JP3447237B2 - デジタイザにより手書き入力した線画データを時系列データとして記録する方法、その時系列線画データを再生する方法、記録装置、再生装置、記録再生装置 - Google Patents

デジタイザにより手書き入力した線画データを時系列データとして記録する方法、その時系列線画データを再生する方法、記録装置、再生装置、記録再生装置

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JP3447237B2
JP3447237B2 JP02781999A JP2781999A JP3447237B2 JP 3447237 B2 JP3447237 B2 JP 3447237B2 JP 02781999 A JP02781999 A JP 02781999A JP 2781999 A JP2781999 A JP 2781999A JP 3447237 B2 JP3447237 B2 JP 3447237B2
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ひろし 法村
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株式会社ブライトン
株式会社 スケール
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、デジタイザによ
り手書き入力された線画像を線画データとして記録して
再生時に入力時の時系列的な情報が再現されるようにす
る技術に関し、特に線画データを効率よく記録する技術
に関する。
【0002】
【従来の技術】電子手帳などの携帯電子機器は、利用者
の入力インタフェースとしてタブレットなどのデジタイ
ザ上にペン入力された描画像を取り込む機能を備えてい
ることが多い。また、通常これらの機器は取り込んだ描
画像データの編集・記録・再生などを行う機能が装備さ
れている。
【0003】ところで、一般にこれらの機器が取り扱う
描画像データには、描画像を構成する各点の位置を示す
座標データは含まれているが、その描画像が描かれた際
の描画順序やペンやマウスの移動速度といった時系列的
な情報を再現するデータまでは含まれていない。従っ
て、描画像の再生はもっぱら座標情報に基づいてのみ行
われ、描画像が描かれた際の時系列的な情報は再現され
ず、再生時には描画像の全体が一瞬もしくは一定の速度
で表示されることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
漢字の筆順を説明したり、スポーツやゲームの戦術を説
明したり、また、道順を説明したりといった場合のよう
に、描画像を作成した際の時系列的な情報が再現された
方が都合がよいこともある。このようなシステムとし
て、例えば特開平9−8978号公報には、描画データ
が入力された時刻を表す時刻情報と描画データの終点を
表す座標値により描画像を表現し、再生時に時系列的な
情報についても再現されるようにしたマルチメディアシ
ステムが開示されている。
【0005】ところが、このシステムにおいては前述し
た時刻情報を所定の基準時(メールの作成が開始された
時点)からの絶対時刻で表現しており、また、座標値に
ついても絶対座標で表現している。そのため、時刻や座
標値を表すために多くのビットが必要になり、処理能力
の低いマイコンチップを採用している電子機器には適用
しにくいという問題がある。また、このシステムではペ
ンが殆ど動いていない場合においてもデータがつぎつぎ
に生成されてしまうため、保存ファイルのボリュームが
膨らみやすいという問題もあった。
【0006】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、デジタイザにより手書き入力された線画データ
に時系列データを付帯させて記録する際に、線画データ
を効率よく記録する方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】基本となる第1の発明
は、デジタイザにより手書き入力した線画データを時系
列データとして記録するためのコンピュータを用いたデ
ータ処理方法であって、つぎの事項(11)〜(16)によ
り特定されるものである。 (11)ペンオン信号の発生時点からペンオフ信号の発生
時点までの期間において、十分に小さな一定の周期でペ
ン指示点の座標データをサンプリングする。 (12)最初にサンプリングした座標データに基づいて始
点データを作成して線画記録ファイルに書き込む。始点
