JP3453709B2 - ドレン水の清浄度確認方法および油水分離装置 - Google Patents

ドレン水の清浄度確認方法および油水分離装置

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JP3453709B2
JP3453709B2 JP2001040895A JP2001040895A JP3453709B2 JP 3453709 B2 JP3453709 B2 JP 3453709B2 JP 2001040895 A JP2001040895 A JP 2001040895A JP 2001040895 A JP2001040895 A JP 2001040895A JP 3453709 B2 JP3453709 B2 JP 3453709B2
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    • Y02A20/20Controlling water pollution; Waste water treatment

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  • Water Treatment By Sorption (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドレン水の清浄度
確認方法および油水分離装置に関する技術であって、更
に詳細に述べると、ドレン水を油水分離の処理をするに
際し、油水分離の処理前の汚染度と処理後の透明度を目
視または光学的に比較することによる技術に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、ドレン水の清浄度確認方法および
油水分離装置に関する技術としては、ドレン水を油水分
離の処理をするに際し、油水分離の処理後の清水が綺麗
であるかどうかを目視または光学的に確認する方法や装
置は数多く有った。
【0003】具体的には、油水分離の処理をした後のド
レン水を、透明の容器や透明管を経由させることによっ
て、透明の容器や透明管の外側から内部を目視で確認す
ることで、ドレン水の清浄度を確認したり装置を構成し
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の、ドレン水の清浄度確認方法および油水分離
装置に関しては、以下に示すような課題があった。
【0005】先ず、油水分離の処理をした後のドレン水
を、透明容器の外部や透明管の外側から内部を目視で確
認するだけでは、油水分離の処理をした後のドレン水の
透明度が悪化した場合に、油水分離装置に汚れたドレン
水が流入した為であるのか、油水分離装置の処理能力が
低下した為であるのか、的確な判断を下すことが出来な
かった。
【0006】また、油水分離の処理をした後のドレン水
を、透明容器の外部や透明管の外側から内部を目視で確
認するだけでは、油水分離の処理をした後のドレン水の
透明度が透明な場合に、油水分離装置に汚れていないド
レン水が流入した為であるのか、油水分離装置の処理能
力が十分な為であるのか、的確な判断を下すことが出来
なかった。
【0007】従って、油水分離装置を構成している、フ
イルターエレメントや油吸着材の交換時期を的確に判断
出来ない場合があった。本発明はこのような課題を解決
することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、油水分離の処
理前の汚染度と処理後の透明度を比較することを特徴と
し、更には、前記汚染度と前記透明度は目視または光学
的に比較することを特徴とすることによって、上記課題
を解決した。
【0009】また本発明は、最上流近傍に処理前の汚染
度を確認する汚染度確認手段11a、51と、最下流近
傍に処理後の透明度を確認する透明度確認手段41を配
設したことを特徴とし、更には、前記汚染度確認手段1
1a、51と前記透明度確認手段41は、目視または光
学的に確認可能なように透明であることを特徴とし、更
には、前記汚染度確認手段11aは、ドレン水が油等の
異物と水を分離する油分離槽10に流入した直後の位置
に連通している透明管11aであることを特徴とし、更
には、前記汚染度確認手段51は、プラスチック製の油
水分離異物捕捉槽透明本体51であり、前記油水分離異
物捕捉槽透明本体51には、フィルターエレメント52
が収納されていることを特徴とし、更には、前記透明度
確認手段41は、プラスチック製の清水確認槽透明本体
41であることを特徴とすることによって、上記課題を
解決した。
【0010】
【発明の実施の形態】本願発明による、ドレン水の清浄
度確認方法および油水分離装置を図面と共に詳細に説明
する。ここで、図1は、本願発明を示した実施例の全体
図であり、図2は、本願発明の別の油水分離装置を示し
た図であり、図3は、本願発明の更に別の油水分離装置
を示した図であり、図4は、本願発明の油水分離装置を
