JP3454168B2 - 多重通信装置 - Google Patents

多重通信装置

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JP3454168B2
JP3454168B2 JP28222298A JP28222298A JP3454168B2 JP 3454168 B2 JP3454168 B2 JP 3454168B2 JP 28222298 A JP28222298 A JP 28222298A JP 28222298 A JP28222298 A JP 28222298A JP 3454168 B2 JP3454168 B2 JP 3454168B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、親局ユニットと子
局ユニットとの間で、通信線を介して多重通信を行なう
多重通信装置に関し、特に車両内における各種スイッチ
の操作信号や各種アクチュエータの駆動信号等を伝送す
るのに好適な多重通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の多重通信装置としては、図6に示
すようなものがある。図6において、1は親局ユニッ
ト、2−1〜2−3はそれぞれ子局ユニットであり、親
局ユニット1と各子局ユニットは通信バス20を介して
接続されている。親局ユニット1は、親局通信IC3
と、それを制御するマイクロコンピュータ4とで構成さ
れる。マイクロコンピュータ4内にはDDR信号データ
を有するプログラム5が内蔵されている。親局通信IC
3は親局受信回路6と親局送信回路7で構成され、親局
受信回路6からはSW信号データD1(子局ユニットか
ら送られたスイッチやセンサの操作状態に対応したデー
タ)がマイクロコンピュータ4へ送られ、マイクロコン
ピュータ4からは駆動信号データD2(子局ユニットの
負荷を駆動制御するデータ)とDDR信号データD3が
親局送信回路7へ送られる。なお、DDR(Data Direc
tion Register)信号データは親局ユニット1のプログ
ラムによって設定された8ビットの信号(詳細後述)で
ある。
【0003】子局ユニット2−1(2−2、2−3も同
じ)は、子局通信IC10−1と8ビットに対応した8
個の入出力ポート15−1〜15−8、および負荷の駆
動回路(図ではトランジスタ)16−1〜16−5、ス
イッチの操作状態信号を作る抵抗17−1〜17−3か
ら構成される。なお、図6では駆動回路が5個、抵抗が
3個の場合を例示したが、各子局ユニットに接続される
負荷やスイッチに応じて任意に変更できる。また、各駆
動回路はそれぞれの負荷18−1〜18−5(図ではラ
ンプを例示)を介して電源に接続され、各抵抗はそれぞ
れのスイッチ19−1〜19−3を介して電源に接続さ
れる。
【0004】また、子局通信IC10−1は子局送信回
路11、子局受信回路12およびDDR回路14から構
成される。子局送信回路11は各入出力ポートを介して
入力した各スイッチ19−1〜19−3の操作状態(O
NまたはOFF)に対応したSW信号を通信バス20へ
送出し、子局受信回路12は通信バス20を介して入力
したDDR信号と駆動信号を各入出力ポートへ送る。子
局DDR回路14は各入出力ポートを出力用(親局ユニ
ット1からの駆動信号を入力して駆動回路へ出力)と入
力用(SW信号を入力して親局ユニット1へ送出)のい
ずれかに設定するDDR信号1〜8を入出力ポート15
−1〜15−8へそれぞれ送る。親局ユニット1のマイ
クロコンピュータ4は、通信バス20を介して各子局ユ
ニットのSW信号情報を収集し、その状態等に基づいて
各子局ユニットの負荷駆動を決定し、通信バス20を介
して各子局ユニットへ分配する。
【0005】通信パケットの通信フォーマットは図7に
示すように、通信フォーマットの始まりを示すSOM
(Start Of Message)、通信パケットの種類を示すCO
M(COMmand)、各子局ユニットのアドレスを示すAD
R(ADRress)、8ビットの通信データ、通信フォーマ
ットの終わりを示すEOM(End Of Message)で構成さ
れている。なお、図7の通信パケット31は8ビットの
通信データが親局ユニット1から子局ユニットへの駆動
信号データD2であるもの、通信パケット32は子局ユ
ニットから親局ユニット1へのSW信号データD1であ
るもの、図3に示した通信パケット33は親局ユニット
1から子局ユニット2へのDDR信号データD3である
ものを示す。
【0006】親局受信回路6と子局受信回路12は、通
