JP3433567B2 - Rolling method of taper plate - Google Patents
Rolling method of taper plateInfo
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、厚鋼板などの金属厚
板素材を用いてテーパプレートを製造するのに適した圧
延方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】造船や橋梁などの分野においては通常、
構造物の軽量化のために必要強度に応じた最適板厚設計
が行われていて、そのために異なった板厚の鋼板を溶接
でつなぎ合わせて使用するのが一般的である。ところ
で、この方式は、溶接作業にかかる工数の増加や溶接に
よる変形の手直し等による工数増加、部材数が増すこと
による材料費の上昇が避けられない状況にあった。
【0003】このような問題に対処する方法として、近
年、鋼板の板厚を圧延段階でその圧延長手方向において
一定の割合で変化させた、いわゆるテーパ付きの板(テ
ーパプレート)が用いられるようになってきており、こ
れによって製造コストの大幅な削減が可能となってい
る。
【0004】テーパプレートはその仕様によって、長さ
方向各位置での目標板厚が決まっている。しがって、仕
様に沿った所定形状のテーパプレートを圧延により製造
する場合に、その製品品質(寸法精度)、歩留りは圧延
方向各位置での目標板厚に応じたワークロールのギャッ
プ制御の良否に左右されることになる。すなわち、圧延
長さの予測精度を高め、より正確な圧延方向位置で所定
の圧下を行うことが必要となる。このようなことから、
圧延長さの予測はテーパプレートを圧延する際に重要な
制御因子である。
【0005】ところで、圧延長さの予測のために、従来
から採用されていた一般的な方法は、ワークロールに設
置されたパルスゼネレータによりロールの回転数を測定
し、この回転数から下記(1)式:
L=π×DW×θR×(1+φ(r) )・・・・(1)
ただし、L :圧延長さ
DW:ワークロール径
θR:ワークロール回転数
φ(r) :予測式で計算した先進率
を用いて求めるものであり、先進率φ(r) は先進率予測
式を採用することが多かった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来から
行われているテーパプレート圧延においては、圧延長さ
の予測精度は、先進率予測式の計算精度に依存してい
る。しかし、先進率予測式を用いて圧延長さを予測する
場合には、ロール偏平の予測誤差やロールと圧延材との
間の摩擦係数の影響による誤差が発生し、圧延長さの予
測精度に悪影響(例えば、100mm程度の誤差)を及
ぼすという問題があった。このほかに、上記(1)式を
用いることなく、メジャーリングロールやレーザドップ
ラ板速計などを用いることによって、圧延長さを直接測
定することも考えられるが、テーパプレート圧延などの
熱間圧延条件下では測定が困難であり、実操業におい
て、精度よく圧延長さを測定することができないという
問題があった。
【0007】この発明の目的は、上記既知技術が抱えて
いた問題点を克服するところにあり、圧延長さの予測精
度を向上させることにより、寸法精度が良好で、歩留り
が高いテーパプレートを安定して製造できる圧延方法を
提案するところにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を実現するた
めに発明者ら提案するその解決手段は、2個以上の板端
検出装置を圧延方向に離隔して設置し、これら装置間で
の通板速度を求め、ワークロール回転速度との比により
実際の先進率を求め、求めた上記先進率により圧延長さ
の予測に用いられる先進率予測式を修正し、この修正式
を用いて圧延することで、圧延長さの予測精度を向上さ
せ、圧下設定をより正しい圧延方向位置で行うようにし
た圧延方法である。
【0009】すなわち、本発明は、圧延方向の長さ位置
に応じてワークロールギャップを変化させることによっ
てテーパプレートを圧延するにあたり、圧延機の下流側
に、2個以上の板端検出装置を圧延方向に離隔して設
け、圧延材の先端がより下流側に位置する板端検出装置
に達するまでの初期段階は、予め定めた先進率予測式を
用いて圧延し、次いでこの圧延材の先端が、前記下流側
に位置する板端検出装置を通過した時点以後は、この板
端検出装置とより上流側に位置する板端検出装置との間
の平均通板速度を求め、求めたこの平均通板速度とワー
クロール回転速度とを用いて前記先進率予測式を修正
し、その修正後の先進率予測式を用いて圧延することを
特徴とするテーパプレートの圧延方法である。
【0010】
【作用】以下、本発明方法について詳しく説明する。一
般に、テーパプレートの圧延においては、圧延方向各位
置での板厚を目標値に制御することが必要であり、その
実現のためにはワークロールのギャップ制御の前提とも
なる圧延長さの正確な予測が重要である。このときの圧
延長さLは、基本的には、下記(2)式を用いて予測
し、予測した各圧延長さに応じてロールギャップを設定
し、目標としたテーパを精度よく与え、歩留りの向上を
図るのである。すなわち、
1)圧延の初期段階、すなわちこの圧延材が圧延機の下
流側に設けた板端検出装置のうち、より下流側にある板
端検出装置に到達するまでは、(2)式中の先進率補正
係数αを1.0として圧延を行い、
2)圧延材の先端が上記した下流側の板端検出装置に到
達した後は、この下流側板端検出装置とより上流側にあ
る板端検出装置とから得られる板端検知信号を利用して
先進率補正係数を求め、(2)式を修正して圧延を行
い、圧延長さの精度を高める。
【0011】
L=π×Dw×θr×(1+α×φ(r) )・・・(2)
ただし、L:圧延長さ
Dw:ワークロール径
θr:ワークロール回転数
α:補正係数
φ(r) :予測式で求まる先進率(圧下率rをパラメー
タ)
である。また、上記αは下記(3)式で定義されるもの
である。
α=φt/φm ・・・・(3)
ここで、φt:板端検出装置間の実際の平均先進率
φm:予測式で計算した板端検出装置間の平均先進率
であり、φt、φmはそれぞれ下記(4)式から求めら
れる。
φt=Vp/Vr−1・・・・(4)
Vp:板端検出装置間の平均通板速度(=板端検出装置
間の距離/板端検出装置間を通過するのに要した時間)
Vr:パルスジェネレータにより求められるワークロー
ルの平均回転速度
φm=∫φ(r) dt/t・・・・(5)
φ(r) :予測式で求まる先進率(圧下率rは時間により
変化)
t:板端検出装置間を通過するのに要した時間
【0012】なお、先進率φ(r) を予測するための先進
率予測式としては、例えば
φ(r) =[R′/{(1−r)・h1 }]・φ 2 n 、
φn =(1/2)・φ1 ・(1−φ1 /2μ)・・・(6)
ここで、h1 :入り側厚
R′:偏平ロール半径
φn :中立角
φ1 :接触角
μ :摩擦係数
がある。
【0013】本発明における板端検出装置は圧延機の下
流側に、少なくとも2個、圧延方向に離隔して設ける
が、先進率の補正係数をより正確に求め、圧延長さの精
度を高めるためには、板端検出装置の個数を3個以上に
増設すること、板端検出装置間の設置間隔を狭くするこ
と等の処置をとることが有効である。3個以上に検出器
を増設した場合には、下流の検出器を通過する毎に、
(4)式により先進率を予測し、(3)式により補正係
数αを修正し、(2)式の精度を高める。なお、この各
板端検出装置間の設置間隔は、1〜3m程度の範囲にす
るのが好ましい。また、圧延機と圧延機に最も近い板端
検出装置との間の間隔は、1〜3m程度の範囲にするの
が好ましい。
【0014】
【実施例】図1は、本発明に用いて好適なシステム構成
を示したもので、2個の板端検出装置を設けた場合の例
である。図中、1、2が板端検出装置であり、1は上流
側、2は下流側に設けたものである。また、4はプロセ
スコンピュータ、5はロードセル、7は油圧シリンダ、
8はワークロール、3はワークロール8の回転速度を測
定するためのパルスゼネレータである。
【0015】上記システム構成により、テーパプレート
圧延を行う場合、まず、圧延の初期段階、すなわちこの
圧延材11の先端が下流側の板端検出装置2に到達する
までの圧延においては、予め定めた先進率予測式、パル
スゼネレータの情報SP を用い、(2)式の先進率補正
係数αを1.0として、プロセスコンピュータ4により
圧延長さを求める。一方、図示しない上位コンピュータ
