JP3440879B2 - 高圧放電ランプおよび高圧放電ランプ点灯装置 - Google Patents
高圧放電ランプおよび高圧放電ランプ点灯装置Info
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Description
ンプや高圧水銀ランプのようなショートアーク型の高圧
放電ランプおよび当該高圧放電ランプを具えた高圧放電
ランプ点灯装置に関する。
プロジェクターのようなプレゼンテーション用機器に搭
載される投射用光源においては、演色性の良好なショー
トアーク型の水銀が封入された高圧放電ランプであるメ
タルハライドランプや高圧水銀ランプが多く使用されて
いる。メタルハライドランプの一例を図6および図7を
参照して説明すると、このメタルハライドランプ50
は、石英ガラスからなる放電容器51によって形成され
た大略球形の放電空間部52を有し、この放電空間部5
2内には、陰極54と陽極55が互いに対向するよう配
置されている。また、放電空間部52の両端部から伸び
るよう各々封止部57が形成され、これらの封止部57
内には、通常モリブデンよりなる導電用金属箔60が、
例えばピンチシールにより気密に埋設されており、陰極
54および陽極55の各々を先端に有する電極棒58の
基端部が、当該導電用金属箔60の一端部に配置された
状態で溶接されて電気的に接続されると共に、他端部に
は、外部に突出する外部リード棒62が溶接されてい
る。また、放電空間部52内には、水銀と、メタルハラ
イドと、希ガスと、その他必要な封入物が封入されてい
る。
では、点灯と消灯が繰り返される態様で使用されると、
封止部57における導電用金属箔60の電極棒58が溶
接されている個所の周囲のガラス部分に貝殻の模様のよ
うな貝殻状クラックが発生して次第に成長する現象が生
ずる。
点灯と消灯が繰り返されると封止部57に加熱と冷却の
繰り返しによる膨張および収縮が生ずるが、この膨張お
よび収縮の程度が、封止部57を形成するガラスと、こ
れに埋設された導電用金属箔60およびこれに溶接され
た電極棒58との間で異なるため、金属との界面を形成
するガラス部分に熱歪みが次第に蓄積されて行き、その
結果、ガラスと導電用金属箔60との間の間隙65が次
第に大きくなっていわゆる「箔浮き」が生じ、更に膨張
および収縮の度毎に当該間隙65が外方に成長して導電
用金属箔60の外縁から外方にまで広がるように形成さ
れるものと考えられる。
クラックの発生を防止するための技術が特開平9−18
5953号公報などに提案されているが、この技術では
箔浮きの発生を必ずしも十分に防止することができず、
箔浮きが発生した後、更に貝殻状クラックが成長して封
止部57のガラスの外面にまで到達すると、高圧放電ラ
ンプが破裂する、という問題点がある。そして、高圧放
電ランプが破裂すると、内部の圧力が相当に高いために
放電容器51を形成するガラスが大きく飛散するので非
常に危険である。
な事情に基づいてなされたものであって、その目的は、
封止部における箔浮きに起因して放電容器が破裂するこ
とのない高圧放電ランプを提供することにある。本発明
の他の目的は、封止部における箔浮きに起因して高圧放
電ランプが破裂することを未然に確実に防止することの
できる高圧放電ランプ点灯装置を提供することにある。
は、石英ガラスからなる放電容器によって形成された放
電空間内に一対の電極が対向配置されると共に水銀が封
入されており、放電容器の両端に導電用金属箔が配置さ
れた封止部が形成されてなる高圧放電ランプにおいて、
少なくとも一方の封止部には、その封止部内の1枚の導
電用金属箔における、当該封止部の伸びる長さ方向に離
間する2個所において気密シール部が形成され、この2
つの気密シール部の間に、当該導電用金属箔が通過する
状態で気密空間部が形成されていることを特徴とする。
に不活性ガスが封入されていることを特徴とし、この不
活性ガスが窒素ガスであることが好ましい。
間部の容積が放電容器の放電空間内に封入された水銀の
凝縮時の体積の0.5倍以上の大きさであることが好ま
しい。
の高圧放電ランプと、この高圧放電ランプを点灯させる
点灯回路とよりなり、当該点灯回路は、当該高圧放電ラ
ンプのランプ電圧を検出するランプ電圧検出部と、この
ランプ電圧検出部により検出されるランプ電圧が設定レ
