JP3445302B2 - データ転送方法 - Google Patents
データ転送方法Info
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、データベースを備えた
サーバー計算機システムと、ディスプレイ装置を備えた
クライアント計算システムとを接続したシステムにおい
て、サーバー計算機システムの求めたデータベース検索
結果をクライアント計算機システムに転送するデータ転
送方法に関する。
サーバー計算機システムと、ディスプレイ装置を備えた
クライアント計算システムとを接続したシステムにおい
て、サーバー計算機システムの求めたデータベース検索
結果をクライアント計算機システムに転送するデータ転
送方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】ワークステーションやパーソナルコンピ
ュータに使用するソフトウエアとには、メインフレーム
に比べ操作性の高い流通ソフトが多数存在する。
ュータに使用するソフトウエアとには、メインフレーム
に比べ操作性の高い流通ソフトが多数存在する。
【０００３】例えば、作表や集計、再計算を高速実行す
る表計算ソフトがある。
る表計算ソフトがある。
【０００４】一方、メインフレームでは、大量のデータ
ベースを持つことができる。そこで、このメインフレー
ム内のデータをワークステーションやパーソナルコンピ
ュータに取り込み、流通ソフトを利用し、処理したいと
いうニーズがある。
ベースを持つことができる。そこで、このメインフレー
ム内のデータをワークステーションやパーソナルコンピ
ュータに取り込み、流通ソフトを利用し、処理したいと
いうニーズがある。
【０００５】これは、データベースを持つメインフレー
ムをサーバー計算機システム、また検索データを受け取
る手段を持つワークステーションやパーソナルコンピュ
ータをクライアント計算システムとして接続することに
より実現できる。
ムをサーバー計算機システム、また検索データを受け取
る手段を持つワークステーションやパーソナルコンピュ
ータをクライアント計算システムとして接続することに
より実現できる。
【０００６】このようなクライアント・サーバーシステ
ムにおいてクライアント計算機システムからサーバー計
算機システムのデータベースのデータを検索する場合、
例えば（株）日立製作所のメインフレームのＯＳ、ＶＯ
Ｓ３下で動くエンドユーザ言語ＡＣＥ３ Ｅ２におい
て、任意のデータベースに対し１００件のデータを検索
し、同社のクリエティブワークステーション２０５０へ
ダウンロードした時、１００件のデータの検索時間とダ
ウンロードに要する時間とを比較すると、検索時間は
０．１３秒未満であるのに対し、ダウンロード転送時間
は５８．９秒を必要とする。
ムにおいてクライアント計算機システムからサーバー計
算機システムのデータベースのデータを検索する場合、
例えば（株）日立製作所のメインフレームのＯＳ、ＶＯ
Ｓ３下で動くエンドユーザ言語ＡＣＥ３ Ｅ２におい
て、任意のデータベースに対し１００件のデータを検索
し、同社のクリエティブワークステーション２０５０へ
ダウンロードした時、１００件のデータの検索時間とダ
ウンロードに要する時間とを比較すると、検索時間は
０．１３秒未満であるのに対し、ダウンロード転送時間
は５８．９秒を必要とする。
【０００７】このようにデータの検索と転送を行う場合
において、全体の処理時間は転送時間が主な割合を占め
る。
において、全体の処理時間は転送時間が主な割合を占め
る。
【０００８】そこで、転送処理時間を減少させるため、
従来、検索した結果の件数を表示し、その転送する件数
によりユーザが転送に必要な時間を推測させ、転送を行
うか、さらにデータを絞り込むかの判断を行なわせる方
法をとるものがある。
従来、検索した結果の件数を表示し、その転送する件数
によりユーザが転送に必要な時間を推測させ、転送を行
うか、さらにデータを絞り込むかの判断を行なわせる方
法をとるものがある。
【０００９】例えば、「日立高速全文検索システムＢｉ
ｂｌｉｏｔｈｅｃａ／ＴＳ パンフレット」によれば、
（株）日立製作所のワークステーション３０５０上で動
く日立高速全文検索システムＢｉｂｌｉｏｔｈｅｃａ／
ＴＳは、クライアント・サーバシステムにおいて、サー
バー計算機システムのデータベース内に存在する全文書
に対し、キーワードに従い検索を行い、適合した件数を
まずクライアント計算機システムに送信し、その件数に
よりデータを転送するか、さらに別のことばを追加して
結果を絞り込むか決定できるデータ転送方法を持つ。
ｂｌｉｏｔｈｅｃａ／ＴＳ パンフレット」によれば、
（株）日立製作所のワークステーション３０５０上で動
く日立高速全文検索システムＢｉｂｌｉｏｔｈｅｃａ／
ＴＳは、クライアント・サーバシステムにおいて、サー
バー計算機システムのデータベース内に存在する全文書
に対し、キーワードに従い検索を行い、適合した件数を
まずクライアント計算機システムに送信し、その件数に
よりデータを転送するか、さらに別のことばを追加して
結果を絞り込むか決定できるデータ転送方法を持つ。
