JP3455232B2 - 末端部に安定化部材を有する生理用ナプキン - Google Patents

末端部に安定化部材を有する生理用ナプキン

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JP3455232B2 JP53017098A JP53017098A JP3455232B2 JP 3455232 B2 JP3455232 B2 JP 3455232B2 JP 53017098 A JP53017098 A JP 53017098A JP 53017098 A JP53017098 A JP 53017098A JP 3455232 B2 JP3455232 B2 JP 3455232B2
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は末端部と、好ましくはその中の安定化部材の
使用により吸収体の末端部におけるめくれ上がりに対す
る抵抗力を提供する末端縁部とを備える生理用ナプキン
に関する。
発明の背景 本発明は、人間の身体からの液体やその他の排出物を
吸収して保持し、また身体や衣服が汚れるのを防止する
ために設計された生理用ナプキン、パンティライナー、
失禁パッド等の吸収体に関する。本発明は特にその末端
部、特に末端縁部におけるめくれ上がりを減少させた生
理用ナプキンに関する。
使い捨て吸収体は身体の排泄物を封じ込め、このよう
な身体からの排泄物が隣接する衣服や下着を汚すのを防
止するためにデザインされる。このように、多数の改良
が、生理用ナプキンにおいてこのような身体からの排泄
物の優れた閉じ込めを提供し、生理用ナプキンの上に着
用される衣服の汚れの発生を減少させることに向けられ
ている。生理用ナプキンの末端縁部がめくれ上がること
から生じる衣服の汚れは、特に生理用品に関する問題で
ある。末端縁部における汚れは、パッドの末端部及び/
または末端縁部における安定性の欠如によって生じる。
従って、めくれ上がりによって生じる汚れを防止するた
めに、その末端部における制限された範囲の動きを有す
る生理用ナプキンを提供することが望ましい。それに加
えて、この制限された範囲の動きがパッド全体の身体に
従う能力を高めるであろう。更に、パッドの末端部のめ
くれ上がりが不快感のレベル、あるいは着用者が製品の
存在を意識するレベルを増大させる。めくれ上がりはパ
ッドの効果的な長さを短くすることによって、生理用パ
ッドの効果を低下させ、それによって、着用者から下着
に直接流れるかもしれない流体の量を増大させるかもし
れない。
最近では、これらの製品の漏出性能を改善するため
に、改良された身体に従う特徴を有する生理用パッドを
提供しようとする多数の努力が為されている。特に、生
理用ナプキンが着用者の身体に従うようにするために、
比較的薄くて柔軟な生理用ナプキンが開発されている。
このタイプの商業的に成功している生理用ナプキンは、
1990年8月21日にOsbornに対して発行された米国特許第
4,950,264号、及び1991年4月23日にOsbornに対して発
行された米国特許第5,009,653号に記載されている。こ
れらの超薄型の柔軟な吸収体は非常にうまく作用する
が、これらの製品の末端部の汚れ性能を改良し、更にそ
れらのフィット特徴を改良する必要性が残されている。
Osbornにより1996年6月18日に提出され、「硬化中心
を有する、一般に薄くて、柔軟な生理用ナプキン」
(“Generally Thin,Flexible Sanitary Napkin Wi
th Stiffened Center")と題された、米国特許出願08
/665,595は、硬化中央吸収性コア部分を有する生理用ナ
プキンを記載している。それに加えて、ナプキンはその
長手方向のサイド部にたわみ抵抗手段を備えている。こ
の出願は、この生理用ナプキンが、第一と第二の末端部
で測定して、中央部分を通って測定したたわみ抵抗より
低いたわみ抵抗を有するとも述べている。
Mayに対して1996年11月26日に発行された米国特許第
5,578,025号は、汚れを減少させ、フィットを改良する
ために、そのサイドに沿って接合された安定化部材を有
する生理用ナプキンを記載している。ここで1つの実施
態様において、Mayは生理用ナプキンの周辺部全体、つ
まり、末端縁部を含む全体に伸びる安定化部材を有する
ナプキンを記載している。しかしながら、Mayは、出願
人の実施態様のように、生理用ナプキンの末端部及び/
または末端縁部のみに位置付けられた安定化部材、もし
くは硬化部材及び/または吸収性部材を有することを開
示してもいなければ、提案もしていない。Mayの発明は
完全な硬化周辺部を提供することに関し、末端縁部に剛
性を提供することではない。
Osbornの特許及び出願、及びMayの出願に開示された
生理用ナプキンは非常にうまく作用するが、改良された
生理用ナプキン、つまり、その両末端部におけるめくれ
上がりを減少させるように特にデザインされた生理用ナ
プキンに対する研究が続いている。
製品が徐々に柔軟になるにつれて、製品がその末端部
で、また特にその末端縁部でめくれ上がる傾向があるこ
とが観察されている。この末端部のめくれ上がり現象は
汚れ及び着用の不快感に寄与する。
このように、本発明の目的は、両末端部において製品
がめくれ上がる傾向を減少させるために、その末端部及
び/または末端縁部において安定化部材を有する生理用
ナプキンを提供することである。
更に、本発明の目的は、改良された末端部/縁部の汚
れ閉じ込め性能を有する単一の使い捨て生理用ナプキン
を提供することである。
本発明の付加的な目的は、その表面が人間の身体の対
応する形状により良く従うように、使用中のこのような
生理用ナプキンのフィットを改良することである。
本発明のこれらの目的およびその他の目的は、以下の
説明を参照して考慮した時、また添付図面と関連して考
慮した時、容易に自明となるであろう。
発明の要約 本発明に従った生理用ナプキンは:長手方向中心線、
横断方向中心線、一対の長手方向縁部、2つの末端縁
部、前記末端縁部の一方から前記横断方向中心線に向か
って伸びる第一末端部、及び他方の末端縁部から前記横
断方向中心線に向かって伸びる第二末端部、及び前記第
一と第二末端部の間に置かれる中央部分を有する生理用
ナプキンであって、 前記生理用ナプキンは、第一表面と、この第一表面と
向かい合った第二表面を備え、 前記第一末端部及び前記第二末端部は前記生理用ナプ
キンの前記一方及び前記他方の前記末端縁部から、前記
生理用ナプキンの長さの1/10〜1/3だけ前記横断方向中
心線に向かって伸びていて、 前記中央部分は、5センチメートル以上の横幅を有
し、少なくとも1つの末端部を通して測定した前記生理
用ナプキンのたわみ抵抗が、前記中央部分を通して測定
した前記生理用ナプキンのたわみ抵抗より大きく、 前記生理用ナプキンは、前記第一と第二末端部を通し
て測定して、5ミリメートル未満のキャリパーを有し、 前記第一と第二末端部は、各々少なくとも1つの安定
化部材を備え、前記安定化部材の各々は、前記第一と第
二末端縁部に隣接して位置付けられて前記第一と第二末
端部に剛性を付与することにより前記第一と第二末端部
のめくれ上がりを減少させることを特徴としている。
図面の簡単な説明 明細書は本発明を形成するものとみなされる主題を特
に指摘し、明確にクレームする特許請求の範囲で結論付
けているが、本発明は添付図面に関連して為される以下
の説明を読めば、より良く理解されるであろうと考えら
れる。図面において、実質的に同じ成分を指示するため
に同じ名称を使用する。
図1は本発明の好ましい実施態様の平面図であり、下
にある構造を明らかにするために一部が破断されてお
り、生理用ナプキンの外側表面が見る人に面している。
図2は、図1の実施態様の断面図である。
図2Aは、図2の実施態様の別の実施態様の断面図であ
る。
図2Bは、図2の実施態様の別の実施態様の断面図であ
る。
図3Aは、別のデザインの安定化部材を有する実施態様
の平面図である。
図3Bは、別のデザインの安定化部材を有する実施態様
の平面図である。
図3Cは、別のデザインの安定化部材を有する実施態様
の平面図である。
図3Dは、別のデザインの安定化部材を有する実施態様
