JP3450202B2 - エンドミルカッタ式作業車両 - Google Patents

エンドミルカッタ式作業車両

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JP3450202B2 JP34122398A JP34122398A JP3450202B2 JP 3450202 B2 JP3450202 B2 JP 3450202B2 JP 34122398 A JP34122398 A JP 34122398A JP 34122398 A JP34122398 A JP 34122398A JP 3450202 B2 JP3450202 B2 JP 3450202B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路を自走し、舗
装面を切削、掘削して道路の補修、工事を行う作業車両
に係り、特にマンホールの周辺等における、直線的作業
以外の切削工事等の作業も容易に行えるエンドミルカッ
タ式作業車両に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、一般道のアスファルト舗装の厚さ
は最大で一級国道の350mmとされており、橋のジョ
イント部付近やマンホールの周辺での補修工事における
掘削作業等は、作業者が人力で行うか、図8に示す特開
9−291509号公報に開示された典型的なエンド
ミル掘削装置によって行われている。図8に示した典型
的な従来のエンドミル掘削装置では、油圧作業機本体5
1に連結したアーム52に着脱可能に、油圧モータ53
とこの油圧モータ53により駆動されるエンドミル54
とを防振ゴム53Aを介して装着し、油圧作業機本体5
1から油圧モータ53に油圧を供給して、舗装面の切削
等を行うもので、複数の油圧シリンダ56A、56Bお
よび56Cの伸縮によって、互いに連結されたアーム部
52A、52Bを任意の角度に屈曲させ、エンドミル5
4を舗装面に対して任意の角度に保持して、適宜の作業
が行える。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のエンドミル掘削装置で、マンホール周辺等に
おける小さな円形状の掘削作業を行う場合、大がかりな
エンドミル掘削装置では、狭隘な場所での作業が不可能
な他、アーム部52の先端下部に装着されたエンドミル
54を、複数の油圧シリンダ56A、56Bおよび56
Cの伸縮によって操作して円を描かねばならず、熟練し
た作業者にとっても至難の技で、殆ど不可能であった。
そこで、前記エンドミル54に代えて、アーム部の先端
に小径の円形掘削が可能な専用のエンドミル装置を装着
したものも提案されているが、専用のエンドミル装置を
備えることはコストアップを招く他、舗装面に対して略
直交する掘削面が形成されるものであり、一般走行車両
の通行のもとに補修工事をせざるを得ない状況下におい
て、舗装面に直交する掘削面は、工事中の通行車両に衝
撃を与える他、補修完了後にも通行車両の重量によって
新旧舗装面間に段差を生じ易いものとなり、補修面の耐
久性に支障を来していた。したがって、通常は、マンホ
ール周辺等における小さな円形状の掘削作業では、掘削
面周辺は舗装面に対して30°〜45°の傾斜面に形成
することが要求されており、やむを得ず、労力が大で作
業時間も多大な人力にて掘削作業が行われているのが現
状である。
【0004】そこで本発明は、従来のエンドミル作業機
における諸課題を解決して、傾斜掘削面を有する円形掘
削作業等も自動化して容易に行うことができる上、狭隘
な場所であっても円形掘削作業が可能で低コストなエン
ドミルカッタ式作業車両を提供することを目的とする。
【0005】このため、本発明が採用した技術解決手段
は、機体の四隅に配置された走行輪によって自走する作
業車両の機体の略中央下部に、機体の幅方向に移動可能
であり、かつ、機体に対して鉛直軸の回りに回動可能な
上板と、この上板の下方に配置されてエンドミルカッタ
を設置した下板と、これらの間に介在した複数のアクチ
ュエータとからなり前記下板の傾動および上下動作を行
6軸モーションベースを設け、前記エンドミルカッタ
を路面に対して前記6軸モーションベースにより機体の
幅方向への移動自在および傾動自在に構成したことを特
徴とするエンドミルカッタ式作業車両である。また、前
記走行輪の駆動はHST(静油圧式無段変速装置)によ
