JP3447331B2 - 燃料電池用セルスタック、その単位セル構造およびセルスタックの組立方法 - Google Patents
燃料電池用セルスタック、その単位セル構造およびセルスタックの組立方法Info
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Description
ク、その単位セル構造およびセルスタックの組立方法に
関する。
端板間に複数の単位セルよりなる積層体を配設して、両
端板間を積層体の外周に存する複数の長い通しボルトお
よびナットにより締付けるようにしたものが知られてい
る(例えば、特開昭58−82481号公報参照)。
ルスタックにおいては、両端板に各通しボルトの挿通部
を設ける関係上、積層体の両端において両端板がそれぞ
れ大きく張出して積層体と各通しボルトとの間にデッド
スペースを生じるため、セルスタックが大型化すると共
に重量増を招き、またセルスタックを、その積層体の積
層方向が水平となるように配設した場合には積層体がそ
の重さ、振動等により下方へ向って弧状に撓み、積層体
の上側において相隣る両単位セル間の面圧が高くなり、
また下側において前記面圧が低くなる、といったように
面圧の不均一化を生じ易く、その上、例えば特定の単位
セルを新たなものと交換する必要が生じた場合、全部の
通しボルトを取外し、交換後再度全部の通しボルトを取
付けなければならず、メンテナンス性が悪い、等の問題
がある。
体化構造を改良することによって、小型、且つ軽量であ
り、また高剛性を有し、その上メンテナンス性の良好な
前記セルスタックおよびその組立方法を提供することを
目的とする。
にそれぞれ水素極と酸素極を設け、それら水素極および
酸素極の外側にそれぞれ通気性上、下部集電板を設けて
構成される複数の単位セルと、それら単位セルを挟む
上、下部端板とを積層一体化した燃料電池用セルスタッ
クにおいて、複数の単位セルを積層して積層体を構成
し、その積層体の上、下面側にそれぞれそれら上、下面
に合致する形状の前記上、下部端板を配設し、相隣る、
両単位セル間、前記上部端板および前記単位セル間、な
らびに前記下部端板および前記単位セル間をそれぞれ周
方向均等に配置された複数のばね部材により挟圧したこ
とを特徴とする。
素極と酸素極を設け、それら水素極および酸素極の外側
にそれぞれ通気性上、下部集電板を設けて構成される複
数の単位セルを積層した積層体と、その積層体の上、下
面側にそれぞれ配置されて、それら上、下面に合致する
形状の上、下部端板とを有する燃料電池用セルスタック
を組立てるに当り、前記下部端板上に単位セルを積層し
て、前記下部端板および前記単位セル間を周方向均等に
配置された複数のばね部材により挟圧して一体化し、次
いで、前記一体化後の単位セル上に、新たな単位セルを
積層して、その新たな単位セルと前記一体化後の単位セ
ルとを前記同様に、周方向均等に配置された複数のばね
部材により挟圧して一体化し、爾後、前記積層、それに
次ぐ一体化の各作業を繰返し、最後に、前記一体化後の
単位セル(C 1 )上に、前記上部端板(1)を積層し
て、その上部端板と、それに隣接する前記一体化後の単
位セルとを前記同様に、周方向均等に配置された複数の
ばね部材により挟圧して一体化することを特徴とする。
ル間、上部端板および単位セル間ならびに下部端板およ
び単位セル間はそれぞれ周方向にて複数のばね部材によ
り直接一体化されているので、積層体周りに従来例のよ
うなデッドスペースが生じることがない。これによりセ
ルスタックの小型、軽量化を図り、またその剛性を向上
させることができる。
向が水平となるように配設しても、セルスタックが高剛
性であることからその積層体が下方に向って弧状に撓む
ようなことはない。
のと交換する必要が生じたときには、その単位セルの一