ベル以下となったときに、点灯電力の供給を遮断する電
力遮断機能を有する電力制御部とを具えることを特徴と
する。
封止部の2個所に形成されている気密シール部のうち、
内方側のものに箔浮きが生じてその気密性が失われたと
きには、放電空間部内の水銀蒸気が気密空間部に流れ込
んで凝縮するため、当該高圧放電ランプ内の圧力が大幅
低下し、当該高圧放電ランプが破裂することがない。
よれば、高圧放電ランプにおいて、例えば箔浮きによっ
て気密性が失われたときには、ランプ電圧が低下する。
そして、その値が設定レベル以下になったときには、当
該高圧放電ランプに対する点灯電力の供給が自動的に遮
断されて高圧放電ランプが点灯されず、あるいは点灯状
態が停止されるので、当該高圧放電ランプが破裂するこ
とを未然に完全に防止することができる。
ついて具体的に説明する。図1は、本発明の一実施例に
係る直流点灯用のショートアーク型の高圧水銀ランプの
構成を、導電用金属箔の面を正面方向から見た状態で示
す説明用断面図、図2は、図1の高圧水銀ランプを、導
電用金属箔の厚み方向から見た状態で示す説明用断面図
である。この高圧水銀ランプ10は、楕円形状の放電空
間部12を囲繞する放電空間包囲部17と、その両端に
続いて管軸方向外方に伸びる直管状の封止部13とより
なる石英ガラス製の放電容器11を有してなり、放電空
間部12内には、互いに対向するよう陰極14と陽極1
5とが配置されている。陰極14を先端に有するタング
ステン製の電極棒16の基端部は、一方の封止部13に
配置された、例えばモリブデンよりなる導電用金属箔2
0の一端部に重なるよう配置された状態で溶接されるこ
とにより、電気的に接続されている。また、導電用金属
箔20の他端部には、外方に突出する外部リード棒21
の基端部が溶接されて電気的に接続されている。
先端に有するタングステン製の電極棒16の基端部が一
端部に、外部リード棒21の基端部が他端部に溶接され
て電気的に接続された長尺な導電用金属箔20Aが配置
されており、当該導電用金属箔20Aの長さ方向に離間
する2個所において、例えばシュリンクシールあるいは
ピンチシールにより、内方側の気密シール部13Aおよ
び外方側の気密シール部13Bが形成され、この2個所
の気密シール部13A、13Bの間に、導電用金属箔2
0Aが通過する状態で気密空間部25が形成されてい
る。
ために、点灯時に例えば20気圧以上の水銀蒸気圧とな
るよう、25mg/mm3 以上となる量の水銀と、希ガ
ス並びに必要に応じて他の封入物が封入される。
ば、陽極15側の封止部13においては、これに形成さ
れた2つの気密シール部13A、13Bのうち、先ず、
内方側の気密シール部13Aの電極側の端部から箔浮き
が生じ、この箔浮きは、当該気密シール部13Aの導電
用金属箔20Aに沿って外方側の気密シール部13Bの
方向に進行する。そして、この箔浮きの進行において
は、長尺な導電用金属箔20Aは気密シール部13Aか
ら気密シール部13Bに向かう方向において箔状の形態
が一定であって突起や凹凸などの異形部が存在しないた
め、側方に拡がりにくい。すなわち、気密空間部25に
おいて、例えば中間リード棒のようなものが介在する構
成であれば、箔浮きは必ずしも順調に気密シール部13
Bの方向へは進行せず、ときとして放射状に拡がり、結
果として高圧放電ランプの破損を招くことになりかねな
い。しかし、上記の構成においては、長尺な1枚の導電
用金属箔20Aが気密シールの形成に用いられているの
で、不可避的に生ずる箔浮きの方向をいわば誘導するこ
とができる。箔浮きが気密空間部25に到達すると、気
密シール部13Aの気密性が失われ、導電用金属箔20
Aの表面に沿って形成された間隙を介して気密空間部2
5が放電空間部12と連通した状態となるので、放電空
間部12内の水銀蒸気が気密空間部25に流れ込こみ、
当該気密空間部25が低温であるために凝縮する。そし
て、その結果、放電空間部12内の水銀蒸気圧が大幅低
下するために、この高圧放電ランプは、破裂するに至ら
ない。
きが生じたときには、放電容器11が破裂する前にその
事実を知ることができるので、事前にその使用を中止す
ることができる。以上において、この気密空間部25の
容積が、封入されている水銀の凝縮時の体積の例えば