【００１０】図１１は、このようなデータ転送機能を備
えた従来のクライアント・サーバシステムの構成を示す
ブロック図であり、データベース１００を持つサーバ計
算機システム１０４と、ディスプレイ１０１，キーボー
ド１０２と外部格納装置１０３を持つクライアント計算
機システム１０５とが接続されている。
えた従来のクライアント・サーバシステムの構成を示す
ブロック図であり、データベース１００を持つサーバ計
算機システム１０４と、ディスプレイ１０１，キーボー
ド１０２と外部格納装置１０３を持つクライアント計算
機システム１０５とが接続されている。
【００１１】このシステムにおいて、クライアント計算
機システム１０５のユーザはキーボード１０２を使用し
て検索要求を入力する。この検索要求は、検索要求部１
６からサーバ計算機システム１０４の検索前処理部１０
に入力される。
機システム１０５のユーザはキーボード１０２を使用し
て検索要求を入力する。この検索要求は、検索要求部１
６からサーバ計算機システム１０４の検索前処理部１０
に入力される。
【００１２】検索前処理部１０は前処理を行なった後、
データベース１００を検索し、まず、その検索要求で要
求されているデータ件数を取得し、検索データ件数取得
部１２３に取得する。
データベース１００を検索し、まず、その検索要求で要
求されているデータ件数を取得し、検索データ件数取得
部１２３に取得する。
【００１３】検索データ件数取得部１２３は、そのデー
タ件数をダウンロード形式変換部１３に送り、ダウンロ
ード形式に変換させ、ダウンロードデータ送信部１５を
通じてクライアント計算機システム１０５に送信させ
る。
タ件数をダウンロード形式変換部１３に送り、ダウンロ
ード形式に変換させ、ダウンロードデータ送信部１５を
通じてクライアント計算機システム１０５に送信させ
る。
【００１４】クライアント計算機システム１０５では、
サーバー計算機システム１０４から送信されてきたデー
タ件数をダウンロードデータ受信部１７で受信し、デー
タ画面出力部１８によりディスプレイ装置１０１に図１
２のように表示させる。
サーバー計算機システム１０４から送信されてきたデー
タ件数をダウンロードデータ受信部１７で受信し、デー
タ画面出力部１８によりディスプレイ装置１０１に図１
２のように表示させる。
【００１５】この表示に対し、キーボード１０２からの
応答を端末応答確認部１９で確認するが、検索実行要求
がユーザから指定されたならば、その応答を応答内容伝
達部２０を通じてサーバー計算機システム１０４に送信
する。
応答を端末応答確認部１９で確認するが、検索実行要求
がユーザから指定されたならば、その応答を応答内容伝
達部２０を通じてサーバー計算機システム１０４に送信
する。
【００１６】サーバー計算機システム１０４は、検索実
行の応答があったならば、最初の検索要求で要求された
データの全てを検索し、その全件データを全件データ取
得部１２２に取得する。
行の応答があったならば、最初の検索要求で要求された
データの全てを検索し、その全件データを全件データ取
得部１２２に取得する。
【００１７】この全件データはクライアント計算機シス
テム１０５のデータ形式にダウンロード形式変換部１３
で変換され、ダウンロードデータ送信部１５を通じてク
ライアント計算機システム１０５に送信される。
テム１０５のデータ形式にダウンロード形式変換部１３
で変換され、ダウンロードデータ送信部１５を通じてク
ライアント計算機システム１０５に送信される。
【００１８】クライアント計算機システム１０５では、
サーバー計算機システム１０４から送信されたデータを
ダウンロードデータ受信部１７で受信し、外部格納装置
１０３へ格納する。
サーバー計算機システム１０４から送信されたデータを
ダウンロードデータ受信部１７で受信し、外部格納装置
１０３へ格納する。
【００１９】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術によれ
ば、ユーザは、サーバー計算機システム１０４の持つデ
ータベース１００より検索したデータをクライアント計
算機システム１０５へ転送させるかどうかを、データ件
数によって判断することはできる。
ば、ユーザは、サーバー計算機システム１０４の持つデ
ータベース１００より検索したデータをクライアント計
算機システム１０５へ転送させるかどうかを、データ件
数によって判断することはできる。
【００２０】しかし、データの内容は転送が完了した後
でなければ確認することができないため、ユーザが検索
要求を行ったデータのテーブル名や検索条件の指定を間
違った場合、全く予期していないデータが転送されてし
まい、再度検索要求をし直さなければならず、転送時間
が無駄になるという問題がある。
でなければ確認することができないため、ユーザが検索
要求を行ったデータのテーブル名や検索条件の指定を間
違った場合、全く予期していないデータが転送されてし
まい、再度検索要求をし直さなければならず、転送時間
が無駄になるという問題がある。
【００２１】本発明の第１の目的は、全件データの転送
前にデータの内容を確認し、転送時間の無駄をなくすこ
とができるデータ転送方法を提供することにある。
