JP3434188B2 - 土壌中水分調整装置の成形機 - Google Patents

土壌中水分調整装置の成形機

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JP3434188B2 JP31755697A JP31755697A JP3434188B2 JP 3434188 B2 JP3434188 B2 JP 3434188B2 JP 31755697 A JP31755697 A JP 31755697A JP 31755697 A JP31755697 A JP 31755697A JP 3434188 B2 JP3434188 B2 JP 3434188B2
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章一 西川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、既設の排水暗渠の排水
効率を向上させることができる土壌中水分調整装置の成
形機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、農地やグランド等の土壌水分を適
正に保持させる装置として、排水暗渠が知られている。
【0003】特に、現今、米余り減少のため、稲作の生
産調整が各地で行なわれており、これらの水田は休耕や
転作等が導入されたり、田畑転換等が行なわれるように
なってきた。
【0004】このものは、図9に示すように、地面80
に深さ70〜80cmの横溝81を掘って、外周に多数
の通孔82を設けた暗渠管83を埋め、その周囲と上方
に吸水性の疎水材84を設けた後、この横溝81を埋戻
して構築されるものが知られている。
【0005】これにより、土壌中の過剰水を疎水材84
が吸収して暗渠管83の通孔82より排除することで、
粘土質等の排水性の低い、例えば、畑・水田土壌の水分
調整が行なわれる。
【0006】しかしながら、経年、該排水暗渠が老朽化
すると、次第に土壌の排水能力が低下して希望する畑・
水田土壌の水分調整が行なわれない。
【0007】特に、この排水暗渠は、施工費用がかさむ
こともあって、畑・水田に対して、5〜10m間隔で埋
設されているだけであるため、この広い面積の畑・水田
に対して対応し切れず、この敷設された箇所のみしか排
水が行なわれないので、その大部分の面積は高い含水率
の湿田となっいる。
【0008】そのため、土壌に対する酸素供給機能や停
滞水排出機能の促進がきわめて低下し、作物根の活性が
悪化して、該畑・水稲の育成が良好に行なえない。
【0009】また、作土層の湿田化により、春先作業や
収穫時の作業が困難を極め、その労力負担が増大して作
業者に大きな労働負担を与え、労働衛生上好ましいもの
ではない。等の様々な問題点を有するものであった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記した問題
点を解決するためになされたもので、地中に埋設された
排水暗渠の上方における該地中において、前記排水暗渠
と交叉し、この排水暗渠の疎水材にその一部または全部
が接触する導水溝を形成し、この導水溝に導水材を充填
させることにより、既設の排水暗渠の排水効率を向上さ
せて、土壌状態の安定化を計り、地上での活動を容易に
することができる土壌中水分調整装置の成形機を提供す
ることを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ための本発明の手段は、駆動手段により地上を走行する
本体と、この本体に取り付けた支持体と、該支持体に取
り付けて導水材を収容するホッパーと、このホッパーの
底部に設けて開閉手段により開放と閉塞が行なわれる吐
出孔と、前記支持体より垂下させて地中へ没入する導水
材の敷設体と、この敷設体に接続して前記ホッパーの吐
出孔とを連絡する送出筒とを備えさせ、前記敷設体は、
その一側に高さ方向へ所定寸法を有するように設けて地
中へ導水溝を形成する拡開部材と、この拡開部材の他側
において高さ方向へ該拡開部材と略同寸法に設けて前記
導水材を供給する給材孔とからなり、 前記ホッパーは、
