JP3443636B2 - 蓄熱装置及び蓄熱及び熱回収方法。 - Google Patents

蓄熱装置及び蓄熱及び熱回収方法。

Info

Publication number
JP3443636B2
JP3443636B2 JP34056599A JP34056599A JP3443636B2 JP 3443636 B2 JP3443636 B2 JP 3443636B2 JP 34056599 A JP34056599 A JP 34056599A JP 34056599 A JP34056599 A JP 34056599A JP 3443636 B2 JP3443636 B2 JP 3443636B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat storage
heat
storage material
latent heat
latent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP34056599A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001153405A (ja
Inventor
平野  聡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Original Assignee
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST filed Critical National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Priority to JP34056599A priority Critical patent/JP3443636B2/ja
Publication of JP2001153405A publication Critical patent/JP2001153405A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3443636B2 publication Critical patent/JP3443636B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Other Air-Conditioning Systems (AREA)
  • Central Heating Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蓄熱装置及び蓄熱
及び熱回収方法に関する。
【0002】
【従来の技術】熱の蓄熱保存過程においては蓄熱材を過
冷却状態に維持し、熱の回収過程において、何らかの手
段を用いて過冷却状態にある蓄熱材に凝固を誘発させ
て、相変化に伴い発生する蓄熱材の融解熱を回収利用す
る蓄熱装置がある。この回収装置では、凝固を誘発させ
るための発核手段が種々検討されている。具体的には、
例えば、蓄熱材の部分冷却を行うことによる特開平6−
281372号公報等がある。
【0003】前記公報に記載されている蓄熱装置は、図
3に示す通りである。同図に示される装置において、潜
熱蓄熱器21は、内側容器22と外側容器23とからな
る二重構造をしており、内側容器22には、相変化によ
って潜熱を放出する蓄熱材24が充填されている。内側
容器22は外側容器23内に収容されており、内側容器
22と外側容器23によって形成される空間部23a
に、熱媒体25を流通させるものである。この空間部に
は熱媒体の出入口26、27が設けられている。熱媒体
の入口26からの流体が直面する部分の内側容器の壁に
は、発核装置28が設置されている。発核装置28は、
過冷却状態にある液相蓄熱材24に凝固化を誘発させる
ための発核装置として作用するものであり、熱電素子2
9を備える。この熱電素子29は配線29a、29bを
介して電源30に接続されており、通電時には所定の電
圧がかかるように設定されている。
【0004】この発核装置の熱電素子29に電圧がかけ
られると、吸熱する部分と発熱する部分とが生じ、吸熱
する部分は過冷却状態にある潜熱蓄熱材24に、局部的
に冷却し、過冷却の状態が崩されて、凝固が開始すると
同時に、潜熱蓄熱材24の潜熱が放出されて蓄熱材から
熱媒体等に熱移動を起こさせることにより、熱回収を行
うことができる。しかしながら、この装置は、加熱手段
が熱媒体を介して行うものであり、加熱操作に時間がか
かり、又熱回収も熱交換を内部容器2の外側に設けられ
ている空間部を介して行うために十分に熱交換を行うこ
とができない等の問題点を有するものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、過冷
却状態にある潜熱蓄熱体に凝固を誘発させることによ
り、潜熱蓄熱体が発生する融解熱を回収利用する蓄熱槽
を有する蓄熱装置及びこれらを用いた蓄熱及び熱回収方
法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、蓄熱槽内部
分散配置された加熱手段により前記潜熱蓄熱材を加熱
・融解させ、加熱・融解させた潜熱蓄熱材から蓄熱槽の
周囲環境への熱の散逸により蓄熱槽の温度が低下して
も、潜熱蓄熱材の温度を凝固の始まる温度よりも高い
冷却状態に保持し熱回収時に潜熱蓄熱材の一部を冷却