前にデータの内容を確認し、転送時間の無駄をなくすこ
とができるデータ転送方法を提供することにある。
【００２２】本発明の第２の目的は、全件データの転送
前にデータの転送時間を把握することができるデータ転
送方法を提供することにある。
前にデータの転送時間を把握することができるデータ転
送方法を提供することにある。
【００２３】
【００２４】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記第１の目
的を達成するため、第2の計算機から第1の計算機に対す
るデータベースの検索要求に対し 、 前記第1の計算機は当
該検索要求で要求されているデータのうち一部のデータ
を検索し、当該データを簡易表示形式のダウンロードデ
ータ形式に変換して前記第２の計算機に転送し、当該転
送されたデータの前記表示装置への表示結果に対し 、 要
求されている全件データの検索要求を前記第２の計算機
から受けると全件データを検索し、前記第２の計算機に
転送するようにしたものである。
的を達成するため、第2の計算機から第1の計算機に対す
るデータベースの検索要求に対し 、 前記第1の計算機は当
該検索要求で要求されているデータのうち一部のデータ
を検索し、当該データを簡易表示形式のダウンロードデ
ータ形式に変換して前記第２の計算機に転送し、当該転
送されたデータの前記表示装置への表示結果に対し 、 要
求されている全件データの検索要求を前記第２の計算機
から受けると全件データを検索し、前記第２の計算機に
転送するようにしたものである。
【００２５】また、上記第２の目的を達成するため、第
２の計算機から第１の計算機に対するデータベースの検
索要求に対し、前記第１の計算機は当該検索要求で要求
されているデータのうち一部のデータを検索し、当該一
部のデータを簡易表示形式のダウンロードデータ形式に
変換し 、 さらに要求されているデータの件数をダウンロ
ード形式に変換し、前記一部のデータおよび前記データ
の件数を前記第２の計算機に転送し 、 当該転送されたデ
ータの前記表示装置への表示結果に対し、要求されてい
る全件データの検索要求を前記第2の計算機から受ける
と全件データを検索し、前記第２の計算機に転送するよ
うにしたものである。
２の計算機から第１の計算機に対するデータベースの検
索要求に対し、前記第１の計算機は当該検索要求で要求
されているデータのうち一部のデータを検索し、当該一
部のデータを簡易表示形式のダウンロードデータ形式に
変換し 、 さらに要求されているデータの件数をダウンロ
ード形式に変換し、前記一部のデータおよび前記データ
の件数を前記第２の計算機に転送し 、 当該転送されたデ
ータの前記表示装置への表示結果に対し、要求されてい
る全件データの検索要求を前記第2の計算機から受ける
と全件データを検索し、前記第２の計算機に転送するよ
うにしたものである。
【００２６】
【００２７】
【作用】上記手段によれば、データベースを持つ第１の
計算機で全件検索・転送を行う前に、例えば２〜３件の
確認用データを第２の計算機に送信し、簡易表示形式で
表示装置に表示し、この表示内容に基づいて全件検索を
実行するかどうかをユーザに指示させ、その応答に応じ
てデータの全件検索・転送を行うため、予期しないデー
タが転送されるのを回避できるうえ、転送時間の無駄を
なくすことができる。
計算機で全件検索・転送を行う前に、例えば２〜３件の
確認用データを第２の計算機に送信し、簡易表示形式で
表示装置に表示し、この表示内容に基づいて全件検索を
実行するかどうかをユーザに指示させ、その応答に応じ
てデータの全件検索・転送を行うため、予期しないデー
タが転送されるのを回避できるうえ、転送時間の無駄を
なくすことができる。
【００２８】また、２〜３件の確認用データを簡易表示
形式で表示装置に表示すると共に、検索したデータの総
件数を併せて表示し、データ量による転送時間を考慮し
たユーザの応答を第２の計算機から第１の計算機に伝達
し、このユーザの応答に応じてデータの全件検索・転送
を行うため、予期しないデータが転送されるのを回避で
きるうえ、転送に要する時間を予測することができる。
形式で表示装置に表示すると共に、検索したデータの総
件数を併せて表示し、データ量による転送時間を考慮し
たユーザの応答を第２の計算機から第１の計算機に伝達
し、このユーザの応答に応じてデータの全件検索・転送
を行うため、予期しないデータが転送されるのを回避で
きるうえ、転送に要する時間を予測することができる。
【００２９】
【００３０】
【実施例】以下、図示する実施例に基づき本発明を詳細
に説明する。
に説明する。
【００３１】まず、第１の実施例として、クライアント
計算機システムをディスプレイ装置、入力装置及びフロ
ッピィディスクへの格納装置を持つパーソナルコンピュ
ータで構成し、サーバ計算機システムをメインフレーム
で構成したシステムについて説明する。
計算機システムをディスプレイ装置、入力装置及びフロ
ッピィディスクへの格納装置を持つパーソナルコンピュ
ータで構成し、サーバ計算機システムをメインフレーム
で構成したシステムについて説明する。
【００３２】本実施例の特徴は、メインフレームが検索
テーブルの確認用データをパーソナルコンピュータ上に
実現するダウンロードデータの簡易表示形式に変換し、
そのデータ内容をメインフレームからパーソナルコンピ
ュータに転送し、パーソナルコンピュータがこのデータ
を簡易表示形式で画面出力し、付属する入力装置からの
ユーザの応答を確認の後、メインフレームにその応答を
転送することで、メインフレームは全件検索を行い、パ
ーソナルコンピュータ上で表示する流通ソフト形式、例
えば表計算ソフトに用いられるデータ形式に変換し、そ
の変換データをパーソナルコンピュータに転送し、その
結果を該パーソナルコンピュータに付属のフロッピィデ
ィスクに格納するようにしたことである。
テーブルの確認用データをパーソナルコンピュータ上に
実現するダウンロードデータの簡易表示形式に変換し、
そのデータ内容をメインフレームからパーソナルコンピ
ュータに転送し、パーソナルコンピュータがこのデータ
を簡易表示形式で画面出力し、付属する入力装置からの
ユーザの応答を確認の後、メインフレームにその応答を
転送することで、メインフレームは全件検索を行い、パ
ーソナルコンピュータ上で表示する流通ソフト形式、例
えば表計算ソフトに用いられるデータ形式に変換し、そ
の変換データをパーソナルコンピュータに転送し、その
結果を該パーソナルコンピュータに付属のフロッピィデ
ィスクに格納するようにしたことである。
【００３３】図１は、本実施例のシステム構成図であ
り、この実施例はデータベース１００を持つサーバ計算
機システム１０４と、これに接続されたディスプレイ装
置１０１，キーボード１０２と外部格納装置としてのフ
ロッピィディスク１０３を持つクライアント計算機シス
テム１０５とから構成されている。
り、この実施例はデータベース１００を持つサーバ計算
機システム１０４と、これに接続されたディスプレイ装
置１０１，キーボード１０２と外部格納装置としてのフ
ロッピィディスク１０３を持つクライアント計算機シス
テム１０５とから構成されている。
【００３４】サーバ計算機システム１０４は具体的には
メインフレームで構成され、その内部は検索前処理部１
０、検索制御部１１、検索結果取得部１２、ダウンロー
ドデータ形式変換部１３、処理中断手続き部１４、ダウ
ンロードデータ送信部１５から構成されている。
メインフレームで構成され、その内部は検索前処理部１
０、検索制御部１１、検索結果取得部１２、ダウンロー
ドデータ形式変換部１３、処理中断手続き部１４、ダウ
ンロードデータ送信部１５から構成されている。
【００３５】一方、クライアント計算機システム１０５
は具体的にはパーソナルコンピュータで構成され、その
内部は検索要求部１６、ダウンロードデータ受信部１
７、データ画面出力部１８、端末応答確認部１９、応答
内容伝達部２０、外部装置格納部２１から構成されてい
る。
は具体的にはパーソナルコンピュータで構成され、その
内部は検索要求部１６、ダウンロードデータ受信部１
７、データ画面出力部１８、端末応答確認部１９、応答
内容伝達部２０、外部装置格納部２１から構成されてい
る。
【００３６】このように構成されたシステムの動作を図
２のフローチャートを参照して説明する。
２のフローチャートを参照して説明する。
【００３７】クライアント計算機システム１０５は、デ
ータベース検索要求部１６を使ってキーボード１０２か
らの検索要求をサーバ計算機システム１０４に送信する
（ステップ８０１）。この時のディスプレイ装置１０１
の表示状態を図３の画面９０１に示す。
ータベース検索要求部１６を使ってキーボード１０２か
らの検索要求をサーバ計算機システム１０４に送信する
（ステップ８０１）。この時のディスプレイ装置１０１
の表示状態を図３の画面９０１に示す。
【００３８】画面９０１において、ユーザはファイル転
送を行うテーブル名称として、例えば「ＴＡＢＬＥ１」
をセットした検索転送要求９１２を入力する。
送を行うテーブル名称として、例えば「ＴＡＢＬＥ１」
をセットした検索転送要求９１２を入力する。
【００３９】サーバ計算機システム１０４は、その検索
要求９１２を受け、検索前処理部１０を使ってデータベ
ース１００への前処理を行う（ステップ７０１）。
要求９１２を受け、検索前処理部１０を使ってデータベ
ース１００への前処理を行う（ステップ７０１）。
【００４０】前処理が正常終了したとき、サーバ計算機
システム１０４は検索制御部１１を使ってデータ検索結
果取得部１２を制御し（ステップ７０２）、確認用デー
タ１２１を取得する（ステップ７０３）。
システム１０４は検索制御部１１を使ってデータ検索結
果取得部１２を制御し（ステップ７０２）、確認用デー
タ１２１を取得する（ステップ７０３）。
【００４１】例えば２〜３件の確認用データ１２１の取
得が正常終了したとき（ステップ７０４）、その内容を
ダウンロードデータ形式変換部１３を用いてダウンロー
ドデータ形式で、かつ簡易表示形式データに変換する
（ステップ７０５）。
得が正常終了したとき（ステップ７０４）、その内容を
ダウンロードデータ形式変換部１３を用いてダウンロー
ドデータ形式で、かつ簡易表示形式データに変換する
（ステップ７０５）。