りなされるように構成したことを特徴とするエンドミル
カッタ式作業車両である。また、前記四隅に配置された
走行輪は各別に駆動される駆動用油圧モータを有して四
輪駆動形式により駆動されるように構成したことを特徴
とするエンドミルカッタ式作業車両である。また、前記
四隅に配置された走行輪はクローラ式走行装置であるこ
とを特徴とするエンドミルカッタ式作業車両である。ま
た、前記四隅に配置された走行輪は四輪操舵式であるこ
とを特徴とするエンドミルカッタ式作業車両である。ま
た、前記四隅に配置された走行輪は操舵角度を最大90
°まで行えるように構成したことを特徴とするエンドミ
ルカッタ式作業車両である。また、前記四隅に配置され
た走行輪の駆動、エンドミルカッタの車体幅方向の移動
およびエンドミルカッタの上下動、傾動をジョイスティ
ックにより制御することを特徴とするエンドミルカッタ
式作業車両である。
【0006】
【実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に基づい
て説明する。図1から図5は本発明のエンドミルカッタ
式作業車両の第1実施の形態を示す図であり、図1
(A)は作業車両の概念図、図1(B)はエンドミルカ
ッタが設けられたモーションベースの斜視図、図2は作
業車両における駆動系の油圧回路図、図3は走行輪の操
舵系の説明図、図4は走行輪の操舵状態を示す平面図、
図5はモーションベースの作動状態側面図を示す。図1
に示すように、本発明のエンドミルカッタ式作業車両1
は、機体6の上にエンジン7、該エンジン7により駆動
される走行駆動用ポンプ9およびアクチュエータ駆動用
ポンプ10が載置されるとともに、補機35やウェイト
36がエンジン7と均衡すべく振分け配置されて載置さ
れる。機体6の四隅には走行輪2A、2B、2Cおよび
2Dが配置され、略中央下部には舗装等の路面Gに対し
て略垂直の回転軸を有するエンドミルカッタ18を6軸
モーションベース8によって配設したことを特徴とす
る。前記各走行輪2A、2B・・は、それぞれ駆動輪3
A、3B・・と転輪4A、4B・・の外周に掛設された
無端ベルト状のゴムクローラ5A、5B・・により駆動
走行されるクローラ式走行装置から成る。
【0007】図1(B)に示すように、機体6の略中央
下部に配設されるモーションベース8は6つの伸縮シリ
ンダ(Z方向アクチュエータ)14を配置した6軸モー
ションベースとし、1つのシリンダの動きが他のシリン
ダの動きに影響を与えることの少ない方式が採用され
る。6軸モーションベース8は、機体6の幅方向に延び
て設置された一対の螺子レール11、11に対して螺合
する螺筒19、19を上面に設置した上板12と、該上
板12の下方に配置されてエンドミルカッタ18を設置
した下板13と、これらの間に上下の各自在継手15、
16により介在された前記6つの伸縮シリンダ14とか
ら構成され、エンドミルカッタ18は下板13の上面に
設置されたカッタ駆動用アクチュエータ17により回転
駆動される。図示省略のY方向(車体の幅方向)アクチ
ュエータによって、前記一対の螺子レール11、11が
回転駆動されることで、6軸モーションベース8がY方
向である車体の幅方向に移動可能に構成される。
【0008】また、下板13に設置された前記エンドミ
ルカッタ18は、6軸モーションベース8における上下
板12、13間に介設された6つの伸縮シリンダ14・
・・の各自を、別途制御装置による自動制御により適宜
に伸縮させることで、路面に対して所定の角度に傾動さ
せることができる他、上下動させることができる。これ
らの6軸モーションベース8の傾動および上下動の制御
は、後述する車両の微速前後進(X方向)および前記螺
子レール11による車体の幅方向(Y方向)移動制御と
ともにジョイスティックにより簡便に行うように構成す
ることもできる。
【0009】図2に示したように、本発明のエンドミル
カッタ式作業車両における走行輪2A、2B、2Cおよ
び2Dの駆動は、あらゆる速度に対応して最大トルクを
発生する回転数を維持した無段変速を可能にするところ
のHST(静油圧式無段変速装置)を採用している。機
体の四隅に配置された前記四つの各走行輪2A〜2D
は、各別に駆動される駆動用油圧モータ20A、20
B、20Cおよび20Dをそれぞれ有して減速装置21
A、21B、21Cおよび21Dを介して駆動輪3A、
3B・・(図1(A))に回転駆動力が伝達される四輪
駆動形式により駆動される。
