JP3435181B2 - External preparation for melanin production suppression - Google Patents

External preparation for melanin production suppression

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JP3435181B2
JP3435181B2 JP00634393A JP634393A JP3435181B2 JP 3435181 B2 JP3435181 B2 JP 3435181B2 JP 00634393 A JP00634393 A JP 00634393A JP 634393 A JP634393 A JP 634393A JP 3435181 B2 JP3435181 B2 JP 3435181B2
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yeast
extract
culture
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melanin production
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隆裕 三枝
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Sansho Pharmaceutical Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、酵母培養液の外用剤へ
の応用に関するものであって、より詳しくは、特定の糖
化液に特定の菌種を接種した酵母培養液または培養エキ
スのメラニン生成抑制効果及び保湿効果を有効に利用し
たメラニン生成抑制外用剤に関する。 【0002】 【従来の技術】酵母の利用分野は広く、古くから酵母の
発酵生産物の利用が食品分野、医薬品分野でなされてい
る。特に酵母の菌体抽出エキスの利用が主流であり、酵
母の菌体抽出エキスの保湿効果ならびに皮膚美容効果を
利用し、化粧料等に配合することは公知である。例え
ば、酵母菌体そのものをパックに用いた特公昭39−4
899号公報、胎盤組成の酵素分解物と酵母エキスを混
合したメラニン生成抑制剤を開示する特公昭56−44
046号公報、RNAを50ないし5000PPM含有
する酵母抽出液を開示する特公昭61−260009号
公報、ならびにビール酵母菌体の有機溶媒抽出液を含有
する化粧料を開示する特公昭61−171405号公報
などが知られている。 【0003】酵母菌体抽出液の利用目的の多くのもの
は、その保湿性に注目したものであり、一部、他のもの
との相乗効果でメラニン生成を抑制することを目的とし
たものがある。従来の酵母の菌体から有用性物質を抽出
する方法では、菌体という少量しか得られないものを利
用しているため量産化が難しかった。一方、酵母の培養
液を利用した例としては、酵母培養液ないしは酵母エキ
スを有効成分とする貧血改善組成物を開示する特公昭6
1−118322号公報、コールドウェーブ用糖発酵液
を開示する特公昭64−11612号公報が見られるだ
けで、皮膚外用剤としての利用は知られていない。 【0004】 【本発明が解決しようとする課題】そこで本発明の目的
は、保湿性を高める物質ばかりでなく、化粧品類に求め
られるメラニン生成抑制効果を示す物質にも注目し、培
養液中に両者を生産させ、また、その濃度を高めること
により、メラニン生成抑制効果及び保湿効果を有した外
用剤を提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために提案されたものであり、特定の糖化液に特
定の菌種を接種した酵母培養液または培養エキスにメラ
ニン生成抑制効果および保湿効果があるという本発明者
によって得られた知見に基づいて完成されたものであ
る。すなわち、本発明によれば、麦類に、糖化酵素とし
て、α−アミラーゼとグルコアミラーゼを同時添加して
得られた糖化液に、菌種としてサッカロミセスセレビシ
エまたはサッカロミセスカールスベルゲンシスを接種し
た酵母培養液または培養エキスを含有することを特徴と
するメラニン生成抑制外用剤が提供される。 【0006】 【発明の具体的説明】本発明者は、サッカロミセス属の
酵母を用い、培養液中にメラニン生成抑制物質および保
湿性成分を生産すべく鋭意研究を行い、培養細胞(B1
6細胞)を使った実験において、糖液、特に麦類を用い
た培地でサッカロミセス属の酵母を培養した液が色素細
胞のメラニン生成を強く抑えることを見出し、同時に強
い保湿性を有することを確認して本発明を完成した。 【0007】本発明における酵母培養液とは、培養液自
体または培養液をメンブランフィルター等でろ過または
遠心分離機等で除菌したもの、ないしはメラニン生成抑
制物質濃度を高める処理をした溶液を言い、培養エキス
とはこの培養液を減圧濃縮機等で濃縮したものを言う。
本発明におけるサッカロミセス属の酵母としては、サッ
カロミセスセレビシエ(Saccharomyces cerevisiae)ま
たはサッカロミセスカールスベルゲンシス(Saccharomy
ces carlsbergensis)が用いられ、中でもサッカロミセ
スセレビシエがより有効である。 【0008】本発明における糖液すなわち炭素源として
は、麦類(例えば、大麦、小麦、ライ麦、エン麦等)ま
たは麦類に水を加え加熱膨潤後、糖化酵素として、αー
アミラーゼとグルコアミラーゼとを同時に添加したもの
培地に使用するものであり、これによって酵母による
メラニン生成抑制物質の生産が高くなる。 【0009】また、糖液中に窒素源が充分に含まれない