【００４２】この簡易表示形式データは、画面９０１に
表示してユーザが確認をできればよいので、例えば図４
に示すように、コンマを用いてデータの区切りを示すキ
ャラクタ文字形式のデータ９１１とする。
表示してユーザが確認をできればよいので、例えば図４
に示すように、コンマを用いてデータの区切りを示すキ
ャラクタ文字形式のデータ９１１とする。
【００４３】サーバ計算機システム１０４は、この簡易
表示形式のダウンロードデータをダウンロードデータ送
信部１５を使ってクライアント計算機システム１０５に
送信する（ステップ７０８）。
表示形式のダウンロードデータをダウンロードデータ送
信部１５を使ってクライアント計算機システム１０５に
送信する（ステップ７０８）。
【００４４】一方、クライアント計算機システム１０５
では、サーバ計算機システム１０４から送信されたダウ
ンロードデータをダウンロードデータ受信部１７で受信
し（ステップ８０２）、簡易データ形式かどうかを判定
し（ステップ８０３）、簡易データ形式であればデータ
画面出力部１８を使ってディスプレイ装置１０１に出力
する（ステップ８０４）。
では、サーバ計算機システム１０４から送信されたダウ
ンロードデータをダウンロードデータ受信部１７で受信
し（ステップ８０２）、簡易データ形式かどうかを判定
し（ステップ８０３）、簡易データ形式であればデータ
画面出力部１８を使ってディスプレイ装置１０１に出力
する（ステップ８０４）。
【００４５】ディスプレイ装置１０１の表示状態を図３
の画面９０２に示す。このディスプレイ装置１０１の内
容によりキーボード１０２より入力されたユーザの応答
を、クライアント計算機システム１０５は端末応答確認
部１９を使って確認し（ステップ８０５）、その応答を
応答内容伝達部２０を使ってサーバ計算機システム１０
４に送信する（ステップ８０６）。
の画面９０２に示す。このディスプレイ装置１０１の内
容によりキーボード１０２より入力されたユーザの応答
を、クライアント計算機システム１０５は端末応答確認
部１９を使って確認し（ステップ８０５）、その応答を
応答内容伝達部２０を使ってサーバ計算機システム１０
４に送信する（ステップ８０６）。
【００４６】サーバ計算機システム１０４は該応答を受
信し（ステップ７０９）、応答内容が処理続行の場合
（ステップ７１０）、再び検索制御部１１を使いデータ
検索結果取得部１２を制御し（ステップ７１１）、全件
データ１２２を取得する（ステップ７０３，７０６）。
信し（ステップ７０９）、応答内容が処理続行の場合
（ステップ７１０）、再び検索制御部１１を使いデータ
検索結果取得部１２を制御し（ステップ７１１）、全件
データ１２２を取得する（ステップ７０３，７０６）。
【００４７】全件データ１２２の取得が正常終了したと
き（ステップ７０６）、その内容を再びダウンロードデ
ータ形式変換部１３を用いてデータ形式を変換する（ス
テップ７０７）。このとき、全件データ１２２は、流通
ソフト形式データ１３２に変換する。
き（ステップ７０６）、その内容を再びダウンロードデ
ータ形式変換部１３を用いてデータ形式を変換する（ス
テップ７０７）。このとき、全件データ１２２は、流通
ソフト形式データ１３２に変換する。
【００４８】サーバ計算機システム１０４は、この流通
ソフト形式に変換されたダウンロードデータを再びダウ
ンロードデータ送信部１５を使ってクライアント計算機
システム１０５に送信する（ステップ７０８）。
ソフト形式に変換されたダウンロードデータを再びダウ
ンロードデータ送信部１５を使ってクライアント計算機
システム１０５に送信する（ステップ７０８）。
【００４９】クライアント計算機システム１０５では、
サーバ計算機システム１０４から送信されたダウンロー
ドデータをダウンロードデータ受信部１７を使って受信
し（ステップ８０２）、流通ソフト形式データかどうか
を判定し（ステップ８０３）、流通ソフト形式データ１
７２であれば外部装置格納部２１を使ってフロッピィデ
ィスク１０３に格納する（ステップ８０７）。
サーバ計算機システム１０４から送信されたダウンロー
ドデータをダウンロードデータ受信部１７を使って受信
し（ステップ８０２）、流通ソフト形式データかどうか
を判定し（ステップ８０３）、流通ソフト形式データ１
７２であれば外部装置格納部２１を使ってフロッピィデ
ィスク１０３に格納する（ステップ８０７）。
【００５０】このときのディスプレイ装置１０１の表示
状態を図３の画面９０３に示す。
状態を図３の画面９０３に示す。
【００５１】このように、本実施例では、データベース
１００を持つサーバー計算機システム１０４で全件検索
・転送を行う前に、例えば２〜３件の確認用データをク
ライアント計算機システム１０５に送信し、簡易表示形
式でディスプレイ装置１０１に表示し、この表示内容に
基づいて全件検索を実行するかどうかをユーザに指示さ
せ、その応答に応じてデータの全件検索・転送を行うた
め、予期しないデータが転送されるのを回避できるう
え、転送時間の無駄をなくすことができる。
１００を持つサーバー計算機システム１０４で全件検索
・転送を行う前に、例えば２〜３件の確認用データをク
ライアント計算機システム１０５に送信し、簡易表示形