前記支持体の保持部材へその底部において一側部を回動
軸により取り付け、他側部を前記保持部材へ回動手段を
介して取り付けて、該回動手段により水平位置と、傾斜
させて該ホッパーの吐出孔を前記送出筒への対応位置と
を回動自在とさせる土壌中水分調整装置の成形機の構成
にある。
【0012】そして、駆動手段により地上を走行する本
体と、この本体に取り付けた支持体と、該支持体に取り
付けて導水材を収容するホッパーと、このホッパーの底
部に設けて開閉手段により開放と閉塞が行なわれる吐出
孔と、前記支持体より垂下させて地中へ没入する導水材
の敷設体と、この敷設体に接続して前記ホッパーの吐出
孔とを連絡する送出筒とを備えさせ、前記敷設体は、
持体の幅方向へ間隔的に3箇所に取り付けて、その一側
に高さ方向へ所定寸法を有するように設けて地中へ導水
溝を形成する拡開部材と、この拡開部材の他側において
高さ方向へ該拡開部材と略同寸法に設けて前記導水材を
供給する給材孔とからなり、前記吐出孔は、前記敷設体
に接続した前記送出筒ごと該送出筒に対応するように前
記ホッパーの幅方向へ3箇所設けてあり、これら吐出孔
に対してそれぞれ個別の開閉板が設けられ、これら開閉
板のうち、真ん中の吐出孔に他の吐出孔とは単独に開閉
動作を行う内開閉板を設けた土壌中水分調整装置の成形
機の構成にある。
【0013】
【0014】
【0015】
【実施例】次に、本発明に関する土壌中水分調整装置の
成形機の実施の一例を図面に基づいて説明する。
【0016】図1〜図2においてAは土壌中水分調整装
置で、地中1に埋設された排水暗渠2の上方における該
地中1において、排水暗渠2と交叉し、この排水暗渠2
の疎水材3にその一部または全部が接触する導水溝4を
形成し、この導水溝4に導水材5を充填させてある。
【0017】前記した排水暗渠2は、慣用の排水暗渠成
形機(図示せず)により地表から約80cm程度の深さ
に埋設溝6を形成し、この埋設溝6へ4〜150cm径
の合成樹脂製の長尺な暗渠管7を籾殻等の疎水材3と共
に埋設するもので、この暗渠管7の外周部には多数の通
水孔7aを穿設してある。
【0018】なお、疎水材3は、暗渠管7の回り、およ
びこの暗渠管7から少なくとも地表下20〜30cm程
度の深さまで敷設することが好ましい。
【0019】また、前記した導水溝4は、後記する土壌
中水分調整装置Aの成形機Bにより形成されるもので、
その成形幅は、1〜5cm程度に設けられ、その深さ
は、排水暗渠2の疎水材3と接触・干渉するまで設けら
れるもので、20〜70cm程度である。
【0020】この溝幅が1cm以下であると、後記する
導水材5の充填量が減少して導水効果が十分に得られな
いものであり、また、5cm以上であると、土壌の排水
効果は向上するが、土壌に対する影響と、資材の使用量
増大に伴う施工費および資材費がかさむ。
【0021】前記した導水材5は、導水性あるいは吸水
性を発揮し得る流動性の良好な砂、あるいは所定粒度の
石,籾殻,粉粒炭等が用いられるもので、導水溝4の略
全深さに対して充填される。
【0022】この装置Aは、排水暗渠2と交叉するよう
に、所定間隔で多数状に、例えば、1〜3m間隔で構築
されるもので、図2(a)に示すように、排水暗渠2と
直交するように設けたり、図2(b)に示すように、排
水暗渠2に対して所定角度で斜めになるように設けるも
のであって、その間隔すなわち本数は、導水材5の充填
幅との関係で適宜選定される。
【0023】次に、本発明に係る土壌中水分調整装置A
の成形機Bの一実施例を図3〜図7に基づいて説明す
る。
【0024】この土壌中水分調整装置Aの成形機Bは、
本体10と、支持体11と、ホッパー12と、吐出孔1
3と、敷設体14と、送出筒15とにより基本的に構成
される。
【0025】そして、前記した本体10は、無限軌道と
原動機等からなる駆動手段16により、任意に地上を走
行し得るもので、操作者による運転や遠隔操作による無
人運転がなされる。
【0026】前記した支持体11は、本体10へその一
端の基部を枢軸17により取り付けてあるもので、操作
手段18によって上下方向へ移動自在となる。
【0027】すなわち、本体10への取付体19に設け
