JP3444671B2 - 並列コード変換処理方法とそのシステム - Google Patents

並列コード変換処理方法とそのシステム

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JP3444671B2
JP3444671B2 JP27385294A JP27385294A JP3444671B2 JP 3444671 B2 JP3444671 B2 JP 3444671B2 JP 27385294 A JP27385294 A JP 27385294A JP 27385294 A JP27385294 A JP 27385294A JP 3444671 B2 JP3444671 B2 JP 3444671B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は並列コード変換処理方法
とそのシステムに係り、異なるコード体系のコンピュー
タシステム間において同一の意味内容の情報を高速で転
送する並列コード変換処理方法とそのシステムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータシステムには、大量
の情報を異なる符号体系のコンピュータシステム間で高
速で転送することにより、情報システム全体の効率化を
図るようにしたものがある。
【0003】この種のコンピュータシステムでは、異な
る符号体系のコンピュータシステム間で情報を授受する
場合に、その特定の計算機システムが利用する符号体系
の符号情報に変換する必要がある。
【0004】このようなコンピュータシステムとして
は、たとえば図11のブロック図に示すものがある。こ
の図11に示すコンピュータシステムは、自計算機シス
テムに入出力の信号処理をする入出力処理部50および
この入出力処理部50で処理されたデータを書き込む領
域からなるデータ書込部51が設けられている。
【0005】また、入出力処理部50は、たとえば一つ
のプロセッサから成る。この入出力処理部50には、た
とえば、JEFコードを標準として有する相手方計算機
システムから出力された同一の意味の情報がSJISコ
ードを標準として有する自計算機システムに入力する。
【0006】この入出力処理部50では、相手方計算機
システムから入力した情報を入力する入力部52、この
入力部52から出力された情報を1レコード単位毎に、
たとえばJEFコードからSJISコードへコード変換
をするコード変換部53およびコード変換部53でJE
FコードからSJISコードに変換されたコード情報を
受信する出力部54とから成っている。
【0007】またデータ書込部51には、複数個の磁気
ディスク装置からなるデータベース55が設けられてい
る。この種のコンピュータシステムでは、相手方計算機
システムから入力された情報が自計算機システムの入出
力処理部50の入力部52に入力されると、コード変換
部53で、たとえば入力情報がJEFコードからSJI
Sコードに変換される。
【0008】また出力部54では、たとえばコード変換
部53から送出されたコード情報を受信すると、そのコ
ード情報を出力信号に変換して、その出力信号に基づい
てデータ書込部51のデータベース55の所定の書込領
域にレコード単位毎に情報を書き込むことができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上に
説明したコンピュータシステムでは、情報の入力、コー
ド変換、情報の出力を一つのプロセッサで順番に処理し
ていたため、情報量の増大にともない、異なるコード情
報に変換するのに費やす時間が増大し、情報システム全
体の応答性を低下させてしまう虞れがあった。
【0010】特にこの種のコンピュータシステムでは、
処理の大半をしめるのが、異なるコード体系への変換処
理であるため、たとえば異コード系の相手方計算機シス
テムから自計算機システムへコード系の変換を高速です
るとき、全処理の応答性を向上させる点に留意しなけれ
ばならないという課題があった。
【0011】そこで、本発明はこのような課題に鑑みて
なされたもので、異なるコード体系のコンピュータシス
テム間におけるデータ転送を高速で行うことにより、処
理の高速化が図れるようにすることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するため、以下の手段を採用した。 (1)第1の発明の要旨 第1の発明では、情報を符号で表現する規則体系の異な
る相手方計算機システムから複数のプロセッサとデータ
書込領域を有する自計算機システムに同一の意味内容の
情報を転送するため、前記相手方計算機システムから送
出された規則体系の異なる符号情報を前記自計算機シス
テムの符号情報に変換する並列コード変換処理方法であ
って、前記自計算機システムは、前記相手方計算機シス
テムから送出された符号情報が所定以上の量もしくは複
数のデータ書込領域に出力させるものであれば、符号情
報ごとに前記各プロセッサに並列に振り分け処理をし、
この振り分けられた符号情報を前記各プロセッサにより
前記相手方計算機システムと異なる前記自計算機システ
ムの規則体系の符号情報にそれぞれ変換する第1の変換
ステップと、前記相手方計算機システムから送出された
符号情報が上記第1の変換ステップでの条件に合致しな
い情報であれば、所定のプロセッサにより、符号情報を
前記相手方計算機システムと異なる前記自計算機システ
ムの規則体系の符号情報にそれぞれ変換する第2の変換
ステップと、その変換された符号情報にしたがって前記
自計算機システムのデータ書込領域にデータを書き込む
書き込みステップとを実行することを特徴とする並列コ
ード変換処理方法とした。
【0013】(2)第2の発明の要旨 第2の発明では、第1の発明において、前記自計算機シ
ステムのデータ書込領域は、前記自計算機システムの磁
気ディスク装置内にあり、前記第1の変換ステップにお
いて前記相手方計算機システムから送出された符号情報
が所定以上の量かは、前記磁気ディスク装置に前記符号
情報を記憶する際のブロック化係数によって決定される
ことを特徴とする並列コード変換処理方法とした。
【0014】(3)第3の発明の要旨 第3の発明では、第1の発明又は第2の発明において、
前記第1の変換ステップにおいて、前記データ書込領域
を複数に分割してデータを書き込むときには、その書き
込み先を予め指定しながら異なる符号体系の変換を複数