の平面図である。
図4は、本発明の別の実施態様の平面図である。
発明の詳細な説明 ここで使用する、用語「吸収体」は身体の排泄物を吸
収し、封じ込める装置、特に、身体から排出される様々
な排泄物を吸収し、封じ込めるために、着用者の身体に
向けて、あるいはその近傍に置かれる装置を意味する。
ここで使用する用語「生理用ナプキン」または「ナプキ
ン」は、身体の排泄物を吸収し、封じ込める吸収体を指
し、より詳細には、外陰部に隣接して、一般に尿生殖器
部の外部に女性が着用し、着用者の身体からの月経分泌
液や他の腟の排出物(例えば、血液、月経及び尿)を吸
収し、封じ込めるためのものである吸収体を指す。用語
「使い捨て」はここでは、吸収体として洗濯する、ある
いはそうではなくて復元または再使用することが意図さ
れていない吸収体(つまり、それらは1回の使用後に捨
てる、そして好ましくはリサイクルする、腐らせて堆肥
にする、あるいはそうでない場合は環境に優しい方法で
処分することが意図されている)を説明するために使用
される。「単一の」吸収体とは、別々のホルダーとかラ
イナー等の別々の手で扱う部品を必要としないように、
共に結合されて統合体を形成する別々の部品で形成され
る吸収体を意味する。本発明の単一の使い捨て吸収体の
好ましい実施態様は図1に示した生理用パッド、生理用
ナプキン20である。着用者の前庭内及び部分的にその外
部にある陰唇間装置も本発明の範囲内にある。ここで使
用する、用語「外陰部の」は外部から見える女性の生殖
器を意味する。しかしながら、本発明はパンティライナ
ー等の女性用衛生製品または生理用パッドや、失禁パッ
ド等のその他の吸収体にも適用できることを理解すべき
である。用語「たわみ抵抗」または「曲げ抵抗」は、こ
こでは成分に外部の力が作用する時、成分に帰する剛
性、例えば横方向の圧縮力に対する安定化部材の曲げ抵
抗を意味する。
図1は生理用ナプキン20の好ましい実施態様を示して
おり、トップシート28とバックシート30は、吸収性コア
32の長さと幅より一般に長い長さと幅寸法を有する。周
辺部が外周、あるいは換言すれば、生理用ナプキンの縁
部を確定する。周辺部は長手方向縁部38と末端縁部40を
備える。生理用ナプキン20の特に好ましい構成は、1990
年8月21日と1991年4月23日に、それぞれOsbornに対し
て発行され、共に「薄くて柔軟な生理用ナプキン」
(“Thin,Flexible Sanitary Napkin")と題された、
米国特許第4,950,264号及び第5,009,653号に記載されて
いるものである。
また、図1は各々の末端縁部40に隣接して基本的に位
置付けられる好ましい安定化部材42も示している。図1
に見られるように、両末端縁部40は好ましくは少なくと
も1つの安定化部材42を備える。一つの実施態様では、
末端縁部40は安定化部材42の少なくとも一部によって実
際に形成されてもよい。別の実施態様では、安定化部材
42は末端縁部40に隣接して位置付けられる。これらの安
定化部材42は、縁部40のめくれ上がりが減少するよう
に、末端縁部40に剛性を付与する。更に、ここでの好ま
しい実施態様では、安定化部材42は長手方向縁部38の一
部に沿って部分的に伸びてもよいが、末端部50と54内に
留まる。実施に際して、生理用ナプキン20の1つの末端
部50または54に1つだけの安定化部材があることが好ま
しいかもしれない。
各々の安定化部材42は好ましくは1つまたはそれ以上
の末端部50、54(末端縁部40を含む)において生理用ナ
プキン20に接合される別々の成分である。用語「安定化
部材」は、末端部50、54の曲げ抵抗、つまり剛性を増大
させるために、1つまたはそれ以上の末端部50及び/ま
たは54において生理用ナプキン20に接合される硬化成分
を指す。ここで、安定化部材は生理用ナプキンに接合さ
れる別々の離散した成分であっても、及び/または生理
用ナプキン内の既存の成分から形成される成分、例え
ば、吸収性コア、トップシート、バックシート、受入れ
層等から形成される成分であってもよい。
生理用ナプキン20に硬化末端部50、54、または末端縁
部40(以後、末端部/縁部と称する)を提供する幾つか
の一般的な方法としては:(1)二重またはそれ以上の
厚みを作り出すために、末端部/縁部を備える成分を折
り返す;(2)幾つかの層から末端部/縁部を構成す
る;(3)より硬い材料を使用する;(4)末端部/縁
部を備える成分の坪量を変更する;(5)末端部/縁部
に付加的な成分を置く;(6)末端部を硬くするため
に、吸収性コアの圧縮または熱接着:または(7)前述
の方法の組み合わせを含むが、それらに制限されない。
生理用ナプキン20は2つの中心線、主長手方向中心線
102と主側面方向または横断方向中心線100を有する。こ
こでおいて使用する用語「長手方向」は、生理用ナプキ
ン20を着用した時、立っている着用者を左半身と右半身
に二分する垂直面に一般に整列する、生理用ナプキン20
の平面内の線、軸もしくは方向を意味する。これは曲げ
られた、湾曲した、あるいはそうでなくても垂直面に対
して厳密に平行ではない線、軸または方向も含む。用語
「側面方向」は、一般に長手方向に対して垂直であり、
生理用ナプキン20の平面内にある、線、軸もしくは方向
を意味する。生理用ナプキン20は、主長手方向中心線10
2の一般の方向に走る長手方向寸法と、主側面方向中心
線100の一般の方向に走る側面方向寸法を有する。生理
用ナプキン20は側面方向寸法より長手方向寸法において
典型的に長くなっている。
図1に示すように、その構造を理解しやすくするため
に、生理用ナプキン20は3つの部分:第一末端部50、第
一末端部50の反対側の第二末端部54、及び第一末端部50
と第二末端部54間に位置付けられる中央部分52に分けら
れている。ここでの実施態様に対して、安定化手段42は
第一と第二の末端部50、54に属している。中央部分は好
ましくは吸収性コア32のほとんど、または全部を備える
であろう。ここでの実施態様は、中央部分52が横断方向
軸に沿って印加される力に対してより柔軟である、つま
り、圧縮できるようにデザインされている。逆に、末端
部50、54は、印加される横断方向軸力に対して中央部分
52より剛性であるようにデザインされる。これらの力は
特に、生理用ナプキン20の長手方向縁部38に対して押
す、着用者の腿によって印加される。
吸収性コア32は液体(例えば、月経及び/または尿)
を吸収または保持することができるものならどのような
吸収手段であってもよい。図1に示すように、吸収性コ
ア32は体側表面、衣服側表面、サイド縁部及び末端縁部
を有する。吸収性コア32は、エアフェルトと一般に称さ
れる微粉砕木材パルプ等の、生理用ナプキンや他の吸収
体において一般に使用される多種多様な液体吸収性材料
から、種々のサイズと形状(例えば、矩形、楕円形、砂
時計形、犬の骨形、非対称形等)に製造されてよい。他
の適切な吸収性材料の例は、クレープセルロースワッデ
ィング;コフォームを含むメルトブロウンポリマー;化
学的剛性、変性、または架橋セルロース繊維;クリンプ
ポリエステル繊維等の合成繊維;ピートモス;ティシュ
ーラップ及びティシューラミネートを含むティシュー;
吸収性フォーム;吸収性スポンジ;超吸収性ポリマー;
吸収性ゲル化材料;もしくは同等の材料またはこれらの
材料の組み合わせ、またはこれらの混合物を含む。吸収
性コア32の輪郭及び構成も変化してよい(例えば、吸収
性コア32は変化するキャリパーゾーン(例えば、中心で
厚くなるように輪郭が描かれた)、親水性勾配、超吸収
性勾配、または低い密度及び低い平均坪量受入れゾーン
を持っていてよく;あるいは1つまたはそれ以上の層ま
たは構造を備えていてよい)。しかしながら、吸収性コ
ア32の総吸収容量は生理用ナプキン20の設計負荷及び用
途と矛盾があってはならない。更に、吸収性コア32のサ
イズと吸収容量は、失禁パッド、パンティライナー、標
準生理用ナプキン、または夜用生理用ナプキン等の異な
る使用に対応するよう変化させることができる。
本発明の吸収性コア32として使用される吸収構造の例
は、1990年8月21日にOsbornに対して発行され、「薄く
て柔軟な生理用ナプキン」(“Thin,Flexible Sanitar
