JP3443333B2 - 金属ねじ - Google Patents

金属ねじ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、樹脂部品に超音波
振動を用いて圧入される金属ねじに関する。
【0002】
【従来の技術】樹脂成形品に、超音波振動を用いて、外
周に格子状に溝が形成されたあやめローレット形状の金
属ねじ(締結用金属部材)を圧入することは、従来から
行われている。超音波振動を用いて樹脂成形品に金属ね
じが圧入されることにより、樹脂成形品と金属ねじの間
に摩擦熱が生じ、樹脂成形品が溶融する。溶融した樹脂
は金属ねじの溝内に充填されて、金属ねじは樹脂成形品
に結合される。金属ねじが樹脂成形品に圧入されたとき
に要求される特性は、捩じりトルクに対する耐トルク
性、抜き荷重に対する耐引き抜き特性などの強度特性が
ある。このような強度特性を得るために、たとえば、特
開平2−9620号には、金属ねじの外周に捩じりトル
クを受ける縦溝を形成するとともに、抜き荷重を受ける
横溝を形成することが開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】たとえば、樹脂成形品
の形状が、インテークマニホールドのように複雑である
と、樹脂成形品成形時に樹脂が十分に充填されない部分
が生じるので、樹脂の充填密度が低い部位を有する樹脂
成形品となる。そして、樹脂成形品の樹脂充填密度が低
い部位に従来の金属ねじが圧入された場合、十分なトル
ク強度が得られないという問題がある。本発明の目的
は、高いトルク強度が得られる金属ねじを提供すること
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明はつぎのとおりである。 (1) 孔部を有する樹脂部品の孔部に超音波振動を用
いて圧入され前記樹脂部品と外周面において結合される
金属ねじであって、前記外周面には軸方向に複数条の縦
溝が形成されており、前記外周面には軸方向と交わる方
向に複数条の横溝が形成されており、前記横溝内には前
記横溝が形成される方向と交わる方向にリブが形成され
ている、金属ねじ。 (2) 前記リブは横溝内に軸方向に形成されている、
(1)記載の金属ねじ。 (3) 隣合っている前記縦溝と縦溝の間の山部は前記
横溝によって軸方向に不連続とされ、軸方向で隣合って
いる前記山部と山部との間の前記横溝内に前記リブが形
成されている、(2)記載の金属ねじ。 (4) 前記リブは横溝内に軸方向に交わる方向に形成
されている、(1)記載の金属ねじ。 (5) 前記リブは、前記横溝内に等ピッチに複数形成
されている、(1)または(2)または(3)または
(4)記載の金属ねじ。 (6) 前記縦溝、前記横溝および前記リブはプレス成
形によって形成されている、(1)または(2)または
(3)または(4)または(5)記載の金属ねじ。
【0005】上記(1)〜(6)の金属ねじでは、横溝
内にリブが形成されることにより、トルク強度を向上す
ることができる。上記(4)の金属ねじでは、横溝内に
リブが軸方向に交わる方向に形成されているので、トル
ク強度が向上されるとともに、抜き強度が向上する。上
記(5)の金属ねじでは、リブが横溝内に等ピッチに複
数形成されているので、安定したトルク強度が得られや
すくなる。上記(6)の金属ねじでは、縦溝、横溝およ
びリブがプレス成形によって形成されるので、機械加工
に比べ安価である。
【0006】
【発明の実施の形態】図1、図2は本発明の第1実施例
の金属ねじを示し、図3は本発明の全実施例に共通する
金属ねじの製造方法を示し、図4〜図8は本発明の全実
施例に共通の金属ねじの製造に使用することのできる押
しカムを示し、図9は本発明の第1実施例の金属ねじの
製造に使用する押しカムの背面を示し、図10は本発明
の第2実施例の金属ねじの側面を模式的に示し、図11
は本発明の第3実施例の金属ねじの側面を模式的に示
