JP3445807B2 - 係止片取付装置 - Google Patents

係止片取付装置

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JP3445807B2
JP3445807B2 JP21014693A JP21014693A JP3445807B2 JP 3445807 B2 JP3445807 B2 JP 3445807B2 JP 21014693 A JP21014693 A JP 21014693A JP 21014693 A JP21014693 A JP 21014693A JP 3445807 B2 JP3445807 B2 JP 3445807B2
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operating lever
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point
mounting device
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Inventor
田 利 一 河
Original Assignee
東和精工株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、商品等に1枚づつラベ
ル、値札等を合成樹脂製の係止片で取り付けるための係
止片取付装置の改良に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来の係止片取付装置は、手動の操作レ
バーにより係止片を中空針から打ち出す場合に操作レバ
ーの復帰を単一のバネで行っていた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
従来の係止片取付装置では、操作レバーの復帰の為の付
勢力が単一のバネにより行われていたため、操作レバー
の移動距離に比例した付勢力が生じていた。このため、
作業者が何百回と取り付け作業を繰り返すと手や腕が疲
労し、最悪の場合には、腱症炎等に羅るという欠点があ
った。 【0004】本発明の目的は、従来のこのような欠点に
鑑み、長時間に渡り使用しても腕が疲労する事の少ない
係止片取付装置を提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の要旨とするところは、係止片を中空針から
操作レバーにより打ち出す係止片送り機構において、回
動軸を中心に所定角度回動する作動レバーと、該作動レ
バーをその回動角度に比例した付勢力で付勢する第1の
バネと、前記作動レバーを回動の始点から所定点までは
順次増加するよう付勢し、所定点を通過すると今度は逆
方向に付勢する第2のバネとから構成された合成バネ機
構により、操作レバーを付勢する構成としたことにあ
る。 【0006】 【作用】本発明に係る係止片取付装置は、レバーの回動
角度に係わらず反発力の略均しい合成バネを使用したの
で、作業者の手及び腕が疲労するのを防止することが出
来る。 【0007】 【実施例】以下において、本発明の実施例につき、図面
を参照しつつ説明する。図1は、本発明の一実施例であ
る係止片取付装置を示す要部構成図、図2は全体を示す
側面図である。係止片取付装置は、装置本体10に軸1
1を介して操作レバー12が回動自在に支持されてい
る。装置本体10の把持部10aの内部には、回動軸1
3を中心に所定角度回動する作動レバー14と、該作動
レバー14をその回動角度に比例した付勢力で付勢する
第1のバネ15と、前記作動レバー14を回動の始点か
ら所定点までは順次増加するよう付勢し、所定点を通過
すると今度は逆方向に付勢する第2のバネ16とから構
成された合成バネ機構により、作動レバー14を付勢す
るよう構成されている。 【0008】作動レバー14は、一端に円形の当接部1
4aを有するとともに固定軸17の遊嵌された、長穴1
8が形成されている。また、他端には、第1のバネ15
及び第2のバネ16の係止されるピン19が立設されて
いる。更に、先端部には、U字状の切欠き20が形成さ
れ、押し出し棒21の基端に立設されたピン22と遊嵌
している。 【0009】前記作動レバー14の当接部14aは、操
作レバー12の裏面に当接しており、手で操作レバー1
2を握ることにより、回動軸13を中心に矢印A方向に
回動する。回動軸13は、固定板23に立設されてお
り、その固定板23は、装置本体10の把持部10a内
に固定されている。 【0010】また、固定板23には、ピン24が立設さ
れており、ピン24とピン19との間に、第1のバネ1
5が張架されている。また、固定軸17とピン19との
間には、第2のバネ16が張架されている。 【0011】図3は、第1のバネ15と第2のバネ16
を合わせた合成バネと作動レバーの変位による付勢力の
変化を示す説明図である。本実施例では、ほぼ600g
近傍に保たれている。したがって、作動レバー14及び
これに当接した操作レバー12は、その回動角に関わら
ず、略一定の付勢力が得られる。 【0012】図4は、第1のバネ15と作動レバー12
の変位と第1のバネ15の付勢力との関係を示す説明図
である。本実施例では、付勢力の初期値を300gとし
て設定した。したがって、A点では、付勢力が300g
であり、ほぼ直線的に増加して、B点で900gとなっ
た。 【0013】図5は、第2のバネ16と作動レバー14