データは、始点コードと座標データとから構成される。 (13)サンプリングされる2番目以降の座標データに基
づいて中点データを逐次作成して線画記録ファイルに順
番に追加して書き込む。中点データは、ペン指示点の移
動量を示す座標差分データと、その移動に要した時間を
示す時間差分データとから構成される。 (14)あるサンプリング時点の座標データaとそのあと
にサンプリングされた座標データbとの座標差分データ
が所定の下限値に満たない場合、座標データbに対応す
る中点データは作成せず、座標データbを棄却する。 (15)あるサンプリング時点の座標データcとその1周
期あとにサンプリングされた座標データdとの座標差分
データΔSが所定の上限値を超える場合、中点データと
同じ形式の複数の疑似中点データの順列を生成し、座標
差分データΔSを上限値を超えない複数の値に分割して
各疑似中点データに記入するとともに、順列最後尾の疑
似中点データにのみ時間差分データを記入して残りの疑
似中点データの時間差分データをゼロとし、これら疑似
中点データの順列を前記線画記録ファイルに書き込む。 (16)ペンオフ信号が発生したならば、前記線画記録フ
ァイルの前記データ列に続けて特定のコードからなる終
点データを書き込む。
【0008】第2の発明は、第1の発明に係る方法によ
り記録された時系列線画データをコンピュータにより処
理してディスプレイに線画を表示する方法であって、つ
ぎの事項(21)〜(24)により特定されるものである。 (21)線画記録ファイルから読み取った始点データの座
標データに基づいて表示座標系における始点の絶対座標
値を決定するとともに、始点データに続く中点データや
疑似中点データを順番に読み取る。 (22)読み取った中点データの座標差分データに基づい
て、表示座標系において始点から各中点を結んで伸びる
線分データを生成してビデオRAMに書き込む処理を、
中点データの時間差分データに対応した時間をかけて実
行する。 (23)読み取った疑似中点データの座標差分データを所
定のレジスタに加算していく。 (24)読み取った疑似中点データの時間差分データがゼ
ロでない場合、前記レジスタに加算された座標差分デー
タに基づいて、表示座標系において始点から各中点を結
んで伸びる線分データを生成してビデオRAMに書き込
む処理を、その疑似中点データの時間差分データに対応
した時間をかけて実行する。
【0009】第3の発明は、第1の発明に係る方法に基
づいて、デジタイザにより手書き入力した線画データを
時系列データとして記録するためのコンピュータを用い
たデータ処理装置であって、ペンオン信号の発生時点か
らペンオフ信号の発生時点までの期間において、十分に
小さな一定の周期でペン指示点の座標データをサンプリ
ングする手段と、最初にサンプリングした座標データに
基づいて始点データ(始点コードと座標データとから構
成される)を作成して線画記録ファイルに書き込む手段
と、サンプリングされる2番目以降の座標データに基づ
いて中点データ(座標差分データと時間差分データとか
ら構成される)を逐次作成して線画記録ファイルに順番
に追加して書き込む手段と、あるサンプリング時点の座
標データaとそのあとにサンプリングされた座標データ
bとの座標差分データが所定の下限値に満たない場合、
座標データbに対応する中点データは作成せず、座標デ
ータbを棄却する手段と、あるサンプリング時点の座標
データcとその1周期あとにサンプリングされた座標デ
ータdとの座標差分データΔSが所定の上限値を超える
場合、中点データと同じ形式の複数の疑似中点データの
順列を生成し、座標差分データΔSを上限値を超えない
複数の値に分割して各疑似中点データに記入するととも
に、順列最後尾の疑似中点データにのみ時間差分データ
を記入して残りの疑似中点データの時間差分データをゼ
ロとし、これら疑似中点データの順列を前記線画記録フ
ァイルに書き込む手段と、ペンオフ信号が発生したなら
ば、前記線画記録ファイルの前記データ列に続けて特定
のコードからなる終点データを書き込む手段とを備えた
ことを特徴とする記録装置である。
【0010】第4の発明は、第2の発明に係る方法に基
づいて、時系列線画データをコンピュータにより処理し
てディスプレイに線画を表示するデータ処理装置であっ
て、線画記録ファイルから読み取った始点データの座標
データに基づいて表示座標系における始点の絶対座標値
を決定するとともに、始点データに続く中点データや疑
似中点データを順番に読み取る手段と、読み取った中点