0.5倍以上であれば、上記の作用効果が確実に得られ
る。また、気密空間部25に到達する前に水銀蒸気が凝
縮することもあるが、この水銀は放電空間部12内の圧
力により、気密空間部25に移動させられる。
の封止部13における2つの気密シール部13A、13
Bが、1枚の金属箔材よりなる長尺な導電用金属箔20
Aによって構成されているので、当該気密シール部13
A、13Bが個別の金属箔によって構成されている場合
に比して、陽極15と当該導電用金属箔20Aと外部リ
ード棒21との連結体の製造が容易であると共に、2つ
の気密シール部13A、13Bの形成も容易である。
灯用のショートアーク型のメタルハライドランプ30の
構成を、導電用金属箔の面を正面方向から見た状態で示
す説明用断面図、図4は、図3のメタルハライドランプ
30を、導電用金属箔の厚み方向から見た状態で示す説
明用断面図である。このメタルハライドランプ30は、
略球形状の放電空間部12を有しており、放電空間部1
2内には発光物質としてメタルハライドが封入され、陰
極14側の封止部13に2つの気密シール部13A、1
3Bと、その間に気密空間部25が形成されていること
以外は、図1および図2に示した高圧水銀ランプと同様
の構成を有する。このように、気密空間部25は、陰極
14側の封止部13のみに形成することもでき、この場
合にも、陰極14側の封止部13において、上記と同様
の作用効果が得られる。
プと、点灯回路とよりなる高圧放電ランプ点灯装置の回
路の一例を示すブロック図である。この例の高圧放電ラ
ンプ点灯装置の点灯回路41は、交流電源49に接続さ
れる整流平滑部45と、この整流平滑部45に接続され
た電力制御部44と、この電力制御部44に接続された
ランプ電圧検出部43とを有し、ランプ電圧検出部43
は、起動部42を介して高圧放電ランプ40に接続され
ている。
シリーズドロッパー方式、スイッチングレギュレーター
方式などの回路により構成することができる。そして、
この電力制御部44には、ランプ電圧検出部43で検出
される高圧放電ランプ40のランプ電圧が設定レベル以
下、例えば定格電圧の1/2以下である場合には、ラン
プ電圧検出部43からの制御信号により高圧放電ランプ
40に対する点灯電力の供給を遮断する電力遮断回路
(図示せず)が設けられている。この電力遮断回路は、
高圧放電ランプ40の始動動作中における低ランプ電圧
状態によって動作することがないように、高圧放電ラン
プ40を起動してから所定時間、例えば1分間が経過し
た後から動作するように制御されている。起動部42
は、高圧ギャップとトランスを用いたイグナイター方式
によるものを利用することができる。
起動部42により例えば12kVの高圧が印加されるこ
とにより高圧放電ランプ40がブレークダウンし、電力
制御部44から供給される点灯電力により、高圧放電ラ
ンプ40のランプ電圧が次第に大きくなって、当該高圧
放電ランプ40は安定点灯状態となる。そして、ランプ
電圧検出部43によりランプ電圧を検出しながら、当該
高圧放電ランプ40の点灯電力が一定に保たれるよう、
フィードバック制御により電力制御部44において点灯
電力が制御される。
ける内方側の気密シール部の気密性が失われて放電空間
部内の水銀蒸気が気密空間部に流れ込むと、水銀蒸気圧
の低下に伴って、ランプ電圧が大幅に低下し、その結
果、設定レベル低下となった場合には、高圧放電ランプ
40への点灯電力の供給が遮断されて高圧放電ランプ4
0が消灯する。すなわち、箔浮きが生じたときには、点
灯電力の供給が自動的に停止され、従って、当該高圧放
電ランプ40が破裂することを完全に防止することがで
きる。また、高圧放電ランプ40の内方側の気密シール
部に既に箔浮きが生じている高圧放電ランプ40を点灯
させようとしても、ランプ電圧が設定レベルに達しない
ので、点灯することがなく、従って、この場合にも、高
圧放電ランプ40が破裂することを防止できる。
したが、本発明においては種々の変形を加えることがで
きる。例えば高圧放電ランプにおいては、2つの気密シ
ール部13A、13Bおよび気密空間部25を両方の封
止部13に形成することが好ましい。実際上、いずれの
封止部に先行的に箔浮きが生じるかは不明である。
には、例えば放電容器11内に封入されるものと同じ不
活性ガスが室温で10torr以上封入されていること