のプロセッサで並列に実行することを特徴とする並列コ
ード変換処理方法とした。
【0015】(4)第4の発明の要旨 第4の発明では、情報を符号で表現する規則体系の異な
る相手方計算機システムから複数のプロセッサとデータ
書込領域を有する自計算機システムに同一の意味内容の
情報を転送するため、前記相手方計算機システムから送
出された規則体系の異なる符号情報を前記自計算機シス
テムの符号情報に変換する並列コード変換処理方法であ
って、前記自計算機システムは、前記相手方計算機シス
テムから送出された符号情報が所定以上の量であれば、
符号情報ごとに前記各プロセッサに並列に振り分け処理
をし、この振り分けられた符号情報を前記各プロセッサ
により前記相手方計算機システムと異なる前記自計算機
システムの規則体系の符号情報にそれぞれ変換する第1
の変換ステップと、前記相手方計算機システムから送出
された符号情報が上記第1の変換ステップでの条件に合
致しない情報であれば、所定のプロセッサにより、符号
情報を前記相手方計算機システムと異なる前記自計算機
システムの規則体系の符号情報にそれぞれ変換する第2
の変換ステップと、その変換された符号情報を統合して
前記自計算機システムのデータ書込領域にデータを書き
込む書き込みステップとを実行することを特徴とする並
列コード変換処理方法とした。
【0016】(5)第5の発明の要旨 第5の発明では、第4の発明において、前記自計算機シ
ステムのデータ書込領域は、前記自計算機システムの磁
気ディスク装置内にあり、前記第1の変換ステップにお
いて前記相手方計算機システムから送出された符号情報
が所定以上の量かは、前記磁気ディスク装置に前記符号
情報を記憶する際のブロック化係数によって決定される
ことを特徴とする並列コード変換処理方法とした。
【0017】(6)第6の発明の要旨 第6の発明では、情報を符号で表現する規則体系の異な
る相手方計算機システムから自計算機システムに同一の
意味内容の情報を転送するため、前記相手方計算機シス
テムから送出された規則体系の異なる符号情報を前記自
計算機システムの符号情報に変換する並列コード変換処
理システムであって、前記自計算機システムは、複数の
プロセッサと、データ書込領域と、前記相手方計算機シ
ステムから送出された符号情報が所定以上の量もしくは
複数のデータ書込領域に出力させるものであれば、符号
情報ごとに前記各プロセッサに並列に振り分け処理を
し、この振り分けられた符号情報を前記各プロセッサに
より前記相手方計算機システムと異なる前記自計算機シ
ステムの規則体系の符号情報にそれぞれ変換する第1の
変換手段と、前記相手方計算機システムから送出された
符号情報が上記第1の変換手段での条件に合致しない情
報であれば、所定のプロセッサにより、符号情報を前記
相手方計算機システムと異なる前記自計算機システムの
規則体系の符号情報にそれぞれ変換する第2の変換手段
と、変換された符号情報にしたがって前記データ書込領
域にデータを書き込む書き込み手段とを備えたことを特
徴とする並列コード変換処理システムとした。
【0018】(7)第7の発明の要旨 第7の発明では、第6の発明において、前記データ書込
領域は、前記自計算機システムの磁気ディスク装置内に
あり、前記第1の変換手段は、前記磁気ディスク装置に
前記符号情報を記憶する際のブロック化係数によって前
記相手方計算機システムから送出された符号情報が所定
以上の量か否かを決定することを特徴とする並列コード
変換処理システムとした。
【0019】(8)第8の発明の要旨 第8の発明では、第6の発明又は第7の発明において、
前記第1の変換手段は、前記データ書込領域を複数に分
割してデータを書き込むときには、その書き込み先を予
め指定しながら異なる符号体系の変換を複数のプロセッ
サで並列に実行することを特徴とする記載の並列コード
変換処理システムとした。
【0020】(9)第9の発明の要旨 第9の発明では、情報を符号で表現する規則体系の異な
る相手方計算機システムから自計算機システムに同一の
意味内容の情報を転送するため、前記相手方計算機シス
テムから送出された規則体系の異なる符号情報を前記自
計算機システムの符号情報に変換する並列コード変換処
理システムであって、前記自計算機システムは、複数の
プロセッサと、データ書込領域と、前記相手方計算機シ
ステムから送出された符号情報が所定以上の量であれ
ば、符号情報ごとに前記各プロセッサに並列に振り分け
処理をし、この振り分けられた符号情報を前記各プロセ
ッサにより前記相手方計算機システムと異なる前記自計
算機システムの規則体系の符号情報にそれぞれ変換する
第1の変換手段と、前記相手方計算機システムから送出
された符号情報が上記第1の変換手段での条件に合致し
ない情報であれば、所定のプロセッサにより、符号情報
を前記相手方計算機システムと異なる前記自計算機シス
テムの規則体系の符号情報にそれぞれ変換する第2の変
換手段と、変換された符号情報を統合して前記自計算機
システムのデータ書込領域にデータを書き込む書き込み
手段とを備えることを特徴とする並列コード変換処理シ
ステムとした。
【0021】(10)第10の発明の要旨 第10の発明では、第9の発明において、前記データ書
込領域は、前記自計算機システムの磁気ディスク装置内
にあり、前記第1の変換手段は、前記磁気ディスク装置
に前記符号情報を記憶する際のブロック化係数によって
前記相手方計算機システムから送出された符号情報が所
定以上の量か否かを決定することを特徴とする並列コー
ド変換処理システムとした。
【0022】
【作用】第1、第4、第6及び第9の発明では、情報を
符号で表現する規則体系の異なる相手方計算機システム
から送出された情報を自計算機システムに入力し、その
入力情報にしたがって情報の受渡し処理の大半を占める
異なる規則体系間における変換処理をおこなう。
【0023】この異なる規則体系間における変換処理で
は、相手方計算機システムから送出された符号情報を自
計算機システムに入力し、その入力された符号情報にし
たがって、たとえばJEFコードからSJISコードの
同じ意味内容のコード情報に変換するため、まず変換処
理をする対象に応じた数に並列に振り分ける。
【0024】ここで、「振り分ける」とは、たとえばデ
ータを分割して複数のプロセッサに転送することを意味
する。このように変換処理をする対象数に応じて並列に
振り分けられた異コード情報は、コード変換部でたとえ
