JP3443842B2 - 多重伝送装置 - Google Patents

多重伝送装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多重伝送装置、特に車
両において各種制御データを時分割などによって同時に
送受信する多重伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両においては、エレクトロニク
ス化に伴ってワイヤハーネスが肥大化することによる車
両内の空間が不足するという問題を解決するために、多
重伝送装置を用い、各種制御データの送受信を単一の多
重通信路(通常は2本の通信線から成る)を介して行う
ことが知られている(例えば、特開昭62−4658号公報参
照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の多重伝送装置においては、送受信される信号は、1
信号フレーム内に収容されている信号の順序、プライオ
リティ(優先順位)の判断基準等が車種、或いはグレー
ドによって定められており、異なる車種或いはグレード
の車両、特に装備の異なる車両では、多重伝送の信号方
式(信号フレームの信号構成方式)が異なるために、車
種或いはグレードが異なる車両を制作する毎に新しい多
重伝送の信号方式を作成しなくてはならないという問題
があった。
【0004】本発明の目的は、信号フレーム内に収容さ
れる信号構成を所定のルールに従って行い、車種、或い
はグレードの異なる車両に容易に転用することのできる
多重伝送装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の多重伝送装置は、多重通信線に複数のノード
が接続され、各ノード間で所定のデータ領域を有する信
号フレームを送受信する多重伝送装置であって、前記デ
ータ領域には、予め設定した制御機能別に複数のエリア
が設定されており、各ノードは、前記信号フレームのデ
ータ領域にデータ送出時、予め設定された制御機能別に
データ(信号)を分類し、該分類された各データを対応
するエリアへ送出する送信手段を備えたものである。上
記送信手段は、同一データに対して複数の制御機能が対
応する場合に、各制御機能間で設定されるプライオリテ
ィを比較し、プライオリティの最も高い制御機能に対応
するエリアのみに上記データを送出するようにする。上
記信号フレームには予め未使用領域が設定されており、
データ領域内の各データのプライオリティを比較し、プ
ライオリティの最も高いデータのプライオリティをその
信号フレームのプライオリティとするものである。上記
送信手段は、上記信号フレームのデータ領域にデータ送
出時に、複数の通信ネットワーク間でゲートウェイする
必要の有るデータを分類し、このデータで信号フレーム
が分類されるようにデータを送出し、分類された信号フ
レームを、高速信号群、中低速信号群毎のデータで分類
し、このデータで信号フレームが分類されるようにデー
タを送出し、分類された信号フレームを、サイクリック
信号群、イベント信号群毎のデータで分類し、このデー
タで信号フレームが分類されるようにデータを送出する
とともに、送信先のノードが限定されるデータを多数送
信する場合に、上記信号フレームを送信先毎のデータで
分類し、このデータで信号フレームが分類されるように
データを送出する。
【0006】
【実施例】実施例を図に基づいて説明すると、図1にお
いて、ゲートウェイノード1を介して2つの多重ネット
ワーク2,3が結合されており、多重ネットワーク2
は、EGIノード2Aと、ABS/TRCノード2B
と、4WSノード2Cと、MACSノード2Dが多重通
信路を介して接続され、多重ネットワーク3はコンビネ
ーションスイッチノード3Aと、メータノード3Bと、
A/Cスイッチノード3Cと、A/C AMPノード3
Dと、EXTノード3Eが多重通信路を介して接続され
ている。
【0007】各ノード間に送受信される通信フレームの
伝送形式は、図2に示すように、先頭にID領域が1by
te+4bit =12bit (1byte=8bit )あり、その後方
に8つのエリア0〜7から成るデータ領域が設けられ、
各エリア0〜7はそれぞれ1byte=8bit で構成され、
1bit に2進信号が1種類ずつ収容される。
【0008】各ノードにおいて、上記通信フレームを、
例えば以下に示すように予め設定した制御機能別にエリ
