JP3433404B2 - テスト回路を備えた集積回路及びテスト方法 - Google Patents

テスト回路を備えた集積回路及びテスト方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は概して集積回路に関
し、より詳細には、1つ以上の埋め込まれたマイクロプ
ロセッサ・コアを持ち、標準のテスト・ベクトルを使用
してマイクロプロセッサ・コアのテストが可能であり、
かつ個々のマイクロプロセッサ・コアのソフトウェアを
デバッグする際に、イン・サーキット・エミュレータ
(ICE)を使用することが可能な、特定用途向け集積
回路(ASIC)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現代のエレクトロニクス・システムは、
しばしば、埋め込みマイクロプロセッサ、又は埋め込み
マイクロ・コントローラを内蔵している。より高度の集
積度と性能への要求から、特定用途向け集積回路(AS
IC)の中にマイクロプロセッサ、又はマイクロ・コン
トローラ(以後、通常「マイクロプロセッサ」と表記)
を埋め込む傾向にあった。その結果、ASICは単一チ
ップ上にパッケージされたマイクロプロセッサ「コ
ア」、および特定用途向け論理回路を内蔵している。
【0003】ASIC内のマイクロプロセッサ・コア
は、通常ASIC内の論理回路にのみインタフェースす
るので、通常のオペレーションの間には、マイクロプロ
セッサ・コアからの入出力(I/O)信号を、ASIC
の主要なI/O(即ち、オフ・チップ)ドライバ/レシ
ーバに必ずしも接続する必要がない。しかし、マイクロ
プロセッサI/OがASICチップの外部をアクセスで
きない場合は、ASICの中のマイクロプロセッサ・コ
アをテストすることが一層困難になる。一般に、独立し
たマイクロプロセッサの試験は、入力に一連のテスト・
ベクトルを加えて、予期した結果が出力に現れるかどう
かを見ることにより行われる。これらのテスト・ベクト
ルのセットは、多くの場合アーキテクチャ・ベリフィケ
イション・パターン(AVP)と呼ばれている。ASI
C論理回路内にマイクロプロセッサを埋め込んだ場合
は、独立したマイクロプロセッサ用のAVPを使用する
ことは最早不可能になる。埋め込みマイクロプロセッ
サ、及び特定用途向け論理回路の動きを捕らえる新しい
AVPを開発することは可能であろう。しかしながらこ
の方法は、個々のASICに対して新たに特有のAVP
が必要になる。半導体素子用のAVPの開発は、高価で
時間のかかる工程であり、そのため個々のASICに新
しいAVPを作成することは、個々の素子の開発コスト
を大幅に増加させるであろう。したがって、独立したマ
イクロプロセッサのために開発された標準のAVPを用
いて、ASIC内に埋め込まれたマイクロプロセッサ・
コアをテストするための方法を用意することが望まし
い。
【0004】マイクロプロセッサ・コアをASICに埋
め込むことに起因する別の厄介な問題は、埋め込みマイ
クロプロセッサ・コア上で走るソフトウェアのテストに
関するものである。一般に、マイクロプロセッサ用のソ
フトウェアは、イン・サーキット・エミュレータ(IC
E)と呼ばれるテスト・ツールを用いてテストされ、ハ
ードウェアに組み込まれる。ICEは通常マイクロプロ
セッサの接続ポイントに結合される接続ポイントを備
え、かつ高度のデバッグ能力を備えながら、マイクロプ
ロセッサ動作をエミュレートする。このようにしてシス
テムのハードウェアとソフトウェアのデバッグの際に、
独立のマイクロプロセッサは埋め込まれたシステムから
取り外されてICEで置き換えることができる。しか
し、ASIC内にマイクロプロセッサが搭載された場合
は、マイクロプロセッサへの接続ポイントは、ASIC
論理回路の内部に埋め込まれてしまう。ASIC内に埋
め込まれたマイクロプロセッサに対してICEを使う1
つの方法は、すべてのマイクロプロセッサI/Oを、A
SIC素子上の外部I/Oピンに引き出すことである。
しかし、ほとんどのアプリケーションでは、通常のオペ
レーションの間は、マイクロプロセッサのI/O信号の
大部分は、外部I/Oピンで必要になることはない。A
SICの開発の間にだけ使われるすべてのマイクロプロ
セッサI/O信号を、ASIC素子のI/Oピンとして
加えた場合は、ASICのパッケージ・サイズを大きく
増加させ、したがってそのコストを大きく増加させる。
埋め込みマイクロプロセッサにICEを使用するために
ASICの外部I/Oピンを当てるこの方法は、一般に
費用効率の良い解決策ではない。更に、ASIC内に2
つ以上の埋め込みマイクロプロセッサ・コアを必要とす
るアプリケーションについては、すべての専用のマイク
ロプロセッサI/O信号を外部I/Oピンに割り当てた
ならば、実現不可能なI/Oピン数になる。
【0005】ASIC内にマイクロプロセッサ・コアを
埋め込むための種々のアーキテクチャが知られている。
例えば、米国特許番号5,254,940号「Test
able Embedded Microproces
sor and Method of Testing
Same」(Oke、外に1993年10月19日発
行、LSI Logic Corp.に譲渡)は、AS
ICが特別のテスト・モードに構成された場合にのみ、
マイクロプロセッサI/Oがオフ・チップで駆動される
ように、マイクロプロセッサ・コアを埋め込む方法を開
示した。ここで図1はOke、外による特許中の図2を
再生したものである。通常のオペレーションでは、チッ
プ出力パッド214は、特定用途向け論理回路の入出力
信号に用いられる。この回路200は、独立したマイク
ロプロセッサのために開発された標準のAVPを使用し
て、埋め込みマイクロプロセッサ204をテストするこ
とを可能にしている。しかし、Oke、外の回路はIC
Eで埋め込みマイクロプロセッサを代用できないという
点で制限がある。更に、Oke、外の回路は一定方向の
信号に制限されて、双方向のI/O線にするための解決
法は備えていない。
【0006】ASIC内にマイクロプロセッサを埋め込
むための別の設計が、米国特許番号5,304,860
「Method for Powering Down
aMicroprocessor Embedded
within a Gate Array」(199
4年4月19日、Ashby、外に発行、Motoro
la,Inc.に譲渡)に記述されている。ここに図2
はAshby、外の特許中の図7の再生である。Ash
by、外の特許は、埋め込みのマイクロプロセッサ・コ
アと特定用途向け論理回路とがお互いに分離できるよう
に、マイクロプロセッサ・コアを埋め込む方法を記述し
ている。Ashby、外の回路は、標準のAVPを使用
して埋め込みマイクロプロセッサ・コアをテストするこ
とを可能にし、更にICEを接続して埋め込みマイクロ
プロセッサをエミュレートすることを可能にする。しか
し、その回路には制限があり、すべての動作モードで、
特定用途向け論理回路に結合されたマイクロプロセッサ
のすべてのI/O信号を、I/Oピンでアクセス可能に
することができない。増大するI/Oピンへの要求は、
一般にチップのサイズ、パッケージのサイズを増大さ
せ、したがってASICのコストを増大させる。2つ以
上の埋め込みマイクロプロセッサ・コアを持つASIC
にとって、過度のピン・アウトはより一層重大な問題に
なってきている。別の重大な欠点は、埋め込みマイクロ
プロセッサと特定用途向け論理回路との間のすべての接
続が、常にオフ・チップ・ドライバ54及びそれに対応
するレシーバ58を経由して行われることである。オフ
・チップ・ドライバ及びレシーバの信号伝達遅延は、オ
ン・チップ信号の信号伝達遅延よりも遥かに大きい。し
たがって、マイクロプロセッサ・コアと特定用途向けの
論理回路との間のすべての接続をオフ・チップ・ドライ
バ、及びレシーバを経由して行うことは、増大する伝達
遅延のために、重大な性能上の制限をもたらす。
【0007】埋め込みマイクロプロセッサを含む集積回
路に関連のあるもう1つのアーキテクチャは、米国特許
番号5,331,571号「Testing and
Emulation of Integrated C
ircuits」(1994年7月19日、Arono
ff、外に発行、NEC Electronics,I
nc.に譲渡)に開示されている。Aronoff、外
の回路は、埋め込みマイクロプロセッサのテストが可能
であるが、内部のスリー・ステイト・バス(即ち、完全
にチップ内にある論理回路を接続するスリー・ステイト
・バス)を必要とする。内部スリー・ステイト・バス
は、集積回路の完全なテスタビリテイを保証しない。例
えば、もしスリー・ステイト・ドライバがオンになるべ
き場合にオフにされても、その出力は依然として回路が
機能していることを示す論理状態にフロートしている可
能性があり、その結果、集積回路中の欠陥を隠してしま