場合には、ペプトン、大豆蛋白加水分解物、アンモニウ
ム塩、アミノ酸等を適量添加するのが好ましい。本発明
における酵母培養液のメラニン生成抑制効果は、培養液
またはその濃縮液でも充分であるが、さらにアルコール
類などの、有機溶媒添加、塩析、吸着剤、カラムクロマ
トによる分画によって効果を高めることも可能である。
以上の様にして得られた本発明の酵母培養液ないしは培
養エキスは、メラニン生成抑制効果および保湿効果に優
れており、皮膚に対し何ら傷害などのトラブルを与える
ものでなく安全性にも優れている。 【0010】本発明のメラニン生成抑制外用剤は、前述
の有効成分を皮膚施用上許容し得る公知の剤型に配合し
て製造するものであり、その配合量は培養方法や配合す
る製剤の形態によって異なるが、通常、培養液または培
養エキスを製剤中に0.05ないし50重量%、好まし
くは0.1ないし10重量%程度配合すると良い。 【0011】さらに、本発明の有効成分の他に通常に用
いられる種々の公知の有効成分、例えば、ビタミンE、
ビタミンEニコチネート、ニコチン酸、ニコチン酸アミ
ド、ニコチン酸ベンジル等のビタミン剤、セファランチ
ン、ショウキョウチンキ、トウガラシチンキなどの末梢
血管拡張剤、カンフル、メントールなどの清涼剤、ヒノ
キチオール、塩化ベンザルコニウム、ウンデシレン酸な
どの抗菌剤、塩化リゾチーム、グリチルリチン、アラン
トインなどの消炎剤、コウジ酸及びその誘導体、アスコ
ルビン酸及びその誘導体、アルブチン リキリチン及び
その誘導体等の色白剤、センブリエキス、ニンニクエキ
ス、ニンジンエキス、オウゴンエキス、ローズマリーエ
キス、アロエエキス、ヘチマ抽出物、イチョウ抽出物、
ニワトコ抽出物、胎盤抽出液、肝臓抽出物、乳酸菌培養
抽出物などの動物、植物、微生物由来の各種抽出物など
を自由に添加して使用することができる。 【0012】本発明の外用剤の公知の剤型とは、外用可
能なあらゆる剤型を意味し、例えばパップ剤、プラスタ
ー剤、ペースト剤、クリーム、軟膏、エアゾール剤、乳
剤、ローション、乳液、エッセンス、パック、ゲル剤、
パウダー、ファンデーション、サンケア、バスソルト、
石鹸類などの皮膚適用剤が例示できる。また、前述の外
用剤には、メラニン生成抑制外用剤としての効果を損な
わない限り、公知の有効成分の他に、界面活性剤、油脂
類などの基剤成分や、必要に応じて公知の保湿剤、増粘
剤、防腐剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、散乱剤、キレ
ート剤、pH調整剤、香料、着色剤など種々の添加剤を
併用できる。 【0013】保湿剤としては、例えば、グリセリン、プ
ロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ソ
ルビトール、マンニトール、ポリエチレングリコール、
ジプロピレングリコール等の多価アルコール類、アミノ
酸、乳酸ナトリウム、ピロリドンカルボン酸ナトリウム
等のNMF成分、ヒアルロン酸、コラーゲン、エラスチ
ン、コンドロイチン硫酸、デルマタン硫酸、フィブロネ
クチン、セラミド類、ヘパリン類似様物質、キトサン等
の水溶性高分子物質などを例示することができる。 【0014】増粘剤としては、例えば、アルギン酸ナト
リウム、キサンタンガム、ケイ酸アルミニウム、マルメ
ロ種子抽出物、トラガントゴム、デンプン等の天然高分
子物質、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロー
ス、カルボキシメチルセルロース、可溶性デンプン、カ
チオン化セルロース等の半合成高分子物質、カルボキシ
ビニルポリマー、ポリビニルアルコール等の合成高分子
物質等を例示することができる。 【0015】防腐剤としては、例えば安息香酸塩、サリ
チル酸塩、ソルビン酸塩、デヒドロ酢酸塩、パラオキシ
安息香酸エステル、2,4,4’ートリクロロー2’ー
ヒドロキシジフェニルエーテル、3,4,4’ートリク
ロロカルバニリド、塩化ベンザルコニウム、ヒノキチオ
ール、レゾルシン、エタノール等を例示することができ
る。 【0016】酸化防止剤としては、例えば、ジブチルヒ
ドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、没食
子酸プロピル、アスコルビン酸等を例示することができ
る。 【0017】紫外線吸収剤としては、例えば、4−メト
キシベンゾフェノン、オクチルジメチルパラアミノベン
ゾエート、エチルヘキシルパラメトキシサイナメート、
酸化チタン、カオリン、タルク等を例示することができ
る。 【0018】さらに、キレート剤としては、例えば、エ
チレンジアミン四酢酸塩、ピロリン酸塩、ヘキサメタリ
ン酸塩、クエン酸塩、酒石酸、グルコン酸等を例示する
ことができ、pH調整剤としては、水酸化ナトリウム、
リン酸水素カリウム等をそれぞれ例示することができ
る。 【0019】 【実施例】以下に、本発明の製造例、その効果を説明す
るための試験例ならびに処方例を挙げるが、これらは本
発明を何ら限定するものではない。 【0020】<製造例1>押し麦(大麦)1kg、グル
コース400g、大豆蛋白加水分解物80gに精製水1
8.52リットルを加え、pHを5に調整後、120℃
で15分間加熱殺菌し30℃に冷却後、α−アミラーゼ
及びグルコアミラーゼを等量ずつ少量無菌的に加え、酵
母(Saccharomyces cerevisiae)の種菌をこれに接種
し、30℃で培養液中のグルコース残量が0.1ないし
0.5%になるまで約6日間培養した。培養液をメンブ
ランフィルター(0.25μ)で除菌後、5倍濃縮して
本発明品約4kgを得た。 【0021】<製造例2>小麦1.4kgに精製水12
リットルを加え、煮沸膨潤後40℃まで冷却しα−アミ
ラーゼ及びグルコアミラーゼを等量ずつ少量加え約2時
