JP3438772B2 - Snmpエージェントとして動作するように実装する方法を共通化するシステム - Google Patents
Snmpエージェントとして動作するように実装する方法を共通化するシステムInfo
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- JP3438772B2 JP3438772B2 JP07200799A JP7200799A JP3438772B2 JP 3438772 B2 JP3438772 B2 JP 3438772B2 JP 07200799 A JP07200799 A JP 07200799A JP 7200799 A JP7200799 A JP 7200799A JP 3438772 B2 JP3438772 B2 JP 3438772B2
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、SNMPエージェント
として動作するように実装する方法を共通化するシステ
ムに関する。 【0002】 【従来の技術】従来、この種のプロトコル変換装置 { S
NMP ( Simple Network Management Protocol ) Proxy A
gent } では、管理対象装置とIP接続できない独自プロ
トコルで通信しており、これら装置をSNMP ( Simple Ne
twork Management Protocol、簡易ネットワーク管理プ
ロトコル ) 管理する場合、管理対象装置の機能に応じ
たMIB ( Management Information Base、管理情報ベー
ス ) を作成し、各MIBに応じた動作をしているものが多
い。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上述の従来技術には、
プロトコル変換装置を実装する方法としては共通化され
ていないという問題があった。また、管理対象項目数と
MIB定義と直接関係しているものが多く、構成変更が容
易にできないという問題もあった。 【0004】本発明の目的は、SNMPエージェントとして
動作するように実装する方法を共通化するシステムを提
供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明のSNMPエージェン
トとして動作するように実装する方法を共通化するシス
テムは、SNMP マネージャとLANで接続されており、複数
の管理対象装置とIP接続不可能な独自プロトコルの伝送
路で接続されているプロトコル変換装置から構成され、
管理対象項目を共通化MIBのMIB Object ID で定義し、
管理対象項目データとMIBObject IDとを、MIB Object I
D変換テーブルを用いてマッピングする手段と、SNMP Tr
apメッセージを作成する手段と、Get Requestに対するG
et Responseメッセージを作成する手段とを有する。 【0006】また、プロトコル変換装置は、管理対象装
置の管理対象項目を保存している管理対象項目データ
と、MIB Object ID変換テーブルと、管理対象装置から
のメッセージを受信し、管理対象項目状態解析部に渡す
管理対象装置プロトコル処理部と、メッセージをもとに
管理対象項目データを参照、更新する管理対象項目状態
解析部と、SNMPプロトコル処理部とから構成され、SNMP
プロトコル処理部は、SNMP マネージャからのGet Reque
stを受信し、SNMPメッセージ作成部に渡すメッセージ受
信部と、Get Requestに対して、MIB Object ID変換テー
ブルと管理対象項目データとを参照し、Get Responseメ
ッセージを作成する手段によりGet Responseメッセージ
を作成し、また、管理対象項目状態解析部から送信され
てきたメッセージをもとにSNMP Trapメッセージを作成
する手段によりSNMP Trapメッセージを作成し、共にSNM
Pメッセージ送信部に渡すSNMPメッセージ作成部と、Get
ResponseとSNMP TrapメッセージとをSNMP マネージャ
へ送信するSNMPメッセージ送信部とから構成されてもよ
い。 【0007】また、共通化MIBは、各管理対象項目を一
意に指定する管理対象項目番号と、管理対象項目が含ま
れる装置名と、管理対象項目自身の項目名と、管理対象
項目の現在のStatusとを含むテーブル型のMIBであり、M
IB Object ID変換テーブルは、各管理対象項目を装置名
または項目名またはStatusのMIB Object IDで定義し、
管理対象項目番号で関連づけた一覧テーブルであり、管
理対象項目データは、装置名と項目名とStatusとの管理
対象項目とMIB Object ID変換テーブルとを管理対象項
目番号で関連づけたデータであってもよい。 【0008】また、SNMP Trapメッセージを作成する手
