JP3438687B2 - 回線切替制御方式 - Google Patents

回線切替制御方式

Info

Publication number
JP3438687B2
JP3438687B2 JP35357999A JP35357999A JP3438687B2 JP 3438687 B2 JP3438687 B2 JP 3438687B2 JP 35357999 A JP35357999 A JP 35357999A JP 35357999 A JP35357999 A JP 35357999A JP 3438687 B2 JP3438687 B2 JP 3438687B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
line
signal
output
byte
control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP35357999A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001168826A (ja
Inventor
大輔 神野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP35357999A priority Critical patent/JP3438687B2/ja
Publication of JP2001168826A publication Critical patent/JP2001168826A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3438687B2 publication Critical patent/JP3438687B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は回線切替制御方式に
関し、特に回線制御動作を制限する回線切替制御方式に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の回線切替制御方式は、自局と対向
局の局間伝送路を2重化し、伝送路障害が発生した場合
に自律制御で予備伝送路に切替える構成となっている。
この方式の例としてマルチプレクス・セレクション・プ
ロテクション(MSP:Multiplex Sect
ion Protection)と呼ばれる方式があ
り、その仕様はITU(International
Telecom Union)という団体におけるSD
Hの規格であるITU−T G.783 Annex.
Aなどに規定されている。MSPはまたオートマチック
・プロテクション・スイッチング(APS:Autom
atic Protection Switchin
g)とも呼ばれ、その仕様はベル・コミュニケーション
・リサーチ(Bell Communication
Research)という団体のSONET(Sync
hronous Optical Network)の
規格であるBellcore GR−253−CORE
などで規定されている。MSPとAPSには基本的に違
いはない。MSP、 APSを用いた切替制御方式は既
に公知の技術であり、例えば特開平8−195756号
公報では回線制御部を2重化した装置において状態一致
を容易に行うためのシステムが記載されている。
【0003】図12に示すように、従来の回線切替制御
方式は、対向局間の伝送路を介してシンクロナス・デジ
タル・ハイアラーキー(SDH:Synchronou
sDigital Hierarchy)信号のインタ
フェースを行う部分であり、対向局との主信号伝送を2
重化して送受信し回線制御部140から受信する送信K
1K2バイト信号1340を多重するとともに対向局か
らの受信K1K2バイト信号1330を抽出して対向局
とのK1K2バイト通信を行う予備回線終端部110及
び現用回線終端部120と、回線制御部140からの回
線制御信号1350によって予備回線終端部110及び
現用回線終端部120から受信した主信号を選択して入
力しヘッダとデータとの分離を行うとともに予備回線終
端部110と現用回線終端部120との両方に対してデ
ータを多重して送信する分離多重部100と、主信号を
介して受信した受信K1K2バイト1331や伝送路の
障害検出、OSからのコマンドによる切替要求などにも
とづいて送信K1K2バイト1360を決定し対向局に
この送信K1K2バイト1360を送信するとともに回
線制御を行う回線制御部140、すなわち、前述した受
信K1K2バイト信号1330をKIK2受信部133
にて受けてこの部より出力した受信K1K2バイト13
31と、予備回線終端部110と現用回線終端部120
とで検出した回線障害を障害検出部131で受けてこの
部より送信する回線障害信号1310と、ユーザが手動
または自動で設定する回線切替に関するコマンドを例え
ばOS(Operation System)等の他部
からコマンド受信部132にて受けてこの部より出力し
た回線制御を行うコマンド信号1320とにより、MS
P制御部146にて回線状態を判定して送信K1K2バ
イト1360を作成しK1K2送信部144によりこの
送信K1K2バイト1360を入力し送信K1K2バイ
ト信号1340を送信し、回線制御データ1361をS
EL送信部145に入力し回線制御信号1350を送信
する回線制御部140とを備えている。
【0004】ここで、K1K2バイトは主信号であるS
DH信号のSOH(SectionOverhead)
にアサインされている信号でありITU−T G.70
7等によって規定されている。自局は、K1K2バイト
に従って対向局との通信の切替制御を行う(この切替制
御をMSPと呼ぶ)。図6にK1K2バイトのビットア
サインを示す。図6においてK1バイトの上位4ビット
(1、2、3、4)は切替の要因と応答信号とを示し、
図7にその内容が規定されている。ここで、切替要因と
応答信号とをそれぞれ図7に示す略号で表すこととす
る。例えば、”1100”又は”1101”はSF(S
ignal Fail:信号やフレームの消失等を示
し、例えば、SDH受信部で検出し障害検出部131で
受ける。)と記述し、”0010”はRR(Rever
se Request:通信データに対するACKを意
味する。)と記述し、”0001”はDNR(Do n
otRevert:現用回線の障害発生で予備回線に切
り替わった後、現用回線の障害が復旧したときに現用回
線に切り替えないで、予備回線のままにしておくことを
示す。)と記述し、”0000”はNR(No Req
uest:現用回線の障害発生で予備回線に切り替わっ
た後、現用回線の障害が復旧したときに現用回線に切り
替えることを示す。)と記述する。図6に示すK1バイ
トの下位4ビット(5、6、7、8)は切替の要因が発
生した回線を示す。図8に内容を示すように、ここでは
現用回線、予備回線それぞれ1回線ずつの1+1構成を
用いて説明するため、略号の0(予備回線からの発行で
あることを示す。)と1(現用回線からの発行であるこ
とをを示す。)の2種類のみ規定される。図6における
K2バイトの上位4ビット(1、2、3、4)は現用回
線の信号を予備回線に送信するかどうかを示し、図9に
内容を示すように略号の0(予備回線に切り替えしない
ことを示す。)と1(予備回線に切り替えることを示
す。)の2種類のみ規定される。図10、図11は図6
に示すK2バイトの下位4ビット(5、6、7、8)の
内容を規定しているが、ここでは1+1構成、bi−d
irectionalを取り上げて説明するため、常
時”0101”とする。
【0005】次に予備回線終端部110、 現用回線終
端部120、分離多重部100、回線制御部140につ
いてさらに詳細に説明する。
【0006】予備回線終端部110、現用回線終端部1
20内はいずれも同様の構成となっている。SDH受端
部111は対向局からの主信号を受信し、受信K1K2
バイト1331を抽出してK1K2送受信部113に送
信する。また、主信号を分離多重部100に送信する。
SDH送端部112は分離多重部100からの主信号に
K1K2送受信部113からの送信K1K2バイト13
60を多重して対向局に送信する。K1K2送受信部1
13はSDH受端部111から主信号より分離された受
信K1K2バイト1331を入力して回線制御部140
に受信K1K2バイト信号1330を出力すると同時に