信パケットのCOMの内容によって、8ビットの通信デ
ータの内容が、親局ユニット1から子局ユニットへの8
ビットのDDR信号データD3であるか、親局ユニット
1から子局ユニットへの8ビットの駆動信号データD2
であるか、子局ユニットから親局ユニット1への8ビッ
トのSW信号データD1であるかを判別する。
【0007】親局ユニット1は各子局ユニット宛てに一
定周期で通信バス20上に各子局ユニットの駆動信号デ
ータD2を含んだ通信パケット31を親局送信回路7か
ら出力し、各子局ユニットの子局受信回路12は、その
通信パケット31の中から、自分宛のアドレス(ADR
によって判別)の通信パケット31のみを受信する。そ
して、その通信パケット31に対して、受信後、期間A
を経過したら、自局のSW信号データD1を含んだ通信
パケット32を子局送信回路11から通信バス20上に
出力する。親局ユニット1はその子局ユニットのデータ
としてそれを親局受信回路6で受信する。この時、親局
ユニット1と子局ユニットの出力する通信パケットを期
間Aだけ間を空けるのは、親局ユニット1、子局ユニッ
トそれぞれの送信回路の動作クロックが異なるため、ク
ロックタイミングによっては、間を空けないと通信パケ
ットが衝突する恐れがあるためである。
【0008】このように各子局ユニットは親局ユニット
1から送信された8ビットの駆動信号データD2を受信
し、その駆動信号データD2は、予めDDR信号に基づ
いて出力用に設定されたビットの入出力ポートに出力さ
れる。入力用に設定されたビットの入出力ポートには反
映されない。そして、上記の出力用に設定された入出力
ポートに出力された駆動信号は、その入出力ポートに接
続された駆動回路をON/OFF制御して負荷を駆動す
る。
【0009】一方、入力用に設定された各ビットの入出
力ポートの状態は、SW信号データD1として各子局ユ
ニットから通信バス20上に出力され、親局ユニット1
がそれを受信する。この入力用に設定された入出力ポー
トの各ビットのSW信号は、それに接続されたスイッチ
(SW)やセンサの情報である。なお、出力用に設定さ
れた入出力ポートの各ビットのSW信号データは、その
ポートの出力値もしくは予め設定されたデフォルト値に
なる。
【0010】また、従来における通信パケットの他の例
としては図8に示すような通信方式もある。図8に示す
通信方式は、DDRの設定に応じて、駆動信号データと
SW信号データの不必要なビットのデータを削除(DD
Rに応じて入力用は駆動信号に対応する部分のみ、出力
用はSW信号に対応する部分のみを残す)し、データを
圧縮した通信パケット31’と通信パケット32’を用
いる方法である。この方式の方がデータの実効効率(実
データの伝送速度/通信速度)が良く、同じ通信速度で
より多くのデータを伝送できる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の多重通信装置においては、駆動信号データD
2を含む通信パケット31とSW信号データD1を含む
通信パケット32のそれぞれが独立した通信パケットと
なっていたため、データの実効効率(実データの伝送速
度/通信速度)が悪いという問題があった。また、図8
に示したように、DDRの設定に応じて、駆動信号デー
タとSW信号データの不必要なビットのデータを削除
し、データを圧縮した通信パケット31’と通信パケッ
ト32’を用いる方法においては、DDRの設定に応じ
てビット数が変化するので、通信パケット31’と通信
パケット32’が可変ビット長の通信パケットとなる。
そのため、非常に多くの通信フォーマットが存在し、受
信回路および送信回路が複雑になるという問題点があっ
た。
【0012】この発明は、上記のごとき従来技術の問題
点を解決するためになされたものであり、データの実効
効率がよく、かつ構成が複雑にならない多重通信装置を
提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明においては、特許請求の範囲に記載するように
構成している。すなわち、請求項1に記載の発明におい
ては、親局ユニットは、送信対象とする子局ユニットの
入出力ポートのうち出力に設定されているビットのデー
タのみを駆動信号データとして通信同期用クロックに同
期して送信し、子局ユニットは自局宛の通信であるか否
かを判断し、自局宛の通信である場合は、自局の入出力
ポートの設定状況に対応させて、入出力ポートのうち入
力に設定されているビットのデータのみをSW情報信号
データとして通信同期用クロックに同期して送信し、1
