JP3433175B2 - 貯冷庫 - Google Patents

貯冷庫

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JP3433175B2 JP2000329843A JP2000329843A JP3433175B2 JP 3433175 B2 JP3433175 B2 JP 3433175B2 JP 2000329843 A JP2000329843 A JP 2000329843A JP 2000329843 A JP2000329843 A JP 2000329843A JP 3433175 B2 JP3433175 B2 JP 3433175B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は外部から供給される
冷気を筺体内に供給して筺体内を冷やす貯冷庫に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】このような貯冷庫の従来技術としては、
特開平8−301365号公報に記載されているような
ものがあった。この公報に記載されたものは車載のクー
ラー(カーエアコン)から吐出された冷気をクールボッ
クスに導いてこのクールボックス内を冷やすものであっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このクールボックスは
単に内部に保存されるものを冷やすものであり、冷気の
供給が途絶えた後はクールボックスを成す断熱材で内部
の温度が低く保たれるのみであり、クールボックス内の
温度を長時間低く保つことができないものであった。
【0004】また、冷気が直接内部の収納物に当たり、
冷気の供給状態によっては収納物に温度変動が生じてし
まうものであった。
【0005】本発明は、このような問題点に対して、冷
気の供給に影響されることなく長い時間内部の温度を低
く一定に保つことができる貯冷庫を提供するものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の貯冷庫は、 断
熱性を有する部材で形成され少なくとも一方に開閉自在
の扉、蓋もしくは引き出しを有する筺体と、この筺体内
を少なくとも2区画に分ける仕切り壁とを備え、この仕
切り壁を内部に蓄冷剤を収納した熱伝導性が良い部材で
構成すると共に、この仕切り壁で区画された筺体内の一
方に前記筺体外から供給される冷気が仕切り壁に接して
循環する風路を構成するものであり、冷気から得られる
冷熱を仕切り壁に蓄冷して貯冷庫内を冷やすことができ
るものである。
【0007】さらに、仕切り壁の冷気が接する面に表面
積を増加させるための凹凸もしくは突起を複数備え熱交
換効率を向上させるものである。
【0008】さらに、仕切り壁の内部に冷気が接する面
に内部からつながる複数のリブを備え蓄冷剤の熱交換効
率を向上させるものである。
【0009】さらに、仕切り壁の部材はアルミニュー
ム、銅など熱伝導性が良い金属であり蓄冷剤の熱交換効
率を向上させるものである。
【0010】さらに、仕切り壁の部材は熱伝導性が良い
合成樹脂であり蓄冷剤の熱交換効率を向上させるもので
ある。
【0011】さらに、蓄冷剤の凝固温度を摂氏5〜20
度に設定することによって、貯冷庫内の温度を摂氏5〜
20度に保つことができるものである。
【0012】さらに、蓄冷剤の凝固温度を摂氏5〜10
度に設定することによって、貯冷庫内の温度を摂氏5〜
10度に保つことができるものである。
【0013】さらに、仕切り壁で区画された空間をつな
げる通路を筺体内に構成すると共に、この通路に開閉可
能なダンパもしくは開閉部材を備えることによって、貯
冷庫内の冷却負荷が急増した際に冷却能力を増加させる
ことができるものである。
【0014】さらに、少なくとも冷媒の圧縮工程、冷媒
の放熱工程、減圧工程、冷媒の吸熱工程を備える冷凍サ
イクルの前記吸熱工程で生成される冷気が供給されるこ
とにより、冷凍サイクルで得られる冷熱を利用すること
ができるものである。
【0015】さらに、吸熱工程は蓄冷剤の状態に基づい
て少なくとも2つの熱交換器に選択的に冷媒の流れを制
御する冷媒の分流路を備えると共に、この一方の熱交換
器で生成された冷気が供給されることによって、冷気の
発生量を制御することができるものである。
【0016】さらに、熱交換器は単一のユニットに収納
されることのよって、設置の利便性が得られるものであ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例を図面に基づ
いて説明する。図1は本発明の概略図であり、この図に
おいて1は貯湯タンクであり、水圧を調節する手動バル
ブ2を介して市水3に接続され、貯湯タンク1内の水圧
は手動バルブ2で調節された圧力になっている。