段は、管理対象項目状態解析部から送信されてきたメッ
セージに含まれる管理対象項目番号を元に管理対象項目
データとMIB Object ID変換テーブルとから、共通化MIB
で定義されているSNMP Trapメッセージを作成する手段
であってもよい。 【0009】また、Get Responseメッセージを作成する
手段は、Get Requestに対して、該当するMIB Object ID
の値を取得する為、MIB Object ID変換テーブルを検索
し、該当するMIB Object IDが装置名または項目名また
はStatusの何れの場合も、管理対象項目番号を取得し、
管理対象項目番号をキーに管理対象項目データを検索
し、該当する管理対象項目データを取得し、取得した管
理対象項目データを元にGet Responseメッセージを作成
する手段であってもよい。 【0010】また、新たに管理対象項目を追加したい場
合に、管理対象項目データに管理対象項目番号と装置名
と項目名とStatusとを追加する手段と、定義された管理
対象項目番号により、MIB Object ID変換テーブルに装
置名と項目名と前記Statusとの該当するMIB Object ID
を追加する手段とを有してもよい。 【0011】従って、共通化MIB、MIB Object ID変換テ
ーブル、管理対象項目データを定義することにより、プ
ロトコル変換装置(SNMP Proxy Agent)が管理している
管理対象数、及び管理対象装置とのプロトコルに関係な
く、SNMPプロトコルの実装を共通化できる。 【0012】また、共通化MIBにより、管理対象項目のc
lass化を行ったため、管理対象項目の増減に対しては、
MIB Object ID変換テーブル、管理対象項目データを変
更さえすれば実現できる。 【0013】 【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、図面を用
いて説明する。 【0014】図1は、本発明の実施の形態の構成を示す
図である。 【0015】図2は、プロトコル変換装置( SNMP Prox
y Agent )の内部ブロック図である。 【0016】本発明は、IP接続が不可能な独自プロトコ
ルの伝送路4にて通信している管理対象装置5に対して、
SNMP管理を行う際に、NMS1{SNMP Manager、 SNMPマネ
ージャ(SNMPにより管理を行う通信システムにおいて管
理を行う側)}と管理対象装置5の間に存在するプロト
コル変換装置2であるSNMP Proxy Agentにおいて、管理
対象項目を共通化MIBで定義し、既存の管理対象項目デ
ータ29とMIB Object IDとを、MIB Object ID変換テーブ
ル28を用いてマッピングし、SNMP Trap(エージェント
で発生した異常などの事象の通知)メッセージの作成、
Get Request(管理対象項目の取得の要求)に対するGet
Response(管理対象項目の取得の要求に対する応答)
メッセージの作成を行い、あたかもSNMP Agent {SNMP
エージェント(SNMPにより管理を行う通信システムにお
いて管理が行われる対象)}として動作するように実装
する方法を共通化することを目的とする。 【0017】例えば、管理対象装置5に対しては、管理
対象装置プロトコル処理部、管理対象項目状態解析部に
よって行われ、解析された結果は、管理対象項目データ
29に保存されている。これらの管理対象項目をclass化
する方法として、共通化MIBに管理対象項目番号をINDEX
とし、装置名、項目名、Statusを含むテーブル型のMIB
を定義する。class化されたMIB Objectのインスタンス
と管理対象項目との対応は、管理対象項目データ29を参
照することによって行われ、Get ResponseやSNMPTrapの
メッセージを作成することができる。 【0018】図1によると、本発明の実施の形態は、NM
S( SNMP Manager )1とLAN3で接続されており、ま
た、複数の管理対象装置5とIP接続不可能な独自プロト
コルの伝送路(例えばRS-232C、RS485など)4で接続さ
れているプロトコル変換装置(SNMP Proxy Agent )2
から構成されている。 【0019】図2は、プロトコル変換装置( SNMP Prox
y Agent )2の内部ブロック図である。プロトコル変換
装置( SNMP Proxy Agent )2は、管理対象装置5と通
信している管理対象装置プロトコル処理部27と、管理対
象装置5の管理対象項目を保存している管理対象項目デ
ータ29を参照、更新する管理対象項目状態解析部26と、
SNMPプロトコル処理部22として、管理対象項目状態解析
部26から送信されてきたメッセージをもとにSNMP Trap
メッセージを作成するSNMPメッセージ作成部25と、作成
されたSNMP Trapメッセージを送信し、また、NMS1から