回線制御部140からの送信K1K2バイト信号134
0を入力して送信K1K2バイト1360をSDH送端
部112に出力する。
【0007】分離多重部100において、選択回路10
3は予備回線終端部110から入力した主信号と現用回
線終端部120から入力した主信号とを回線制御受信部
104から入力する選択信号1040に従って選択し選
択した主信号を主信号分離部101に出力する。主信号
分離部101は選択回路103で選択された主信号に対
してデータを分離しこのデータを他の伝送装置等へ出力
する。主信号多重部102は他の伝送装置等よりデータ
を入力し主信号を作成して予備回線終端部110、現用
回線終端部120に送信する。回線制御受信部104は
回線制御部140から出力される回線制御信号1350
を受信して選択信号1040を選択回路103に送信す
る。
【0008】回線制御部140において、障害検出部1
31は局間伝送路における回線障害情報を予備回線終端
部110及び現用回線終端部120から入力して障害を
検出し回線障害信号1310をMSP制御部146に送
信する。障害検出部131に入力される回線障害情報は
本発明の特徴には直接関係しないため、図12の例では
記載していない。コマンド受信部132は回線の切替を
要求するコマンドをOS等の他部から受信してコマンド
信号1320をMSP制御部146に送信する。コマン
ド受信部132に入力されるコマンドは本発明の特徴に
は直接関係しないため、図12の例では記載していな
い。K1K2受信部133は、予備回線終端部110と
現用回線終端部120とからの受信K1K2バイト信号
1330を入力して受信K1K2バイト1331をMS
P制御部146に出力する。K1K2送信部144は、
MSP制御部146からの送信K1K2バイト1360
を入力して、予備回線終端部110と現用回線終端部1
20とに送信K1K2バイト信号1340を送信する。
SEL送信部145はMSP制御部146からの回線制
御データ1361を入力して、分離多重部100へ回線
制御信号1350を出力する。MSP制御部146は前
述した障害検出部131、コマンド受信部132、K1
K2受信部133からの信号を受信して送信K1K2バ
イト1360、回線制御データ1361を送信する。
【0009】前述した回線切替方式は実際には数種類の
機能モジュール毎に装置ラックに実装される形態を取る
ことが多く、図12で示す予備回線終端部110、現用
回線終端部120、分離多重部100、回線制御部14
0をそれぞれ別モジュールとし、メンテナンスなどのた
めにモジュール毎に活線挿抜を可能としている。回線制
御部140をメンテナンス等をするために活線挿抜する
ときには、通常は作業前の回線状態を保持する必要があ
るが、回線制御部140を実装するときにはMSP制御
部146はリセット状態となっており、作業前の回線状
態を保持していない。このため、作業前に予備回線を使
用していたシステムが現用回線に切戻る可能性がある。
【0010】従来の回線切替方式のMSP制御部146
におけるK1K2バイト決定フローを示す図13を使用
して、自局と対向局における送信K1K2バイト136
0の遷移シーケンスを示す図である図5を参照してこの
点を説明する。
【0011】図5において、例えば自局から対向局への
矢印上にNR00と表されている場合は、自局における
送信K1K2バイト1360にNR00が多重されてい
ることを示し、対向局における受信K1K2バイト13
31がNR00であることを示す。矢印は送信K1K2
バイト1360もしくは受信K1K2バイト1331の
変化点を示す形で表記されており、矢印から次の矢印ま
では送信K1K2バイト1360もしくは受信K1K2
バイト1331としては同じ値が保持されている。図5
において、タイミングt5以前の状態では自局のK1K
2バイトがNR00、対向局の送信K1K2バイト13
60がNR00である。タイミングt5において自局現
用回線終端部120に回線障害SF(Signal F
ailure)が発生すると、最優先要因は自局現用回
線終端部120のSFであるため、図13のA4でYE
Sとなるため、図13のA5に従い送信K1K2バイト
1360はSF10となる。タイミングt6において対
向局は、受信K1K2バイト1331としてSF10を
受信するため図13のA2でYESとなり図13のA3
に従い対向局の送信K1K2バイト1360はRR11
となる。このため、タイミングt7において自局の受信
K1K2バイト1331がRR11に変化するので、図
13のA6でYESとなり、図13のA8に従い自局の
送信K1K2バイト1360はSF11となり、タイミ
ングt8にてSF11を送信する。ここで、自局の受信
K1バイトの下位4bitと自局の送信K2バイトの上
位4ビットが共に”0001”となるため自局は予備回
線終端部110への切替を実施する(ITU−T G。
783 Annex Aに記載)。タイミングt9にお
いてタイミングt8と同様対向局の受信K1バイトの下
位4ビットと対向局の送信K2バイトの上位4ビットが
共に”0001”となるため、対向局は予備回線終端部
110への切替を実施する。タイミングt10におい
て、自局現用回線終端部120のSFが例えば回線が修
理などにより復旧して解除されると、図13のA11で
NOとなり図13のA12に従いDNR11となり、こ
れを対向局に送信する。そして、タイミングt11にお
いて、回線制御部140の活線挿抜と立ち上げ処理を実
施した場合、自局は切替要因なしであり対向局からの受
信K1K2バイト1331はRR11(リバースリクエ
スト:図7の略号RRを示す。)となっている。図13
に示すフローに従って新状態を決定すると最優先要因は
RR11となる(図13のA1)ため、図13のA6に
おいてYESと判定される。この場合、送信するK1K
2バイトはK1バイトの1〜4bitは保持、K1バイ
トの5〜8bitは保持、K2バイトの1〜4bitは
受信K1バイトの5〜8bitと同じになる(図13の
A8)。自局は活線挿抜と立ち上げ処理を実施している
ために図5のt11のタイミングにおいては送信するK
1K2バイトは初期状態となっており、NR00であ
る。上述したように図13のA8により新状態を決定す
るとNR01となる。このため、最優先コードはRR1
1となり図13のA6でYESとなるため図13のA8
に従いK1K2バイトはNR01となる。従って、受信
K1バイト下位4ビットと送信K2バイト上位4ビット
が不一致となるため、ITU−T G.783 Ann
ex Aの記載に従い回線制御状態が予備回線から現用
回線への切戻される。具体的には図12の回線制御部1
40は現用回線を選択することを示す回線制御信号13
50を分離多重部100に送信し、選択回路103によ
って現用回線終端部120からの主信号が選択されるこ
とになる。MSP制御部146における回線切替は障害
検出部131における障害検出やコマンド受信部132
におけるコマンド受信によって行われるものであり、回
線制御部140の活線挿抜、立ち上げ処理などメンテナ
ンスによって回線切替が発生するべきではない。しかし
ながら、以上説明したように従来のMSP制御部146
を用いた従来の回線制御方式はメンテナンス操作時に切
替を発生する可能性がある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の回線切
替制御方式は、対向局から受信K1K2バイトとしてR
Rxx(xは任意)を受信したときに、自局はMSP制
御部の状態によらずに送信K1K2バイトを、K1RE
QとK1CHとを保持しK2CHを受信K1CHと同じ
に設定しているので、回線制御部の活線挿抜、立ち上げ
処理などメンテナンス操作時に回線切替を発生する恐れ
があるという問題点がある。
【0013】本発明の目的はこのような従来の欠点を除
去するため、回線制御部の活線挿抜、立ち上げ処理など
メンテナンス操作時に回線切替を発生する恐れがない回
線切替制御方式を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の回線切替制御方
式は、送信する主信号に、回線の切替要求や応答,前記
要求や前記応答を行う回線及び予備回線の使用状態を示
す第1のK1K2バイト信号を多重して対向局に送信
し、前記対向局から主信号を受信しこの受信した主信号
から、回線の切替要求や応答,前記要求や前記応答を行
