JP3434910B2 - 綴 具 - Google Patents

綴 具

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JP3434910B2
JP3434910B2 JP25902594A JP25902594A JP3434910B2 JP 3434910 B2 JP3434910 B2 JP 3434910B2 JP 25902594 A JP25902594 A JP 25902594A JP 25902594 A JP25902594 A JP 25902594A JP 3434910 B2 JP3434910 B2 JP 3434910B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はルースリーフ綴具に関
し、更に詳しくは、綴環の先端の衝合を常時正確に行わ
せることができるルースリーフ綴具に関する。
【0002】
【従来の技術】プラスチックの射出成形により製造した
各種のルースリーフ綴具は広く普及しているが、中で
も、図1〜2に示したように複数の半環状の綴環3、4
をそれぞれ一体に起立した一対の細長い可動基板1、2
を内縁で衝接させかつ外縁を弾性金属さや5により拘束
し、可動基板1、2にそれぞれ一体に形成されたつまみ
11、10を操作することにより可動基板1、2を上下
動させて綴環の開閉を行うようにしたルースリーフ綴具
は繁用されている。この方式の綴具は綴環の開閉が容易
である利点を有するが、輸送中あるいは使用者の持ち運
び時等において綴環が開放しないようにさや5の弾性が
強力に設定してある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようにさや5の弾
性力が大きいと、時間の経過と共に綴環3、4が上方に
せり上がる現象が生じる。すなわち、図2の実線は正規
の閉鎖状態の綴具を示すが、綴環3、4の先端面Aを強
く衝合させる目的で、綴環の衝合状態可動基板1、2の
内縁にV字形の隙間6が形成されるようにされている。
このため、時間の経過と共に綴環3、4が変形を起こし
てさや5から加わる力Wにより両可動基板の外縁がαだ
け内方に移動し、それに伴って可動基板1、2及び綴環
3、4が図2の点線位置に移動し、綴環の先端は正しく
衝合せず上端に寸法βの隙間を生じ、外観が見苦しくな
るだけでなく、ルースリーフの円滑な移動が阻害され
る。綴環の大きい時にはこの欠陥は余り目立たないが、
2対〜6対のような比較的少ない綴環を有する綴具の場
合にはこの問題は大きい。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者は、相
互に衝合できる半環状の綴環3、4をそれぞれ複数個起
立した一対の可動基板1、2を内縁に沿って衝接させ、
かつこれらの可動基板の外縁を弾性金属さや5により拘
束し、前記両可動基板1、2を上下動させることにより
前記綴環1、2を開閉させるようにしたルースリーフ綴
具において、以下に詳細に記載するように、前記両可動
基板1、2の前記内縁の全体をV字形に形成し、かつ前
記両可動基板のV字形の面の複数箇所に前記綴環が閉鎖
した状態でほぼ互いに衝接する突出部を両可動基板に形
成するか、または相手可動基板の内縁にほぼ衝合する突
起を一方の可動基板に形成したところ、上記の課題を解
決し得ることを見いだした。
【0005】
【作用】上記の構成を採用すると、綴環の先端が互いに
閉鎖した状態において、可動基板1、2の内縁にV字溝
が存在するために綴環は常時強い閉鎖力を受ける。この
ため、図1に示した点線方向に変形しようとする。しか
し、可動基板1及び/または2の内縁には突起が数か所
形成され、相手可動基板の突起または内縁にほぼ接触す
る状態にあるため、それ以上の変形を生じさせようとす
る弾性金属さや5の力はこれらの突起に印加されること
になり、それ以上の綴環の変形は阻止される。従って、
従来のような綴環先端の正しい衝合状態は保持される。
【0006】
【実施例】以下本発明の実施例を図3〜6を参照して詳
しく説明する。本発明のルースリーフ綴具はABS、P
P等のプラスチックの射出成形により製造され、複数の
半環状の綴環3、4をそれぞれ一体に起立した一対の細