のGet Requestに対して、SNMPメッセージ作成部25によ
り、MIB Object ID変換テーブル28、管理対象項目デー
タ29を参照し、Get Responseを作成し、そのGet Respon
seを送信するSNMPメッセージ送信部24と、NMS1からのGe
t Requestを受信し、SNMPメッセージ作成部25に渡すメ
ッセージ受信部23からなる。 【0020】図3は、管理対象装置5の管理項目をclass
化した共通化MIBである。すべての管理項目は、equipme
nt Status Tableで表現され、equipment Item Index
は、各管理対象項目を一意に指定する管理対象項目番号
(INDEX)を表し、equipment Nameは、その管理対象項
目が含まれる装置名を表し、equipment Item Nameは、
管理対象項目自身の項目名を表し、equipment Item Sta
tusは、管理対象項目の現在のstatusを表している。 【0021】図4は、図3の共通化MIBのObject IDを用
いて、管理対象項目を列挙し、管理対象項目番号(INDE
X)で関連づけた一覧テーブルであるMIB Object ID変換
テーブル28を示す。 【0022】図5は、図4のMIB Object ID変換テーブ
ル28と管理対象項目とを管理対象項目番号(INDEX)で
関連づけた管理対象項目データ29である。 【0023】次に図1、図2、図3、図4及び図5を参
照して本実施の形態の動作について詳細に説明する。 【0024】プロトコル変換装置(SNMP Proxy Agent)
2内部に、管理対象項目に管理対象項目番号(INDEX)
を付与した管理対象項目データ29と、各管理対象項目を
equipment Name、equipment Item Name、 equipment It
em Statusという共通化MIBのObject IDで定義し、それ
を一覧テーブルにしたMIB Object ID変換テーブル28を
予め作成しておく。 【0025】NMS1からのGet RequestをSNMPメッセージ
受信部23が受信した場合、受信したメッセージをSNMPメ
ッセージ作成部25は、該当するMIB Object IDの値を取
得する為、MIB Object ID変換テーブル28を検索する。
該当するMIB Object IDが装置名、項目名、Statusの何
れの場合も、管理対象項目番号(INDEX)を取得し、こ
れをキーに管理対象項目データ29を検索し、該当データ
を取得する。取得したデータを元にGet Responseメッセ
ージを作成し、SNMPメッセージ送信部24に渡し、SNMPメ
ッセージ送信部24はGet ResponseメッセージをNMS1に対
し送信する。 【0026】管理対象装置5の状態変化の場合は、管理
対象装置5からのメッセージを管理対象装置プロトコル
処理部27が受信し、管理対象項目状態解析部26に渡す。
管理対象項目状態解析部26では、メッセージをもとに管
理対象項目データ29を更新し、そのあとSNMPプロトコル
処理部22に管理対象項目番号(INDEX)を通知する。 【0027】SNMPプロトコル処理部22では、SNMPメッセ
ージ作成部25が管理対象項目番号(INDEX)を元に管理
対象項目データ29、MIB Object ID変換テーブル29か
ら、共通化MIBで定義されているTRAPメッセージを作成
し、SNMPメッセージ送信部24に渡し、SNMPメッセージ送
信部24はNMS1に対し、SNMP Trapメッセージを送信す
る。 【0028】次に本発明の他の実施の形態について図面
を参照して説明する。 【0029】新たに管理対象項目を追加したい場合は、
管理対象項目データ29に管理対象項目番号(INDEX)、
装置名、項目名、 Statusを追加する。定義された管理
対象項目番号(INDEX)により、 MIB Object ID変換テ
ーブル28に装置名、項目名、Statusの該当するMIB Obje
ct IDを追加する。 【0030】 【発明の効果】以上説明したように、本発明には以下の
効果がある。 【0031】第1の効果は、共通化MIB、MIB Object ID
変換テーブル、管理対象項目データを定義することによ
り、プロトコル変換装置(SNMP Proxy Agent)が管理し
ている管理対象数、及び管理対象装置とのプロトコルに
関係なく、SNMPプロトコルの実装を共通化できる。 【0032】第2の効果は、共通化MIBにより、管理対
象項目のclass化を行ったため、管理対象項目の増減に
対しては、 MIB Object ID変換テーブル、管理対象項目
データを変更さえすれば実現できる。
として動作するように実装する方法を共通化するシステ
ムに関する。 【0002】 【従来の技術】従来、この種のプロトコル変換装置 { S