【0010】内燃機関等のエンジン7によって、Vベル
ト等を介して前輪用の走行駆動用ポンプ9F、後輪用の
走行駆動用ポンプ9R、油吸上ポンプ23およびアクチ
ュエータ用ポンプ37が回転駆動される。これらのポン
プは二連斜板ポンプと二連ギヤポンプとを併置したもの
等が採用され、斜板の傾斜角度の選定によって送油量す
なわち走行速度の無段階微調整が可能である。油吸上ポ
ンプ23により油タンク22から吸い上げられた油は、
前輪側(例えば2A、2D)および後輪側(例えば2
B、2C)の前進用あるいは後進用の逆止弁24Fある
いは24Rおよび前進用あるいは後進用のリリーフ弁2
5Fあるいは25Rを通じて調圧されて、前輪用の走行
駆動用ポンプ9F、後輪用の走行駆動用ポンプ9Rによ
り、各走行輪2A〜2Dにおける各駆動用油圧モータ2
0A、20B、20Cおよび20Dがそれぞれ回転駆動
される。
【0011】図1(A)および図3に示すように、前記
四つの走行輪の中、少なくとも前輪側の走行輪2A、2
Dについては、機体6の前部の前後に垂設された一対の
機体支持ブラケット26、26間に車体中心前後方向に
延びる走行輪フレーム支軸27に軸支された走行輪フレ
ーム28により、走行輪フレーム支軸27の周りで揺動
可能(図3(B)矢印)に構成されている。前記走行輪
フレーム28の左右両端部に鉛直状に設けられたキング
ピン29A、29Dによって、各走行輪2A、2Dにお
ける駆動輪3A、3Dが装着される駆動用油圧モータ2
0A、20Dを設置したナックルアーム30A、30D
が軸支される。図3(A)に示すように、左右のナック
ルアーム30A、30Dにはそれぞれ操舵ロッド31
A、31Dの端部が軸支され、それらの他端部同士は連
携されて同期操作される。図3(A)に示したような操
舵ロッド31A、31Dの直線的な移動によって、ナッ
クルアーム30A、30Dすなわち駆動用油圧モータ2
0A、20Dに装着された走行輪2A、2Dがキングピ
ン29A、29Dを中心として矢印のように操舵され
る。
【0012】図4は、図3にて説明した車両の操舵装置
によって、各走行輪2A〜2Dが操舵される様子を示し
た平面図で、直線走行時の各走行輪が実線で示され、左
前方(図面右下)への操舵が点線で示された2A’、2
B’、2C’および2D’の状態、図3(A)の状態か
ら操舵ロッド31Aおよび31Dを車体外方へ移動させ
て各走行輪2A〜2Dを右前方(図面左下)へ移動し、
ついには走行輪の操舵角度を最大90°まで操舵した2
A”、2B”、2C”および2D”の状態が示されてい
る。このような構成によって、狭隘な場所にても回転半
径の小さな走行やカニ歩きとも言うべき横走行や斜行が
可能である。
【0013】以上のような本発明の構成によって、図5
に示すように、6軸モーションベース8における上下板
12、13間に介設された6つの伸縮シリンダ14・・
・の各自の上下動(Z方向)および傾動(掘削面の傾斜
角度の設定)制御、車両の微速前後進(X方向)制御お
よび前記螺子レール11による車体の幅方向(Y方向)
移動制御を総合的に行うことで、エンドミルカッタ18
によって、図6(A)に示したようなマンホール33の
周辺におけるアスファルト層32を傾斜面(例えば30
°から45°)を形成させて掘削することが、ジョイス
ティック等の制御により簡便かつきめ細かに自動的に行
うことができるので、作業時間の大幅な短縮と、正確な
作業が実現できることとなった。符号34はマンホール
の蓋を示す。なお、テーパ状の傾斜面の掘削が困難な場
合は、図6(B)に示すように、階段状の傾斜面39と
して掘削を行うこともでき、その場合に限れば、6次元
モーションースでなく、3つのアクチュエータを有する
3次元モーションベースでよいことになるが、一般的に
はカッタに角度を付けることが必要となるので自由度も
大きいほうがよい。
【0014】図7は本発明のエンドミルカッタ式作業車
両の第2実施の形態を示すもので、本実施の形態では、
図5に示した6軸モーションベース8によるエンドミル
カッタ18の傾動の状態から、車体の前後進や6軸モー
ションベース8の幅方向の移動を必要とすることなく、
傾斜掘削面を形成した小径の円形掘削作業を可能とした
もので、6軸モーションベース8における上板12を、
鉛直軸周りに互いに回転自在な上板上部12Aと上板下
部12Bとで構成し、上板下部12Bをモーションベー
ス回転アクチュエータ38によって駆動するようにした