構成しているエマルジョン破壊油吸着槽の詳細図であ
る。
【0011】(第一実施形態)図1に見られるように、
110はエアーコンプレッサであり、具体的に図示して
いないがモータとコンプレッサから構成され、モータの
回転をコンプレッサに伝達することで、大気を取り込み
ながら圧縮空気を作り出している。
【0012】ここで、エアーコンプレッサ110によっ
て作り出された圧縮空気は、圧縮空気配管201と、ア
フタークーラ120と、圧縮空気配管202と、エアー
タンク130と、圧縮空気配管203と、ドライヤー1
40と、圧縮空気配管204と、フィルター150と、
圧縮空気配管205を経由して、エアーモータやエアー
シリンダ等の各種の空圧機器に圧縮空気を供給すること
が出来るようになっている。
【0013】この場合、アフタークーラ120とドライ
ヤー140によって、圧縮空気を乾燥させ、フィルター
150によって、異物を除去することで、乾燥した綺麗
な圧縮空気を各種の空圧機器に供給することが出来るよ
うになっている。
【0014】一方、アフタークーラ120からは、ドレ
ン排出管211aと、開閉可能な弁221と、ドレン排
出管211bと、何等かの信号によってドレン水を圧縮
空気と共に排出する電動式のドレントラップ222と、
ドレン排出管211cと、下流から上流に逆流するのを
防止する逆止弁223と、ドレン排出管211dを経由
して、集合管261に接続し、ドレン水を排出可能にし
ている。
【0015】また、圧縮空気を貯蔵しているエアータン
ク130の下部からは、ドレン排出管212aと、開閉
可能な弁231と、ドレン排出管212bと、何等かの
信号によってドレン水を圧縮空気と共に排出する電動式
のドレントラップ232と、ドレン配排出212cと、
下流から上流に逆流するのを防止する逆止弁233と、
ドレン排出管212dを経由して、最上流で集合管26
1に接続し、ドレン水を排出可能にしている。
【0016】更に、ドライヤー140からは、ドレン排
出管213aと、開閉可能な弁241と、ドレン排出管
213bと、何等かの信号によってドレン水を圧縮空気
と共に排出する電動式のドレントラップ242と、ドレ
ン排出管213cと、下流から上流に逆流するのを防止
する逆止弁243と、ドレン排出管213dを経由し
て、集合管261に接続し、ドレン水を排出可能にして
いる。
【0017】加えて、エアフィルター150からは、ド
レン排出管214aと、開閉可能な弁251と、ドレン
排出管214bと、何等かの信号によってドレン水を圧
縮空気と共に排出する電動式のドレントラップ252
と、ドレン排出管214cと、下流から上流に逆流する
のを防止する逆止弁253と、ドレン排出管214dを
経由して、集合管261に接続し、ドレン水を排出可能
にしている。
【0018】ここで、集合管261からは、逆止弁26
5と、集合管262と、油や各種の異物を分離する油水
分離装置1を経由して清水管281と開閉可能な弁28
5と清水管282を経由して清水を排出するようになっ
ている。 この場合、逆止弁265は、集合管261か
ら集合管262にはドレン水を通すが、集合管262か
ら集合管261にはドレン水を逆流させることはない。
但し、逆止弁265は、配設しない構成も考えられ
る。 また、清水管173より排出される清水は、河川
にそのまま排出することが出来る位に清浄になってい
る。
【0019】油水分離装置1Aは、油分離槽10と異物
捕捉槽20とエマルジョン破壊油吸着槽30と清水確認
槽40から構成され、油分離槽10と異物捕捉槽20の
間は接続管271と逆止弁275と接続管272で接続
し、異物捕捉槽20とエマルジョン破壊油吸着槽30の
間は接続管273で接続し、エマルジョン破壊油吸着槽
30と清水確認槽40の間は接続管274で接続してい
る。
【0020】但し、異物捕捉槽20とエマルジョン破壊
油吸着槽30に関しては、各々一つに限定される必要は
なく、二つでも、三つでも、それ以上でもかまわない。
その場合、異物捕捉槽20とエマルジョン破壊油吸着
槽30を一つずつ直列に並べたものを並列に構成しても
良いし、異物捕捉槽20複数を並列に構成したものとエ
マルジョン破壊油吸着槽30複数を並列に構成したもの
を直列に構成することも考えられる。
【0021】この場合、油分離槽10は、隔壁11dに
よって仕切られることで油浮上分離室11xと水貯槽室
11yの二つの室を形成し、密閉した油分離槽本体11
の内部を、上部では油浮上分離室11xと水貯槽室11
yの間を気体である圧縮空気が自由に出入り可能な状態
に、下部では液体であるドレン水が隔壁11dの先端と
油分離槽本体11の底部との間で油浮上分離室11xと
水貯槽室11yの間を自由に出入り可能な状態になって
いる。
【0022】そして、油浮上分離室11xの上部には、
液面より突出して集合管262に接続した吸入管11b
の一方の端が位置している、ドレン水が流れ込むように
なっている。 従って、油浮上分離室11xでは、液面
には水より軽い油が浮上し、底部には水より重い異物が