体化に関与しているばね部材だけを取外し、交換後、装
着し直せばよい。
を有するセルスタックを能率良く製造することが可能で
ある。
スタックS1 の第1実施例を示す。図1,図2におい
て、セルスタックS1 は上部端板1と、下部端板2と、
両端板1,2間に存する積層体3とを備えている。積層
体3は板状をなす複数の単位セルC1 を積層して構成さ
れている。上部端板1およびそれに隣接する単位セルC
1 、相隣る両単位セルC1 ならびに下部端板2およびそ
れに隣接する単位セルC1 は相互に一体化されている。
1 は四角形をなす板状に構成されており、絶縁性下部ガ
ス通路形成枠4と、その枠4に嵌込まれた通気性下部集
電板5と、下部集電板5および下部ガス通路形成枠4上
に載置された高分子イオン交換膜よりなる電解質6と、
電解質6の下部集電板5対向領域に形成された薄膜状水
素極7と、電解質6の水素極7と反対側の領域に形成さ
れた薄膜状酸素極8と、電解質6の酸素極8上に載置さ
れた通気性上部集電板9と、上部集電板9上に載置され
た板状をなす導電性セパレータ10と、電解質6の外縁
部上に載置されて上部集電板9およびセパレータ10の
両外側面に嵌合する絶縁性上部ガス通路形成枠11と、
上、下部ガス通路形成枠4,11の両外側面に嵌合する
外枠12とを備えている。
張出部13を有し、その張出部13をセパレータ10の
全周に存する段付部14に係合させて、上部ガス通路形
成枠11とセパレータ10の両上面とが同一平面上に配
置されるようになっている。
し、その張出部15を上部ガス通路形成枠11の上部外
縁全周に存する段付部16に係合させて、外枠12と上
部ガス通路形成枠11の両上面とが同一平面上に配置さ
れ、また上、下部ガス通路形成枠11,4が外枠12の
厚さ範囲に収められる。
電解質6は、その外縁部が外枠12内面から離間するよ
うに寸法設定がなされている。
解質6の外縁部において、それら4つの構成辺部にはそ
の上下面に開口する複数の通孔17,18,19がそれ
ぞれ形成され、各構成辺部の各通孔17〜19を連通さ
せることによってガス通路が形成される。
の両構成辺部に存する両ガス通路P 1 ,P2 において、
一方のガス通路P1 は水素ガスの導入に、他方のガス通
路P 2 は水素ガスの導出にそれぞれ用いられる。図4,
図5に明示するように、下部ガス通路形成枠4の相対向
する両構成辺部の一方には、導入側ガス通路P1 を形成
する通孔18に連通して下部集電板5の−側面に向けて
開口する分岐孔20が形成され、他方には導出側ガス通
路P2 を形成する通孔18に連通して下部集電板5の他
側面に向けて開口する分岐孔21が形成される。
の両構成辺部に存する両ガス通路P 3 ,P4 において、
一方のガス通路P3 は酸素ガスの導入に、他方のガス通
路P 4 は酸素ガスの導出にそれぞれ用いられる。図4,
図6に明示するように、上部ガス通路形成枠11の一方
の構成辺部には導入側ガス通路P3 を形成する通孔17
に連通して上部集電板9の−側面に向けて開口する分岐
孔22が形成され、他方には導出側ガス通路P4 を形成
する通孔17に連通して上部集電板9の他側面に向けて
開口する分岐孔23が形成される。
レータ10の上面中央に短円柱状をなす上部集電端子2
4が突設されており、その上部集電端子24は上部ガス
通路形成枠11の天井部25に形成された透孔26に嵌
合されて上方へ突出する。上部端板1は金属より構成さ
れ、四角形の側壁部27と、それと一体の天井部28と
を有し、上、下部ガス通路形成枠11,4に嵌合され
る。側壁部27の下端面は次位の単位セルC 1 における
外枠12上面に当接し、したがって、側壁部27は最上
位の単位セルC1 の外枠12を兼ねている。つまり、上
部端板1は単位セルC 1 の上面と合致する形状を有す
る。天井部28の中央に透孔29が形成され、その透孔