た上下一対の枢軸17,17へそれぞれ揺動腕20,2
0の一端部を軸着し、該揺動腕20,20の他端部を保
持部材21へ支軸22,22により回動自在に軸着して
ある。
【0028】また、この保持部材21に設けた支軸22
と取付体19に設けた取付軸23へ操作手段18である
流体シリンダのロッドを連係してあって、この操作手段
18の作動により、後記する敷設体14が、図5におい
て実線で示す位置付近から仮想線で示す位置付近までを
任意に移動させることができる。
【0029】前記したホッパー12は、支持体11にお
ける保持部材21に取り付けて導水材5を収容するもの
で、所定の容積を有する上部に開口部12aを設けた箱
形に形成してあって、その底部において一側部を保持部
材21へ回動軸24により取り付け、他側部を保持部材
21へ回動手段25を介して取り付けてあり、図1にお
いて実線で示す位置から仮想線で示す位置までを任意に
回動させることができる。
【0030】このホッパー12の回動運動は、図にお
いて実線で示す位置に対応させることで、該ホッパー1
2の開口部12aが大きく上方へ向いてトンパック等に
よる導水材5の供給が容易となり、図において仮想線
で示す位置に対応させることで、該ホッパー12の底部
が傾斜して、吐出孔13からの導水材5の排出が促進さ
れる。
【0031】前記した吐出孔13は、ホッパー12の底
部に設けて開閉手段26により操作される開閉板27に
よって開放と閉塞が行なわれるもので、後記する敷設体
14の量に応じた個数が設けられ、本実施例において
は、ホッパー12の幅方向に所定間隔(土壌の含水状態
に合わせて)三箇所に配設され、これら吐出孔13に対
し、それぞれ個別の開閉板27が設けられる。
【0032】この開閉手段26は、図4および図5に示
すように、それぞれ個別の開閉板27に対して連杆28
により一体的に結合してあって、ホッパー12の外壁に
軸支させたベルクランク29により連結部材30を介し
て吊持してある。
【0033】また、このベルクランク29に、リンク3
1,32を介して流体シリンダ等の作動部材33を連係
してある。
【0034】なお、ホッパー12の底部に設けられた三
箇所の吐出孔13のうちの真ん中の吐出孔13は、図6
に示すように、開閉板27との二重の内開閉板34が設
けられているもので、ワイヤ等の連係索35により単独
に開閉動作を行なえるようにしてあるもので、導水材5
の敷設間隔幅を変更する際に操作する。
【0035】前記した敷設体14は、支持体11より垂
下させて地中へ没入することで導水材5が敷設されるも
ので、拡開部材36と、給材孔37とからなる。
【0036】このうち、拡開部材36は、その一側に、
すなわち、進行方向前側に、高さ方向と幅方向へ所定寸
法を有するように設けて地中へ導水溝4を形成するもの
で、その先端部を尖鋭に成形して土壌に対する切り込み
および押し広げを容易にしてある。
【0037】また、給材孔37は、拡開部材36の他側
に、すなわち、進行方向後側において、高さ方向へこの
拡開部材36と略同寸法に設けた内部に所定の供給空間
を形成して、導水材5を縦方向へ層を成して供給するも
ので、スリット状に構成される。
【0038】前記送出筒15は、敷設体14に接続して
ホッパー12の吐出孔13とを連絡するもので、上部を
漏斗状に形成してあって、その途中に開閉蓋によるのぞ
き窓38を設けておけば、導水溝4への導水材5の供給
状態が把握できる。
【0039】なお、前記した支持体11は、操作手段1
8によりこの支持体11に取り付けた敷設体14の地中
埋入深さを調整自在とさせてあるもので、この操作手段
18は、高さ位置検出手段40により適宜制御される。
【0040】この高さ位置検出手段40は、レーザ受光
体41とレーザ発光体42とからなるもので、図7に示
すように、本体10にレーザ受光体41を取り付け、工
作する地面1に隣接する適所にレーザ発光体42を設置
して、本体10の駆動手段16が走行する地表に高さ変
化を生ずると、あらかじめ設定した基準値を外れたと
き、レーザ受光体41の受光信号に基づいて操作手段1
8を作動することで、支持体11が上下し、それに伴っ
て、敷設体14が地中1に埋入する高さ位置を常に一定