沈澱するようになっている。 この場合、液面に浮上し
た油は、浮上油取出弁13より排出可能となっている。
【0023】一方、水貯槽室11yでは、液面に吐出管
11cの一方の管端が位置し、油浮上分離室11xと水
貯槽室11yの間の下部の隔壁11dの先端と油分離槽
本体11の底部との間の連通している部分より水より軽
い油と水より重い異物が取り除かれたドレン水が流入す
るようになっている。
【0024】ここで、吐出管11cの他方の管端は、接
続管271に接続している。 従って、水貯槽室11y
の液面に集まった吐出管11cより上部に位置する油の
除かれた綺麗なドレン水は、油浮上分離室11x上部と
水貯槽室11y上部に連通して密閉されている圧縮空気
の圧力によって、吐出管11cの端部から接続管271
に圧縮空気と共に送り込まれるようになっている。
尚、油浮上分離室11x上部と水貯槽室11y上部の圧
縮空気の圧力を管理する為に、油分離槽本体11の上部
に圧力計12を配設している。
【0025】また、油分離槽本体11の外側には、図1
に見られる様に、上下の方向に位置し、油分離槽本体1
1と上端と下端を含め4個所で連通している透明な透明
管11aを形成している。 この場合、透明管11aの
目的は、油浮上分離室11xに流入したドレン水の汚れ
の状況を目視や光学的手段で確認する為に形成したもの
であり、汚染度確認手段11aの役割をはたしている。
また、透明管11aの材料としては、ガラスやプラス
チック等が考えられる。
【0026】尚、透明管11aと油分離槽本体11との
連通個所は、4個所に限定される訳では無く、2個所で
も3個所で5個所でもそれ以上でもかまわない。 ま
た、汚染度を確認する手段として、光を照射して透過光
や反射光によって判断する等の光学的方法が考えられ
る。
【0027】次に、異物捕捉槽20は、異物捕捉槽本体
21とフィルターエレメント22と圧力計23、24か
ら構成されている。 この場合、異物捕捉槽本体21
は、本体の部分と蓋の部分で密閉の状態で構成され、異
物捕捉槽本体21の蓋の部分には、流入路21aと流出
路21bが形成され、流路21a、21bには、圧力計
23、24が接続している。
【0028】また、フィルターエレメント22は、異物
捕捉槽本体21の本体の部分の内部に収納され、異物捕
捉槽本体21の蓋の部分で固定されている。 従って、
異物捕捉槽20に流入した油分離槽10からのドレン水
は、必ずフィルターエレメント22を経由して異物捕捉
槽20から排出されるようになっている。 ここで、二
つの圧力計23、24は、その圧力差によってフィルタ
ーエレメント22の交換時期を決めるようになってい
る。
【0029】更に、エマルジョン破壊油吸着槽30は、
エマルジョン破壊油吸着槽本体31に、エマルジョン破
壊粒子付吸着材32と油吸着材33の構成を複数段と、
粒状の活性炭34と、エマルジョン破壊粒子付吸着材3
2と油吸着材33の構成を複数段充填したものである。
【0030】この場合、エマルジョン破壊粒子付吸着材
32は、エマルジョン破壊粒子の働きによってエマルジ
ョン化した油をエマルジョン破壊することで油と水を分
離させ、その後、分離した油はエマルジョン破壊粒子付
吸着材32を構成している吸着材や油吸着材33に吸着
される。 この様な処理を複数回繰り返すことで、エマ
ルジョン化した油から油を完全に分離し吸着によって除
去することが可能となったのである。 尚、処理の回数
としては、図1では4回処理するようになっているが、
2回でも、3回でも、5回でも、それ以上でもかまわな
い。 また、一番始めのエマルジョン破壊粒子付吸着材
32の直前に油吸着材33を配設することも考えられ
る。
【0031】一方、粒状の活性炭34は、色素や異臭を
吸着、および、除去することを目的としている。 ま
た、活性炭34の油分離吸着槽30内での充填する位置
としては、最上流では活性炭34が早く汚れてしまい、
最下流では活性炭34そのものが流出することによって
汚れた水が流れる様に見える為に、概ね中央部に位置さ
せることが望ましい。
【0032】ここで、エマルジョン破壊油吸着槽本体3
1の構造としては、液体であるドレン水が、流入口31
aからエマルジョン破壊油吸着槽本体31に流入し、流
出口31bから排出する間に、エマルジョン破壊油吸着
槽本体31内を均一に流れるように、エマルジョン破壊
油吸着槽本体31の両端部である入口側と出口側には空
間部31zを確保している。
【0033】従って、両端の空間部31zを確保するた
めに、数多くの小さな穴を形成している多孔板31c
を、エマルジョン破壊油吸着槽本体31の両端の端部と
の間にエマルジョン破壊油吸着槽本体31より小径の円
筒状の支柱31dを配設することによって支え、エマル
ジョン破壊粒子付吸着材32と油吸着材33と活性炭3
4を二つの多孔板31cの間に充填するようにしてい
る。 但し、支柱31dは円筒状のものに限る必要はな
く、空間部31zを確保出来れば、どのような形状でも
かまわない。 尚、多孔板31cとしては、パンチング
