JP3454942B2 - 位置制御装置 - Google Patents

位置制御装置

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JP3454942B2
JP3454942B2 JP28852294A JP28852294A JP3454942B2 JP 3454942 B2 JP3454942 B2 JP 3454942B2 JP 28852294 A JP28852294 A JP 28852294A JP 28852294 A JP28852294 A JP 28852294A JP 3454942 B2 JP3454942 B2 JP 3454942B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、位置制御装置に係り、
詳しくは、ODD(Optical Disk Dri
ve)、HDD(Hard Disk Drive)、
ロボット及びスキャナ等の位置決め制御技術に適用する
ことができ、特に、速度センサを用いずに位置センサか
らの位置信号と電流センサからの電流信号から外乱を推
定し、推定外乱をフィードバックすることにより、外
乱、制御系の定数変動を抑圧することができるととも
に、2次系ローパスフィルタを付加して外乱推定オブザ
ーバの動作範囲を限定し、微分項を含まない外乱推定オ
ブザーバとすることにより、機械共振及びノイズに伴う
外乱推定オブザーバへの悪影響を抑えることができる
他、高速化及び低コスト化を実現することができる位置
制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の一般的な位置制御装置の構
成を示すブロック図である。従来の位置制御装置におい
ては、まず、減算器1001では、目標位置xr と位置
信号xs が比較され、この目標位置xr と位置信号xs
の比較結果から位置誤差信号eが求められ出力される。
この減算器1001から出力された位置誤差信号eは、
コントローラ1002に入力され、コントローラ100
2では、入力した位置誤差信号eに位相補償及びゲイン
調整を行って操作量となる操作電流i c を出力する。
【0003】次に、コントローラ1002から出力され
た操作電流ic は、ドライブアンプ1003に入力さ
れ、ドライブアンプ1003では、入力した操作電流i
c を基にアクチュエータ駆動電流iが求められ出力され
る。アクチュエータ駆動電流iは、アクチュエータ10
04に入力され、アクチュエータ1004では、入力し
たアクチュエータ駆動電流iを基に駆動される。
【0004】そして、入力したアクチュエータ駆動電流
を基に駆動されるアクチュエータ1004の位置xは、
位置検出部1005によって検出され、位置検出部10
05では、検出したアクチュエータ1004の位置xに
対応する位置信号xs を出力する。次に、ロバスト性能
を向上させるための制御を行うためにコントローラ設計
を行うロバストサーボシステムについては、例えば特開
平3−144702号公報で報告されたものが挙げられ
る。
【0005】この従来のロバストサーボシステムでは、
2自由度制御系として出力yを入力とする第1の系
A 、出力yと目標指令値rを入力とする第2の系Ca
からなり、自由パラメータQ、目標値応答特性Gry
り、次の(1),(2)式の如く、
【0006】
【数1】
【0007】
【数2】
【0008】構成することにより、2自由度構造を有す
る位置決めサーボ系を構成することができるので、速度
検出器のみならず速度ループそのものを必要としないロ
バストサーボ系を実現することができるという利点を有
する。次に、オブザーバで共振成分を取り出してフィー
ドバックすることにより、共振の影響を抑えようとする
光ディスク装置については、例えば特開平5−3034
28号公報で報告されたものが挙げられる。
【0009】この従来の光ディスク装置では、目標トラ
ックからの位置誤差信号をバンドパスフィルタにかけて
アクチュエータの共振成分のみを取り出し、ドライブア
ンプから出力されるアクチュエータ駆動電流とともに、
共振特性のみをモデルとしたオブザーバに入力して共振
成分の疑似速度信号を得て、これをフィードバックする
ように構成することにより、減衰率を大きくして、共振
点のピークゲインを低下させることができるという利点
を有する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記したようなPID