う回線及び予備回線の使用状態を示す第2のK1K2バ
イト信号を抽出し前記受信した主信号と前記第2のK1
K2バイト信号とを出力するとともに回線の障害を検出
し第1の障害情報を出力する予備回線終端部と、前記送
信する主信号に前記第1のK1K2バイト信号を多重し
て前記対向局に送信し、前記対向局から主信号を受信し
この受信した主信号から前記第2のK1K2バイト信号
を抽出し前記受信した主信号と前記第2のK1K2バイ
ト信号とを出力するとともに回線の障害を検出し第2の
障害情報を出力する現用回線終端部と、外部からの回線
切替を要求するコマンドと、前記予備回線終端部と前記
現用回線終端部とが出力した前記第2のK1K2バイト
信号と前記第1の障害情報と前記第2の障害情報と、に
もとづいて前記第1のK1K2バイト信号を決め前記予
備回線終端部と前記現用回線終端部とにこの第1のK1
K2バイト信号を出力し前記予備回線終端部と前記現用
回線終端部とがそれぞれ出力した前記受信した主信号の
一方を選択するための回線制御信号を出力する回線制御
動作を行うとともに、外部から入力する回線制御の許可
又は禁止を指定する制御設定信号にもとづいて前記回線
制御動作を、前記第1のK1K2バイト信号と前記回線
制御信号とを出力しないように制限したり、本部を初期
化するとともに前記第1のK1K2バイト信号を回線異
常なし,コマンドなしを含む回線切替のトリガを示さな
い内容にし、かつ、前記回線制御信号を、本部を初期化
する前に出力していた内容にして前記第1のK1K2バ
イト信号と前記回線制御信号とを出力したりするように
制限する回線制御部と、前記回線制御部が出力した前記
回線制御信号を受け前記予備回線終端部と前記現用回線
終端部とから受けた前記受信した主信号の一方を前記回
線制御信号にもとづいて選択しこの選択した前記受信し
た主信号からデータを分離して出力するとともに外部よ
り送信すべきデータを受け前記送信する主信号にして前
記予備回線終端部と前記現用回線終端部とに出力する分
離多重部と、を備えて構成されている。
【0015】
【0016】また、本発明の回線切替制御方式の前記回
線制御部は、外部からの回線切替を要求する前記コマン
ドと、前記予備回線終端部と前記現用回線終端部とが出
力した前記第2のK1K2バイト信号と前記第1の障害
情報と前記第2の障害情報と、外部からの回線制御の許
可又は禁止を指定する前記制御設定信号とを入力し、前
記制御設定信号が回線制御許可を指定しているときには
回線切替を要求する前記コマンドと前記第2のK1K2
バイト信号と前記第1の障害情報と前記第2の障害情報
とにもとづいて前記第1のK1K2バイト信号を決め前
記予備回線終端部と前記現用回線終端部とにこの第1の
K1K2バイト信号を出力するとともに前記予備回線終
端部と前記現用回線終端部とがそれぞれ出力した前記受
信した主信号の一方を選択するための前記回線制御信号
を出力し、前記制御設定信号が前記回線制御許可を指定
していた後に回線制御禁止を指定したときには前記第1
のK1K2バイト信号と前記回線制御信号とを出力しな
いようにし、前記制御設定信号が前記回線制御禁止を指
定した後に前記回線制御許可を指定したときには本回線
制御部を初期化するとともに前記第1のK1K2バイト
信号を前記回線切替のトリガを示さない内容にし、か
つ、前記回線制御信号を、本部を初期化する前に出力し
ていた内容にして前記第1のK1K2バイト信号と前記
回線制御信号とを出力するようにしている。
【0017】更に、本発明の回線切替制御方式の前記回
線制御部は、前記第2のK1K2バイト信号を受けこの
信号より第2のK1K2バイトを取り出して出力するK
IK2受信部と、前記予備回線終端部と前記現用回線終
端部とが出力した前記第1の障害情報と前記第2の障害
情報を受け回線障害信号を出力する障害検出部と、外部
からの回線切替を要求する前記コマンド受けて回線制御
を指示するコマンド信号を出力するコマンド受信部と、
前記回線制御許可又は前記回線制御禁止を示す前記制御
設定信号を外部から受け、前記第1K1K2バイト信号
と前記回線制御信号との出力の許可又は禁止を指示する
出力許可又は出力禁止を示す出力許可・禁止信号と初期
化を指示する初期化指示又は初期化を指示しない初期化
不指示を示す初期化信号とを出力する初期化制御部と、
前記KIK2受信部が出力した前記第2のK1K2バイ
トと前記障害検出部が出力した前記回線障害信号と前記
コマンド受信部が出力した前記コマンド信号とを受け、
前記初期化制御部が出力する前記初期化信号が前記初期
化不指示を示しているときには、前記第2のK1K2バ
イトと前記回線障害信号と前記コマンド信号とにもとづ
いて回線状態を判定して前記予備回線終端部と前記現用
回線終端部とがそれぞれ出力した前記主信号の一方を選
択するための回線制御データと前記第1のK1K2バイ
トとを出力し、前記初期化制御部が出力する前記初期化
信号が前記初期化指示を示しているときには本部を初期
化するとともに前記第1のK1K2バイト信号を前記回
線切替のトリガを示さない内容にし、かつ、前記回線制
御信号を、本部を初期化する前に出力していた内容にし
て前記第1のK1K2バイト信号と前記回線制御信号と
を出力するMSP制御部と、前記MSP制御部が出力し
た前記回線制御データを受け、前記初期化制御部が出力
する前記出力許可・禁止信号が前記出力許可を示してい
るときには前記回線制御信号を出力し、前記初期化制御
部が出力する前記出力許可・禁止信号が前記出力禁止を
示しているときには前記回線制御信号を出力しないSE
L送信部と、前記MSP制御部が出力した前記第1のK
1K2バイトを受けこれより前記第1のK1K2バイト
信号を作成し、前記初期化制御部が出力する前記出力許
可・禁止信号が前記出力許可を示しているときには前記
第1のK1K2バイト信号を出力し、前記初期化制御部
が出力する前記出力許可・禁止信号が前記出力禁止を示
しているときには前記第1のK1K2バイト信号を出力
しないK1K2送信部と、を備えて構成されている。
【0018】
【0019】本発明の回線切替制御方式の前記初期化制
御部は、前記回線制御許可を示していた前記制御設定信
号が前記回線制御禁止を示すように変化すると前記出力
許可・禁止信号を前記出力禁止を示すように変化させる
とともに前記初期化信号を前記初期化不指示の状態を維
持するようにし、その後、前記回線制御禁止を示してい
た前記制御設定信号が前記回線制御許可を示すように変
化すると前記初期化信号を前記初期化指示を示すように
変化させ変化後初期化が終了したときに前記初期化不指
示を示すように変化させるようにするとともに、前記出
力禁止を示していた前記出力許可・禁止信号を前記出力
許可を示すように変化させるようにしている。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0021】図1は、本発明の回線切替制御方式の一つ
の実施の形態を示すブロック図である。従来の技術と同
様の部分には同一の符号を付している。
【0022】図1に示す本実施の形態は、送信する主信
号に回線の切替要求や応答,この要求やこの応答を行う
回線及び予備回線の使用状態を示す第1のK1K2バイ
ト信号(送信K1K2バイト信号1340)を多重して
対向局に送信し、対向局から主信号を受信しこの受信し
た主信号から回線の切替要求や応答,この要求やこの応
答を行う回線及び予備回線の使用状態を示す第2のK1
K2バイト信号(受信K1K2バイト信号1330)を
抽出し受信した主信号と第2のK1K2バイト信号とを
出力するとともに回線の障害を検出し第1の障害情報を
出力する予備回線終端部110と、送信する主信号に第
1のK1K2バイト信号を多重して対向局に送信し、対
向局から主信号を受信しこの受信した主信号から第2の
K1K2バイト信号を抽出し受信した主信号と第2のK
1K2バイト信号とを出力するとともに回線の障害を検
出し第2の障害情報を出力する現用回線終端部120
と、外部からの回線切替を要求する(すなわち、予備回
線終端部110と現用回線終端部120とを切り替える
ための)コマンドと、予備回線終端部110と現用回線
終端部120とが出力した第2のK1K2バイト信号と
第1の障害情報と第2の障害情報と、にもとづいて第1
のK1K2バイト信号を決め予備回線終端部110と現
用回線終端部120とにこの第1のK1K2バイト信号
を出力し予備回線終端部110と現用回線終端部120
とがそれぞれ出力した受信した主信号の一方を選択する