からの各圧延長さにおける目標板厚の情報、ロードセル
5からの荷重情報SL をもとに、ゲージメータ式を用い
てプロセスコンピュータ4によりロールギャップの計算
を行い、6のダイレクトデジタルコントローラー(DD
C)を介してシリンダー7の位置を設定することにより
ワークロール8のギャップを調整して圧延を行う。
【0016】次いで、圧延材11の先端がその下流側の
板端検出装置2に到達した後は、板端検出装置1と板端
検出装置2の2つの板端検出装置から得られる、それぞ
れの板端検知信号SE1、SE2から板端検出装置間の平均
通板速度を求め、この速度とパルスゼネレータの情報S
P から求まるワークロールの平均回転速度とから、
(4)式により板端検出装置間の実際の平均先進率φt
を計算する。これとは別に、(6)式の先進率予測式で
板端検出装置1と2の間の平均先進率φmを(5)式を
用いて求める。このようにして求めた、両先進率の値か
ら(3)式により先進率補正係数αを計算し、このαで
先進率予測式を修正し、(2)式から圧延長さを求めて
圧延する。この場合の、ワークロール8のギャップ調整
方法は、上述の方法と同様にして行う。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、圧延時の板の先進率予測精度、圧延長さの算出精度
が向上し、テーパ圧延の圧下設定をより正確な圧延方向
位置で行うことが可能となる。したがって、この発明に
よれば、寸法精度が良好なテーパプレートを安定して製
造することができ、歩留りの向上に大きく寄与する。Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a rolling method suitable for manufacturing a tapered plate using a thick metal plate such as a thick steel plate. [0002] In the fields of shipbuilding and bridges, etc.
In order to reduce the weight of the structure, an optimum thickness design according to the required strength is performed. For this purpose, steel plates having different thicknesses are generally connected by welding. By the way, in this method, the man-hours required for the welding work, the man-hour increase due to the modification of the deformation due to the welding, and the material cost increase due to the increase in the number of members were inevitable. As a method for solving such a problem, in recent years, a so-called tapered plate (taper plate) in which the thickness of a steel plate is changed at a constant rate in a rolling longitudinal direction at a rolling stage has been used. This has enabled a significant reduction in manufacturing costs. The target thickness of the tapered plate at each position in the length direction is determined by its specifications. Therefore, when a taper plate having a predetermined shape in accordance with specifications is manufactured by rolling, the product quality (dimensional accuracy) and yield are controlled by a gap control of a work roll according to a target plate thickness at each position in the rolling direction. It depends on the quality. In other words, it is necessary to increase the accuracy of predicting the elongation of the rolling and to perform the predetermined rolling at a more accurate position in the rolling direction. From such a thing,
Prediction of pressure elongation is an important control factor when rolling taper plates. [0005] By the way, in order to predict the pressure extension, a general method that has been conventionally employed is to measure the number of rotations of a roll by a pulse generator installed on a work roll, and calculate the following (1) from the number of rotations. ) Formula: L = π × DW × θR × (1 + φ (r)) (1) where L: pressure extension DW: work roll diameter θR: work roll rotation speed φ (r): prediction formula The advance rate is calculated using the calculated advance rate, and the advance rate φ (r) often employs an advance rate prediction formula. [0006] As described above, in the conventional taper plate rolling, the prediction accuracy of the pressure elongation depends on the calculation accuracy of the advanced rate prediction formula. However, when predicting the elongation using the advanced rate prediction formula, errors in the prediction of roll flatness and errors due to the effect of the friction coefficient between the roll and the rolled material occur. There is a problem that an adverse effect (for example, an error of about 100 mm) is exerted. In addition, it is conceivable to directly measure the elongation by using a measuring roll or a laser Doppler plate speed meter without using the above formula (1). However, hot rolling such as taper plate rolling can be