プレートやセラミック樹脂等が考えられる。
【0034】また、エマルジョン破壊粒子付吸着材32
と油吸着材33は、油等の異物を吸収するに従って抵抗
が大きくなり、圧縮されながら片側に押し付けられるこ
とでエマルジョン化した油の破壊や油吸着の機能が低下
する。
【0035】そこで、このことを少しでも防止するため
に、液体の流れを垂直に遮るように、油分離吸着槽本体
31の略中央部に数多くの小さな穴を形成した中間多孔
板31eを配設し、中間多孔板31eを支えるため、中
間多孔板31eと多孔板31cの間に油分離吸着槽本体
31より小径の円筒状の支持材31fを配設することに
よって圧縮されることを防止している。 但し、中間多
孔板31eの位置に関しては、油分離吸着槽本体31の
略中央部に多少前後してもかまわない。 また、支持材
31fは円筒状のものに限る必要はなく、中間多孔板3
1eを支持出来れば、どのような形状でもかまわない。
【0036】尚、エマルジョン破壊油吸着槽本体31の
内部には図4に示すように、活性炭34を中間多孔板3
1eの下流直後に充填するのが最善であるが、中間多孔
板31eの上流直前に充填するのも最善に近い効果があ
る。 一方、中間多孔板31eの多少前後して充填して
もかなりの効果が見られるし、エマルジョン破壊油吸着
槽本体31の両端末の何れかに充填してもそれなりの効
果が見られる。
【0037】ここで、エマルジョン破壊粒子を吸着材に
付着させたエマルジョン破壊粒子付吸着材32を作る方
法としては、アミンや硫酸バリウム等のエマルジョン破
壊粒子が溶媒で溶解されている溶液を吸着材に付着させ
た後に溶媒を蒸発乾燥させるような方法が一般的である
が、溶液を油吸着材342に霧状に吹き付ける方法もあ
る。 また、アミンや硫酸バリウム等のエマルジョン破
壊粒子を溶解した状態でなく、液体内で均一に混合され
た状態で吸着材に付着させるという方法も考えられる。
【0038】この場合、エマルジョン破壊粒子と吸着材
をエマルジョン破壊粒子付吸着材32の状態にしない
で、ばらばらの状態になるように個々に充填しても良
い。 この場合にも、活性炭34は、中間多孔板31e
の上流直前直後やその周辺に配置しても良いし、入口や
出口の多孔板31cの直後や直前に配置しても良い。
【0039】但し、前記の何れの場合に於いても、活性
炭34を配置しない構成も考えられる。
【0040】一方、本発明に用いられるアミンについて
はアミン化合物またはその誘導体が考えられ、アミン化
合物またはその誘導体が25℃であるとき固体状のもの
であることが好ましいが、その化合物が25℃て非固体
状であっても、他の化合物との混合体で固体状になる化
合物でもかまわない。 つまり、化合物は、1種類単独
で使用しても、2種類以上併用してもよい。
【0041】これらのアミン化合物やその誘導体は、好
ましくは、1級アミン、2級アミン、3級アミン、およ
び、その誘導体であり、より好ましくは、1級アミン、
2級アミン、および、その誘導体、特に好ましくは、1
級アミン(例えば、ステアリルアミン)、および、その
誘導体である。
【0042】これらのアミン化合物としては、例えば、
ヘキシルアミン、ヘブチルアミン、オクチルアミン、ノ
ニルアミン、デジルアミン、ラウリルアミン、ミリスチ
ルアミン、パルミチルアミン、オレイルアミン、ステア
リルアミン等の1級アミン、または、これらの炭化水素
鎖を有するジアミン、トリアミン等の2級アミン、およ
び、3級アミン、あるいは、そのピクラード、種々の塩
(例えば、塩酸、硫酸、リン酸、炭酸、酢酸等の塩)、
さらに、これらの炭化水素鎖を有する1級アミン、およ
び、2級アミンの酸アミド、アミジン類、尿素類、およ
び、チオ尿素類や1級アミンのシツフ塩基物等がある。
【0043】尚、アミドとしては、p−トルエンスルホ
ニル−N−ステアリルアミドなどのスルホンアミド類や
N−ステアリルアセトアミドが好ましい。 また、これ
らの炭化水素鎖を有する4級アンモニウム塩、ベタイン
等が挙げられる。 更に、例えば、ステアリルプロピレ
ンジアミン、半硬化牛脂ジアミン等の多価アミンを用い
ることも出来る。 さらに、硬化牛脂アミン、ココナッ
トアミン等の炭素数の異なる炭化水素鎖を有するアミン
類の混合物を用いることも可能である。
【0044】また、油吸着材33およびエマルジョン破
壊粒子付吸着材32に使用している吸着材としては、ポ
リプロピレンやポリスチレンの繊維よりなるものが考え
られる。 但し、油吸着材33およびエマルジョン破壊
粒子付吸着材32に使用している吸着材に関しては、こ
れらのものに限定されるわけではなく、油吸着の機能を
持っていて水不溶性のものであればそのほかのものでも
かまわない。
【0045】ここで、油吸着材33およびエマルジョン
破壊粒子付吸着材32に使用している吸着材の大きさと
しては、好ましくは、(10mm〜200mm)×(2
mm〜50mm)のものであるが、より好ましくは、
(30mm〜80mm)×(5mm〜40mm)の大き
さのものである。 特に、(35mm〜55mm)×