29に上部集電端子24が遊挿される。これにより上部
集電端子24と上部端板1とが絶縁される。
成枠11上面に開口した各ガス通路P1 〜P4 に連通す
る複数の接続筒30,31が立設される。一方の対向関
係にある接続筒30の群は水素ガス供給系統に接続さ
れ、他方の対向関係にある接続筒31の群は酸素ガス供
給系統に接続される。
に導電板32が重ね合され、その導電板32の下面中央
には短円柱状をなす下部集電端子33が突設される。導
電板32は四角形の絶縁板34の上向き凹部35に嵌合
され、下部集電端子33は上向き凹部35の中央に開口
する透孔36に嵌合されて下方へ突出する。絶縁板34
の上端面は下部ガス通路形成枠4下面に当接して、各通
孔18の開口を閉鎖する。下部端板2は金属より構成さ
れ、四角形の側壁部37と、それと一体の底壁部38と
を有し、絶縁板34に嵌合される。側壁部37の上端面
は単位セルC1の外枠12下面に当接する。つまり、下
部端板2は単位セルC 1 の下面と合致する形状を有す
る。また底壁部38の中央に透孔39が形成され、その
透孔39に下部集電端子33が遊挿される。これにより
下部集電端子33と下部端板2とが絶縁される。
して所定の負荷へ接続される。
C1 において、その外枠12外側面には、周方向均等に
配置され、且つ単位セル積層方向に二段に形成された複
数の被挟圧部としての凸条40が備えられている。図示
例では、それら凸条40は四つの面の上、下縁部に二段
に突設される。これら凸条40に対応して、上部端板1
における側壁部27の四つの外側面下縁部および下部端
板2における側壁部37の四つの外側面上縁部にそれぞ
れ凸条(被挟圧部)401 ,402 が突設される。
おいて、各凸条40は、その両端部と外枠12の両隅角
部分との間にそれぞれ所定の間隔dが形成されるよう
に、その長さを決められている。同様に、図1,図2に
明示するように上、下部端板1,2において、各凸条4
01 ,402 は、その両端部と各端板1,2の両隅角部
分との間にそれぞれ所定の間隔dが形成されるように、
その長さを決められている。
条401 と上から2番目の単位セルC2 における上縁部
側の各凸条40、隣接する両単位セルC1 における上、
下縁部側の各凸条40、および下部端板2の各凸条40
2 と最下位の単位セルC1 における下縁部側の各凸条4
0とはそれぞれ相対向すると共に相互に合致してあり形
凸条Dを構成する。
ンネル形ばね部材41が強制的にスライド嵌合される。
チャンネル形ばね部材41は、断面弧状をなす弾性部4
2の両端縁に、一対の板状係合部43をそれらの先端縁
が相互に近接するように連設したもので、両係合部43
を、それらの間隔を広げながらあり形凸条Dの両斜面に
係合させると、弾性部42の復元力によって両凸条40
1 ,40;40,40;402 ,40が挟圧される。こ
れにより、例えば相隣る両単位セルC1 においては、上
位の単位セルC1 の上、下部ガス通路形成枠11,4等
が両外枠12の張出部15間に挟圧され、また上位の単
位セルC1 のセパレータ10、上、下部集電板9,5等
が両単位セルC1 の上部ガス通路形成枠11の張出部1
3間に挟圧される。
単位セルC1 および上、下端板1,2とそれらに隣接す
る両単位セルC1 とは、それらの外側面においてチャン
ネル形ばね部材41により直接一体化されているので、
積層体3周りにデッドスペースが生じることがなく、こ
れによりセルスタックS1 の小型化および軽量化を図る
ことができる。
積層方向が水平となるように配設しても、セルスタック
S1 が高剛性であることからその積層体3が下方に向っ
て弧状に撓むようなことはなく、これにより相隣る両単
位セルC1 間の面圧の均一化を図ることができる。
交換する必要が生じたときには、その単位セルC1 の一