つの通信パケットのフォーマットの中に駆動信号データ
とSW情報信号データを、入出力ポートの順番通りに
在させることにより、全ての入出力ポートについて1回
の特定のフォーマットで、双方向のデータ伝送を行なう
ように構成したものである。
【0014】上記のように構成したことにより、例えば
後記図2の通信パケットに示すように、親局ユニットか
ら送信される駆動信号データは、入出力ポートのうち出
力に設定されているビット1、4、5、6、7のみとな
り、子局ユニットから送信されるSW情報信号データは
入出力ポートのうち入力に設定されているビット2、
3、8のみとなるので、通信データ全体では8ビットと
なる。これは出力と入力の設定数が変わっても合計では
常に8ビットで一定である。そのため従来例のように可
変ビット長の通信パケットとなって受信回路や送信回路
が複雑になるという問題が解消され、かつ、従来例のよ
うにAの期間を空ける必要も無く、しかも無駄なデータ
を送信することもないので、データの実効効率を大幅に
向上させることが出来る。
【0015】次に、請求項2に記載の発明は、請求項1
の発明において、通常の通信動作開始前(例えば電源投
入時)に、前記親局ユニットから前記子局ユニットへ入
出力ポート設定用の信号を送信することにより、前記子
局ユニットの各入出力ポートを入力もしくは出力のどち
らかに設定するように構成したものである。このよう構
成すれば、各子局ユニットの各入出力ポートの入力、出
力の設定を親局ユニットによる設定で任意に変更出来
る。そのため子局ユニットとして同じ構成の基板を用
い、各子局に接続される負荷やスイッチの編成に応じた
設定とすることにより、同じ基板を用いて任意の編成が
可能になると共に、組立て後に変更することも容易にな
るので、費用を低減することが出来る。次に、請求項3
の発明は、請求項2に記載の発明の具体的構成を示すも
のであり、DDR(Data Direction Register)回路を
用いて子局ユニットの各入出力ポートを入力もしくは出
力のどちらかに設定するように構成したものである。
【0016】次に、請求項4に記載の発明は、1つの通
信パケットのフォーマットの中に駆動信号データとSW
情報信号データをビット・ワイズ・アビトレーションで
混在させるように構成したものである。なお、ビット・
ワイズ・アビトレーション方式は、別名をCSMA/C
D(Carrier Sense Multiple Access with CollisionDe
tection)とも呼ばれ、LAN(Local Area Network)
の伝送路を複数の装置で共用するための制御方式の一つ
である。
【0017】
【発明の効果】請求項1においては、親局ユニット、子
局ユニットともに同じ通信同期用クロックに同期して通
信パケットの送信、受信を行なうので、通信バスヘの出
力の切り換えをビット毎に行っても、通信バス上で連続
した通信パケットを形成することが出来る。そして常に
駆動信号データのビット数とSW信号データのビット数
の総和は一定数(例えば8ビット)であるから、各入出
力ポートの入力と出力がどのような設定であっても、通
信パケットを単一の通信フォーマットとすることができ
る。そのため、一回の通信パケットで双方向の通信を行
ない、実効効率を大幅に向上させることができるという
効果が得られると共に、多くの通信フォーマットが存在
して受信回路および送信回路が複雑になるという従来例
の問題点を解決することが出来る、という効果が得られ
る。
【0018】また、請求項2、請求項3においては、各
子局ユニットの各入出力ポートの入力、出力の設定を親
局ユニットによる設定で任意に変更出来るので、子局ユ
ニットとして同じ構成の基板を用い、各子局に接続され
る負荷やスイッチの編成に応じた設定とすることによ
り、同じ基板を用いて任意の編成が可能になると共に、
組立て後に変更することも容易になるので、費用を低減
することが出来る。また、請求項4においては、本発明
をビット・ワイズ・アビトレーション方式に適用するこ
とにより、請求項1と同様の効果を得ることが出来る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の第1の実施の形
態を図面に基づいて説明する。図1および図2は、この
発明の第1の実施の形態を示す図であり、図1は回路ブ
ロック図、図2は通信パケットを示す図である。図1に
おいて、1は親局ユニット、2−1〜2−3は複数の子
局ユニットであり、親局ユニット1と各子局ユニットは
通信バス20を介して接続されている。
【0020】親局ユニット1は、親局通信IC3と、そ
