JP3451374B2 - カーペット洗浄方法 - Google Patents
カーペット洗浄方法Info
- Publication number
- JP3451374B2 JP3451374B2 JP2000047894A JP2000047894A JP3451374B2 JP 3451374 B2 JP3451374 B2 JP 3451374B2 JP 2000047894 A JP2000047894 A JP 2000047894A JP 2000047894 A JP2000047894 A JP 2000047894A JP 3451374 B2 JP3451374 B2 JP 3451374B2
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- carpet
- cleaning
- detergent
- drying
- cleaning method
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、オフィスの床の表面
材として施工されたカーペットを洗浄する方法に関する
ものである。
材として施工されたカーペットを洗浄する方法に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、カーペットの洗浄方法としては、
洗剤を噴霧してパッドで汚れをとるスプレー方式、洗浄
パウダーを散布し、ブラシで擦り付けて汚れを洗浄パウ
ダーに移しとるパウダー方式、洗剤液を噴射してバキュ
ームで回収するエクストラクション方式、ポリッシャー
で直接洗剤を落下させながらブラシで泡立てて洗浄する
シャンピング方式等が実施されている。
洗剤を噴霧してパッドで汚れをとるスプレー方式、洗浄
パウダーを散布し、ブラシで擦り付けて汚れを洗浄パウ
ダーに移しとるパウダー方式、洗剤液を噴射してバキュ
ームで回収するエクストラクション方式、ポリッシャー
で直接洗剤を落下させながらブラシで泡立てて洗浄する
シャンピング方式等が実施されている。
【０００３】しかし、スプレー方式は、洗浄力が弱い上
に残留洗剤分が多く、パウダー方式は、パウダーが十分
に回収されず、粉塵の発生原因となっており、エクスト
ラクション方式は、洗浄力が弱い上に乾燥に時間がかか
り、そして、シャンピング方式は、乾燥に時間がかか
り、作業効率が悪く、しかも熟練が必要であった。
に残留洗剤分が多く、パウダー方式は、パウダーが十分
に回収されず、粉塵の発生原因となっており、エクスト
ラクション方式は、洗浄力が弱い上に乾燥に時間がかか
り、そして、シャンピング方式は、乾燥に時間がかか
り、作業効率が悪く、しかも熟練が必要であった。
【０００４】また、従来の洗浄方法では、洗浄効果が長
持ちせず、短期間のうちにカーペットに汚れが再付着す
るため、洗浄の実施頻度を多くする必要があった。
持ちせず、短期間のうちにカーペットに汚れが再付着す
るため、洗浄の実施頻度を多くする必要があった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明は、
洗浄力が強く、残留洗剤分が少なく、乾燥に時間がかか
らず、作業にさほど熟練を要さず、しかも洗浄効果が長
持ちするカーペット洗浄方法を提供することを課題とす
る。
洗浄力が強く、残留洗剤分が少なく、乾燥に時間がかか
らず、作業にさほど熟練を要さず、しかも洗浄効果が長
持ちするカーペット洗浄方法を提供することを課題とす
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、この発明は次のような技術的手段を講じている。
め、この発明は次のような技術的手段を講じている。
【０００７】この発明のカーペット洗浄方法は、カーペ
ットの表面の埃を取り除く除塵工程、カーペットを洗剤
を用いて洗浄する洗浄工程、カーペットに含まれる洗剤
を除去するすすぎ工程、カーペットに含まれる水分を除
去する乾燥掛け工程、カーペットに汚れを防ぐガード剤
を散布する防汚工程、及びカーペットを乾燥させる乾燥
工程を順に行うようにしている。
ットの表面の埃を取り除く除塵工程、カーペットを洗剤
を用いて洗浄する洗浄工程、カーペットに含まれる洗剤
を除去するすすぎ工程、カーペットに含まれる水分を除
去する乾燥掛け工程、カーペットに汚れを防ぐガード剤
を散布する防汚工程、及びカーペットを乾燥させる乾燥
工程を順に行うようにしている。
【０００８】前記洗浄工程では、１リットルあたりの不
揮発成分の含有量が５ｇ以下である洗剤を用いるとよ
い。
揮発成分の含有量が５ｇ以下である洗剤を用いるとよ
い。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【００１０】この発明のカーペット洗浄方法は、カーペ
ットの表面の埃を取り除く除塵工程、カーペットを洗剤
を用いて洗浄する洗浄工程、カーペットに含まれる洗剤
を除去するすすぎ工程、カーペットに含まれる水分を除