体化に関与しているチャンネル形ばね部材41だけを取
外し、交換後装着し直せばよいのでメンテナンス性が良
好である。
は、絶縁板34および導電板32を組付けられた下部端
板2上に1つの単位セルC1 を積層し、下部端板2の上
縁部および単位セルC1 の下縁部の両凸条40,402
により形成された複数のあり形凸条Dにそれらの一端側
から複数のチャンネル形ばね部材41をそれぞれスライ
ド嵌合する。これにより下部端板2および単位セルC1
の両凸条40,402 がチャンネル形ばね部材41によ
り挟圧されて両者2,C1 が一体化される。
な単位セルC 1 を積層し、両単位セルC1 を、それらの
上、下縁部の両凸条40、したがってあり形凸条Dとチ
ャンネル形ばね部材41との協働により一体化し、爾
後、新たな単位セルC1 の積層、それに次ぐ両単位セル
C1 の一体化の各作業を繰返し、最後に、上から2番目
の一体化後の単位セルC1 上に、最上位の単位セルC 1
を有する上部端板1を積層して、その上部端板1とそれ
に隣接する上から2番目の一体化後の単位セルC 1 とを
前記同様に両凸条40,401 、したがってあり形凸条
Dとチャンネル形ばね部材41との協働により一体化す
る。
C1 、上、下端板1,2の位置ずれを生じることなく、
セルスタックS1 を能率良く組立てることができる。
す。このセルスタックS2 は、複数の単位セルを積層し
て構成された積層体3を有する。その積層体3には、外
枠12外側面に、周方向均等に配置され、且つ単位セル
積層方向に二段に形成された複数の凸条40を備えた複
数の一体化用単位セルC1 、即ち第1実施例で述べたも
のと同一構成の単位セルが1つ以上、図示例では1つの
被一体化用単位セルC2を挟んで相互に離間するように
配設される。被一体化用単位セルC2 は、その外枠12
外側面に、両一体化用単位セルC1 に挟まれたときあり
形凸条Dを形成する突出部44を有し、その外の構成は
一体化用単位セルC1 と同じである。
の被一体化用単位セルC2 を挟む各2つの一体化用単位
セルC1 において、相対向する複数の両凸条40と突出
部44とによる複数のあり形凸条Dが、前記同様に複数
のチャンネル形ばね部材41によりそれぞれ挟圧されて
両一体化用単位セルC1 および被一体化用単位セルC 2
が一体化される。この場合、最上位の被一体化用単位セ
ルC2 は上部端板1および一体化用単位セルC2 と共に
一体化され、また最下位の被一体化用単位セルC2 は下
部端板2および一体化用単位セルC2 と共に一体化され
る。
も前記同様の作用効果を奏する。ただし、セルスタック
S2 の剛性等を考慮すると、両一体化用単位セルC1 に
挟まれる被一体化用単位セルC2 の数は1〜3が適当で
ある。
は、絶縁板34および導電板32を組付けられた下部端
板2上に被一体化用単位セルC2 および一体化用単位セ
ルC1をこの順序で積層し、下部端板2、一体化用単位
セルC1 の両凸条40,402および被一体化用単位セ
ルC2 の突出部44により形成された複数のあり形凸条
Dにそれらの一端側から複数のチャンネル形ばね部材4
1をそれぞれスライド嵌合する。これにより下部端板2
および一体化用単位セルC1 の両凸条40,40 2 およ
び被一体化用単位セルC2 の突出部44がチャンネル形
ばね部材41により挟圧されて三者C1 ,C2 ,C1 が
一体化される。
上に新たな被一体化用単位セルC2および一体化用単位
セルC1 をこの順序で積層して三者C1 ,C2 ,C1 を
前記同様に両凸条40,402 および突出部44、した
がってあり形凸条Dとチャンネル形ばね部材41との協
働で一体化し、爾後、新たな2つの単位セルC2 ,C1
の積層、それに次ぐ三者C1 ,C2 ,C1 の一体化の各
作業を繰返し、最後に、上から3番目の一体化後の一体