ばJEFコードからSJISコードの同じ意味のコード
に変換される。
【0025】このため、この異なる規則体系間における
変換処理方法又はシステムでは、短時間で異規則体系シ
ステム間での情報の受渡しが可能となり、また複数のシ
ステムからなるコンピュータシステム全体に渡る応答性
を向上することが可能になる。
【0026】またたとえば、JEFコードからSJIS
コードに変換されたコード情報は、書き込み情報として
出力され、データ書込領域に書込む単位ごと、たとえば
1レコード単位ごとにデータ書込領域に書き込むことが
できる。これにより、データの書き込みまでの処理時間
の迅速化を図ることができる。
【0027】本発明は、1バイトコードの変換のみなら
ず、2バイトコードなどの多バイトコードのコード変換
にも適用することができるものである。たとえば、JE
FコードからSJISコードに変換されたコード情報
は、書き込み情報として出力され、データ書込領域に書
込む単位ごと、たとえば1レコード単位ごとにデータ書
込領域に書き込まれる。なお、コード変換の例として
は、これのみに限定されるものではなく、異なる規則体
系の同じ意味のコードに変換することができるものであ
れば、どのような規則体系のものに変換してもよいこと
は言うまでもない。
【0028】また、データ書込領域に書き込む符号情報
は、1レコード単位に限定されるものではなく、このデ
ータ書込領域に書き込みことができる単位であればよ
い。これにより、自システム内のプロセッサを各処理部
毎に効率よく割り振ることにより、自システム内の資源
を有効に活用できるようにする。例えば、第1及び第6
の発明では、符号情報が所定以上の量であるか、又は、
複数のデータ書込領域に出力させるものであるかによっ
て複数のプロセッサで処理するか否かを決定しているた
め、単数のプロセッサで処理するか、複数のプロセッサ
で処理するかを切り替えて、効率の良い処理を行なうこ
とができる。また、例えば、第4及び第9の発明では、
符号情報が所定以上の量であるかによって複数のプロセ
ッサで処理するか否かを決定しているため、単数のプロ
セッサで処理するか、複数のプロセッサで処理するかを
切り替えて、効率の良い処理を行なうことができる。
【0029】第2の発明では第1の発明の作用に加えて
さらに、また、第7の発明では第6の発明の作用に加え
てさらに、相手方計算機システムから送出された符号情
報が所定以上の量かは、磁気ディスク装置に符号情報を
記憶する際のブロック化係数によって決定されるとした
ため、予め定められたブロック化計数を利用し、その符
号情報の大きさを特定することができる。
【0030】第3の発明では第1の発明又は第2の発明
の作用に加えてさらに、また、第8の発明では第6の発
明又は第7の発明の作用に加えてさらに、データ書込領
域を複数の領域に分割してデータを書き込むとき、その
書き込み先を予め指定し、それぞれの書き込み先毎に並
列に規則体系に変換する処理をする。このとき規則体系
の変換処理は、複数のプロセッサで並列に実行すること
により行う。このプロセッサは、CPUやメモリなどか
ら構成され、たとえば複数のCPUから構成されるもの
はマルチプロセッサシステムを構成する。
【0031】第4の発明及び第9の発明では、さらに、
変換された符号情報を統合して自計算機システムのデー
タ書込領域にデータを書き込むことから、迅速な符号情
報の処理を行うことができる。
【0032】第5の発明では第4の発明の作用に加えて
さらに、また、第10の発明では第9の発明の作用に加
えてさらに、相手方計算機システムから送出された符号
情報が所定以上の量かは、磁気ディスク装置に前記符号
情報を記憶する際のブロック化係数によって決定される
としたため、予め定められたブロック化計数を利用し、
その符号情報の大きさを特定することができる。
【0033】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。 (第1実施例) <第1実施例の要旨>第1実施例では、相手方計算機シ
ステムから送出された入力情報に基づいて同じ意味内容
のコード情報に変換するため、変換処理を対象の数に並
列に振り分ける処理を行い、自計算機システム内のプロ
セッサを各処理部毎に効率よく割り振って自システム内
の資源を有効に活用する。
【0034】またコード変換部では、同じ意味内容のコ
ードに並列に変換して短時間で異コード系システム間で
の情報の受渡しを行うことにより、複数のシステムから
なるコンピュータシステムの処理応答性を向上する。 <第1実施例の内容>たとえば図1は本発明の第1実施
例のブロック図である。
【0035】この図1において入力部1には、相手方計
算機システムから自計算機システム11に送出された異
コード情報を入力する。振分部2では、入力部1に入力
された異コード情報が相手方計算機システムから送出さ
れた入力情報に基づいて同じ意味内容のコード情報に変
換するため、変換処理を対象の数に並列に同時に振り分
ける。
【0036】ここで振り分けるとは、データを分割して
複数のプロセッサに転送することを意味している。これ
により、振分部2では、自計算機システム11内のプロ
セッサを各処理部毎に効率よく割り振って自システム内
の資源を有効に活用することが可能になる。
【0037】またそれぞれの変換部3では、同じ意味内
容のコードに並列に同時に変換して短時間に異コード系
システム間での情報の受渡しを行う。これにより、変換
部3では、複数のシステムからなるコンピュータシステ
ムの処理応答性を向上することが可能になる。
【0038】一方、各出力部5には、それぞれの変換部
3に対応したコード変換出力を入力し、それぞれのデー
タベースにコード情報を書き込むための書込信号をデー
タベースに出力する。 (図2に示すシステムのブロック構成図)図2は図1の
システムをより詳細に説明するためのブロック図の一例
である。
【0039】このブロック図において、システム1が相
手先計算機システム10であり、またシステム2が自計
算機システム11である。ここでは、たとえば、相手先
計算機システム10としては、JEFコード変換を標準
符号体系として採用したコンピュータであり、自計算機
システム11としてはSJISコードを標準符号体系と
して採用したコンピュータであると定義して説明する。
【0040】この自計算機システム11には、システム
制御を2つに分けて行う第1プロセッサ13Aと第2プ
ロセッサ13B〜13Dおよび第2のプロセッサからの
