JP3449799B2 - 蒸気殺菌洗浄機能を備えた連続式電解水生成装置 - Google Patents
蒸気殺菌洗浄機能を備えた連続式電解水生成装置Info
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- C02F1/46—Treatment of water, waste water, or sewage by electrochemical methods
- C02F1/461—Treatment of water, waste water, or sewage by electrochemical methods by electrolysis
- C02F1/46104—Devices therefor; Their operating or servicing
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Description
から電解槽に原水を給水し、電解槽で生成したアルカリ
イオン水や酸性水などの電解水を排水管から排出する連
続式電解水生成装置に関し、特に、浄水器及び電解槽を
含む装置の水回路を高温蒸気で殺菌・洗浄する蒸気洗浄
機能を備えた連続式電解水生成装置に関する。
給水し、電解槽で生成した電解水を排水管から排出する
連続式電解装置は一般に広く知られている。この種の装
置は長く使用している間に水回路中に不純物がたまり、
殺菌が繁殖するおそれがある。このために、浄水器内に
加熱器を一体に設け、内部を加熱することが行われてい
る。
器に加熱器を一体に内蔵しているため、次の様な種々の
不都合があった。すなわち、浄水器が直接加熱されるた
め、浄水器のケーシングをステンレスなどの金属材料で
作る必要があり、また、浄水器内に加熱器が一体に組込
まれているため、浄水器だけを加熱器から分離して交換
することが困難であった。
に着脱できない状態に給水管に固く結合されているた
め、メンテナンスや仕様変更の際に不便であった。
浄水器で発生したお湯をドレンへ直接放出するものは、
加熱の際の圧力上昇による危険はないが、本発明のよう
に浄水器、電解槽を含む水回路全体を高温蒸気で洗浄殺
菌する装置にあっては、水回路の蒸気圧が高くなりすぎ
ると破裂等の危険がある。
装置と浄水器を別体に形成して高温蒸気による水回路全
体の殺菌・洗浄ができ、しかも、蒸気圧上昇による破裂
等の危険が自動的に回避される連続式電解水生成装置を
提供することにある。
に着脱できる蒸気電解水生成装置を提供することにあ
る。
の特徴は、浄水器を介装した給水管から電解槽に水を給
水し、電解槽で生成した電解水を排水管から排出する連
続式電解水生成装置において、浄水器の上流側給水管に
加熱手段を有する蒸気発生装置を接続管路を介して接続
し、この接続管路から電解槽の排水管に、接続管路側圧
力が所定圧力を超えると余剰圧力をリリースする圧力逃
し弁を有する安全回路を設けたことにある。
は上記の電解水生成装置において、蒸気発生装置と浄水
器の間の接続管路の少なくとも一部が、浄水器を着脱自
在に連結する接続具を含み、この接続具から電解槽の排
水管に前記安全回路が形成されていることを特徴とし、
より好ましくは、蒸気発生装置と浄水器の間の接続管路
が、上部に浄水器を着脱自在に連続するとともに、下部
に蒸気発生装置を連結し、側面に給水管と前記安全回路
を接続する中空連結具で構成されていることを特徴とす
る。
圧は、好ましくは、1〜3kg/cm2にする。
置で発生した高温蒸気が浄水器及び電解槽を通して排水
管に充満され、連続式電解水生成装置の水回路全体が殺
菌・洗浄される。この場合、加熱手段を有する蒸気発生
装置と浄水器が別体に形成され、接続管路を介して接続
されているので、浄水器内部は直接加熱手段の熱をうけ
ず、蒸気を介して間接的に熱せられる。
続具を介して連結するようしたことにより、浄水器の着
脱が使用者にも可能になる。
を連結し、側面に給水管と安全回路を接続する中空連結
具で構成した場合は、給水管を中空連結具に接続するだ
けで、蒸気発生装置と浄水器への双方の給水路が形成さ
れ、しかも、浄水器の着脱が容易になる。
生成装置の概略構成を示すもので、電解槽1は給水管2
から供給される水道水等の原水に必要により、薬液を添
加して電解し、生成されたアルカリイオン水と酸性水を
一対の電解水排水管3、4から排出する有隔膜電解槽を
例示している。
に浄水器5を介装して、水道水を浄化した水を電解する
とともに、電解前の浄化水にミネラル等の電解添加薬を