う。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】したがって、独立のマ
イクロプロセッサのために開発された標準のAVPを使
ってマイクロプロセッサ・コアのテストが可能であり、
埋め込みマイクロプロセッサ・コアをエミュレーション
するためにICEの使用が可能であり、オフ・チップ・
ドライバ及びレシーバを経由せずにマイクロプロセッサ
・コアを特定用途向け論理回路に直接結合でき、更にス
リー・ステイト素子を全く含まないために完全なテスタ
ビリテイが保証される、埋め込みマイクロプロセッサ・
コアをもつASICのような集積回路を提供する必要性
がある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に従い、ASIC
などの集積回路のために集積回路素子の信号の伝達経路
を制御するテスト・モード・マトリックス回路が提供さ
れる。テスト・モード・マトリックス回路の機能は、制
御入力の状態で決定される。制御入力が通常のオペレー
ション用に構成されている場合は、特定用途向け論理回
路はオフ・チップI/Oのドライバ/レシーバを通過せ
ずに、マイクロプロセッサ・コアに直接結合される。更
に、通常モードにおいては、様々な信号が特定用途向け
論理回路からI/Oドライバ/レシーバに結合される。
制御入力がAVPオペレーション用に構成されている場
合は、マイクロプロセッサ・コアI/O信号はI/Oド
ライバ/レシーバに直接結合され、独立マイクロプロセ
ッサ用に開発された標準AVPを外部の試験器が埋め込
みマイクロプロセッサ・コアに適用できるようにする。
制御入力がICEオペレーション用に構成されている場
合は、通常のオペレーションの間にはマイクロプロセッ
サ・コアに結合されている特定用途向け論理回路信号
が、この場合にはI/Oドライバ/レシーバに結合さ
れ、特定用途向け論理回路、及びマイクロプロセッサ・
コアのソフトウェアのデバッグの際に、外部のICEが
埋め込みマイクロプロセッサ・コアの機能をエミュレー
トすることを可能にする。制御入力は製造の際の集積回
路のスキャン・テストを可能にするように、その他の動
作モードを決めることもできる。更に、テスト・モード
・マトリックスはスリー・ステイト素子を全く含まない
ので、集積回路の完全なテスタビリテイを可能にする。
【0010】本発明の前述の目的及び他の目的、特徴、
ならびに利点は、本発明の好ましい実施例について付随
の図面において説明されるような、以下のより詳細な記
述から明白になろう。
【0011】
【発明の実施の形態】図3に示すように、本発明の1番
目の実施例に従ったASIC300のような集積回路
は、マイクロプロセッサ・コア310、特定用途向け論
理回路320、I/O回路330、及びテスト・モード
・マトリックス340を含んでいる。テスト・モード・
マトリックス340は、マイクロプロセッサ・コア31
0、特定用途向け論理回路320、及びI/O回路33
0を相互接続する。その結果、外部試験器をI/O回路
330に結合することにより、標準のテスト・ベクトル
を使用してマイクロプロセッサ・コア310をテスト可
能にし、イン・サーキット・エミュレータ(ICE)を
I/O回路330に接続することによって、マイクロプ
ロセッサ・コア310のための特定用途向け論理回路3
20、及びコードのシステム・テスト及びデバッグを可
能にし、更に、通常の回路オペレーションを可能にす
る。テスト・モード・マトリックス340は、どの信号
もI/O回路330内にあるオフチップ・ドライバ/レ
シーバを経由させることなしに、更にこれらのどの信号
もスリー・ステイト素子を経由させることなく、マイク
ロプロセッサ・コア310と特定用途向け論理回路32
0との間の必要な接続を行い、その結果、ASICの完
全なテスタビリテイを維持しつつ高度の性能発揮を可能
にする。
【0012】マイクロプロセッサ・コア310はコード
を実行し、特定用途向け論理回路320をコントロール
し、ASIC300にその要求された機能を実行させ
る。マイクロプロセッサ・コア310は、ASIC内の
搭載に適合したいずれかのマイクロプロセッサ・コアで
ある。特定用途向け論理回路320は、マイクロプロセ
ッサ・コア310と相互作用するように設計され、構成
されている論理回路のアレイである。I/O回路330
は、ASICが外部素子にインタフェースするためのす
べてのオフ・チップ・ドライバ及びレシーバを提供す
る。ASIC300のオペレーション・モードは、説明
のため図3にAVP及びICEとして示されている制御
信号382の状態に依存する。これらの制御信号382
は、I/O回路330及び信号390を経由してテスト
・モード・マトリックス340に到達し、テスト・モー
ド・マトリックス340は、制御信号382により選択
された特定のモードにしたがってその機能を変える。
【0013】図3に示す特定の実施例においては、2つ
バイナリの制御信号382(AVP、ICE)は4つの
異なるオペレーション・モードを規定する。オペレーシ
ョンの一番目のモードでは、AVPとICEは共にデア
サート(de−assert)され、ASIC300に
通常のオペレーションをさせる。オペレーションの二番
目のモードでは、AVPがアサート(assert)さ
れる一方ICEはデアサートされて、ASICは「AV
Pモード」と称される特別なテスト・モードに入る。こ
のモードは、標準のテスト・ベクトルをI/O回路33
0に適用し、マイクロプロセッサ・コア310をテスト
することを可能にする。オペレーションの三番目のモー
ドでは、AVPがデアサートされる一方ICEがアサー
トされ、ASICを「ICEモード」と称する別の特別
なテスト・モードに入らせる。このモードは、イン・サ
ーキット・エミュレータ(ICE)をI/O回路330
と接続することにより、特定用途向け論理回路320、
及びマイクロプロセッサ・コア310用コードのデバッ
グを可能にする。オペレーションの四番目のモードで
は、AVP及びICEの両方がアサートされ、ASIC
300をユーザーが選択する別のモードに入らせる。四
番目のモードの適切な一例としては、製造段階でのAS
IC300のスキャン・テストを可能にすることであ
る。
【0014】制御信号382の状態は、テスト・モード
・マトリックス340の入力390に反映されて、テス
ト・モード・マトリックス340に選択されたモードに
対する適切な接続を行わせる。テスト・モード・マトリ
ックス340は双方向性であり、したがって、入力、出
力、および双方向性信号を切り換えることができる。通
常のモード(例えば、AVP及びICEが共にデアサー
トされた場合)では、テスト・モード・マトリックス3
40は、バス350上のマイクロプロセッサI/O信号
をバス360上の一番目のセットの特定用途向け論理回
路I/O信号に結合し、更にバス370上の二番目のセ
ットの特定用途向け論理回路I/O信号をバス380に
結合し、この信号は同様にI/O回路330に結合され
る。オフ・チップに現れる信号(即ち、バス380上に
あってI/O回路330に結合されている)が、特定用
途向け論理回路320からの信号370であることに注
意を要する。特定用途向け論理回路320が、マイクロ
プロセッサI/Oの一部をバス360からバス370に
内部で伝達しない限り、マイクロプロセッサI/O信号
350は、必ずしもオフ・チップに出現しない。したが
って、通常のモードでは、マイクロプロセッサ・コア3
10を容易にアクセスし試験することはできない。しか
しAVPモードを使用すれば、マイクロプロセッサ・コ
ア310は常にテストが可能である。
【0015】AVPモード(例えば、AVPがアサート
されて、ICEがデアサートされる場合)においては、
テスト・モード・マトリックス340が、バス350上
のマイクロプロセッサI/O信号をバス380に伝達す
るため、すべてのマイクロプロセッサI/O信号は、オ
フ・チップ信号としてアクセスが可能になる。したがっ
て、AVPモードは、I/O回路330に結合された外
部試験器が、独立のマイクロプロセッサ用に開発された
標準テスト・ベクトルを、ASIC300内のマイクロ
プロセッサ・コア310の試験に使用することを可能に
する。
【0016】ICEモード(例えば、AVPがデアサー
トされて、ICEがアサートされる場合)においては、
テスト・モード・マトリックス340は、バス360上
のI/O信号をバス380に結合させる。通常のモード
においては、バス360は、特定用途向け論理回路32
0にマイクロプロセッサI/Oを提供する。ICEモー
ドにおいては、マイクロプロセッサ・コア310をエミ
ュレートするために、外部のイン・サーキット・エミュ
レータ(ICE)をI/O回路330に結合する。バス
380のバス360への結合は、通常のモードにおいて
一般にバス380を経由してオフ・チップに接続されて
いるバス370上の信号が、ICEモードではオフ・チ
