JP3449417B2 - 圧力検出装置 - Google Patents

圧力検出装置

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JP3449417B2 JP2001020262A JP2001020262A JP3449417B2 JP 3449417 B2 JP3449417 B2 JP 3449417B2 JP 2001020262 A JP2001020262 A JP 2001020262A JP 2001020262 A JP2001020262 A JP 2001020262A JP 3449417 B2 JP3449417 B2 JP 3449417B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体式圧力セン
サを備えた圧力検出装置に関し、前記半導体圧力センサ
と回路基板とをワイヤボンディングによるワイヤを用い
て良好に接続することが可能な圧力検出装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】気体や液体等の流体の圧力を検出する圧
力検出装置としては、特開平3−237332号公報に
開示され、圧力導入部の開口側に圧力を受ける状態で配
設され、半導体基板上にピエゾ抵抗効果を有する圧力検
出用の圧感素子をブリッジ状に構成してなる半導体式圧
力センサと、この半導体式圧力センサとワイヤボンディ
ングによるワイヤによって電気的に接続される回路基板
とを備えるものが知られている。
【0003】このような構造の圧力検出装置に用いられ
る半導体式圧力センサは、シリコン等の半導体基板上に
エッチング等の適宜方法によって薄肉のダイアフラム部
を形成し、このダイアフラム部に対応する部位にボロン
等の不純物を拡散処理することによって、ピエゾ抵抗効
果を有する4つの感圧素子を形成し、この各感圧素子を
アルミ等の導電性材料を用いた配線パターンによってブ
リッジ回路を構成してなるものである。
【0004】このような感圧素子は、前記不純物の拡散
処理や周囲温度等によって、各素子における抵抗値にば
らつきが生じ、前記ダイアフラム部に圧力が作用してい
ない状態であっても出力電圧が発生してしまうことか
ら、前記出力電力のオフセット量となるオフセット電圧
の調整を行う必要がある。このオフセット電圧を調整す
るものとしては、特開平10−70286号公報に開示
されるものがあり、出力電圧補正用の抵抗素子である複
数のラダー抵抗(前記感圧素子同様に不純物の拡散処理
により形成した抵抗)を前記ブリッジ回路に直列に接続
し、前記ブリッジ回路に対してラダー抵抗を選択するこ
とで出力電圧を調整するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように前記オフセ
ット電圧調整用の前記ラダー抵抗を備える半導体式圧力
センサは、出力電圧調整用抵抗となる前記各ラダー抵抗
を選択するためのラダー抵抗選択パッドを有している。
このラダー抵抗選択パッドと前記ワイヤボンディングに
よる前記ワイヤによって電気的に接続される前記回路基
板に設けられる電極部は、前記ブリッジ回路への入力電
圧(プラス,マイナス電圧)や前記ブリッジ回路からの
出力電圧を伝えるための他の電極部と同等な大きさで、
かつ前記回路基板における配設位置が固定されているた
め、前記ラダー抵抗選択パッドの選択位置によっては、
前記ワイヤの長さ及び前記ワイヤのループ形状が異なる
ため、前記ワイヤボンディング装置において、複数備え
られるラダー抵抗選択パッド単位で前記ワイヤの長さ及
びループ形状を設定しなければならず、圧力検出装置の
製造工程を煩雑にし、生産性を低下させてしまうといっ
た問題点を有していた。
【0006】また、前記圧力検出装置を過酷な環境下で
使用される車両用の圧力検出装置として用いる場合が
り、このような圧力検出装置としては、耐振動性が高く
望まれている。前記圧力検出装置における前記半導体圧
力センサと前記回路基板との耐振動性に対する電気的接
続の信頼性は、前記回路基板及び前記半導体式圧力セン