し、図12は本発明の第3実施例の金属ねじの製造に使
用する押しカムの背面を示し、図13は本発明の第4実
施例の金属ねじの側面を模式的に示す。なお、全実施例
に共通の部分には、全実施例にわたって同じ符号を付し
てある。まず、本発明の全実施例に共通する金属ねじの
概要を、図1、図2を参照して、説明する。本発明の全
実施例の金属ねじは、樹脂製インテークマニホールドと
いった樹脂部品に取り付けられる。それにより、金属部
品が金属ねじを介して樹脂部品に結合することが可能と
なる。
【0007】金属ねじ1は、中央に孔部19が設けられ
た軸部10を有する。軸部10の外周面には、軸方向に
延びる複数条の縦溝11と、軸方向に交わる方向に延び
る複数条の横溝13が形成されている。横溝内には、横
溝13が形成される方向と交わる方向に延びる一つもし
くは複数個のリブ14が形成されている。リブ14は、
横溝の底面13aと両側面13bに連接している。ま
た、金属ねじ1の内周面には、金属ねじに金属部品をね
じ結合するための雌ねじ15が形成されている。
【0008】金属ねじ1の縦溝11と横溝13が形成さ
れている軸部10は外周径が上部から下部にかけて徐々
に小さくされ、約2°のテーパとなっている。また、軸
部上部端には鍔部(頭部)16が設けられている。
【0009】縦溝11は、それぞれ周方向に等ピッチ
で、軸方向長さがすべて同じ(たとえば、10mm)に
形成されている。縦溝11の形状は任意であり、たとえ
ば、断面略V状とされる。隣合う縦溝11と縦溝11の
間の山部12は横溝によって軸方向に不連続とされてい
る。山部12の形状は任意である。図1には、軸方向上
側の山部12の頂部(突出端)が尖っていて、下側にあ
る山部12ほど幅が広くされた平面を頂部に有する形状
のものを示す。なお、すべての山部12の頂部が尖って
いる形状、あるいはすべての山部12の頂部が平面形状
であってもよい。縦溝11は捩じりトルクを受け、縦溝
11の溝深さはトルク強度に影響する。たとえば、縦溝
の深さが0.4〜0.9mm、さらに好ましくは0.5
〜0.8mmのときに、高いトルク強度が得られる。
【0010】横溝13は、図1に示すように、金属ねじ
の外周面の周方向(軸方向と直交する方向)に形成され
る。もしくは、周方向と傾斜する方向に形成されてもよ
い。各横溝13は隣合う横溝とのピッチが略等ピッチと
され、外周面全周にわたって形成されている。横溝の形
状は、たとえば、断面略U状とされる。横溝は抜き荷重
を受けることから、横溝の溝深さは抜き荷重に影響す
る。たとえば、横溝の深さが0.4〜0.9mm、さら
に好ましくは0.5〜0.8mmのときに高い抜き強度
を得ることができる。
【0011】リブ14は、横溝13内に形成され、所定
の厚み(周方向長さ)および所定の高さ(横溝の底面か
ら径方向への突出高さ)を有する。厚みおよび高さはリ
ブ14が形成される位置によって異なるが、隣合ってい
る山部の頂部と山部の頂部の間の横溝13内に形成され
る場合には、たとえば、厚みは0.2〜0.6mmとさ
れる。
【0012】また、鍔部16の裏面には縦溝と同数で同
位相の溝が縦溝の延長線上に設けられてもよい。これに
より、トルクが向上する。鍔部16の裏面に設ける溝の
形状は、任意形状でよく、たとえば、鍔部の外周端にか
けて溝の幅が狭くされている形状、鍔部の外周端にかけ
て溝の幅が同じとされているストレート形状、鍔部の外
周端にかけて溝が湾曲した湾曲形状などがある。また、
溝の深さは鍔部の外周端にかけて浅くされていてもよ
い。
【0013】金属ねじ1の軸部10の下端部17は、外
周面が縦溝より径方向内側にある。下端部17には、縦
溝および横溝は成形されていない。これにより、金属ね
じの溝部への樹脂の充填が円滑に行われる。また、軸部
の下端18は、径方向外側に拡開している。これによ
り、抜き強度が向上する。
【0014】金属ねじ1の樹脂部品への取り付けには、
超音波振動が用いられる。金属ねじが図示されない円管