NMP ( Simple Network Management Protocol ) Proxy A
gent } では、管理対象装置とIP接続できない独自プロ
トコルで通信しており、これら装置をSNMP ( Simple Ne
twork Management Protocol、簡易ネットワーク管理プ
ロトコル ) 管理する場合、管理対象装置の機能に応じ
たMIB ( Management Information Base、管理情報ベー
ス ) を作成し、各MIBに応じた動作をしているものが多
い。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上述の従来技術には、
プロトコル変換装置を実装する方法としては共通化され
ていないという問題があった。また、管理対象項目数と
MIB定義と直接関係しているものが多く、構成変更が容
易にできないという問題もあった。 【0004】本発明の目的は、SNMPエージェントとして
動作するように実装する方法を共通化するシステムを提
供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明のSNMPエージェン
トとして動作するように実装する方法を共通化するシス
テムは、SNMP マネージャとLANで接続されており、複数
の管理対象装置とIP接続不可能な独自プロトコルの伝送
路で接続されているプロトコル変換装置から構成され、
管理対象項目を共通化MIBのMIB Object ID で定義し、
管理対象項目データとMIBObject IDとを、MIB Object I
D変換テーブルを用いてマッピングする手段と、SNMP Tr
apメッセージを作成する手段と、Get Requestに対するG
et Responseメッセージを作成する手段とを有する。 【0006】また、プロトコル変換装置は、管理対象装
置の管理対象項目を保存している管理対象項目データ
と、MIB Object ID変換テーブルと、管理対象装置から
のメッセージを受信し、管理対象項目状態解析部に渡す
管理対象装置プロトコル処理部と、メッセージをもとに
管理対象項目データを参照、更新する管理対象項目状態
解析部と、SNMPプロトコル処理部とから構成され、SNMP
プロトコル処理部は、SNMP マネージャからのGet Reque
stを受信し、SNMPメッセージ作成部に渡すメッセージ受
信部と、Get Requestに対して、MIB Object ID変換テー
ブルと管理対象項目データとを参照し、Get Responseメ
ッセージを作成する手段によりGet Responseメッセージ
を作成し、また、管理対象項目状態解析部から送信され
てきたメッセージをもとにSNMP Trapメッセージを作成
する手段によりSNMP Trapメッセージを作成し、共にSNM
Pメッセージ送信部に渡すSNMPメッセージ作成部と、Get
ResponseとSNMP TrapメッセージとをSNMP マネージャ
へ送信するSNMPメッセージ送信部とから構成されてもよ
い。 【0007】また、共通化MIBは、各管理対象項目を一
意に指定する管理対象項目番号と、管理対象項目が含ま
れる装置名と、管理対象項目自身の項目名と、管理対象
項目の現在のStatusとを含むテーブル型のMIBであり、M
IB Object ID変換テーブルは、各管理対象項目を装置名
または項目名またはStatusのMIB Object IDで定義し、
管理対象項目番号で関連づけた一覧テーブルであり、管
理対象項目データは、装置名と項目名とStatusとの管理
対象項目とMIB Object ID変換テーブルとを管理対象項
目番号で関連づけたデータであってもよい。 【0008】また、SNMP Trapメッセージを作成する手
段は、管理対象項目状態解析部から送信されてきたメッ
セージに含まれる管理対象項目番号を元に管理対象項目
データとMIB Object ID変換テーブルとから、共通化MIB
で定義されているSNMP Trapメッセージを作成する手段
であってもよい。 【0009】また、Get Responseメッセージを作成する
手段は、Get Requestに対して、該当するMIB Object ID
の値を取得する為、MIB Object ID変換テーブルを検索
し、該当するMIB Object IDが装置名または項目名また
はStatusの何れの場合も、管理対象項目番号を取得し、
管理対象項目番号をキーに管理対象項目データを検索
し、該当する管理対象項目データを取得し、取得した管
理対象項目データを元にGet Responseメッセージを作成
する手段であってもよい。 【0010】また、新たに管理対象項目を追加したい場
合に、管理対象項目データに管理対象項目番号と装置名
と項目名とStatusとを追加する手段と、定義された管理
対象項目番号により、MIB Object ID変換テーブルに装