ップに現れていないことを必然的に示している。なぜな
らば、バス380のすべてのオフ・チップI/Oは、バ
ス360を経由して特定用途向け論理回路320に結合
されているからである。ICEモードでバス370の信
号が利用できないことの影響は、特定用途向け論理回路
320内の信号中のどの信号がバス370に結合される
べきかを適切に選択することにより、最小限に抑えるこ
とができる。
【0017】さて図4に示すように、本発明の二番目の
実施例によるASIC400がマイクロプロセッサ・コ
ア310、特定用途向け論理回路320、及びテスト・
モード・マトリックス340(一番目の実施例と同様
に)を適切に含み、更に二番目のマイクロプロセッサ・
コア410、二番目のテスト・モード・マトリックス4
40、コア選択マトリックス454、及びI/O回路4
30を含んでいる。本発明の二番目の実施例によるAS
IC400は、複数のマイクロプロセッサが1個のAS
IC素子に組み込まれる場合に使用される。説明上、図
4のマイクロプロセッサ・コアの数は2として示されて
いるが、本発明は、ASICなどの集積回路内に埋め込
まれるマイクロプロセッサ・コアの数を、必要に応じて
いかなる数にも拡張することができる。
【0018】入力492が一番目の状態にある場合は、
コア選択マトリックス454はバス380の信号をバス
452へ切り換え、更に、入力492が二番目の状態に
ある場合は、バス480の信号をバス452に切り換え
る。入力492の2つの状態はCORE_SELECT
入力の2つの状態と対応し、したがって、コア選択マト
リックス452は、どのバス(380又は480)がI
/O回路430に結合されるかを選択する。
【0019】I/O回路430への制御信号482は、
ASIC400のオペレーションのモードを決定し、A
VP信号及びICE信号(図3に示した一番目の実施例
の場合と同様に)、ならびに1つ以上のCORE_SE
LECT信号を適切に含む。制御信号482の状態は、
テスト・モード・マトリックス340の入力390、テ
スト・モード・マトリックス440の入力490、及び
コア選択マトリックス454の入力492に反映され、
これらが総合されて適切なテスト・モード・マトリック
ス(340又は440)、及びコア選択マトリックス4
54に、選択されたモードに対して適切な接続を行わせ
る。ASIC400への制御信号482は、ASIC3
00(図3)に対してと同様なモード、即ち、通常のモ
ード、AVPモード、ICEモード、及び他のモード
(必要に応じて)を決定する。しかしながら、制御信号
482は、AVPモード及びICEモード(及び、恐ら
く他の1つ以上のモードも)をマイクロプロセッサ・コ
ア310、及び410の両方に与える必要もある。AV
P及びICE制御信号は、ASIC300に対する場合
と同様に機能し、一方CORE_SELECTはどのマ
イクロプロセッサ・コア(310又は410)を選択す
るべきかを決定する。
【0020】通常のモードにおいては(例えば、AVP
及びICEが共にデアサートされた場合)、テスト・モ
ード・マトリックス340は、バス350のマイクロプ
ロセッサーI/O信号を、バス360上の一番目のセッ
トの特定用途向け論理回路I/O信号に結合し、更にバ
ス370の第二のセットの特定用途向け論理回路I/O
信号をバス380に結合する。コア選択マトリックス4
54は、通常のモードにおいてI/O回路430により
適切な状態に駆動されている制御信号492に応答し
て、バス380上の信号をI/O回路430に結合され
ているバス452に結合する。オフ・チップに現れる信
号(即ち、I/O回路430に接続された)が、特定用
途向け論理回路320からの信号370であることに注
意が必要である。更に、通常モードにおいて、テスト・
モード・マトリックス440は、マイクロプロセッサI
/O信号をバス450からバス470に伝達する。バス
480は通常のモードでは不活性で、テスト・モードに
おいてのみ使用される。
【0021】マイクロプロセッサ・コア310が選択さ
れた状態(例えば、AVPがアサートされ、ICEがデ
アサートされ、更にCORE_SELECTがコア31
0に対応する一番目の状態にある場合)でのAVPモー
ドにおいては、テスト・モードマトリックス340は、
バス350のマイクロプロセッサI/O信号をバス38
0に結合する。その時、コア選択マトリックス454
は、一番目の状態(コア31Oに対応している)にある
インプット492に応じて、バス380をバス452に
結合し、その結果マイクロプロセッサ・コア310用の
(即ち、バス350上の)すべてのマイクロプロセッサ
I/O信号は、オフ・チップ信号としてアクセス可能に
なる。このような方法で、I/O回路430に結合され
た外部の試験器は、ASIC300内のマイクロプロセ
ッサ・コア310をテストするために、独立のマイクロ
プロセッサ用に開発された標準のテスト・ベクトルを適
用することができる。マイクロプロセッサ・コア410
は、AVPモードにおいて同様な方法で、AVPをアサ
ートし、ICEをデアサートし、更にコア410に対応
した二番目の状態にコア選択を置くことによってテスト
可能である。このモードでは、テスト・モード・マトリ
ックス440は、バス450のマイクロプロセッサーI
/O信号をバス480に結合する。そこで、コア選択マ
トリックス454は、コア410に対応する二番目の状
態にある入力492に応答して、バス480をバス45
2に結合し、マイクロプロセッサ・コア410用の(即
ち、バス450上にある)すべてのマイクロプロセッサ
I/O信号を、オフ・チップでアクセス可能にし、その
結果、標準のテスト・ベクトルによってマイクロプロセ
ッサ・コア410をテストすることを可能にする。した
がって、AVPモードでは、マイクロプロセッサ・コア
310及び410は、CORE_SELECT制御信号
によって適切なコアを選ぶこと、及び適切なテスト・ベ
クトル(例えば、AVP)をI/O回路430に適用す
ることによってテスト可能である。
【0022】ICEモードでは、外部のイン・サーキッ
ト・エミュレータ(ICE)は、埋め込まれたマイクロ
プロセッサ・コア310、及び410のどちらか1つを
エミュレートするために、I/O回路430に結合され
る。マイクロプロセッサ・コア310が選択されたIC
Eモード(例えば、AVPがデアサートされ、ICEは
アサートされ、マイクロプロセッサ・コア310に対応
してCORE_SELECTは一番目の状態にある場
合)では、テスト・モード・マトリックス340は、バ
ス360のI/O信号をバス380に結合する。その
時、コア選択マトリックスは、一番目の状態(マイクロ
プロセッサー・コア310に対応している)にある入力
492に応答してバス380をバス452へ結合する。
通常モードではバス360は、バス350上のマイクロ
プロセッサ・コア310からのマイクロプロセッサI/
Oを、特定用途向け論理回路320に供給する。バス3
60へのバス380の結合は、通常モードにおいて普通
にはバス380を経由してオフ・チップに接続されてい
るバス370の信号が、ICEモードにおいては、オフ
・チップでアクセスできないことを必然的に意味してい
る。上述のように、ICEモードでバス370の信号が
アクセスできないことの影響は、特定用途向け論理回路
320中のどの信号をバス370に結合するべきかを適
切に選択をすることにより、最小限に抑えられる。IC
Eは又、AVPをデアサートし、ICEをアサートし、
更にCORE_SELECTを二番目の状態(マイクロ
プロセッサ・コア410に対応する)に設定することに
より、マイクロプロセッサ・コア410の機能をエミュ
レートするためにも使用される。このモードにおいて
は、テスト・モード・マトリックス440はバス470
をバス480に連結する。その時、コア選択マトリック
ス454は、二番目の状態(マイクロプロセッサ・コア
410に対応している)にある入力492に応答して、
バス480をバス452に連結することにより、バス4
70のマイクロプロセッサ・コア410の機能をエミュ
レートするために、外部のICEをI/O回路430に
接続することを可能にしている。このようにして、IC
Eモードにおいては、CORE_SELECT制御信号
により適切なコアを選ぶことで、外部のICEを埋め込
みマイクロプロセッサ・コア310及び410のうちの
1つと入れ換えることができる。
【0023】本発明に従ったテスト・モード・マトリッ
クス(例えば、340及び440)は、各種の異なる内
部回路構成を用いて実施できる。図5において、1つの
適切な回路が、テスト・モード(例えば、AVP、IC
E、又は他のテスト・モード)の間にだけ、I/O回路
(例えば、パッド570)にマイクロプロセッサI/O
信号を供給する非専用セル500である。非専用セル5
00は、テスト・モードの間のみ外部的に(例えば、パ