データの座標差分データに基づいて、表示座標系におい
て始点から各中点を結んで伸びる線分データを生成して
ビデオRAMに書き込む処理を、中点データの時間差分
データに対応した時間をかけて実行する手段と、読み取
った疑似中点データの座標差分データを所定のレジスタ
に加算していく手段と、読み取った疑似中点データの時
間差分データがゼロでない場合、前記レジスタに加算さ
れた座標差分データに基づいて、表示座標系において始
点から各中点を結んで伸びる線分データを生成してビデ
オRAMに書き込む処理を、その疑似中点データの時間
差分データに対応した時間をかけて実行する手段とを備
えたことを特徴とする再生装置である。
【0011】第5の発明は、第3の発明に係る記録装置
と第4の発明に係る再生装置とが合体した記録再生装置
である。
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【発明の実施の形態】===線画記録再生装置=== 図1に本発明の一実施例である線画記録再生装置の正面
図を示している。装置前面にはデジタイザである透明の
タッチパネル3がある。また、図示しないがタッチパネ
ル3の下にはLCD(液晶ディスプレイパネル)5が配
置されている。タッチパネル5は盤面上をペン7でトレ
ースして入力される線画データに基づいてLCD5にそ
のペンの軌跡を同時的に表示する。タッチパネル3の右
側には電源スイッチ9、上部には電源のON/OFFを
表示するLED11、上部側面には電源コネクタ13、
IrDA信号送受信部15、図示しないが左側部にメモ
リカードの装着スロット17がそれぞれ設けられてい
る。
【0024】図2に線画記録再生装置の内部ブロック構
成を示す。線画記録再生装置の全体はCPU・ROM・
RAMを含むメインプロセッサ21により制御される。
メインプロセッサ21には、ビデオRAM23の画像を
LCD5に出力するLCD制御部25、タッチパネル3
から出力される信号をメインプロセッサ21に伝達する
タッチパネル制御部27、装着スロット17に装着され
ているメモリカードに対してデータの読み書きを行うメ
モリカード制御部31、IrDA送受信部15を制御す
るIrDA制御部33、LED11の点灯制御を行うL
EDドライバ35などが接続する。
【0025】タッチパネル3はその盤面上に行われたペ
ン入力操作を充分に短い周期で監視し、盤面にペン7が
圧接(ペンオン)されているか盤面から離れているか
(ペンオフ)を示すペン状態信号と、ペン7の圧接位置
をX−Y座標で示す位置データ信号とをメインプロセッ
サ21に伝達している。
【0026】===ペン描画ソフトウエア=== メインプロセッサ21のROMには、タッチパネル3の
盤面上に行われたペン入力操作を線画記録ファイルとし
てメモリカード29に記録し、また、この線画記録ファ
イルのデータを時系列的に再生した線画をLCD5に表
示する機能を備えたペン描画ソフトウエアが記録されて
いる。メインプロセッサ21は電源投入時に所定の初期
化処理を行った後、ペン描画ソフトウエアを自動実行す
る。
【0027】図3は、電源投入時にペン描画ソフトウエ
アがLCDに自動表示するメニュー画面である。画面上
には「新規作成」、「描画再生」の指示アイコンがあ
る。
【0028】(1)線画記録ファイルの作成 利用者がメニュー画面においてペン7を「新規作成」の
指示アイコン上に圧接すると、ペン描画ソフトウエアは
LCD5に図4に示す新規作成画面を表示する。画面右
側の領域は描画領域51であり、また、その左側には
「描画終了」の指示アイコンが表示されている。以下、
この線画記録ファイルの生成処理について図5に示すフ
ローチャートに従って順に説明する。
【0029】[1]ペン描画ソフトウエアは、タッチパ
ネル3から送られてくるペン状態信号および位置データ
信号を一定周期でサンプリングする。ペン7が前記描画
領域51に圧接されたこと(ペンオン)を検知し(11
0)、サンプリングタイムが到来すると(120)その
時点での位置データ信号に基づく座標位置(Xa,Y
a)をAレジスタにストアし(130)、時間差分カウ
ンタΔtをゼロクリアする(140)。また、Aレジス
タの値(Xa,Ya)に基く持つ始点データを作成し、
これをRAM上に作成したテンポラリファイルに書き込
んで[2]の処理へ移る(150)。ここで始点データ
は、図6に示すように2byteの始点コード、2byteのX
座標値、2byteのY座標値とによって構成され、X座標
値にXa、Y座標値にYaがそれぞれセットされる。