制御命令によってコード情報をファイル単位に書き込む
磁気ディスク装置部6a〜6cが設けられている。
【0041】また第1のプロセッサ13Aは相手方計算
機システム10から送出されたコード情報を通信回線な
どを介して受信する入力部1aと、この入力部で1aで
受信したコード情報に基づいて書き込みを行う磁気ディ
スク装置部6a〜6cを動作させる第2プロセッサ13
B〜13Dのうちいずれの第2プロセッサ13B〜13
Dを選択するかの振り分けを同時にする振分部2aから
構成される。
【0042】一方、第2プロセッサ3B〜3Dには、第
1プリセッサ3Aの振分部2aから同時に振り分けられ
た信号に基づいて異コード情報の変換をする変換部3a
〜3cと、この変換部3a〜3cからのコード変換によ
りたとえばJEFコードからSJISコードの同じ意味
内容のコード情報に変換されたコード情報を出力する出
力部5a〜5cとから構成されている。
【0043】また磁気ディスク装置部6a〜6cには、
それぞれの出力部5a〜5cとから出力されたコード情
報がファイル単位に書き込まれている。なお、本実施例
では、1バイトコードのコード変換のみを対象としたも
のではなく、たとえば2バイトコードなどの多バイトコ
ードのコード変換にも適用することができるものであ
る。 <第1実施例の動作>この第1実施例の動作を図3に基
づいて説明する。図3の動作説明においては図1及び図
2を参照して説明する。
【0044】この実施例では、相手先計算機システム1
0より自計算機システム11の入力部1に1レコード分
の情報を入力する(ST10)。入力部1に1レコード
分の情報を入力した後には、入力したコード情報を振分
部2に送出する(ST11)。
【0045】この振分部2では、入力部で1aで受信し
たコード情報に基づいて書き込みをする磁気ディスク装
置部6a〜6cを動作させる第2プロセッサ3B〜3D
のいずれの第2プロセッサ3B〜3Dを選択するかの振
り分けを同時にする。
【0046】この振分部2では、まず同時に振り分けを
する先、すなわち出力先が複数か単数であるかの判断を
する(ST12)。出力先が単数であると判断する場合
には、入力部1から入力された1レコードの情報が大量
であるか否かの判断をする(ST13)。
【0047】ここで、入力された1レコードの情報が大
量であることは、たとえば磁気記憶媒体にどのくらいの
レコードが記憶できるかを決定するブロック化係数の大
小により決定する。
【0048】すなわち、たとえばブロック化係数の決定
は、磁気記憶媒体の見かけ上の記憶密度の向上と、読出
しまたは書込回数の減少による、入出力のスピードアッ
プの両方のかねあいなどから決定する。
【0049】入力されたレコードの情報が大量でない
(ST13のNo)のときには、特定のプロセッサ2の
変換部に情報を送出する(ST14)。特定のプロセッ
サ2の変換部に情報を送出した後には、データの異コー
ド体系をプロセッサ2のコード変換部で変換する(ST
19)。
【0050】一方、ST12において、振り分けるプロ
セッサ3B〜3Dの振り分け先である、出力先が複数で
あると判断する場合には、書込領域にコード情報を格納
するのを入力された順番によるか、あるいはキーワード
で格納領域を指定して行うかの判断をする(ST1
5)。
【0051】書込領域にコード情報を格納するのを入力
された順番でする場合には、複数のコード変換部に入力
された順番を示す順番情報を送出する(ST16)。複
数のコード変換部に入力された順番を示す順番情報を送
出した後には、情報中のデータのコード体系をプロセッ
サ2のコード変換部で変換する(ST19)。
【0052】またST15において、キーワードで格納
領域を指定すると判断する場合には、キーワードによる
コード変換をする(ST17)。キーワードによるコー
ド変換をした後には、変換結果からコード変換部3a〜
3cを決定する情報をコード変換部3a〜3cに送出す
る(ST18)。
【0053】変換結果からコード変換部を決定する情報
をコード変換部3a〜3cに送出した後には、プロセッ
サ3のコード変換部3a〜3cで、たとえばアスキーコ
ードからJISコードの同じ意味内容のコード情報にコ
ードが変換される。
【0054】一方、ST13において、入力されたレコ
ードの情報が大量である場合(ST13のYes)のと
きには、複数のコード変換部3a〜3cにコード変換の
順番情報を送出して、判断する。
【0055】ここで、入力された1レコードの情報が大
量であることは、たとえば磁気記憶媒体にどのくらいの
レコードを記憶することができるかを決定するブロック
化係数の大小により決定することができる。
【0056】たとえばブロック化係数の決定は、磁気記
憶媒体の見かけ上の記憶密度の向上と、読出しまたは書
込回数の減少による、入出力のスピードアップの両方の
かねあいからから決定することができる。
【0057】また先に説明したST19において、プロ
セッサ2、3のコード変換部3でコード情報の変換をし
た後には、コード情報を出力部5a〜5cに出力する
(ST20)。
【0058】この出力部5a〜5cにコード情報を出力
した後には、変換されたコード情報を磁気ディスク装置
部6に送出する(ST21)。これにより、相手方計算
機システム10から送出された入力情報に基づいて同じ
意味内容のコード情報に変換するため、変換処理を対象
の数に並列に振り分ける処理を行い、自計算機システム
11内のプロセッサ13A〜13Dを各処理部毎に効率
よく割り振って自システム内の資源を有効に活用する。
【0059】またコード変換部3a〜3cでは、同じ意
味内容のコードに並列に変換して短時間で異コード系シ
ステム間での情報の受渡しを行うことにより、複数のシ
ステムからなるコンピュータシステム全体に渡る応答性
を向上する。 <第1実施例の第1変形実施例>図4に示す第1実施例
の変形実施例のシステムと、先に説明した図2のシステ
ムと異なる構成について説明し、同一の構成については
同一の符号を付して詳しい説明を省略する。
【0060】図4のプロセッサでは、第2プロセッサを
プロセッサ13F、13Gに分割している。プロセッサ
13Fには変換部3a,3bおよび出力部5a,5bを
設け、またプロセッサ13Gには変換部3c,3dおよ
び出力部5c,5dが設けられている。
【0061】このシステムでは、振分部2aで振り分け
られた信号が変換部3aで、たとえばJEFコードから