considered. Under the conditions, the measurement is difficult, and there is a problem that the pressure extension cannot be measured accurately in actual operation. SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to overcome the problems of the above-mentioned known art. By improving the accuracy of predicting the elongation of a pressure, a taper plate having good dimensional accuracy and high yield can be stably obtained. Is to propose a rolling method that can be manufactured. Means for Solving the Problems In order to achieve the above object, a solution proposed by the present inventors is to install two or more plate edge detecting devices separated from each other in the rolling direction, and to use these devices. Calculate the actual passing rate by the ratio with the work roll rotation speed, and correct the advanced rate prediction formula used for the prediction of the pressure elongation by the obtained advanced rate. This rolling method improves the accuracy of predicting the elongation by rolling using the rolling method, and performs the rolling reduction at a more accurate rolling direction position. That is, according to the present invention, in rolling a taper plate by changing a work roll gap in accordance with a length position in a rolling direction, two or more plate edge detecting devices are provided downstream of a rolling mill. In the initial stage until the leading end of the rolled material reaches the plate edge detection device located further downstream, rolling is performed using a predetermined advanced rate prediction formula, and then the leading end of this rolled material is After passing through the plate edge detecting device located on the downstream side, the average threading speed between the plate edge detecting device and the plate edge detecting device located on the more upstream side is calculated, and the calculated average threading speed is obtained. A method for rolling a tapered plate, wherein the advanced rate prediction formula is corrected using a plate speed and a work roll rotation speed, and rolling is performed using the corrected advanced rate prediction formula. Hereinafter, the method of the present invention will be described in detail. Generally, in the rolling of a tapered plate, it is necessary to control the plate thickness at each position in the rolling direction to a target value. Forecasting is important. The pressure extension L at this time is basically predicted by using the following equation (2), a roll gap is set in accordance with each predicted pressure extension, a target taper is accurately given, and a yield is increased. It is intended to improve the quality. 1) Until the initial stage of the rolling, that is, until the rolled material reaches the plate end detecting device located further downstream among the plate end detecting devices provided on the downstream side of the rolling mill, Rolling is performed with the advanced rate correction coefficient α set to 1.0. 2) After the leading end of the rolled material reaches the above-described downstream side plate edge detection device, the downstream side plate edge detection device and the more upstream side plate edge are detected. The advanced ratio correction coefficient is obtained by using the plate edge detection signal obtained from the detection device, and the rolling is performed by correcting the equation (2) to improve the accuracy of the elongation. L = π × Dw × θr × (1 + α × φ (r)) (2) where L: pressure extension Dw: work roll diameter θr: work roll rotation speed α: correction coefficient φ (r ): The advance rate (reduction rate r is a parameter) determined by the prediction formula. The above α is defined by the following equation (3). α = φt / φm (3) where φt: actual average advance rate between plate edge detectors φm: average advance rate between plate edge detectors calculated by a prediction formula, φt, φm Are respectively obtained from the following equation (4). φt = Vp / Vr−1 (4) Vp: average sheet passing speed between sheet edge detecting devices (= distance between sheet edge detecting devices / time required to pass between sheet edge detecting devices) Vr: average rotation speed of the work roll obtained by the pulse generator φm = ∫φ (r) dt / t (5) φ (r): advanced rate obtained by the prediction formula (rolling rate r changes with time) t: Time required to pass between the plate edge detecting devices. An advanced rate predicting equation for predicting the advanced rate φ (r) is, for example, φ (r) = [R ′ / {( 1−r) · h 1 }] · φ 2 n , φ n = (1 /) · φ 1 · (1−φ 1 / 2μ) (6) where h 1 : entry side thickness R ': Flat roll radius φ n : neutral angle φ 1 : contact angle μ: there is a coefficient of friction. In the present invention, at least two sheet edge detecting devices are provided on the downstream side of the rolling mill and are spaced apart from each other in the rolling direction. It is effective to take measures such as increasing the number of plate edge detection devices to three or more and reducing the installation interval between the plate edge detection devices. When three or more detectors are added, every time they pass the downstream detector,
The advance rate is predicted by equation (4), the correction coefficient α is corrected by equation (3), and the accuracy of equation (2) is improved. In addition, it is preferable to set the installation interval between the respective plate edge detection devices in a range of about 1 to 3 m. The distance between the rolling mill and the sheet edge detection device closest to the rolling mill is preferably set in a range of about 1 to 3 m. FIG. 1 shows a system configuration suitable for use in the present invention, in which two plate edge detectors are provided. In the drawing, reference numerals 1 and 2 denote plate edge detection devices, and 1 is provided on the upstream side and 2 is provided on the downstream side. 4 is a process computer, 5 is a load cell, 7 is a hydraulic cylinder,
Reference numeral 8 denotes a work roll, and 3 denotes a pulse generator for measuring the rotation speed of the work roll 8. When the taper plate rolling is performed by the above system configuration, first, in the initial stage of the rolling, that is, in the rolling until the leading end of the rolled material 11 reaches the downstream end detecting device 2, a predetermined rolling is performed. advanced ratio prediction equation, using information S P output pulse generator, (2) 1.0 advanced correction coefficient α of formula by a process computer 4 obtains the rolling length. On the other hand, target thickness of information in the rolling length from the host computer not shown, based on the load information S L from the load cell 5, performs the computation of the roll gap by the process computer 4 using the gauge meter equation 6 Direct Digital Controller (DD)
Rolling is performed by adjusting the gap of the work roll 8 by setting the position of the cylinder 7 via C). Next, after the leading end of the rolled material 11 arrives at the plate edge detecting device 2 on the downstream side, each of the rolled material 11 obtained from the two plate edge detecting devices of the plate edge detecting device 1 and the plate edge detecting device 2 is used. From the sheet edge detection signals S E1 and S E2, an average sheet passing speed between the sheet edge detection devices is obtained, and this speed and information S of the pulse generator are obtained.