(25mm〜40mm)と、(40mm〜60mm)×
(3mm〜10mm)の2種類の大きさのものを準備す
るのが最も好ましい。 この事は、別の見方で言うと、
100mm×50mm以下の小片で、面積で3〜10倍
の違った大きさのものを2種類準備するという考え方に
近いとも言えるし、最善のものでは、60mm×40m
m以下の小片で、面積で4〜8倍の違った大きさのもの
を2種類準備するのが理想的とも言える。
【0046】この場合、このような大きさが好ましいの
は、油吸着材33およびエマルジョン破壊粒子付吸着材
32に使用している吸着材をエマルジョン破壊油吸着槽
本体31に充填する際、大きすぎると、隙間が大きくな
ることで多くの量を充填することが難しいために大きな
表面積を得にくく、無理な圧縮をしている部分が多くな
るがそのような部分はエマルジョン化した油の破壊や吸
着の機能は低下し、充填する量が少なくなるために性能
を確保することが出来ず、小さすぎると、基本的に隙間
が小さいためにエマルジョン化した油の破壊や吸着の機
能の低下が早く、裁断するのにめんどうであるし、各種
の管理をするにもめんどうである。
【0047】また、2種類の大きさのものを使用すると
いうことは、大きさの異なる2種類の小片を準備するこ
とで、大きくすることでの課題である大きな隙間や無理
な圧縮を、小さいものを加えることで補うことが可能と
なり、同時に小さくすることでの課題である早期の機能
低下を、大きなものを加えることで補うことが出来ると
いうことに大きな意味を持っている。
【0048】尚、2種類の小片については、油吸着材3
3およびエマルジョン破壊粒子付吸着材32に使用して
いる吸着材の両方に2種類の小片を使用しても良いし、
油吸着材33に小さい小片とエマルジョン破壊粒子付吸
着材32に使用している吸着材に大きい小片を使用して
もその逆でも良い。
【0049】最後に、清水確認槽40は、清水確認槽透
明本体41とその底部に接続した開閉可能な清水取出弁
42から構成されている。 この場合、透明度確認手段
41でもある清水確認槽透明本体41は、プラスチック
製であり、透明で内部の液体を目視出来るようになって
いる本体の部分と蓋の部分が密閉の状態で構成され、清
水確認槽透明本体41の蓋の部分には、流入路41aと
流出路41bと流出管41cが形成され、流出管41c
は流出路41bを経由して清水管281に接続してい
る。 従って、透明度を確認する手段として、目視でも
可能であるし光を照射して透過光や反射光によって判断
する等の光学的方法も考えられる。
【0050】本発明による、ドレン水の清浄度確認方法
および油水分離装置は前述したように構成されており、
以下に、その動作について説明する。
【0051】先ず、エアコンプレッサ110を構成して
いるモータを作動させるとモータの回転はコンプレッサ
に伝えられ圧縮空気を作り出す。 ここで、作り出され
た圧縮空気は、圧縮空気配管201とアフタークーラ1
20と圧縮空気配管202とエアータンク130と圧縮
空気配管203とドライヤー140と圧縮空気配管20
4とフィルター150と圧縮空気配管205を経由し
て、その先端のアクチュエータに対し必要に応じて乾燥
した綺麗な圧縮空気を送り出すことが出来るようになっ
ている。
【0052】一方、アフタークーラ120やエアータン
ク130やドライヤー140やフィルター150で圧縮
空気より発生したドレン水は圧縮空気と共に、ドレン排
出管211a、212a、213a、214aと弁22
1、231、241、251とドレン排出管211b、
212b、213b、214bとドレントラップ22
2、232、242、252とドレン排出管211c、
212c、213c、214cと逆止弁223、23
3、243、253とドレン排出管211d、212
d、213d、214dを経由して、集合管261で合
流し、更に、逆止弁265と集合管262を経由して油
水分離装置1に送られ、油水分離装置1では油を含む各
種の異物を除去し、清水管281と弁285と清水管2
82を経由して河川にそのまま排出しても問題のないよ
うな綺麗な清水にすることが出来るようになっている。
【0053】この場合、油水分離装置1では、最初に油
分離槽10の油浮上分離室11xで、水より軽い油を水
面に浮かせ、水より重い各種の異物を底部に沈澱させ、
油浮上分離室11xと水貯槽室11yの間に形成した隔
壁11d先端と油分離槽本体11の底部の間を通って油
や各種の異物を除去された綺麗なドレン水が水貯槽室1
1yに送り込まれるようになっている。 一方、ドレン
水と共に油分離槽10に送り込まれた圧縮空気は、油分
離槽本体11の上部である油浮上分離室11xの上部と
水貯槽室11yの上部に滞留している。 尚、油分離槽
本体11外側に位置して油分離槽本体11の油浮上分離
室11xと連通している透明な透明管11aによって油
分離槽10に送り込まれた直後の汚いドレン水を目視で
確認することが可能となっている。
【0054】ここで、水貯槽室11yに送り込まれたド
レン水は、水貯槽室11yに形成された吐出管11cの
