHg(h)のコミュニケーション経過時
間レベル、Ng(n)のメンバー数のレベルより、利用
者A,Bの分身A,Bの頭上にレベルに応じた点数と円
を描く運動をするオブジェクトを一つ表示する。また、
分身A,Bの近くに他の利用者Cの分身Cが接近する
と、利用者Cの画像表示端末装置200に、Fg(X
g,Yg,Zg)のコミュニケーション活性度レベルに
応じた音を発生させる。
【0041】その他、コミュニケーションの状況の表現
方法としては、オブジェクトの色、大きさ、動き、数、
点滅、音の強弱や音、または、これらを任意で組み合わ
せて表現することもできる。また、上記における図3の
構成をプログラムとして構築し、画像表示端末装置にお
ける仮想空間の表示処理を、計算機によって実現するた
めのプログラムとし、計算機が読み取り可能なフロッピ
ーディスクやCD−ROM等の可搬媒体メモリ、半導体
メモリ、ハードウェアディスクなどの適当な記憶媒体に
格納することも可能である。
【0042】なお、本発明は、上記の実施例に限定され
ることなく、特許請求の範囲内で種々変更・応用が可能
である。
【0043】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、仮想空
間上のグループについて、グループを構成する利用者の
テキスト・音声・分身によるジェスチャ動作等からコミ
ュニケーションに関するイベント要求であるコミュニケ
ーションデータから算出したコミュニケーションの活発
さを表す活性度、グループ形成後の経過時間、グループ
メンバ数で表すグループのコミュニケーションの状況を
仮想空間内に表現することで、グループ外の利用者に各
グループのコミュニケーション状況を把握することがで
き、適当なグループへの参加を容易にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を説明するための図である。
【図2】本発明の原理構成図である。
【図3】本発明のセンタ装置の構成図である。
【図4】本発明の画像表示端末装置の構成図である。
【図5】本発明のコミュニケーション状況を表現するた
めの処理のシーケンスチャートである。
【図6】本発明のコミュニケーション状況を表現するた
めのセンタ装置の処理のフローチャートである。
【図7】本発明の第1の実施例を説明するための図であ
る。
【図8】本発明の第4の実施例を説明するための図であ
る。
【図9】仮想共有空間形成方法が適用される画像通信シ
ステムの構成図である。
【符号の説明】
100 センタ装置 110 グループ生成手段、グループ生成部 120 イベント要求受信手段、イベント要求受信部 130 カウント手段、カウント部 140 タイマ 150 コミュニケーション活性度レベル算出手段、活
性度レベル算出部 160 正規化手段、グループメンバレベル算出部 170 分配手段、分配部 200 画像表示端末装置 210 イベント要求発行手段、イベント要求発行部 220 仮想空間表示手段、仮想空間表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 17/40 G06F 13/00

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各利用者を分身として表し、利用者は分
    身を操作することで、自分の意思で自由に移動ができる
    三次元仮想空間を表現すると共に、仮想空間内において
    他の利用者の分身を表現することができる画像表示端末
    装置を複数台ネットワークを介して接続し、利用者の入
    力したテキスト・音声・利用者が操作する分身によるジ
    ェスチャ動作と、利用者の仮想空間内の位置情報と視線
    の向き情報を他の画像表示端末装置に分配して、複数の
    利用者が遠隔地において仮想空間内でコミュニケーショ
    ンを図り、コミュニケーションをとるために利用者で構
    成するグループを形成することが可能な仮想空間システ
    ム内での仮想空間内における共有空間表示方法におい
    て、 前記仮想空間上のグループにおいて、同一グループの利
    用者により伝達された、テキスト・音声・分身によるジ
    ェスチャ動作を含むコミュニケーションに関するイベン
    ト要求の、一定時間内のデータ量または、データ間隔時
    間により算出したグループのコミュニケーションの活発
    さを示すコミュニケーション活性度、グループ形成後の
    経過時間、グループメンバー数に応じて、グループにお
    けるコミュニケーションの状況を仮想空間内に表現する
    ことを特徴とする仮想空間内における共有空間表示方
    法。
  2. 【請求項2】 前記仮想空間システムにおけるセンタ装
    置において、 仮想空間上の利用者n人で構成されるグループを生成
    し、 テキスト・音声・分身によるジェスチャ動作を含むコミ
    ュニケーションに関するイベント要求であるコミュニケ
    ーションデータを画像通信端末装置から受信し、 生成されたグループについて、テキストのデータ量また
    は、データ間隔時間、音声データ量または、データ間隔
    時間、利用者が操作する分身によるジェスチャ動作イベ
    ント要求のデータ量または、データ間隔時間、グループ
    形成後の経過時間、グループを構成する利用者数をカウ