【0030】[2]つぎのサンプリングタイムが到来す
ると(160)、時間差分カウンタΔtに1を加算する
(170)。また、この時のペンの座標位置(Xb,Y
b)をBレジスタにストアし(180)、これとAレジ
スタの値とから座標差分データ(ΔX=Xb−Xa,Δ
Y=Yb−Ya)を算出する(190)。ここで、この
座標差分データを所定の下限値Lx,Lyと比較するこ
とで、その結果に応じて処理を分岐させる。すなわち、
ΔXの絶対値が下限値Lxよりも小さく、かつ、ΔYの
絶対値が下限値Lyよりも小さい場合には[6]の処理
へと移り、それ以外の場合には[3]の処理に移る(2
00)。なお、この処理はサンプリングタイムの一周期
の間にペン7がタッチパネル3の盤面上の所定領域内
(下限値Lx, Lyで規定される領域内)にほとんど停
滞していたかどうかを調べ、停滞していた場合には中点
データを生成しない(棄却)。すなわち、人間の見た目
に影響がない程度の動きを表現したにすぎない中点デー
タが生成されてこれにより線画記録ファイルのデータサ
イズが肥大化してしまうのを防ぐようになっている。
【0031】[3]つぎに、座標差分データを所定の上
限値Hx,Hyと比較し、その結果に応じて処理を分岐
させる(210)。すなわち、ΔXの絶対値が上限値H
xよりも大きいか、もしくは、ΔYの絶対値が上限値H
yよりも大きい場合には[4]の処理へ移り、それ以外
の場合には[5]の処理に移る。
【0032】[4]上限値を超えた座標差分データを、
Hx,Hyを超えない複数値に分割する。そして、各分
割値を座標差分データとする複数の疑似中点データを生
成(この生成処理については(3)で具体的に説明す
る)し、この疑似中点データを既にテンポラリファイル
に登録されているデータの最後尾に連結付加して[6]
の処理に移る(220)。すなわち、この処理はペン7
が盤面上を素早く移動して座標差分データがこの範囲に
収まりきらなかった場合に行われる処理である。
【0033】[5]図6に示す、座標差分データ(Δ
X,ΔY)および時間差分カウンタΔtによって構成さ
れる中点データを、既にテンポラリファイルに登録され
ているデータの最後尾に連結付加して[7]の処理に移
る(230)。
【0034】[6]Aレジスタの値(Xa,Ya)とB
レジスタの値(Xb,Yb)とを結ぶ線分データをビデ
オRAMに書き込む(240)。また、つぎの処理の前
準備としてBレジスタの値をAレジスタに移し(25
0)、時間差分カウンタΔtをゼロクリアして[7]の
処理に移る(260)。
【0035】[7]ペン状態信号を調べ、ペンオフで無
かった場合には[2]の処理へ移る(270)。一方、
ペンオフであった場合には、既にテンポラリファイル上
に登録されているデータの最後尾に終点データを連結付
加する(280)とともに、ペンオフ期間の測定用のタ
イマをスタート(290)させて[8]の処理に移る。
ここで、終点データは、図6に示すように2byteの始点
コードによって構成される。
【0036】[8]ペン状態信号を調べ(300)、ペ
ンオンであった場合にはオフ期間測定用タイマのカウン
ト値に基づくポーズ時間データを、前記終点データに続
けてテンポラリファイルを書き込む(310)とともに
オフ期間測定用タイマをストップして(320)から
[1]の処理に移る。一方、ペン状態信号がペンオフで
あった場合には(300)、「描画終了」の指示アイコ
ンにペン7が圧接されているかどうかを調べ(33
0)、圧接されていた場合(すなわち、利用者が描画終
了の意志を示した場合)には前記テンポラリファイルに
基づく線画記録ファイルをメモリカードに記録する。
【0037】(2)線画記録ファイルのデータ構造 以上のようにして生成される線画記録ファイルのデータ
構造を図7に示す。この図に示すように線画記録ファイ
ルは、始点データから終点データまでのひとつながりの
データ列であるストリングデータと、ストリングデータ
の前方または後方に挿入されるポーズ時間データと、フ
ァイルの終了位置を示すファイル終了データ(EOF)
といったデータブロックを含んで構成される。
【0038】(3)疑似中点データの自動生成処理 前述したようにこの処理は盤面上をペン7が素早く移動
した場合に座標差分データがこの範囲に収まりきらず表
現できなくなってしまった場合に行われ、座標差分デー
タが上限値を超えた場合には、まずそれぞれが上限値を
超えないようにΔX、ΔYを分割し、その各分割値を座
標差分データとする疑似中点データを生成する。ここで
疑似中点データの生成方法につき図8、図9のように