れを制御するマイクロコンピュータ4とで構成される。
マイクロコンピュータ4内にはDDR信号データを有す
るプログラム5が内蔵されている。親局通信IC3は親
局受信回路6、親局送信回路7および親局DDR回路8
で構成される。親局受信回路6は、図2に示す通信パケ
ット34の一部である子局ユニットのSW信号データD
1を受信してマイクロコンピュータ4へ送る。親局送信
回路7は、通信パケット34のSOM、COM、AD
R、駆動データをマイクロコンピュータ4から受け取
り、子局ユニットへ送信する。親局DDR回路8は、プ
ログラム5によって設定された8ビットのDDR信号デ
ータを記憶する。なお、親局送信回路7は、初期化時に
は親局DDR回路8から与えられるDDR信号データ
(図3の初期化用通信パケット33)を送信する。
【0021】子局ユニット2−1(2−2、2−3も同
じ)は、子局通信IC10−1と8ビットに対応した8
個の入出力ポート15−1〜15−8、および負荷の駆
動回路(図ではトランジスタ)16−1〜16−5、ス
イッチの操作状態信号を作る抵抗17−1〜17−3か
ら構成される。なお、図1では駆動回路が5個、抵抗が
3個の場合を例示したが、各子局ユニットに接続される
負荷やスイッチに応じて任意に変更できる。また、各駆
動回路はそれぞれの負荷18−1〜18−5(図ではラ
ンプを例示)を介して電源に接続され、各抵抗はそれぞ
れのスイッチ19−1〜19−3を介して電源に接続さ
れる。なお、上記の構成は入出力ポートが8個の場合を
例示したものであり、他の数でも勿論可能である。例え
ば入出力ポートが16個の場合には8ビットを16ビッ
トに変更すればよい。また、スイッチの代わりにセンサ
を用いる場合もある。
【0022】また、子局通信IC10−1は子局送信回
路11、子局受信回路12および子局DDR回路14か
ら構成される。子局送信回路11は各入出力ポートを介
して入力した各スイッチ19−1〜19−3の操作状態
(ONまたはOFF)に対応したSW信号を通信バス2
0へ送出し、子局受信回路12は通信バス20を介して
入力した駆動信号を各入出力ポートへ送る。子局DDR
回路14は親局ユニット1から初期化時に送られたDD
R信号データに応じて、各入出力ポートを出力用(親局
ユニット1からの駆動信号を入力して駆動回路へ出力)
と入力用(SW信号を入力して親局ユニット1へ送出)
のいずれかに設定するDDR信号1〜8を入出力ポート
15−1〜15−8へそれぞれ送る。親局ユニット1の
マイクロコンピュータ4は、通信バス20を介して各子
局ユニットのSW信号情報を収集し、その状態等に基づ
いて各子局ユニットの負荷駆動を決定し、通信バス20
を介して各子局ユニットへ分配する。
【0023】なお、本実施の形態の多重通信装置は、親
局ユニット1から送出される通信同期用クロックに同期
して、子局ユニット2が駆動信号を受信し、かつ上記通
信同期用クロックに同期して、子局ユニット2からSW
情報信号を送信する構成である。したがって親局ユニッ
ト1には通信同期用クロックを送信する部分が必要であ
るが、本発明の要旨ではないため表示を省略している。
上記のように親局ユニットから子局ユニットへ通信同期
用クロックを送信する構成としては、データ信号とクロ
ック信号を1本の伝送線で伝送する方式と、データ信号
とクロック信号とを別々の伝送線で伝送する方式とがあ
る。前者の例としては、本出願人が出願した特開平7−
264250号公報に記載の構成やマンチェスタ符号を
用いた構成などがある。本発明は上記何れの方式にも適
用出来るが、特に、上記公報に記載の構成に適用すれ
ば、伝送線が1本で済むので有利である。1本の伝送線
でデータ信号とクロック信号を送受信する構成の具体例
としては、上記公報の段落(0019)および図2に親
局の送受信回路が、段落(0020)および図3には子
局の送受信回路が、段落(0021)および図4には通
信信号波形についての説明が、それぞれ記載されてい
る。
【0024】次に作用を説明する。まず、最初に各子局
ユニットの各入出力ポート15−1〜15−8を初期化
する。図3は、DDRの初期化用通信パケットの一例を
示す図である。図3に示す信号は、例えば電源投入時等
に、各子局ユニットの各入出力ポート15−1〜15−
8を初期化するために、親局ユニット1で設定された8
ビットのDDR信号の通信パケットである。これはプロ
グラム5によって設定され、親局DDR回路8にセット
され、さらに親局送信回路7から子局受信回路12へ通
信伝送され、子局DDR回路14にセットされる。そし
て、子局DDR回路14からDDR信号1〜8がそれぞ