From the average rotation speed of the work roll obtained from P ,
According to equation (4), the actual average advance rate φt between the plate edge detection devices is
Is calculated. Separately from this, the average advanced ratio φm between the plate edge detecting devices 1 and 2 is obtained by using the expression (5) by the advanced ratio prediction expression of the expression (6). The advanced ratio correction coefficient α is calculated from the values of both advanced ratios obtained by the above formula according to the formula (3), the advanced ratio prediction formula is corrected with the α, and the rolling length is obtained from the formula (2). I do. In this case, the method of adjusting the gap of the work roll 8 is performed in the same manner as described above. As described above, according to the present invention, the accuracy of predicting the advance rate of a sheet during rolling and the accuracy of calculating the elongation of a sheet are improved, and the reduction in taper rolling can be set more accurately. This can be performed at the directional position. Therefore, according to the present invention, a tapered plate having good dimensional accuracy can be stably manufactured, which greatly contributes to improvement in yield.
【図面の簡単な説明】
【図1】テーパプレート製造するためのシステム構成例
を示す図である。
【符合の説明】
1 板端検出装置(上流側)
2 板端検出装置(下流側)
3 パルスゼネレータ
4 プロセスコンピュータ
5 ロードセル
6 ダイレクトデジタルコントローラー(DDC)
7 油圧シリンダー
8 ワークロール
9 バックアップロール
10 サーボ弁
11 圧延材BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a diagram showing an example of a system configuration for manufacturing a tapered plate. [Description of References] 1 Plate edge detection device (upstream side) 2 Plate edge detection device (downstream side) 3 Pulse generator 4 Process computer 5 Load cell 6 Direct digital controller (DDC) 7 Hydraulic cylinder 8 Work roll 9 Backup roll 10 Servo valve 11 Rolled material
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B21B 1/00 - 1/46 B21B 37/00 - 37/78 ──────────────────────────────────────────────────続 き Continued on front page (58) Field surveyed (Int. Cl. 7 , DB name) B21B 1/00-1/46 B21B 37/00-37/78
Claims (1)
ルギャップを変化させることによってテーパプレートを
圧延するにあたり、圧延機の下流側に、2個以上の板端
検出装置を圧延方向に離隔して設け、圧延材の先端がよ
り下流側に位置する板端検出装置に達するまでの初期段
階は、予め定めた先進率予測式を用いて圧延し、次いで
この圧延材の先端が、前記下流側に位置する板端検出装
置を通過した時点以後は、この板端検出装置とより上流
側に位置する板端検出装置との間の平均通板速度を求
め、求めたこの平均通板速度とワークロール回転速度と
を用いて前記先進率予測式を修正し、その修正後の先進
率予測式を用いて圧延することを特徴とするテーパプレ
ートの圧延方法。(57) [Claim 1] In rolling a taper plate by changing a work roll gap according to a length position in a rolling direction, two or more plates are provided downstream of a rolling mill. The edge detection device is provided at a distance in the rolling direction, and the initial stage until the leading end of the rolled material reaches the plate edge detection device located on the downstream side is rolling using a predetermined advanced rate prediction formula, and then After the point at which the leading end of the rolled material has passed through the plate edge detection device located on the downstream side, determine the average sheet passing speed between the plate edge detection device and the plate edge detection device located on the more upstream side, A method for rolling a tapered plate, comprising: modifying the advanced rate prediction formula using the calculated average threading speed and the work roll rotation speed; and rolling using the modified advanced rate prediction formula.
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- 1995-05-16 JP JP11700295A patent/JP3433567B2/en not_active Expired - Fee Related
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