化用単位セルC1 上に、上から2番目の被一体化用単位
セルC 2 および最上位の単位セルC 1 を有する上部端板
1をこの順序で積層して、その上部端板1と、それに最
も近い上から3番目の一体化後の一体化用単位セルC 1
とを前記同様に両凸条40,401 および突出部44、
したがってあり形凸条Dとチャンネル形ばね部材41と
の協働で一体化する。
C1 ,C2 および上、下部端板1,2の位置ずれを生じ
ることなく、セルスタックS2 を組立てることができ、
また第1実施例の場合に比べて組立て作業能率を向上さ
せることができる。前記燃料電池用セルスタックS1 ,
S2 において、その単位セル構造として、電解質6の両
側にそれぞれ水素極7と酸素極8を設け、それら水素極
7および酸素極8の外側にそれぞれ通気性上、下部集電
板5,9を設けて構成される単位セルC 1 と、その単位
セルC 1 の組立状態を維持すべく、周方向均等に配置さ
れた複数のばね部材41とよりなるものが構成されてい
る。
C1 のみからなる積層体3において、例えば1つの一体
化用単位セルC1 を挟んで相互に離間する2つの一体化
用単位セルC2 を、第2実施例同様に一体化してもよ
い。
互間を前記のように一体化することによって、小型、且
つ軽量であり、また高剛性を有し、その上メンテナンス
性の良好な燃料電池用セルスタックを提供することがで
きる。
良く得ることが可能な組立方法を提供することができ
る。
る。
3線断面図に相当する。
る。
Claims (5)
- 【請求項1】 電解質(6)の両側にそれぞれ水素極
(7)と酸素極(8)を設け、それら水素極(7)およ
び酸素極の外側にそれぞれ通気性上、下部集電板(5,
9)を設けて構成される複数の単位セル(C1 )と、そ
れら単位セル(C 1 )を挟む上、下部端板(1,2)と
を積層一体化した燃料電池用セルスタックにおいて、複
数の単位セル(C1 )を積層して積層体(3)を構成
し、その積層体(3)の上、下面側にそれぞれそれら
上、下面に合致する形状の前記上、下部端板(1)を配
設し、相隣る、両単位セル(C1 )間、前記上部端板
(1)および前記単位セル(C 1 )間、ならびに前記下
部端板(2)および前記単位セル(C 1 )間をそれぞれ
周方向均等に配置された複数のばね部材(41)により
挟圧したことを特徴とする燃料電池用セルスタック。 - 【請求項2】 電解質(6)の両側にそれぞれ水素極
(7)と酸素極(8)を設け、それら水素極(7)およ
び酸素極の外側にそれぞれ通気性上、下部集電板(5,
9)を設けて構成される複数の単位セル(C1 ,C2 )
と、それら単位セル(C 1 ,C 2 )を挟む上、下部端板
(1,2)とを積層一体化した燃料電池用セルスタック
において、複数の単位セル(C1 ,C2 )を積層して積
層体(3)を構成し、その積層体(3)の上、下面側に
それぞれそれら上、下面に合致する形状の前記上、下部
端板(1,2)を配設し、前記積層体(3)には、複数
の一体化用単位セル(C1 )が1つ以上の被一体化用単
位セル(C2 )を挟んで相互に離間するように配設さ
れ、最も近い位置関係にある、各2つの一体化用単位セ
ル(C1 )間、前記上部端板(1)および前記一体化用
単位セル(C 1 )間、ならびに前記下部端板(2)およ
び前記一体化用単位セル(C 1 )間をそれぞれ周方向均
等に配置された複数のばね部材(41)により挟圧した
ことを特徴とする燃料電池用セルスタック。 - 【請求項3】 電解質(6)の両側にそれぞれ水素極
(7)と酸素極(8)を設け、それら水素極(7)およ
び酸素極の外側にそれぞれ通気性上、下部集電板(5,
9)を設けて構成される複数の単位セル(C1 )を積層
した積層体(3)と、その積層体(3)の上、下面側に
それぞれ配置されて、それら上、下面に合致する形状の