コントローラによる従来の位置制御装置では、摩擦や傾
き等による外乱が加わった場合、偏差を減らすために低
い周波数の増幅率を大きくすると、制御系全体が不安定
になってしまうため、出力位置に直接外乱の影響が現れ
てしまったり、偏差が生じてしまうという問題があっ
た。
【0011】また、外乱を抑圧する目的でPIコントロ
ーラにより低域周波数のゲインを大きくする方法も挙げ
られるが、この方法では、制御系が安定か不安定である
かの評価基準となる位相余有が小さくなるため、制御系
が不安定になり易いという問題があった。そこで、外乱
を推定する外乱推定オブザーバが提案されているが、こ
の外乱推定オブザーバを用いた従来技術では、速度セン
サからの速度信号と電流センサからの電流信号から外乱
を推定している。これについては、ロボット関係で報告
されているが、前述した図7の位置制御装置のように、
位置検出部1005を用いて外乱を推定するものでは、
未だ報告されていない。
【0012】次に、上記した特開平3−144702号
公報で報告された従来のロバストサーボシステムでは、
2自由度構造を有する位置決めサーボ系を構成するた
め、複雑なコントローラを用いなければならず、演算が
複雑になる等、高速化及び低コスト化の点で問題があっ
た。次に、特開平5−303428号公報で報告された
従来の光ディスク装置では、フィルタを通してオブザー
バから共振成分を取り出しフィードバックしているた
め、位相のずれによる発振の恐れがある等、制御系の安
定性の点で問題があった。
【0013】そこで、本発明は、速度センサを用いずに
位置センサからの位置信号と電流センサからの電流信号
から外乱を推定し、推定外乱をフィードバックすること
により、外乱、制御系の定数変動を抑圧することができ
るとともに、2次系ローパスフィルタを付加して外乱推
定オブザーバの動作範囲を限定し、微分項を含まない外
乱推定オブザーバとすることにより、機械共振及びノイ
ズに伴う外乱推定オブザーバへの悪影響を抑えることが
できる他、高速化及び低コスト化を実現することができ
る位置制御装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
目標位置と出力位置信号とを比較して位置誤差信号を求
めて出力する減算器と、該減算器から出力してきて入力
した位置誤差信号に位相補償及びゲイン調整を行って操
作量となる操作電流を出力するコントローラと、該コン
トローラから出力してきて入力した操作電流に基づいて
アクチュエータ駆動電流を出力するドライブアンプと、
該ドライブアンプから出力してきて入力したアクチュエ
ータ駆動電流に基づいて駆動するアクチュエータと、駆
動したアクチュエータの位置を検出してアクチュエータ
位置に対応する位置信号を出力する位置検出部とを有す
る位置制御装置において、前記位置検出部から出力して
きて入力した位置信号とアクチュエータ駆動電流を検出
して電流信号を出力する電流検出部から出力してきて入
力した電流信号とから外乱を推定する外乱推定部と、外
乱推定の動作範囲を限定する2次系ローパスフィルタと
から構成され、かつ前記外乱推定部と前記2次系ローパ
スフィルタとから微分項を有さない形に変形した外乱推
定オブザーバと、該外乱推定オブザーバから出力してき
て入力した推定外乱に前記アクチュエータのノミナルモ
デルの定数の逆数をかけて外乱に相当する推定外乱電流
を算出する推定外乱電流算出部と、該推定外乱電流算出
部から出力してきて入力した推定外乱電流を前記コント
ローラから出力してきて入力した操作電流に加算する加
算器と、前記外乱推定オブザーバと前記アクチュエータ
の機械共振を含む位置制御系のシミュレーションモデル
を作成し、外乱注入部から外乱注入部手前までの開ルー
プゲインを求め、機械共振周波数におけるゲインが0d
B以下になるように、前記外乱推定オブザーバの動作範
囲を限定する前記2次系ローパスフィルタのカットオフ
周波数を決定するカットオフ周波数設定部とを有するこ
とを特徴とするものである。
【0015】請求項2記載の発明は、目標位置と出力位
置信号とを比較して位置誤差信号を求めて出力する減算
器と、該減算器から出力してきて入力した位置誤差信号
に位相補償及びゲイン調整を行って操作量となる操作電
流を出力するコントローラと、該コントローラから出力
してきて入力した操作電流に基づいてアクチュエータ駆
動電流を出力するドライブアンプと、該ドライブアンプ
から出力してきて入力したアクチュエータ駆動電流に基