置名と項目名と前記Statusとの該当するMIB Object ID
を追加する手段とを有してもよい。 【0011】従って、共通化MIB、MIB Object ID変換テ
ーブル、管理対象項目データを定義することにより、プ
ロトコル変換装置(SNMP Proxy Agent)が管理している
管理対象数、及び管理対象装置とのプロトコルに関係な
く、SNMPプロトコルの実装を共通化できる。 【0012】また、共通化MIBにより、管理対象項目のc
lass化を行ったため、管理対象項目の増減に対しては、
MIB Object ID変換テーブル、管理対象項目データを変
更さえすれば実現できる。 【0013】 【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、図面を用
いて説明する。 【0014】図1は、本発明の実施の形態の構成を示す
図である。 【0015】図2は、プロトコル変換装置( SNMP Prox
y Agent )の内部ブロック図である。 【0016】本発明は、IP接続が不可能な独自プロトコ
ルの伝送路4にて通信している管理対象装置5に対して、
SNMP管理を行う際に、NMS1{SNMP Manager、 SNMPマネ
ージャ(SNMPにより管理を行う通信システムにおいて管
理を行う側)}と管理対象装置5の間に存在するプロト
コル変換装置2であるSNMP Proxy Agentにおいて、管理
対象項目を共通化MIBで定義し、既存の管理対象項目デ
ータ29とMIB Object IDとを、MIB Object ID変換テーブ
ル28を用いてマッピングし、SNMP Trap(エージェント
で発生した異常などの事象の通知)メッセージの作成、
Get Request(管理対象項目の取得の要求)に対するGet
Response(管理対象項目の取得の要求に対する応答)
メッセージの作成を行い、あたかもSNMP Agent {SNMP
エージェント(SNMPにより管理を行う通信システムにお
いて管理が行われる対象)}として動作するように実装
する方法を共通化することを目的とする。 【0017】例えば、管理対象装置5に対しては、管理
対象装置プロトコル処理部、管理対象項目状態解析部に
よって行われ、解析された結果は、管理対象項目データ
29に保存されている。これらの管理対象項目をclass化
する方法として、共通化MIBに管理対象項目番号をINDEX
とし、装置名、項目名、Statusを含むテーブル型のMIB
を定義する。class化されたMIB Objectのインスタンス
と管理対象項目との対応は、管理対象項目データ29を参
照することによって行われ、Get ResponseやSNMPTrapの
メッセージを作成することができる。 【0018】図1によると、本発明の実施の形態は、NM
S( SNMP Manager )1とLAN3で接続されており、ま
た、複数の管理対象装置5とIP接続不可能な独自プロト
コルの伝送路(例えばRS-232C、RS485など)4で接続さ
れているプロトコル変換装置(SNMP Proxy Agent )2
から構成されている。 【0019】図2は、プロトコル変換装置( SNMP Prox
y Agent )2の内部ブロック図である。プロトコル変換
装置( SNMP Proxy Agent )2は、管理対象装置5と通
信している管理対象装置プロトコル処理部27と、管理対
象装置5の管理対象項目を保存している管理対象項目デ
ータ29を参照、更新する管理対象項目状態解析部26と、
SNMPプロトコル処理部22として、管理対象項目状態解析
部26から送信されてきたメッセージをもとにSNMP Trap
メッセージを作成するSNMPメッセージ作成部25と、作成
されたSNMP Trapメッセージを送信し、また、NMS1から
のGet Requestに対して、SNMPメッセージ作成部25によ
り、MIB Object ID変換テーブル28、管理対象項目デー
タ29を参照し、Get Responseを作成し、そのGet Respon
seを送信するSNMPメッセージ送信部24と、NMS1からのGe
t Requestを受信し、SNMPメッセージ作成部25に渡すメ
ッセージ受信部23からなる。 【0020】図3は、管理対象装置5の管理項目をclass
化した共通化MIBである。すべての管理項目は、equipme
nt Status Tableで表現され、equipment Item Index
は、各管理対象項目を一意に指定する管理対象項目番号
(INDEX)を表し、equipment Nameは、その管理対象項
目が含まれる装置名を表し、equipment Item Nameは、
管理対象項目自身の項目名を表し、equipment Item Sta
tusは、管理対象項目の現在のstatusを表している。 【0021】図4は、図3の共通化MIBのObject IDを用
いて、管理対象項目を列挙し、管理対象項目番号(INDE