ための回線制御信号1350を出力する回線制御動作を
行うとともに、外部から入力する回線制御の許可又は禁
止を指定する制御設定信号1370にもとづいて回線制
御動作を制限する回線制御部130と、回線制御部13
0が出力した回線制御信号1350を受け予備回線終端
部110と現用回線終端部120とから受けた受信した
主信号の一方を回線制御信号1350にもとづいて選択
しこの選択した受信した主信号からデータを分離して出
力するとともに外部より送信すべきデータを受け送信す
る主信号にして予備回線終端部110と現用回線終端部
120とに出力する分離多重部100とにより構成され
ている。
【0023】回線制御部130は、外部からの回線切替
を要求するコマンドと、予備回線終端部110と現用回
線終端部120とが出力した第2のK1K2バイト信号
と第1の障害情報と第2の障害情報と、外部からの回線
制御の許可又は禁止を指定する制御設定信号1370と
を入力し、制御設定信号1370が回線制御許可を指定
しているときには回線切替を要求するコマンドと第2の
K1K2バイト信号と第1の障害情報と第2の障害情報
とにもとづいて第1のK1K2バイト信号を決め予備回
線終端部110と現用回線終端部120とにこの第1の
K1K2バイト信号を出力するとともに予備回線終端部
110と現用回線終端部120とがそれぞれ出力した受
信した主信号の一方を選択するための回線制御信号13
50を出力し、制御設定信号1370が回線制御許可を
指定していた後に回線制御禁止を指定したときには第1
のK1K2バイト信号と回線制御信号1350とを出力
しないようにし、制御設定信号1370が回線制御禁止
を指定した後に回線制御許可を指定したときには本部を
初期化するとともに第1のK1K2バイト信号と回線制
御信号1350とを予め定めた内容にして出力する(初
期化状態においても直前のK1K2バイトの状態を保持
し回線制御状態を維持するようにする)ようにしてい
る。
【0024】また、回線制御部130は、第2のK1K
2バイト信号を受けこの信号より第2のK1K2バイト
(受信K1K2バイト1331)を取り出して出力する
KIK2受信部と、予備回線終端部110と現用回線終
端部120とが出力した第1の障害情報と第2の障害情
報を受け回線障害信号1310を出力する障害検出部1
31と、外部からの回線切替を要求するコマンド受けて
回線制御を指示するコマンド信号1320を出力するコ
マンド受信部132と、回線制御許可又は回線制御禁止
を示す制御設定信号1370を外部から受け、第1K1
K2バイト信号と回線制御信号1350との出力の許可
又は禁止を指示する出力許可又は出力禁止を示す出力許
可・禁止信号1371と初期化を指示する初期化指示又
は初期化を指示しない初期化不指示を示す初期化信号1
372とを出力する初期化制御部137と、KIK2受
信部が出力した第2のK1K2バイトと障害検出部13
1が出力した回線障害信号1310とコマンド受信部1
32が出力したコマンド信号1320とを受け、初期化
制御部137が出力する初期化信号1372が初期化不
指示を示しているときには、第2のK1K2バイトと回
線障害信号1310とコマンド信号1320とにもとづ
いて回線状態を判定して予備回線終端部110と現用回
線終端部120とがそれぞれ出力した主信号の一方を選
択するための回線制御データ1361と第1のK1K2
バイト(送信K1K2バイト1360)とを出力し、初
期化制御部137が出力する初期化信号1372が初期
化指示を示しているときには本部を初期化するとともに
第1のK1K2バイトと回線制御データ1361とを予
め定めた内容にして出力するMSP制御部136と、M
SP制御部136が出力した回線制御データ1361を
受け、初期化制御部137が出力する出力許可・禁止信
号1371が出力許可を示しているときには回線制御信
号1350を出力し、初期化制御部137が出力する出
力許可・禁止信号1371が出力禁止を示しているとき
には回線制御信号1350を出力しないSEL送信部1
35と、MSP制御部136が出力した第1のK1K2
バイトを受けこれより第1のK1K2バイト信号を作成
し、初期化制御部137が出力する出力許可・禁止信号
1371が出力許可を示しているときには第1のK1K
2バイト信号を出力し、初期化制御部137が出力する
出力許可・禁止信号1371が出力禁止を示していると
きには第1のK1K2バイト信号を出力しないK1K2
送信部134とにより構成されている。
【0025】MSP制御部136は、初期化制御部13
7が出力する初期化信号1372が初期化指示を示して
いるときには、予め定めた内容(回線切替を起こさせる
トリガとならない内容、すなわち、回線障害信号131
0なし,コマンド信号1320なしの内容)を第1のK
1K2バイトに設定し、初期化信号1372が初期化指
示を示す以前に出力していた回線制御データ1361の
内容と同一の内容の回線制御データ1361を出力する
ようにしている。
【0026】初期化制御部137は、回線制御許可を示
していた制御設定信号1370が回線制御禁止を示すよ
うに変化すると出力許可・禁止信号1371を出力禁止
を示すように変化させるとともに初期化信号1372を
初期化不指示の状態を維持するようにし、その後、回線
制御禁止を示していた制御設定信号1370が回線制御
許可を示すように変化すると初期化信号1372を初期
化指示を示すように変化させ変化後初期化が終了したと
きに初期化不指示を示すように変化させるようにすると
ともに、出力禁止を示していた出力許可・禁止信号13
71を出力許可を示すようにしている。
【0027】なお、図1に示す、予備回線終端部110
と現用回線終端部120と分離多重部100とは従来の
技術と同様である。
【0028】次に、本実施の形態の回線切替制御方式の
動作を図2から図11を参照して詳細に説明する。
【0029】図2は、各信号のタイミングの一例を示す
図である。
【0030】図3は、各信号のタイミングの一例を示す
図である。
【0031】図4は、本実施の形態のMSP制御部で実
施される送信K1K2バイト決定アルゴリズムを示すフ
ローチャートである。
【0032】図5は、自局と対向局における送信K1K
2バイトの遷移シーケンスを示す図である。
【0033】図6は、K1K2バイトのビットアサイン
を示す図である。
【0034】図7は、K1バイトの上位4ビットの内容
を示す図である。
【0035】図8は、K1バイトの下位4ビットの内容
を示す図である。
【0036】図9は、K2バイトの上位4ビットの内容
を示す図である。
【0037】図10は、K2バイトの第5ビットの内容
を示す図である。
【0038】図11は、K2バイトの第6から第84ビ
ットの内容を示す図である。
【0039】図12は、従来の回線切替制御方式を示す
ブロック図である。
【0040】図13は、従来のMSP制御部で実施され
る送信K1K2バイト決定アルゴリズムを示すフローチ
ャートである。
【0041】図1において、予備回線終端部110、現
用回線終端部120内はいずれも同様の構成となってい
る。SDH受端部111は対向局からの主信号を受信
し、受信K1K2バイト1331を抽出してK1K2送
受信部113に送信する。また、主信号を分離多重部1
00に送信する。SDH送端部112は分離多重部10
0からの主信号にK1K2送受信部113からの送信K
1K2バイト1360を多重して対向局に送信する。K
1K2送受信部113はSDH受端部111から主信号
より分離された受信K1K2バイト1331を入力して
回線制御部130に受信K1K2バイト信号1330を
出力すると同時に回線制御部130からの送信K1K2
バイト信号1340を入力してSDH送端部112に出
力する。
【0042】分離多重部100において、選択回路10
3は予備回線終端部110から入力した主信号と現用回
線終端部120から入力した主信号とを回線制御受信部
104から入力する選択信号1040に従って選択し選
択した主信号を主信号分離部101に出力する。主信号
分離部101は選択回路103で選択された主信号から
データを分離し例えば他の伝送装置に出力する。主信号
多重部102は例えば他の伝送装置からデータを受け主
信号にして予備回線終端部110、現用回線終端部12
0に送信する。回線制御受信部104は回線制御部13
0から出力される回線制御信号1350を受信して選択
信号1040を選択回路103に送信する。