ッド570において)アクセスされる個々のI/O信号
に、適切に使用される。図6において、他の適切な回路
は、テスト・モードのみならず通常なモードにおいて
も、I/O回路(例えば、パッド570)にマイクロプ
ロセッサI/O信号を供給する専用セル600である。
専用セル600は、テスト・モードのみならず通常のモ
ードのオペレーションでも、外部的に(例えばパッド5
70において)アクセス可能であるべき個々のI/O信
号用として使用される。マイクロプロセッサI/Oから
パッド570への、及びパッド570からマイクロプロ
セッサI/Oへの接続が、図5の非専用セルの場合のよ
うに、単にテスト・モードにおいてのみならず、通常モ
ードにおいても出力パッドをI/O信号に「専用」に維
持するという点でセル600は「専用」である。
【0024】図5において、非専用セル500は、マイ
クロプロセッサ・コア310と特定用途向け論理回路3
20との間におかれた、テスト・モード・マトリックス
340(図3と4)の1部であり、更に、データ出力5
72、出力イネーブル574,及びデータ入力576を
有する出力パッド570に結合される。パッド570
は、I/O回路330又は430内の1つの特定のI/
O回路と対応している。セル500は、テスト・モード
の間(即ち、AVP、ICE、及び他のモードの場合も
あり)のみ、パッド570において信号が必要な場合
に、マイクロプロセッサ・コア310から特定用途向け
論理回路320への、及び特定用途向け論理回路320
からマイクロプロセッサ・コア310への、1個の双方
向信号に必要な接続を実現する。図示した例として、図
5に示す双方向の信号は、図3及び図4のマイクロプロ
ッセッサ・コア310のD0(データ・ビット0)信号
であり、D0_OUT信号(D0出力)、D0_IN信
号(D0入力)とD0_EN信号(D0イネーブル)か
ら成っている。コア310のD0_ENは、コア310
によりアサート(即ち、HIGHに駆動)されて、D0
_OUT出力のコア310のデータが有効であることを
示している。同様に、論理回路320が有効なデータを
D0_OUT出力に持っている場合は、論理回路320
のD0_ENが、論理回路320によりHIGHに駆動
される。
【0025】非専用セル500は、マルチプレクサ(M
UX)510、520、530、及び540、ならびに
ゲート550及び560を適切に含んでいる。マルチプ
レクサ510及び520は、イネーブル(G)入力がデ
アサート(例えば、HIGH)の場合にデアサートされ
る(例えば、LOWに駆動される)アウトプットを持
つ、適切な2対1のマルチプレクサである。マルチプレ
クサ510及び520は、選択SがLOWで、エネーブ
ルGがアサート(例えば、LOW)される場合に、入力
0の信号を出力に伝達する。マルチプレクサ510及び
520は、選択SがHIGHで、イネーブルGがアサー
トされた場合に、入力1の信号を出力に伝達する。マル
チプレクサ510及び520は、イネーブルGがHIG
Hの場合、それらの出力をデアサートされた状態(例え
ば、LOWに駆動される)にする。更に、マルチプレク
サ530及び540は、選択ラインSが00の場合に入
力00を出力に伝達し、選択ラインSが01の場合に入
力01を出力に伝達し、選択ラインSが10の場合に入
力10を出力に伝達し、更に選択ラインSが11の場合
に入力11を出力に伝達する、適切な4対1マルチプレ
クサである。
【0026】セル500の機能は、オペレーションの個
々のモード(即ち、通常モード、AVPモード、ICE
モード、及び他のモード)において、信号とその効果を
分析することによって最もよく理解できる。通常モード
においては、AVPとICEの両方がデアサートされ
る、即ち、図5のセル500に対して、AVP及びIC
Eが共にLOWになる。AVP及びICEが共にLOW
で、マルチプレクサ510はAVPのLOW信号によっ
て使用可能になり、入力0はICE LOW信号により
選択される。その結果、マルチプレクサ510は、マイ
クロプロッセッサ・コア310からのD0_OUTを特
定用途向け論理回路320のD0_INに伝達する。マ
ルチプレクサ520も又使用可能(ICE LOW)に
され、入力0が選択され(AVP LOW)、マルチプ
レクサ520が、特定用途向け論理回路320からのD
0_OUTをマイクロプロッセッサ・コア310のD0
_INに伝達する。更に、AVPとICEが共にLOW
で、マルチプレクサ530は特定用途向け論理回路32
0からのOTHER_OUTを、パッド570のデータ
出力572に結合されているCIO_OUTに伝達す
る。マルチプレクサ540は、特定用途向け論理回路の
OTHER_ENを、パッド570の出力イネーブル5
74に結合されているCIO_ENに伝達する。更に,
AVP及びICEが共にLOWにより、ゲート560の
出力AUX_INはLOWになり、一方ゲート550
は、パッド570からのデータ入力を特定用途向け論理
回路320のOTHER_IN入力に素通しにする。し
たがって、通常モードでは以下の接続になる。 (1) コア310のD0_OUTを論理回路320に (2) 論理回路320のD0_OUTをコア310の
D0_INに (3) 論理回路320のOTHER_OUTをパッド
570のデータ出力572に (4) 論理回路320のOTHER_ENをパッド5
70の出力イネーブル574に (5) パッド570のデータ入力576を論理回路3
20のOTHER_INに したがって、通常モードでは、いかなるオフ・チップ・
ドライバ/レシーバをも通過することなく、更にいかな
るスリー・ステイト素子をも通過することなく、コア3
10と論理回路320との間のデータラインの直接的な
結合をもたらしている。更に、通常モードはパッド57
0を論理回路320のOTHER I/Oに、そして論
理回路320のOTHER I/Oをパッド570に結
合する。
【0027】AVPモードでは、AVPはアサート(即
ち、HIGHに)され、及びICEはデアサート(即
ち、LOWに)される。AVPがHIGH、及びICE
がLOWの場合、マルチプレクサ510はAVP HI
GH信号により無効にされ、特定用途向け論理回路32
0へのD0_IN入力をデアサートされた状態(例え
ば、LOW)に置く。マルチプレクサ520が有効で
(ICE LOWにより)、入力1が選択されると(A
VP HIGHにより)、マルチプレクサ520は、パ
ッド570からのデータ入力576を、マイクロプロッ
セッサ・コア310のD0_INに伝達する。更にAV
P HIGH、及びICE LOWで、マルチプレクサ
530は、マイクロプロッセッサ・コア310のDO_
OUTを、パッド570のデータ出力572に結合され
ているCIO_OUTに伝達する。マルチプレクサ54
0は、マイクロプロッセッサ・コア310のD0_EN
を、パッド570の出力イネーブル574に結合されて
いるCIO_ENに伝達する。更にAVP HIGH及
びICE LOWで、ゲート550及び560の出力が
共にLOWに駆動される。したがって、AVPモードで
は結果的に以下の接続になる: (1) パッド570のデータ入力576からコア31
0のD0_INに (2) コア310のD0_OUTからパッド570の
データ出力572に (3) コア310のD0_ENからパッド570の出
力イネーブル574に したがって、AVPモードは、結果としてマイクロプロ
セッサI/O信号をパッド570に直接結合し、外部の
試験器がテスト・ベクトルをコア310に適用すること
を可能にしている。
【0028】ICEモードでは、AVPはデアサートさ
れて(即ち、LOW)、ICEはアサートされる(即
ち、HIGH)。AVP LOW、及びICE HIG
Hにより、マルチプレクサ510が有効になり(AVP
LOWにより)、更に入力1が選択され(ICE H
IGHにより)、マルチプレクサ510が、パッド57
0のデータ入力576を特定用途向け論理回路320の
D0_IN入力に伝達する。マルチプレクサ520はI
CE HIGH信号により無効にされ、マイクロプロッ
セッサ・コア310のD0_IN入力をデアサートされ
た状態(例えば、LOW)にする。更にAVP LO
W、及びICE HIGHで、マルチプレクサ530
は、特定用途向け論理回路320からD0_OUTを、
パッド570のデータ出力572に結合されているCI
O_OUTに伝達する。マルチプレクサ540は特定用
途向け論理回路320からのD0_ENを、パッド57
0の出力イネーブル574に結合されているCIO_E
Nに伝達する。更に、AVP LOW、及びICE H
IGHにより、ゲート550及び560の出力は共にL
OWに駆動される。したがって、ICEモードでは結果
として以下の接続になる。 (1) パッド570のデータ入力576から論理回路
320のD0_INに (2) 論理回路320のD0_OUTからパッド57