することで潜熱蓄熱材の凝固を起こさせて、その際に発
生する潜熱蓄熱材の融解熱を、前記潜熱槽の内部と接続
している熱媒体流路、開閉手段(バルブ)及び熱媒体駆
動手段(ポンプ)で形成される熱回収手段により回収す
ることができることを見いだし、本発明を完成させた。
【0007】すなわち、本発明によれば、以下の発明が
提供される。 (1)潜熱蓄熱材を収容する蓄熱槽を用いる蓄熱装置に
おいて、蓄熱槽の内部に分散配置されている、前記潜熱
蓄熱材を加熱する加熱手段を有しており前記加熱手段
、加熱・融解された潜熱蓄熱材から蓄熱槽の周囲環境
への熱の散逸により蓄熱槽の温度が低下しても、潜熱蓄
熱材の温度を凝固の始まる温度よりも高い過冷却状態に
保持することができるものであって熱回収時に過冷却
の状態にある潜熱蓄熱材の一部を冷却する冷却装置、
び前記冷却装置による冷却により潜熱蓄熱材が凝固し、
その際に発生する潜熱蓄熱材の融解熱を回収するため
の、前記潜熱槽の内部と接続している熱媒体流路、開閉
手段(バルブ)及び熱媒体駆動 手段(ポンプ)、により
形成される熱回収手段を有することを特徴とする蓄熱装
置。 (2)潜熱蓄熱材に吸液性の物質を添加して用いること
を特徴とする(1)記載の蓄熱装置。 (3)潜熱蓄熱材を収容する蓄熱槽を用いる蓄熱及び熱
回収方法において、蓄熱槽内部に分散配置された加熱手
段により前記潜熱蓄熱材を加熱・融解させ、加熱・融解
させた潜熱蓄熱材から蓄熱槽の周囲環境への熱の散逸に
より蓄熱槽の温度が低下しても、潜熱蓄熱材の温度を凝
固の始まる温度よりも高い過冷却状態に保持し熱回収
時に潜熱蓄熱材の一部を冷却することで潜熱蓄熱材の凝
固を起こさせて、その際に発生する潜熱蓄熱材の融解熱
を、前記潜熱槽の内部と接続している熱媒体流路、開閉
手段(バルブ)及び熱媒体駆動手段(ポンプ)で形成さ
れる熱回収手段により回収することからなることを特徴
とする蓄熱及び熱回収方法。 (4)潜熱蓄熱材に吸液性の物質を添加して用いること
を特徴とする(3)記載の蓄蓄熱及び熱回収方法。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の蓄熱装置のフローシート
は、図1に示されている通りである。これを用いて、本
発明の内容を説明する。蓄熱槽1には、潜熱蓄熱材4が
収容されている。蓄熱槽の内側に加熱手段2が分散配置
され、潜熱蓄熱材の冷却装置3が設けられている。加熱
手段2は、蓄熱内部に充填されている潜熱蓄熱材を加
熱融解させるためのものである。加熱手段としては、具
体的には加熱ヒーターを用いる。加熱ヒーターを潜熱蓄
熱体の内部に設置することができる。これらは必要に応
じて適宜加熱能力を変更することが可能である。
【0009】冷却装置3は、過冷却状態にある潜熱蓄熱
材4の一部を、潜熱蓄熱材の凝固が始まる温度(凝固開
始温度)以下に冷却させることにより、潜熱蓄熱材4全
体を凝固させるためのものである。この冷却装置3は、
冷却装置3の周囲にある、過冷却の状態にある、潜熱蓄
熱材4を冷却できるものであればよい。冷却装置3の周
囲に発生した潜熱蓄熱材の一部の凝固により、これを核
にして潜熱蓄熱材全体に凝固がおこるように拡がり、
がて、潜熱蓄熱材全体を凝固させることができる。冷却
装置3の一例を挙げると、以下の装置を挙げることがで
きる。この装置は、熱電素子を有するものであり、蓄熱
槽外部に熱を放出する発熱部である金属電極11、12
と、潜熱蓄熱材から熱を吸収する吸熱部である金属電極
10を有し、吸熱部の金属電極10を潜熱蓄熱材中に、
又発熱部の金属電極11、12を蓄熱槽外側に配置す
る。金属電極10と金属電極11、12に挟まれて2種
類の熱電半導体13、14を配置する。熱電素子に電圧
を印加することにより、潜熱蓄熱材を冷却することがで
きる。この熱電素子は、P型及びN型からなる2種類の
半導体を用いて形成される。前記2種類の半導体を金属
電極で接合して形成されるπ型直列回路P,N対のN→
Pの方向に電流を流すと、ペルチエ効果によりπ型の上
部で吸熱、下部で発熱が起こる。熱は吸熱される結果、
周囲に存在する潜熱蓄熱材から熱を奪うこととなり、潜
熱蓄熱材の冷却が達成される。
【0010】蓄熱の内部には、潜熱蓄熱内部にある
熱媒体流路5内を熱媒体が流れ開閉手段(バルブ)7
及び熱媒体駆動手段(ポンプ)8により形成される熱回
収設備6内を循環する熱回収手段が設けられている。前
記の冷却装置により過冷却の状態の潜熱蓄熱材4を、凝
開始温度以下に冷却させることにより、潜熱蓄熱材が
発生する融解熱を回収するために、前記熱回収手段を
いることができる。前記熱回収設備は、熱交換を行
い、外部の所望のものを加熱することができる。熱媒体
の流量を調整したり、流れを止めるために開閉手段7及
び駆動手段(ポンプ)8を適宜設置することができる。
熱を回収するために用いられる熱媒体は、使用温度範囲
において液体で安定に存在するものであれば用いること
ができる。具体的には、水やエチレングリコール等各種
アルコール水溶液、シリコンオイル等を挙げることがで
きる。また、水などにより直接熱を回収する場合には、
熱回収して暖められた水を、そのまま使用目的に応じて
使用することもできる。
【0011】潜熱蓄熱材4は、必要とする温度や過冷却
度に応じて種々の物質を用いることができる。例えば、
りん酸水素二ナトリウム・十二水和物(NaHPO4
・12HO)を用いる場合には、融点は約309K