長い可動基板1、2を内縁で衝合させかつ外縁12を弾
性金属さや5により拘束する。可動基板1、2にそれぞ
れ一体に形成されたつまみ11、10を操作することに
より可動基板1、2を上下動させて綴環の開閉を行うよ
うにする。なお、13、14はそれぞれ可動基板1及び
2の底面に一体に形成した爪で、綴環の開放時に可動基
板1、2の上方への移動を制限する。可動基板1、2の
相互の衝接部は内縁の下端部にあり、両内縁は上方にテ
ーパして両者間にV字形の隙間6を形成している。この
隙間は綴環3、4を閉鎖した時に充分な閉鎖力を綴環の
衝合端に加えるのに必要である。
【0007】本発明に従って、V字形の隙間に面する可
動基板1、2の内縁面には、それぞれ数個の突起15、
16、17及び15’、16’、17’が間隔を置いて
形成されている。突起15は15’に、16は16’に
17は17’にそれぞれ対向しており、綴環3、4が閉
鎖された状態で互いに接触するようにする。なお、突起
は一方の可動基板のみに設けてそれらが他方の可動基板
の内面に接触するようにしても良いし、突起を長手方向
に沿って両可動基板に交互に形成しても良い。また、さ
や5の弾性が同一の場合、突起の数は綴環が少ないほど
多くすることが好ましい。また突起15〜17、15’
〜17’の形状は任意である。
【0008】以上の構成であるから、綴環3、4の先端
が互いに閉鎖した状態においては可動基板1、2の内縁
にV字溝が存在するために、綴環はさや5から常時強い
閉鎖力を受けるが、可動基板1及び/または2の内縁に
形成された突起15〜17、15’〜17’は相手可動
基板の突起または内縁に接触するため、弾性金属さや5
から加わり綴環3、4を変形させようとする力の一部は
これらの突起に担われることになり、綴環の変形は阻止
されて常に正しい衝合状態に保持される。突起の衝合は
さや5から綴環3、4に印加される作用は緩和するが、
可動基板内縁の大部分を占めているV字溝は多数組の綴
環を整列させて弾力的に密着させるためにはなくてはな
らない存在である。
【0009】
【発明の効果】以上のように本発明によると綴環の経時
変形による綴環先端の隙間の形成がなく、常に正しい衝
合状態が確保でき、また外観も保たれ、ルースリーフの
円滑な移動が確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のルースリーフ綴具の斜視図である。
【図2】従来のルースリーフの断面図である。
【図3】本発明のルースリーフ綴具の斜視図である。
【図4】本発明のルースリーフの断面図である。
【図5】図4の部分拡大図である。
【図6】図5の線A−Aから見た図である。
【符号の説明】
1、2:可動基板 3、4:綴環 5:弾性金属さや 6:V字形隙間 15、15’、16、16’、17、17’:突起

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に衝合できる半環状の綴環をそれぞ
    れ複数個起立した一対の可動基板を内縁に沿って衝接さ
    せ、かつこれらの可動基板の外縁を弾性金属さやにより
    拘束し、前記両可動基板を上下動させることにより前記
    綴環を開閉させるようにしたルースリーフ綴具におい
    て、前記両可動基板の前記内縁の全体をV字形に形成
    し、かつ前記両可動基板のV字形の面の複数箇所に前記
    綴環が閉鎖した状態で互いに衝接する突出部をそれぞれ
    形成したことを特徴とする綴具。
  2. 【請求項2】 相互に衝合できる半環状の綴環をそれぞ
    れ複数個起立した一対の可動基板を内縁に沿って衝接さ
    せ、かつこれらの可動基板の外縁を弾性金属さやにより
    拘束し、前記両可動基板を上下動させることにより前記
    綴環を開閉させるようにしたルースリーフ綴具におい
    て、前記両可動基板の前記内縁の全体をV字形に形成
    し、かつ前記両可動基板の内縁のV字形の面の複数箇所
    に前記綴環が閉鎖した状態で相手可動基板の内縁の面に
    衝接する突出部を形成したことを特徴とする綴具。
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