づいて駆動するアクチュエータと、駆動したアクチュエ
ータの位置を検出してアクチュエータ位置に対応する位
置信号を出力する位置検出部とを有する位置制御装置に
おいて、前記位置検出部から出力してきて入力した位置
信号と前記コントローラから出力してきて入力した操作
電流とから外乱を推定する外乱推定部と、外乱推定の動
作範囲を限定する2次系ローパスフィルタとから構成さ
れ、かつ前記外乱推定部と前記2次系ローパスフィルタ
とから微分項を有さない形に変形した外乱推定オブザー
バと、該外乱推定オブザーバから出力してきて入力した
推定外乱に前記アクチュエータのノミナルモデルの定数
の逆数をかけて外乱に相当する推定外乱電流を算出する
推定外乱電流算出部と、該推定外乱電流算出部から出力
してきて入力した推定外乱電流を前記コントローラから
出力してきて入力した操作電流に加算する加算器と、前
記外乱推定オブザーバと前記アクチュエータの機械共振
を含む位置制御系のシミュレーションモデルを作成し、
外乱注入部から外乱注入部手前までの開ループゲインを
求め、機械共振周波数におけるゲインが0dB以下にな
るように、前記外乱推定オブザーバの動作範囲を限定す
る前記2次系ローパスフィルタのカットオフ周波数を決
定するカットオフ周波数設定部とを有することを特徴と
するものである。
【0016】
【0017】
【作用】請求項1記載の発明では、駆動したアクチュエ
ータの位置を検出してアクチュエータ位置に対応する位
置信号を出力する位置検出部から出力してきて入力した
位置信号とアクチュエータ駆動電流を検出して電流信号
を出力する電流検出部から出力してきて入力した電流信
号とから外乱を推定する外乱推定部と、外乱推定の動作
範囲を限定する2次系ローパスフィルタとから構成さ
れ、かつ外乱推定部と2次系ローパスフィルタとから微
分項を有さない形に変形した外乱推定オブザーバを有
し、この外乱推定オブザーバから出力してきて入力した
推定外乱にアクチュエータのノミナルモデルの定数の逆
数をかけて外乱に相当する推定外乱電流を推定外乱電流
算出部により算出した後、推定外乱電流算出部から出力
してきて入力した推定外乱電流を、加算器によりコント
ローラから出力してきて入力した操作電流に加算するよ
うに構成する。
【0018】このため、速度センサを用いずに駆動した
アクチュエータの位置を検出してアクチュエータ位置に
対応する位置信号を出力する位置検出部から出力され入
力される位置信号と、アクチュエータ駆動電流を検出し
て電流信号を出力する電流検出部から出力され入力され
る電流信号とから外乱を外乱推定部により推定し、推定
外乱をフィードバックすることができるので、外乱及び
制御系の定数変動を抑圧することができる。
【0019】また、2次系ローパスフィルタを付加して
外乱推定オブザーバの動作範囲を限定し、微分項を含ま
ない外乱推定オブザーバとすることができるため、機械
共振及びノイズに伴う外乱推定オブザーバへの悪影響を
抑えることができる。請求項2記載の発明では、駆動し
たアクチュエータの位置を検出してアクチュエータ位置
に対応する位置信号を出力する位置検出部から出力して
きて入力した位置信号とコントローラから出力してきて
入力した操作電流とから外乱を推定する外乱推定部と、
外乱推定の動作範囲を限定する2次系ローパスフィルタ
とから構成され、かつ外乱推定部と2次系ローパスフィ
ルタとから微分項を有さない形に変形した外乱推定オブ
ザーバを有し、この外乱推定オブザーバから出力してき
て入力した推定外乱にアクチュエータのノミナルモデル
の定数の逆数をかけて外乱に相当する推定外乱電流を推
定外乱電流算出部により算出した後、推定外乱電流算出
部から出力してきて入力した推定外乱電流を、加算器に
よりコントローラから出力してきて入力した操作電流に
加算するように構成する。
【0020】このため、速度センサを用いずに駆動した
アクチュエータの位置を検出してアクチュエータ位置に
対応する位置信号を出力する位置検出部から出力され入
力される位置信号と、コントローラから出力され入力さ
れる操作電流とから外乱を外乱推定部により推定し、推
定外乱をフィードバックすることができるので、外乱及
び制御系の定数変動を抑えることができる。
【0021】また、2次系ローパスフィルタを付加して
外乱推定オブザーバの動作範囲を限定し、微分項を含ま
ない外乱推定オブザーバとすることができるため、機械
共振及びノイズに伴う外乱推定オブザーバへの悪影響を
抑えることができる。このように、請求項1記載の発明