れ各入出力ポートへ送られ、各入出力ポートを入力もし
くは出力のどちらかに設定する。図1の例では、入出力
ポート15−1、15−4、15−5、15−6、15
−7の5ビットが出力用、15−2、15−3、15−
8の3ビットが入力用に設定される。
【0025】なお、親局DDR回路8および子局DDR
回路14の内容は、予め設定されていれば良いので、マ
イクロコンピュータ4からの書き込み以外にも不揮発性
メモリによる記憶や、親局通信IC3の端子入力による
設定でも良い。さらには親局ユニットから子局ユニット
への通信によるDDRの設定ではなく、単に各子局ユニ
ットの子局DDR回路14に予めDDRデータを設定し
てもよい。また、各子局のそれぞれの入出力ポートでハ
ード的に設定してもよい。しかし、ハード的に設定する
場合には、入出力ポートに接続する各負荷や各スイッチ
の位置に応じて、各子局ごとにハードを設定しなければ
ならず、変更にも手間がかかる。その点、図1のよう
に、電源投入時等に通信で初期化を行なうように構成す
れば、各子局ユニットの各入出力ポートの入力、出力の
設定を親局ユニットのマイクロコンピュータ4による設
定で任意に変更できる。そのため子局ユニットとして同
じ構成の基板を用い、各子局に接続される負荷やスイッ
チの編成に応じてDDR信号を設定することにより、同
じ基板を用いて任意の編成が可能になると共に、組立て
後に変更することも容易になるので、費用を低減するこ
とが出来る。
【0026】次に、データを伝送する通信パケット34
の通信フォーマットは図2に示すように、通信フォーマ
ットの始まりを示すSOM(Start Of Message)、通信
パケットの種類を示すCOM(COMmand)、各子局ユニ
ットのアドレスを示すADR(ADRress)、8ビットの
通信データ、通信フォーマットの終わりを示すEOM
(End Of Message)で構成されている。
【0027】親局受信回路6、子局受信回路12は、C
OMの内容によって、8ビットの通信データの内容が、
親局ユニット1から子局ユニット2への8ビットのDD
R信号データであるか、親局ユニット1の駆動信号デー
タと子局ユニットのSW信号データで構成される8ビッ
トの信号データであるかを判別する。
【0028】親局ユニット1は通信バス20上に一定周
期で各子局ユニット宛の通信パケット34を親局送信回
路7から出力する。すなわち、親局送信回路7は通信パ
ケット34のSOM、COM、ADRを通信同期用クロ
ックに同期して送信し、通信データは、親局DDR回路
8の各ビットに従って、子局ユニット2の入出力ポート
が出力に設定されているビットの駆動信号データのみを
通信同期用クロックに同期して通信バス20上に送信す
る。例えば、図1の回路の子局ユニット2−1において
は、入出力ポート15−1、15−4、15−5、15
−6、15−7が出力に設定されているので、図2の駆
動信号データではビット1、4、5、6、7が親局送信
回路7から通信バス20上に送信されている状態を示し
ている。
【0029】子局受信回路12は、親局ユニットから送
出する通信同期用クロックに同期して動作し、通信パケ
ット34のSOM、COM、ADRを受信すると、自分
宛のアドレスの通信パケット34であるか否かを判別す
る。そして自分宛であるなら、子局DDR回路14の各
ビットに従って、子局ユニット2の入出力ポートが入力
に設定されているビットのSW信号データのみを通信同
期用クロックに同期して子局送信回路11から通信バス
20上に送信する。例えば図1の回路の子局ユニット2
−1においては、入出力ポート15−2、15−3、1
5−8が入力に設定されているので、図2のSW信号デ
ータではビット2、3、8が子局送信回路11から通信
バス20上に送信されている状態を示している。
【0030】親局送信回路7は子局ユニット2の入出力
ポートが出力に設定されているビット1、4、5、6、
7の駆動信号データを通信バス20上に送信している以
外の時、すなわちビット2、3、8の時は出力を中断す
る。そして親局受信回路6は、親局DDR回路8の各ビ
ットに従って、子局ユニット2が送信するビット2、
3、8のSW信号データを受信する。
【0031】このように子局ユニット2は、親局ユニッ
ト1から送信された予め子局ユニット2に記憶されてい
るDDR信号に応じたビットの駆動信号データを受信
し、その駆動信号データは、予め子局ユニット2に記憶
されているDDR信号で出力に設定されたビットの入出
力ポートに出力される。そして、それらの入出力ポート
に出力された駆動信号は、そのポートに接続された駆動