ペンが移動した場合を例として具体的に説明する。な
お、以下の説明で座標差分データΔX,ΔYは図10に
示すようにそれぞれ4bit で表現され、座標差分データ
として表現できる範囲は±7のマトリクス内に限定され
るものとする。また、この場合Hx=7、Hy=7とな
る。なお、疑似中点データのデータ形式は中点データと
同じであり、以下に詳しく説明するように、中点データ
と擬受中点データは区別する必要がないし、データ形式
の上で両者を区別するようになってはいない。
【0039】まず、図8の場合には1回のサンプリング
タイムの区間に点P(0,0)から点Q(25,24)
までペン7が移動している。ここで座標差分データ(Δ
X,ΔY)を単純に計算してみると(25−0,24−
0)=(25,24)となり、±7のマトリクスを3倍
以上オーバーしていることがわかる。そこで、ΔXにつ
いては25を7で割ると商が3余りが4であり、ΔYに
ついては24を7で割ると商が3余りが3であるので、
ΔXおよびΔYをHx、Hyを超えない複数値に分割
し、S1(7,7)、S2(7,7)、S3(7,
7)、S4(4,3)をそれぞれ座標差分データとする
4つの疑似中点データを生成する。またこの時、S1〜
S3の時間差分データにはゼロをセットし、S4の時間
差分データに1をセットする。
【0040】また、図9の場合には、点P(0,0)か
ら点Q(10,5)までペン7が移動している。すなわ
ち、座標差分データΔX,ΔYを単純計算すると(10
−0,5−0)=(10,5)となり、この場合にはΔ
XのみがHxを超えていることがわかる。そこで、ΔX
について10を7で割ると商が7で余りが3となること
からこの場合にはS1(7,0)、S2(3,5)をそ
れぞれ座標差分データとする2つの疑似中点データを生
成する。またこの時、S1の時間差分データにはゼロを
セットし、S2の時間差分データに1をセットする。
【0041】(4)線画記録ファイルの再生 前述したメニューにおいて、「描画再生」の指示アイコ
ンにペン7が圧接されると、メモリカードに登録されて
いる線画記録ファイルに基づく線画像の時系列的な再生
処理が開始される。この再生処理を図11に示すフロー
チャートに従って説明する。
【0042】[1]線画記録ファイルの先頭部分から1
つ目のデータブロックを読み出す(510)。このデー
タブロックがファイル終了データであった場合には、描
画処理を終了する(520)。また、データブロックが
ポーズ時間データであった場合には(530)、このポ
ーズ時間データに対応する時間だけ処理を停止する(5
40)。
【0043】[2]一方、読み出したデータブロックが
ストリングデータであった場合には始点データを読み出
して、始点データ中の座標データ(Xa,Ya)をAレ
ジスタにストアして(550)、[3]の処理に移る。
【0044】[3]始点データに連結するつぎのデータ
を読み出し(560)、これが終点データであった場合
には[1]の処理に戻る(570)。一方、終点データ
でなかった場合、すなわち、中点データであった場合に
(疑似中点データであるかもしれないが区別する必要
はない)、Aレジスタの値(Xa,Ya)にこの中点デ
ータの座標差分データ(ΔX,ΔY)を加えたデータ
(Xa+ΔX,Ya+ΔY)をBレジスタの値(Xb,
Yb)にストアして(580)[4]の処理に移る。
【0045】[4]中点データに含まれる時間差分デー
タが0であるかどうかを調べ(590)、0であった場
合には(これは疑似中点データであることを示すが特段
の意味はない)、つぎの中点データ(これも疑似中点デ
ータであるが特段の意味はない)を読み込み(61
0)、その疑似中点データの座標差分データをBレジス
タの値(Xb,Yb)に加え(620)、[4]の処理
を再度繰り返す。
【0046】[5]一方、時間差分データが0でなかっ
た場合には(590)、Δt×換算時間だけ処理を停止
した後(630)、AレジスタとBレジスタを結ぶ線分
データをビデオRAM23に書き込み(640)、Bレ
ジスタの値をAレジスタにストアし[3]の処理に移る
(650)。ここで前記換算時間は、あらかじめペン描
画ソフトウエア中に設定されているデータであり、再生
する機器の性能などに基づいて描画が自然に行われるよ
うに調整された所定の値である。
【0047】===その他の応用=== ところで、前述したポーズ時間データはあるストローク
(ペンオンからペンオフまでの一連の描画操作)の描画
が終わってペンオフされてからつぎのストロークのペン
オンまでの間の時間を表すものである。しかしながら、