【0043】回線制御部130において、障害検出部1
31は自局と対応局との間の局間伝送路における回線の
障害情報である第1の障害情報を予備回線終端部110
から又第2の障害情報を現用回線終端部120からそれ
ぞれ入力して回線障害信号1310をMSP制御部13
6に送信する。障害検出部131に入力される回線障害
情報は本発明の特徴には直接関係しないため、図1の例
では記載していない。コマンド受信部132は回線の切
替要求を行うためのコマンドをOS等の外部から受信し
てコマンド信号1320をMSP制御部136に送信す
る。コマンド受信部132に入力されるコマンドは本発
明の特徴には直接関係しないため、図1の例では記載し
ていない。K1K2受信部133は、予備回線終端部1
10と現用回線終端部120とからの受信K1K2バイ
ト信号1330を入力して受信K1K2バイト1331
をMSP制御部136に出力する。K1K2送信部13
4は、MSP制御部136からの送信K1K2バイト1
360と初期化制御部137からの出力許可・禁止信号
1371とを入力して、予備回線終端部110と現用回
線終端部120とに送信K1K2バイト信号1340を
送信する。SEL送信部135はMSP制御部136か
らの回線制御データ1361と初期化制御部137から
の出力許可・禁止信号1371とを入力して、分離多重
部100へ回線制御信号1350を出力する。MSP制
御部136は前述した障害検出部131とコマンド受信
部132とからの信号と、K1K2受信部133からの
受信K1K2バイト1331及び初期化制御部137か
らの初期化信号1372とを入力して送信K1K2バイ
ト1360、回線制御データ1361を送信する。
【0044】本実施の形態の回線切替制御方式の動作を
以下に更に詳細に説明する。
【0045】図1と図2、図3から制御設定信号137
0により回線制御の禁止の動作について説明する。図1
における初期化制御部137は図2d)で表す制御設定
信号1370を入力して、図2h)で表す出力許可・禁
止信号1371、図2i)で表す初期化信号1372を
出力する。出力許可・禁止信号1371はK1K2送信
部134とSEL送信部135に入力される。K1K2
送信部134は図2e)で表す送信K1K2バイト13
60を入力して図2a)で表す送信K1K2バイト信号
1340を出力する。SEL送信部135は図2g)で
表す回線制御データ1361を入力して図2c)で表す
回線制御信号1350を出力する。初期化信号1372
はMSP制御部136に入力される。MSP制御部13
6は図2f)で表す受信K1K2バイト1331、障害
検出部131から受信する回線障害信号1310、コマ
ンド受信部132からのコマンド信号1320及び、初
期化制御部137からの初期化信号1372を入力し
て、K1K2バイトの状態と回線制御の状態とを決定し
て図2e)で表す送信K1K2バイト1360と回線制
御データ1361とを出力する。
【0046】図2における動作を説明する。図2におけ
るタイミングt1にて送信K1K2バイト1360が現
用回線に回線障害発生して予備回線への回線切替要求を
示しているSF10から例えば対向局からの応答である
RR11を受信したことにより回線切替要求が完了した
ことを示すSF11に遷移すると同時に回線制御データ
1361が’H’から’L’へ変化する。回線制御デー
タ1361は’H’が現用回線選択、’L’が予備回線
選択を意味し、タイミングt1にて回線切替が発生する
ことを示す。
【0047】ここで、SF10とSF11とはK1K2
バイトの状態を表現するための記述である。従来の技術
で説明したように、図6から図11で示すようにK1K
2バイトはK1バイトの1〜4ビット,K1バイトの5
〜8ビット及びK2バイトの1〜4ビットでそれぞれ意
味を持ちそれぞれ略号を持つ。このため、SF10はK
1バイト”1100 0001”、K2バイト”000
0 0101”を表し、SF11はK1バイト”110
0 0001”、K2バイト”0001 0101”を
表す。以後、K1K2バイトの内容については従来の技
術と同様に本表現法を使用する。
【0048】図2におけるタイミングt2にて制御設定
信号1370は’H’から’L’に変化する。制御設定
信号1370は回線制御部130の回線制御機能の停
止、立ち上げのトリガとなる信号であり、’H’は回線
制御有効(回線制御許可)、’L’は回線制御禁止とな
る。タイミングt2において出力許可・禁止信号137
1は’H’から’L’に変化して、K1K2送信部13
4の出力である送信K1K2バイト信号1340、SE
L送信部135の出力である回線制御信号1350を停
止する。この動作により回線制御受信部104では直前
の選択信号1040が保持されて、選択回路103にお
ける回線切替が保持されることになる。また、予備回線
終端部110と現用回線終端部120とにおいてもK1
K2送受信部113に入力される送信K1K2バイト信
号1340が停止となるために直前の送信K1K2バイ
ト1360が保持されることになる。このため、初期化
時においても回線切替を実施しないことが可能となり、
従って、回線制御部130のメンテナンス、活線挿抜が
可能となる。
【0049】また、図3(この図は図2の続きを示
す。)における動作について説明する。タイミングt3
において、図3d)で表す制御設定信号1370が’
L’から’H’に変化する。これと同時に初期化制御部
137の出力である図3i)で表す初期化信号1372
が’H’(初期化不指示)から’L’(初期化指示)に
変化する。初期化信号1372が’L’の場合は初期化
状態(初期化中を示す。)でありMSP制御部136に
おいて立ち上げ処理を行う。初期化状態においては図3
h)で表す出力許可・禁止信号1371が’L’である
ため、図3a)で表す送信K1K2バイト信号134
0、図3c)で表す回線制御信号1350は出力停止を
続ける。しかしながら、図3b)で表す受信K1K2バ
イト信号1330は受信しているため、図3f)で表す
受信K1K2バイト1331、回線障害信号1310、
コマンド信号1320から切替要因が発生しているので
あれば最優先要因を決定して切替要因に応じた送信K1
K2バイト1360の新状態を決定すべくMSP制御部
136にて初期化を実施して、図3e)で表す送信K1
K2バイト1360、図3g)で表す回線制御データ1
361を送信K1K2バイト1360中のK1バイトの
5〜8ビットと受信K1K2バイト1331中のK2バ
イトの1〜4ビットとを使用して決定する。初期化の途
中において、図3e)で表す送信K1K2バイト136
0、図3g)で表す回線制御データ1361は不定とな
るが、K1K2送信部134、SEL送信部135にて
出力停止しているため、誤った信号を出力することはな
い。
【0050】次にMSP制御部136の初期化の制御に
ついて図4を用いて説明する。図4はMSP制御部13
6で実施される送信K1K2バイト1360決定アルゴ
リズムを示すフローチャートである。送信K1K2バイ
ト1360はMSP制御部136に入力される切替要因
である受信K1K2バイト1331、障害検出信号13
10、コマンド信号1320のいずれかが変化した場合
に図4に示すフローを実行して新状態を決定する。フロ
ー順に説明を行う。まず、切替要因に変化が発生した場
合に図4に示すフローがスタートし、図4のA1におい
て最優先要因を決定する。最優先決定の仕様については
ITU−T G。783 Annex。Aなどで規定さ
れているため、ここでは詳細な説明を省く。以降は決定
された最優先要因に対して、図4のA2に従い対向局か
ら受信した(すなわち、K1K2受信部133から受け
た)切替要因(図7の上半分のもの)である場合は送信
K1K2バイト1360をRR11またはRR00に決
定する(図4のA3)。最優先要因が前述した対向局か
らの切替要因とは異なる場合には図4のA4に従う。最
優先要因が自局で発生した切替要因である場合(すなわ
ち、障害検出部131又はコマンド受信部132から受
けた場合)にはK1バイト上位4ビットを切替要因コー
ドに設定し、K1バイト下位4ビットを切替え発生回線
を表す1または0に設定し、K2バイト上位4ビットは
保持とする(図4のA5)。最優先要因が前述した自局
で発生した切替要因とも異なる場合は図4のA6に従
う。対向局から受信したRR00またはRR11が最優
先要因である場合は図4のA7に従い初期化中(図3の