の変位による付勢力の変化を示す説明図である。A点に
於て付勢力は300g、固定軸17、回動軸13、ピン
19が一直線上に並ぶ中央部C点に於て0g、B点に於
て−300gを示す。 【0014】図6〜8は、第2のバネ16と作動レバー
14の付勢力との関係を示す模式図である。図6に示す
様に、作動レバー14がA点にある時、第2のバネ16
は作動レバー14を矢印X方向へ回動するよう付勢す
る。また、固定軸17、ピン19、回動軸13が一直線
上に並ぶC点に至ると、第2のバネ16による付勢力は
0となる(図7参照)。 【0015】更に、図8に示すように、作動レバー14
がC点にを越えて回動すると、第2のバネ16により矢
印Y方向の付勢力を受ける事となる。B点に至って最大
となる。つまり、作動レバー14が第2のバネ16によ
り受ける付勢力は、A点とB点とでは逆方向となる。 【0016】次に、本発明の上記実施例に係る係止片取
付装置の動作について説明する。先ず、案内溝25に図
外の係止片群を装填し、操作レバー12を引くと、作動
レバー14が押され、回動軸13を中心に回動する。作
動レバー14が回動すると、切欠き20に遊嵌されたピ
ン22が前方に押し出され、押し出し棒21を突出す
る。 【0017】押し出し棒21が突出すると、最下端の係
止片が中空針26から押し出される。この係止片の押し
出し動作中、操作レバー12は略一定の付勢力である。
次に、操作レバー12を緩めると合成バネである、第1
のバネ15,第2のバネ16により、元の位置に復帰す
る。 【0018】尚、本発明は以上の実施例に限ることなく
本発明の技術思想に基づいて種々の設計変更が可能であ
る。 【0019】 【発明の効果】以上説明したように本発明は、係止片を
中空針から操作レバーにより打ち出す係止片送り機構に
おいて、回動軸を中心に所定角度回動する作動レバー
と、該作動レバーをその回動角度に比例した付勢力で付
勢する第1のバネと、前記作動レバーを回動の始点から
所定点までは順次増加するよう付勢し、所定点を通過す
ると今度は逆方向に付勢する第2のバネとから構成され
た合成バネ機構により、操作レバーを付勢するので、操
作レバーの変位にかかわらず一定の付勢力で付勢するの
で、作業者が何百回となく使用しても、疲れることが少
ない。また、腱症炎等に羅るおそれも解消する事が出来
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例である係止片取付装置を示す
要部構成図である。 【図2】同係止片取付装置の全体を示す側面図である。 【図3】同係止片取付装置に使用される合成バネと作動
レバーの変位による付勢力の変化を示す説明図である。 【図4】合成バネを構成する第1のバネと作動レバーの
変位による付勢力の変化を示す説明図である。 【図5】合成バネを構成する第2のバネと作動レバーの
変位による付勢力の変化を示す説明図である。 【図6】第2のバネと作動レバーの変位と関係を示す模
式図である。 【図7】第2のバネと作動レバーの変位と関係を示す模
式図である。 【図8】第2のバネと作動レバーの変位と関係を示す模
式図である。 【符号の説明】 10 装置本体 11 軸 12 操作レバー 13 回動軸 14 作動レバー 15 第1のバネ 16 第2のバネ 17 固定軸 18 長穴 19 ピン 20 切欠き 21 押し出し棒 22 ピン 23 固定板 24 ピン 25 案内溝 26 中空針

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 係止片を中空針から操作レバーにより打
    ち出す係止片送り機構において、回動軸を中心に所定角
    度回動する作動レバーと、該作動レバーをその回動角度
    に比例した付勢力で付勢する第1のバネと、前記作動レ
    バーを回動の始点から所定点までは順次増加するよう付
    勢し、所定点を通過すると今度は逆方向に付勢する第2
    のバネとから構成された合成バネ機構により、操作レバ
    ーを付勢することを特徴とする係止片取付装置。
JP21014693A 1993-08-11 1993-08-25 係止片取付装置 Expired - Lifetime JP3445807B2 (ja)

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US08/290,281 US5423470A (en) 1993-08-11 1994-08-08 Staple fastening instrument
EP94112594A EP0638480B1 (en) 1993-08-11 1994-08-11 Apparatus for fastening pin-like elements
DE69401178T DE69401178T2 (de) 1993-08-11 1994-08-11 Apparat zum Anbringen von nadelähnlichen Befestigungselementen

Applications Claiming Priority (1)

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JP5679093B1 (ja) * 2013-09-10 2015-03-04 オムロン株式会社 復帰機構、加速機構、発電装置、発信装置、およびスイッチ装置

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