利用者がペンオフのまま途中で考え込んでしまった場合
など、あるストロークとつぎのストロークの間が非常に
長くなってしまった場合においても正確なポーズ時間デ
ータを生成すると、再生時に長時間画面に何も変化がな
くて利用者に不自然な印象を与えるおそれがある。そこ
で、ポーズ時間データに上限値を設け、上限値を超えた
場合にはその上限値(もしくは所定の値)がポーズ時間
データに設定されるようにするとよい。
【0048】また、ポーズ時間データは、前述したよう
に終点データと始点データの間に挿入してもよいが、前
ストリングの終点データまたは後ストリングの始点デー
タに追加したり、あるいはその終点データと始点データ
の間に挿入するようにしてもよい。
【0049】また、作成した画像の全てが再生時に時系
列的に表示される必要はなく、画像の一部分のみが時系
列的に表示された方が都合がよい場合がある。例えば、
地図の上に目的地までの軌跡を示して道順を説明する場
合には再生時に地図の部分は時系列的に表示されなくて
もよく、軌跡の部分のみが時系列的に表示された方が自
然な印象を与える。そこで、時間差分データを持たない
画像データ(以下、時間無視コードと称する)を線画記
録ファイルの先頭に挿入したり任意のストリングに付加
するなどしておき、線画記録ファイルの再生時におい
て、表示処理しようとするストリングに前記時間無視コ
ードが付加されていればそのストリングにより規定され
る描画線分の全体が実質的に同時に表示されるようにす
るとよい。
【0050】また、前述したIrDA機能などの通信手
段(例えば、RS−232C、USB、IEEE139
4などの他の通信方式であってもよい)により線画記録
再生装置をディスプレイを備えたコンピュータに接続
し、コンピュータに線画記録ファイルを取り込んで線画
記録ファイルの編集を行ったり、線画記録ファイルのデ
ータに従ってビデオRAMに線画データを時系列的に書
き込んで、時系列的に描画される線画をディスプレイに
表示するような利用形態も可能である。
【0051】また、線画記録ファイルを電子メールの添
付ファイルとして活用したり、線画記録ファイルの形で
作成されたコンテンツをインターネット上のWWWサー
バで提供するなど、時系列的な情報が相手に伝達される
という従来にはない新たなコミュニケーション手段とし
て利用することも考えられる。
【0052】また、前述した中点データの自動生成処理
において、生成される各中点データの時間差分データに
は1つの中点データを除いて全てゼロをセットするよう
にしたが、生成される中点データの数で時間差分カウン
タΔtを割った値を時間差分データとしてセットするよ
うにしてもよい。
【0053】
【発明の効果】本発明においては、線画データを差分デ
ータ(座標差分データおよび時間差分データ)により表
現しているため、絶対値(絶対座標および絶対時間)で
表現する従来の方式に比べデータサイズを小さくするこ
とができる。
【0054】また、座標差分データをサンプリングする
際にある座標データaがサンプリングされた場合とその
あとにサンプリングされた座標データbとの座標差分デ
ータが所定の下限値に満たない場合に中点データを作成
せず座標bを棄却するようにしたため、実質的に意味の
ない中点データが作成されず、線画データのデータサイ
ズを小さくすることができる。
【0055】また、座標差分データを固定長としてお
り、その差分の数値が上限値を超えてもデータをいたず
らに肥大化させることなくペンの動きを再現可能に記録
している。つまり、上限値を超えた座標差分データを上
限値を超えない複数の疑似中点データに分割するように
し、また、これにより分割生成された疑似中点データ
データ構造は通常の中点データと同様のデータ構造(座
標差分データと時間差分データにより構成される)とし
たため、この中点データおよび疑似中点データを取り扱
うアルゴリズムは非常に単純である。
【0056】また、時間無視コードを導入することによ
り時系列的な再生を行う必要のある描画データとその必
要のない描画データとを1つの線画記録ファイルに納め
ることで、より効率よく線画記録ファイルを生成するこ
とができる。また、時間無視コードの導入により不必要
な時系列情報が線画記録ファイルに記録されなくなり、
これによっても線画記録ファイルのデータサイズの縮小
化が図られる。
【0057】また、コンピュータに接続することで本発
明による記録再生装置は様々な用途への応用が考えら
れ、また、本発明による線画記録ファイルはデータサイ