X)で関連づけた一覧テーブルであるMIB Object ID変換
テーブル28を示す。 【0022】図5は、図4のMIB Object ID変換テーブ
ル28と管理対象項目とを管理対象項目番号(INDEX)で
関連づけた管理対象項目データ29である。 【0023】次に図1、図2、図3、図4及び図5を参
照して本実施の形態の動作について詳細に説明する。 【0024】プロトコル変換装置(SNMP Proxy Agent)
2内部に、管理対象項目に管理対象項目番号(INDEX)
を付与した管理対象項目データ29と、各管理対象項目を
equipment Name、equipment Item Name、 equipment It
em Statusという共通化MIBのObject IDで定義し、それ
を一覧テーブルにしたMIB Object ID変換テーブル28を
予め作成しておく。 【0025】NMS1からのGet RequestをSNMPメッセージ
受信部23が受信した場合、受信したメッセージをSNMPメ
ッセージ作成部25は、該当するMIB Object IDの値を取
得する為、MIB Object ID変換テーブル28を検索する。
該当するMIB Object IDが装置名、項目名、Statusの何
れの場合も、管理対象項目番号(INDEX)を取得し、こ
れをキーに管理対象項目データ29を検索し、該当データ
を取得する。取得したデータを元にGet Responseメッセ
ージを作成し、SNMPメッセージ送信部24に渡し、SNMPメ
ッセージ送信部24はGet ResponseメッセージをNMS1に対
し送信する。 【0026】管理対象装置5の状態変化の場合は、管理
対象装置5からのメッセージを管理対象装置プロトコル
処理部27が受信し、管理対象項目状態解析部26に渡す。
管理対象項目状態解析部26では、メッセージをもとに管
理対象項目データ29を更新し、そのあとSNMPプロトコル
処理部22に管理対象項目番号(INDEX)を通知する。 【0027】SNMPプロトコル処理部22では、SNMPメッセ
ージ作成部25が管理対象項目番号(INDEX)を元に管理
対象項目データ29、MIB Object ID変換テーブル29か
ら、共通化MIBで定義されているTRAPメッセージを作成
し、SNMPメッセージ送信部24に渡し、SNMPメッセージ送
信部24はNMS1に対し、SNMP Trapメッセージを送信す
る。 【0028】次に本発明の他の実施の形態について図面
を参照して説明する。 【0029】新たに管理対象項目を追加したい場合は、
管理対象項目データ29に管理対象項目番号(INDEX)、
装置名、項目名、 Statusを追加する。定義された管理
対象項目番号(INDEX)により、 MIB Object ID変換テ
ーブル28に装置名、項目名、Statusの該当するMIB Obje
ct IDを追加する。 【0030】 【発明の効果】以上説明したように、本発明には以下の
効果がある。 【0031】第1の効果は、共通化MIB、MIB Object ID
変換テーブル、管理対象項目データを定義することによ
り、プロトコル変換装置(SNMP Proxy Agent)が管理し
ている管理対象数、及び管理対象装置とのプロトコルに
関係なく、SNMPプロトコルの実装を共通化できる。 【0032】第2の効果は、共通化MIBにより、管理対
象項目のclass化を行ったため、管理対象項目の増減に
対しては、 MIB Object ID変換テーブル、管理対象項目
データを変更さえすれば実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の構成を示す図である。
【図2】プロトコル変換装置( SNMP Proxy Agent )の
内部ブロック図である。 【図3】管理対象装置の管理項目をclass化した共通化M
IBを示す図である。 【図4】共通化MIBのObject IDを用いて、管理対象項目
を列挙した一覧テーブルであるMIB Object ID変換テー
ブルを示す図である。 【図5】MIB Object ID変換テーブルと管理対象項目と
をINDEXで関連づけた管理対象項目データである。 【符号の説明】 1 NMS( SNMP Manager、 SNMPマネージャ ) 2 プロトコル変換装置( SNMP Proxy Agent ) 3 LAN 4 IP接続不可能な独自プロトコルの伝送路 5、51、52、...5N 管理対象装置 21 SNMP Proxy Agent内部ブロック 22 SNMPプロトコル処理部 23 メッセージ受信部 24 SNMPメッセージ送信部 25 SNMPメッセージ作成部 26 管理対象項目状態解析部 27 管理対象装置プロトコル処理部 28 MIB Object ID変換テーブル 29 管理対象項目データ
内部ブロック図である。 【図3】管理対象装置の管理項目をclass化した共通化M