アを設定して作成する。 パワートレイン系(エンジン、ミッション等) シャーシ系(ABS、4WS等) 車体装備系(パワーウィンド、ランプ類等) 情報系(タコメータ、各種インジケータ等) オプション系(ディーラオプション、一般用品等を対
象とする制御) ネットワーク系(上記多重ネットワーク2,3全体の
管理、制御) I/O PALM系(制御機能を持たないスタンドア
ローンタイプの多重ノードであるI/O PALMが送
受信する信号) ゲートウェイ系(ゲートウェイノード1を介して、異
なる多重ネットワーク2,3間に伝送、即ちゲートウェ
イされる信号)
【0009】ゲートウェイ系信号のエリアを定めたこと
により、ゲートウェイノード1が受信した全信号フレー
ムについて他のネットワークに送信する必要が有るか否
か確認する必要がなくなるものである。
【0010】次に、各フレーム単位の信号群(データ
群)を、上記〜の系よりも細かく設定した中分類機
能別にまとめるもので、例えば、車体装備系において
は、パワーアシスト(パワーウィンド、パワードアロッ
ク、パワーシート等)と、照明・灯火(ストップラン
プ、その他ランプ類)と、空調等の予め設定した中分類
機能別にまとめ、1信号フレーム内に収容しきれない時
は新たな信号フレームを増やす。
【0011】目的とする中分類機能は異なるが、同一の
制御信号が存在する、即ち重複した信号が異なるエリア
に存在する時〔例えば、ABS(走行制御)とストップ
ランプ(照明・灯火)〕は、異なる中分類機能のプライ
オリティを比較し、プライオリティの高い中分類機能に
共有させる、即ちプライオリティの高い中分類機能の信
号のみを存在させる。中分類機能のプライオリティが等
しい場合には、両方の信号の送信ノードを備えた中分類
機能に共有させる。なお、中分類機能のプライオリティ
は、図3に示すように、信号の重要性と応答性に基づい
て予め定められており、重要性のランクは緊急信号及び
車両基本性能(走る・曲がる・止まる)の損傷信号を最
も重要性の高いAランクとし、商品性(機能)の大幅低
下信号をBランクとし、A,B以外の信号を最も重要性
の低いCランクとする。また、応答性のランクは許容し
うる遅延時間によって定めており、(I)遅延時間が20
msec未満、(II)遅延時間が20msec以上50msec未満、
(III )遅延時間が50msec以上に分けている。
【0012】上記応答性ランクにおいて、ランク(I)
に分類される高速信号群と、ランク(II)と(III )と
に分類される中低速信号群とに、それぞれ分類された信
号フレームを分類することにより、高速で伝達されるべ
き信号群を確実に高速で送信することができる。即ち、
信号フレームのプライオリティは、その信号フレーム内
で最もプライオリティの高い信号により定められるもの
であるが、プライオリティが等しい信号フレーム同士が
衝突した場合はID領域の信号の比較でプライオリティ
が決定されるから、ID領域を高速信号群と、中低速信
号群とに割り当てることにより、高速信号群と中低速信
号群との判別が容易になり、高速で伝達されるべき信号
群は確実に高速で伝達される。また、ゲートウェイノー
ドにより、高速通信線から中低速通信線へ、或いはその
逆に送信する場合、ゲートウェイノードが受信した信号
フレームから高速信号群と中低速信号群とを判別する必
要がなく、ゲートウェイノードの負担が軽減される。
【0013】各種センサからの検出信号等の周期的に送
信する必要のあるサイクリック信号群と、各種スイッチ
からのオン・オフ信号等の入力があった時にのみ送信す
るイベント信号とに、それぞれ分類された信号フレーム
を分類することにより、サイクリック信号群とイベント
信号とを同一信号フレームに混在させず、信号フレーム
の有効性を向上させることができ、通信線上のトラフィ
ックの増大を防止できる。
【0014】送信先のノードが限定された信号を多数
(例えば、8bit 以上)送信する場合には、送信先毎に
分類された信号フレームを分類することにより、同じノ
ードに送信される信号にタイミングのずれを生ずること
がない。なお、上記制御機能別各系〜の信号を、入
力系、出力系、処理系の3種類に大別してID領域を割
り当てることにより(図4参照)、信号の整理が容易に
なる。
【0015】上記制御機能別各系〜の信号量を、各
割当エリア内の80%以内として、その単位でID領域を
割り当て、信号量が割当エリア内の80%を超えた場合に