i)が”L”のとき)であれば、図4のA11の判定を
行う。初期化中でなければK1バイトは保持、K2バイ
ト上位4ビットを受信K1バイト下位4ビットと一致さ
せる(図4のA8)。図4のA6がNOの場合、図4の
A9に従い、最優先要因が対向局から受信したNR0x
(xは任意を示す)であった場合、K1K2バイトをN
R00とする(図4のA10)。異なる場合は図4のA
11に従い、現用回線使用中(図9で”0000”の場
合)であればK1K2バイトをNR00(図4のA1
3)、予備回線使用中であればK1K2バイトをDNR
11とする(図4のA12)。
【0051】図4で示されるフローを自局と対向局にお
ける送信K1K2バイト1360の遷移シーケンスを示
す図である図5を参照して説明する。図5において、例
えば自局から対向局への矢印上にNR00と表されてい
る場合は、自局における送信K1K2バイト1360に
NR00が多重されていることを示し、対向局における
受信K1K2バイト1331がNR00であることを示
す。矢印は送信K1K2バイト1360もしくは受信K
1K2バイト1331の変化点を示す形で表記されてお
り、矢印から次の矢印までは送信K1K2バイト136
0もしくは受信K1K2バイト1331としては同じ値
が保持されている。
【0052】図5において、タイミングt5以前の状態
では自局のK1K2バイトがNR00、対向局の送信K
1K2バイト1360がNR00である。タイミングt
5において自局現用回線終端部120に回線障害SF
(Signal Failure)が発生すると、最優
先要因は自局現用回線終端部120のSFであるため、
図4のA4でYESとなるため、図4のA5に従い送信
K1K2バイト1360はSF10となる。タイミング
t6において対向局は、受信K1K2バイト1331と
してSF10を受信するため図4のA2でYESとなり
図4のA3に従い対向局の送信K1K2バイト1360
はRR11となる。このため、タイミングt7において
自局の受信K1K2バイト1331がRR11に変化す
るので、図4のA6でYESとなり、図4のA7ではN
Oであるので、図4のA8に従い自局の送信K1K2バ
イト1360はSF11となり、タイミングt8にてS
F11を送信する。ここで、自局の受信K1バイトの下
位4bitと自局の送信K2バイトの上位4ビットが共
に”0001”となるため自局は予備回線終端部110
への切替を実施する(ITU−T G。783 Ann
ex Aに記載)。タイミングt9においてタイミング
t8と同様対向局の受信K1バイトの下位4ビットと対
向局の送信K2バイトの上位4ビットが共に”000
1”となるため、対向局は予備回線終端部110への切
替を実施する。タイミングt10において、自局現用回
線終端部120のSFが例えば回線が修理などにより復
旧して解除されると、図4のA11でNOとなり図4の
A12に従いDNR11となり、これを対向局に送信す
る。
【0053】また、タイミングt11において、例えば
メンテナンス等のために回線制御部130の活線挿抜を
実施した後、再起動等のための立ち上げ処理を実施した
場合、初期化中に自局は切替要因なし、対向局からはR
R11を受信している。このとき、ITU−T G。7
83 Annex。Aに規定される手順においては、R
R11は、SF10などの切替要求やSF11などの切
替完了等のK1K2バイトに対応したレスポンスとして
最優先要因となる。
【0054】このため、対向局からRR11を受信した
場合は図4のA2、図4のA4にあたるような切替要因
ではないため、障害の発生回線を示すK1バイトの下位
4ビットを0から1に変化させることはないが、初期化
中においては自局の切替要因は存在しないが、初期化が
行われる前の状態ではRR11に対応する切替要因が発
生していたものと考えることにより処理を行うことで制
御を実施できる。具体的には上述したように対向局から
SF10などの切替要求やSF11などの切替完了等の
K1K2バイト、もしくは切替実施後の回線障害が復旧
した場合のDNR11などを送信していたものと考え
る。図4のA1において最優先要因をRR11とした場
合、図4のA6でYES、図4のA7でYESとなる。
図5のタイミングt11において回線制御は予備回線終
端部110を選択しているため図4のA11でNOとな
り、図4のA12に従い送信K1K2バイト1360は
DNR11となる。これは図5のタイミングt11にお
ける活線挿抜を実施しなかった場合と同様であり、活線
挿抜の前後において送信K1K2バイト1360、回線
制御信号1350が前状態を維持していることになる。
これは、本発明による初期化動作が正常に動作している
ことを示す。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の回線切替
制御方式によれば、初期化制御部が出力する初期化信号
が初期化指示を示しているときには、予め定めた内容
(回線切替を起こさせるトリガとならない内容、すなわ
ち、回線障害信号なし,コマンド信号なしの内容)を第
1のK1K2バイトに設定し、初期化信号が初期化指示
を示す以前に出力していた回線制御データの内容と同一
の内容の回線制御データを出力するようにしているた
め、回線制御部の活線挿抜、立ち上げ時において行う初
期化後も初期化前の状態を維持するので、回線制御部の
活線挿抜、立ち上げ処理などメンテナンス操作時に回線
切替を発生する恐れがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回線切替制御方式の一つの実施の形態
を示すブロック図である。
【図2】各信号のタイミングの一例を示す図である。
【図3】各信号のタイミングの一例を示す図である。
【図4】本実施の形態のMSP制御部で実施される送信
K1K2バイト決定アルゴリズムを示すフローチャート
である。
【図5】自局と対向局における送信K1K2バイトの遷
移シーケンスを示す図である。
【図6】K1K2バイトのビットアサインを示す図であ
る。
【図7】K1バイトの上位4ビットの内容を示す図であ
る。
【図8】K1バイトの下位4ビットの内容を示す図であ
る。
【図9】K2バイトの上位4ビットの内容を示す図であ
る。
【図10】K2バイトの第5ビットの内容を示す図であ
る。
【図11】K2バイトの第6から第84ビットの内容を
示す図である。
【図12】従来の回線切替制御方式を示すブロック図で
ある。
【図13】従来のMSP制御部で実施される送信K1K
2バイト決定アルゴリズムを示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
100 分離多重部 101 主信号分離部 102 主信号多重部 103 選択回路 104 回線制御受信部 110 予備回線終端部 111 SDH受端部 112 SDH送端部 113 K1K2送受信部 120 現用回線終端部 130 回線制御部 131 障害検出部 132 コマンド受信部 133 KIK2受信部 134 K1K2送信部 135 SEL送信部 136 MSP制御部 137 初期化制御部 140 回線制御部 144 K1K2送信部 145 SEL送信部 146 MSP制御部 1040 選択信号 1310 回線障害信号 1320 コマンド信号 1340 送信K1K2バイト信号 1330 受信K1K2バイト信号 1331 受信K1K2バイト 1350 回線制御信号 1360 送信K1K2バイト 1361 回線制御データ 1370 制御設定信号 1371 出力許可・禁止信号 1372 初期化信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04J 3/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信する主信号に、回線の切替要求や応
    答,前記要求や前記応答を行う回線及び予備回線の使用
    状態を示す第1のK1K2バイト信号を多重して対向局
    に送信し、前記対向局から主信号を受信しこの受信した
    主信号から、回線の切替要求や応答,前記要求や前記応
    答を行う回線及び予備回線の使用状態を示す第2のK1
    K2バイト信号を抽出し前記受信した主信号と前記第2
    のK1K2バイト信号とを出力するとともに回線の障害
    を検出し第1の障害情報を出力する予備回線終端部と、 前記送信する主信号に前記第1のK1K2バイト信号を