IBを示す図である。 【図4】共通化MIBのObject IDを用いて、管理対象項目
を列挙した一覧テーブルであるMIB Object ID変換テー
ブルを示す図である。 【図5】MIB Object ID変換テーブルと管理対象項目と
をINDEXで関連づけた管理対象項目データである。 【符号の説明】 1 NMS( SNMP Manager、 SNMPマネージャ ) 2 プロトコル変換装置( SNMP Proxy Agent ) 3 LAN 4 IP接続不可能な独自プロトコルの伝送路 5、51、52、...5N 管理対象装置 21 SNMP Proxy Agent内部ブロック 22 SNMPプロトコル処理部 23 メッセージ受信部 24 SNMPメッセージ送信部 25 SNMPメッセージ作成部 26 管理対象項目状態解析部 27 管理対象装置プロトコル処理部 28 MIB Object ID変換テーブル 29 管理対象項目データ
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
G06F 13/00 353
H04L 29/06
EUROPAT(QUESTEL)
JICSTファイル(JOIS)
WPI(DIALOG)
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 SNMP マネージャとLANで接続されてお
り、複数の管理対象装置とIP接続不可能な独自プロトコ
ルの伝送路で接続されているプロトコル変換装置から構
成され、 管理対象項目を共通化MIBのMIB Object ID で定義し、
管理対象項目データとMIB Object IDとを、MIB Object
ID変換テーブルを用いてマッピングする手段と、 SNMP Trapメッセージを作成する手段と、 Get Requestに対するGet Responseメッセージを作成す
る手段とを有する、SNMPエージェントとして動作するよ
うに実装する方法を共通化するシステムであって、 前記プロトコル変換装置は、 前記管理対象装置の管理対象項目を保存している管理対
象項目データと、 MIB Object ID変換テーブルと、 前記管理対象装置からのメッセージを受信し、管理対象
項目状態解析部に渡す管理対象装置プロトコル処理部
と、 前記メッセージをもとに前記管理対象項目データを参
照、更新する前記管理対象項目状態解析部と、 SNMPプロトコル処理部とから構成され、 該SNMPプロトコル処理部は、 前記SNMP マネージャからの前記Get Requestを受信し、
SNMPメッセージ作成部に渡すメッセージ受信部と、 前記Get Requestに対して、前記MIB Object ID変換テー
ブルと前記管理対象項目データとを参照し、前記 Get R
esponseメッセージを作成する手段によりGet Response
メッセージを作成し、また、前記管理対象項目状態解析
部から送信されてきたメッセージをもとに前記SNMP Tra
pメッセージを作成する手段によりSNMPTrapメッセージ
を作成し、共にSNMPメッセージ送信部に渡すSNMPメッセ
ージ作成部と、 前記Get Responseと前記SNMP Trapメッセージとを前記S
NMP マネージャへ送信 するSNMPメッセージ送信部とから
構成され、 前記SNMP Trapメッセージを作成する手段は、 前記管理対象項目状態解析部から送信されてきたメッセ
ージに含まれる前記管理対象項目番号を元に前記管理対
象項目データと前記MIB Object ID変換テーブルとか
ら、共通化MIBで定義されているSNMP Trapメッセージを
作成する手段である 、SNMPエージェントとして動作する
ように実装する方法を共通化するシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07200799A JP3438772B2 (ja) | 1999-03-17 | 1999-03-17 | Snmpエージェントとして動作するように実装する方法を共通化するシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07200799A JP3438772B2 (ja) | 1999-03-17 | 1999-03-17 | Snmpエージェントとして動作するように実装する方法を共通化するシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000267961A JP2000267961A (ja) | 2000-09-29 |
JP3438772B2 true JP3438772B2 (ja) | 2003-08-18 |
Family
ID=13476938
Family Applications (1)
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