SJISコードに変換されると、コード変換された符号
情報が出力部5aを経て磁気ディスク装置部6eに書き
込まれる。
【0062】またこのシステムでは、振分部2aで振り
分けられた信号が変換部3bで、たとえばJEFコード
からSJISコードに変換されると、コード変換された
符号情報が出力部5bを経て磁気ディスク装置部6fに
書き込まれる。
【0063】これと同様に磁気ディスク装置部6gに
は、変換部3c、変換部5cを経て符号情報が書き込ま
れ、また磁気ディスク装置部6hには、変換部3d、変
換部5dを経て符号情報が書き込まれる。
【0064】以上に説明したシステムにおいては、振分
部2aで振り分けられた信号に基づいてプロセッサ13
F,13Gを制御することにより、磁気ディスク装置部
6e〜6hにコード情報を書き込みことができる。
【0065】したがって、プロセッサ13Fで磁気ディ
スク装置部6e,6fの書き込み制御を行い、またプロ
セッサ13Gで磁気ディスク装置部6g,6hの書き込
みを制御することにより、プロセッサ13F,13Gの
処理分担を迅速にすることができる。
【0066】この第1変形実施例の動作を図5に基づい
て説明する。図5の動作説明においては図1及び図2を
参照して説明する。この実施例では、相手先計算機シス
テム10より自計算機システム11の入力部1に情報を
1レコード入力する(ST10)。
【0067】入力部1に情報が1レコード入力した後に
は、入力したコード情報を振分部2に送出する(ST1
1)。この振分部2では、入力部で1aで受信したコー
ド情報に基づいて書き込みをする磁気ディスク装置部6
a〜6cを動作させる第2プロセッサ13B〜13Dの
いずれの第2プロセッサ13B〜13Dを選択するかの
振り分けをする。
【0068】この振分部2では、まず振り分けをする
先、すなわち出力先が複数か単数であるかの判断をする
(ST12)。出力先が単数であると判断する場合に
は、入力部1から入力された1レコードの情報が大量で
あるか否かの判断が行われる(ST13)。
【0069】ここで、入力された1レコードの情報が大
量であることは、たとえば磁気記憶媒体にどのくらいの
レコードを記憶できるかを決定するブロック化係数の大
小により決定する。すなわち、たとえばブロック化係数
の決定は、磁気記憶媒体の見かけ上の記憶密度の向上
と、読出しまたは書込回推の減少による、南出力のスピ
ードアップの両方のかねあいから決定する。
【0070】入力されたレコードの情報が大量でない
(ST13のNo)のときには、特定のプロセッサ2の
変換部に情報を送出する(ST14)。特定のプロセッ
サ2の変換部に情報を送出した後には、情報中のデーク
のコード系をプロセッサ2のコード変換部で変換する
(ST19)。
【0071】一方、ST12において、振り分けるプロ
セッサ13B〜13Dの振り分け先である、出力先が複
数であると判断する場合には、書込領域にコード情報を
格納するのを入力された順番によるか、あるいはキーワ
ードで格納領域を指定して行うかを判断する(ST1
5)。
【0072】書込領域にコード情報を格納するのを入力
された順番でする場合には、複数のコード変換部に入力
された順番を示す順番情報を送出する(ST16)。複
数のコード変換部に入力された順番を示す順番情報を送
出した後には、情報中のデータのコード体系をプロセッ
サ2のコード変換部で変換する(ST19)。
【0073】またST15において、キーワードで格納
領域を指定すると判断する場合には、キーワードのコー
ド変換をする(ST17)。キーワードのコード変換を
した後には、変換結果からコード変換部3a〜3cを決
定する情報をコード変換部3a〜3cに送出する(ST
18)。
【0074】変換結果からコード変換部を決定する情報
をコード変換部3a〜3cに送出した後には、プロセッ
サ3のコード変換部3a〜3cで、たとえばアスキーコ
ードからJISコードの同じ意味内容のコード情報にコ
ードが変換される。
【0075】一方、ST13において、入力されたレコ
ードの情報が大量である場合(ST13のYes)のと
きには、複数のコード変換部3a〜3cにコード変換の
順番情報を送出して、判断する。
【0076】ここで、入力された1レコードの情報が大
量であることは、たとえば磁気記憶媒体にどのくらいの
レコードを記憶することができるかを決定するブロック
化係数の大小により決定することができる。
【0077】たとえばブロック化係数の決定は、磁気記
憶媒体の見かけ上の記憶密度の向上と、読出しまたは書
込回数の減少による、入出力のスピードアップの両方の
かねあいから決定することができる。
【0078】また先に説明したST19において、プロ
セッサ2〜4のコード変換部3でコード情報の変換をし
た後には、コード情報を出力部5a〜5cに出力する
(ST20)。
【0079】この出力部5a〜5cにコード情報を出力
した後には、変換されたコード情報を磁気ディスク装置
部6に送出する(ST21)。これにより、相手方計算
機システム10から送出された入力情報に基づいて同じ
意味内容のコード情報に変換するため、変換処理を対象
の数に並列に振り分ける処理を行い、自計算機システム
11内のプロセッサ2〜4であるプロセッサ13A〜1
3Dを各処理部毎に効率よく割り振って自システム内の
資源を有効に活用する。
【0080】またコード変換部3a〜3cでは、同じ意
味内容のコードに並列に変換して短時間で異コード系シ
ステム間での情報の受渡しを行うことにより、複数のシ
ステムからなるコンピュータシステム全体に渡る応答性
が向上する。
【0081】さらに2バイトコードの変換をする場合に
は、1バイトコードの変換をする場合より10倍から1
00倍も変換速度を早くすることができるので、2バイ
トコードの変換に好適となる。 (第2実施例) <第2実施例の要旨>第2実施例では、振分部2で複数
個の変換部3に変換されたコード情報を結合するコード
情報結合部4を設け、このコード情報結合部4の出力に
基づいて出力部を経て磁気ディスク装置部6にコード情
報を書込む。
【0082】データ書込部に書き込まれた情報を相手方
計算機システムに転送する際には、データを一つの情報
に結合する前に、複数のプロセッサを利用して異なるコ
ード体系の変換を並列に実行することにより、異なるコ
ード体系のコード情報に迅速に変換することができる。 <第2実施例の内容>たとえば図5は本発明の第2実施
例のブロック図である。