間糖化する。この糖化液にペプトン100g、精製水
6.5リットルを加え、pHを5に調整後、120℃で
15分間加熱殺菌し冷却後、酵母(Saccharomyces cere
visiae)の種菌をこれに接種し、30℃で培養液中のグ
ルコース残量が0.1ないし0.5%になるまで約6日
間培養した。培養液を遠心分離により除菌後、10倍濃
縮して本発明品約2kgを得た。 【0022】<製造例3>蒸した大麦1kg、ペプトン
40gに精製水18.96リットルを加え、120℃で
15分間加熱殺菌し冷却後、酵母(Saccharomyces cere
visiae)の種菌をこれに接種し、30℃で7日間培養し
た。培養液を遠心分離して除菌後、5倍濃縮し本発明品
約4kgを得た。 【0023】<製造例4>大麦1kg、グルコース40
0g、ペプトン200gに0.1Mのリン酸緩衝液(p
H5)18.6kgを加え、120℃で15分間加熱殺
菌し冷却後、酵母(Saccharomyces carlsbergensis)の
種菌をこれに接種し、32℃で約8日間培養した。培養
液を遠心分離して除菌後、減圧濃縮機にて10倍濃縮
し、本発明品約2kgを得た。 【0024】<製造例5>蒸した大麦1.2kg、肉汁
200gに精製水18.6リットルを加え、pHを5に
調整後、120℃で10分間加熱殺菌し冷却後、マルタ
ーゼを少量無菌的に加え糖化する。これに酵母(Saccha
romyces cerevisiae)の種菌を接種し、30℃で8日間
培養した。培養液をメンブランフィルターで除菌後、減
圧濃縮機で10倍濃縮し本発明品約2kgを得た。 【0025】<製造例6>小麦800g、トウモロコシ
澱粉400g、水18.8リットルを煮沸膨潤後、40
℃に保持しながらα−アミラーゼ及びグルコアミラーゼ
を等量ずつ少量加え、約2時間糖化した。この糖化液を
pH5に調整後、120℃で15分間加熱殺菌し冷却
後、酵母(Saccharomyces cerevisiae)の種菌を接種
し、30℃で培養液中のグルコース量が0.5%以下に
なるまで約8日間培養した。培養液を遠心分離により除
菌後、合成樹脂セパビーズSP−205(三菱化成工業
株式会社製)を6%添加後1時間撹拌し、合成樹脂をろ
別した。ろ液を減圧濃縮器で10分の1量まで濃縮し本
発明品約2kgを得た。 【0026】<実験例1> マウスメラノーマB16細
胞による白色化試験方法 試料をMEM(Eagle's Minimum Essential Medium)に
最終濃度が表1に示す濃度になるように調製、溶解し、
孔径0.45μmの除菌フィルターでろ過した。MEM
に不溶性の試料は、100μlのエタノールに溶解後、
MEMに添加した。2枚のプラスチックシャーレ(Falc
on製、内径9cm)にそれぞれ、試料を溶解、ろ過除菌
したMEMを8ml、FBS(ウシ胎児血清)1mlお
よびMEM1mlに懸濁した1×105 /mlのB16
細胞を添加し、培養開始3日後に培地交換を行い、計5
日間、5%CO2 、95%空気条件下、37℃で培養し
た。培養終了後、シャーレの底に増殖した細胞を集め、
Phosphate buffered saline(PBS)に懸濁させ、2
000rpmで3分間遠心分離を行い、得られた細胞ペ
レットの黒化度を肉眼的に評価した。 【0027】表1において、肉眼的色調における+−
は、下記の評価を示す。 ±:無添加区と同程度の黒化度を示す。 +:無添加区よりやや少ない黒化度を示す。 ++:無添加区より明らかに少ない黒化度を示す。 +++:僅かに認められる黒化度を示す。 ++++:白色ないし灰色で黒色と認められない。 +++++:白色 【0028】 【0029】<実験例2> モルモット紫外線色素沈着
抑制効果 黄褐色モルモットを用い、色素沈着の改善効果を調べ
た。この結果を表2に示す。 [試験方法]黄褐色モルモット10匹の背部皮膚を用
い、該モルモットの背部毛をバリカンにて刈毛し、更に
電気カミソリにて剃毛した。このモルモットの背部を、
4ヶ所9正方形(2.0×2.0cm)の穴の開いたア
ルミ箔で覆い、UV−B(SEランプ3本、140mJ
/cm2 )で1日1回90秒、3日毎に4回照射した。
照射開始日から、「麦発酵液」(製造例1ないし
を、1日3回20日間連続して塗布した。塗布開始後1
3日目から20日目の間に判定を行った。皮膚色の黒化
度は以下に示した判定基準にて肉眼判定した。 【0030】判定基準 著効:色素沈着を全く認めない。 有効:わずかな色素沈着を認める。 やや有効:中程度の色素沈着を認める。 無効:コントロール部位と変わらない。 逆転:コントロールよりも強い色素沈着を認める。 【0031】【0032】<実験例3> インピーダンスメーターに
よる保湿性試験 [試験方法]高周波インピーダンスメーター(IBS社
製:MODEL IB-335)を用い、精製水をコントロールとし
て5%の酵母培養液(製造例1)の保湿性を調べた。他
の保湿剤と比較するために、保湿性が高いヒアルロン酸
ナトリウムの0.5%溶液を対照として同様に調べた。 [測定方法]ヒト前腕屈側部に試料を塗布(2cm×2
cm)し、30秒後すばやくガーゼで軽くふき取り、3
0秒毎に皮膚の電導度(コンダクタンス)を経時的に1
0分まで測定した(測定条件:測定室内温度20℃、湿
度60%、測定回数n=10)。 [試験結果]結果を図1に示した。図1の結果は、電導
度が高いほど保湿性が高いことを示しており、本発明の
酵母培養液は、保湿剤として優れていることが確認され
た。 【0033】以下に処方例を示す。なお、処方例中、
「適量」とは、処方全量が100重量%になる量を意味