状の孔部を有する樹脂部品の孔部に超音波振動を用いて
圧入されることにより、金属ねじ1と樹脂部品との間に
生じる摩擦熱によって溶融した樹脂が金属ねじ1の縦溝
11および横溝13に充填されて、金属ねじ1の外周面
と樹脂部品が結合される。
【0015】上記の金属ねじの製造方法の一例を以下に
示す。金属ねじ1は一枚の金属板からプレス成形により
形成される。図3に示すように、n回の絞り工程を経て
金属板をカップ状に成形する絞り工程と、サイジング工
程と、カップ状の底部の一部に穴を開ける抜き工程と、
バーリング工程と、縦溝を成形する絞り成形工程と、内
径シゴキ工程と、外径コイニング工程と、フランジトリ
ム工程と、内周面にネジを形成するネジ転造工程と、を
有する。縦溝11は、軸方向に延びる複数条の溝が内周
面に形成された成形型内に、バーリング工程を終えたプ
レス品を押し込むことにより成形される。横溝13は、
外径コイニング工程で、たとえば、図4〜図8に示す寄
せカム20で成形される。金属ねじ一つの成形に対して
寄せカム20は、複数個用いられる。各寄せカム20
は、縦溝が成形されたプレス品の軸芯と同じ軸芯を有す
る円周上に環状に複数個配置され、軸芯に対して進退可
能に駆動される。寄せカム20は、プレス品の外周面と
対向する面に、横溝をプレス成形するための、プレス品
の外周面に向かって突出し、軸方向と交わる方向に延び
る突出部21を複数段有している。横溝成形時に、各寄
せカム20は軸芯に向かって前進駆動され、各寄せカム
20に設けられた複数段の突出部21がプレス品の外周
面を押す。それにより、隣合う縦溝11と縦溝11の間
の山部12は、軸方向と交わる方向に延びる突出部21
によって部分的に押圧され、軸方向に不連続となるとと
もに、複数条の横溝13が形成される。押圧された山部
12は、縦溝11の底面と同じ平面もしくは縦溝11の
底面より径方向外側に少し突出した面になる。
【0016】図6に示すように、突出部21が、金属ね
じ1の縦溝11に対して直交する方向に延びている場合
には、図1に示すような、周方向に延びる横溝13が形
成される。また、図7、図8に示すように、突出部2
1’、21”が、金属ねじの縦溝に対して傾斜して延び
ている場合には、周方向に対して傾斜する方向に延びる
横溝が形成される。このように、横溝が周方向と傾斜す
る方向に形成された場合、抜き荷重に対する樹脂せん断
長さが増すために、抜き強度が向上する。さらに、図
7、図8に示すように、突出部21’、21”の傾き
(β、α)が異なる寄せカム20が隣合わせに配置され
ることにより、ハの字や逆ハの字形状の横溝が形成さ
れ、抜き強度およびトルク強度が向上する。
【0017】隣合う寄せカム20は、図4に示すよう
に、カム間に隙間Sを有する。そのため、寄せカム20
が前進駆動され、突出部21によって横溝が形成された
ときに、隙間Sには、寄せカム20に押圧されない山部
12と、寄せカム20によって押圧された結果移動し
た、山部を形成していた金属材が位置する。その結果、
リブ14が形成される。金属ねじ1は、一枚の金属板か
らプレス成形のみで成形され、切削工程を必要とせず、
成形過程で切削くずがほとんど出ないので、安価に製造
できる。
【0018】また、先端が略円錐状とされたパンチを、
プレス品の軸部の下方からプレス品の下端に押し当てる
ことにより、図1に示すように、下端18が拡開した金
属ねじ1を得ることができる。
【0019】つぎに、本発明の各実施例に特有な構成を
説明する。本発明の第1実施例では、図1に示すよう
に、リブ14は軸方向に隣合っている山部12と山部1
2の間の周方向に形成されている横溝13内に、さらに
詳しくは、隣合っている山部の頂部と山部の頂部の間の
横溝13内に、軸方向に平行に形成されている。リブ1
4は、図1に示すように、周方向に等ピッチでかつ同一
軸方向の横溝13内に形成されている。リブ14の高さ
(横溝の底面13aから径方向外側への突出高さ)は、
横溝13が形成される前の状態の山部12の高さと略等