と同様の効果を得ることができる他、アクチュエータ駆
動電流を検出して電流信号を出力する電流検出部を新た
に設けることなく、操作電流を出力する既存のコントロ
ーラにより外乱を推定することができるため、位置制御
装置を低コストで構成することができる。
【0022】次に、外乱推定オブザーバを付加すると、
制御系の一巡伝達関数を変えずに、外乱注入部から外乱
注入部手前までの開ループゲイン、即ち外乱に対する一
巡伝達関数を大きくなる。このため、外乱推定オブザー
バがない場合安定であった共振周波数のゲインもおおき
くなってしまい、機械共振周波数で発振してしまうとい
う恐れがある。
【0023】そこで、請求項1および請求項2記載の発
明では、外乱推定オブザーバとアクチュエータの機械共
振を含む位置制御系のシミュレーションモデルを作成
し、外乱注入部から外乱注入部手前までの開ループゲイ
ンを求め、機械共振周波数におけるゲインが0dB以下
になるように外乱推定オブザーバの動作範囲を限定する
2次系ローパスフィルタのカットオフ周波数をカットオ
フ周波数決定部により決定するように構成する。
【0024】このため、外乱推定オブザーバの動作範囲
の安定限界を求めることができるので、位置制御系の安
定性を確保しつつ、外乱を効率良く抑圧することができ
る。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。 (実施例1)図1は本発明に係る実施例1の位置制御装
置の構成を示すブロック図である。図示例は、アクチュ
エータをリニアモータに適用する場合である。
【0026】本実施例の位置制御装置においては、ま
ず、減算器1では、目標位置xr と位置信号xs が比較
され、この目標位置xr と位置信号xs の比較結果から
位置誤差信号eが求められ出力される。この減算器1か
ら出力された位置誤差信号eは、コントローラ2に入力
され、コントローラ2では、入力した位置誤差信号eに
位相補償及びゲイン調整を行って操作量となる操作電流
c を出力する。
【0027】コントローラ2から出力された操作電流i
c は、ドライブアンプ3に入力され、ドライブアンプ3
では、入力した操作電流ic を基にアクチュエータ駆動
電流iが求められ出力される。アクチュエータ駆動電流
iは、アクチュエータ4に入力され、アクチュエータ4
では、入力したアクチュエータ駆動電流iを基に駆動さ
れる。
【0028】次に、入力したアクチュエータ駆動電流を
基に駆動されるアクチュエータ4の位置xは、位置検出
部5によって検出され、位置検出部5では、検出したア
クチュエータ4の位置xに対応する位置信号xs を出力
する。そして、外乱推定部7は、アクチュエータ駆動電
流を検出して電流信号is を出力する電流検出部6で検
出された電流信号is と、駆動したアクチュエータの位
置を検出してアクチュエータ位置に対応する位置信号x
s を出力する位置検出部5で検出された位置信号xs
から、外乱を推定し、2次ローパスフィルタ8は、外乱
推定の動作範囲を限定する。この外乱推定部7と2次ロ
ーパスフィルタ8とから構成され、かつ外乱推定部7と
2次ローパスフィルタ8とから微分項を持たない形に変
形した外乱推定オブザーバ9によって推定外乱daを出
力する。
【0029】外乱推定オブザーバ9から出力された推定
外乱daは、推定外乱電流算出部10に入力される。推
定外乱電流算出部10では、入力した推定外乱daにア
クチュエータ4のノミナルモデル定数の逆数をかけるこ
とにより、外乱dに相当する推定外乱電流idaを求めて
出力する。推定外乱電流算出部10から出力された推定
外乱電流idaは、加算器11でコントローラ2の出力に
加算される。
【0030】ここで、図2は図1に示す外乱推定部7の
構成を示すブロック図である。計算部21による電流検
出部6からの出力電流信号is にアクチュエータ4のノ
ミナルモデルの定数をかけた値と、計算部22による位
置検出部5からの出力位置信号xs を2回微分した値と
は、減算器23に入力されて、外乱を推定する。外乱
は、加速度の形で推定される。2次ローパスフィルタ8
の2次ローパスフィルタFは、次の(3)式で表され
る。
【0031】
【数3】
【0032】但し、ωo はカットオフ周波数、ζは減衰
係数である。ここでは、減衰係数ζを1とする。次に、
図3は図1に示す外乱推定部と2次ローパスフィルタか
ら微分項を持たない形に変形した外乱推定オブザーバの
構成を示すブロック図である。計算部31による電流検