は末端機能(ランプ等)を基準にして複数のID領域を
割り当てることにより、新たな装備が追加される場合に
も信号を収容するエリアを確保することができる。
【0016】ここで、ID領域の割当方法について図4
を参照して説明すると、ID領域の先頭の3bit で制御
機能別各系の内、パワートレイン系、シャーシ系、
車体装備系、情報系、I/O PALM系、オ
プション系、ネットワーク系を区別し、次の8bit で
中分類機能を区別するものであるが、最後の1bit をVa
lid/Invalid 処理の有無信号に割当て、それにより、信
号フレームを大きく2分することができ、信号の判別が
容易になる。なお、Valid/Invalid 処理の有無は、デー
タエリアの1byteに複数の送信ノードが割り当てられて
いる場合にのみ有とする。
【0017】
【発明の効果】本発明は上述のとおり構成されているか
ら、以下に述べるとおりの効果を奏する。信号フレーム
を制御機能別に分類しているから、車種或いはグレード
が異なる場合にも多重伝送システムを変更する必要が無
く、容易にシステムを構築することができる。また、信
号フレームを識別しやすくしているから、確実に且つ適
切に送受信することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る多重伝送路の概略構成図であ
る。
【図2】 信号フレームの説明図である。
【図3】 プライオリティ比較の説明図である。
【図4】 ID領域割当て方法の説明図である。
【符号の説明】
1 ゲートウェイノード、2,3 多重ネットワーク 2A.2B,2C,2D,3A,3B,3C,3D,3
E ノード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−33241(JP,A) 特開 平2−33242(JP,A) 特開 平2−34061(JP,A) 特開 平2−109439(JP,A) 特開 平3−128542(JP,A) 特開 平4−95429(JP,A) 特開 平4−160946(JP,A) 特開 昭56−94860(JP,A) 特開 昭56−111353(JP,A) 特開 昭61−195453(JP,A) 特開 昭62−3537(JP,A) 特開 昭62−4658(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/28 H04Q 9/00 311

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多重通信線に複数のノードが接続され、
    各ノード間で所定のデータ領域を有する信号フレームを
    送受信する多重伝送装置であって、前記データ領域に
    は、予め設定した制御機能別に複数のエリアが設定され
    ており、各ノードは、前記信号フレームのデータ領域に
    データ送出時、予め設定された制御機能別にデータを分
    類し、該分類された各データを対応するエリアへ送出す
    る送信手段を備えていることを特徴とする多重伝送装
    置。
  2. 【請求項2】 上記送信手段は、同一データに対して複
    数の制御機能が対応する場合に、各制御機能間で設定さ
    れるプライオリティを比較し、プライオリティの最も高
    い制御機能に対応するエリアのみに上記データを送出す
    ることを特徴とする請求項1に記載された多重伝送装
    置。
  3. 【請求項3】 上記信号フレームには予め未使用領域が
    設定されていることを特徴とする請求項1に記載された
    多重伝送装置。
  4. 【請求項4】 上記信号フレームのデータ領域内の各デ
    ータのプライオリティを比較し、プライオリティの最も
    高いデータのプライオリティをその信号フレームのプラ
    イオリティとすることを特徴とする請求項1に記載され
    た多重伝送装置。
  5. 【請求項5】 上記信号フレームのデータ領域にデータ
    送出時に、複数の通信ネットワーク間でゲートウェイす
    る必要の有るデータを分類し、このデータで信号フレー
    ムが分類されるようにデータを送出する送信手段を備え
    ていることを特徴とする請求項1に記載された多重伝送
    装置。
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