しい高さとされる。リブ14がプレスによって成形され
る場合、図4に示すように、周方向に等ピッチに配置さ
れた押しカム20が使用される。隣合う押しカム20の
隙間Sとプレス品の山部の頂部とは同一直線上にある。
また、リブ14が同一軸方向の各横溝13内に形成され
るので、押しカム20の分割面22は、図9に示すよう
に、平面とされている。その作用は、リブ14の高さが
山部12の高さと略等しく、高いので、高いトルク強度
が得られる。また、押しカム20は、分割面22が平面
とされ、突出部21が軸方向に等ピッチに設けられ、形
状が単純であるため、容易に得られる。また、リブ14
が各横溝内で周方向に等ピッチで形成されているので、
金属ねじ1のトルク強度が周方向に安定しやすくなる。
また、金属ねじ1が圧入される樹脂部品の孔部の付近に
樹脂の充填密度が低い部分があったとしても、金属ねじ
1には横溝13内に周方向に等ピッチでリブ14が形成さ
れていることから、樹脂の充填密度の低い部分を付近に
有する樹脂部品の孔部にのみ金属ねじ1のリブ14が位
置する割合は低い。それに比べ、リブ14が偏った位置
に形成されていると、樹脂の充填密度の低い部分を付近
に有する樹脂部品の孔部に金属ねじ1のすべてのリブ1
4が位置する割合が高くなる。したがって、周方向に等
ピッチに形成されたリブ14を有する金属ねじは、充填
密度の低い部分を有する樹脂部品に圧入されても、高い
トルク強度を得ることが可能である。樹脂部品に結合さ
れた本発明実施例の金属ねじ1は、樹脂部品に結合され
たリブのない金属ねじと比較すると、捩じりトルクが約
40%向上していた。
【0020】本発明の第2実施例では、図10に模式的
に示すように、各リブ14は、軸方向に隣合っている山
部12と山部12の間を除く各横溝13内に、軸方向に
平行に形成されている。各横溝13内には周方向に等ピ
ッチに、複数のリブ14がある。リブ14の高さは、横
溝13が形成される前の状態の山部12の高さより低く
される。なお、各リブ14は同一軸方向に形成されてい
るとは限らない。図10には、3段の横溝13が示され
ているが、1段めと3段めの横溝13内に形成されたリ
ブ14は同一軸方向にあるが、2段めの横溝13内に形
成されたリブ14は1段めおよび2段めのリブ14とは
軸方向位置がずれている。各リブ14が必ずしも同じ軸
方向に形成されていないので、リブ14がプレスによっ
て成形される場合、成形に用いられる複数の押しカム2
0はそれぞれの隣合う面(分割面)が、複雑に入り組ん
だ面とされる。その作用は、第1実施例と略同様であ
り、高いトルク強度が得られる。
【0021】本発明の第3実施例では、図11に模式的
に示すように、リブ14が周方向に延びる横溝内に、軸
方向に対して所定角度(θ)(たとえば、θ=15°)
傾斜して形成されている。リブ14がプレスによって成
形される場合、図12に示すように、分割面22が同じ
方向に同じ角度傾斜した斜面とされた押しカム20が用
いられる。したがって、隣合う押しカム20のそれぞれ
の突出部21の間の隙間Sは、軸方向に対してθ傾斜し
ている。その作用は、リブ14がθ傾斜していることに
より、第1実施例および第2実施例のように、リブ14
が軸方向に形成されている金属ねじ1に比べ、抜き強度
が向上する。
【0022】本発明の第4実施例では、図13に模式的
に示すように、同一周の横溝内に形成される隣合うリブ
14が、ハの字や逆ハの字形状に互いに異なる方向に傾
斜している。その作用は、リブ14が傾斜していること
により、第1実施例および第2実施例のように、リブ1
4が軸方向に形成されている金属ねじ1に比べ、抜き強
度が向上する。
【0023】
【発明の効果】請求項1〜請求項6の金属ねじによれ
ば、横溝内にリブが形成されることにより、トルク強度
を向上することができる。請求項4の金属ねじによれ
ば、横溝内にリブが軸方向に交わる方向に形成されてい
るので、トルク強度が向上されるとともに、抜け荷重が