(36℃)であり、凝固開始温度は296K(23℃)
程度である。酢酸ナトリウム三水和物(CH3COOH
Na・3HO)を用いる場合には、融点は約331K
(58℃)であり、凝固開始温度は250K(−23
℃)程度である。
【0012】潜熱蓄熱材4には、吸液性の物質、例え
ば、高分子物、木綿等の繊維、綿、合成高分子からなる
不織布やスポンジ等を混入させることにより、潜熱蓄熱
材4の成分が分離するのを防ぎ、繰り返し過冷却現象が
起きるようにすることができる。
【0013】本発明の蓄熱及び熱回収方法は以下のよう
にして行う。潜熱蓄熱材4に対して、蓄熱槽1の内部
分散配置された加熱手段を用いて加熱すると、潜熱蓄
熱材4の温度は上昇し、融点に到達して融解する。潜熱
蓄熱材4を完全に融解させた後に、高温にある蓄熱槽1
から低温にある蓄熱槽1の周囲環境への熱移動により、
蓄熱槽1内の潜熱蓄熱材4の温度は除々に低下して行
く。この操作では、潜熱蓄熱材4は凝固開始温度を下回
らないようにすることが必要であり、潜熱蓄熱材4が凝
固開始温度に達することはないように制御する。
【0014】蓄熱した熱を取り出す場合には、過冷却の
状態にある潜熱蓄熱材に、冷却手段を用いて凝固開始温
以下の温度に冷却すると、凝固を発生させることがで
きる。すなわち、過冷却の状態は壊されて凝固が起こ
り、その際に潜熱を放出する。このようにして発生させ
た潜熱を熱媒体と熱交換操作させることにより回収利用
することができる。
【0015】本発明では、潜熱蓄熱材の加熱工程と、熱
の保存工程、及び前記潜熱蓄熱材からの熱回収(熱の放
出)工程を、順次行うものである。潜熱蓄熱材の加熱工
程は、潜熱蓄熱材の融点以上の温度になるように、加熱
手段2を用いて潜熱蓄熱材の加熱を行う。熱の保存工程
では、潜熱蓄熱材の熱蓄熱槽を通して外部環境へ移動
することとなるため、潜熱蓄熱材の温度は徐々に下降す
る。潜熱蓄熱材の温度が凝固の始まる温度(凝固開始温
度)よりも高く保たれている限り、潜熱蓄熱材の過冷却
状態は持続され、熱は保存される。蓄熱槽1の形状や蓄
熱槽1を構成する断熱材は、貯蔵期間内に潜熱蓄熱材4
が凝固開始温度を下回らないように設計されているた
め、潜熱蓄熱材4の温度は凝固開始温度に近づいて行く
が、貯蔵期間内に凝固を開始し、結晶化することはな
い。
【0016】熱回収過程においては、冷却手段を操作し
て熱媒体を潜熱蓄熱材4の凝固開始温度以下にする。
手段により潜熱蓄熱材4、凝固開始温度以下に冷却
すると、微小なな結晶を核として(凝固を誘発させるよ
うにして)潜熱蓄熱体全体に凝固が進展し、融解熱
する。具体的には、潜熱蓄熱材の温度は融点まで上昇
し、発生した熱は、熱媒体により回収できるようにな
る。熱の回収の具体的な操作は次の通りである。熱媒体
の流路には、熱回収設備である開閉手段(バルブ)及び
熱媒体駆動手段(ポンプ)が設置されている。開閉手段
(バルブ8)を開け、熱媒体駆動手段(ポンプ12)を
動作させる。このようにして潜熱蓄熱体内部の熱媒体流
及び熱回収設備からなる熱回収手段内に、熱媒体を循
環させる。
【0017】
【実施例】実施例1 図1に示される潜熱蓄熱材4として、りん酸水素二ナト
リウム・十二水和物(NaHPO ・12HO)
(融点、約309K(36℃)。凝固開始温度、296
K(23℃)程度。)を用いた。初めに、加熱ヒーター
2を用いて、潜熱蓄熱材4を加熱し、融解させた。外部環
境の影響を受けて潜熱蓄熱材の温度は徐々に低下し、
やがて凝固点に到達するが、過冷却現象のために凝固は
開始されなかった。潜熱蓄熱材4の温度はさらに低下
し、凝固点よりも低い温度になるが、液体のまま存在す
ることができた。冷却手段を作動させて、潜熱蓄熱材
4の過冷却状態を破り、凝固状態とした。次に、バルブ
8、を開け、ポンプ12を動作させた。融解熱によって
潜熱蓄熱材の温度が融点あるいは融点近くに回復する
、バルブ9、11を開け、ポンプ12を動作させるこ
とにより、熱を回収することができた。
【0018】
【発明の効果】本発明の蓄熱槽及び蓄熱装置によれば、
潜熱蓄熱材の加熱を簡単な操作で行うことができ、又、
冷却装置を用いて簡単な操作で過冷却の状態にある潜熱
蓄熱材全体を凝固させることができ、又簡単な操作によ
り熱回収を行うことができる。また、本発明の蓄熱装置
の潜熱蓄熱体内部に吸液性の物質を散在させることによ
って、蓄熱材の相分離を防止することができ、繰り返し
安定した過冷却現象を起こさせることができる。しか
も、加熱手段を用いて蓄熱材の温度が凝固開始温度を下
回らないようにすることもでき、蓄熱期間や環境温度が
外乱によって予定外に変動しても、不必要な結晶化を回
避することができる。 これらを組み合わ せることによ
り、過冷却状態にある潜熱蓄熱体に凝固を誘発させるこ
とにより、潜熱蓄熱体が発生する融解熱を回収利用する
蓄熱槽からなる蓄熱装置及びこれらを用いた蓄熱及び熱
回収方法が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の蓄熱装置のフローを示す図である。
【図2】本発明の冷却装置を示す図である。
【図3】従来例(特開平6−28137号公報)の装置
を示す図である。
【符号の説明】
1 蓄熱槽 2 加熱手段 3 冷却装置 4 潜熱蓄熱材 5 熱媒体流路 6 熱回収設備 7 開閉手段(バルブ) 8 熱媒体駆動手段(ポンプ) 10 吸熱側金属電極 11,12 発熱側金属電極 13,14 熱電半導体