系をON/OFF制御する。
【0032】また、入力に指定された入出力ポートの各
ビットの状態は、SW信号データとして子局ユニット2
から通信バス20上に出力され、親局ユニット1がそれ
を受信する。この入力に設定された入出力ポートの各ビ
ットのSW信号は、それに接続されたSWやセンサの情
報である。
【0033】上記のように、本実施の形態によれば、各
子局ユニットは親局ユニットから送出される通信同期用
クロックに同期して駆動信号を受信し、かつ通信同期用
クロックに同期して子局ユニットの入出力ポートの入力
もしくは出力の設定値に基づいて、SW情報信号を送信
し、親局ユニットは子局ユニットの入出力ポートの入力
もしくは出力の設定値に基づいて、駆動信号を送信する
ことにより、1つの通信パケットのフォーマットの中に
駆動信号とSW情報信号を混在させる構成とした。上記
のように親局、子局ユニットともに同じ通信同期用クロ
ックに同期して通信パケットの送信、受信を行なうの
で、通信バスヘの出力の切り換えをビット毎に行って
も、通信バス上で連続した通信パケットを形成すること
が出来る。そして常に駆動信号データのビット数とSW
信号データのビット数の総和は8ビットであるから、ど
のようなDDRの設定においても、通信パケット34を
単一の通信フォーマットとすることができる。そのた
め、一回の通信パケットで双方向の通信を行ない、実効
効率を大幅に向上させることができるという効果が得ら
れると共に、多くの通信フォーマットが存在して受信回
路および送信回路が複雑になるという従来例の問題点を
解決することが出来る。
【0034】次に、図4および図5は、この発明の第2
の実施の形態を示す図であり、図4は回路ブロック図、
図5は通信パケットを示す図である。図4の回路ブロッ
ク図において、前記図1と異なる個所は、親局ユニット
1にビット・ワイズ・アビトレーション回路9が設けら
れ、かつ子局ユニット2−1(2−2、2−3でも同
じ)にビット・ワイズ・アビトレーション回路13が設
けられ、ビット・ワイズ・アビトレーション方式で送受
信する点である。すなわち、親局ユニット1において
は、親局送信回路7からの送信信号をビット・ワイズ・
アビトレーション回路9を介して通信バス20に送出
し、通信バス20から入力した受信信号をビット・ワイ
ズ・アビトレーション回路9を介して親局受信回路6に
入力する。また、子局ユニット2においては、子局送信
回路11からの送信信号をビット・ワイズ・アビトレー
ション回路13を介して通信バス20に送出し、通信バ
ス20から入力した受信信号をビット・ワイズ・アビト
レーション回路13を介して子局受信回路12に入力す
る。
【0035】ビット・ワイズ・アビトレーション方式
は、別名をCSMA/CD(CarrierSense Multiple Ac
cess with Collision Detection)とも呼ばれ、LAN
(LocalArea Network)の伝送路を複数の装置で共用す
るための制御方式の一つである。この例としては、例え
ば特開平5−110571号公報や特開平6−1403
2号公報に記載されたものがある。
【0036】一般にビット・ワイズ・アビトレーション
方式の通信信号は、優勢信号であるドミナント信号と劣
勢信号であるパッシブ信号の2種類の信号で表現され
る。ビット・ワイズ・アビトレーション回路は通信信号
よりも十分、周波数の高い通信同期用クロックを用い
て、通信フォーマットの始まりを示すSOM(StartOf
Message)の受信によって各局のクロックの同期をと
り、送信回路がその同期を取ったタイミングで同時に複
数の各通信局が通信フォーマットを送出し、正常な1ビ
ット毎の通信信号の衝突を許可する回路である。また、
或る通信局が送信するドミナント信号とそれ以外の或る
通信局が送信するパッシブ信号が衝突した場合は、通信
バス上ではドミナント信号となる。ビット・ワイズ・ア
ビトレーション回路では、例えば、ドミナント信号をデ
ータの“1”、パッシブ信号をデータの“0”として受
信回路に通信データを出力する。通信信号が通信バス上
に出力されていない時は、通信バスはパッシブ状態とな
るのが一般的である。
【0037】上記のごときビット・ワイズ・アビトレー
ション方式に本発明を適用した場合における通信パケッ
ト35の通信フォーマットは図5に示すようになる。す
なわち、通信フォーマットの始まりを示すSOM(Star
t Of Message)、通信パケットの種類を示すCOM(CO
Mmand)、各子局ユニットのアドレスを示すADR(ADR
ress)、8ビットの通信データ、通信フォーマットの終