サのケース体への配設構造に依存することになるが、前
記ラダー抵抗選択パッドと、前記ラダー抵抗選択パッド
に対応して前記回路基板に設けられる電極部との間の前
記ワイヤの電気的接続の信頼性は、前記ラダー抵抗選択
パッドの選択位置によって前記ワイヤの長さが短くな
り、十分なループ形状が得られなくなることがあり、振
動によって発生する前記回路基板の撓みに前記ワイヤの
弛みが追従できず断線してしまう恐れがあるため低下し
てしまう。そのため、前記ワイヤの断線を考慮した前記
回路基板の設計にあっては、前記ラダー抵抗選択パッド
の選択位置が変わっても前記ワイヤの長さとループ形状
を良好に保つ点を十分に考慮して前記電極部のレイアウ
トを決定しなければならず、前記回路基板の設計を煩雑
にしてしまうといった問題点を有していた。
【0007】そこで、本発明は前記問題点に着目し、半
導体圧力センサと回路基板とをワイヤボンディングによ
るワイヤによって電気的に接続する回転検出装置に関
し、ワイヤボンディング工程を簡素化することで生産性
に優れ、前記回路基板における電極部のレイアウト設計
を簡素化することが可能な圧力検出装置を提供すること
を目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、半導体基板上にピエゾ抵抗効果を有する圧
力検出用の感圧素子を形成し、前記感圧素子を用いてブ
リッジ回路を構成するとともに、前記ブリッジ回路の出
力を補正する複数の抵抗素子を前記半導体基板上に形成
する半導体式圧力センサを備えた圧力検出装置であっ
て、前記各抵抗素子に応じた出力電圧を取り出すととも
に、前記各抵抗素子の選択用パッドとして前記半導体基
板上に列状に配列される複数の電極パッと、前記半導
体式圧力センサとワイヤボンディングによるワイヤによ
って電気的に接続される回路基板に前記電極パッド群に
対し共通電極部として設けられ、前記電極パッド群の長
手方向に対向する長辺を有する電極部と、を備えてなる
ものである。
【0009】また、流体の圧力を導入する圧力導入部上
にベース板を介し配設され、半導体基板上にピエゾ抵抗
効果を有する圧力検出用の感圧素子を形成し、前記感圧
素子を用いてブリッジ回路を構成するとともに、前記ブ
リッジ回路の出力を補正する複数の抵抗素子を前記半導
体基板上に形成する半導体式圧力センサを備えた圧力検
出装置であって、前記各抵抗素子に応じた出力電圧を取
り出すとともに、前記各抵抗素子の選択用パッドとして
前記半導体基板上に列状に配列される複数の電極パッド
と、前記半導体式圧力センサを取り巻くようにケース体
内に配設され、前記半導体式圧力センサとワイヤボンデ
ィングによるワイヤによって電気的に接続する回路基板
と、前記電極パッド群に対し共通電極部として前記回路
基板に設けられ、前記電極パッド群の長手方向に対向す
る長辺を有する電極部と、を備えてなるものである。
【0010】
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づき本発明を説明する。
【0012】図1において、圧力検出装置Aは、下ケー
ス1と、上ケース2と、ベース板3と、半導体式圧力セ
ンサ(以下、圧力センサという)4と、回路基板5と、
シールド板6と、グロメット8とから主に構成されてい
る。
【0013】下ケース1(ケース体)は、SUM等の金
属材料からなる取付ねじ部を有する六角部材である圧力
導入部1aにPBT等の樹脂材料からなるフランジ部1
bがアウトサート成形されてなるものである。圧力導入
部1aには、圧力導入孔である圧力導入部1cが略中央
に形成されている。
【0014】上ケース2は、PBT等の樹脂材料から形
成され、上ケース2の開口端部を下ケース1のフランジ
部1bに対して熱加締めすることによって配設固定さ
れ、ベース板3,半導体式圧力センサ4,回路基板5等
を収納する。また、上ケース2は、後述する電極リード
を介して電源供給及び信号出力を行うためのコネクタ部
2aを備えている。
【0015】ベース板3は、コバール等の金属材料から
構成され、下ケース1における圧力導入部1aの上端部