出部6からの出力電流信号is にアクチュエータ4のノ
ミナルモデルの定数をかけた値と、計算部32による位
置検出部5からの出力位置信号xs にフィルタのカット
オフ周波数の2乗をかけた値xs ×ωo 2 とは、減算器
33で比較し、その比較結果は、1次ローパスフィルタ
34に入力される。1次ローパスフィルタ34の出力
と、計算部35による出力であるxs ×ω o 2 の2倍の
値2Xxs ×ωo 2 とは、加算器36で加算され、1次
ローパスフィルタ36に入力される。1次ローパスフィ
ルタ36の出力と計算部32の出力xs ×ωo 2 は、減
算器37で減算され、推定外乱daを出力する。
【0033】そして、推定外乱電流算出部10により、
推定外乱daにアクチュエータ4のノミナルモデルの定
数の逆数をかけて、外乱に相当する推定操作電流ida
算出して、加算器11でコントローラ2出力に加算され
る。このように、本実施例(請求項1)では、駆動した
アクチュエータ4の位置を検出してアクチュエータ位置
に対応する位置信号xsを出力する位置検出部5から出
力してきて入力した位置信号xsとアクチュエータ駆動
電流iを検出して電流信号isを出力する電流検出部6
から出力してきて入力した電流信号isとから外乱を推
定する外乱推定部7と、外乱推定の動作範囲を限定する
2次系ローパスフィルタ8とから構成され、かつ外乱推
定部7と2次系ローパスフィルタ8とから微分項を有さ
ない形に変形した外乱推定オブザーバ9を有し、この外
乱推定オブザーバ9から出力してきて入力した推定外乱
aにアクチュエータ4のノミナルモデルの定数の逆数
をかけて、外乱に相当する推定外乱電流idaを推定外乱
電流算出部10により算出した後、推定外乱電流算出部
10から出力してきて入力した推定外乱電流idaを加算
器11により、コントローラ2から出力してきて入力し
た操作電流icに加算するように構成している。
【0034】このため、速度センサを用いずに駆動した
アクチュエータ4の位置を検出してアクチュエータ位置
に対応する位置信号xsを出力する位置検出部5から出
力され入力される位置信号xsと、アクチュエータ駆動
電流iを検出して電流信号isを出力する電流検出部6
から出力され入力される電流信号isとから外乱を外乱
推定部7により推定し、推定外乱daをフィードバック
することができるので、位置制御系に加わる外乱を抑圧
することができるとともに、アクチュエータ4の定数の
変動も外乱として推定して抑圧することができる。
【0035】また、2次系ローパスフィルタ8を付加し
て外乱推定オブザーバ9の動作範囲を限定し、微分項を
含まない外乱推定オブザーバ9とすることができるた
め、機械共振及びノイズに伴う外乱推定オブザーバ9へ
の悪影響を抑えることができる。 (実施例2)図4は本発明に係る実施例2の位置制御装
置の構成を示すブロック図である。図示例は、アクチュ
エータをリニアモータに適用する場合である。
【0036】本実施例の位置制御装置では、実施例1の
位置制御装置の電流検出部6を設けずに、加算器11の
出力である操作電流ic を外乱推定部7への入力として
いる。本実施例の位置制御装置においては、まず、減算
器1では、目標位置xr と位置信号xs が比較され、こ
の目標位置xr と位置信号xs の比較結果から位置誤差
信号eが求められ出力される。この減算器1から出力さ
れた位置誤差信号eは、コントローラ2に入力され、コ
ントローラ2では、入力した位置誤差信号eに位相補償
及びゲイン調整を行って操作量となる操作電流ic を出
力する。
【0037】次に、コントローラ2から出力された操作
電流ic は、ドライブアンプ3に入力され、ドライブア
ンプ3では、入力した操作電流ic を基にアクチュエー
タ駆動電流iが求められ出力される。アクチュエータ駆
動電流iは、アクチュエータ4に入力され、アクチュエ
ータ4では、入力したアクチュエータ駆動電流iを基に
駆動される。
【0038】次に、入力したアクチュエータ駆動電流を
基に駆動されるアクチュエータ4の位置xは、位置検出
部5によって検出され、位置検出部5では、検出したア
クチュエータ4の位置xに対応する位置信号xs を出力
する。そして、外乱推定部7は、駆動したアクチュエー
タの位置を検出してアクチュエータ位置に対応する位置
信号xs を出力する位置検出部5で検出された位置信号
s とコントローラ2から出力してきて入力した操作電
流ic から、外乱を推定し、2次ローパスフィルタ8