する。 【0034】 <処方例1> クリーム (重量%) 1.モノステアリン酸ポリエチレングリコール(40E.0.) 2.00 2.自己乳化型モノステアリン酸グリセリン 5.00 3.ステアリン酸 5.00 4.ベヘニルアルコール 1.00 5.流動パラフィン 10.00 6.トリオクタン酸グリセリル 10.00 7.酵母発酵液(製造例1で得られたもの) 4.00 8.パラオキシ安息香酸エステル 0.20 9.1,3ーブチレングリコール 5.00 10.エデト酸二ナトリウム 0.01 11.精製水 適量 製造方法 A.1ないし7を加温、溶解する。 B.8ないし12を加温、溶解する。 C.AにBを加え乳化、撹拌し、冷却する D.Cを冷却後、容器に充填し、検査後製品とする。 用法及び用量 適量を顔面に塗擦する。 【0035】 <処方例2> 乳液 (重量%) 1.モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.0.) 2.00 2.テトラオレイン酸ポリオキシエチレンソルビット(60E.0.) 0.50 3.親油型モノステアリン型グリセリン 1.00 4.ステアリン酸 0.50 5.ベヘニルアルコール 0.50 6.アボガド油 4.00 7.トリオキタン酸グリセリル 4.00 8.酵母発酵液(製造例3で得られたもの) 3.00 9.パラオキシ安息香酸エステル 0.20 10.1,3ーブチレングリコール 5.00 11.キサンタンガム 0.14 12.エデト酸二ナトリウム 0.01 13.精製水 適量 製造方法 A.1ないし8を加温、溶解する。 B.9ないし14を加温、溶解する。 C.AにBを加え乳化、撹拌し、冷却する D.Cを冷却後、容器に充填し、検査後製品とする。 用法及び用量 適量を顔面に塗擦する。 【0036】 <処方例3> ローション剤 (重量%) 1.ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.0.) 8.00 2.エタノール 15.00 3.酵母発酵液(製造例6で得られたもの) 5.00 4.パラオキシ安息香酸エステル 0.10 5.クエン酸 0.10 6.クエン酸ナトリウム 0.30 7.1,3ーブチレングリコール 4.00 8.エデト酸二ナトリウム 0.01 9.精製水 適量 製造方法 A.1ないし10を均一に撹拌、溶解する。 B.Aを容器に充填し、検査後製品とする。 用法及び用量 適量を顔面に塗擦する。 【0037】 <処方例4> クリームパック (重量%) 1.モノステアリン酸ポリエチレングリコール(40 E.0. ) 2.00 2.自己乳化型モノステアリン酸グリセリン 5.00 3.ステアリン酸 5.00 4.ベヘニルアルコール 0.50 5.スクワラン 15.00 6.オクタン酸セチル 5.00 7.酵母発酵液(製造例2で得られたもの) 5.00 8.パラオキシ安息香酸エステル 0.20 9.1,3−ブチレングリコール 5.00 10.エデト酸二ナトリウム 0.01 11.精製水 適量 製造方法 A.1ないし7を加温、溶解する。 B.8ないし12を加温、溶解する。 C.AにBを加え乳化、撹拌し、冷却する D.Cを冷却後、容器に充填し、検査後製品とする。 用法及び用量 適量を顔面に塗擦する。 【0038】 <処方例5> 軟膏剤 (重量%) 1.モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.0.) 1.00 2.テトラオレイン酸ポリオキシエチレンソルビット(60E.0.) 1.50 3.自己乳化型モノステアリン酸グリセリン 1.50 4.サラシミツロウ 2.00 5.パラフィン 2.00 6.ステアリン酸 3.00 7.ベヘニルアルコール 3.00 8.流動パラフィン 5.00 9.アボガド油 12.00 10.ビタミンE 12.00 11.酵母発酵液(製造例4で得られたもの) 10.00 12.パラオキシ安息香酸エステル 0.20 13.1,3ーブチレングリコール 5.00 14.精製水 適量 製造方法 A.1ないし11を加温、溶解する。 B.12ないし15を加温、溶解する。 C.AにBを加え乳化、撹拌し、冷却する D.Cを冷却後、容器に充填し、検査後製品とする。 用法及び用量 適量を顔面に塗擦する。 【0039】 <処方例6> 乳剤 (重量%) 1.モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.0.) 1.00 2.テトラオレイン酸ポリオキシエチレンソルビット(60E.0.) 0.50 3.親油型モノステアリン酸グリセリン 1.00 4.ステアリン酸 0.50 5.ベヘニルアルコール 0.50 6.アボガド油 4.00 7.トリオクタン酸グリセリル 4.00 8.酵母発酵液(製造例5で得られたもの) 3.00 9.パラオキシ安息香酸エステル 0.20 10.1,3ーブチレングリコール 5.00 11.キサンタンガム 0.14 12.エデト酸二ナトリウム 0.01 13.精製水 適量 製造方法 A.1ないし8を加温、溶解する。 B.9ないし14を加温、溶解する。 C.AにBを加え乳化、撹拌、冷却する D.Cを冷却後、容器に充填し、検査後製品とする。 用法及び用量 適量を顔面に塗擦する。 【0040】 【発明の効果】本発明によれば、麦類に特定の糖化酵素
を同時に添加して得られた糖化液に、特定の菌種を接種
した酵母培養液または酵母エキスからなるメラニン生成
抑制効果に著しく優れた外用剤が提供され、この外用剤
は、保湿効果にも優れているために、しっとり感が求め
られる色白化粧料の有効成分として好適に使用される。
Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to the application of a yeast culture to an external preparation, and more particularly, to a specific sugar.