y Napkin")と題された、米国特許第4,950,264号;1986
年9月9日にWeismanらに対して発行され、「高密度吸
収構造」(“High−Density Absorbent Structure
s")と題された米国特許第4,610,678号;1989年5月30日
にAlemanyらに対して発行され、「低い密度と低い坪量
受入れゾーンを有する高密度吸収部材」(“High Dens
ity Absorbent Members Having Lower Density a
nd Lower Basis Weight Acquisition Zones")と
題された米国特許第4,834,735号;及びDuenkらの名前で
1986年10月22日に公開された、ザ・プロクター・アンド
・ギャンプル社(The Procter & Gamble Compan
y)の、欧州特許出願番号第0 198 683号に記載され
ている。これらの特許の各々の開示は参照してここに組
み込まれる。
バックシート30とトップシート28は吸収性コア32の衣
服側表面と体側表面にそれぞれ隣接して位置付けられ、
好ましくは当業界で公知のもののような接着手段(図示
せず)によって、そこに、また互いに接合される。例え
ば、バックシート30及び/またはトップシート28は、均
一連続接着剤層、パターン接着剤層、もしくは一列の別
々の接着剤線、らせん、またはスポットによって、吸収
性コア32に、または互いに固定されてよい。満足できる
と解っている接着剤はミネソタ州、セントポール(St.P
aul,Minnesota)のエイチ・ビー・フラー社(H.B.Fulle
r Company)によって、HL−1258またはH−2031の名称
で製造されているものである。接着手段は、1986年3月
4日にMinetolaらに対して発行され、「使い捨ての排泄
物閉じ込め衣服」(“Disposable Waste−Containment
Garment")と題された米国特許第4,573,986号に開示
されているような、接着剤フィラメントのオープンパタ
ーンネットワークを備えるであろう。この特許は参照し
てここに組み込まれる。フィラメントのオープンパター
ンネットワークの例示的な接着手段は、1975年10月7日
にSpragueに対して発行された米国特許第3,911,173号;1
978年11月22日にZiekerらに対して発行された米国特許
第4,785,996号;及び1989年6月27日にWereniczに対し
て発行された米国特許第4,842,666号に示された装置及
び方法によって説明されるような、渦巻き状に螺旋パタ
ーンにされたいくつかの接着剤フィラメント線を備えた
フィラメントのオープンパターンネットワークを備え
る。これらの特許の各々は参照してここに組み込まれ
る。あるいは、接着手段は熱接着、圧力接着、超音波接
着、動的機械的接着、あるいはその他の適切な接着手
段、または当業界で公知のこれらの接着手段の組み合わ
せで構成されてよい。
バックシート30は液体(例えば月経及び/もしくは
尿)に対して不透過性であり、好ましくは薄いプラスチ
ックフィルムから作られるが、他の柔軟な液体不透過性
材料も使用できる。ここで使用する、用語「柔軟な」
は、柔軟であって、人間の身体の全般的な形状及び輪郭
に容易に従う材料を意味する。バックシート30は吸収性
コア32に吸収され封じ込められた排泄物が、パンツ、ね
まき及び下着等の、ここで説明する生理用ナプキンと接
触する製品を湿らせるのを防止する。このように、バッ
クシート30は織布または不織布材料、ポリエチレンまた
はポリプロピレンの熱可塑性フィルム等のポリマーフィ
ルム、あるいはフィルム被覆不織布材料等の複合材料を
含んでよい。好ましくは、バックシートは約0.012mm
(0.5ミル)から約0.051mm(2.0ミル)の厚さのポリエ
チレンフィルムである。例示的なポリエチレンフィルム
は、オハイオ州シンシナティ(Cincinnati Ohio)のク
ロペイ社(Clopay Corporation)によって、P18−0401
の名称で製造されているもの、及びインディアナ州テー
ルオート(Terre Haute,Indiana)のエチル・コーポレ
ーション(Ethyl Corporation)、ヴィスクイーン部
(Visqueen Division)によって、XP−39385の名称で
製造されているものである。バックシートは好ましくは
より布様の外見を与えるために、エンボス及び/または
マット仕上げされたものである。更に、バックシート30
は排泄物がバックシート30を通過するのを防止する一方
で、蒸気を吸収性コア32から逃すことができる(つま
り、通気性がある)。
トップシート28は柔軟で、感触が柔らかく、着用者の
皮膚に対して刺激的ではないものもある。更に、トップ
シート28はその厚みを通して容易に浸透するように、液
体(例えば、月経及び/もしくは尿)を通す液体透過性
である。適切なトップシート28は、織布および不織布材
料;開口成形熱可塑性フィルム、開口プラスチックフィ
ルム、及びハイドロフォーム熱可塑性フィルム等のポリ
マー材料;多孔性フォーム;網状化フォーム;網状化熱
可塑性フィルム;及び熱可塑性スクリム等の広範囲の材
料から作ることができる。適切な織布および不織布材料
は天然繊維(例えば木材または綿繊維)、合成繊維(例
えばポリエステル、ポリプロピレン、またはポリエチレ
ン繊維等のポリマー繊維)、または天然繊維と合成繊維
の組み合わせで構成することができる。
トップシート28を製造するために使用することができ
る多数の製造技術がある。例えば、トップシート28は繊
維の不織布ウェブであってよい。トップシートが不織布
ウェブを備える場合、ウェブはスパンボンド、カード、
ウェットレイ、メルトブロウン、ハイドロエンタング
ル、あるいはそれらの組み合わせ等であってよい。好ま
しいトップシートはカード、また織物業界の当業者に公
知の手段によって熱接着されたものである。好ましいト
ップシートは約2.2デニールのステープル長さのポリプ
ロピレン繊維を備える。ここで使用する、用語「ステー
プル長さの繊維」は少なくとも約15.9mm(0.625イン
チ)の長さの繊維を指す。好ましくは、トップシートは
1平方メートル当たり約18〜25グラムの坪量を有する。
適切なトップシートはP−8の名称で、マサチューセッ
ツ州ウォルポール(Walpole、Mass.)のインターナショ
ナルペーパー社(International Paper Company)の
一事業部である、ヴェラテック社(Veratec.,Inc.)に
よって製造されている。
本発明の好ましい実施態様では、月経分泌液が吸収性
コアへと流れ、吸収性コアによって吸収されずに、トッ
プシートから流れ出る可能性を減少させるように、体側
表面が親水性でない場合よりも速く、液体がトップシー
トを通って移動するのを助けるために、成形フィルムの
トップシートの体側表面は親水性である。好ましい実施
態様では、参照してここに組み込まれる、「不織布及び
開口フィルムカバーシートを有する吸収体」(“Absorb
ent Article Having A Nonwoven and Apertured
Film Coversheet")と題された、1991年11月19日にA
zizらによって提出された米国特許出願番号第07/794,74
5号に記載されているように、成形フィルムのトップシ
ートのポリマー材料に界面活性剤が組込まれる。あるい
は、上記において参照し、参照してここに組み込まれ
る、Osbornに対して発行された米国特許第4,950,254号
に記載されているように、界面活性剤でトップシートの
体側表面を処理することによって、トップシートの体側
表面を親水性にすることができる。
本発明の目的のために、ここで生理用ナプキンは一般
に中央部分52に、約7mm以下の、好ましくは約5mm以下
の、より好ましくは約4mm以下の、また最も好ましくは
約3mm以下のキャリパーを有する。上述のキャリパーは8
0.0グラムのテスト重量を有するコンパレーターゲージ
で測定されるものである。コンパレーターゲージは10グ
ラムの重量であり、2.44cmの直径を有するコンパレータ
ー足部を有するべきである。コンパレーターゲージは4.