ものである。本実施の形態のものでは、車両を移動させ
ることなく小径の円形掘削作業が行えて、より簡便で作
業範囲を小さくすることが可能となる。
【0015】以上、本発明の実施の形態を説明してきた
が、本発明の趣旨の範囲内で、機体の形式、走行輪の配
設形態、エンドミルカッタの形式、モーションベースの
形式およびそれによるエンドミルカッタの上下動および
傾動形態、モーションベースの車体幅方向の移動形態、
走行輪の駆動形式であるHSTの油圧回路形態、走行駆
動用およびアクチュエータ駆動用ポンプの形式、駆動用
油圧モータの形式、走行輪であるクローラ式走行装置の
形式、走行輪の四輪操舵形式、走行輪の駆動、エンドミ
ルカッタの車体幅方向の移動およびエンドミルカッタの
上下動、傾動の制御方式等に関しては適宜採用できるも
のである。
【0016】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、機体の四隅に配置された走行輪によって自走す
る作業車両の機体の略中央下部に、路面に対して略垂直
の回転軸としたエンドミルカッタを配設したことによっ
て、狭隘な作業場所にあっても作業車両が進入できるス
ペースさえあれば、機体の下部スペース内にて掘削、孔
明け、スタンピング等の作業が容易に行える。また、前
記エンドミルカッタを路面に対して傾動自在に構成した
場合には、格別の別途の装置に代えることなしに、掘削
面の周囲を傾斜面に形成することが容易にできる。さら
に、前記エンドミルカッタの傾動および上下動を所定の
アクチュエータにより動作する6軸モーションベースに
よって行うように構成した場合は、6軸モーションベー
スを構成する各シリンダにおいて、1つのシリンダの動
きが他のシリンダの動きに影響を与えることが少なく、
安定した作業が可能となる。さらにまた、前記モーショ
ンベースを機体に対して鉛直軸の周りに回動自在に構成
した場合は、車両を移動させることなく小径の円形掘削
作業が行えて、より簡便で作業範囲を小さくすることが
可能となる。
【0017】また、前記エンドミルカッタの車体幅方向
の移動を他の所定のアクチュエータによって行うように
構成した場合は、車体の前後進と組み合わせて、路面に
おける前後および左右の方向に自在な形状の掘削等を行
うことができる。さらに、前記走行輪の駆動はHST
(静油圧式無段変速装置)によりなされるように構成し
た場合は、あらゆる速度に適応させて路面掘削を車両速
度とモーションベースの挙動に整合させて最大トルクを
発生させる回転数を維持できる。さらにまた、前記四つ
の各走行輪は各別に駆動される駆動用油圧モータを有し
て四輪駆動形式により駆動されるように構成した場合
は、掘削等の作業箇所の周辺の路面状態によってスリッ
プした走行輪があっても走行に不都合を生じる虞れがな
い。
【0018】また、前記各走行輪をクローラ式走行装置
とした場合は、接地面の長さを大きく採れるので、接地
圧が小さくできてスリップ等を引き起こすことなく確実
な走行が可能となる他、機体下部に隣接する駆動輪の径
は比較的小型で済むため、操舵時に機体下部と干渉する
ことがないので、大きなクローラ式走行装置を採用して
作業スペースを確保するための車高を大きく採ることが
できる。さらに、前記走行輪を四輪操舵式とした場合
は、前後輪の操舵方向を逆に制御して車両の回転半径を
きわめて小さくして、作業範囲を小さくできる。さらに
また、前記走行輪の操舵角度を最大90°まで行えるよ
うに構成した場合は、カニ歩きとも言うべき横走行や斜
行が可能であり、狭隘な作業場所でのより自由度の高い
走行が可能である。また、前記走行輪の駆動、エンドミ
ルカッタの車体幅方向の移動およびエンドミルカッタの
上下動、傾動をジョイスティックにより制御する場合
は、掘削等の作業が未熟連者であっても、簡便かつきめ
細かに自動的に行うことができて、作業時間の大幅な短
縮と、正確な作業が実現できる。このように、本発明に
よれば、従来のエンドミル作業機における諸課題を解決
して、傾斜掘削面を有する円形掘削作業等も自動化して
容易に行うことができる上、狭隘な場所であっても円形
掘削作業が可能で低コストなエンドミルカッタ式作業車
両が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエンドミルカッタ式作業車両の第1実
施の形態を示し、図1(A)は作業車両の概念図、図1
(B)はエンドミルカッタが設けられたモーションベー
スの斜視図である。
【図2】本発明のエンドミルカッタ式作業車両の第1実
施の形態を示し、作業車両における駆動系の油圧回路図
である。
【図3】本発明のエンドミルカッタ式作業車両の第1実
施の形態を示し、走行輪の操舵系の説明図である。
【図4】本発明のエンドミルカッタ式作業車両の第1実
施の形態を示し、走行輪の操舵状態を示す平面図であ
る。
【図5】本発明のエンドミルカッタ式作業車両の第1実
施の形態を示し、モーションベースの作動状態側面図で
ある。
【図6】本発明のエンドミルカッタ式作業車両により掘
削されたマンホールの周辺断面図である。
【図7】本発明のエンドミルカッタ式作業車両の第2実
施の形態を示し、エンドミルカッタが設けられたモーシ
ョンベースの斜視図である。
【図8】従来のエンドミル作業機の側面図およびエンド
ミルの拡大図である。
【符号の説明】
1 作業車両 2 走行輪 3 駆動輪 4 転輪 5 クローラ 6 機体 7 エンジン 8 6軸モーションベース 9 走行駆動用ポンプ 10 アクチュエータ駆動用ポンプ 11 螺子レール 12 上板 13 下板 14 伸縮シリンダ(Z方向アクチュエータ) 15 上自在継手 16 下自在継手 17 カッタ駆動用アクチュエータ 18 エンドミルカッタ 19 螺筒 20 駆動用油圧モータ 21 減速機 22 油タンク 23 油吸上ポンプ 24 逆止弁 25 リリーフ弁 26 機体支持ブラケット 27 走行輪フレーム支軸 28 走行輪フレーム 29 キングピン 30 ナックルアーム 31 操舵ロッド 32 アスファルト層 33 マンホール 34 マンホール蓋 35 補機 36 ウェイト 37 アクチュエータ用ポンプ 38 モーションベース回転アクチュエータ G 路面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E01C 23/12 E01C 23/08 E01C 23/09

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体の四隅に配置された走行輪によって
    自走する作業車両の機体の略中央下部に、機体の幅方向
    に移動可能であり、かつ、機体に対して鉛直軸の回りに
    回動可能な上板と、この上板の下方に配置されてエンド
    ミルカッタを設置した下板と、これらの間に介在した複
    数のアクチュエータとからなり前記下板の傾動および上
    下動作を行う6軸モーションベースを設け、前記エンド
    ミルカッタを路面に対して前記6軸モーションベースに
    より機体の幅方向への移動自在および傾動自在に構成し
    たことを特徴とするエンドミルカッタ式作業車両。
  2. 【請求項2】 前記走行輪の駆動はHST(静油圧式無
    段変速装置)によりなされるように構成したことを特徴
    とする請求項1に記載のエンドミルカッタ式作業車両。
  3. 【請求項3】 前記四隅に配置された走行輪は各別に駆
    動される駆動用油圧モータを有して四輪駆動形式により
    駆動されるように構成したことを特徴とする請求項1〜
    請求項2のいずれかに記載のエンドミルカッタ式作業車
    両。
  4. 【請求項4】 前記四隅に配置された走行輪はクローラ
    式走行装置であることを特徴とする請求項1〜請求項3
    のいずれかに記載のエンドミルカッタ式作業車両。
  5. 【請求項5】 前記四隅に配置された走行輪は四輪操舵
    式であることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれ
    かに記載のエンドミルカッタ式作業車両。
  6. 【請求項6】 前記四隅に配置された走行輪は操舵角度
    を最大90°まで行えるように構成したことを特徴とす
    請求項1〜請求項5のいずれかに記載のエンドミルカ
    ッタ式作業車両。
  7. 【請求項7】 前記四隅に配置された走行輪の駆動、エ
    ンドミルカッタの車体幅方向の移動およびエンドミルカ
    ッタの上下動、傾動をジョイスティックにより制御する
    ことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載
    のエンドミルカッタ式作業車両。
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