一方の端部である管端より上部に溜まると、油分離槽本
体11の上部に滞留している圧縮空気の力によって、吐
出管11cと接続管271と逆止弁275と接続管27
2を経由して異物捕捉槽20に送り込まれ、更に、エマ
ルジョン破壊油吸着槽30と清水確認槽40を経由して
清水になって排出される。 この場合、圧縮空気の力
は、異物捕捉槽20もエマルジョン破壊油吸着槽30も
清水確認槽40も密閉した状態になっているために、ド
レン水が清水管282より排出される迄、ドレン水の移
動を助けている。
【0055】但し、油分離槽10の油浮上分離室11x
等で油や各種の異物は分離されるが、エマルジョン化し
た油はドレン水の中に溶け込んだ状態で異物捕捉槽20
に送り込まれる。
【0056】そこで、異物捕捉槽20では、このエマル
ジョン化した油がフィルターエレメント22を経由する
ことで、異物を分離すると共に、エマルジョン化した油
を水より離脱させるエマルジョン破壊を行い、時には、
離脱した油を粗大化させている。 そして、離脱した油
と水が接続管273を経由してエマルジョン破壊油吸着
槽30に送り込まれる。
【0057】一方、エマルジョン破壊油吸着槽30で
は、エマルジョン破壊粒子付吸着材32と油吸着材33
の組み合わせを何段階か経由させることで、異物捕捉槽
20でのエマルジョン破壊に加えてエマルジョン破壊粒
子付吸着材32ではエマルジョン化した油を水より離脱
させながらエマルジョン破壊を行い離脱した油を吸着さ
せ、油吸着材33ではエマルジョン破壊粒子付吸着材3
2で吸着出来なかった油を吸着させ、このような処理を
複数回繰り返して行うことによってドレン水の清浄度が
向上していく。 また、ドレン水が活性炭34を通過す
ると臭いや色素が除去される。
【0058】このようにして、ドレン水の量や汚れ具合
によっては、異物捕捉槽20とエマルジョン破壊油吸着
槽30を一つでも二つでも三つでもそれ以上の複数個で
も接続することが可能となっている。 この場合、複数
個接続する場合は、並列して接続している。
【0059】尚、一つの例として、具体的に、どの位の
量のものが充填されているかを示すと、55Kw〜11
0Kwのスクリュ式エアコンプレッサより発生したドレ
ンに対し、異物捕捉槽20と、概略内径200mmで高
さ950mmの円筒にポリプロピレン製の不織布である
45mm×25mmのアミン付のエマルジョン破壊粒子
付吸着材32を2.5Kgと、ポリプロピレン製の不織
布である45mm×5mmの油吸着材33を2.5Kg
と、活性炭34を1Kgを充填したエマルジョン破壊油
吸着槽30を直列に接続したものを2列並列して設置す
るような形で使用している。
【0060】最後に、エマルジョン破壊油吸着槽30か
ら排出された清水は、圧縮空気と共に清水確認槽40に
送り込まれる。 ここで、清水確認槽40では、清水確
認槽透明本体41の本体の下部の清水は流出管41cの
端部の高さまで溜まり、その上部に密閉されている圧縮
空気の圧力によって流出管41cの端部より上部に滞留
した清水は圧縮空気と共に圧送して排出されるようにな
っている。 同時に、清水確認槽透明本体41が透明で
あることによって、透明度確認手段41にもなり内部を
通過する清水の透明度を目視または光学的に確認可能と
なっている。
【0061】この場合、油分離槽10の汚染度確認手段
11aである透明管11aと、目視や光の透過や光の反
射等の各種の方法で比較することによって油水分離装置
1Aの性能の劣化を判断することが出来、異物捕捉槽2
0を構成しているフィルターエレメント22や、エマル
ジョン破壊油吸着槽30を構成しているエマルジョン破
壊粒子付吸着材32や油吸着材33の交換時期を適切に
判断することが可能となった。
【0062】(第二実施形態)第二実施形態が第一実施
形態と違う点は、図1に見られる集合管262と油水分
離装置1Aに代わって、図2に示されているように集合
管263と油水分離装置1Bを設置していることであ
る。
【0063】ここで、図2に示されている油水分離装置
1Bは、第一実施形態の油水分離装置1Aを構成してい
る油分離槽10が油水分離異物捕捉槽50になっている
だけである。
【0064】この場合、油水分離異物捕捉槽50は、油
水分離異物捕捉槽透明本体51とフィルターエレメント
52と圧力計53、54と浮上油取出弁55から構成さ
れている。 そして、油水分離異物捕捉槽透明本体51
は、本体の部分と蓋の部分が密閉の状態で構成されてい
て、油水分離異物捕捉槽透明本体51の蓋の部分には、
流入路51aと流出路51bが形成され、流路51a、
51bには、圧力計53、54が接続している。
【0065】更に、油水分離異物捕捉槽透明本体51の
蓋の部分には、油水分離異物捕捉槽透明本体51の本体
の部分を内部で油浮上分離室51xと水貯槽室51yに
分離可能なように隔壁51dと、流入路51aに接続す
るように流出管51cを形成している。 この場合、油
水分離異物捕捉槽透明本体51の本体の部分に蓋の部分
を組み立て一体にすると、油水分離異物捕捉槽透明本体