0のデータ出力572に (3) 論理回路320のD0_ENからパッド570
の出力イネーブル574に したがって、ICEモードは、結果的に論理回路320
からパッド570にI/O信号を直接結合し、外部のI
CEがコア310をエミュレートすることを可能にして
いる。
【0029】四番目のモードでは、AVP及びICEが
共にHIGHで、マルチプレクサ510及び520は共
に無効になり、特定用途向け論理回路320のD0_I
N入力、及びマイクロプロッセッサ・コア310へのD
0_IN入力が、デアサートされた状態(例えば、LO
W)になる。マルチプレクサ530は信号AUX_OU
Tを、パッド570のデータ出力572に結合されてい
るCIO_OUTに伝達する。マルチプレクサ540は
信号AUX_ENを、パッド570の出力イネーブル5
74に結合されているCIO_ENに伝達する。更に、
AVP及びICEが共にHIGHで、ゲート550の出
力がLOWに駆動され、そしてゲート560の出力(A
UX_IN)が、パッド570のデータ入力576から
のCIO_INと同じ論理回路的状態になる。したがっ
て、この四番目のモードはASIC内の他の信号(例え
ば、AUX)をパッド570でアクセス可能にしてい
る。そのような四番目のモードの1つの例が、AUX_
INにスキャン・データ入力信号を結合し、更にAUX
_ENをプルダウンに結合することにより、又はAUX
_OUTにスキャン・データ出力信号をAUX_OUT
に結合し、そしてAUX_ENをプルアップに結合する
ことにより、製造過程でのASICのスキャン・テスト
を可能にすることである。
【0030】1方向の入力又は出力信号のために、セル
500のサブセットが使用できることに注目すべきであ
る。セル500は必要に応じて複数使用することがで
き、更に様々なセル500は、テスト・モード・マトリ
ックス340用の必要なチップ面積を最小限にするため
に、内部の物理的構造を共有することができる。
【0031】さて図6において専用セル600は、マイ
クロプロッセッサ・コア310と特定用途向け論理回路
320との間に置かれたテスト・モード・マトリックス
340の一部であり、また、パッド570にも結合され
ている。セル600は、通常モード及びテスト・モード
の双方において、パッド570でマイクロプロセッサI
/O信号が必要な場合に、マイクロプロッセッサ・コア
310から特定用途向け論理回路320に、更に特定用
途向け論理回路320からマイクロプロッセッサ・コア
310に、1つの双方向信号に必要な接続を行う。図示
した例として、図6に示す双方向の信号は、図5に示し
たマイクロプロッセッサ・コア310のD0(データ・
ビット0)信号と同じである。専用セル600は、マル
チプレクサ(MUX)610、620、630、及び6
40、ならびにゲート660、680、682、68
4、及び686を適切に含んでいる。専用セル600の
機能は、AVP、ICE、及び他のモードでの非専用セ
ル500の機能と同一であるが、しかし、通常モードに
おいては異なっている。非専用セル500と専用セル6
00との違いは、通常モードにおけるセル600の信号
と効果を分析することにより、最もよく理解できる。
【0032】通常モードにおいて、AVP及びICEが
共にデアサートされる、即ちLOWである。AVP及び
ICEが共にLOWであると、マルチプレクサ610は
AVP LOW信号のため使用可能になる。マルチプレ
クサ610への選択入力はゲート680の出力に結合さ
れる。したがって、ICE LOWにより、マイクロプ
ロッセッサ・コア310のD0_EN出力がHIGHの
場合、ゲート680の出力がLOWになり、マルチプレ
クサ610は、マイクロプロッセッサ・コア310から
のD0_OUT信号を、特定用途向け論理回路320の
D0_IN入力に伝達する。しかし、コア310のD0
_EN出力がLOWになる場合は、ゲート680の出力
はHIGHになり、その結果、マルチプレクサ610
が、パッド570からのCIO_IN信号を特定用途向
け論理回路320のD0_IN入力に伝達する。
【0033】通常モードにおいてICE LOWによ
り、マルチプレクサ620もまた使用可能になる。ゲー
ト682の出力はマルチプレクサ620の選択ラインを
駆動する。AVP LOWにより、特定用途向け論理回
路320からのD0_EN出力がHIGHの場合は、ゲ
ート682の出力はLOWになり、マルチプレクサ62
0は、特定用途向け論理回路320からのD0_OUT
信号を、マイクロプロッセッサ・コア310のD0_I
N入力に伝達する。しかし、D0_EN出力がLOWに
なると、ゲート682の出力はHIGHになり、その結
果マルチプレクサ620は、パッド570のデータ入力
576からのCIO_IN信号を、マイクロプロッセッ
サ・コア310のD0_IN入力に伝達する。
【0034】通常モードでAVPおよびICEが共にL
OWの場合、マルチプレクサ630及び640が共にそ
れら自身の00入力を、それら自身のそれぞれの出力に
伝達する。マルチプレクサ630の00入力はORゲー
ト684の出力である。ORゲート684への入力は、
マイクロプロッセッサ・コア310からのD0_OU
T、及び特定用途向け論理回路320からのD0_OU
Tである。対応するD0_ENが不活性な場合は、コア
310又は論理回路320のどちらかからのD0_OU
TがLOWに保たれるものと仮定する。したがって、コ
ア310又は論理回路320のどちらかからのD0_O
UTがHIGHになる場合、マルチプレクサ630(C
IO_OUT)の出力がHIGHになり、パッド570
のデータ出力572をHIGHにする。同様に、コア3
10又は論理回路320のどちらかのD0_EN信号が
HIGHの場合、マルチプレクサ640(CIO_E
N)の出力もまたHIGHになり、パッド570の駆動
出力イネーブル574をHIGHにする。更に、AVP
及びICEが共にLOWにより、ゲート660の出力が
LOWに駆動され、結果としてAUX_INにLOW信
号をもたらす。したがって、通常モードでは以下の接続
になる。 (1) コア310のD0_ENがLOWの場合、パッ
ド570のデータ入力576から論理回路320のD0
_INに (2) コア310のD0_ENがHIGHの場合、コ
ア310のD0_OUTから論理回路320のD0_I
Nに (3) 論理回路320のD0_ENがLOWの場合、
パッド570のデータ入力576からコア310のD0
_INに (4) 論理回路320のD0_ENがHIGHの場
合、論理回路320のD0_OUTからコア310のD
0_INに (5) コア310のD0_OUT、又は論理回路32
0のD0_OUTのいずれかがHIGHの場合、パッド
570のデータ出力572がHIGH (6) コア310のD0_EN、又は論理回路320
のD0_ENのいずれかがHIGHの場合、パッド57
0の出力イネーブル574がHIGH 上述のように、AVPモード、ICEモード、及び他の
モードのための接続は、図5の非専用セル500の接続
と同一である。
【0035】再び図4において、テスト・モード・マト
リックス340は、非専用セル500及び専用セル60
0の組み合わせを適切に含んでおり、他方テスト・モー
ド・マトリックス440は、専用セル600のみを適切
に含んでいる。ここで記述し、図示したセル500及び
600が入力、出力、及びイネーブル信号から成る双方
向信号を想定していることに注意すべきである。しか
し、セル500及び600は又、基本セル500及び6
00の未使用の入力をLOW論理回路レベルに駆動する
か、又は不要な電気回路を取り去ることでセル500又
は600の部分を最適化するか、のいづれかの方法によ
って、一定方向の入力又は出力信号用としても使用可能
である。
【0036】図7において、コア選択マトリックス45
4(図4)の内部の電気回路は、セル700を多数含ん
でいる。個々のセル700は、一番目のテスト・モード
・マトリックス(例えば、340)からのデータ入力C
IO_IN、データ出力CIO_OUT、及びイネーブ
ル入力CIO_EN、二番目のテスト・モード・マトリ
ックス(例えば、440)からの同じ3つの信号、及び
パッド570への対応する出力を含んでいる。セル70
0はマルチプレクサ710及び720、ならびにデコー
ダ730を含んでいる。マルチプレクサ710及び72
0は、それぞれのCORE_SELECTがLOWの場
合に入力0をそれらの出力に接続し、更にCORE_S
ELECTがHIGHの場合に入力1をそれらの出力に
接続する。デコーダ730は、CORE_SELECT
がLOWの場合にその入力信号をその出力0に接続し、
更にCORE_SELECTがHIGHの場合に入力を
その出力1に接続する。マルチプレクサ710はデータ
出力マルチプレクサ、マルチプレクサ720は出力イネ
ーブル・マルチプレクサ、及びマルチプレクサ730は
データ入力デコーダである。CORE_SELECTが