に抵抗溶接によって配設固定するためのフランジ部3a
が設けられ、このフランジ部3aから一段高くなった位
置には、圧力センサ4を配設するための載置部3bが設
けられている。また載置部3bの略中央には、圧力セン
サ4に圧力を伝達するための孔部3cが設けられてい
る。
【0016】圧力センサ4は、図2〜図4に示すよう
に、シリコン等の半導体基板を薄肉に形成してなるダイ
アフラム部を有する半導体チップ4aをガラス台座4b
上に配設し、半導体チップ4aとガラス台座4とを陽
極接合法によって接合してなるものであって、ガラス台
座4bに設けられる圧力導入路4cから導入される流体
の圧力を前記ダイアフラム部によって受け、このダイア
フラム部の変位量を検出するものである。圧力センサ4
は、前記ダイアフラム部に対応する部位にボロン等の不
純物を拡散処理することによって、ピエゾ抵抗効果を有
する4つの感圧素子となる抵抗R1〜R4を形成し、こ
の各抵抗R1〜R4をアルミ等の導電性材料を用いた配
線パターン4dによってブリッジ回路を構成し、前記ダ
イアフラム部の変位に伴うブリッジ回路の出力電圧によ
って圧力を検出するものである。
【0017】また、圧力センサ4は、ブリッジ回路をな
す抵抗R1〜R4に対するオフセット電圧調整用の複数
のラダー抵抗Ra〜Rhを備えており、前記ブリッジ回
路の抵抗R1,R2に対し4つのラダー抵抗Ra,R
b,Rc,Rdが配線パターン4dによって直列接続さ
れ、また前記ブリッジ回路の抵抗R2,R4に対し4つ
のラダー抵抗Re,Rf,Rg,Rhが配線パターン4
dによって直列接続される。
【0018】また、圧力センサ4は、入力電圧の印加及
び出力電圧を得るための第1の電極パッド4fと、前記
ブリッジ回路のオフセット電圧を調整するためのラダー
抵抗を選択するラダー抵抗選択パッドである第2の電極
パッド4gとが半導体チップ4a上に設けられている。
また、複数の第2の電極パッド4gは、半導体チップ4
aの辺に沿うように列状に配列される。
【0019】尚、圧力センサ4は、ガラス基板4aの裏
面側にメタライズ層を形成するとともに、半田を介して
ベース板3と接合する。
【0020】回路基板5は、紙フェノール,ガラス繊維
入り樹脂及びセラミック等を支持材とし、所定の配線パ
ターン(図示しない)が形成されてなるもので、回路基
板5は、下ケース1のフランジ部1bの上方に設けられ
る載置部1dに配設される。回路基板5は、図2に示す
ように、圧力センサ4の出力電圧を増幅するための増幅
回路やノイズを除去するためのコンデン等の電子部品9
が実装される。
【0021】また、回路基板5は、回路基板5の周縁部
が下ケース1の載置部1dに支持される配設構造であっ
て、回路基板5の略中央には、ベース板3に配設される
圧力センサ4の上方から回路基板5を下ケース1の載置
部1dに配設した際に、回路基板5が圧力センサ4を取
り巻くように配設するための収納用穴部5aが形成され
ている。
【0022】また、回路基板5の収納用穴部5aの周辺
には、圧力センサ4に形成される第1,第2の電極パッ
ド4f,4gに対応するとともに、第1,第2の電極パ
ッド4f,4gと金等の導電材料からなるワイヤ10を
介して電気的に接続される第1,第2の電極部5b,5
cが設けられている。第1,第2の電極パッド4f,4
gと第1,第2の電極部5b,5cとのワイヤ10によ
る接続は、ワイヤボンディング装置が用いられる。
【0023】第1の電極部5bは、圧力センサ4の複数
箇所に形成される各第1の電極パッド4fに対応するよ
うに、正方形形状の圧力センサ4の2辺に対向する状態
で設けられ、各第1の電極部5bの回路基板5に対する
配設位置は、第1の電極パッド4fと、その第1電極パ
ッド4fに対応した第1の電極部5dとを接続する各ワ
イヤ10が、長さ及びループ形状において略同等なもの
となるように設けられる。
【0024】第2の電極部5cは、圧力センサ4に形成
される2組のラダー抵抗群(Ra〜Rd及びRe〜R
h)の選択用パッドとして設けられ、2組の第2の電極
パッド4g群に対しそれぞれ共通電極部として設けられ
るとともに、列状に配列された第2の電極パッド4g群
の長手方向に対向する長辺5dを有している。第2の電
極部5cは、第2の電極パッド4g群に対向する長辺5
dを備えることによって、オフセット電圧調整用の何れ
の第2の電極パッド4gが選択された場合であっても、
第2の電極部5cへのワイヤボンディング位置を長辺5
dに沿って自在に変更できることから、ワイヤボンディ
ング装置において、第1の電極パッド4fと、その第1
電極パッド4fに対応した第1の電極部5dとを接続す
る各ワイヤ10と略同等な長さ及びループ形状に設定す
ることが可能となる。
【0025】尚、ワイヤ10の長さ及びループ形状は、
振動によって発生する回路基板5の撓みによってワイヤ
10が断線しないように設定されるものである。
【0026】また、回路基板5は、上ケース2のコネク
タ部2aにグロメット8を介して配設される電極リード
11と半田を介し電気的に接続するリードピン12が実
装されている。このリードピン12には、電源ライン及
び信号ラインに重畳した外来ノイズを吸収するため、貫
通コンデンサ13が配設されている。
【0027】シールド板6は、SPTE等の金属材料か
らなり、ホルダ部6aと、下ケース1と上ケース2との
間に狭持状態にて配設するためのフランジ部6bとが設
けられている。
【0028】ホルダ部6aは、グロメット8の載置面よ
りも一段高くなる位置に設けられ、貫通コンデンサ13
を配設するための配設部6cが形成されるとともに、こ
の配設部6cには、複数の孔部が形成され、この各孔部
に各貫通コンデンサ13が半田を介し配設固定される。
【0029】グロメット8は、ニトリルゴム等の弾性部
材によって構成され、電極リード11がインサート形成
されてなる。グロメット8は、上ケース2のコネクタ部
2aに設けられる凹部2bに嵌め込まれるとともに、シ
ールド板14のホルダ部14aから一段低くなった前記
載置面に配設される。
【0030】以上の各部によって圧力検出装置Aが構成
されている。この圧力検出装置Aは、圧力センサ4と回
路基板5とのワイヤボンディングによるワイヤ10を用
いた接続において、下ケース1に圧力センサ4を取り巻
くように回路基板5を配設するとともに、この回路基板
5に、圧力センサ4に形成されるオフセット電圧調整用
のラダー抵抗Ra〜Rhに対応して設けられ、列状に配
列された第2の電極パット4g群の長手方向に対向する
長辺5dを有する第2の電極部5cを形成することに特
徴を有するものである。
【0031】この第2の電極部5cは、圧力センサ4に
形成される列状に配列された第2の電極パッド4g群の
長手方向に対向する長辺5dを有するとともに、ラダー
抵抗Ra〜Rd及びラダー抵抗Re〜Rhにそれぞれ対
応して設けられる各第2の電極パッド4g群に対しそれ
ぞれ共通に設けられ、ワイヤ10によって接続される他
の電極部である第1の電極部5bに比べ大きく形成する
ことから、オフセット電圧調整用の何れの第2の電極パ
ッド4gが選択された場合であっても、第2の電極部5
cへのワイヤボンディング位置を長辺5dに沿って自在
に変更できることから、第1の電極パッド4fとその第
1電極パッド4fに対応した第1の電極部5dとを接続
する各ワイヤ10と略同等な長さ及びループ形状に設定
することが可能となるため、ワイヤボンディング装置に
おいて、ラダー抵抗選択パッドとなる第2の電極パッド
4g単位でワイヤ10の長さ及びループ形状を設定しな
くとも良く、圧力検出装置のワイヤボンディング工程を
簡素化し、生産性を向上させることが可能となる。
【0032】また、オフセット電圧調整用の何れの第2
の電極パッド4gが選択された場合であっても、ワイヤ
10の第2の電極部5cへのボンディング位置を長辺5
dに沿って自在に変更できることから、第1の電極パッ
ド4fと、その第1電極パッド4fに対応した第1の電
極部5d(他の電極部)とを接続する各ワイヤ10と略
同等な長さ及びループ形状に設定することが可能である
とともに、回路基板5における第1,第2の電極部5
b,5cの配設位置を従来のように検討する必要がなく
なるため、回路基板5のレイアウト設計を簡素化するこ
とが可能となる。
【0033】また、振動によって回路基板5の撓みが発
生した場合であっても、前記撓みに耐えうるワイヤ10
の長さ及びループ形状を十分確保することが可能である
ことから、圧力検出装置Aとして耐振動性を向上させる
ことが可能となる。
【0034】尚、本発明の実施の形態では、下ケース1
を圧力導入部1aとフランジ部1bとで別体で構成する
ものであったが、本発明のケース体にあっては、例えば
圧力導入部とフランジ部とが金属材料によって一体に形
成されるものであっても良い。
【0035】また、本発明の実施の形態における第2の
電極部5cは、第2の電極パッド4g群に対向する長辺
5dを有するように長方形形状をなすものであったが、
第2の電極パッド4g群に対向する長辺を有する円弧状
であっても良く、本発明の電極部の形状は、本発明の実
施の形態の形状に限定されるものではない。
【0036】
【発明の効果】本発明は、半導体式圧力センサを備えた
圧力検出装置に関し、ワイヤボンディング工程を簡素化
するとともに生産性に優れ、かつ前記回路基板における
電極部のレイアウト設計を簡素化することが可能な圧力
検出装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の圧力検出装置を示す要部
断面図。
【図2】同上圧力検出装置の下ケースに配設される回路
基板を上方から見た状態を示す平面図。
【図3】同上圧力検出装置の回路基板の拡大平面図。
【図4】同上圧力検出装置における圧力センサの回路
図。
【符号の説明】
A 圧力検出装置 1 下ケース(ケース体) 3 ベース板 4 半導体圧力センサ 4g 第2の電極パッド R1〜R4 感圧素子 Ra〜Rh ラダー抵抗(抵抗素子) 5 回路基板 5c 第2の電極部 5d 長辺
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01L 9/04 101 H01L 29/84

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上にピエゾ抵抗効果を有する
    圧力検出用の感圧素子を形成し、前記感圧素子を用いて
    ブリッジ回路を構成するとともに、前記ブリッジ回路の
    出力を補正する複数の抵抗素子を前記半導体基板上に形
    成する半導体式圧力センサを備えた圧力検出装置であっ
    て、 前記各抵抗素子に応じた出力電圧を取り出すとともに、
    前記各抵抗素子の選択用パッドとして前記半導体基板上
    に列状に配列される複数の電極パッと、 前記半導体式圧力センサとワイヤボンディングによるワ
    イヤによって電気的に接続される回路基板に前記電極パ
    ッド群に対し共通電極部として設けられ、前記電極パッ
    ド群の長手方向に対向する長辺を有する電極部と、 を備えてなることを特徴とする圧力検出装置。
  2. 【請求項2】 流体の圧力を導入する圧力導入部上にベ
    ース板を介し配設され、半導体基板上にピエゾ抵抗効果
    を有する圧力検出用の感圧素子を形成し、前記感圧素子
    を用いてブリッジ回路を構成するとともに、前記ブリッ
    ジ回路の出力を補正する複数の抵抗素子を前記半導体基
    板上に形成する半導体式圧力センサを備えた圧力検出装
    置であって、 前記各抵抗素子に応じた出力電圧を取り出すとともに、
    前記各抵抗素子の選択用パッドとして前記半導体基板上
    に列状に配列される複数の電極パッドと、 前記半導体式圧力センサを取り巻くようにケース体内に
    配設され、前記半導体式圧力センサとワイヤボンディン
    グによるワイヤによって電気的に接続する回路基板と、前記電極パッド群に対し共通電極部として前記回路基板
    に設けられ、前記電極パッド群の長手方向に対向する長
    辺を有する電極部と、 を備えてなることを特徴とする圧力検出装置。
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