【0083】先に説明した第1実施例の図1の構成との
相違する点について詳細に説明し、同一の構成について
は同一の符号を付してここでは詳しい説明を省略する。
図5において、振分部2で複数個の変換部3に変換され
たコード情報を入力された順または入力された順を入れ
替え換え結合するコード情報結合部4を設け、このコー
ド情報結合部4の出力に基づいて出力部5を経て磁気デ
ィスク装置部6にコード情報を書込む。
【0084】磁気ディスク装置部6に書き込まれた情報
を自計算機システム11に転送するときには、データを
一つの情報にコード情報結合部4で結合する前に、複数
のプロセッサを利用して異なるコード体系の変換を並列
に実行することにより、異なるコード体系のコード情報
に迅速に変換することができる。
【0085】(図6のブロック図の構成)図6は図5の
ブロック図の構成をより詳細に説明するためのブロック
図である。
【0086】図6において、システム1の相手方計算機
システム10から送出されたコード情報が通信回線など
によつて接続された磁気ディスク装置部20に一時格納
される。
【0087】コード情報が磁気ディスク装置部20に格
納された後には、システム2の自計算機システム11の
プロセッサ3A内の入力部1aにそのコード情報を入力
する。
【0088】入力部1aに入力されたコード情報は、振
分部2aでプロセッサ3B〜3Dのいずれかに振り分け
られる。この振分部2aでは、順番コード、区分コード
および分類コードなどにしたがってコード情報をどのプ
ロセッサ3B〜3Dのコード変換部3e〜3gでコード
変換するのが最適であるかの選択をする。
【0089】プロセッサ3B〜3Dでコード情報の変換
をした後には、プロセッサ3Eでコード情報が入力順ま
たは入力順序を入れ替える結合部4aで結合した後、出
力部5aを経てコード情報を磁気ディスク装置部6dに
書き込みことができる。 <第2実施例の動作>この第2実施例の動作を図8に基
づいて説明する。
【0090】図8の動作説明においては図5及び図6を
参照して説明する。この実施例では、相手先計算機シス
テム10より自計算機システム11の入力部1に情報を
1レコード入力する(ST10)。
【0091】入力部1に情報が1レコード入力した後に
は、入力したコード情報を振分部2に送出する(ST1
1)。この振分部2では、入力部で1aから入力したコ
ード情報に基づいて書き込みをする磁気ディスク装置部
6a〜6cを動作させる第2プロセッサ3B〜3Dのい
ずれの第2プロセッサ3B〜3Dを選択するかの振り分
けを同時にする。
【0092】この振分部2では、まず同時に振り分けを
する前に、出力先が複数か単数であるかの判断をする
(ST12)。出力先が単数であると判断する場合に
は、入力部1から入力された1レコードの情報が大量で
あるか否かの判断を行なう(ST13)。
【0093】ここで、入力されたレコードの情報が大量
であることは、たとえば磁気記憶媒体にどのくらいのレ
コードを記憶できるかを決定するブロック化係数の大小
により決定する。
【0094】すなわち、ブロック化係数の決定は、たと
えば磁気記憶媒体の見かけ上の記憶密度の向上と、読出
しまたは書込回数の減少による、南出力のスピードアッ
プの両方のかねあいなどから決定する。
【0095】入力されたレコードの情報が大量でない
(ST13のNo)のときには、特定のプロセッサ2の
変換部に情報を送出する(ST14)。特定のプロセッ
サ2の変換部に情報を送出した後には、情報中のデータ
のコード系をプロセッサ2のコード変換部で変換する
(ST19)。
【0096】一方、ST12において、振り分けるプロ
セッサ3B〜3Dの振り分け先である、出力先が複数で
あると判断する場合には、書込領域にコード情報を格納
するのを入力された順番によるか否かの判断をする(S
T29)。
【0097】書込領域にコード情報を格納するのを入力
された順番でする場合には、複数のコード変換部に入力
された順番を示す順番情報を送出する(ST16)。複
数のコード変換部に入力された順番を示す順番情報を送
出した後には、情報中のデータのコード体系をプロセッ
サ2のコード変換部で変換する(ST19)。
【0098】またST29において、キーワードで格納
領域を指定すると判断する場合には、ふたたびST10
の戻りコード情報を1レコード入力する。一方、ST1
3において、入力されたレコードの情報が大量である場
合(ST13のYes)のときには、複数のコード変換
部3a〜3cにコード変換の順番情報を送出して、判断
する。
【0099】ここで、入力された1レコードの情報が大
量であることは、たとえば磁気記憶媒体にどのくらいの
レコードを記憶することができるかを決定するブロック
化係数の大小により決定することができる。
【0100】またブロック化係数の決定は、たとえば磁
気記憶媒体の見かけ上の記憶密度の向上と、読出しまた
は書込回数の減少による、入出力のスピードアップの両
方のかねあいから決定する。
【0101】また先に説明したST19において、プロ
セッサ2、3のコード変換部3でコード情報の変換をし
た後には、コード情報を結合部4のコード情報結合部4
aに送出する(ST30)。
【0102】このコード情報結合部4には、コード情報
が送出されると、コード情報が入力順に順に結合される
(ST31)。またコード情報が入力した順序を入れ替
えることによってコード情報を結合することもできる。
【0103】このコード情報結合部4では、コード情報
が迅速にフアイル処理されて後述する磁気ディスク装置
部6に書き込むことができるようにする。したがって、
コード情報結合部4にコード情報が送出されたときに
は、コード情報が入力順または入力順序を入れ替えて結
合することにより、情報が磁気ディスク装置部6dに書
き込まれる(ST32)。
【0104】これにより第2実施例では、振分部2で複
数個の変換部3に変換されたコード情報を結合するコー
ド情報結合部4を設け、このコード情報結合部4の出力
に基づいて出力部を経て磁気ディスク装置部6にコード
情報を書込むことができる。
【0105】また磁気ディスク装置部6に書き込まれた
情報を自計算機システム11に転送する際には、データ
を一つの情報に結合する前に、複数のプロセッサを利用
して異なるコード体系の変換を並列に実行することによ
り、異なるコード体系のコード情報に迅速に変換できる
ようにする
【0106】
【0107】
【0108】
【0109】
【0110】