供給するために、浄水器5の下流側の給水管2bに薬液
筒6を介装してある。
発生装置7を介装し、電解水生成装置の洗浄の際に、蒸
気発生装置7で生成した高温蒸気をその下流側の給水管
2aから浄水器5、電解槽1を通して、一対の排水管
3、4の出口まで充満させ、電解水生成装置の水回路全
体を高温蒸気で殺菌・洗浄することができるようになっ
ている。
通する水タンク7aの内部に電熱ヒータなどの加熱手段
7bを具備し、内部の水を加熱して蒸気を生成するとと
もに発生した蒸気を給水管2aなどの接続管路を介して
浄水器5の給水口に導入される構造になっている。
焚きを防止するために、カラ焚き異常温度センサ8を設
けることが望ましい。このセンサ8の信号はカラ焚き警
報、加熱装置の停止、給水弁の開放の制御信号としてカ
ラ焚きを防止するのに使用される。尚、蒸気発生装置7
には図1のように水位センサ9を設けてもよい。
口を結ぶ接続管路から電解槽1の酸性水排出管4に、浄
水器5、電解槽1などを迂回するバイパス管路10が接
続されているとともに、この接続管路側圧力が所定の圧
力以下ではバイパス管路10を閉じ、所定圧力を超える
とバイパス管路10を開く圧力逃し弁11が介装されて
おり、これにより、バイパス管路10と圧力逃し弁11
からなる安全回路12が構成されている。
7と浄水器5間の給水管2aと、この給水管2aの先端
結合した浄水器接続具13とからなり、この接続具13
に浄水器5を着脱自在に結合してあるとともに、接続具
13から排水管4にバイパス管路10を接続してある。
座側に所定ばね圧で付勢させた逆止弁を使用することが
できる。また、圧力逃し弁11を開くための設定圧力
は、電解水生成装置の水回路の耐圧強度に応じて設定さ
れるが、一般には接続管路側圧力が1〜3kg/cm2
の範囲で圧力逃し弁11が開作動するように設定する。
整水装置を洗浄するときは、給水管2の元栓(図示せ
ず)を止めるか、もしくは補給用の少量の水を給水しな
がら、蒸気発生装置7の加熱手段7bのスイッチをON
にして水タンク7a内の水を加熱すると、蒸気発生装置
7に高温蒸気が発生する。発生した高温蒸気は給水管2
a、接続具13を介して浄水器5に供給され、さらに給
水管2b、電解槽1を通して、排水管3、4まで充満
し、蒸気発生装置7から電解水排水管3、4までの水回
路全体が高温蒸気によって殺菌・洗浄される。
りすぎ、安全回路12に設けた圧力逃し弁11の設定圧
力を超えると、余剰圧力が圧力逃し弁11及びバイパス
管路10からなる安全回路12を介して排水管4からド
レン14等に放出される。
この実施例は、蒸気発生装置7と浄水器5の接続管路
を、側面に給水管2とバイパス管路10を接続した中空
連結具15で構成し、この中空連結具15の下部開口に
蒸気発生装置7を結合するとともに、上部開口に浄水器
5を着脱自在に結合した構造になっている。
水器5を一体に結合し、中空連結具4に給水管2をつな
ぐだけで、給水管2が蒸気発生器7と浄水器5の双方に
連通するように構成されている。そして、浄水器5と中
空連結具15は、例えば、45度の回転で相互に螺合す
る内外ねじ部を有し、液密且つ着脱自在に連結されるよ
うになっている。また、蒸気発生装置7は図1実施例と
同様に内部にヒータ等の加熱手段を内蔵している。図は
省略したが、図2実施例の蒸気発生装置7にもカラ焚き
防止温度センサと水位センサを設けてもよい。
ら中空連結具15内に水を導入することによって蒸気発
生装置7のケーシングを構成する水タンク7aの上部か
ら給水がなされるとともに水タンク7aが水で充満され
ると浄水器5に給水されるようになっている。
生した高温蒸気が中空連結具15を通して浄水器5に供
給され、図1実施例と同様に水回路全体の殺菌・洗浄が
行われるとともに、中空連結具15内部の蒸気圧が所定
圧力以上に上昇すると、余剰圧力が中空連結具15から
安全回路12の圧力逃し弁11とバイパス管路10を介
して排水管4から放出される。
路10を酸性水排水管4に接続しているが、アルカリ水
の排水管3に接続してもよい。また、安全回路12は、
必ずしも電解水の配水管3、4に接続する必要はなく、
直接ドレンその他に配管してもよい。
高温に保持するために、電解槽1の電極に直流または交
流の電圧を印加して電解槽を電解加熱処理してもよい。
殺菌・洗浄を行うので、高温蒸気が通る部材は耐熱材を
用いる必要がある。このため、蒸気発生装置7のケーシ
ングを構成する水タンク7aは好ましくはステンレス材
を用い、また、中空連結具15及び浄水器は140°C
に耐え得る耐熱樹脂材(例えばABS樹脂)を用いても
よい。
の排水管に、圧力逃し弁を有する安全回路を設けてある
ので、余剰蒸気圧力が安全回路を介して放出される。従
って、高温蒸気の殺菌・洗浄中に圧力過剰による危険が
自動的に回避される。
管路を介して接続したので、浄水器はヒータなどの直接
の加熱をうけない。従って、浄水器の材質に樹脂を使用
できる。
自在に取付けられているので、浄水器のみの交換が可能
になり、また、浄水器のメンテナンスや、ユーザの希望
や地域性による浄水器の仕様変更が容易になる。
る中空連結具を介して接続した場合は、浄水器と蒸気発
生装置の取付及び給水路の形成が容易になる。
の概略構成図
装置の概略構成図
5…浄水器、 6…薬液筒、 7…蒸気発生装置、
7a…水タンク、 7b…加熱手段、 8…カラ焚き防
止温度センサ、 9…水位センサ、 10…バイパス管
路、 11…圧力逃し弁、 12…安全回路、 13…
浄水器接続具、 14…ドレン、 15…中空連結具。
Claims (4)
- 【請求項1】 浄水器を介装した給水管から電解槽に水
を給水し、電解槽で生成した電解水を排水管から排出す
る連続式電解水生成装置において、浄水器の上流側給水
管に、加熱手段を有する蒸気発生装置を接続管路を介し
て接続し、この接続管路に、接続管路側圧力が所定圧力
を超えると余剰圧力をリリースする圧力逃し弁を有する
安全回路を接続したことを特徴とする連続式電解水生成
装置 - 【請求項2】 蒸気発生装置と浄水器の間の接続管路の
少なくとも一部が、浄水器を着脱自在に連結する接続具
を含み、この接続具に前記安全回路を接続したことを特
徴とする請求項1記載の連続式電解水生成装置 - 【請求項3】 蒸気発生装置と浄水器の間の接続管路
が、上部に浄水器を着脱自在に連続するとともに、下部
に蒸気発生装置を連結し、側面に給水管と前記安全回路
を接続する中空連結具である請求項1記載の連続式電解
水生成装置 - 【請求項4】圧力逃し弁の設定作動圧力が1〜3kg/
cm2である請求項1、2または3記載の連続式電解水
生成装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25122294A JP3449799B2 (ja) | 1994-09-20 | 1994-09-20 | 蒸気殺菌洗浄機能を備えた連続式電解水生成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25122294A JP3449799B2 (ja) | 1994-09-20 | 1994-09-20 | 蒸気殺菌洗浄機能を備えた連続式電解水生成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH0889968A JPH0889968A (ja) | 1996-04-09 |
JP3449799B2 true JP3449799B2 (ja) | 2003-09-22 |
Family
ID=17219527
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25122294A Expired - Fee Related JP3449799B2 (ja) | 1994-09-20 | 1994-09-20 | 蒸気殺菌洗浄機能を備えた連続式電解水生成装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3449799B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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AU735234B2 (en) | 1997-12-04 | 2001-07-05 | Steris Corporation | Chemical modification of electrochemically activated water |
KR101036109B1 (ko) * | 2009-05-20 | 2011-05-20 | (주)수정테크원 | 냉수 급수대의 살균 방법 |
-
1994
- 1994-09-20 JP JP25122294A patent/JP3449799B2/ja not_active Expired - Fee Related
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