上、下部端板(1,2)とを有する燃料電池用セルスタ
ック(S 1 )を組立てるに当り、前記下部端板(2)上
に単位セル(C 1 )を積層して、前記下部端板(2)お
よび前記単位セル(C 1 )間を周方向均等に配置された
複数のばね部材(41)により挟圧して一体化し、次い
で、前記一体化後の単位セル(C 1 )上に、新たな単位
セル(C 1 )を積層して、その新たな単位セル(C 1 )
と前記一体化後の単位セル(C 1 )とを前記同様に、周
方向均等に配置された複数のばね部材(41)により挟
圧して一体化し、爾後、前記積層、それに次ぐ一体化の
各作業を繰返し、最後に、前記一体化後の単位セル(C
1 )上に、前記上部端板(1)を積層して、その上部端
板(1)と、それに隣接する前記一体化後の単位セル
(C 1 )とを前記同様に、周方向均等に配置された複数
のばね部材(41)により挟圧して一体化することを特
徴とする燃料電池用セルスタックの組立方法。 - 【請求項4】 電解質(6)の両側にそれぞれ水素極
(7)と酸素極(8)を設け、それら水素極(7)およ
び酸素極の外側にそれぞれ通気性上、下部集電板(5,
9)を設けて構成される複数の単位セル(C 1 ,C 2 )
を積層した積層体(3)と、その積層体(3)の上、下
面側にそれぞれ配置されて、それら上、下面に合致する
形状の上、下部端板(1,2)とを有する燃料電池用セ
ルスタック(S 2 )を組立てるに当り、前記下部端板
(2)上に1つ以上の被一体化用単位セル(C 2 )およ
び一体化用単位セル(C 1 )をこの順序で積層して、前
記下部端板(2)および前記一体化用単位セルC 1 間を
周方向均等に配置された複数のばね部材(41)により
挟圧して一体化し、次いで、前記一体化後の一体化用単
位セル(C 1 )上に1つ以上の新たな被一体化用単位セ
ル(C 2 )および新たな一体化用単位セル(C 1 )をこ
の順序で積層して、その新たな一体化用単位セル
(C1 )および前記一体化後の一体化用単位セル
(C1 )間を前記同様に、周方向均等に配置された複数
のばね部材(41)により挟圧して一体化し、爾後、前
記積層、それに次ぐ一体化の各作業を繰返し、最後に、
前記一体化後の一体化用単位セル(C 1 )上に1つ以上
の新たな被一体化用単位セル(C 2 )および前記上部端
板(1)をこの順序で積層して、その上部端板(1)
と、それに最も近い前記一体化後の一体化用単位セル
(C 1 )とを前記同様に、周方向均等に配置された複数
のばね部材(41)により挟圧して一体化することを特
徴とする燃料電池用セルスタックの組立方法。 - 【請求項5】 電解質(6)の両側にそれぞれ水素極
(7)と酸素極(8)を設け、それら水素極(7)およ
び酸素極(8)の外側にそれぞれ通気性上、下部集電板
(5,9)を設けて構成される単位セル(C1 )と、そ
の単位セル(C1 )の組立状態を維持すべく、周方向均
等に配置された複数のばね部材(41)とよりなること
を特徴とする燃料電池用セルスタックの単位セル構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17040893A JP3447331B2 (ja) | 1993-07-09 | 1993-07-09 | 燃料電池用セルスタック、その単位セル構造およびセルスタックの組立方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17040893A JP3447331B2 (ja) | 1993-07-09 | 1993-07-09 | 燃料電池用セルスタック、その単位セル構造およびセルスタックの組立方法 |
Publications (2)
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