51の本体底部と隔壁51dの先端との間に隙間を形成
して液体が通過可能になっていて、更に、隔壁51dの
上部では油浮上分離室51xと水貯槽室51yの間を圧
縮空気が流れるようになっている。
【0066】また、フィルターエレメント52は、油水
分離異物捕捉槽透明本体51の本体の部分の水貯槽室5
1yに収納され、油水分離異物捕捉槽透明本体51の蓋
の部分で固定されている。 従って、油水分離異物捕捉
槽50に流入したドレン水は、必ずフィルターエレメン
ト52を経由したものが油水分離異物捕捉槽50から排
出されるようになっている。 ここで、二つの圧力計5
3、54を配設することによって、圧力計53が異常な
高い圧力を示した際には具体的には図示していないが異
常な圧力の圧縮空気を逃がしたり、二つの圧力計53、
54の圧力差によってフィルターエレメント22の交換
時期を決めるようになっている。
【0067】一方、油浮上分離室51xの液面近くに溜
まった油は浮上油取出弁55を開くことで排出すること
が可能となっている。 更に、油水分離異物捕捉槽透明
本体51はプラスチック製で透明になっている為に外部
から内部の色を目視や光学的に確認することが可能とな
っている。
【0068】尚、前記以外の構成に関しては、第一実施
形態と同じであるのでここでは省略する。
【0069】本発明による、ドレン水の清浄度確認方法
および油水分離装置は前述したように構成されており、
以下に、その動作について説明する。
【0070】第二実施形態の動作に関しては、第一実施
形態の動作と異なる油水分離異物捕捉槽50に関してだ
けを記載する。 従って、他の部分の動作は、第一実施
形態の動作と同一と考えて良い。
【0071】この場合、集合管263より油水分離異物
捕捉槽50に流入したドレン水は、油水分離異物捕捉槽
透明本体51に溜まっていくが、隔壁51dによって油
浮上分離室51xの液面近くに水より軽い油が溜まる。
ここでは、油水分離異物捕捉槽透明本体51が透明で
あるために、油水分離異物捕捉槽透明本体51の外周に
形成されている油浮上分離室51xの内部を、目視でま
た光学的手段によって確認出来るようになっている。
【0072】一方、油を分離したドレン水は、隔壁51
dと油水分離異物捕捉槽透明本体51の底部との間を通
って水貯槽室51yに送り込まれる。 そのうち、一部
のドレン水は、フィルターエレメント52を経由するこ
とで、異物を除去したりエマルジョン化した油の油と水
の関係を断ち切って分離させるエマルジョン破壊をさせ
たりしている。 この結果、油水分離異物捕捉槽50に
フィルターエレメント52を配設することで、より効果
的にエマルジョン破壊をさせることが可能となった。
【0073】尚、油水分離装置1Bを構成している清水
確認槽40は、本願発明に直接関係する機器であるが、
構造に関してもその動作に関しても油水分離装置1Aを
構成している清水確認槽40に同じであるのでその記載
を省略する。
【0074】(第三実施形態)第三実施形態が第二実施
形態と違う点は、図3に見られるように油水分離装置1
Bに代わって、油水分離装置1Cを設置していることで
ある。
【0075】ここで、図3に示されている油水分離装置
1Cは、第二実施形態の油水分離装置1Bを構成してい
る異物捕捉槽20が削除されているだけである。
【0076】従って、エマルジョン破壊をさせることに
関しては多少機能は低下するが、それなりの効果は認め
られる。
【0077】この様に、第三実施形態に関しては、第二
実施形態の油水分離装置1Bを構成している異物捕捉槽
20が削除されているだけで、その他の構造と動作は同
じであり、従って、第二実施形態と概ね同一ということ
で重複している内容の記載は省略する。
【0078】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
により、下記のような効果をあげることができる。
【0079】第一に、油水分離装置の処理能力が低下し
た場合でも、油水分離装置の最上流の汚れと最下流の清
水を目視や光学的手段で確認することで、的確な判断を
下すことが出来るようになった。
【0080】第二に、油水分離装置の最上流の汚れと最
下流の清水を目視や光学的手段で確認することで、油水
分離装置を構成しているフイルターエレメントや油吸着
材の交換時期を的確に判断出来るようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明を示した実施例の全体図
【図2】本願発明の別の油水分離装置を示した図
【図3】本願発明の更に別の油水分離装置を示した図
【図4】本願発明の油水分離装置を構成しているエマル
ジョン破壊油吸着槽の詳細図
【符号の説明】