式でディスプレイ装置１０１に表示し、この表示内容に
基づいて全件検索を実行するかどうかをユーザに指示さ
せ、その応答に応じてデータの全件検索・転送を行うた
め、予期しないデータが転送されるのを回避できるう
え、転送時間の無駄をなくすことができる。
【００５２】図５は本発明の第２の実施例を示すシステ
ム構成図である。
ム構成図である。
【００５３】本実施例の特徴は、クライアント計算機シ
ステム１０５からの検索要求に対し、サーバ計算機シス
テム１０４が確認用データと共に、要求に合致するデー
タの全件数を転送することである。
ステム１０５からの検索要求に対し、サーバ計算機シス
テム１０４が確認用データと共に、要求に合致するデー
タの全件数を転送することである。
【００５４】図６はその動作を示すフローチャートであ
り、以下、図６のフローチャートに従い処理の流れを説
明する。
り、以下、図６のフローチャートに従い処理の流れを説
明する。
【００５５】まず、検索要求に応じた確認用データ１２
１を検索し、ディスプレイ１０１に表示する動作は第１
の実施例と同様である。
１を検索し、ディスプレイ１０１に表示する動作は第１
の実施例と同様である。
【００５６】しかし、この実施例では、サーバ計算機シ
ステム１０４は検索要求が受信されたならば、検索制御
部１１を使いデータ検索結果取得部１２を制御し（ステ
ップ７０２）、確認用データ１２１を取得すると共に
（ステップ７１５）、検索データ件数１２３を取得する
（ステップ７１５）。
ステム１０４は検索要求が受信されたならば、検索制御
部１１を使いデータ検索結果取得部１２を制御し（ステ
ップ７０２）、確認用データ１２１を取得すると共に
（ステップ７１５）、検索データ件数１２３を取得する
（ステップ７１５）。
【００５７】確認用データ１２１及び検索データ件数１
２３の取得が正常終了したとき、その内容をダウンロー
ドデータ形式変換部１３を用いて簡易表示形式データ１
３１及び検索データ件数データ１３３に変換し（ステッ
プ７１６）、クライアント計算機システム１０５に転送
する（ステップ７０８）。
２３の取得が正常終了したとき、その内容をダウンロー
ドデータ形式変換部１３を用いて簡易表示形式データ１
３１及び検索データ件数データ１３３に変換し（ステッ
プ７１６）、クライアント計算機システム１０５に転送
する（ステップ７０８）。
【００５８】クライアント計算機システム１０５では、
それらのデータをダウンロードデータ受信部１７で受信
し（ステップ８０２）、確認用データ１７１及び検索件
数データ１７３として、ディスプレイ装置１０１の画面
９０５に図７に示すように表示する（ステップ８０２，
８０４）。
それらのデータをダウンロードデータ受信部１７で受信
し（ステップ８０２）、確認用データ１７１及び検索件
数データ１７３として、ディスプレイ装置１０１の画面
９０５に図７に示すように表示する（ステップ８０２，
８０４）。
【００５９】その後、第１の実施例１と同じ処理手続き
を行う。
を行う。
【００６０】本実施例では、データ内容に加え、検索デ
ータの件数を送信するため、検索しようとしたデータが
正しいかということと、転送データ量を知り、その転送
データ量に応じて全件検索を続行するかどうかを判断す
ることができる。
ータの件数を送信するため、検索しようとしたデータが
正しいかということと、転送データ量を知り、その転送
データ量に応じて全件検索を続行するかどうかを判断す
ることができる。
【００６１】図８は第３の実施例を示すシステム構成図
であり、この実施例は、確認用データの代わりに、サー
バ計算機システム１０４が検索するテーブルの定義デー
タ１２４をクライアント計算機システム１０５に送信し
表示することに特徴がある。
であり、この実施例は、確認用データの代わりに、サー
バ計算機システム１０４が検索するテーブルの定義デー
タ１２４をクライアント計算機システム１０５に送信し
表示することに特徴がある。
【００６２】以下、第１の実施例と異なる点について図
９のフローチャートを参照して処理の流れを説明する。
９のフローチャートを参照して処理の流れを説明する。
【００６３】まず、サーバ計算機システム１０４は、検
索制御部１１を使いデータ検索結果取得部１２を制御し
（ステップ７０２）、検索要求があったデータを定義し
たテーブルの定義データ１２４を取得する（ステップ７
１８）。
索制御部１１を使いデータ検索結果取得部１２を制御し
（ステップ７０２）、検索要求があったデータを定義し
たテーブルの定義データ１２４を取得する（ステップ７
１８）。
【００６４】この定義データ１２４の取得が正常終了し
たならば、その内容をダウンロードデータ形式変換部１
３を用いて変換し（ステップ７１９）、クライアント計
算機システム１０５に送信する（ステップ７０８）。
たならば、その内容をダウンロードデータ形式変換部１
３を用いて変換し（ステップ７１９）、クライアント計
算機システム１０５に送信する（ステップ７０８）。
【００６５】クライアント計算機システム１０５では、
そのデータ１２４を受信し（ステップ８０２）、テーブ
ル定義データ１７４としてディスプレイ装置１０１の画
