JP3450746B2 - 射出成形機の設定データ保護方法 - Google Patents

射出成形機の設定データ保護方法

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JP3450746B2
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優 弓掛
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、成形条件を含む設
定データの設定機能を所定のロック機能によりロック
し、既に設定された設定データを保護する射出成形機の
設定データ保護方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、射出成形機において新規設定或
いは設定変更により最終的に設定される成形条件等の設
定データは、担当オペレータのノウハウ等を含む微妙な
値となることも多いため、他のオペレータ等により勝手
に消去されたり変更されることは、重大な不利益をもた
らすことになる。
【0003】このため、従来は、設定データに対する設
定機能を所定のロック機能によりロックし、設定操作を
行う場合には、担当オペレータの所有するパスワードを
入力したり或いは特定の鍵によりロックを解除しない限
り、設定操作を行えないようにして設定データの保護を
図っていた(特公平6−98654号公報及び特許第2
735711号公報等参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した設定
データに対する従来の保護方法は、所定のロック操作、
例えば、キーボードによるキー操作等によりロックする
ため、設定操作の終了後、ロック操作を忘れたり或いは
設定操作の途中で急用が発生して設定操作を中断した場
合には、他のオペレータ等により操作が行われる可能性
があり、従来の方法では、設定データに対する保護を確
実に行うことができない問題があった。
【0005】本発明は、このような従来の技術に存在す
る課題を解決したものであり、ロック操作を忘れたり或
いは設定操作を中断した場合であっても、設定データに
対する保護を確実に行うことができるようにした射出成
形機の設定データ保護方法の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び実施の形態】本発明に
係る射出成形機Mの設定データ保護方法は、成形条件を
含む設定データの設定機能を所定のロック機能によりロ
ックし、既に設定された設定データを保護するに際し、
設定機能に基づく設定操作を中断し又は終了した後、予
め設定した設定時間Ts(Tss)が経過してもロック
機能に基づくロック操作が行われないときは、設定機能
に対するロック処理を自動で行うとともに、当該ロック
処理を自動で行ったなら、ディスプレイ2上に、当該ロ
ック処理を自動で行った旨の表示Aaを行うようにした
ことを特徴とする。
【0007】この場合、好適な実施の形態により、既に
設定操作の終了した設定項目の履歴に係わる表示Abを
行うことが望ましい。
【0008】
【実施例】次に、本発明に係る好適な実施例を挙げ、図
面に基づき詳細に説明する。
【0009】まず、本実施例に係る設定データ保護方法
を実施できる射出成形機Mの構成(ハードウェア)につ
いて、図2を参照して説明する。
【0010】図2中、仮想線で示すMは射出成形機であ
り、機台Mb上に配設された射出装置Miと金型Cを取
付けた型締装置Mcを備える。機台Mbには成形機コン
トローラ1を配設し、この成形機コントローラ1に備え
るディスプレイ2及びキーボード3(図3)は、機台M
bの側面パネルに付設する。
【0011】また、図2には、成形機コントローラ1の
ブロック系統図を仮想線枠Xにより抽出して示す。11
は各種制御及び演算処理等を実行するCPUを含むマイ
クロプロセッサユニット(MPU)であり、ROM11
a及びSRAM(スタティックRAM)11bを含む各
種メモリを内蔵する。この場合、ROM11aには、本
発明に係る設定データ保護方法を実施するための制御プ
ログラムが格納され、SRAM11bには成形条件を含
む設定データが書込まれている。なお、ディスプレイ2
及びキーボード3はそれぞれ図示を省略したインタフェ
ースを介してMPU11に接続される。さらに、成形機
コントローラ1は、後述する設定時間Ts(Tss)の
変更機能12を備えており、キーボード3の操作により
設定時間Ts(Tss)の長さを変更することができ
る。
【0012】次に、本実施例に係る設定データ保護方法
について、図2及び図3を参照しつつ図1に示すフロー
チャートに従って説明する。
【0013】今、担当オペレータが、射出成形機Mに備
える成形機コントローラ1(SRAM11b)に設定さ
れた成形条件に係わる設定データの一部を変更する場合
を想定する。
【0014】この場合、まず、設定データの設定機能に
対するロックを解除する。即ち、ディスプレイ2上に表
示されるファンクションキーから成形条件変更を選択し
た後、担当オペレータのパスワードをキーボード3から
入力する(ステップS1)。これにより、設定データの
設定機能に対するロックが解除され、設定操作に基づく
入力が許容される。そして、ディスプレイ2上に表示さ
れる画面を選択し、さらに、選択した画面から変更項目
を選択する(ステップS2)。次いで、変更キーをオン
し、変更するデータを入力する(ステップS3,S
4)。この後、エンタキーをオンにすれば、設定データ
は、入力した新しいデータにより書換えられる(ステッ
プS5)。なお、追加の変更項目があれば、ステップS
2からステップS5までの設定操作を同様に繰返えせば
よい(ステップS6)。
【0015】一方、変更する項目が全て終了したなら、
ロックキーをオンにする。これにより、設定データの設
定機能に対してロック機能によるロックが行われる(ス
テップS7,S8)。よって、これ以降は前述した特定
のパスワードを入力しない限り、設定機能に基づく設定