ズが小さいので、例えば電子メールの添付ファイルとし
て利用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による線画記録再生装置の正
面図を示す図である。
【図2】本発明の一実施例による線画記録再生装置の内
部ブロック構成を示す図である。
【図3】本発明の一実施例によるペン描画ソフトウエア
がLCDに自動表示するメニュー画面を示す図である。
【図4】本発明の一実施例によるペン描画ソフトウエア
がLCDに表示するに新規作成画面を示す図である。
【図5】本発明の一実施例によるペン描画ソフトウエア
の線画記録ファイルの生成処理のフローチャートを示す
図である。
【図6】本発明の一実施例による始点データ、中点デー
タ、終点データのデータ構造を示す図である。
【図7】本発明の一実施例による線画記録ファイルのデ
ータ構造を示す図である。
【図8】本発明の一実施例によるペン描画ソフトウエア
の中点データの自動生成処理の具体例を説明する図であ
る。
【図9】本発明の一実施例によるペン描画ソフトウエア
の中点データの自動生成処理の具体例を説明する図であ
る。
【図10】本発明の一実施例による座標差分データのデ
ータ構造を示す図である。
【図11】本発明の一実施例によるペン描画ソフトウエ
アの線画記録ファイルの再生処理のフローチャートを示
す図である。
【符号の説明】
3 タッチパネル 5 LCD
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−124689(JP,A) 特開 平3−1216(JP,A) 特開 平9−106325(JP,A) 特開 平6−274275(JP,A) 特開 昭64−72226(JP,A) 特開 昭59−165136(JP,A) 特開 昭58−114286(JP,A) 特開 平2−234211(JP,A) 特開 平9−8978(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/00,3/03 - 3/037 G06F 3/14 - 3/153 G06T 11/80,13/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタイザにより手書き入力した線画デ
    ータを時系列データとして記録するためのコンピュータ
    を用いたデータ処理方法であって、つぎの事項(11)〜
    (16)により特定される方法。 (11)ペンオン信号の発生時点からペンオフ信号の発生
    時点までの期間において、十分に小さな一定の周期でペ
    ン指示点の座標データをサンプリングする。 (12)最初にサンプリングした座標データに基づいて始
    点データを作成して線画記録ファイルに書き込む。始点
    データは、始点コードと座標データとから構成される。 (13)サンプリングされる2番目以降の座標データに基
    づいて中点データを逐次作成して線画記録ファイルに順
    番に追加して書き込む。中点データは、ペン指示点の移
    動量を示す座標差分データと、その移動に要した時間を
    示す時間差分データとから構成される。 (14)あるサンプリング時点の座標データaとそのあと
    にサンプリングされた座標データbとの座標差分データ
    が所定の下限値に満たない場合、座標データbに対応す
    る中点データは作成せず、座標データbを棄却する。 (15)あるサンプリング時点の座標データcとその1周
    期あとにサンプリングされた座標データdとの座標差分
    データΔSが所定の上限値を超える場合、中点データと
    同じ形式の複数の疑似中点データの順列を生成し、座標
    差分データΔSを上限値を超えない複数の値に分割して
    各疑似中点データに記入するとともに、順列最後尾の疑
    似中点データにのみ時間差分データを記入して残りの疑
    似中点データの時間差分データをゼロとし、これら疑似
    中点データの順列を前記線画記録ファイルに書き込む。 (16)ペンオフ信号が発生したならば、前記線画記録フ
    ァイルの前記データ列に続けて特定のコードからなる終
    点データを書き込む。
  2. 【請求項2】 請求項1の方法により記録された時系列
    線画データをコンピュータにより処理してディスプレイ
    に線画を表示する方法であって、つぎの事項(21)〜
    (24)により特定される方法。 (21)線画記録ファイルから読み取った始点データの座
    標データに基づいて表示座標系における始点の絶対座標