67平方センチメートルの接触表面積を有するべきであ
る。
本発明の生理用ナプキンには業界で公知の任意の付加
的な成分を設けることができる。任意の成分としては、
1つまたは数個の吸収層または流体輸送層、二次トップ
シート、任意のインターライナー、固定手段、及び取り
外しできるカバーストリップまたは剥離ライナーが挙げ
られる。更に、図4に示すように、生理用ナプキンに着
用者の下着の股部付近で折り返されるフラップ64または
「ウィング」を設けてもよい。このような生理用ナプキ
ンの例は、1986年5月20日にVan Tilburgに対して発行
された米国特許第4,589,876号、及び1987年8月18日にV
an Tilburgに対して発行された米国特許第4,687,478号
に完全にに記載されている。これらの特許の各々は参照
してここに組み込まれる。
好ましい実施態様では、バックシート30の衣服に面す
る表面は、以後パッド取付け手段(図1には図示せず)
と称される、着用者の下着に生理用ナプキン20を取付け
るための手段を含むことができる。パッド取付け手段は
機械的留め具、あるいは好ましくは感圧接着剤等の接着
剤固定手段を含んでよい。生理用ナプキンの使用前に接
着剤が乾燥してしまったり、表面にくっつくのを防止す
るために、取り外しできる剥離ライナーが好ましくは接
着剤固定手段をカバーする。接着剤は1つ、2つまたは
幾つかの平行ストリップで、あるいは例えば、2つの対
称的に向き合った凸状の外向きのストリップで、バック
シートの衣服に面する表面に付けられてよい。接着剤ス
トリップは約5〜約35mm、好ましくは15mm〜26mmの幅で
あってよい。好ましくは接着剤のストリップはストリッ
プの内側縁部間の距離が約28mmであり、ストリップの外
側縁部間の距離が約60mmであるような大きさにされて、
配置される。あるいは、接着剤はバックシートの衣服に
面する表面の約30%〜約70%の面積をカバーする、一般
に中心に置かれた長方形のパッチで、バックシートに付
けられてもよい。適切な接着剤は、製品番号8305−4と
してセンチュリーアドヒーシブ社(Century Adhesiv
e)から入手できる、あるいはオハイオ州コビントン(C
ovington,Ohio)のアンカー・コンチネンタル社、3シ
グマ社(Anchor Continental,Inc.,3 Sigma Divisio
n)から入手できる「0.6ミルパス」(0.6 mil pass)
として指定されているものであってよい。
本発明の生理用ナプキン20は、例えば、末端部50、54
のたわみ抵抗は中央部分52のたわみ抵抗より一般に大き
い。このように、本発明の生理用ナプキン20はその中央
部分52においてより柔軟であり、その末端部50、54にお
いてあまり柔軟ではない。好ましくは、本発明の生理用
ナプキン20の末端部50、54は、中央部分52におけるより
少なくとも25%、好ましくは50%大きなたわみ抵抗を有
する。更に、中央部分52のたわみ抵抗は好ましくは約60
0グラム以下である一方、末端部50、54のたわみ抵抗は
好ましくは約1000グラム以下であろう。
少なくとも1つの安定化部材42が各々の末端部50、54
に各々配置される。末端部50、54及び末端縁部40の曲げ
抵抗(つまり、剛性)を中央吸収部分52の曲げ抵抗より
増大させ、生理用ナプキンを改良されたフィットを提供
する形状に形成することができるように、また吸収性コ
ア32のより優れた吸収効率が可能なように、各安定化部
材42は好ましくは生理用ナプキン20の各末端縁部40に隣
接して位置付けられる。最も重要なことに、硬化末端部
50、54(末端縁部40を含む)は、生理用ナプキン20がめ
くれる(flip over)傾向を減少させるか、あるいは少
なくとも着用中に部分的にめくれ上がるのを減少させ
る。本発明の生理用ナプキン20を使用中に、長手方向縁
部38に沿った腿の圧縮に対して、硬化末端部50、54が抵
抗することに注意。更に、ユーザーが着用中に(つま
り、座っている時、立っている時、歩いている時、走っ
ている時、登っている時等)、ナプキンの末端部50、5
4、特のその端線に位置付けられた安定化部材42のため
に、ナプキン20がめくれ上がる傾向が少なくなると考え
られる。
一般に、ナプキン20全体にわたる均一な側面方向の圧
縮に影響を及ぼすために必要な力は、中央部分52におけ
るより第一と第二の末端部50、54(及び特にその末端縁
部40)において大きい。これは末端部50、54に位置付け
られた安定化部材42のためである。ユーザーがナプキン
のサイド縁部38に対して腿を押し付ける時、この効果
が、ユーザーに対してナプキン20を付加的に身体の輪郭
に従わせるかもしれない。用語「側面方向の圧縮」は、
ここでは横断方向軸100に沿った生理用ナプキン20の部
分を圧縮するために必要である力を意味する。用語「末
端部」はここでは、末端縁部40から横断方向中心線に向
かって伸びる部分及び末端縁部40を含んでよい部分を意
味し、生理用ナプキンの長さの約1/10〜1/3である。
安定化部材42は、トップシート28の表面29上、吸収性
コア32とトップシート28間、吸収性コア32とバックシー
ト30間、又はバックシート30の衣服側表面上(図示せ
ず)を含む、生理用ナプキン20の厚みを通したどこにで
も配置されてよい。図1及び図2に示すように、安定化
部材42は一般にトップシート32とバックシート30間に配
置される。あるいは、安定化部材42は流体を直接コア32
に分配するように、吸収性コア32の少なくとも一部にあ
ってもよい。安定化部材42は接着剤、熱接着、圧縮接
着、超音波接着等によって、ナプキン層間の適所に位置
付けられてよい。ナプキン層を結合する、例えば、コア
をトップシートに接合するための公知の接着技術、例え
ば、熱接着を、ここで生理用ナプキンの成分のいずれか
に安定化部材42を接合するために使用してよい。ここで
使用する、用語「接合された」は、安定化部材が生理用
ナプキンの部分に直接添付される構成、及び安定化部材
が中間部材に間接的に添付され、それが次に生理用ナプ
キンに添付される構成を含む。安定化部材42は吸収性コ
ア32の一部であってもよい、つまり吸収性コア32に付け
られてもよい。
安定化部材42は多数の異なる位置、ゾーン及びパター
ンにおいて、トップシート28の下に、または真上に接合
されてよい。例えば、使用中に安定化部材42がトップシ
ートの着用者側の表面から間隔を開けて配置され、身体
からの排泄物の長手方向の流れに対して直立するバリヤ
ーを形成するように、末端縁部40から内側の点(取付け
点)において、トップシート28の下に、または上に接合
されてよい。
図3A〜3Dは、ここに記載するように、安定化部材42が
必要な剛性を提供することができる多数の構成を有する
ことができるのを示している。表面積の形状、つまり、
安定化部材の真上から見た形状は長方形、台形、楕円
形、または他のどのような形状であってもよい。一般
に、安定化部材の形状は、着用者に対する生理用ナプキ
ンの心地よさと離散性等の性能についての考慮、及び生
理用ナプキンの製造業者の製造能力及び包装の安定度に
ついての考慮に依存するであろう。本発明によれば、安
定化部材の形状は長方形、卵形、円形等のどのような形
状のものであってもよいし、あるいは対称的または非対
称的な形状のものであってもよい。特に好ましい形状
は、三日月形、卵形、円形、半円形、または長方形であ
り、全てのまたは一部の縁部が丸められてよい。
安定化付着手段44(図2A、2B)は、末端部50、54にお
いて生理用ナプキン20に取付けられる安定化部材42等
の、生理用ナプキンにおいて様々な成分同士を付着する
ための業界において公知の付着手段であってよい。例え
ば、安定化付着手段44は接着剤、業界で公知の熱/圧力
シーリング技術を使用する熱/圧力シール、業界で公知
の超音波接着技術を使用する超音波接着、業界で公知の
動的機械的接着技術を使用する動的機械的接着、あるい
は業界で公知の吸収体に対する他の材料または方法を備
えることができる。安定化付着手段44は図2A〜2Bに示す
ように、接着剤層44等の、好ましくは提供される接着剤
である。
図2Bに示すように、安定化部材42は付着手段44によっ
てバックシート30に直接接着される。この場合、安定化
手段42は吸収性コア32ではなく、従って吸収性コア32に
取付ける必要はない。また、安定化部材42は付着手段44
によってトップシート28に別個に取付けられてもよい
し、あるいは別々の付着手段44によってトップシート28
とバックシート30の両方に取付けられてもよい。図2Aで
は、安定化部材42は付着手段44を介して、トップシート
28に付加的にあるいは別個に取付けられてよい。この付
加的な付着は、安定化部材42が付着手段44によって吸収
性コア32に取付けられる場合に発生するであろう。
安定化部材の材料は均質の単一材料であっても、異な
る材料の均質の混合物であっても、あるいは異なる材料
の非均質な組み合わせ(例えば、層化構成)であっても
よい。安定化部材の材料は、例えば、上述のような吸収
性コア材料、トップシート材料、またはバックシート材
料と同じ材料から作ることができる。
安定化部材の材料は、マサチューセッツ州ウォルポー
ル(Walpole、Mass.)のヴェラテック社(The Veratec
Company)によって供給されているような、60グラム
の坪量を有するエアスルー(airthrough)接着疎水性不
織布等、ロフト化された(lofted)、つまり柔らかで厚
い、好ましくは弾力的な材料であってよい。
安定化部材の材料は、例えば、吸収容量を有するよう
に選ばれてよいし、あるいは吸収容量がないものであっ
てもよい。安定化部材が吸収容量を有する場合、安定化
部材のために選ばれる材料は、好ましくは湿っている時
剛性を維持し、末端部50、54が流体による影響を受ける
時、末端部50、54における折り返しを減少させる。適切
な材料は高いロフト(high−loft)ポリエステル、レー
ヨン、オーロン、他のポリオレフィン材料及びそれらの
ブレンド物を含む。好ましい実施では、安定化部材は非
強化領域より大きな剛性を維持する吸収剤から構成され
る。安定化部材は好ましくはトップシート材料に対して
記載したような、不織布材料または成形フィルム材料の
ウェブで包まれる。
1つの実施態様では、生理用ナプキンは末端部/縁部
に置かれた付加的な吸収性材料の形態の安定化部材を有
することができる。付加的な吸収性材料は吸収性コアと
して使用するのに適していると指定した材料のいずれを
も備えることができるであろう。これらの材料を使用す
ることにより、末端部/縁部は末端部/縁部に安定化機
能を提供するばかりでなく、長手方向において末端部/
縁部に向かって分散される流体の吸収を提供するために
使用することができる。付加的な吸収性材料は毛管チャ
ネル繊維(下記において詳述する)、または架橋セルロ
ース繊維を備えることもできるであろう。適切な架橋セ
ルロース繊維は、Cookらに対して1989年12月19日に発行
された米国特許第4,888,093号;Deanらに対して1989年4
月18日に発行された米国特許第4,822,543号;Schoggenら
に対して1989年12月26日に発行された米国特許第4,889,
559号;Mooreらに対して1990年2月6日に発行された米
国特許第4,898,642号;及びLashらに対して1990年6月1
9日に発行された米国特許第4,935,022号に記載されてい
る。
付加的な吸収性材料は材料のかたまりまたはワッディ
ング、一枚の折り返されていないシート、折り返された
シート、材料のストリップ、緩いまたは接着された繊
維、材料の多層またはラミネート、ポリエステルと高い
内部相差エマルジョン(high internal phase emuls
ions)(HIPE's)から開発されたフォームを含むフォー
ムの層、またはこのような材料のその他の組み合わせを
含む適切な形態であってよいが、これらに制限されな
い。付加的な吸収性材料はトップシートとバックシート
間のどのような成分の間にも位置付けることができるで
あろう。
安定化部材用の材料(つまり、以後「安定化材料」と
して知られる)は、例えば、末端部内及び/または末端
縁部に沿って付加される、またはパターン化されるポリ
マーゲル化剤を備えることができるであろう。その他の
別の実施態様では、安定化材料はポリマーゲル化剤と合
成繊維、天然繊維、または架橋セルロース繊維等の化学
的変性天然繊維の組み合わせを含むが、それらに制限さ
れない。なお別の実施態様では、ポリマーゲル化剤を付
加せずに、化学的変性天然繊維等の適切な吸収性繊維を
安定化材料として使用してもよい。
安定化材料の1つの好ましいタイプは、ポリプロピレ
ンの外装(sheath)で被覆されたポリエチレンのコアを
有する二成分繊維を備える二成分繊維質材料である。二
成分繊維の外側は内側より低い融解温度を有する。この
ような材料が好ましいのは、繊維の内側が非晶質のかた
まりへと溶けるのではなく、その繊維質の完全性を維持
する一方で、繊維の外側を溶かすことによって、繊維を
互いに熱接着することができるからである。
適切な二成分繊維はチッソ(Chisso)という名前の会
社によって市販されている。安定化材料として使用する
のに適した別の材料は、以前デラウエア州ウィルミント
ン(Wilmington,Delaware)のハーキュール社(Hercule
s,Inc.)から入手できた、PULPEXとして知られる繊維質
材料である。
前述したように、本発明用の安定化成分の別の好まし
いタイプは、機能的な吸収性材料として業界で公知の、
高い内部相差エマルジョン(HIPE's)から開発されたフ
ォームまたはFAMフォームである。機能的な吸収性材料
は、Dyerらに対して発行された米国特許第5,387,207
号、及びDesMaraisらに対して発行された米国特許第5,5
63,179号において包括的に論じられており、これらの特
許の各々は参照してここに組み込まれる。
生理用ナプキンには任意のインターライナーを備える
ことができる。任意のインターライナーは、身体との改
良された接触のために、バックシートから分離する、あ
るいは「切り離す」能力を有する吸収性コアが生理用ナ
プキンに設けられる時に使用される。インターライナー
の切り離し概念及び特徴は、1991年4月16日にOsbornら
に対して発行された米国特許第5,007,906号に記載され
ており、この特許は参照してここに組み込まれる。
ここでの実施態様の各々にとって、安定化部材42は次
の群の1つからであってよい:非吸収性及び透過性;非
吸収性及び不透過性;非吸収性及び本来は不透過性材料
であるが、部材自体を透過性にするための開口スリット
等;または吸収性。非吸収性の安定化部材42は適切な非
吸収性材料を備えていてよい。例えば、非吸収性安定化
部材42はフォームインサート、例えば、参照してここに
組み込まれる、Dyerらに対して発行された米国特許第5,
387,207号に記載されているような機能的な吸収性材