にさせることができる。
【0041】更に、地中1に埋設された排水暗渠2は、
図7に示すように、地面1の一側から他側へ向かって所
定の勾配をもって設けられているもので、この勾配に対
応して、排水暗渠2の長さ方向のどの位置であっても、
あらかじめ設定した排水暗渠2の長さ方向の位置におけ
る敷設体14深さに基づいて、該敷設体14の地中埋入
深さを調整することができる。
【0042】なお、本体10の適所に、高さ位置検出手
段40における検出状態を示す表示体44を設けること
により、本体10に搭乗した作業者が目視により地表の
凹凸状態を確認することができる。
【0043】前記のように構成される本発明実施例の土
壌中水分調整装置Aの成形機Bは、以下に述べる作用を
奏する。
【0044】排水性が低い稲作水田や畑1では、排水暗
渠2が、例えば、図2に示す配列で埋設されている。
【0045】この排水暗渠2が老朽化等により排水能力
が低下したときは、まず、成形機Bを、例えば、稲田1
に搬入し、埋設されている排水暗渠2列に対して交叉す
るように、該成形機Bの走行方向を決める。
【0046】また、高さ位置検出手段40におけるレー
ザ発光体42を該水田1の近隣に設置し、レーザ光線を
発信すると、略水平で横方向に幅広い光が成形機Bに対
して照射される。
【0047】この状態で、操作手段18を操作して支持
体11を降下させ、その敷設体14を地中1へ埋入させ
ると、高さ位置検出手段40におけるレーザ受信体41
がレーザ発光体42のレーザ光線を設定した位置におい
て受信したとき、操作手段18が停止し、敷設体14が
地中1において所定位置において位置決めされる。
【0048】更に、ホッパー12を回動手段25によ
り、図3において仮想線で示す位置まで回動させ、その
吐出孔13を送出筒15の上端部に対応させると、土壌
中水分調整装置Aの成形準備ができる。
【0049】まず、本体10を駆動手段16により発進
させると、該本体10は所定速度で走行するもので、こ
れに伴って、地中1に埋入した敷設体14も牽引された
状態で前進するもので、その拡開部材36が土壌を掻き
分けつつ、所定深さと幅の導水溝4を直線状(本体10
の走行経路通りにたどって)に形成させる。
【0050】と同時に、ホッパー12内の砂等の導水材
5が、吐出孔13と送出筒15とを介して落下流入し、
敷設体14の給材孔37から前記形成された導水溝4内
に万遍なく充填される。
【0051】したがって、本体10が前進走行すること
で、連続した導水溝4の形成と、導水材5の充填とが一
連的に行なわれ、図2に示すような、土壌中水分調整装
置Aが構築される。
【0052】この導水溝4に充填された導水材5は、排
水暗渠2の疎水材3の上部の一部を横切るように接触・
干渉するため、図1および図8に示すように、この導水
材5と疎水材3とが水・気において連通状態となって、
土壌上部および土壌中に存在する過剰水分は、この土壌
から導水材5に取り込まれる。
【0053】更に、この導水材5と繋がる重複部cによ
って疎水材3へ導かれて、暗渠管7の通水孔7aから該
暗渠管7内へ流れ込んで、稲田1外部に突出した排水管
7bより適宜排水される。
【0054】したがって、この稲田または畑1は適正の
水分調整がなされて、老朽化した排水暗渠2が再びよみ
がえり、土壌に対する酸素供給機能や停滞水排出機能の
促進が円滑かつ良好に行なわれて、作物根の活性が良く
なり、該水稲の育成が良好となる。
【0055】また、作土層の水分調整により、春先作業
や収穫時の作業が円滑に行なわれ、農事作業者への労働
負担が軽減する。
【0056】なお、本体10が走行する地表に凹凸があ
っても、高さ位置検出手段40による操作手段18の制
御により、敷設体14がその信号に基づいて上下するの
で、導水材5の敷設深さにバラツキを生じない。
【0057】更に、土壌中水分調整装置Aの敷設にあっ
て、図8に示すように、地表部から所定寸法(例えば、
10〜20cm)dを、導水材5の充填がない状態を形
成することで、土壌の耕作時等において該導水材5の層
が破壊されないものであり、この場合、敷設体14をこ
の分深く埋入させる。
【0058】
【発明の効果】前述したように本発明の土壌中水分調整