【0018】4は圧力調節弁であり、屋内の給湯配管5
にこの圧力調節弁4で圧力調節された温水が供給され
る。市水は給湯タンク1の下部から供給され温水は給湯
タンク1の上部から出湯されるので、給湯タンク1内は
下部側が水・上部側がお湯の2層に分離した状態にな
る。この分離位置を温度センサ等で検出することによっ
て給湯タンク1内のお湯の量が測定できるものである。
【0019】6は温水循環ポンプであり、給湯タンク1
の下部から取り出した水(もしくは温度の低いお湯)を
水熱交換器7で90度近くまで加熱した後、給湯タンク
1の上部に供給するものであり、給湯タンク内のお湯の
量が減ったとき又は給湯タンク1内上部のお湯の温度が
低下した際に運転されるものである。
【0020】水熱交換器7は次に説明する冷凍サイクル
10の一部を成し、圧縮機11で圧縮され高温になった
冷媒の熱を利用して温水循環ポンプ6で循環される水を
加熱するものである。尚、この温水循環ポンプ6は水熱
交換器7で加熱された温水の温度が所定温度(約90
度)になるように水の循環量を可変するものである。
【0021】冷凍サイクル10は、主に2段圧縮を行う
冷媒圧縮機(圧縮工程)11、水熱交換器(放熱工程)
7、過冷却器14、減圧装置(減圧工程)18、蒸発器
(吸熱工程)19が冷媒配管で環状に接続されている。
より詳細には、冷媒圧縮機11で圧縮された冷媒の1段
目の出力は冷却器12で冷やされた後、冷媒圧縮機11の
2段目に入力し再度圧縮された後水熱交換器7へ出力さ
れる。
【0022】水熱交換器7で温度が下がった冷媒は一部
が過冷却器14で減圧装置13を介して蒸発して残りの
冷媒の温度をさらに下げるものである。この蒸発した後
の冷媒は冷媒圧縮機11の2段目に吸い込まれ圧縮され
る。
【0023】過冷却器14で冷却された冷媒の一方は3
方弁15、減圧装置16を介して蒸発器(蒸発工程とし
て作用、吸熱作用)19でガス状になった後、3方弁2
0を介して圧縮機11の1段目に再び吸い込まれる。ま
た、冷媒の他方は3方弁15、減圧装置16を介して蒸
発器21で吸熱作用を行いガス状になった後、3方弁2
0を介して前記同様に圧縮機11に再び吸い込まれるも
のである。
【0024】27は送風機であり蒸発器21で冷却(吸
熱)された空気を断熱された冷気ダクト28を介して貯
冷庫30(開閉扉を有する)へ循環させるものである。
この貯冷庫30に設けられる蓄冷剤の蓄冷状態に応じて
3方弁15(および3方弁20)の分流量が調節され
る。
【0025】3方弁15の蒸発器21への冷媒の分流量
は蓄冷剤が十分に冷熱を蓄えた状態を0%(又はほぼ0
%)として蓄冷剤の温度が上がるにつれて冷媒の冷媒の
分流量を多くするものである。
【0026】例えば、蓄冷剤の蓄冷状態を蓄冷剤の温度
で判断し「凝固温度+5度>蓄冷剤の温度>凝固温度−
2度」の範囲で3方弁15の冷媒分流量を100%から
0%の範囲で制御するものである。
【0027】また、貯冷庫30へ供給する冷気の温度と
貯冷庫30から戻る冷気の温度との温度差から蓄冷剤の
蓄冷状態を判断して前記同様に3方弁15の分流量を制
御しても良い。尚、減圧装置16の絞り量は蒸発器21
で冷却される空気の温度(貯冷庫30へ供給される冷気
の温度)が例えば約7度程度となるように制御されるも
のである。
【0028】3方弁15、減圧装置16を制御すること
によって、蓄冷剤が十分に蓄冷を行っていないときは冷
媒を積極的に蒸発器21の側へ流し、蓄冷剤が十分に冷
却された後は冷媒を蒸発器19の側へ流して、冷凍サイ
クル10の運転効率が低下しないように構成している。
【0029】尚、貯冷庫30へ供給する冷気の生成は、
上記したような給湯器からの排冷熱に限るものではな
く、冷熱(冷気)を生成できるものであれば良い。
【0030】図2は貯湯タンク1、冷凍サイクル10、
貯冷庫30の設置状態を示す説明図である。この図にお
いて、31は所定の基礎の上に設けられたユニットであ
り、内部に主に貯湯タンク1、温水循環ポンプ6、水熱
交換器7を収納している。32は圧縮機11等を収納し
たユニットであり、圧縮機11の他に過冷却器14、3
方弁15、20、蒸発器19、21、送風機29などを
収納している。このユニットは冷気ダクト28を介して
貯冷庫30が接続されている。 貯冷庫30は屋内に設
けられたシステムキッチン33の下部に収納又は一体化
されたものである。この貯冷庫30の概略は断熱材を有
する筺体で構成され内部が蓄冷材34を仕切り壁として
2区画の空間38a、bに分割されている。この貯冷庫
30は前面から設けた引き出しに収納物を乗せるように
構成されている。この貯冷庫はこのような構造のものに
限るものではなく、開閉可能な扉や蓋を備えたもの、ま
たはシステムキッチンの下部全体を貯冷庫として構成し
たものであっても良い。
【0031】図3は、図1、図2に示した貯冷庫30の