The present invention relates to an external preparation for inhibiting melanin production, which effectively utilizes a melanin production inhibitory effect and a moisturizing effect of a yeast culture solution or a culture extract inoculated with a specific bacterial species in a chemical solution . [0002] The field of utilization of yeast is wide, and fermentation products of yeast have been used in the food and pharmaceutical fields for a long time. In particular, the use of yeast cell extract is the mainstream, and it is known that yeast extract is used in cosmetics and the like utilizing the moisturizing effect and skin cosmetic effect of yeast extract. For example, Japanese Patent Publication No. 39-4 using a yeast cell itself as a pack
No. 899, JP-B-56-44 discloses a melanin production inhibitor comprising a mixture of an enzyme hydrolyzate having a placental composition and a yeast extract.
No. 046, Japanese Patent Publication No. 61-260009, which discloses a yeast extract containing 50 to 5000 PPM of RNA, and Japanese Patent Publication No. 61-171405, which discloses a cosmetic containing an organic solvent extract of brewer's yeast cells. Etc. are known. [0003] Many uses of yeast cell extracts are focused on their moisturizing properties, and some of them are intended to suppress the production of melanin by a synergistic effect with others. is there. Conventional methods for extracting useful substances from yeast cells have been difficult to mass-produce because cells that can be obtained only in small amounts are used. On the other hand, as an example using a yeast culture solution, Japanese Patent Publication No. Sho 6 (1995) discloses an anemia ameliorating composition containing a yeast culture solution or a yeast extract as an active ingredient.
No. 1-118322 and Japanese Patent Publication No. 64-11612, which disclose a sugar fermentation solution for cold waves, are only found, but their use as skin external preparations is not known. Accordingly, an object of the present invention is to focus not only on substances that enhance moisturizing properties but also on substances that exhibit the melanin production inhibitory effect required for cosmetics, An object of the present invention is to provide an external preparation having a melanin production inhibitory effect and a moisturizing effect by producing both of them and increasing their concentrations. SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been proposed to achieve the above-mentioned object, and a melanin is added to a yeast culture or a culture extract obtained by inoculating a specific saccharified solution with a specific bacterial species. The present invention has been completed based on the knowledge obtained by the present inventor that it has a production suppressing effect and a moisturizing effect. That is, according to the present invention, wheat is converted into a saccharifying enzyme.
And simultaneously adding α-amylase and glucoamylase
An external preparation for suppressing melanin production, characterized in that the obtained saccharified solution contains a yeast culture solution or a culture extract inoculated with Saccharomyces cerevisiae or Saccharomyces curlsbergensis as a bacterial species. DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION The present inventors have conducted intensive studies using yeast of the genus Saccharomyces to produce a melanogenesis inhibitor and a moisturizing component in a culture solution.
6 cells), it was found that a culture solution of yeast of the genus Saccharomyces in a sugar solution, particularly a medium using wheat, strongly suppresses the production of melanin by pigment cells, and at the same time, has a strong moisturizing property. Thus, the present invention has been completed. In the present invention, the term "yeast culture solution" refers to a culture solution itself or a culture solution obtained by filtering the culture solution with a membrane filter or the like and removing the bacteria with a centrifugal separator or the like, or a solution that has been treated to increase the concentration of a melanin production inhibitor. The culture extract is obtained by concentrating this culture solution with a vacuum concentrator or the like.
The yeast Saccharomyces according to the present invention, whip
Saccharomyces cerevisiae
Or Saccharomyces Carlsbergensis (Saccharomy
ces carlsbergensis), among which Saccharomyces cerevisiae is more effective. In the present invention, the sugar solution, that is, the carbon source, is barley (eg, barley, wheat, rye, oat, etc.) or barley, which is heated and swelled , and then α-α
Amylase and glucoamylase added simultaneously
The is intended to be used in the medium, thereby increases the production of melanin production inhibitors by yeast. When the sugar solution does not sufficiently contain a nitrogen source, it is preferable to add peptone, a soybean protein hydrolyzate, an ammonium salt, an amino acid and the like in an appropriate amount. The melanin production inhibitory effect of the yeast culture solution in the present invention is sufficient even with a culture solution or a concentrated solution thereof, but the effect is further enhanced by addition of an organic solvent such as alcohols, salting out, an adsorbent, and fractionation by column chromatography. It is also possible.