一番目の状態(例えば、マイクロプロッセッサ・コア3
10に対応してLOWにある場合)では、マルチプレク
サ710及び720、ならびにデコーダ730は、テス
ト・モード・マトリックス340からパッド570に信
号を選択的に結合し、更にコア選択が二番目の状態にあ
る時(例えば、マイクロプロッセッサ・コア410に対
応してHIGHにある場合)には、テスト・モード・マ
トリックス440からパッド570に選択的に信号を結
合する。
【0037】図示する目的で、セル700が、2つのテ
スト・モード・マトリックス340と440との間で切
り換える回路を用いて示されているが、セル700が、
いかなる数の埋め込みマイクロプロッセッサ・コアの間
においても、個々の対応するテスト・モード・マトリッ
クスを介して伝達される個々のマイクロプロッセッサ・
コアからの信号に対応するために、CORE_SELE
CT信号(及び対応する入力492)から成っている選
択線の数を単に増大させること、更にマルチプレクサ7
10及び720、ならびにデコーダ730への入力数を
増大させることにより、切り換え得るということは本発
明の範囲内にある。
【0038】本発明に従がって、集積回路(即ち、30
0及び400)のすべてのスリー・ステイト素子を取り
除くことにより、スリー・ステイト素子をもっている集
積回路に比較すると、いくつかの利益が生じる。例え
ば、ハイ・インピーダンス状態のスリー・ステイト・バ
スは、バスにより駆動される回路の切り換え閾値を横切
ってフロートし得るが、その結果これらの回路を急速に
オン・オフしてより多くの電力を消費する。したがっ
て、スリー・ステイト・バスを全くもたないことは、集
積回路の電力消費量を減らす。更に、スリー・ステイト
・バス上ではどのような瞬間においても、ただ1つドラ
イバのみが作動可能なので、一般的にテスト・パターン
を生成するためのツールは、スリー・ステイト素子に対
応していない。テストの際のバス上の競合を防止するた
めに、テストパターンは手で生成されなければならず、
スリー・ステイト素子をもつ集積回路のテスト費用は、
スリー・ステイト素子をもたない同等の集積回路と比べ
て、かなり増大する。しかし、集積回路内からすべての
スリー・ステイト素子を取り除いた本発明の結果の最も
重要な利点は、集積回路が100%テスト可能になるこ
とである。集積回路のすべての機能は、テストの際に1
つ、又はそれ以上のスリー・ステイト素子によって欠陥
が隠される恐れなく、十分に機能テストが可能である。
【0039】ここに述べたような1つ又はそれ以上のテ
スト・モード・マトリックスを含んだ本発明に従ったA
SICは、標準のテスト・ベクトルを使用して個々の埋
め込みマイクロプロッセッサ・コアの十分な機能テスト
を可能にすること、ICEがデバッグを目的として、ど
の埋め込みマイクロプロッセッサ・コア機能をもエミュ
レートできるようにすること、及び製造の際のASIC
のスキャン・テストなどのような、その他のテスト・モ
ードを必要に応じて使用可能にすることにより完全なテ
スタビリテイを備えている。マイクロプロッセッサ・コ
アと特定用途向け論理回路との間のすべての信号を、オ
フ・チップ・ドライバ、及びレシーバを介さず、更に1
つのスリー・ステイト素子をも通過させずに、テスト・
モード・マトリックス、又は複数のマトリックスを介し
て直接に伝達することによりASICの性能を高められ
る。
【0040】発明の内容が出願の好ましい実施例を参照
して詳細に示され、記述されたが、本発明の精神と範囲
を逸脱せずにその中の形態と細部の様々な変更をなし得
ることは、技術に知識をもつ当業者には理解されるであ
ろう。更に、種々の導電体、又は接続は図面上では単一
ラインとして示されているが、それらはそのような制限
された意味で示されてはおらず、当技術分野で理解され
ているように、複数の導電体又は接続から成り得ること
は理解されるであろう。
【0041】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
【0042】(1)(a) マイクロプロセッサと、
(b) 論理回路と、(c) 前記マイクロプロセッサ
動作信号を前記論理回路に直接伝達し、マイクロプロセ
ッサ・テスト信号を前記マイクロプロセッサに伝達し、
更に論理回路テスト信号を前記論理回路に伝達するため
に、マイクロプロセッサと論理回路との間を結合する信
号伝達手段と、を含む集積回路。 (2) 前記信号伝達手段が、前記集積回路のI/Oパ
ッドに結合されたいかなるI/Oドライバを経由させる
ことなく、更に前記I/Oパッドに結合されたいかなる
I/Oレシーバを経由させることもなく、前記マイクロ
プロセッサ動作信号を前記論理回路に伝達する、(1)
に記載の集積回路。 (3) 前記信号伝達手段がスリー・ステイト素子を全
く含まない、(1)に記載の集積回路。 (4) 前記信号伝達手段が複数の相互排他的状態のう
ちの1つで動作し、更に前記信号伝達手段が、前記複数
の状態の一番目で前記マイクロプロセッサ動作信号を前
記論理回路に伝達し、前記複数の状態の二番目で前記マ
イクロプロセッサ・テスト信号を前記マイクロプロセッ
サに伝達し、更に前記複数の状態の三番目で前記論理回
路テスト信号を前記論理回路に伝達する、(1)に記載
の集積回路。 (5) 更に、前記複数の状態のうちの1つを選択する
ための手段を含む、(4)に記載の集積回路。 (6) 複数のI/Oパッドに結合された複数のI/O
回路を更に含み、前記信号伝達手段が相互排他的な複数
の状態の中の1つで動作する前記集積回路であって、
(a) 前記信号伝達手段が前記複数の状態の一番目に
ある場合は、前記信号伝達手段が、前記マイクロプロセ
ッサ動作信号を前記論理回路に直接に伝達し、(b)
前記信号伝達手段が前記複数の状態の二番目にある場合
は、前記信号伝達手段が、前記マイクロプロセッサ・テ
スト信号を前記複数のI/O回路から前記マイクロプロ
セッサに伝達し、(c) 前記信号伝達手段が前記複数
の状態の三番目にある場合は、前記信号伝達手段が、前
記論理回路テスト信号を前記複数のI/O回路から前記
論理回路に伝達する、(1)に記載の集積回路。 (7) 前記信号伝達手段の前記一番目の状態が、前記
集積回路の通常の動作状態に対応し、前記信号伝達手段
の前記二番目の状態が、前記複数のI/Oパッドに前記
マイクロプロセッサの標準のテスト・ベクトルを適用し
て前記マイクロプロセッサをテストするための状態に対
応し、前記信号伝達手段の前記三番目の状態が、前記複
数のI/Oパッドにイン・サーキット・エミュレータを
結合して前記集積回路をテストするための状態に対応す
る、(6)に記載の集積回路。 (8) 前記信号伝達手段が、前記複数のI/O回路の
いずれをも経ることなく、前記マイクロプロセッサ動作
信号を前記論理回路に伝達する、(6)に記載の集積回
路。 (9) 前記信号伝達手段が、最低1つのテスト・モー
ド・マトリックスを含んでおり、個々のテスト・モード
・マトリックスは複数のセルを含み、個々のセルは前記
複数のI/O回路のうち少なくとも1つに結合されてお
り、更に、個々のセルが、(a) 前記一番目の状態に
おいて、前記マイクロプロセッサと前記論理回路との間
の信号を少なくとも1つ結合するための手段と、(b)
前記二番目の状態において、前記複数のI/O回路の
うちの少なくとも1つと前記マイクロプロセッサとの間
の信号を、少なくとも1つ結合するための手段と、
(c) 前記三番目の状態において、前記複数のI/O
回路のうちの少なくとも1つと前記論理回路との間の信
号を、少なくとも1つ結合するための手段と、を含む、
(6)に記載の集積回路。 (10) 前記信号伝達手段が四番目の状態にあると
き、前記信号伝達手段が、補助的テスト信号を前記集積
回路から前記複数のI/O回路に伝達する、(6)に記
載の集積回路。 (11) 前記信号伝達手段が、一番目のバスを前記マ
イクロプロセッサに結合し、二番目のバスを前記論理回
路に結合し、更に、三番目のバスを前記複数のI/O回
路に結合するテスト・モード・マトリックスを含み、
(a) 前記テスト・モード・マトリックスが前記一番
目の状態において、前記一番目のバスを前記二番目のバ
スに結合し、(b) 前記テスト・モード・マトリック
スが前記二番目の状態において、前記一番目のバスを前
記三番目のバスに結合し、更に、(c) 前記テスト・
モード・マトリックスが前記三番目の状態において、前
記二番目のバスを前記三番目のバスに結合する、(6)
に記載の集積回路。 (12) 前記テスト・モード・マトリックスが、前記
論理回路に結合された四番目のバスを更に含み、前記テ
スト・モード・マトリックスが前記一番目の状態におい
て、前記三番目のバスを前記四番目のバスに結合する、
(10)に記載の集積回路。 (13) 複数のマイクロプロセッサを含み、前記複数
のマイクロプロセッサのうちの1つを選択するための切
り換え手段を更に含んでいる、(1)に記載の集積回