わりを示すEOM(End Of Message)で構成されてい
る。
【0038】親局ユニット1は、一定周期で各子局ユニ
ット宛に通信バス20上に通信パケット35を親局送信
回路7からビット・ワイズ・アビトレーショシ回路9を
介して出力する。親局送信回路7は通信パケット35の
SOM、COM、ADRをビット・ワイズ・アビトレー
ション回路9に出力し、通信データは、親局DDR回路
8の各ビットに従って、子局ユニット2の入出力ポート
が出力に設定されているビットの駆動信号データのみを
ビット・ワイズ・アビトレーション回路9に出力する。
【0039】ビット・ワイズ・アビトレーション回路9
は親局送信回路7の出力を通信バス20上にドミナント
信号とパッシブ信号で出力するが、親局送信回路7の出
力が無いときは、パッシブ信号を通信バス20上に出力
する。例えば、図4の回路の子局ユニット2−1におい
ては、入出力ポート15−1、15−4、15−5、1
5−6、15−7が出力に設定されているので、図5の
駆動信号データではビット1、4、5、6、7が親局送
信回路7からビット・ワイズ・アビトレーション回路9
を介して通信バス20上に出力され、それ以外のビット
2、3、8はパッシブ信号が出力されている状態を示し
ている。
【0040】子局受信回路12は、通信パケット35の
SOM、COM、ADRをビット・ワイズ・アビトレー
ション回路13を介して受信すると、自分宛のアドレス
の通信パケット35であるか否かを判別する。そして自
分宛であるなら、子局DDR回路14の各ビットに従っ
て、子局ユニットの入出力ポートが入力に設定されてい
るビットのSW信号データのみを子局送信回路11から
ビット・ワイズ・アビトレーション回路13を介して通
信バス20上に送信する。子局送信回路11の出力がな
いときは、ビット・ワイズ・アビトレーション回路13
は通信バス上にパッシブ信号を出力する。例えば図4の
回路の子局ユニット2−1においては、入出力ポート1
5−2、15−3、15−8が入力に設定されているの
で、図5のSW信号データではビット2、3、8が子局
送信回路11からビット・ワイズ・アビトレーション回
路13を介して通信バス20上に送信され、それ以外の
ビット1、4、5、6、7はパッシブ信号が出力されて
いる状態を示している。
【0041】親局受信回路6は、親局DDR回路8の各
ビットに従って、子局ユニット2−1が送信するビット
2、3、8のSW信号データをビット・ワイズ・アビト
レーション回路9を介して受信する。
【0042】上記のように、本実施の形態においては、
子局ユニットの入出力ポートの入力もしくは出力の設定
値に基づいて、1つの通信パケットのフォーマットの中
に駆動信号とSW情報信号を、ビット・ワイズ・アビト
レーションにより混在させる構成とした。上記のように
構成したことにより、通信バス上で連続した通信パケッ
トを形成することが出来る。そして常に駆動信号データ
のビット数とSW信号データのビット数の総和は8ビッ
トであるから、どのようなDDRの設定においても、通
信パケット35を単一の通信フォーマットとすることが
できる。そのため、一回の通信パケットで双方向の通信
を行ない、実効効率を大幅に向上させることができると
いう効果が得られると共に、多くの通信フォーマットが
存在して受信回路および送信回路が複雑になるという従
来例の問題点を解決することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す回路ブロック
図。
【図2】本発明の第1の実施の形態に用いる通信パケッ
トを示す図。
【図3】本発明の第1の実施の形態に用いるDDRの初
期化用通信パケットの一例を示す図。
【図4】本発明の第2の実施の形態を示す回路ブロック
図。
【図5】本発明の第2の実施の形態に用いる通信パケッ
トを示す図。
【図6】従来の多重通信装置の一例を示す回路ブロック
図。
【図7】従来例における通信パケットの一例を示す図。
【図8】従来例における通信パケットの他の一例を示す
図。
【符号の説明】
1…親局ユニット 2−1〜2−3
…子局ユニット 3…親局通信IC 4…マイクロコ
ンピュータ 5…プログラム 6…親局受信回
路 7…親局送信回路 8…親局DDR
回路 9…ビット・ワイズ・アビトレーション回路 10−1〜10−3…子局通信IC 11…子局送信
回路 12…子局受信回路 13…ビット・ワイズ・アビトレーション回路 14…子局DDR回路 15−1〜15
−8…入出力ポート 16−1〜16−5…負荷の駆動回路(トランジスタ) 17−1〜17−3…抵抗 18−1〜18