去する乾燥掛け工程、カーペットに汚れを防ぐガード剤
を散布する防汚工程、及びカーペットを乾燥させる乾燥
工程を順に行うようにしたものである。
ットの表面の埃を取り除く除塵工程、カーペットを洗剤
を用いて洗浄する洗浄工程、カーペットに含まれる洗剤
を除去するすすぎ工程、カーペットに含まれる水分を除
去する乾燥掛け工程、カーペットに汚れを防ぐガード剤
を散布する防汚工程、及びカーペットを乾燥させる乾燥
工程を順に行うようにしたものである。
【００１１】具体的には、以下のようにして作業を行
う。
う。
【００１２】まず、デスクや棚等の備品を移動させてか
ら、除塵作業を行う。除塵作業では、アップライトタイ
プの掃除機を使用し、丁寧にクロス掛けを行う。
ら、除塵作業を行う。除塵作業では、アップライトタイ
プの掃除機を使用し、丁寧にクロス掛けを行う。
【００１３】次に、洗浄工程では、図１に示すような洗
浄装置１を使用する。洗浄装置１は、上部にモータを内
蔵し、図２に示すような円形のパッド２を下部に取り付
け、このパッド２を回転させられるようにしている。こ
の洗浄工程では、綿製のパッド２に液状の洗剤を含ませ
て使用する。パッド２は着脱可能で、取り替えることが
できる。パッド２は、２０平方メートル程度洗浄するご
とに取り替えるとよい。
浄装置１を使用する。洗浄装置１は、上部にモータを内
蔵し、図２に示すような円形のパッド２を下部に取り付
け、このパッド２を回転させられるようにしている。こ
の洗浄工程では、綿製のパッド２に液状の洗剤を含ませ
て使用する。パッド２は着脱可能で、取り替えることが
できる。パッド２は、２０平方メートル程度洗浄するご
とに取り替えるとよい。
【００１４】洗剤は、１リットルあたりの不揮発成分の
含有量が５ｇ以下のものを使用する。洗剤は、一定の作
業品質を確保するために、作業現場で希釈せずにそのま
ま使用できるようにしておくことが望ましい。使用する
洗剤の量は、カーペットを軽く濡らす程度でよい。
含有量が５ｇ以下のものを使用する。洗剤は、一定の作
業品質を確保するために、作業現場で希釈せずにそのま
ま使用できるようにしておくことが望ましい。使用する
洗剤の量は、カーペットを軽く濡らす程度でよい。
【００１５】次に、すすぎ工程では、前記洗浄装置１
に、水を含ませた綿製のパッドを装着して作業を行う。
前述の通り、洗浄工程で使用する洗剤の不揮発成分の含
有量が５ｇ以下であるため、バキューム作業等を行うこ
となく、このすすぎ工程で１平方メートルあたりの残留
洗剤分を０．０４ｇ程度の微量にとどめることが可能で
ある。
に、水を含ませた綿製のパッドを装着して作業を行う。
前述の通り、洗浄工程で使用する洗剤の不揮発成分の含
有量が５ｇ以下であるため、バキューム作業等を行うこ
となく、このすすぎ工程で１平方メートルあたりの残留
洗剤分を０．０４ｇ程度の微量にとどめることが可能で
ある。
【００１６】次に、乾燥掛け工程では、前記洗浄装置１
に、乾燥用のパッドを装着して作業を行う。乾燥掛け工
程では、すすぎ工程でカーペットに含まれることになっ
た水分を、前記乾燥用のパッドに吸収させる。
に、乾燥用のパッドを装着して作業を行う。乾燥掛け工
程では、すすぎ工程でカーペットに含まれることになっ
た水分を、前記乾燥用のパッドに吸収させる。
【００１７】次に、防汚工程では、噴霧器を使用して、
汚れを防ぐガード剤をカーペットに散布する。ガード剤
は、１平方メートルあたり５ｃｃ程度とし、歩行動線を
中心に散布するとよい。なお、ガード剤を散布する前
に、カーペットの起毛作業を行うことが望ましい。
汚れを防ぐガード剤をカーペットに散布する。ガード剤
は、１平方メートルあたり５ｃｃ程度とし、歩行動線を
中心に散布するとよい。なお、ガード剤を散布する前
に、カーペットの起毛作業を行うことが望ましい。
【００１８】そして、乾燥工程で、送風機を使用してカ
ーペットを乾燥させる。この乾燥工程では、カーペット
に含まれる水分を十分に除去しなければ、前記ガード剤
による防汚効果が発揮されない。乾燥したカーペット
は、前記ガード剤の効果により、汚れが付着しにくくな
るため、従来の方法に比べて洗浄効果が長持ちし、洗浄
の実施頻度を少なくすることができる。
ーペットを乾燥させる。この乾燥工程では、カーペット
に含まれる水分を十分に除去しなければ、前記ガード剤
による防汚効果が発揮されない。乾燥したカーペット
は、前記ガード剤の効果により、汚れが付着しにくくな
るため、従来の方法に比べて洗浄効果が長持ちし、洗浄
の実施頻度を少なくすることができる。
【００１９】このカーペット洗浄方法は、洗浄力が強い
ため、従来のカーペット洗浄方法に比べて美しい仕上が
りを実現することができる。また、粉塵の発生原因であ
る残留洗剤分が少ないため、快適なオフィス環境が得ら
れる。しかも、残留洗剤分が水分を吸収してベタつくこ
とを防止できるので、カーペットに汚れが再付着しにく
く、洗浄効果が長持ちする。
ため、従来のカーペット洗浄方法に比べて美しい仕上が
りを実現することができる。また、粉塵の発生原因であ
る残留洗剤分が少ないため、快適なオフィス環境が得ら
れる。しかも、残留洗剤分が水分を吸収してベタつくこ
とを防止できるので、カーペットに汚れが再付着しにく
く、洗浄効果が長持ちする。
【００２０】さらに、従来のカーペット洗浄方法に比べ
て、使用する洗剤の量が少ないので、乾燥に要する時間
が短い。従って、作業中にカーペット上を通行すること
も可能で、オフィス内における業務の支障を最小限にと
どめることができる。
て、使用する洗剤の量が少ないので、乾燥に要する時間
が短い。従って、作業中にカーペット上を通行すること
も可能で、オフィス内における業務の支障を最小限にと
どめることができる。
【００２１】しかも、前述のように、各工程は比較的簡
単な作業からなるため、さほど熟練を要しない。従っ
て、作業員の養成が容易であり、低コストで実施でき
る。
単な作業からなるため、さほど熟練を要しない。従っ
て、作業員の養成が容易であり、低コストで実施でき
る。
【００２２】
【発明の効果】この発明のカーペット洗浄方法は、上述
のような構成を有しており、残留洗剤分が少なく、乾燥
に時間がかからず、作業にさほど熟練を要さず、しかも
洗浄効果が長持ちするため、低コストで優れた仕上がり
を実現することができる。
のような構成を有しており、残留洗剤分が少なく、乾燥
に時間がかからず、作業にさほど熟練を要さず、しかも
洗浄効果が長持ちするため、低コストで優れた仕上がり
を実現することができる。
【図１】この発明の実施形態のカーペット洗浄方法で使
用する洗浄装置の斜視図。
用する洗浄装置の斜視図。
【図２】前記洗浄装置に装着するパッドの平面図。
【符号の説明】
１ 洗浄装置
２ パッド
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 安藤 雄一
大阪府大阪市中央区伏見町４丁目４番１
号 星光ビル管理株式会社内
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
B08B 7/04
A47L 11/34
Claims (2)
- 【請求項１】 カーペットの表面の埃を取り除く除塵工
程、カーペットを洗剤を用いて洗浄する洗浄工程、カー
ペットに含まれる洗剤を除去するすすぎ工程、カーペッ
トに含まれる水分を除去する乾燥掛け工程、カーペット
に汚れを防ぐガード剤を散布する防汚工程、及びカーペ
ットを乾燥させる乾燥工程を順に行うことを特徴とする
カーペット洗浄方法。 - 【請求項２】 前記洗浄工程で、１リットルあたりの不
揮発成分の含有量が５ｇ以下である洗剤を用いるように
した請求項１記載のカーペット洗浄方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000047894A JP3451374B2 (ja) | 2000-02-24 | 2000-02-24 | カーペット洗浄方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000047894A JP3451374B2 (ja) | 2000-02-24 | 2000-02-24 | カーペット洗浄方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001232318A JP2001232318A (ja) | 2001-08-28 |
| JP3451374B2 true JP3451374B2 (ja) | 2003-09-29 |
Family
ID=18570066
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000047894A Ceased JP3451374B2 (ja) | 2000-02-24 | 2000-02-24 | カーペット洗浄方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3451374B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8074370B1 (en) * | 2007-11-08 | 2011-12-13 | Thomas Monahan | Horizontal centrifugal device for moisture removal from a rug |
-
2000
- 2000-02-24 JP JP2000047894A patent/JP3451374B2/ja not_active Ceased
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2001232318A (ja) | 2001-08-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| RVOP | Cancellation by post-grant opposition |