The yeast culture solution or culture extract of the present invention obtained as described above has an excellent melanin production inhibitory effect and a moisturizing effect, and does not cause any trouble such as damage to the skin and is also excellent in safety. I have. The external preparation for inhibiting melanin production of the present invention is prepared by blending the above-mentioned active ingredient in a known dosage form which is acceptable for skin application. Usually, it is advisable to mix the culture solution or culture extract in the preparation at about 0.05 to 50% by weight, preferably about 0.1 to 10% by weight. Further, in addition to the active ingredient of the present invention, various known active ingredients usually used, for example, vitamin E,
Vitamin E such as vitamin E nicotinate, nicotinic acid, nicotinamide, and benzyl nicotinate; peripheral vasodilators such as cepharanthin, ginger tincture, and capsicum tincture; refreshing agents such as camphor and menthol; hinokitiol; benzalkonium chloride; undecylene Antibacterial agents such as acid, anti-inflammatory agents such as lysozyme chloride, glycyrrhizin, allantoin, whitening agents such as kojic acid and its derivatives, ascorbic acid and its derivatives, arbutin liquiritin and its derivatives, assembly extracts, garlic extract, carrot extract, and gongon extract , Rosemary extract, aloe extract, luffa extract, ginkgo extract,
Various extracts derived from animals, plants, and microorganisms, such as elder extract, placenta extract, liver extract, and lactic acid bacteria culture extract, can be freely added and used. The known dosage form of the external preparation of the present invention means any dosage form that can be used externally, such as cataplasms, plasters, pastes, creams, ointments, aerosols, emulsions, lotions, emulsions, and essences. , Packs, gels,
Powder, foundation, sun care, bath salt,
Skin application agents such as soaps can be exemplified. In addition, the above-mentioned external preparations include, in addition to known active ingredients, surfactants, base components such as oils and fats, and a known moisturizing agent, if necessary, as long as the effect as the external preparation for suppressing melanin production is not impaired. Various additives such as agents, thickeners, preservatives, antioxidants, ultraviolet absorbers, scattering agents, chelating agents, pH adjusters, fragrances and coloring agents can be used in combination. Examples of humectants include glycerin, propylene glycol, 1,3-butylene glycol, sorbitol, mannitol, polyethylene glycol,
Polyhydric alcohols such as dipropylene glycol, amino acids, NMF components such as sodium lactate and sodium pyrrolidone carboxylate, hyaluronic acid, collagen, elastin, chondroitin sulfate, dermatan sulfate, fibronectin, ceramides, heparin-like substances, chitosan, etc. Examples include water-soluble polymer substances. Examples of the thickener include sodium alginate, xanthan gum, aluminum silicate, quince seed extract, tragacanth gum, natural polymer substances such as starch, methylcellulose, hydroxyethylcellulose, carboxymethylcellulose, soluble starch, cationized cellulose and the like. And a synthetic polymer such as carboxyvinyl polymer and polyvinyl alcohol. Examples of preservatives include benzoate, salicylate, sorbate, dehydroacetate, paraoxybenzoate, 2,4,4'-trichloro-2'-hydroxydiphenyl ether, 3,4,4'-trichloroform. Examples include carbanilide, benzalkonium chloride, hinokitiol, resorcinol, ethanol and the like. Examples of the antioxidant include dibutylhydroxytoluene, butylhydroxyanisole, propyl gallate, ascorbic acid and the like. Examples of the ultraviolet absorber include 4-methoxybenzophenone, octyldimethylparaaminobenzoate, ethylhexylparamethoxycinnamate,
Examples include titanium oxide, kaolin, and talc. Further, examples of the chelating agent include ethylenediaminetetraacetate, pyrophosphate, hexametaphosphate, citrate, tartaric acid, gluconic acid, and the like. ,
Examples thereof include potassium hydrogen phosphate. EXAMPLES The following are production examples of the present invention, test examples and prescription examples for explaining the effects thereof, but they do not limit the present invention in any way. <Production Example 1> 1 kg of barley (barley), 400 g of glucose, 80 g of hydrolyzate of soybean protein and 1 g of purified water
After adding 8.52 liters and adjusting the pH to 5, the temperature was adjusted to 120 ° C.
After heating for 15 minutes and cooling to 30 ° C, equal amounts of α-amylase and glucoamylase are aseptically added in small amounts, and inoculum of yeast (Saccharomyces cerevisiae) was inoculated thereto. The cells were cultured for about 6 days until the amount became 0.1 to 0.5%. The culture was sterilized with a membrane filter (0.25 µ) and then concentrated 5 times to obtain about 4 kg of the product of the present invention. <Production Example 2> Purified water was added to 1.4 kg of wheat.
Then, the mixture is boiled and swollen, cooled to 40 ° C., and α-amylase and glucoamylase are added in small amounts in equal amounts to saccharify for about 2 hours. 100 g of peptone and 6.5 liters of purified water were added to the saccharified solution, the pH was adjusted to 5, and the mixture was sterilized by heating at 120 ° C. for 15 minutes, cooled, and then subjected to yeast (Saccharomyces cerevisiae).
visiae), and cultured at 30 ° C. for about 6 days until the residual amount of glucose in the culture solution became 0.1 to 0.5%. The culture was sterilized by centrifugation and then concentrated 10 times to obtain about 2 kg of the product of the present invention. <Production Example 3> To 1 kg of steamed barley and 40 g of peptone, 18.96 liters of purified water was added, sterilized by heating at 120 ° C. for 15 minutes, and cooled, followed by yeast (Saccharomyces cereal).
visiae) was inoculated thereto and cultured at 30 ° C. for 7 days. The culture was centrifuged to remove bacteria, and then concentrated 5 times to obtain about 4 kg of the product of the present invention. <Production Example 4> 1 kg of barley, 40 glucose
0 g and 200 g of peptone in 0.1 M phosphate buffer (p
H5) 18.6 kg was added, the mixture was sterilized by heating at 120 ° C. for 15 minutes, cooled, and then inoculated with yeast (Saccharomyces carlsbergensis), and cultured at 32 ° C. for about 8 days. The culture was centrifuged to remove bacteria, and then concentrated 10-fold with a vacuum concentrator to obtain about 2 kg of the product of the present invention. <Production Example 5> 18.6 liters of purified water was added to 1.2 kg of steamed barley and 200 g of broth, the pH was adjusted to 5, and the mixture was sterilized by heating at 120 ° C for 10 minutes. And saccharified. Yeast (Saccha)
romyces cerevisiae) and inoculated at 30 ° C. for 8 days. The culture was sterilized with a membrane filter and then concentrated 10-fold with a vacuum concentrator to obtain about 2 kg of the product of the present invention. <Production Example 6> 800 g of wheat, 400 g of corn starch, and 18.8 liters of water were boiled and swollen, and then heated to 40 g.