料、または硬いプラスチックフィルムの硬いストリップ
を備えていてよい。
本発明の好ましい実施態様では、図4が2つのフラッ
プ64を有する生理用ナプキンを示しており、その各々が
吸収性コアのサイド縁部に隣接し、サイド縁部から側面
方向に伸びている。フラップ64が着用者のパンティの縁
部と腿の間に配置されるように、フラップ64は股部にお
いて着用者のパンティの縁部の上を包むように構成され
る。フラップ64は少なくとも2つの目的を果たす。第1
に、フラップは、好ましくはパンティの縁部に沿って二
重の障壁を形成することによって、月経分泌液により着
用者の身体とパンティが汚れるのを防止する働きをす
る。第2に、フラップ64をパンティの下に折り返し、パ
ンティの衣服に面する側に、または1つのフラップ64を
別のフラップに付着することができるように、フラップ
64には好ましくはその衣服側表面に付着手段が設けられ
る。この方法で、フラップ64は生理用ナプキン20をパン
ティ内に適切に配置して維持する作用をする。フラップ
64はトップシート28、バックシート30、ティシューに類
似した材料、またはこれらの材料の組み合わせを含む様
々な材料で形成することができる。更に、フラップ64は
ナプキン20の本体に取付けられる別の成分であってもよ
いし、あるいはトップシート28とバックシート30の延長
部(つまり、単一構成)を備えることができる。本発明
の生理用ナプキンと共に使用するのに適した、あるいは
適合できるフラップを有する多数の生理用ナプキンが、
1987年8月18日にVan Tilburgに対して発行され、「フ
ラップを備えた造形生理用ナプキン」(“Shaped Sani
tary Napkin With Flaps")と題された米国特許第4,
687,478号;1986年5月20日にVan Tilburgに対して発行
され、「生理用ナプキン」(“Sanitary Napkin")と
題された米国特許第4,589,876号;及び1986年8月26日
にMattinglyに対して発行され、「生理用ナプキン付着
手段」(“Sanitary Napkin Attachment Means")と
題された米国特許第4,608,047号に開示されている。こ
れらの特許の各々が参照してここに組み込まれる。
本発明の好ましい生理用ナプキンの実施態様について
記載してきたが、多数の他の生理用ナプキンの実施態様
が文献に開示されている。これらに本発明の安定化され
た末端部/縁部を設けることができるであろう。幾つか
のこのような生理用ナプキンが、1990年8月21日にOsbo
rnに対して発行された米国特許第4,950,264号、1991年
4月16日にOsbornらに対して発行され、「切り離された
生理用ナプキン」(“Decoupled Sanitary Napkin")
と題された米国特許第5,007,906号、1991年4月23日にO
sbornに対して発行された米国特許第5,009,653号、1990
年4月17日にOsbornらに対して発行された米国特許第4,
917,697号、及び1989年10月4日にBuellの名前で公開さ
れた前述の欧州特許出願公開番号第0 335 252号及び
第0 335 253号、及び1992年2月19日の欧州特許出願
公開番号第0 471 114A2号、及び1990年10月29日にVi
sscherらの名前で出願され、「使用中に分離できる成分
を有する生理用ナプキン」(“Sanitary Napkin Havi
ng Components Capable of Separation in Us
e")と題された米国特許出願番号07/605,583号、1990年
12月19日にOsbornらの名前で出願され、「横断方向に分
割されたコアを有する生理用ナプキン」(“Sanitary
Napkin Having Transversely Segmented Core")と
題された米国特許出願番号07/630,451、及び1991年5月
21日にOsbornらの名前で出願され、「着用者の下着に付
けるために側面方向に延伸性のある手段を有する生理用
ナプキン」(“Sanitary Napkin Having Laterally
Extensible Means for Attachment to the Und
ergarment of the Wearer")と題された米国特許出
願番号07/707,233に開示されている。
本発明の生理用ナプキンには、例えば、欧州特許出願
公開番号第0 335 252号及び第0 335 253号に記載
されているものに類似する耐たわみ性変形成分を設ける
ことができる。耐たわみ性変形成分は、着用される時、
生理用ナプキンがある輪郭を取るのを助けるために使用
できるであろう。例えば、このような成分を使用して、
ナプキンを着用する時、上向きまたは下向きに曲げるた
めに予め配置される生理用ナプキンの部分を作成するこ
とができるであろう。
本発明の生理用ナプキン20の別の実施態様では、生理
用ナプキン20の吸収性コア32は、受入れ層、ティシュー
層及び保管層の三層構造を備えていてよい。受入れ層は
月経または他の体内からの分泌液を急速に受入れ、分散
させるために、トップシート28に隣接して位置付けられ
る。(適切な受入れ層の例は、1992年8月11日にHeran
& Cooperに対して発行された米国特許第5,137,537
号;1991年4月23日にOsbornに対して発行された米国特
許第5,009,653号;または1993年6月24日に公開され
た、ザ・プロクター・アンド・ギャンプル社(The Pro
cter & Gamble Company)の国際特許出願WO93/1172
5に記載されているものであり、これらの特許の各々が
参照してここに組み込まれる。ティシュー層は月経を受
入れ層から保管層により良く分散するために、受入れ層
と保管層の間に位置付けられる。(ティシュー層はザ・
プロクター・アンド・ギャンプル社(The Procter &
Gamble Company)によってPUFFSの商標名で販売され
ているもの、あるいは業界で公知の他のティシュー等、
好ましくはセルロースティシューの層である。)保管層
は月経や他の体内からの分泌液を保持するために設計さ
れる。このように、保管層はバックシート30とティシュ
ー層間に、バックシート30に隣接して位置付けられる。
(保管層は吸収性コアに関連してここで説明したよう
な、どのような吸収層であってもよいが、好ましくは、
各々Osbornに対して発行された上記において参照した米
国特許第4,950,264号及び第5,009,653号に記載されてい
るような、超吸収性ラミネートである。) 安定化部材42は平らである必要はなく、会陰または臀
部の溝内にうまくフィットさせ、排出された排泄物がナ
プキン20内にうまく保持されるようにする、三次元構造
を有していてもよい。コア32に置かれる液体排泄物はそ
れらが置かれた場所から放射状外側に分散される傾向が
あるであろう。
生理用ナプキンの末端部と中央部分のたわみ抵抗はピ
ーク曲げ剛性によって測定される。ピーク曲げ剛性はAS
TM D 4032.82サーキュラーベンド手順(CIRCULAR B
END PROCEDURE)に従ってモデル化された試験によって
決定され、該手順は以下のようにかなり修正されて実施
される。サーキュラーベンド手順は、見本の一面が凹状
になり、他方の面が凸状になる、材料の同時発生的な多
方向の変形である。サーキュラーベンド手順は全ての方
向へのたわみ抵抗、同時発生的平均化剛性に関連する力