は、外乱推定の動作範囲を限定する。この外乱推定部7
と2次ローパスフィルタ8とから構成され、かつ外乱推
定部7と2次ローパスフィルタ8とから微分項を持たな
い形に変形した外乱推定オブザーバ9によって推定外乱
aを出力する。
【0039】外乱推定オブザーバ9から出力された推定
外乱daは、推定外乱電流算出部10に入力される。推
定外乱電流算出部10では、入力した推定外乱daにア
クチュエータ4のノミナルモデル定数の逆数をかけるこ
とにより、外乱dに相当する推定外乱電流idaを求めて
出力する。推定外乱電流算出部10から出力された推定
外乱電流idaは、加算器11でコントローラ2の出力に
加算される。
【0040】ここで、外乱推定部7について実施例1の
図2を用いて説明する。外乱推定部7の構成を示すブロ
ック図である。計算部21による電流検出部6からの操
作電流ic にアクチュエータ4のノミナルモデルの定数
をかけた値と、計算部22によるコントローラ2からの
出力位置信号xs を2回微分した値とは、減算器23に
入力され、外乱を推定する。外乱は、加速度の形で推定
される。2次ローパスフィルタ8の2次ローパスフィル
タは、前述した(3)式で表される。
【0041】次に、外乱推定オブザーバ9について実施
例1の図3を用いて説明する。計算部31による電流検
出部6からの操作電流ic にアクチュエータ4のノミナ
ルモデルの定数をかけた値と、計算部32による位置検
出部5からの出力位置信号x s にフィルタのカットオフ
周波数の2乗をかけた値xs ×ωo 2 とは、減算器33
で比較し、その比較結果は、1次ローパスフィルタ34
に入力される。1次ローパスフィルタ34の出力と、計
算部35による出力であるxs ×ωo 2 の2倍の値2X
s ×ωo 2 とは、加算器36で加算され、1次ローパ
スフィルタ36に入力される。
【0042】次に、1次ローパスフィルタ36の出力と
計算部32の出力xs ×ωo 2 は、減算器37で減算さ
れ、推定外乱daを出力する。そして、推定外乱電流算
出部10で推定外乱daにアクチュエータ4のノミナル
モデルの定数の逆数をかけて、外乱に相当する推定操作
電流idaを算出して、加算器11でコントローラ2出力
に加算される。
【0043】このように、本実施例(請求項2)では、
駆動したアクチュエータ4の位置を検出してアクチュエ
ータ位置に対応する位置信号xsを出力する位置検出部
5から出力してきて入力した位置信号xsとコントロー
ラ2から出力してきて入力した操作電流icとから外乱
を推定する外乱推定部7と、外乱推定の動作範囲を限定
する2次系ローパスフィルタ8とから構成され、かつ外
乱推定部7と2次系ローパスフィルタ8とから微分項を
有さない形に変形した外乱推定オブザーバ9を有し、こ
の外乱推定オブザーバ9から出力してきて入力した推定
外乱daにアクチュエータ4のノミナルモデルの定数の
逆数をかけて、外乱に相当する推定外乱電流idaを推定
外乱電流算出部10により算出した後、推定外乱電流算
出部10から出力してきて入力した推定外乱電流ida
加算器11により、コントローラ2から出力してきて入
力した操作電流icに加算するように構成している。
【0044】このため、速度センサを用いずに駆動した
アクチュエータ4の位置を検出してアクチュエータ位置
に対応する位置信号xsを出力する位置検出部5から出
力され入力される位置信号xsと、コントローラ2から
出力され入力される操作電流icとから外乱を外乱推定
部7により推定し、推定外乱daをフィードバックする
ことができるので、位置制御系に加わる外乱を抑圧する
ことができるとともに、アクチュエータ4の定数の変動
も外乱として推定して抑圧することができる。
【0045】また、2次系ローパスフィルタ8を付加し
て外乱推定オブザーバ9の動作範囲を限定し、微分項を
含まない外乱推定オブザーバ9とすることができるた
め、機械共振及びノイズに伴う外乱推定オブザーバへの
悪影響を抑えることができる。このように、実施例1と
同様の効果を得ることができる他、アクチュエータ駆動
電流iを検出して電流信号isを出力する電流検出部6
を新たに設けることなく、操作電流icを出力する既存
のコントローラ2により外乱を推定することができるた
め、位置制御装置を低コストで構成することができる。
【0046】また、ドライブアンプ3のバラツキによ
り、操作電流ic とアクチュエータ4に流れる実際の電
流との間には誤差が発生し易いが、外乱推定オブザーバ
9により、上記電流誤差を外乱として推定、フィードバ