While maintaining at ℃, α-amylase and glucoamylase were added in small amounts in equal amounts, and saccharified for about 2 hours. This saccharified solution was adjusted to pH 5, sterilized by heating at 120 ° C. for 15 minutes, cooled, and inoculated with a yeast (Saccharomyces cerevisiae) inoculum. At 30 ° C., the amount of glucose in the culture solution was reduced to 0.5% or less. Cultured for 8 days. After removing the bacteria by centrifugation of the culture solution, 6% of synthetic resin Sepabeads SP-205 (manufactured by Mitsubishi Kasei Kogyo Co., Ltd.) was added, followed by stirring for 1 hour, and the synthetic resin was filtered off. The filtrate was concentrated to one-tenth volume with a vacuum concentrator to obtain about 2 kg of the product of the present invention. <Experimental example 1> Mouse melanoma B16 fine
Test method for whitening using cells Prepare and dissolve the sample in MEM (Eagle's Minimum Essential Medium) so that the final concentration is as shown in Table 1.
The solution was filtered through a sterilizing filter having a pore size of 0.45 μm. MEM
The insoluble sample was dissolved in 100 μl of ethanol,
Added to MEM. Two plastic Petri dishes (Falc
1 × 10 5 / ml B16 suspended in 8 ml of MEM, 1 ml of FBS (fetal bovine serum) and 1 ml of MEM, each of which was dissolved and filtered and sterilized.
The cells were added, and the medium was replaced three days after the start of the culture.
The cells were cultured at 37 ° C. for 5 days under the conditions of 5% CO 2 and 95% air. After culturing, collect the cells grown on the bottom of the Petri dish,
Suspend in Phosphate buffered saline (PBS) and add 2
Centrifugation was performed at 000 rpm for 3 minutes, and the degree of blackening of the obtained cell pellet was visually evaluated. In Table 1, +-
Indicates the following evaluation. ±: shows the same degree of blackening as the non-added group. +: Shows a slightly lower degree of blackening than the non-added group. ++: The degree of blackening is clearly lower than that of the non-added group. +++: Degree of blackening slightly observed. ++++: White to gray, not recognized as black. ++++++: white color <Experimental example 2> Guinea pig ultraviolet pigmentation
Inhibitory effect The effect of improving pigmentation was examined using tan guinea pigs. Table 2 shows the results. [Test Method] Using the skin of the back of ten tan guinea pigs, the back hair of the guinea pig was shaved with a clipper and further shaved with an electric razor. The back of this guinea pig,
UV-B (three SE lamps, 140 mJ) covered with aluminum foil with holes of 9 squares (2.0 x 2.0 cm) at four places
/ Cm 2 ) once a day for 90 seconds, three times every three days.
"Wheat fermented liquor" from the start of irradiation (Production Examples 1 to 3 )
Was applied three times a day for 20 consecutive days. 1 after start of application
The judgment was made between the 3rd and 20th days. The degree of blackening of the skin color was visually determined according to the following criteria. Evaluation criteria Excellent: no pigmentation was observed. Effective: slight pigmentation is observed. Moderately effective: moderate pigmentation is observed. Invalid: No difference from control site. Reversal: stronger pigmentation than control is observed. [0031] <Experimental example 3> Impedance meter
According moisture Test [Test method] frequency impedance meter (IBS Co.: MODEL IB-335) used to examine the moisture of 5% yeast culture of purified water as a control (preparation 1). For comparison with other humectants, a 0.5% solution of sodium hyaluronate having high moisturizing properties was similarly examined as a control. [Measurement method] Apply sample to human forearm flexion side (2 cm × 2
cm), and after 30 seconds, quickly and gently wipe with gauze.
Every 0 seconds, the skin conductance (conductance) is increased by 1 over time.