    ントし、 一定時間が経過すると、グループ利用者のn個の画像表
    示端末装置から受信した、一定時間内のコミュニケーシ
    ョンデータに関して、前記テキストのデータ量または、
    前記データ間隔時間、前記音声データ量または、前記デ
    ータ間隔時間、前記利用者が操作する分身によるジェス
    チャ動作イベント要求のデータ量または、前記データ間
    隔時間において、関数よりコミュニケーション活性度レ
    ベルを算出し、 グループ形成後の経過時間を正規化した経過時間レベル
    を所定の関数より算出し、グループを構成する利用者数
    の正規化したグループメンバレベルを、所定の関数より
    算出し、 算出された前記コミュニケーション活性度レベル、前記
    経過時間レベル及び、前記グループメンバレベルを各画
    像表示端末装置に分配し、 前記画像表示端末装置において、前記センタ装置から送
    信された前記コミュニケーション活性度レベル及び、前
    記経過時間レベル及び前記グループメンバレベルをグル
    ープのコミュニケーション状況として仮想空間上に表示
    する請求項1記載の仮想空間内における共有空間表示方
    法。
  3. 【請求項3】 各利用者を分身として表し、利用者は分
    身を操作することで、自分の意思で自由に移動ができる
    三次元仮想空間を表現すると共に、仮想空間内において
    他の利用者の分身を表現することができる画像表示端末
    装置を複数台ネットワークを介して接続し、利用者の入
    力したテキスト・音声・利用者が操作する分身によるジ
    ェスチャ動作と、利用者の仮想空間内の位置情報と視線
    の向き情報を他の画像表示端末装置に分配して、複数の
    利用者が遠隔地において仮想空間内でコミュニケーショ
    ンを図り、コミュニケーションをとるために利用者で構
    成するグループを形成することが可能な仮想空間システ
    ム内での仮想空間内における共有空間表示システムであ
    って、 前記仮想空間上のグループにおいて、同一グループの利
    用者により伝達された、テキスト・音声・分身によるジ
    ェスチャ動作を含むコミュニケーションに関するイベン
    ト要求の、一定時間内のデータ量または、データ間隔時
    間により算出したグループのコミュニケーションの活発
    さを示すコミュニーケーション活性度、グループ形成後
    の経過時間、グループメンバー数に応じて、グループに
    おけるコミュニケーションの状況を仮想空間内に表現す
    る手段を有するセンタ装置と、 前記センタ装置から伝送された前記コミュニケーション
    の状況を仮想空間内に画像情報として表示する画像情報
    端末装置とを有することを特徴とする仮想空間内におけ
    る共有空間表示システム。
  4. 【請求項4】 前記センタ装置は、 仮想空間上の利用者n人で構成されるグループを生成す
    るグループ生成手段と、 テキスト・音声・分身によるジェスチャ動作を含むコミ
    ュニケーションに関するイベント要求であるコミュニケ
    ーションデータを画像通信端末装置から受信するイベン
    ト要求受信手段と、 前記グループ生成手段で生成されたグループについて、
    テキストのデータ量または、データ間隔時間、音声デー
    タ量または、データ間隔時間、利用者が操作する分身に
    よるジェスチャ動作イベント要求のデータ量または、デ
    ータ間隔時間、グループ形成後の経過時間、グループを
    構成する利用者数をカウントするカウント手段と、 一定時間が経過すると、グループ利用者のn個の画像表
    示端末装置から受信した、一定時間内のコミュニケーシ
    ョンデータに関して、前記テキストのデータ量または、
    前記データ間隔時間、前記音声データ量または、前記デ
    ータ間隔時間、前記利用者が操作する分身によるジェス
    チャ動作イベント要求のデータ量または、前記データ間
    隔時間において、所定の関数よりコミュニケーション活
    性度レベルを算出するコミュニケーション活性度レベル
    算出手段と、 グループ形成後の経過時間を正規化した経過時間レベル
    を前記関数より算出し、グループを構成する利用者数を
    正規化したグループメンバレベルを、所定の関数より算
    出する正規化手段と、 算出された前記コミュニケーション活性度レベル、前記
    経過時間レベル及び、前記グループメンバレベルを各画
    像表示端末装置に分配する分配手段とを有し、前記画像
    表示端末装置は、 テキスト・音声・分身によるジェスチャ動作を含むコミ
    ュニケーションに関するイベント要求を前記センタに発
    行するイベント要求発行手段と、 前記センタ装置から送信された前記コミュニケーション
    活性度レベル及び、前記グループメンバレベルをグルー
    プのコミュニケーション状況として仮想空間上に表示す
    る仮想空間表示手段を有する請求項3記載の仮想空間内
    における共有空間表示システム。
  5. 【請求項5】 各利用者を分身として表し、該利用者は
    分身を操作することで自分の意思で自由に移動ができる
    三次元仮想空間を表現すると共に、仮想空間内において
    他の利用者の分身を表現することができる画像表示端末