面９０６に図１０に示すように表示する（ステップ８０
４）。
そのデータ１２４を受信し（ステップ８０２）、テーブ
ル定義データ１７４としてディスプレイ装置１０１の画
面９０６に図１０に示すように表示する（ステップ８０
４）。
【００６６】その後は第１の実施例と同じ処理手続きを
行う。
行う。
【００６７】このように本実施例では、テーブルの定義
内容を転送するため、検索しようとしたデータが正しい
かどうかを全件検索を行う前にユーザが確認することが
できる。
内容を転送するため、検索しようとしたデータが正しい
かどうかを全件検索を行う前にユーザが確認することが
できる。
【００６８】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、全件デー
タの転送前にデータの内容を確認し、転送時間の無駄を
なくすことができる。
タの転送前にデータの内容を確認し、転送時間の無駄を
なくすことができる。
【００６９】また、全件データの転送前に、データの内
容と共にデータの転送時間を把握することができる。
容と共にデータの転送時間を把握することができる。
【００７０】
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明の第１の実施例を示すシステム構成図
である。
である。
【図２】 第１の実施例の処理フローチャートである。
【図３】 第１の実施例のクライアント計算機システム
側のディスプレイ装置の画面遷移図である。
側のディスプレイ装置の画面遷移図である。
【図４】 簡易表示形式データの一例を示す説明図であ
る。
る。
【図５】 本発明の第２の実施例を示すシステム構成図
である。
である。
【図６】 第２の実施例の処理フローチャートである。
【図７】 第２の実施例のクライアント計算機システム
側のディスプレイ装置の確認画面図である。
側のディスプレイ装置の確認画面図である。
【図８】 本発明の第３の実施例を示すシステム構成図
である。
である。
【図９】 第３の実施例の処理フローチャートである。
【図１０】 第３の実施例のクライアント計算機システ
ム側のディスプレイ装置の確認画面図である
ム側のディスプレイ装置の確認画面図である
【図１１】 従来システムのクライアント計算機システ
ム側のディスプレイ装置の確認画面図である。
ム側のディスプレイ装置の確認画面図である。
【図１２】 従来システムのシステム構成図である。
１０…検索前処理部、１１…検索制御部、１２…検索結
果取得部、１２１…確認用データ、１２２…全件デー
タ、１２３…検索データ件数、１２４…テーブル定義デ
ータ、１３…ダウンロードデータ形式変換部、１３１…
簡易表示形式データ、１３２…流通ソフト形式データ、
１３３…検索データ件数変データ、１３４…テーブル定
義データ、１４…処理中断手続部、１５…ダウンロード
データ送信部、１６…検索要求部、１７…ダウンロード
データ受信部、１７１…簡易表示形式データ、１７２…
流通ソフト形式データ、１７３…検索データ件数デー
タ、１７４…テーブル定義データ、１８…データ画面出
力部、１９…端末応答確認部、２０…応答内容伝達部、
２１…外部装置格納部、１００…データベース、１０１
…ディスプレイ装置、１０２…キーボード １０３…フロッピィディスク、１０４…サーバー計算機
システム、１０５…クライアント計算機システム。
果取得部、１２１…確認用データ、１２２…全件デー
タ、１２３…検索データ件数、１２４…テーブル定義デ
ータ、１３…ダウンロードデータ形式変換部、１３１…
簡易表示形式データ、１３２…流通ソフト形式データ、
１３３…検索データ件数変データ、１３４…テーブル定
義データ、１４…処理中断手続部、１５…ダウンロード
データ送信部、１６…検索要求部、１７…ダウンロード
データ受信部、１７１…簡易表示形式データ、１７２…
流通ソフト形式データ、１７３…検索データ件数デー
タ、１７４…テーブル定義データ、１８…データ画面出
力部、１９…端末応答確認部、２０…応答内容伝達部、
２１…外部装置格納部、１００…データベース、１０１
…ディスプレイ装置、１０２…キーボード １０３…フロッピィディスク、１０４…サーバー計算機
システム、１０５…クライアント計算機システム。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平３−166649（ＪＰ，Ａ)
特開 昭61−251932（ＪＰ，Ａ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
G06F 17/30 370
G06F 12/00 545
G06F 13/00 357
ＪＩＣＳＴファイル（ＪＯＩＳ)
Claims (2)
- 【請求項１】 データベースを備えた第１の計算機と、
表示装置を備えた第２の計算機とからなるデータ転送シ
ステムを利用したデータ転送方法であって、 前記第２の計算機から第１の計算機に対するデータベー
スの検索要求に対し、前記第１の計算機は当該検索要求
で要求されているデータのうち一部のデータを検索し、
当該データを簡易表示形式のダウンロードデータ形式に
変換して前記第２の計算機に転送し、当該転送されたデ
ータの前記表示装置への表示結果に対し、要求されてい
る全件データの検索要求を前記第２の計算機から受ける
と全件データを検索し、前記第２の計算機に転送するこ
とを特徴とするデータ転送方法。 - 【請求項２】 データベースを備えた第１の計算機と、
表示装置を備えた第２の計算機とからなるデータ転送シ
ステムを利用したデータ転送方法であって、 前記第２の計算機から第１の計算機に対するデータベー
スの検索要求に対し、前記第１の計算機は当該検索要求
で要求されているデータのうち一部のデータを検索し、
当該一部のデータを簡易表示形式のダウンロードデータ
形式に変換し、さらに要求されているデータの件数をダ
ウンロード形式に変換し、前記一部のデータおよび前記
データの件数を前記第２の計算機に転送し、当該転送さ
れたデータの前記表示装置への表示結果に対し、要求さ
れている全件データの検索要求を前記第２の計算機から
受けると全件データを検索し、前記第２の計算機に転送
することを特徴とするデータ転送方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05723893A JP3445302B2 (ja) | 1993-03-17 | 1993-03-17 | データ転送方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05723893A JP3445302B2 (ja) | 1993-03-17 | 1993-03-17 | データ転送方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06266760A JPH06266760A (ja) | 1994-09-22 |
| JP3445302B2 true JP3445302B2 (ja) | 2003-09-08 |
Family
ID=13049958
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP05723893A Expired - Fee Related JP3445302B2 (ja) | 1993-03-17 | 1993-03-17 | データ転送方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3445302B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3203979B2 (ja) | 1994-10-06 | 2001-09-04 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用データ処理システム及び車載データ処理装置並びに車両用データ処理方法 |
| JP3183181B2 (ja) * | 1996-08-28 | 2001-07-03 | トヨタ自動車株式会社 | 情報送信方法 |
| JP3632477B2 (ja) * | 1999-01-18 | 2005-03-23 | 日本電信電話株式会社 | インターネット情報検索方法及びインターネット情報検索プログラムを格納した記憶媒体 |
| JP2001209660A (ja) * | 1999-11-16 | 2001-08-03 | Megafusion Corp | コンテンツ検索・推奨システム |
| JP2001195334A (ja) * | 2000-01-14 | 2001-07-19 | Nec Mobile Commun Ltd | 情報参照システム及び情報参照方法 |
| JP2001318928A (ja) * | 2000-05-10 | 2001-11-16 | Nec Saitama Ltd | 情報検索サービス方法、情報検索システムとその情報検索方法、及び情報検索プログラムを記録した記録媒体 |
| JP2005050315A (ja) * | 2004-06-28 | 2005-02-24 | Nec Saitama Ltd | 携帯端末 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61251932A (ja) * | 1985-04-30 | 1986-11-08 | Usac Electronics Ind Co Ltd | 情報検索処理システムにおける処理経過制御方法 |
| JPH03166649A (ja) * | 1989-11-25 | 1991-07-18 | Hitachi Ltd | 分散データベース・システム |
-
1993
- 1993-03-17 JP JP05723893A patent/JP3445302B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06266760A (ja) | 1994-09-22 |
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Legal Events
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