Measurement was performed up to 0 minutes (measurement conditions: measurement room temperature 20 ° C., humidity 60%, number of measurements n = 10). [Test Results] The results are shown in FIG. The results in FIG. 1 show that the higher the conductivity, the higher the moisturizing property, and it was confirmed that the yeast culture solution of the present invention was excellent as a moisturizing agent. The following are formula examples. In the prescription examples,
“Appropriate amount” means an amount that makes the total amount of the formulation 100% by weight. <Prescription Example 1> Cream (% by weight) Polyethylene glycol monostearate (40E.0.) 2.00 2. 2. Self-emulsifying glyceryl monostearate 5.00 Stearic acid 5.00 4. Behenyl alcohol 1.005. Liquid paraffin 10.00 6. Glyceryl trioctanoate 10.00 7. 7. Fermented yeast liquor (obtained in Production Example 1) 4.00 Paraoxybenzoate 0.20 9.1 1,3-butylene glycol 5.00 10. Disodium edetate 0.01 11. Purified water Proper quantity production method A. Heat and dissolve 1 to 7. B. Heat and dissolve 8-12. C. A. Add B to A, emulsify, stir and cool. After cooling, C is filled into a container, and is used as a product after inspection. Rub face and appropriate dosage and dosage. <Formulation Example 2> Emulsion (% by weight) Polyoxyethylene sorbitan monostearate (20E.0.) 2.00 2. 2. Polyoxyethylene sorbite tetraoleate (60E.0.) 0.50 3. Lipophilic monostearin type glycerin 1.00 Stearic acid 0.50 5. Behenyl alcohol 0.50 6. Avocado oil 4.00 7. Glyceryl trioxitanate 4.00 8. 8. Yeast fermentation liquor (obtained in Production Example 3) 3.00 Paraoxybenzoate 0.20 10.1,3 Butylene glycol 5.00 11. Xanthan gum 0.14 12. Disodium edetate 0.01 13. Purified water Proper quantity production method A. Heat and dissolve 1-8. B. Heat and dissolve 9-14. C. A. Add B to A, emulsify, stir and cool. After cooling, C is filled into a container, and is used as a product after inspection. Rub face and appropriate dosage and dosage. <Formulation Example 3> Lotion agent (% by weight) Polyoxyethylene hydrogenated castor oil (60E.0.) 8.00 2. Ethanol 15.00 3. 3. Yeast fermentation liquid (obtained in Production Example 6) 5.00 4. Paraoxybenzoate 0.10 5. citric acid 0.10 7. Sodium citrate 0.30 7.1, 3-butylene glycol 4.00 Disodium edetate 0.019. Purified water Proper quantity production method A. 1 to 10 are uniformly stirred and dissolved. B. A is filled in a container, and is used as a product after inspection. Rub face and appropriate dosage and dosage. <Formulation Example 4> Cream pack (% by weight) Polyethylene glycol monostearate (40 E.0.) 2.00 2. 2. Self-emulsifying glyceryl monostearate 5.00 Stearic acid 5.00 4. Behenyl alcohol 0.50 5. Squalane 15.00 6. 6. Cetyl octanoate 5.00 7. Yeast fermented liquid (obtained in Production Example 2) 5.00 Paraoxybenzoate 0.20 9.1 1,3-butylene glycol 5.00 10. Disodium edetate 0.01 11. Purified water Proper quantity production method A. Heat and dissolve 1 to 7. B. Heat and dissolve 8-12. C. A. Add B to A, emulsify, stir and cool. After cooling, C is filled into a container, and is used as a product after inspection. Rub face and appropriate dosage and dosage. <Formulation Example 5> Ointment (% by weight) 1. Polyoxyethylene sorbitan monostearate (20E.0.) 1.00 2. Polyoxyethylene sorbite tetraoleate (60E.0.) 1.50 Self-emulsifying glyceryl monostearate 1.50 4. Salami beeswax 2.00 5. Paraffin 2.00 6. Stearic acid 3.00 7. 7. Behenyl alcohol 3.00 Liquid paraffin 5.00 9. Avocado oil 12.00 10. Vitamin E 12.00 11. 11. Yeast fermentation liquor (obtained in Production Example 4) 10.00 Paraoxybenzoic acid ester 0.20 13.1,3 Butylene glycol 5.00 14. Purified water qs Production method A. Heat and dissolve 1-11. B. Heat and dissolve 12-15. C. A. Add B to A, emulsify, stir and cool. After cooling, C is filled into a container, and is used as a product after inspection. Rub face and appropriate dosage and dosage. <Formulation Example 6> Emulsion (% by weight) 1. Polyoxyethylene sorbitan monostearate (20E.0.) 1.00 2. Polyoxyethylene sorbite tetraoleate (60E.0.) 0.50 3. Lipophilic glyceryl monostearate 1.00 Stearic acid 0.50 5. Behenyl alcohol 0.50 6. Avocado oil 4.00 7. 7. Glyceryl trioctanoate 4.00 8. Yeast fermentation liquor (obtained in Production Example 5) 3.00 Paraoxybenzoate 0.20 10.1,3 Butylene glycol 5.00 11. Xanthan gum 0.14 12. Disodium edetate 0.01 13. Purified water Proper quantity production method A. Heat and dissolve 1-8. B. Heat and dissolve 9-14. C. A. Add B to A, emulsify, stir and cool. After cooling, C is filled into a container, and is used as a product after inspection. Rub face and appropriate dosage and dosage. According to the present invention, a saccharifying enzyme specific to wheat is provided.
Inoculate a specific bacterial species into the saccharified solution obtained by adding
An external preparation that is remarkably excellent in a melanin production inhibitory effect comprising a yeast culture solution or a yeast extract provided is provided. It is preferably used.

【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の糖液の酵母培養液の電動度を、ヒアル
ロン酸ナトリウムの電動度と対比して示すグラフであ
る。
BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a graph showing the electric power of a yeast culture solution of the sugar solution of the present invention in comparison with the electric power of sodium hyaluronate.

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI A61K 38/00 A61P 17/00 A61P 17/00 A61K 37/02 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61K 7/00 - 7/50 C12N 1/16 - 1/19 JICSTファイル(JOIS)──────────────────────────────────────────────────の Continuation of front page (51) Int.Cl. 7 identification code FI A61K 38/00 A61P 17/00 A61P 17/00 A61K 37/02 (58) Field surveyed (Int.Cl. 7 , DB name) A61K 7/00-7/50 C12N 1/16-1/19 JICST file (JOIS)

Claims (1)

(57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 麦類に、糖化酵素として、α−アミラー
ゼとグルコアミラーゼを同時添加して得られた糖化液
に、菌種としてサッカロミセスセレビシエまたはサッカ
ロミセスカールスベルゲンシスを接種した酵母培養液ま
たは培養エキスを含有することを特徴とするメラニン生
成抑制外用剤。
(57) [Claims 1] α-Amirror as a saccharifying enzyme in barley
An external preparation for suppressing melanin production, comprising a yeast culture solution or a culture extract inoculated with Saccharomyces cerevisiae or Saccharomyces curlsbergensis as a bacterial species to a saccharified solution obtained by simultaneously adding zeolites and glucoamylase .
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