    装置を複数台ネットワークを介して接続し、該利用者の
    入力したテキスト・音声・利用者が操作する分身による
    ジェスチャ動作と、該利用者の仮想空間内の位置情報と
    視線の向き情報を他の画像表示端末装置に分配して、複
    数の利用者が遠隔地において仮想空間内でコミュニケー
    ションを図ることができ、コミュニケーションをとるた
    めに利用者で構成されるグループを形成することが可能
    な仮想空間システム内での仮想空間内における共有空間
    表示プログラムを格納した記憶媒体であって、仮想空間
    上のグループにおいて、同一グループの利用者により伝
    達された、テキスト・音声・分身によるジェスチャ動作
    を含むコミュニケーションに関するイベント要求の、一
    定時間内のデータ量または、データ間隔時間により算出
    したグループのコミュニケーションの活発さを示す活性
    度、グループ形成後の経過時間、グループメンバー数に
    応じて、グループにおけるコミュニケーションの状況を
    仮想空間内に表現するプロセスを有することを特徴とす
    る共有空間表示プログラムを格納した記憶媒体。
  6. 【請求項6】 各利用者を分身として表し、該利用者は
    分身を操作することで自分の意思で自由に移動ができる
    三次元仮想空間を表現すると共に、仮想空間内において
    他の利用者の分身を表現することができる画像表示端末
    装置を複数台ネットワークを介して接続し、該利用者の
    入力したテキスト・音声・利用者が操作する分身による
    ジェスチャ動作と、該利用者の仮想空間内の位置情報と
    視線の向き情報を他の画像表示端末装置に分配して、複
    数の利用者が遠隔地において仮想空間内でコミュニケー
    ションを図ることができ、コミュニケーションをとるた
    めに利用者で構成されるグループを形成することが可能
    な仮想空間システム内での仮想空間内における共有空間
    表示プログラムを格納した記憶媒体であって、 センタ装置に搭載される、 仮想空間上の利用者n人で構成されるグループを生成す
    るグループ生成プロセスと、 テキスト・音声・分身によるジェスチャ動作を含むコミ
    ュニケーションに関するイベント要求であるコミュニケ
    ーションデータを画像通信端末装置から受信するイベン
    ト要求受信プロセスと、 前記グループ生成プロセスで生成されたグループについ
    て、テキストのデータ量または、データ間隔時間、音声
    データ量または、データ間隔時間、利用者が操作する分
    身によるジェスチャ動作イベント要求のデータ量また
    は、データ間隔時間、グループ形成後の経過時間、グル
    ープを構成する利用者数をカウントするカウントプロセ
    スと、 一定時間が経過すると、グループ利用者のn個の画像表
    示端末装置から受信した、一定時間内のコミュニケーシ
    ョンデータに関して、前記テキストのデータ量または、
    前記データ間隔時間、前記音声データ量または、前記デ
    ータ間隔時間、前記利用者が操作する分身によるジェス
    チャ動作イベント要求のデータ量または、前記データ間
    隔時間において、所定の関数よりコミュニケーションの
    活発さを示すコミュニケーション活性度レベルを算出す
    るコミュニケーション活性度レベル算出プロセスと、 グループ形成後の経過時間を正規化した経過時間レベル
    を前記関数より算出し、グループを構成する利用者数を
    正規化したグループメンバレベルを、所定の関数より算
    出する正規化プロセスと、 算出された前記コミュニケーション活性度レベル、前記
    経過時間レベル及び、前記グループメンバレベルを各画
    像表示端末装置に分配する分配プロセスとを有すること
    を特徴とする仮想空間内における共有空間表示プログラ
    ムを格納した記憶媒体。
  7. 【請求項7】 各利用者を分身として表し、該利用者は
    分身を操作することで自分の意思で自由に移動ができる
    三次元仮想空間を表現すると共に、仮想空間内において
    他の利用者の分身を表現することができる画像表示端末
    装置を複数台ネットワークを介して接続し、該利用者の
    入力したテキスト・音声・利用者が操作する分身による
    ジェスチャ動作と、該利用者の仮想空間内の位置情報と
    視線の向き情報を他の画像表示端末装置に分配して、複
    数の利用者が遠隔地において仮想空間内でコミュニケー
    ションを図ることができ、コミュニケーションをとるた
    めに利用者で構成されるグループを形成することが可能
    な仮想空間システム内での仮想空間内における共有空間
    表示プログラムを格納した記憶媒体であって、 画像表示端末装置に搭載される、 センタ装置から送信されたコミュニケーションの活発さ
    を示すコミュニケーション活性度レベル及び、前記グル
    ープメンバレベルをグループのコミュニケーション状況
    として仮想空間上に表示させる表示プロセスを有するこ
    とを特徴とする仮想空間内における共有空間表示プログ
    ラムを格納した記憶媒体。
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