値を与える。ここでの実施態様に対するサーキュラーベ
ンド手順は、生理用ナプキン20の末端部/末端縁部にお
けるたわみ抵抗を正しく測定するために適宜変更されて
いる。しかしながら、完全な手順は米国特許第5,009,65
3号に開示されており、この特許は参照してここに組み
込まれる。
装置 サーキュラーベンド手順に必要な装置は変更されたサ
ーキュラーベンド剛性テスター(Circular Bend Stif
fness Tester)であり、それは次の部品を有する:18.7
5ミリメートルの直径のオリフィスを有する、102.0×10
2.0×6.35ミリメートルの平滑つや出し鋼鉄プレート
台。オリフィスのラップエッジは4.75ミリメートルの深
さに対して45度の角度であるべきである。72.2ミリメー
トルの全長、6.25ミリメートルの直径、2.97ミリメート
ルの半径を有するボールノーズ、及び0.33ミリメートル
の基部直径を有する、そこから0.88ミリメートル伸びる
ニードルポイントと0.5ミリメートル未満の半径を有す
るポイントを有するプランジャー。プランジャーはオリ
フィスと同心的に装着され、全側面で等しい隙間を有す
る。ニードルポイントは試験中に試験見本の横方向の動
きを防止するためだけであることに注意。従って、ニー
ドルポイントが試験見本にかなり悪影響を及ぼす(例え
ば、膨張可能な構造に穴を開ける)場合、ニードルポイ
ントを使用すべきではない。プランジャーの底はオリフ
ィスプレートの上部よりかなり上に設定するべきであ
る。この位置から、ボールノーズの下向きストロークは
プレートオリフィスの正確に底部であるべきである。力
測定ゲージ、より詳細には、インストロン(Instron)
逆転圧縮ロードセルを使用するべきである。ロードセル
は約0.0〜約2000.0グラムの負荷範囲を有する。ロード
セルを活性化するためにアクチュエーターを使用するべ
きであり、より詳細には、逆転圧縮ロードセルを有する
インストロン(Instron)モデル番号1122を使用すべき
である。インストロン(Instron)1122はマサチューセ
ッツ州カントン(Canton,Mass.)のインストロン・エン
ジニアリング社(Instron Engineering Corporatio
n)により製造されている。
見本の数及び準備 この試験用の手順を実施するために、下記に説明する
ように、5個の代表的な生理用ナプキンが必要である。
パンティ接着剤剥離紙を取り外し、接着剤を塞いだ、5
個の被試験ナプキンの1つから、幾つかの“X"及び“Y"
の、各々37.5×37.5ミリメートルの試験サンプルを切断
する。“X"見本は末端部から取り、特に少なくとも安定
化部材42の一部を含むであろう。“Y"見本は中央部分52
から取り、安定化部材42の部分を含まず、むしろ中央部
分52内の他の全てのナプキン成分の一部を含む。トップ
シートが直接バリヤーシートに接合される部分を有する
見本は試験すべきではない。これらの見本を試験しない
理由は、先行技術のナプキンはナプキンの周辺部におい
て吸収性コアの縁部を超えてトップシートがバリヤーシ
ートに接合され、これらの部分は高度に柔軟であるとい
う現実からである。従って、多数の異なる見本を各々の
生理用ナプキンから試験するべきである。試験見本は試
験者によって折り返されたり曲げられるべきではなく、
縁部に対して曲げ抵抗特性に影響を及ぼすのを避けるた
めに、見本の取り扱いを最小限度に抑えなければならな
い。残りの4個の生理用ナプキンから、最初のナプキン
から切断した見本と全く同じ、37.5×37.5ミリメートル
の同じ数のサンプル“X"と“Y"を切断する。こうして、
試験者は5個の同じ見本の“X"と“Y"のセット数を有す
るべきである。
サーキュラーベンド手順(CIRCULAR BEND PROCEDUR
E)用の手順は以下の通りである。見本を21.±.1℃と5
0.±.2%の相対湿度の部屋に2時間放置することによっ
て調節する。試験プレートを水平に置く。プランジャー
速度を全ストローク長当たり50.0センチメートルに設定
する。見本の体側表面26がプランジャーに面し、見本の
衣服側表面17が台に面するように、見本をプランジャー
の下のオリフィスの上の中心に置く。もちろん、使用中
の状態をシミュレートするために、(存在する場合)パ
ンティ接着剤剥離紙を取り除く。(存在する場合)パン
ティ接着剤は、見本が台に付着するのを防止するため
に、また人工的な高ピーク曲げ剛性が得られるように、
グリセリン及び/または粉末等の、当業者に公知の手段
を使用して塞ぐべきである。所望であれば、存在するか
もしれない接着剤を塞ぐ必要を除去するために、体側表
面26が台に面し、衣服側表面12がプランジャーに面する
ようにして、見本をオリフィスの上の中心に置いてもよ
い。指示器のゼロをチェックし、必要であれば調節す
る。プランジャーを起動する。試験中にサンプルにさわ
ることは避けるべきである。最大力の示度を最も近いグ
ラム数で記録する。5個全ての同じ見本を試験するま
で、上記のステップを繰り返す。
計算 各々の見本に対するピーク曲げ剛性はその見本に対す
る最大力の示度である。5個の同じ見本の“X"と“Y"の
セット数を切断したことを記憶しておく。5個の同じ見
本の各々のセットを試験し、そのセットに対して受け取
った5つの値の平均を取る。こうして、試験者は試験し
た“X"と“Y"のセットの各々に対する平均値を取る。
本発明の生理用ナプキン20は中〜高の月経流を吸収す
るのに充分な大きさの液体容量を有する。生理用ナプキ
ンのサイズに応じて同じであってよい2つの容量:試験
容量と総容量を決定できる。好ましくは、本発明の生理
用ナプキン20は、少なくとも約8.0グラム、より好まし
くは少なくとも約15.0グラム、最も好ましくは少なくと
も約18.0グラムの試験容量を有する。好ましくは、本発
明の生理用ナプキン20は、少なくとも約20.0グラム、よ
り好ましくは少なくとも約30.0グラム、最も好ましくは
少なくとも40.0グラムの総容量を有する。
容量試験 生理用ナプキンの試験容量と全容量は以下のようにし
て決定される。パンティ接着剤剥離紙を試験するナプキ
ンから取り除く。試験容量を決定するために、生理用ナ
プキンの4.75×14.0センチメートルの部分、または66.5
平方センチメートルを有する他の輪郭からサンプルを取
る。生理用ナプキンを着用する時、腟口の下の中心に置
かれるであろう生理用ナプキンの部分からサンプルを切
断する。総容量は全体のナプキンから剥離紙を取り除い
たサンプルを使用して決定される。
サンプルの重量を0.1グラム単位で計る。次に、サン
プルが完全に浸され、曲げられたり、そうでなくてもね
じられたり、折り返されたりしないように、(イリノイ
州デアフィールドのバクスタートラベノール社(Baxter
Travenol Company of Deerfield,Illinois)から
入手できる)殺菌塩水のビーカーにサンプルを浸す。サ
ンプルを10分間浸しておく。サンプルを塩水から取りの
ぞき、2分間垂直位置で懸濁し、塩水がサンプルから排
水されるようにする。次に、サンプルを身体に面する表
面を下向きにして、ペンシルバニア州マウント・ホリー
・スプリングス(Mount Holly Springs)のフィルト
レーション・サイエンス社、イートン−ダイクマン部
(Filtration Science Corp.,Eaton−Dikeman Divis
ion)から入手できるフィルターペーパー#631等の、吸
収性ブロッターの上に置く。1平方センチメートル当た
り均一の17.6グラムの負荷をサンプルの上に置き、余分
の流体をしぼり出す。吸収性ブロッターに移される流体
量が30秒の間に0.5グラム未満になるまで、吸収性ブロ
ッターを30秒ごとに交換する。次に、0.1グラム単位で
サンプルの重さを計り、サンプルの乾燥重量を差し引
く。グラムで表示される差が、いずれにしても、サンプ
ルの試験容量または総容量である。
生理用ナプキン20を好ましくは着用者の下着の股の幅
に縮尺すべきである。吸収体を下着の股の縁部と正しく
揃える中央吸収幅を有する生理用ナプキン20が特に好ま
しい。約3.7〜約6.4センチメートルの幅を有する比較的
狭い下着の股に対しては、約3.7〜約6.4センチメートル
の中央吸収幅を有する生理用ナプキンがうまく作用す
る。用語「中央吸収幅」、及びその測定方法は米国特許
第5,009,653号に記載されている。
本発明の生理用ナプキン20は比較的薄型である。本発
明の生理用ナプキン20が突出しないように、またユーザ
ーが生理用ナプキンを着用中にその存在をあまり意識し
ないように、本発明の生理用ナプキン20を比較的薄く保
つことが好ましい。図1に示した生理用ナプキン20は約
1.9ミリメートルのキャリパーを有していてよい。生理
用ナプキン20のキャリパーまたはその様々な部分は以下
の試験によって決定される。
コンパレーターゲージ、詳細には、マサチューセッツ
州ウォルタム(Waltham,Massachusetts)のビー・シー
・アメス社(B.C.Ames,Company)から入手できる、ダイ
ヤル指示器モデル482を備えた、アメス(Ames)、モデ
ル130が必要である。コンパレーターゲージはアルミニ
ウムで作られ、10.0グラムの重さと、5.16平方センチメ
ートルの接触面積を有する、円形のコンパレーター足部
を有するべきである。コンパレーターゲージをゼロの目
盛に合わせる。コンパレーターダイヤルの上に伸びるス
ピンドルに、80.0グラムのステンレス鋼の重りを置く。
コンパレーター足部を持ち上げ、パンティ接着剤剥離紙
を取り除き、接着剤にコーンスターチを振りかけたナプ
キンを、ベースプレートの上に衣服側表面を下にして置
く。足を下げた時、測定すべきナプキンの部分に足がく
るように、ナプキンをベースプレートの上に位置付け
る。ナプキンを滑らかにし、しわがないようにする。足
をそっとナプキンの上に下げる。足がナプキンと接触し
てから30秒後にコンパレーターダイヤルの示度を読み、
ナプキンのキャリパーを決定する。
本発明の特定の実施態様について図示し記載してきた
が、発明の精神及び範囲から逸脱することなく、様々な
他の変更及び修正を行えることが当業者には自明であろ
う。従って、本発明の範囲内にあるこのような変更及び
修正を全て添付クレームにおいてカバーすることが意図
されている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−117855(JP,A) 実開 平5−5118(JP,U) 国際公開96/038117(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61F 13/00 - 13/84

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長手方向中心線、横断方向中心線、一対の
    長手方向縁部、2つの末端縁部、前記末端縁部の一方か
    ら前記横断方向中心線に向かって伸びる第一末端部、及
    び他方の末端縁部から前記横断方向中心線に向かって伸
    びる第二末端部、及び前記第一と第二末端部の間に置か
    れる中央部分を有する生理用ナプキンであって、 前記生理用ナプキンは、第一表面と、この第一表面と向
    かい合った第二表面を備え、 前記第一末端部及び前記第二末端部は前記生理用ナプキ
    ンの前記一方及び前記他方の前記末端縁部から、前記生
    理用ナプキンの長さの1/10〜1/3だけ前記横断方向中心
    線に向かって伸びていて、 前記中央部分は、5センチメートル以上の横幅を有し、
    少なくとも1つの末端部を通して測定した前記生理用ナ
    プキンのたわみ抵抗が、前記中央部分を通して測定した
    前記生理用ナプキンのたわみ抵抗より大きく、 前記生理用ナプキンは、前記第一と第二末端部を通して
    測定して、5ミリメートル未満のキャリパーを有し、 前記第一と第二末端部は、各々少なくとも1つの安定化
    部材を備え、前記安定化部材の各々は、前記第一と第二
    末端縁部に隣接して位置付けられて前記第一と第二末端
    部に剛性を付与することにより前記第一と第二末端部の
    めくれ上がりを減少させることを特徴とする生理用ナプ
    キン。
  2. 【請求項2】長手方向中心線、横断方向中心線、2つの
    長手方向縁部、2つの末端縁部、前記末端縁部の一方か
    ら前記横断方向中心線に向かって伸びる第一末端部、及
    び他方の末端縁部から前記横断方向中心線に向かって伸
    びる第二末端部、及び前記第一と第二末端部の間に置か
    れる中央部分を有する生理用ナプキンであって、 前記生理用ナプキンは、液体透過性トップシートと、前
    記トップシートに接合される液体不透過性バックシート
    と、前記トップシートと前記バックシート間に位置付け
    られる吸収性コアと、を備え、 前記吸収性コアは、2つの長手方向縁部と前記長手方向
    縁部によって画定される幅を有し、 前記第一末端部及び前記第二末端部は前記生理用ナプキ
    ンの前記一方及び前記他方の前記末端縁部から、前記生
    理用ナプキンの長さの1/10〜1/3だけ前記横断方向中心
    線に向かって伸びていて、 前記中央部分は、5センチメートル以上の横幅を有し、
    少なくとも1つの末端部を通して測定した前記生理用ナ
    プキンのたわみ抵抗が、前記中央部分を通して測定した
    前記生理用ナプキンのたわみ抵抗より大きく、 前記生理用ナプキンは、前記第一と第二末端部を通して
    測定して、5ミリメートル未満のキャリパーを有し、前
    記第一と第二末端部は各々少なくとも1つの安定化部材
    を備え、 前記安定化部材の各々は、前記第一と第二末端縁部に隣
    接して位置付けられて前記第一と第二末端部に剛性を付
    与することにより前記第一と第二末端部のめくれ上がり
    を減少させることを特徴とする生理用ナプキン。
  3. 【請求項3】前記第一と第二末端部を通して測定して、
    3ミリメートル以下のキャリパーを有する、請求項1ま
    たは請求項2に記載の生理用ナプキン。
  4. 【請求項4】前記第一と第二末端部の前記たわみ抵抗
    は、前記中央部分の前記たわみ抵抗より少なくとも25%
    大きい、請求項1または請求項2に記載の生理用ナプキ
    ン。
  5. 【請求項5】前記第一と第二末端部の前記たわみ抵抗
    は、前記中央部分の前記たわみ抵抗より少なくとも50%
    大きい、請求項1または請求項2に記載の生理用ナプキ
    ン。
  6. 【請求項6】前記中央部分の前記曲げ抵抗は、600グラ
    ム以下である、請求項1または請求項2に記載の生理用
    ナプキン。
  7. 【請求項7】前記中央部分の前記曲げ抵抗は、1000グラ
    ム以下である、請求項1または請求項2に記載の生理用
    ナプキン。
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