1A・・・・・・油水分離装置 1B・・・・・・油水分離装置 1C・・・・・・油水分離装置 10・・・・・・油分離槽 11・・・・・・油分離槽本体 11a・・・・・透明管(汚染度確認手段) 11b・・・・・吸入管 11c・・・・・吐出管 11d・・・・・隔壁 11x・・・・・油浮上分離室 11y・・・・・水貯槽室 12・・・・・・圧力計 13・・・・・・浮上油取出弁 20・・・・・・異物捕捉槽 21・・・・・・異物捕捉槽本体 21a・・・・・流入路 21b・・・・・流出路 22・・・・・・フィルターエレメント 23・・・・・・圧力計 24・・・・・・圧力計 30・・・・・・エマルジョン破壊油吸着槽 31・・・・・・エマルジョン破壊油吸着槽本体 31a・・・・・流入口 31b・・・・・流出口 31c・・・・・多孔板 31d・・・・・支柱 31e・・・・・中間多孔板 31f・・・・・支持材 31z・・・・・空間部 32・・・・・・エマルジョン破壊粒子付吸着材 33・・・・・・油吸着材 34・・・・・・活性炭 40・・・・・・清水確認槽 41・・・・・・清水確認槽透明本体(透明度確認手
段) 41a・・・・・流入路 41b・・・・・流出路 41c・・・・・流出管 42・・・・・・清水取出弁 50・・・・・・油水分離異物捕捉槽 51・・・・・・油水分離異物捕捉槽透明本体(汚染度
確認手段) 51a・・・・・流入路 51b・・・・・流出路 51c・・・・・流出管 51d・・・・・隔壁 51x・・・・・油浮上分離室 51y・・・・・水貯槽室 52・・・・・・フィルターエレメント 53・・・・・・圧力計 54・・・・・・圧力計 55・・・・・・浮上油取出弁 110・・・・・エアーコンプレッサ 120・・・・・アフタークーラ 130・・・・・エアータンク 140・・・・・ドライヤー 150・・・・・フィルター 201・・・・・圧縮空気配管 202・・・・・圧縮空気配管 203・・・・・圧縮空気配管 204・・・・・圧縮空気配管 205・・・・・圧縮空気配管 211a・・・・ドレン排出管 211b・・・・ドレン排出管 211c・・・・ドレン排出管 211d・・・・ドレン排出管 212a・・・・ドレン排出管 212b・・・・ドレン排出管 212c・・・・ドレン排出管 212d・・・・ドレン排出管 213a・・・・ドレン排出管 213b・・・・ドレン排出管 213c・・・・ドレン排出管 213d・・・・ドレン排出管 214a・・・・ドレン排出管 214b・・・・ドレン排出管 214c・・・・ドレン排出管 214d・・・・ドレン排出管 221・・・・・弁 222・・・・・ドレントラップ 223・・・・・逆止弁 231・・・・・弁 232・・・・・ドレントラップ 233・・・・・逆止弁 241・・・・・弁 242・・・・・ドレントラップ 243・・・・・逆止弁 251・・・・・弁 252・・・・・ドレントラップ 253・・・・・逆止弁 261・・・・・集合管 262・・・・・集合管 263・・・・・集合管 265・・・・・逆止弁 271・・・・・接続管 272・・・・・接続管 273・・・・・接続管 274・・・・・接続管 275・・・・・逆止弁 276・・・・・接続管 277・・・・・接続管 278・・・・・接続管 279・・・・・接続管 281・・・・・清水管 282・・・・・清水管 285・・・・・弁

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油水分離の処理前の汚染度と処理後の透
    明度を比較することを特徴とするドレン水の清浄度確認
    方法。
  2. 【請求項2】 前記汚染度と前記透明度は目視または光
    学的に比較することを特徴とする請求項1に記載のドレ
    ン水の清浄度確認方法。
  3. 【請求項3】 最上流近傍に処理前の汚染度を確認する
    汚染度確認手段(11a、51)と、最下流近傍に処理
    後の透明度を確認する透明度確認手段(41)を配設し
    たことを特徴とする油水分離装置。
  4. 【請求項4】 前記汚染度確認手段(11a、51)と
    前記透明度確認手段(41)は、目視または光学的に確
    認可能なように透明であることを特徴とする請求項3に
    記載の油水分離装置。
  5. 【請求項5】 前記汚染度確認手段(11a)は、ドレ
    ン水が油等の異物と水を分離する油分離槽(10)に流
    入した直後の位置に連通している透明管(11a)であ
    ることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の油
    水分離装置。
  6. 【請求項6】 前記汚染度確認手段(51)は、プラス
    チック製の油水分離異物捕捉槽透明本体(51)であ
    り、前記油水分離異物捕捉槽透明本体(51)には、フ
    ィルターエレメント(52)が収納されていることを特
    徴とする請求項3または請求項4に記載の油水分離装
    置。
  7. 【請求項7】 前記透明度確認手段(41)は、プラス
    チック製の清水確認槽透明本体(41)であることを特
    徴とする請求項3ないし請求項6いずれか1項に記載の
    油水分離装置。
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