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】潜熱蓄熱材を収容する蓄熱槽を用いる 蓄熱
    装置において、蓄熱槽の内部に分散配置されている、前
    記潜熱蓄熱材を加熱する加熱手段を有しており前記加
    熱手段は、加熱・融解された潜熱蓄熱材から蓄熱槽の周
    囲環境への熱の散逸により蓄熱槽の温度が低下しても、
    潜熱蓄熱材の温度を凝固の始まる温度よりも高い過冷却
    状態に保持することができるものであって熱回収時に
    過冷却の状態にある潜熱蓄熱材の一部を冷却する冷却装
    置、及び前記冷却装置による冷却により潜熱蓄熱材が凝
    固し、その際に発生する潜熱蓄熱材の融解熱を回収する
    ための、前記潜熱槽の内部と接続している熱媒体流路、
    開閉手段(バルブ)及び熱媒体駆動手段(ポンプ)、に
    より形成される熱回収手段を有することを特徴とする蓄
    熱装置。
  2. 【請求項2】潜熱蓄熱材に吸液性の物質を添加して用い
    ることを特徴とする請求項1記載の蓄熱装置。
  3. 【請求項3】潜熱蓄熱材を収容する蓄熱槽を用いる 蓄熱
    及び熱回収方法において、蓄熱槽内部に分散配置された
    加熱手段により前記潜熱蓄熱材を加熱・融解させ、加熱
    ・融解させた潜熱蓄熱材から蓄熱槽の周囲環境への熱の
    散逸により蓄熱槽の温度が低下しても、潜熱蓄熱材の温
    度を凝固の始まる温度よりも高い過冷却状態に保持し
    熱回収時に潜熱蓄熱材の一部を冷却することで潜熱蓄熱
    材の凝固を起こさせて、その際に発生する潜熱蓄熱材の
    融解熱を、前記潜熱槽の内部と接続している熱媒体流
    路、開閉手段(バルブ)及び熱媒体駆動手段(ポンプ)
    で形成される熱回収手段により回収することからなるこ
    とを特徴とする蓄熱及び熱回収方法。
  4. 【請求項4】潜熱蓄熱材に吸液性の物質を添加して用い
    ることを特徴とする請求項3記載の蓄蓄熱及び熱回収方
    法。
JP34056599A 1999-11-30 1999-11-30 蓄熱装置及び蓄熱及び熱回収方法。 Expired - Lifetime JP3443636B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34056599A JP3443636B2 (ja) 1999-11-30 1999-11-30 蓄熱装置及び蓄熱及び熱回収方法。