    多重して前記対向局に送信し、前記対向局から主信号を
    受信しこの受信した主信号から前記第2のK1K2バイ
    ト信号を抽出し前記受信した主信号と前記第2のK1K
    2バイト信号とを出力するとともに回線の障害を検出し
    第2の障害情報を出力する現用回線終端部と、 外部からの回線切替を要求するコマンドと、前記予備回
    線終端部と前記現用回線終端部とが出力した前記第2の
    K1K2バイト信号と前記第1の障害情報と前記第2の
    障害情報と、にもとづいて前記第1のK1K2バイト信
    号を決め前記予備回線終端部と前記現用回線終端部とに
    この第1のK1K2バイト信号を出力し前記予備回線終
    端部と前記現用回線終端部とがそれぞれ出力した前記受
    信した主信号の一方を選択するための回線制御信号を出
    力する回線制御動作を行うとともに、外部から入力する
    回線制御の許可又は禁止を指定する制御設定信号にもと
    づいて前記回線制御動作を、前記第1のK1K2バイト
    信号と前記回線制御信号とを出力しないように制限した
    り、本部を初期化するとともに前記第1のK1K2バイ
    ト信号を回線異常なし,コマンドなしを含む回線切替の
    トリガを示さない内容にし、かつ、前記回線制御信号
    を、本部を初期化する前に出力していた内容にして前記
    第1のK1K2バイト信号と前記回線制御信号とを出力
    したりするように制限する回線制御部と、 前記回線制御部が出力した前記回線制御信号を受け前記
    予備回線終端部と前記現用回線終端部とから受けた前記
    受信した主信号の一方を前記回線制御信号にもとづいて
    選択しこの選択した前記受信した主信号からデータを分
    離して出力するとともに外部より送信すべきデータを受
    け前記送信する主信号にして前記予備回線終端部と前記
    現用回線終端部とに出力する分離多重部と、を備えたこ
    とを特徴とする回線切替制御方式。
  2. 【請求項2】 前記回線制御部は、外部からの回線切替
    を要求する前記コマンドと、前記予備回線終端部と前記
    現用回線終端部とが出力した前記第2のK1K2バイト
    信号と前記第1の障害情報と前記第2の障害情報と、外
    部からの回線制御の許可又は禁止を指定する前記制御設
    定信号とを入力し、前記制御設定信号が回線制御許可を
    指定しているときには回線切替を要求する前記コマンド
    と前記第2のK1K2バイト信号と前記第1の障害情報
    と前記第2の障害情報とにもとづいて前記第1のK1K
    2バイト信号を決め前記予備回線終端部と前記現用回線
    終端部とにこの第1のK1K2バイト信号を出力すると
    ともに前記予備回線終端部と前記現用回線終端部とがそ
    れぞれ出力した前記受信した主信号の一方を選択するた
    めの前記回線制御信号を出力し、前記制御設定信号が前
    記回線制御許可を指定していた後に回線制御禁止を指定
    したときには前記第1のK1K2バイト信号と前記回線
    制御信号とを出力しないようにし、前記制御設定信号が
    前記回線制御禁止を指定した後に前記回線制御許可を指
    定したときには本回線制御部を初期化するとともに前記
    第1のK1K2バイト信号を前記回線切替のトリガを示
    さない内容にし、かつ、前記回線制御信号を、本部を初
    期化する前に出力していた内容にして前記第1のK1K
    2バイト信号と前記回線制御信号とを出力するようにし
    たことを特徴とする請求項1記載の回線切替制御方式。
  3. 【請求項3】 前記回線制御部は、前記第2のK1K2バイト信号を受けこの信号より第2
    のK1K2バイトを取り出して出力するKIK2受信部
    と、 前記予備回線終端部と前記現用回線終端部とが出力した
    前記第1の障害情報と前記第2の障害情報を受け回線障
    害信号を出力する障害検出部と、 外部からの回線切替を要求する前記コマンド受けて回線
    制御を指示するコマンド信号を出力するコマンド受信部
    と、 前記回線制御許可又は前記回線制御禁止を示す前記制御
    設定信号を外部から受け、前記第1K1K2バイト信号
    と前記回線制御信号との出力の許可又は禁止を指 示する
    出力許可又は出力禁止を示す出力許可・禁止信号と初期
    化を指示する初期化指示又は初期化を指示しない初期化
    不指示を示す初期化信号とを出力する初期化制御部と、 前記KIK2受信部が出力した前記第2のK1K2バイ
    トと前記障害検出部が出力した前記回線障害信号と前記
    コマンド受信部が出力した前記コマンド信号とを受け、
    前記初期化制御部が出力する前記初期化信号が前記初期
    化不指示を示しているときには、前記第2のK1K2バ
    イトと前記回線障害信号と前記コマンド信号とにもとづ
    いて回線状態を判定して前記予備回線終端部と前記現用
    回線終端部とがそれぞれ出力した前記主信号の一方を選
    択するための回線制御データと前記第1のK1K2バイ
    トとを出力し、前記初期化制御部が出力する前記初期化
    信号が前記初期化指示を示しているときには本部を初期
    化するとともに前記第1のK1K2バイト信号を前記回
    線切替のトリガを示さない内容にし、かつ、前記回線制
    御信号を、本部を初期化する前に出力していた内容にし
    て前記第1のK1K2バイト信号と前記回線制御信号と
    を出力するMSP制御部と、 前記MSP制御部が出力した前記回線制御データを受
    け、前記初期化制御部が出力する前記出力許可・禁止信
    号が前記出力許可を示しているときには前記回線制御信
    号を出力し、前記初期化制御部が出力する前記出力許可
    ・禁止信号が前記出力禁止を示しているときには前記回
    線制御信号を出力しないSEL送信部と、 前記MSP制御部が出力した前記第1のK1K2バイト
    を受けこれより前記第1のK1K2バイト信号を作成
    し、前記初期化制御部が出力する前記出力許可・禁止信
    号が前記出力許可を示しているときには前記第1のK1
    K2バイト信号を出力し、前記初期化制御部が出力する
    前記出力許可・禁止信号が前記出力禁止を示していると
    きには前記第1のK1K2バイト信号を出力しないK1
    K2送信部と、 を備えたことを特徴とする請求項1記載の 回線切替制御
    方式。
  4. 【請求項4】 前記初期化制御部は、前記回線制御許可
    を示していた前記制御設定信号が前記回線制御禁止を示
    すように変化すると前記出力許可・禁止信号を前記出力
    禁止を示すように変化させるとともに前記初期化信号を
    前記初期化不指示の状態を維持するようにし、その後、
    前記回線制御禁止を示していた前記制御設定信号が前記
    回線制御許可を示すように変化すると前記初期化信号を
    前記初期化指示を示すように変化させ変化後初期化が終
    了したときに前記初期化不指示を示すように変化させる
    ようにするとともに、前記出力禁止を示していた前記出
    力許可・禁止信号を前記出力許可を示すように変化させ
    るようにしたことを特徴とする請求項3記載の回線切替
    制御方式。
JP35357999A 1999-12-13 1999-12-13 回線切替制御方式 Expired - Fee Related JP3438687B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35357999A JP3438687B2 (ja) 1999-12-13 1999-12-13 回線切替制御方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35357999A JP3438687B2 (ja) 1999-12-13 1999-12-13 回線切替制御方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001168826A JP2001168826A (ja) 2001-06-22
JP3438687B2 true JP3438687B2 (ja) 2003-08-18