操作を行うことができなくなり、設定データは保護され
る。
【0016】ところで、ステップS6において、変更す
る項目が全て終了し、設定機能に基づく設定操作が終了
したにも拘わらず、担当オペレータがロックキーをオン
することを忘れた場合を想定する。この場合、成形機コ
ントローラ1は、エンタキーがオンされた時点からタイ
マによる計時を開始する(ステップS9)。なお、この
計時はロックキーがオンし又は変更する項目がキーボー
ド3により選択された時点で停止し、かつリセットされ
る。一方、ロックキーがオンせず、また、変更する項目
がキーボード3により選択されないときは、タイマによ
る計時が継続し、予め設定した設定時間Tsが経過した
なら、自動で設定機能に対するロック処理(オートロッ
ク)を行う(ステップS10,S11)。即ち、設定機
能に基づく設定操作を終了した後、予め設定した設定時
間Tsが経過してもロック機能に基づくロック操作が行
われないときは、設定機能に対して強制的にロック処理
が行なわれる。よって、設定データは確実に保護され
る。
【0017】一方、成形機コントローラ1は、パスワー
ドが入力した時点から、常時、任意のキーがオンしたか
否かを監視する(ステップS12)。そして、任意のキ
ーがオンした後、設定時間Tssが経過しても他の任意
のキーがオンしないときも同様に、設定機能に対するオ
ートロックを行う(ステップS13,S11)。なお、
この設定時間Tssは前記設定時間Tsと同一でもよい
し異なってもよい。よって、担当オペレータが急用等の
発生により任意の設定操作の途中で中断した場合であっ
ても、設定時間Tssの経過後は、設定機能に対して強
制的にロック処理が行なわれ、設定データは確実に保護
される。
【0018】また、オートロックが行われたなら、図3
に示すように、ディスプレイ2上に、オートロックされ
た旨の表示Aaが行われるとともに、既に設定操作の終
了した設定項目の履歴に係わる表示Abが行われる(ス
テップS14)。これにより、ロックキーをオンするこ
とが単なる忘れに起因するものではなく、急用等の発生
により設定操作が途中で中断したような場合であって
も、担当オペレータは、既に設定操作した項目の履歴状
況を正確に把握でき、担当オペレータ自身によるミス設
定を確実に防止できる。
【0019】以上、実施例について詳細に説明したが、
本発明はこのような実施例に限定されるものではなく、
細部の構成,手法等において、本発明の要旨を逸脱しな
い範囲で任意に変更,追加,削除することができる。例
えば、設定機能として、設定変更機能を例示したが、新
規設定機能、さらには他の設定機能にも同様に適用でき
る。
【0020】
【発明の効果】このように、本発明に係る射出成形機の
設定データ保護方法は、成形条件を含む設定データの設
定機能を所定のロック機能によりロックし、既に設定さ
れた設定データを保護するに際し、設定機能に基づく設
定操作を中断し又は終了した後、予め設定した設定時間
が経過してもロック機能に基づくロック操作が行われな
いときは、設定機能に対するロック処理を自動で行うと
ともに、ロック処理を自動で行ったなら、ディスプレイ
上に当該ロック処理を自動で行った旨の表示を行うよう
にしたため、次のような顕著な効果を奏する。
【0021】 ロック操作を忘れたり或いは設定操作
を中断した場合であっても、設定データに対する保護を
確実に行うことができる。
【0022】 ディスプレイ上に、ロック処理を自動
で行った旨の表示を行うとともに、好適な実施の形態に
より、既に設定操作の終了した設定項目の履歴に係わる
表示を行えば、急用等の発生により設定操作が途中で中
断したような場合であっても、担当オペレータは、既に
設定操作した項目の履歴状況を正確に把握でき、担当オ
ペレータ自身によるミス設定を確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施例に係る設定データ保護方
法の処理手順を示すフローチャート、
【図2】同設定データ保護方法を実施するための射出成
形機の構成及び成形機コントローラのハードウェア構成
図、
【図3】同成形機コントローラのディスプレイ及びキー
ボードの正面図、
【符号の説明】
2 ディスプレイ M 射出成形機 Aa 表示 Ab 表示
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−80905(JP,A) 特開 昭62−197262(JP,A) 特開 平7−241894(JP,A) 特開 昭62−111316(JP,A) 特開 平3−189811(JP,A) 特開 昭58−19627(JP,A) 実開 昭59−169636(JP,U) 特公 平6−98654(JP,B2) 特許2735711(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 45/00 - 45/84 G06F 3/02 340

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成形条件を含む設定データの設定機能を
    所定のロック機能によりロックし、既に設定された設定
    データを保護する射出成形機の設定データ保護方法にお
    いて、前記設定機能に基づく設定操作を中断し又は終了
    した後、予め設定した設定時間が経過しても前記ロック
    機能に基づくロック操作が行われないときは、前記設定
    機能に対するロック処理を自動で行うとともに、前記ロ
    ック処理を自動で行ったなら、ディスプレイ上に当該ロ
    ック処理を自動で行った旨の表示を行うことを特徴とす
    る射出成形機の設定データ保護方法。
  2. 【請求項2】 前記ロック処理を自動で行った旨の表示
    に加え、既に設定操作の終了した設定項目の履歴に係わ
    る表示を行うことを特徴とする請求項1記載の射出成形
    機の設定データ保護方法。
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