【0111】
【0112】
【0113】
【0114】
【0115】
【0116】
【0117】
【0118】
【0119】
【0120】れまで説明してきた実施例1ないし実施
例2によれば、情報を符号で表現する規則体系が異なる
相手方計算機システム10から送出された情報を自計算
機システム11に入力し、その入力情報にしたがって情
報の受渡し処理の大半を占める異コード体系の計算機間
のコード変換を、変換処理を対象の数に同時に並列に振
り分け、自システム内のプロセッサを各処理部毎に効率
よく割り振ることにより、自システム内の資源を有効に
活用できるようにする。
【0121】このため、この異なるコード体系間におけ
る変換処理方法では、短時間で異コード系システム間で
の情報の受渡しが可能となり、また複数のシステムから
なるコンピュータシステム全体に渡る応答性を向上する
ことが可能になる。
【0122】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれ
ば、情報を符号で表現する規則体系が異なる相手方計算
機システムから送出された情報を自計算機システムに入
力し、その入力情報にしたがって情報の受渡し処理の大
半を占める異コード体系の計算機間のコード変換を、変
換処理を対象の数に並列に振り分ける処理により自シス
テム内のプロセッサを各処理部毎に効率よく割り振るこ
とにより、自システム内の資源を有効に活用できるとい
う効果を得ることができる。
【0123】また本発明によれば、短時間で異コード系
システム間での情報の受渡しが可能となり、また複数の
システムからなるコンピュータシステム全体に渡る応答
性を向上することが可能になるという効果を得ることが
できる。
【0124】さらに本発明では、1バイトコードの変換
効果より2バイトコードの変換効果がより顕著になり、
2バイトコードの変換にも用いることにより2バイトコ
ードの変換速度を早くすることができるという効果も得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の概要を説明するためのブ
ロック図である。
【図2】本発明の第1実施例の具体例を説明するための
ブロック図である。
【図3】本発明の第1実施例の動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【図4】本発明の第1実施例の変形例を説明するための
ブロック図である。
【図5】本発明の第1実施例の変形例の動作を説明する
ためのフローチャートである。
【図6】本発明の第2実施例の概要を説明するためのブ
ロック図である。
【図7】本発明の第2実施例の具体例を説明するための
ブロック図である。
【図8】本発明の第2実施例の動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【図9】 本発明の実施例の具体例を説明するためのコ
ード変換の例を示す図である。
【図10】 本発明の実施例の具体例を説明するための
コード変換の例を示す図である。
【図11】 従来のコード変換処理装置の一例を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1 入力部 1a 入力部 2 振分部 2a 振分部 3 変換部 3a〜3j コード情報変換部 4 結合部 4a コード情報結合部 5 出力部 5a〜5d 出力部 6 データベース 6a〜6k 磁気ディスク装置部 10 相手方計算機システム 10B 相手方計算機システム 11 自計算機システム 11B 自計算機システム 13 プロセッサ 13A〜13K プロセッサ 20 磁気ディスク装置部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−245865(JP,A) 特開 平2−312476(JP,A) 特開 昭61−125275(JP,A) 特開 平5−308391(JP,A) 特開 平5−341956(JP,A) 特開 平4−365127(JP,A) 特開 平8−65171(JP,A) 特開 平7−123270(JP,A) 特開 平6−243056(JP,A) 特開 平6−75845(JP,A) 特開 平5−91342(JP,A) 特開 平4−82419(JP,A) 特開 平2−246677(JP,A) 特開 平2−208714(JP,A) 特開 平2−138655(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 5/00 G06F 13/00 G06F 15/16

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報を符号で表現する規則体系の異なる
    相手方計算機システムから複数のプロセッサとデータ書
    込領域を有する自計算機システムに同一の意味内容の情
    報を転送するため、前記相手方計算機システムから送出
    された規則体系の異なる符号情報を前記自計算機システ
    ムの符号情報に変換する並列コード変換処理方法であっ
    て、 前記自計算機システムは、 前記相手方計算機システムから送出された符号情報が所
    定以上の量もしくは複数のデータ書込領域に出力させる
    ものであれば、 符号情報ごとに前記各プロセッサに並列
    に振り分け処理をし、この振り分けられた符号情報を
    記各プロセッサにより前記相手方計算機システムと異な
    る前記自計算機システムの規則体系の符号情報にそれぞ
    れ変換する第1の変換ステップと、 前記相手方計算機システムから送出された符号情報が上
    記第1の変換ステップでの条件に合致しない情報であれ
    ば、所定のプロセッサにより、符号情報を前記相手方計
    算機システムと異なる前記自計算機システムの規則体系
    の符号情報にそれぞれ変換する第2の変換ステップと、 その変換された符号情報にしたがって前記自計算機シス
    テムのデータ書込領域にデータを書き込む書き込みステ
    ップとを実行することを特徴とする並列コード変換処理
    方法。
  2. 【請求項2】 前記自計算機システムのデータ書込領域
    は、前記自計算機システムの磁気ディスク装置内にあ
    り、 前記第1の変換ステップにおいて前記相手方計算機シス
    テムから送出された符号情報が所定以上の量かは、前記
    磁気ディスク装置に前記符号情報を記憶する際のブロッ