が好ましく、熱伝導によって気密空間部25内の導電用
金属箔20Aの温度を低くすることができる。ここで、
この不活性ガスが窒素ガスである場合には、内方側の気
密シール部13Aの気密性が失われた場合に、気密空間
部25から窒素ガスが放電空間部12内に入り込むこと
になる結果、高圧放電ランプの始動電圧が大幅に高くな
り、事実上、再度の点灯が不可能な状態とすることがで
きる。
構成に従い、放電容器(11)の最大外径が10mm、
放電空間部(12)の最大径が5mm、陰極(14)と
陽極(15)との離間距離が1.5mm、放電空間部
(12)の内容積が120mm3 であり、この放電空間
部(12)内に水銀を0.15mg/mm3 、希ガスで
あるアルゴンを10kPaおよびハロゲンである臭素を
5×10-4μmol/mm3 となる量で封入し、定格電
圧75V、定格電力150Wの高圧放電ランプである直
流点灯用高圧水銀ランプを作製した。この高圧水銀ラン
プの陽極(15)側の封止部(13)は、その全長が2
8mmであり、モリブデンよりなる全長20mmの導電
用金属箔(20A)が管軸方向に伸びるよう配置されて
おり、シュリンクシールにより放電空間部(12)に臨
む封止部(13)の一端部から7mmの位置に気密シー
ル部(13A)、そこから外部リード棒(21)側の6
mmの位置に気密シール部(13B)が形成されて、こ
れらの気密シール部(13A、13B)の間に最大径が
3mm程度であり、封入されている水銀の体積の約0.
8倍の容積を有する気密空間部(25)が形成されてい
る。この気密空間部(25)内には、不活性ガスである
アルゴンを10kPaとなる量で封入した。
れている構成に従って、高圧放電ランプ点灯装置を作製
した。起動部(42)としては12kVの高圧を印加す
る高圧ギャップとトランスを用いたイグナイター方式に
よるもの、電力制御部(44)としてはシリーズドロッ
パー方式の回路を用いた。また、この高圧放電ランプ点
灯装置においては、ランプ電圧の設定レベルを定格電圧
の1/2とした。
圧水銀ランプを管軸方向が水平となる状態として定格条
件で点灯と消灯を繰り返したところ、通算点灯時間が3
700時間になったところで、ランプ電圧が15V程度
に低下し消灯した。この高圧水銀ランプを観察したとこ
ろ、気密シール部(13A)の全長にわたって箔浮きが
見られ、気密空間部(25)に水銀が凝縮しているのが
みられた。
1)にセットし、始動させたところ、起動後に1分間が
経過したときに消灯して、当該高圧水銀ランプは破裂す
ることがなかった。これは、当該高圧水銀ランプのラン
プ電圧が設定レベルに達していなかったからである。
る構成に従い、放電容器(11)の最大外径が13m
m、放電空間部(12)の最大径が10mm、陰極(1
4)と陽極(15)との離間距離が2mm、放電空間部
(12)の内容積が350mm3 であり、放電空間部
(12)内に水銀を0.07mg/mm3 、希ガスであ
るアルゴン(Ar)を30kPa、メタルハライドであ
るヨウ化ディスプロシウムを1mgおよび臭化セシウム
を4mgとなる量で封入し、定格電圧60V、定格電力
250Wの高圧放電ランプである直流点灯用メタルハラ
イドランプを作製した。このメタルハライドランプの陰
極(14)側の封止部(13)は、その全長が25mm
であり、モリブデンよりなる全長13mmの導電用金属
箔(20A)が管軸方向に伸びるよう配置されており、
ピンチシールにより放電空間部(12)に臨む封止部
(13)の一端部から3mmの位置に気密シール部(1
3A)、そこから外部リード棒(21)側の4mmの位
置に気密シール部(13B)が形成されて、これらの気
密シール部(13A、13B)の間に最大径が3mm程
度であり、封入されている水銀の体積の約0.8倍の容
積を有する気密空間部(25)が形成されている。この
気密空間部(25)内には、不活性ガスである窒素を約
100kPaとなる量で封入した。
以外は、実施例1と同様にして、高圧放電ランプ点灯装
置を作製した。この高圧放電ランプ点灯装置において、
メタルハライドランプを管軸方向が水平となる状態とし
て定格条件で点灯と消灯を繰り返したところ、通算点灯
時間が2500時間になったところで、ランプ電圧が2
0V程度に低下した。このメタルハライドランプを観察