ックすることができるため、上記電流誤差を補償するこ
とができる。 (実施例3)図5は本発明に係る実施例3の位置制御装
置の構成を示すブロック図である。ここでは、アクチュ
エータがリニアモータである場合の外乱推定オブザーバ
を付加した位置制御系シミュレーションモデルを示して
いる。図5において、41はアクチュエータ定数、42
はアクチュエータの加速度を位置にする2回積分、4
1,42が上記各実施例で示したアクチュエータ4に相
当する。43は機械共振モデルである。アクチュエータ
定数41は、推定外乱電流算出部10のアクチュエータ
4のノミナルモデルの定数と必ずしも一致しない。アク
チュエータ定数41を変動させることにより、アクチュ
エータ4の定数変動におけるシミュレーションを行うこ
とができる。外乱は、加速度外乱ad としてアクチュエ
ータの加速度を位置にする2回積分42に与えられる。
【0047】シミュレーションは、外乱注入部ad から
外乱注入部手前aまでの周波数応答を行い、開ループゲ
インを求め、機械共振周波数ωm におけるゲインが0d
B以下になるように外乱推定の動作範囲を限定するカッ
トオフ周波数ωo を決める(図6参照)。このカットオ
フ周波数ωo が外乱推定オブザーバの安定限界となる。
カットオフ周波数ωo を大きく取れば、外乱抑圧効果も
大きくなるが、制御系の定数変動に対し発振し易くな
る。
【0048】このため、定数変動も考慮して、シミュレ
ーションより得られた上記カットオフ周波数ωo より
も小さい周波数を選択する。このように、本実施例(
求項1および請求項2)では、外乱推定オブザーバ9と
アクチュエータの機械共振を含んだ位置制御系のシミュ
レーションモデルを作成し、外乱注入部から外乱注入部
手前までの開ループゲインを求め、機械共振周波数にお
けるゲインが0dB以下になるように、外乱推定オブザ
ーバの動作範囲を限定する2次系ローパスフィルタのカ
ットオフ周波数をカットオフ周波数決定部により決定す
るように構成している。このため、外乱推定オブザーバ
9の動作範囲の安定限界を求めることができるので、位
置制御系の安定性を確保しつつ、外乱を効率良く抑圧す
ることができる。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、速度センサを用いずに
位置センサからの位置信号と電流センサからの電流信号
から外乱を推定し、推定外乱をフィードバックすること
により、外乱、制御系の定数変動を抑圧することができ
るとともに、2次系ローパスフィルタを付加して外乱推
定オブザーバの動作範囲を限定し、微分項を含まない外
乱推定オブザーバとすることにより、機械共振及びノイ
ズに伴う外乱推定オブザーバへの悪影響を抑えることが
できる他、高速化及び低コスト化を実現することができ
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施例1の位置制御装置の構成を
示すブロック図である。
【図2】図1に示す外乱推定部の構成を示すブロック図
である。
【図3】図1に示す外乱推定部と2次ローパスフィルタ
から微分項を持たない形に変形した外乱推定オブザーバ
の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明に係る実施例2の位置制御装置の構成を
示すブロック図である。
【図5】本発明に係る実施例3の位置制御装置の構成を
示すブロック図である。
【図6】開ループゲインと機械共振周波数との関係を示
す図である。
【図7】従来の位置制御装置の構成を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
1,23,33,37 減算器 2 コントローラ 3 ドライブアンプ 4 アクチュエータ 5 位置検出部 6 電流検出部 7 外乱推定部 8 2次ローパスフィルタ 9 外乱推定オブザーバ 10 推定外乱電流算出部 11 加算器 21,22,31,32,35 計算部 34,36 1次ローパスフィルタ 41 アクチュエータ定数 42 アクチュエータの加速度を位置にする2回積分 43 機械共振モデル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−199502(JP,A) 特開 平2−113310(JP,A) 特開 平5−303428(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05D 3/00 - 3/20 G05B 11/00 - 13/04 G05B 19/18 H02P 5/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】目標位置と出力位置信号とを比較して位置