装置の成形機は、地中に埋設された排水暗渠の上方にお
ける該地中において、前記排水暗渠と交叉し、この排水
暗渠の疎水材にその一部または全部が接触する導水溝を
形成し、この導水溝に導水材を充填させることにより、
土壌中に存在する過剰水分は、この土壌から導水材,疎
水材へ導かれて、排水暗渠へ適宜排水されるので、この
土壌は適正の水分調整がなされて、老朽化した排水暗渠
が再びよみがえり、土壌に対する酸素供給機能や停滞水
排出機能の促進が円滑かつ良好に行なわれて、作物根の
活性が良くなり、該水稲や他の作物の育成が良好とな
る。
【0059】また、作土層の水分調整により、春先作業
や収穫時の作業が円滑に行なわれ農事作業者への労働負
担が軽減する。
【0060】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例に係る土壌中水分調整装置の成形
機を用いる土壌中水分調整装置を示す要部の概略的な斜
視図である。
【図2】図1における一部を示す平面図である。
【図3】図1における装置を構築する成形機を示す要部
の側面図である。
【図4】図3における正面図である。
【図5】図3における要部の断面図である。
【図6】図3におけるホッパの吐出孔部を示す他の例の
断面図である。
【図7】図1における装置の構築状態を示す説明図であ
る。
【図8】図1における拡大断面図である。
【図9】従来の排水暗渠を示す要部を断面下斜視図図で
ある。
【符号の説明】
1 地中 2 排水暗渠 3 疎水材 4 導水溝 5 導水材 10 本体 11 支持体 12 ホッパー 13 敷設体 15 送出筒 18 操作手段 36 拡開部材 37 給材孔

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動手段により地上を走行する本体と、
    この本体に取り付けた支持体と、該支持体に取り付けて
    導水材を収容するホッパーと、このホッパーの底部に設
    けて開閉手段により開放と閉塞が行なわれる吐出孔と、
    前記支持体より垂下させて地中へ没入する導水材の敷設
    体と、この敷設体に接続して前記ホッパーの吐出孔とを
    連絡する送出筒とを備えさせ、 前記敷設体は、その一側に高さ方向へ所定寸法を有する
    ように設けて地中へ導水溝を形成する拡開部材と、この
    拡開部材の他側において高さ方向へ該拡開部材と略同寸
    法に設けて前記導水材を供給する給材孔とからなり、 前記ホッパーは、前記支持体の保持部材へその底部にお
    いて一側部を回動軸により取り付け、他側部を前記保持
    部材へ回動手段を介して取り付けて、該回動手段により
    水平位置と、傾斜させて該ホッパーの吐出孔を前記送出
    筒への対応位置とを回動自在とさせる ことを特徴とする
    土壌中水分調整装置の成形機。
  2. 【請求項2】 駆動手段により地上を走行する本体と、
    この本体に取り付けた支持体と、該支持体に取り付けて
    導水材を収容するホッパーと、このホッパーの底部に設
    けて開閉手段により開放と閉塞が行なわれる吐出孔と、
    前記支持体より垂下させて地中へ没入する導水材の敷設
    体と、この敷設体に接続して前記ホッパーの吐出孔とを
    連絡する送出筒とを備えさせ、 前記敷設体は、支持体の幅方向へ間隔的に3箇所に取り
    付けて、その一側に高さ方向へ所定寸法を有するように
    設けて地中へ導水溝を形成する拡開部材と、この拡開部
    材の他側において高さ方向へ該拡開部材と略同寸法に設
    けて前記導水材を供給する給材孔とからなり、 前記吐出孔は、前記敷設体に接続した前記送出筒ごと該
    送出筒に対応するように前記ホッパーの幅方向へ3箇所
    設けてあり、これら吐出孔に対してそれぞれ個別の開閉
    板が設けられ、 これら開閉板のうち、真ん中の吐出孔に他の吐出孔とは
    単独に開閉動作を行う内開閉板を設けた ことを特徴とす
    る土壌中水分調整装置の成形機。
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