    ク化係数によって決定されることを特徴とする請求項1
    に記載の並列コード変換処理方法。
  3. 【請求項3】 前記第1の変換ステップにおいて、前記
    データ書込領域を複数に分割してデータを書き込むとき
    には、その書き込み先を予め指定しながら異なる符号体
    系の変換を複数のプロセッサで並列に実行することを特
    徴とする請求項1又は請求項2に記載の並列コード変換
    処理方法。
  4. 【請求項4】 情報を符号で表現する規則体系の異なる
    相手方計算機システムから複数のプロセッサとデータ書
    込領域を有する自計算機システムに同一の意味内容の情
    報を転送するため、前記相手方計算機システムから送出
    された規則体系の異なる符号情報を前記自計算機システ
    ムの符号情報に変換する並列コード変換処理方法であっ
    て、 前記自計算機システムは、 前記相手方計算機システムから送出された符号情報が所
    定以上の量であれば、符号情報ごとに前記各プロセッサ
    に並列に振り分け処理をし、この振り分けられた符号情
    報を前記各プロセッサにより前記相手方計算機システム
    と異なる前記自計算機システムの規則体系の符号情報に
    それぞれ変換する第1の変換ステップと、 前記相手方計算機システムから送出された符号情報が上
    記第1の変換ステップでの条件に合致しない情報であれ
    ば、所定のプロセッサにより、符号情報を前記相手方計
    算機システムと異なる前記自計算機システムの規則体系
    の符号情報にそれぞれ変換する第2の変換ステップと、 その変換された符号情報を統合して前記自計算機システ
    ムのデータ書込領域にデータを書き込む書き込みステッ
    プとを実行することを特徴とする並列コード変換処理方
    法。
  5. 【請求項5】 前記自計算機システムのデータ書込領域
    は、前記自計算機システムの磁気ディスク装置内にあ
    り、 前記第1の変換ステップにおいて前記相手方計算機シス
    テムから送出された符号情報が所定以上の量かは、前記
    磁気ディスク装置に前記符号情報を記憶する際のブロッ
    ク化係数によって決定されることを特徴とする請求項4
    に記載の並列コード変換処理方法。
  6. 【請求項6】 情報を符号で表現する規則体系の異なる
    相手方計算機システムから自計算機システムに同一の意
    味内容の情報を転送するため、前記相手方計算機システ
    ムから送出された規則体系の異なる符号情報を前記自計
    算機システムの符号情報に変換する並列コード変換処理
    システムであって、 前記自計算機システムは、 複数のプロセッサと、 データ書込領域と、 前記相手方計算機システムから送出された符号情報が所
    定以上の量もしくは複数のデータ書込領域に出力させる
    ものであれば、符号情報ごとに前記各プロセッサに並列
    に振り分け処理をし、この振り分けられた符号情報を前
    記各プロセッサにより前記相手方計算機システムと異な
    る前記自計算機システムの規則体系の符号情報にそれぞ
    れ変換する第1の変換手段と、 前記相手方計算機システムから送出された符号情報が上
    記第1の変換手段での条件に合致しない情報であれば、
    所定のプロセッサにより、符号情報を前記相手方計算機
    システムと異なる前記自計算機システムの規則体系の符
    号情報にそれぞれ変換する第2の変換手段と、 変換された符号情報にしたがって前記データ書込領域に
    データを書き込む書き込み手段とを備えたことを特徴と
    する並列コード変換処理システム。
  7. 【請求項7】 前記データ書込領域は、前記自計算機シ
    ステムの磁気ディスク装置内にあり、 前記第1の変換手段は、前記磁気ディスク装置に前記符
    号情報を記憶する際のブロック化係数によって前記相手
    方計算機システムから送出された符号情報が所定以上の
    量か否かを決定することを特徴とする請求項6に記載の
    並列コード変換処理システム。
  8. 【請求項8】 前記第1の変換手段は、前記データ書込
    領域を複数に分割してデータを書き込むときには、その
    書き込み先を予め指定しながら異なる符号体系の変換を
    複数のプロセッサで並列に実行することを特徴とする請
    求項6又は請求項7に記載の並列コード変換処理システ
    ム。
  9. 【請求項9】 情報を符号で表現する規則体系の異なる
    相手方計算機システムから自計算機システムに同一の意
    味内容の情報を転送するため、前記相手方計算機システ
    ムから送出された規則体系の異なる符号情報を前記自計
    算機システムの符号情報に変換する並列コード変換処理
    システムであって、 前記自計算機システムは、 複数のプロセッサと、 データ書込領域と、 前記相手方計算機システムから送出された符号情報が所
    定以上の量であれば、符号情報ごとに前記各プロセッサ
    に並列に振り分け処理をし、この振り分けられた符号情
    報を前記各プロセッサにより前記相手方計算機システム
    と異なる前記自計算機システムの規則体系の符号情報に
    それぞれ変換する第1の変換手段と、 前記相手方計算機システムから送出された符号情報が上
    記第1の変換手段での条件に合致しない情報であれば、
    所定のプロセッサにより、符号情報を前記相手方計算機
    システムと異なる前記自計算機システムの規則体系の符
    号情報にそれぞれ変換する第2の変換手段と、 変換された符号情報を統合して前記自計算機システムの
    データ書込領域にデータを書き込む書き込み手段とを備
    えることを特徴とする並列コード変換処理システム。
  10. 【請求項10】 前記データ書込領域は、前記自計算機
    システムの磁気ディスク装置内にあり、 前記第1の変換手段は、前記磁気ディスク装置に前記符
    号情報を記憶する際のブロック化係数によって前記相手
    方計算機システムから送出された符号情報が所定以上の
    量か否かを決定することを特徴とする請求項9に記載の
    並列コード変換処理システム。
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