    誤差信号を求めて出力する減算器と、該減算器から出力
    してきて入力した位置誤差信号に位相補償及びゲイン調
    整を行って操作量となる操作電流を出力するコントロー
    ラと、該コントローラから出力してきて入力した操作電
    流に基づいてアクチュエータ駆動電流を出力するドライ
    ブアンプと、該ドライブアンプから出力してきて入力し
    たアクチュエータ駆動電流に基づいて駆動するアクチュ
    エータと、駆動したアクチュエータの位置を検出してア
    クチュエータ位置に対応する位置信号を出力する位置検
    出部とを有する位置制御装置において、前記位置検出部
    から出力してきて入力した位置信号とアクチュエータ駆
    動電流を検出して電流信号を出力する電流検出部から出
    力してきて入力した電流信号とから外乱を推定する外乱
    推定部と、外乱推定の動作範囲を限定する2次系ローパ
    スフィルタとから構成され、かつ前記外乱推定部と前記
    2次系ローパスフィルタとから微分項を有さない形に変
    形した外乱推定オブザーバと、該外乱推定オブザーバか
    ら出力してきて入力した推定外乱に前記アクチュエータ
    のノミナルモデルの定数の逆数をかけて外乱に相当する
    推定外乱電流を算出する推定外乱電流算出部と、該推定
    外乱電流算出部から出力してきて入力した推定外乱電流
    を前記コントローラから出力してきて入力した操作電流
    に加算する加算器と、前記外乱推定オブザーバと前記ア
    クチュエータの機械共振を含む位置制御系のシミュレー
    ションモデルを作成し、外乱注入部から外乱注入部手前
    までの開ループゲインを求め、機械共振周波数における
    ゲインが0dB以下になるように、前記外乱推定オブザ
    ーバの動作範囲を限定する前記2次系ローパスフィルタ
    のカットオフ周波数を決定するカットオフ周波数設定部
    とを有することを特徴とする位置制御装置。
  2. 【請求項2】目標位置と出力位置信号とを比較して位置
    誤差信号を求めて出力する減算器と、該減算器から出力
    してきて入力した位置誤差信号に位相補償及びゲイン調
    整を行って操作量となる操作電流を出力するコントロー
    ラと、該コントローラから出力してきて入力した操作電
    流に基づいてアクチュエータ駆動電流を出力するドライ
    ブアンプと、該ドライブアンプから出力してきて入力し
    たアクチュエータ駆動電流に基づいて駆動するアクチュ
    エータと、駆動したアクチュエータの位置を検出してア
    クチュエータ位置に対応する位置信号を出力する位置検
    出部とを有する位置制御装置において、前記位置検出部
    から出力してきて入力した位置信号と前記コントローラ
    から出力してきて入力した操作電流とから外乱を推定す
    る外乱推定部と、外乱推定の動作範囲を限定する2次系
    ローパスフィルタとから構成され、かつ前記外乱推定部
    と前記2次系ローパスフィルタとから微分項を有さない
    形に変形した外乱推定オブザーバと、該外乱推定オブザ
    ーバから出力してきて入力した推定外乱に前記アクチュ
    エータのノミナルモデルの定数の逆数をかけて外乱に相
    当する推定外乱電流を算出する推定外乱電流算出部と、
    該推定外乱電流算出部から出力してきて入力した推定外
    乱電流を前記コントローラから出力してきて入力した操
    作電流に加算する加算器と、前記外乱推定オブザーバと
    前記アクチュエータの機械共振を含む位置制御系のシミ
    ュレーションモデルを作成し、外乱注入部から外乱注入
    部手前までの開ループゲインを求め、機械共振周波数に
    おけるゲインが0dB以下になるように、前記外乱推定
    オブザーバの動作範囲を限定する前記2次系ローパスフ
    ィルタのカットオフ周波数を決定するカットオフ周波数
    設定部とを有することを特徴とする位置制御装置。
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