−5…負荷(ランプ) 19−1〜19−3…スイッチ 20…通信バス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 5/22 H04L 12/40 H04Q 9/14

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】親局ユニットに内蔵された親局の通信装置
    と子局ユニットに内蔵された複数の入出力ポートを有す
    る子局の通信装置とが通信線を介して接続され、前記子
    局ユニットの各入出力ポートはそれぞれ予め入力もしく
    は出力のどちらかに設定され、前記親局ユニットが前記
    通信線上に出力する駆動信号を前記子局ユニットが受信
    し、前記子局ユニットにおいて出力に設定された前記入
    出力ポートに接続された負荷を前記駆動信号によって制
    御し、前記子局ユニットにおいて入力に設定された前記
    入出力ポートに接続されたスイッチやセンサからのSW
    情報信号を前記子局ユニットが通信線上に出力し、それ
    を前記親局ユニットが受信する多重通信装置において、 前記親局ユニットは、送信対象とする子局ユニットの入
    出力ポートのうち出力に設定されているビットのデータ
    のみを駆動信号データとして通信同期用クロックに同期
    して送信し、前記子局ユニットは自局宛の通信であるか
    否かを判断し、自局宛の通信である場合は、自局の入出
    力ポートの設定状況に対応させて、入出力ポートのうち
    入力に設定されているビットのデータのみをSW情報信
    号データとして前記通信同期用クロックに同期して送信
    し、1つの通信パケットのフォーマットの中に前記駆動
    信号データと前記SW情報信号データを、入出力ポート
    の順番通りに混在させることにより、全ての入出力ポー
    トについて1回の特定のフォーマットで、双方向のデー
    タ伝送を行なうように構成したことを特徴とする多重通
    信装置。
  2. 【請求項2】通常の通信動作開始前に、前記親局ユニッ
    トから前記子局ユニットへ入出力ポート設定用の信号を
    送信することにより、前記子局ユニットの各入出力ポー
    トを入力もしくは出力のどちらかに設定するように構成
    したことを特徴とする請求項1に記載の多重通信装置。
  3. 【請求項3】前記親局ユニットと前記子局ユニットは、
    それぞれDDR回路を備え、前記親局ユニットの前記D
    DR回路で設定したビット情報を送信し、前記子局ユニ
    ットのDDR回路で受信した結果に応じて前記子局ユニ
    ットの各入出力ポートを入力もしくは出力のどちらかに
    設定するように構成したことを特徴とする請求項2に記
    載の多重通信装置。
  4. 【請求項4】親局ユニットに内蔵された親局の通信装置
    と子局ユニットに内蔵された複数の入出力ポートを有す
    る子局の通信装置とが通信線を介して接続され、前記子
    局ユニットの入出力ポートはそれぞれ予め入力もしくは
    出力のどちらかに設定され、前記親局ユニットが前記通
    信線上に出力する駆動信号を前記子局ユニットが受信
    し、前記子局ユニットにおいて出力に設定された前記入
    出力ポートに接続された負荷を前記駆動信号によって制
    御し、前記子局ユニットにおいて入力に設定された前記
    入出力ポートに接続されたスイッチやセンサからのSW
    情報信号を前記子局ユニットが通信線上に出力し、それ
    を前記親局ユニットが受信する多重通信装置において、 前記親局ユニットは、送信対象とする子局ユニットの入
    出力ポートのうち出力に設定されているビットのデータ
    のみを駆動信号データとしてビット・ワイズ・アビトレ
    ーションで送信し、前記子局ユニットは入出力ポートの
    うち入力に設定されているビットのデータのみをSW情
    報信号データとしてビット・ワイズ・アビトレーション
    で送信し、1つの通信パケットのフォーマットの中に前
    記駆動信号データと前記SW情報信号データをビット・
    ワイズ・アビトレーションで混在させることにより、全
    ての入出力ポートについて1回の特定のフォーマット
    で、双方向のデータ伝送を行なうように構成したことを
    特徴とする多重通信装置。
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