Family

ID=18431802

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35357999A Expired - Fee Related JP3438687B2 (ja) 1999-12-13 1999-12-13 回線切替制御方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3438687B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001168826A (ja) 2001-06-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5442620A (en) Apparatus and method for preventing communications circuit misconnections in a bidirectional line-switched ring transmission system
US5440540A (en) Ring interworking between a bidirectional line-switched ring transmission system and another ring transmission system
US5406401A (en) Apparatus and method for selective tributary switching in a bidirectional ring transmission system
US5586112A (en) Digital crossconnect system for selecting alternate communication routes in case of a transmission fault
EP0654922B1 (en) Communication system having interconnected line-switched and path-switched ring transmission systems
EP0573217A2 (en) Dual hubbing in a bidirectional line-switched ring transmission system
EP0654924A2 (en) Communication system having interconnected bidirectional line-switched ring transmission systems
JPH07264223A (ja) ネットワークの信号救済方法および装置
US6614753B2 (en) Terminal apparatus, device for detecting the mismatching of work/protection line bridging function in a synchronous communication network and the method
US6014414A (en) Synchronization-message-based active reference switching unit
JPH0936824A (ja) 光伝送システム及び伝送路切替制御方法
US6256291B1 (en) Method of switching between redundant routes in communication system devoid of redundant transmission
US20040015770A1 (en) Path error monitoring method and apparatus thereof
EP0743769B1 (en) Synchronous ring network system
US7110354B2 (en) Method of controlling 1+1bi-directional switching operation of asynchronous transfer mode switch
US20030112463A1 (en) Path control method, a transmitter circuit, and a receiver circuit
US6646981B1 (en) Transmission apparatus and communication network capable of detecting a period of time with a line affected due to a failure of a power supply
JP3438687B2 (ja) 回線切替制御方式
US6680905B1 (en) Transfer path control system
JP3233332B2 (ja) 伝送装置
JP3556323B2 (ja) 中継装置
JP3331451B2 (ja) ディジタル信号伝送装置
EP0708542B1 (en) Generalized deterministic squelching in a ring transmission system
JPH07226729A (ja) 伝送路切替え制御システム
JP2001086087A (ja) 回線切替え制御装置及び回線切替え制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20030513

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080613

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090613

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100613

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100613

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110613

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110613

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120613

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120613

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130613

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees