JP3448233B2 - 共重合体 - Google Patents

共重合体

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  • Biological Depolymerization Polymers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規な重合体に関
するものである。より詳しく言うと、ε-カプロラクト
ン又はδ−バレロラクトンとγ-ブチロラクトンの共重
合により得られる新規な共重合体に関する。
【0002】
【従来の技術】ラクトンを開環重合して得られるポリエ
ステルは、生分解性があり、農業及び医療などの分野で
広く利用されている。重合反応は種々の金属触媒を使用
して行われているが、なかでもランタニド触媒は重合活
性が高く、多分散性の狭い重合体が得られることから注
目されている。ラクトンのリビング重合に使用するラン
タニド開始剤の代表例として、二価及び三価のランタニ
ドメタロセン錯体、及び三価のランタニドアルコキシド
が知られている。
【0003】ラクトンの開環重合については、7員環の
ε-カプロラクトン及び6員環のδ-バレロラクトンが重
合性モノマーであるのに対して、5員環のγ-ブチロラ
クトンは熱力学的に安定であり、非重合性モノマーであ
ることが知られている(Johns et al., Ring-Opening Po
lymerization, Vol. 1, Chapter 7, p. 461, 1984)。従
来、γ−ブチロラクトンを開環重合させる手段はほとん
ど知られていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題及び課題を解決するため
の手段】本発明者らは、分子量が大きく、かつ分子量分
布が狭い重合体を提供すべく研究を重ね、γ−ブチロラ
クトンを重合用モノマーとして利用することを検討し
た。その結果、サマリウム錯体を重合用触媒として用い
ることにより、γ−ブチロラクトンとε−カプロラクト
ン又はδ−バレロラクトンとの共重合体を製造できるこ
とを見出した。この共重合体では、1個のγ−ブチロラ
クトンの開環体とε−カプロラクトン又はδ−バレロラ
クトンのブロック重合体とが結合した繰り返し単位を含
んでおり、γ−ブチロラクトンの開環体が上記ブロック
重合体の連結基として存在していることを構造上の特徴
としている。本発明は上記の知見を基にして完成され
た。
【0005】すなわち、本発明は、ε−カプロラクトン
又はδ−バレロラクトンとγ−ブチロラクトンとの共重
合体であって、下記の一般式(I):
【化2】 (式中、nは4以上の整数を示し、mは4又は5の整数
を示す)で表される繰り返し単位を含むことを特徴とす
る共重合体を提供するものである。この発明の好ましい
態様によれば、繰り返し単位を10〜200個含む上記共重
合体、及びnが6〜8の整数であり、mが5であり、繰
り返し単位を20〜150個含む上記共重合体が提供され
る。
【0006】別の観点からは、ε-カプロラクトン又は
δ−バレロラクトンとγ-ブチロラクトンとをサマリウ
ム錯体の存在下で重合させることを特徴とする、上記共
重合体の製造方法が提供される。この発明の好ましい態
様によれば、サマリウム錯体が、サマリウムアリールオ
キシド錯体である上記製造方法;サマリウムアリールオ
キシド錯体がSm(OAr)2(THF)3(OArはアリールオキシド
配位子を示し、THFはテトラヒドロフラン配位子を示
す)である上記製造方法;及び、アリールオキシド配位
子が2,6-ジターシャリーブチル-4-メチルフェノキシド
配位子である上記製造方法が提供される。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明により提供される共重合体
は、上記式(I)に示される繰り返し単位、すなわち、
1個のγ−ブチロラクトンの開環体とε−カプロラクト
ン又はδ−バレロラクトンのブロック重合体とが結合し
た繰り返し単位を含んでおり、γ−ブチロラクトンの開
環体が上記ブロック重合体の連結基として存在している
ことを構造上の特徴としている。上記繰り返し単位にお
けるnは、繰り返し単位ごとに独立に4以上の整数を示
す。
【0008】本発明の共重合体の好ましい態様では、一
般的には、nが4〜10の整数、好ましくは6〜8の整数
であり、式(I)で示される繰り返し単位を10〜200
個、好ましくは20〜150個含んでいる。もっとも、本発
明の共重合体はこの特定の数値を有するものに限定され
ることはない。共重合体中の上記繰り返し単位における
nは、それぞれの繰り返し単位ごとに異なっていてもよ
い。本発明の共重合体の用途は特に限定されず、種々の
用途に用いることが可能である。例えば、農業や医薬の
分野における生分解性ポリマーとして用いることができ
る。
【0009】本発明の共重合体の製造方法は特に限定さ
れないが、好適には、ε−カプロラクトン又はδ−バレ
ロラクトンとγ−ブチロラクトンとをサマリウム錯体の
存在下で重合させることにより製造することができる。
サマリウム錯体としては、例えば、サマリウムアリール
オキシド錯体などを用いることができる。より具体的に
は、サマリウムアリールオキシド錯体として、Sm(OAr)2
(THF)3(OArはアリールオキシド配位子を示し、THFはテ
トラヒドロフラン配位子を示す)などを用いることが
きる。
【0010】サマリウムアリールオキシド錯体における
アリールオキシド配位子の種類は特に限定されないが、
好ましくは置換フェノキシドアニオンを用いることがで
きる。置換フェノキシドアニオンとしては、例えば、ベ
ンゼン環上に1個又は2個以上、好ましくは2個又は3
個のアルキル基が置換したものを用いることができる。
ベンゼン環が2個以上のアルキル基を有する場合には、
これらのアルキル基は同一でも異なっていてもよい。こ
れらのアルキル基のうちの2個がそれぞれベンゼン環上
の2-位及び6-位(フェノキシドのベンゼン環においてオ
キシド基が置換した炭素原子を1-位とする)に置換し
て、2,6-ジアルキル置換フェノキシドアニオンを形成し
ていることが好ましい。
【0011】ベンゼン環上の2-位及び6-位に置換するア
ルキル基としては、錯体の安定性などの観点から、イソ
プロピル基、tert-ブチル基、ネオペンチル基などの立
体的に嵩高いC3-C6アルキル基を用いることが好適であ
る。例えば、2,6-ジ-tert-ブチルフェノキシドアニオ
ン、2,6-ジイソプロピルフェノキシドアニオン、2,6-ジ
ネオペンチルフェノキシドアニオン、2-tert-ブチル-6-
イソプロピルフェノキシドアニオン、2-tert-ブチル-6-
ネオペンチルフェノキシドアニオン、又は2-イソプロピ
ル-6-ネオペンチルフェノキシドアニオンなどを用いる
ことができる。これらのうち、2,6-ジ-tert-ブチルフェ
ノキシドアニオンが好ましい。
【0012】また、これらの2,6-ジアルキル置換フェノ
キシドアニオンのベンゼン環がさらに1個又は2個以
上、好ましくは1個のアルキル基を有する場合、そのよ
うなアルキル基としてはC1-C4アルキル基が好適であ
り、該アルキル基の置換位置としては4-位が好適であ
る。例えば、2,6-ジアルキル置換フェノキシドアニオン
のベンゼン環の4-位にメチル基やエチル基などのC1-C4
アルキル基が導入されたフェノキシドアニオンを配位子
として有する錯体は、溶解性などの観点から好ましい。
より具体的には、2,6-ジ-tert-ブチル-4-メチルフェノ
キシド配位子又は2,4,6-トリ-tert-ブチルフェノキシド
配位子などが好適であり、2,6-ジ-tert-ブチル-4-メチ
ルフェノキシド配位子が特に好ましい。
【0013】Sm(OAr)2(THF)3で表される錯体は、公知の
方法(例えば、Jesorka, Aら、日本化学会平成7年春季
年会、演題番号3H5/43、京都市、1995年;Inorg. Che
m., 35,pp.7190-7195, 1996)に従い、サマリウムアミ
ド錯体Sm[N(SiMe3)2]2(THF)2(SiMe3:トリメチルシリ
ル基)に二当量のヒドロキシアリール化合物を反応させ
ることにより容易に製造することができる。アリール化
合物としては、所望のアリールオキシド配位子に対応す
る化合物を用いればよく、例えば、2,6-ジ-tert-ブチル
-4-メチルフェノキシドアニオンを配位子として導入す
る場合には、ヒドロキシアリール化合物として2,6-ジ-t
ert-ブチル-4-メチルフェノールを用いればよい。な
お、この錯体については、スチレン及びエチレンのブロ
ック共重合に有用であることが知られている(特開平10
-251319号公報)。
【0014】ε-カプロラクトン又はδ−バレロラクト
ンとγ-ブチロラクトンとを共重合させる方法として、
例えば、ε-カプロラクトン又はδ−バレロラクトンと
γ-ブチロラクトンとの混合物を溶媒中に分散したサマ
リウム錯体に加える方法、又はγ-ブチロラクトン又は
δ−バレロラクトンとサマリウム錯体とを溶媒中に分散
し、得られた反応混合物にε-カプロラクトンを加える
方法などを採用することができるが、共重合の方法はこ
れらに限定されることはない。通常は、ε-カプロラク
トン又はδ−バレロラクトン10モルに対してγ-ブチロ
ラクトンを5〜100モル、好ましくは10〜50モル程度用
い、サマリウム錯体をε-カプロラクトン又はδ−バレ
ロラクトン1モルに対して、0.01〜0.1モル、好ましく
は0.04〜0.1モル程度用いればよい。
【0015】上記の共重合反応は溶媒中で行なってもよ
い。溶媒の種類は反応において不活性であり、原料化合
物及びサマリウム錯体を十分溶解することができるもの
であれば、その種類は特に限定されない。例えば、トル
エン、キシレンなどの芳香族炭化水素系溶媒や、ペンタ
ン、ヘキサンなどの脂肪族炭化水素系溶媒などを使用す
ることができる。溶媒の使用量は特に限定されないが、
モノマーの濃度が 1mmol/ml程度になるように用いる
ことができる。反応は、通常、室温下に行なうことがで
き、低温で行なうこともできる。また、反応は、一般的
には、1〜5 時間程度で完了する。重合反応の具体例を
本明細書の実施例に具体的かつ詳細に説明したので、当
業者は上記の一般的な説明及び実施例の説明を参照しつ
つ、必要に応じて反応条件を適宜選択することにより、
本発明の共重合体を容易に製造することができる。
【0016】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに具体的に
説明するが、本発明の範囲は下記の実施例に限定される
ことはない。 例1 トルエン(20mL)にSm(OAr)2(THF)3(80 mg, 0.1 mmol;
OArは2,6-ジ-tert-ブチル-4-メチルフェノキシド配位
子)を溶解し、この溶液を激しく攪拌しながらε−カプ
ロラクトン(1.14 g, 10 mmol)とγ−ブチロラクトン
(0.86 g, 10 mmol)の混合物を滴下した。混合物の色
が暗褐色から淡黄色に即座に変化し、粘性のある淡黄色
の溶液が得られた。10分後、メタノールを加えたとこ
ろ、無色の重合体(0.82 g)が沈澱した。ブチロラクト
ン及びカプロラクトンの転化率はそれぞれ10%及び65%で
あった。得られた重合体は分子量(Mn)が2.8×104であ
り、分子量分布(Mw/Mn)が1.51であった。重合体中のCL
とBLのモル比は77:13(BL含量13mol%)であることを1H
NMRで確認した。1 H NMR (22℃, CDCl3) δ 1.38 (m, PCL), 1.65 (m, PC
L), 1.96 (quintet, J =6.9 Hz, PBL), 2.31 (t, J =
7.5 Hz, PCL), 2.38 (t, J = 7.7 Hz, PBL), 3.63-3.71
(m, CH2OH), 3.67 (s, OCH3), 4.06 (t, J = 6.8 Hz,
PCL), 4.10 (t, J= 6.6 Hz, PBL).13 C NMR (22℃, CDCl3)δ173.22, 173.07, 172.52, 64.
26, 64.03, 63.21, 34.07, 33.98, 30.73, 28.31, 25.5
0, 24.54, 24.05.
【0017】例2 γ−ブチロラクトンの量を50mmolとし、反応時間を2時
間としたこと以外は例1と同様にして重合反応を行っ
た。その結果、γ−ブチロラクトン及びε−カプロラク
トンの転化率はそれぞれ3%及び58%であった。得られた
重合体は分子量(Mn)が5.7×104であり、分子量分布(Mw/
Mn)が1.63であった。γ−ブチロラクトン由来の開環体
の含量は22mol%であった。
【0018】例3 γ−ブチロラクトン及びε−カプロラクトンの量をそれ
ぞれ20mmolとし、サマリウム錯体の量を0.04mmolとした
こと以外は例1と同様に重合反応を行った。その結果、
γ−ブチロラクトン及びε−カプロラクトンの転化率は
それぞれ8%及び64%であった。得られた重合体は分子量
(Mn)が12.9×104であり、分子量分布(Mw/Mn)が1.42であ
った。γ−ブチロラクトン由来の開環体の含量は11mol%
であった。
【0019】例4 γ−ブチロラクトンとサマリウム錯体をトルエンに溶解
し、得られた混合物中にε−カプロラクトンを添加した
こと以外は例1と同様に重合反応を行った。その結果、
γ−ブチロラクトン及びε−カプロラクトンの転化率は
それぞれ8%及び65%であった。得られた重合体は分子量
(Mn)が2.6×104であり、分子量分布(Mw/Mn)が1.55であ
った。γ−ブチロラクトン由来の開環体の含量は11mol%
であった。
【0020】比較例1 トルエンに溶解したSm(OAr)2(THF)3(OArは2,6-ジ-tert
-ブチル-4-メチルフェノキシド配位子)に室温で100当
量のγ−ブチロラクトンを添加したところ、即座に暗褐
色から淡黄色へ変化したが、重合体生成物は得られなか
った。
【0021】
【発明の効果】本発明の重合体は、生分解性ポリマーと
して、例えば農業又は医療の分野において有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 例1で得られたε−カプロラクトンとγ−ブ
チロラクトンの共重合体の1H NMRスペクトル(600 MH
z)である。
【図2】 例1で得られたε−カプロラクトンとγ−ブ
チロラクトンの共重合体の13C NMRスペクトルである。
【図3】 例1で得られたε−カプロラクトンとγ−ブ
チロラクトンの共重合体の1H-13C HMQC NMRスペクトル
の一部である。
【図4】 例1で得られたε−カプロラクトンとγ−ブ
チロラクトンの共重合体の1H-13C HMBC NMRスペクトル
の一部である。図中、(a)及び(b)は異なる領域の結果を
示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−247184(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08G 63/00 - 63/91

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ε−カプロラクトン又はδ−バレロラク
    トンとγ−ブチロラクトンとの共重合体であって、下記
    の一般式(I): 【化1】 (式中、nは4以上の整数を示し、mは4又は5の整数
    を示す)で表される繰り返し単位を含むことを特徴とす
    る共重合体。
  2. 【請求項2】 繰り返し単位を10〜200個含む請求項1に
    記載の重合体。
  3. 【請求項3】 nが6〜8の整数であり、mが5であ
    り、繰り返し単位を20〜150個含む請求項1に記載の重
    合体。
  4. 【請求項4】ε−カプロラクトン又はδ−バレロラクト
    ンとγ−ブチロラクトンとをサマリウムアリールオキシ
    ド錯体の存在下で重合させることを特徴とする請求項1
    ないし3のいずれか1項に記載の共重合体の製造方法。
  5. 【請求項5】 サマリウムアリールオキシド錯体がSm(OA
    r)2(THF)3(OArはアリールオキシド配位子を示し、THF
    はテトラヒドロフラン配位子を示す)である請求項
    記載の製造方法。
  6. 【請求項6】 アリールオキシド配位子が2,6-ジ-tert-
    ブチル-4-メチルフェノキシド配位子である請求項
    記載の製造方法。
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