したところ、気密シール部(13A)の全長にわたって
箔浮きが生じ、気密空間部(25)に水銀およびメタル
ハライドが凝縮しているのが見られた。
路(41)にセットし、始動させたところ、起動後に1
分間が経過したときに消灯して、当該メタルハライドラ
ンプは破裂することがなかった。これは、当該メタルハ
ライドランプのランプ電圧が設定レベルに達していなか
ったからである。
部の2個所に形成されている気密シール部のうち、内方
側のものに箔浮きが生じてその気密性が失われたときに
は、放電空間部内の水銀蒸気が気密空間部に流れ込んで
凝縮するため、当該高圧放電ランプ内の圧力が大幅低下
し、その結果、当該高圧放電ランプの放電状態が維持さ
れなくなり、当該高圧放電ランプが破裂することがな
い。
よれば、高圧放電ランプにおいて、例えば箔浮きによっ
て気密性が失われたときには、ランプ電圧が低下する。
そして、その値が設定レベル以下になったときには、当
該高圧放電ランプに対する点灯電力の供給が自動的に遮
断されて高圧放電ランプが点灯されず、あるいは点灯状
態が停止されるので、当該高圧放電ランプが破裂するこ
とを未然に完全に防止することができる。
水銀ランプの一例の構成を導電用金属箔の面を正面方向
から見た説明用断面図である。
向から見た説明用断面図である。
メタルハライドランプの一例の構成を導電用金属箔の面
を正面方向から見た状態で示す説明用断面図である。
厚み方向から見た状態で示す説明用断面図である。
ランプ点灯装置の回路の一例を示すブロック図である
す説明用断面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 石英ガラスからなる放電容器によって形
成された放電空間内に一対の電極が対向配置されると共
に水銀が封入されており、放電容器の両端に導電用金属
箔が配置された封止部が形成されてなる高圧放電ランプ
において、 少なくとも一方の封止部には、その封止部内の1枚の導
電用金属箔における、当該封止部の伸びる長さ方向に離
間する2個所において気密シール部が形成され、この2
つの気密シール部の間に、当該導電用金属箔が通過する
状態で気密空間部が形成されていることを特徴とする高
圧放電ランプ。 - 【請求項2】 気密空間部内に不活性ガスが封入されて
いることを特徴とする請求項1に記載の高圧放電ラン
プ。 - 【請求項3】 気密空間部内の不活性ガスが窒素ガスで
あることを特徴とする請求項2に記載の高圧放電ラン
プ。 - 【請求項4】 気密空間部の容積が放電容器の放電空間
内に封入された水銀の凝縮時の体積の0.5倍以上の大
きさであることを特徴とする請求項1〜請求項3のいず
れかに記載の高圧放電ランプ。 - 【請求項5】 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の
高圧放電ランプと、この高圧放電ランプを点灯させる点
灯回路とよりなり、 当該点灯回路は、当該高圧放電ランプのランプ電圧を検
出するランプ電圧検出部と、このランプ電圧検出部によ
り検出されるランプ電圧が設定レベル以下となったとき
に、点灯電力の供給を遮断する電力遮断機能を有する電
力制御部とを具えることを特徴とする高圧放電ランプ点
灯装置。
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JP15805699A JP3440879B2 (ja) | 1999-06-04 | 1999-06-04 | 高圧放電ランプおよび高圧放電ランプ点灯装置 |
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JP15805699A Expired - Lifetime JP3440879B2 (ja) | 1999-06-04 | 1999-06-04 | 高圧放電ランプおよび高圧放電ランプ点灯装置 |
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- 1999-06-04 JP JP15805699A patent/JP3440879B2/ja not_active Expired - Lifetime
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