路。 (14) 複数のマイクロプロセッサを含み、更に前記
信号伝達手段が、(a) 複数のテスト・モード・マト
リックスであって、それぞれの前記マイクロプロセッサ
に対して少なくとも1つのテスト・モード・マトリック
スと、(b) 前記複数のマイクロプロセッサのうち選
択された1つに対応する前記テスト・モード・マトリッ
クスを、前記複数のI/O回路に結合させるための切り
換え手段と、を含む、(6)に記載の集積回路。 (15) 個々のテスト・モード・マトリックスが、前
記対応するマイクロプロセッサに接続された一番目のバ
ス、前記論理回路に接続された二番目のバス、及び前記
切り換え手段に接続された三番目のバスを有し、(a)
前記テスト・モード・マトリックスが前記一番目の状
態で、前記一番目のバスを前記二番目のバスに結合し、
(b) 前記テスト・モード・マトリックスが前記二番
目の状態で、前記一番目のバスを前記三番目のバスに結
合し、(c) 前記テスト・モード・マトリックスが前
記三番目の状態で、前記二番目のバスを前記三番目のバ
スに結合する、(14)に記載の集積回路。 (16) 集積回路をテストする方法であって、(a)
前記集積回路上にマイクロプロセッサを設けるステッ
プと、(b) 前記集積回路上に論理回路を設けるステ
ップと、(c) マイクロプロセッサ動作信号を前記論
理回路に直接伝達し、マイクロプロセッサ・テスト信号
を前記マイクロプロセッサに伝達し、更に論理回路テス
ト信号を前記論理回路に伝達するための、前記マイクロ
プロセッサと前記論理回路との間を結合する信号伝達手
段を設けるステップと、(d) 外部の試験器から前記
マイクロプロセッサ・テスト信号を伝達するステップ
と、(e) 前記信号伝達手段を介してテスト・ベクト
ルを前記マイクロプロセッサに適用するステップと、を
含む方法。 (17)(a) 外部のイン・サーキット・エミュレー
タから前記論理回路テスト信号を伝達するステップと、
(b) 前記論理回路をデバッグするため、及び前記マ
イクロプロセッサ用コードをデバッグするために、前記
マイクロプロセッサの機能をエミュレートするステップ
と、を更に含む、(16)に記載の方法。 (18) 集積回路をテストする方法であって、(a)
前記集積回路上に少なくとも1つのマイクロプロセッ
サを設けるステップと、(b) 前記集積回路上に論理
回路を設けるステップと、(c) 前記集積回路上の複
数のI/Oパッドに結合された、前記集積回路上の複数
のI/O回路を設けるステップと、(d) 一番目の状
態では、前記複数のI/O回路のいずれも介さずにマイ
クロプロセッサ動作信号を前記論理回路に直接に伝達
し、二番目の状態では、マイクロプロセッサ・テスト信
号を前記マイクロプロセッサに伝達し、更に、三番目の
状態では、論理回路テスト信号を前記論理回路に伝達す
るために、前記マイクロプロセッサと前記論理回路との
間を結合する信号伝達手段を設けるステップと、(e)
外部の試験器を前記複数のI/Oパッドに結合するス
テップと、(f) 前記二番目の状態を選択し、前記信
号伝達手段が、前記複数のI/O回路からの前記マイク
ロプロセッサ・テスト信号をテスト下の前記マイクロプ
ロセッサに伝達するようにするステップと、(g) 外
部試験器を用いて複数のテスト・ベクトルを前記複数の
I/Oパッドに与えるステップと、(h) 前記複数の
テスト・ベクトルを与えた結果、テスト下の前記マイク
ロプロセッサから得られた信号を前記I/Oパッド上で
監視するステップと、(i) 前記監視信号に基づい
て、テスト下の前記マイクロプロセッサが機能している
か否かを表示するステップと、を含む方法。 (19)(a) イン・サーキット・エミュレータを前
記複数のI/Oパッドに結合するステップと、(b)
前記三番目の状態を選択し、前記信号伝達手段が前記複
数のI/O回路からの前記論理回路テスト信号を前記論
理回路に伝達するステップと、(c) 前記マイクロプ
ロセッサの機能をエミュレートするために、前記イン・
サーキット・エミュレータから前記複数のI/Oパッド
に信号を与えるステップと、を更に含む、(18)に記
載の方法。 (20)(a) 前記集積回路上に複数のマイクロプロ
セッサを設けるステップと、(b) 前記集積回路上に
前記複数のマイクロプロセッサのそれぞれに対して少な
くとも1つのテスト・モード・マトリックスを設けるス
テップと、(c) 前記複数のマイクロプロセッサのう
ちの選択されたものに対応して、前記テスト・モード・
マトリックスを前記複数のI/O回路に結合するための
切り換え手段を設けるステップと、(d) 前記対応す
るテスト・モード・マトリックスを前記切り換え手段を
介して前記複数のI/O回路に接続するステップと、
(e) 前記複数のI/O回路のからの前記論理回路テ
スト信号を前記切り換え手段を介して伝達するステップ
と、(f) 前記切り換え手段からの前記論理回路テス
ト信号を前記対応するテスト・モード・マトリックスを
介して前記論理回路に伝達するステップと、を更に含
む、(19)に記載の方法。
【図面の簡単な説明】
【図1】マイクロプロセッサ・コアからの信号、及び特
定用途向け論理回路からの信号を、ASICのチップ・
アウトプット・パッド214に選択的に結合するための
既存技術による回路を示すブロック図である。
【図2】マイクロプロセッサ・コアからの信号、及び特
定用途向け論理回路からの信号をASICのI/Oパッ
ド56へ選択的に結合し、更にマイクロプロセッサ・コ
アからの信号を、I/Oドライバ54及びレシーバ58
を介して特定用途向け論理回路に結合するための既存の
技術による回路を示す図である。
【図3】本発明の一番目の実施例に従ってテスト・モー
ド・マトリックスを実現しているASICのブロック図
である。
【図4】本発明の二番目の実施例に従って2つのテスト
・モード・マトリックスを実現しているASICのブロ
ック図である。
【図5】図3、及び図4のテスト・モード・マトリック
ス内に使用されている非専用セルのブロック図である。
【図6】図3、及び図4のテスト・モード・マトリック
ス内に使用されている専用セルのブロック図である。
【図7】図4のコア選択マトリックスの一部を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】 50:マルチプレクサ 54:オフ・チップ・ドライバ 56:チップ出力パッド 58:マッチング・レシーバ 200:ASIC 202:集積回路 208、210:マルチプレクサ 300:ASIC 350、360、370、380:バス 382、390:制御信号 400:ASIC 450、452、470、480:バス 482、490:制御信号 492:コア選択信号 500:非専用セル 510、520、530、540:マルチプレクサ 550、560:ゲート 570:パッド 572:データ出力 574:出力イネーブル 576:データ入力 600:専用セル 610、620、630、640:マルチプレクサ 660、680、682、684、686:ゲート 700:セル 710、720:マルチプレクサ 730:デューダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ピーター・スチュアート・コリヤー アメリカ合衆国05453、バーモント州エ セックス・ジャンクション、ピー・オ ー・ボックス 671 (72)発明者 ディビッド・ロバート・ストーファー アメリカ合衆国05468、バーモント州ミ ルトン、ヘムロック・ロード 16 (56)参考文献 特開 平6−89990(JP,A) 特開 平6−208478(JP,A) 特開 平3−37732(JP,A) 特開 平3−214370(JP,A) 米国特許5254940(US,A) 米国特許5331571(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 11/22 - 11/26

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)少なくとも1つのマイクロプロセッ
    サと、 (B)論理回路と、 (C)前記マイクロプロセッサと前記論理回路の間に接
    続され、マイクロプロセッサ動作信号を前記論理回路に
    直接伝達し、マイクロプロセッサ・テスト信号を前記マ
    イクロプロセッサに伝達し、論理回路テスト信号を前記
    論理回路に伝達するための信号伝達手段と、 (D)複数のI/Oパッドに接続された複数のI/O回
    路と、を含み、前記信号伝達手段が相互排他的な複数の
    状態のうちの1つで動作する集積回路であって、 前記信号伝達手段が、前記マイクロプロセッサに結合さ
    れた一番目のバスと、前記論理回路に結合された二番目
    のバスと、更に、前記複数のI/O回路に結合された三
    番目のバスとを有するテスト・モード・マトリックスを
    含み、 (a)前記テスト・モード・マトリックスが、前記複数