向上する。請求項5の金属ねじによれば、リブが横溝内
に等ピッチに複数形成されているので、トルク強度が安
定しやすくなる。請求項6の金属ねじによれば、縦溝、
横溝およびリブがプレス成形によって形成されるので、
機械加工に比べ安価である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の金属ねじの半分を断面に
して示した斜視図である。
【図2】本発明の第1実施例の金属ねじの底面図であ
る。
【図3】本発明の全実施例に共通の金属ねじの製造方法
を説明する図である。
【図4】本発明の全実施例に共通の金属ねじの製造方法
を実施するための押しカムの配置位置を示す図である。
【図5】本発明の全実施例に共通の金属ねじの製造方法
を実施するための押しカムの側面図である。
【図6】本発明の全実施例に共通の金属ねじの製造方法
を実施することのできる押しカムの正面図である。
【図7】本発明の全実施例に共通の金属ねじの製造方法
を実施することのできる押しカムの正面図である。
【図8】本発明の全実施例に共通の金属ねじの製造方法
を実施することのできる押しカムの正面図である。
【図9】本発明の第1実施例に係わる押しカムの背面図
である。
【図10】本発明の第2実施例の金属ねじの部分側面図
である。
【図11】本発明の第3実施例の金属ねじの部分側面図
である。
【図12】本発明の第3実施例に係わる押しカムの背面
図である。
【図13】本発明の第4実施例の金属ねじの部分側面図
である。
【符号の説明】
1 金属ねじ 11 縦溝 12 山部 13 横溝 14 リブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 完児 愛知県額田郡額田町大字牧平字岩田3番 41 株式会社高木製作所内 (56)参考文献 特開 平2−9620(JP,A) 特開 平7−127622(JP,A) 特開 昭61−124719(JP,A) 特開 昭63−176808(JP,A) 実開 昭62−8691(JP,U) 特公 昭47−39874(JP,B1) 特公 昭48−13899(JP,B1) 特公 昭54−8392(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 65/00 - 65/82 F16B 35/04 F16B 37/04

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 孔部を有する樹脂部品の孔部に超音波振
    動を用いて圧入され前記樹脂部品と外周面において結合
    される金属ねじであって、 前記外周面には軸方向に複数条の縦溝が形成されてお
    り、 前記外周面には軸方向と交わる方向に複数条の横溝が形
    成されており、 前記横溝内には前記横溝が形成される方向と交わる方向
    にリブが形成されている、金属ねじ。
  2. 【請求項2】 前記リブは横溝内に軸方向に形成されて
    いる、請求項1記載の金属ねじ。
  3. 【請求項3】 隣合っている前記縦溝と縦溝の間の山部
    は前記横溝によって軸方向に不連続とされ、軸方向で隣
    合っている前記山部と山部との間の前記横溝内に前記リ
    ブが形成されている、請求項2記載の金属ねじ。
  4. 【請求項4】 前記リブは横溝内に軸方向に交わる方向
    に形成されている、請求項1記載の金属ねじ。
  5. 【請求項5】 前記リブは、前記横溝内に等ピッチに複
    数形成されている、請求項1または請求項2または請求
    項3または請求項4記載の金属ねじ。
  6. 【請求項6】 前記縦溝、前記横溝および前記リブはプ
    レス成形によって形成されている、請求項1または請求
    項2または請求項3または請求項4または請求項5記載
    の金属ねじ。
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