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34056599A JP3443636B2 (ja) 1999-11-30 1999-11-30 蓄熱装置及び蓄熱及び熱回収方法。

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001153405A JP2001153405A (ja) 2001-06-08
JP3443636B2 true JP3443636B2 (ja) 2003-09-08

Family

ID=18338219

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34056599A Expired - Lifetime JP3443636B2 (ja) 1999-11-30 1999-11-30 蓄熱装置及び蓄熱及び熱回収方法。

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3443636B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012002469A (ja) * 2010-06-21 2012-01-05 Sanden Corp 蓄熱装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001153405A (ja) 2001-06-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4696338A (en) Latent heat storage and transfer system and method
US4154292A (en) Heat exchange method and device therefor for thermal energy storage
CN109560346A (zh) 对电池进行温度控制的装置、车辆、以及加热和冷却电池的方法
JP3443636B2 (ja) 蓄熱装置及び蓄熱及び熱回収方法。
JP3472795B2 (ja) 蓄熱槽、蓄熱装置並びに蓄熱及び熱回収方法
JP2981890B1 (ja) 蓄熱装置およびその装置における熱管理方法
JPH0245114B2 (ja)
JP5594752B2 (ja) 蓄熱装置
JP2001349633A (ja) 蓄熱装置
KR102606036B1 (ko) 상변환물질 열저장시스템 내 액티브 결정화 제어
JPS6134075B2 (ja)
JPH05215369A (ja) 潜熱利用の冷却または加熱方法
JPH06281372A (ja) 潜熱蓄熱機の発核装置
JP3013481B2 (ja) 冷温熱装置
JPH09324960A (ja) 水素吸蔵合金を用いた発熱または吸熱方法および装置
JP2017122555A (ja) 蓄熱装置および蓄熱方法
JP2004156793A (ja) 蓄熱装置
JP2009103340A (ja) 蓄熱装置及びその熱管理方法
JPH10153373A (ja) 冷却および加熱装置
JPH0261443A (ja) 冷水供給装置
JP2858995B2 (ja) 冷房装置
JP2013178041A (ja) 冷蔵庫およびその冷却方法
JPH0362882A (ja) 過冷却性質をもつ蓄熱剤の過冷却解除方法
JPS6210623Y2 (ja)
JPS6086386A (ja) 蓄熱装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3443636

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

EXPY Cancellation because of completion of term