    の状態の一番目の状態において、前記一番目のバスを前
    記二番目のバスに結合し、 (b)前記テスト・モード・マトリックスが、前記複数
    の状態の二番目の状態において、前記一番目のバスを前
    記三番目のバスに結合し、更に、 (c)前記テスト・モード・マトリックスが、前記複数
    の状態の三番目の状態において、前記二番目のバスを前
    記三番目のバスに結合する、ことを特徴とする集積回
    路。
  2. 【請求項2】前記テスト・モード・マトリックスが、前
    記論理回路に結合された四番目のバスを更に含み、前記
    テスト・モード・マトリックスが前記一番目の状態にお
    いて、前記三番目のバスを前記四番目のバスに結合す
    る、請求項1に記載の集積回路。
  3. 【請求項3】(A)複数のマイクロプロセッサと、 (B)論理回路と、 (C)前記マイクロプロセッサと前記論理回路の間に接
    続され、マイクロプロセッサ動作信号を前記論理回路に
    直接伝達し、マイクロプロセッサ・テスト信号を前記マ
    イクロプロセッサに伝達し、論理回路テスト信号を前記
    論理回路に伝達するための信号伝達手段と、 (D)複数のI/Oパッドに接続された複数のI/O回
    路と、を含む集積回路であって、 前記信号伝達手段は、前記複数のマイクロプロセッサの
    各々に対して少なくとも1つずつ設けられた複数のテス
    ト・モード・マトリックスと、前記複数のマイクロプロ
    セッサのうちの選択された1つに対応する前記テスト・
    モード・マトリックスを前記複数のI/O回路に接続す
    る切り換え手段と、を有し、 前記信号伝達手段は、相互排他的な複数の状態のうちの
    1つで動作し、 前記個々のテスト・モード・マトリックスが、前記対応
    するマイクロプロセッサに接続された一番目のバスと、
    前記論理回路に接続された二番目のバスと、及び前記切
    り換え手段に接続された三番目のバスとを有し、 (a)前記テスト・モード・マトリックスが、前記複数
    の状態の一番目の状態において、前記一番目のバスを前
    記二番目のバスに結合し、 (b)前記テスト・モード・マトリックスが、前記複数
    の状態の二番目の状態において、前記一番目のバスを前
    記三番目のバスに結合し、更に、 (c)前記テスト・モード・マトリックスが、前記複数
    の状態の三番目の状態において、前記二番目のバスを前
    記三番目のバスに結合する、ことを特徴とする集積回
    路。
  4. 【請求項4】(A)少なくとも1つのマイクロプロセッ
    サと、 (B)複数のI/Oパッドに接続され、複数のI/Oド
    ライバと複数のI/Oレシーバを含む複数のI/O回路
    と、 (C)論理回路と、 (D)前記マイクロプロセッサと前記論理回路の間に接
    続され、相互排他的な複数の状態のうちの1つで動作す
    る信号伝達手段であって、前記マイクロプロセッサと前
    記論理回路との間の信号を少なくとも1つ結合するため
    の結合手段を有す る、信号伝達手段と、を含む集積回路
    であって、前記信号伝達手段は、 (a)前記複数の状態の一番目の状態において、前記結
    合手段により前記マイクロプロセッサと前記論理回路と
    の間の信号を少なくとも1つ結合することによって、
    記集積回路上のI/Oパッドに結合されたいかなるI/
    Oドライバを経由させることなく、更に前記I/Oパッ
    ドに結合されたいかなるI/Oレシーバを経由させるこ
    ともなく、マイクロプロセッサ動作信号を前記論理回路
    に伝達し、 (b)前記複数の状態の二番目の状態において、マイク
    ロプロセッサ・テスト信号を前記複数のI/O回路から
    前記マイクロプロセッサに伝達し、 (c)前記複数の状態の三番目の状態において、論理回
    路テスト信号を前記複数のI/O回路から前記論理回路
    に伝達する、ことを特徴とする集積回路。
  5. 【請求項5】前記信号伝達手段がスリー・ステイト素子
    を全く含まない、請求項4に記載の集積回路。
  6. 【請求項6】更に、前記複数の状態のうちの1つを選択
    するための手段を含む、請求項4に記載の集積回路。
  7. 【請求項7】前記信号伝達手段の前記一番目の状態が、
    前記集積回路の通常の動作状態に対応し、 前記信号伝達手段の前記二番目の状態が、前記複数のI
    /Oパッドに前記マイクロプロセッサの標準のテスト・
    ベクトルを適用して前記マイクロプロセッサをテストす
    るための状態に対応し、 前記信号伝達手段の前記三番目の状態が、前記複数のI
    /Oパッドにイン・サーキット・エミュレータを結合し
    て前記集積回路をテストするための状態に対応する、請
    求項4に記載の集積回路。
  8. 【請求項8】(A)少なくとも1つのマイクロプロセッ
    サと、 (B)複数のI/Oパッドに接続され、複数のI/Oド
    ライバと複数のI/Oレシーバを含む複数のI/O回路
    と、 (C)論理回路と、 (D)前記マイクロプロセッサと前記論理回路の間に接
    続され、相互排他的な複数の状態のうちの1つで動作す
    る信号伝達手段と、を含む集積回路であって、 前記信号伝達手段が、少なくとも1つのテスト・モード
    ・マトリックスを含んでおり、個々のテスト・モード・
    マトリックスは複数のセルを含み、個々のセルは前記複
    数のI/O回路のうち少なくとも1つに結合されてお
    り、更に、個々のセルが、(a)前記複数の状態の一番目の状態において、マイク
    ロプロセッサ動作信号を前記論理回路に伝達するため
    に、 前記マイクロプロセッサと前記論理回路との間の信
    号を少なくとも1つ結合するための手段と、(b)前記複数の状態の二番目の状態において、マイク
    ロプロセッサ・テスト信号を前記複数のI/O回路から
    前記マイクロプロセッサに伝達するために、 前記複数の
    I/O回路のうちの少なくとも1つと前記マイクロプロ
    セッサとの間の信号を、少なくとも1つ結合するための
    手段と、(c)前記複数の状態の三番目の状態において、論理回
    路テスト信号を前記複数のI/O回路から前記論理回路
    に伝達するために、 前記複数のI/O回路のうちの少な
    くとも1つと前記論理回路との間の信号を、少なくとも
    1つ結合するための手段と、を含む、ことを特徴とする
    集積回路。
  9. 【請求項9】(A)少なくとも1つのマイクロプロセッ
    サと、 (B)複数のI/Oパッドに接続され、複数のI/Oド
    ライバと複数のI/Oレシーバを含む複数のI/O回路
    と、 (C)論理回路と、 (D)前記マイクロプロセッサと前記論理回路の間に接
    続され、相互排他的な複 数の状態のうちの1つで動作す
    る信号伝達手段と、を含む集積回路であって、前記信号
    伝達手段は、 (a)前記複数の状態の一番目の状態において、マイク
    ロプロセッサ動作信号を前記論理回路に伝達し、 (b)前記複数の状態の二番目の状態において、マイク
    ロプロセッサ・テスト信号を前記複数のI/O回路から
    前記マイクロプロセッサに伝達し、 (c)前記複数の状態の三番目の状態において、論理回
    路テスト信号を前記複数のI/O回路から前記論理回路
    に伝達し、 (d)前記複数の状態の 四番目の状態において、補助的
    テスト信号を前記集積回路から前記複数のI/O回路に
    伝達する、ことを特徴とする集積回路。
  10. 【請求項10】(A)複数のマイクロプロセッサと、 (B)複数のI/Oパッドに接続され、複数のI/Oド
    ライバと複数のI/Oレシーバを含む複数のI/O回路
    と、 (C)論理回路と、 (D)前記マイクロプロセッサと前記論理回路の間に接
    続され、相互排他的な複数の状態のうちの1つで動作す
    る信号伝達手段と、を含む集積回路であって、前記信号
    伝達手段は、 (a)前記複数の状態の一番目の状態において、マイク
    ロプロセッサ動作信号を前記論理回路に伝達し、 (b)前記複数の状態の二番目の状態において、マイク
    ロプロセッサ・テスト信号を前記複数のI/O回路から
    前記マイクロプロセッサに伝達し、 (c)前記複数の状態の三番目の状態において、論理回
    路テスト信号を前記複数のI/O回路から前記論理回路
    に伝達し、 (d) 前記複数のマイクロプロセッサのうちの1つを選
    択するための切り換え手段を更に含んでいる、ことを特
    徴とする集積回路。
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