    値を決定するとともに、始点データに続く中点データや
    疑似中点データを順番に読み取る。 (22)読み取った中点データの座標差分データに基づい
    て、表示座標系において始点から各中点を結んで伸びる
    線分データを生成してビデオRAMに書き込む処理を、
    中点データの時間差分データに対応した時間をかけて実
    行する。 (23)読み取った疑似中点データの座標差分データを所
    定のレジスタに加算していく。 (24)読み取った疑似中点データの時間差分データがゼ
    ロでない場合、前記レジスタに加算された座標差分デー
    タに基づいて、表示座標系において始点から各中点を結
    んで伸びる線分データを生成してビデオRAMに書き込
    む処理を、その疑似中点データの時間差分データに対応
    した時間をかけて実行する。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載された方法に基づいて、
    デジタイザにより手書き入力した線画データを時系列デ
    ータとして記録するためのコンピュータを用いたデータ
    処理装置であって、 ペンオン信号の発生時点からペンオフ信号の発生時点ま
    での期間において、十分に小さな一定の周期でペン指示
    点の座標データをサンプリングする手段と、 最初にサンプリングした座標データに基づいて始点デー
    タ(始点コードと座標データとから構成される)を作成
    して線画記録ファイルに書き込む手段と、 サンプリングされる2番目以降の座標データに基づいて
    中点データ(座標差分データと時間差分データとから構
    成される)を逐次作成して線画記録ファイルに順番に追
    加して書き込む手段と、 あるサンプリング時点の座標データaとそのあとにサン
    プリングされた座標データbとの座標差分データが所定
    の下限値に満たない場合、座標データbに対応する中点
    データは作成せず、座標データbを棄却する手段と、 あるサンプリング時点の座標データcとその1周期あと
    にサンプリングされた座標データdとの座標差分データ
    ΔSが所定の上限値を超える場合、中点データと同じ形
    式の複数の疑似中点データの順列を生成し、座標差分デ
    ータΔSを上限値を超えない複数の値に分割して各疑似
    中点データに記入するとともに、順列最後尾の疑似中点
    データにのみ時間差分データを記入して残りの疑似中点
    データの時間差分データをゼロとし、これら疑似中点デ
    ータの順列を前記線画記録ファイルに書き込む手段と、 ペンオフ信号が発生したならば、前記線画記録ファイル
    の前記データ列に続けて特定のコードからなる終点デー
    タを書き込む手段と、 を備えたことを特徴とする記録装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載された方法に基づいて、
    時系列線画データをコンピュータにより処理してディス
    プレイに線画を表示するデータ処理装置であって、 線画記録ファイルから読み取った始点データの座標デー
    タに基づいて表示座標系における始点の絶対座標値を決
    定するとともに、始点データに続く中点データや疑似中
    点データを順番に読み取る手段と、 読み取った中点データの座標差分データに基づいて、表
    示座標系において始点から各中点を結んで伸びる線分デ
    ータを生成してビデオRAMに書き込む処理を、中点デ
    ータの時間差分データに対応した時間をかけて実行する
    手段と、 読み取った疑似中点データの座標差分データを所定のレ
    ジスタに加算していく手段と、 読み取った疑似中点データの時間差分データがゼロでな
    い場合、前記レジスタに加算された座標差分データに基
    づいて、表示座標系において始点から各中点を結んで伸
    びる線分データを生成してビデオRAMに書き込む処理
    を、その疑似中点データの時間差分データに対応した時
    間をかけて実行する手段と、 を備えたことを特徴とする再生装置。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載された記録装置と請求項
    4に記載された再生装置とが合体した記録再生装置。
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