概略図である。この図において、蓄冷材34は下部に連
通孔36aを有する下部壁36、上部に連通孔37aを
有する上部壁37で挟まれて貯冷庫30内を2区画に分
ける仕切り壁を構成している。
【0032】この仕切り壁で分けられた空間38aには
一対の冷気ダクト28がつながり、冷気ダクト28の一
方が冷気を直接蓄冷材34当てる方向に向けて冷気を吐
出し、他方の冷気ダクトは蓄冷材34と対向しない方向
から冷気を回収(吸い込む)するように配置されてい
る。
【0033】空間38bには冷気の循環を妨げない(粗
く編んだカゴなど)ように構成され、貯冷庫30の前面
側から開閉できる引き出し35a〜35dを有してい
る。収容物はこの引き出しに入れて保冷される。
【0034】連通孔36a、37aは空間38a、bを
つなげるものであり、空間38bの温度が所定温度より
高くなった際に開くダンパ(ガス圧を利用するもの、電
気式によるものなど)を備えている。従って、引き出し
35a〜35dの開閉によって空間38b内の温度が上
昇するとダンパが開き連通孔36aと連通孔37aを介
して空間38a内の冷気が空間38bへ回り込み空間3
8bの冷却効率を高めるものである。
【0035】図4は蓄冷材34の内部構造を示す説明図
であり、筒状のケース40は空間38aの側(冷気ダク
トを介して供給される冷気の接する側)の面40aから
内側(面40bの側)に向かって複数のリブ41が突出
されている。なお、このリブ41は面40bには接する
ことなく内部に収納される蓄冷剤が液状時に流動可能に
構成されている。リブ41を面40aの側から突出させ
ることによって、冷気ダクトを介して供給された冷気と
蓄冷剤との熱交換効率を高め短時間で蓄冷剤が冷却され
るように構成し、面40bの側からは時間をかけて放冷
するように構成している。
【0036】尚、この蓄冷剤の構成は図4に示した構成
に限るものではなく、蓄冷時は素早く蓄冷し、放冷時は
時間をかけて放冷する構造であれば良い。
【0037】この、蓄冷材34は筒状のケース40とこ
のケース40の両端を塞ぐ蓋42(図4では一方のみを
図示し、内部を見やすくするため他方をはずした状態で
ある)とで構成されている。
【0038】ケース40は例えばアルミニューム、銅な
どの熱伝導性の良い金属を押し出し成形したものであ
り、押し出し時にリブ41が同時に形成されている。又
は熱伝導性の良い合成樹脂で一体成形した成形品でも良
い。蓋42は金属に限らず合成樹脂製でもよく、蓋であ
る点からまた熱伝導性の優劣は問わず、ケース40内を
密封できるものであれば良い。
【0039】蓄冷材34の内部には蓄冷剤が収納されそ
の量は容積の例えば90%前後であり、蓄冷剤の凝固時
の体積膨張量を収納できる空間をケース40内に残して
おけばいよい。蓄冷剤としてはパラフィン系のスクアラ
ン水和物又は酢酸ナトリウ水和物などを用いることがで
き、この場合凝固温度は5度〜20度程度であり、庫内
の温度は20+αに保つことができる。また庫内の温度
を15度前後に保つには蓄冷剤の凝固温度を5度〜10
度程度に設定すればよい。いずれも、蓄冷剤の凝縮温度
+α程度に貯冷庫内の温度を保つことが可能であり、α
の値は貯冷庫外の温度と貯冷庫の断熱能力とよって決ま
るものである。
【0040】図5は蓄冷材34の他の実施例を示す説明
図であり、図4に示した蓄冷材34との相違点は、筒状
のケースは空間38aの側(冷気ダクトを介して供給さ
れる冷気の接する側)の面40cが波型になっている点
である。面40aを波型とすることによって冷気との接
触面積が増加し内部の蓄冷剤の冷却を早くすることがで
きるものである。
【0041】従って、蓄冷材34の冷気と接する側の形
状は、図4、図5に示すものに限るものではなく、図6
に示すように縦にフィン43を突出させた形状や、単に
突起や凹凸を設ける形状など、冷気との熱交換を促進す
る構造であれば良い。
【0042】図7は図1に示した一点差線で囲んだ部分
を搭載する単一ユニットの説明図である。この図におい
て、ユニット内はまず上下に2分割され、下部はさらに
左右に2分割されて一方には蒸発器19、送風機19a
などが収納され他方には圧縮機11、電装ボックス50
などが収納されている。ユニット内の上部には蒸発器2
1、送風機27等が収納され、この上部の空間には冷風
ダクト28が接続されて、蒸発器21で冷却された空気
が送風機27で冷風ダクト28を介して貯冷庫30へ循
環するように構成されている。
【0043】この上部の空間にはさらに冷風ダクト28
への冷気の出入りを制御するダンパなどのダクト開閉機
構(図示せず)が設けられ、送風機27が停止している
際に閉じるように構成されている。
【0044】図8は他の実施例を示す説明図であり、図
1と同一構成要素をもちいることができる構成は同一の
符号を付して説明は省略する。51は筒状の風路であり
前後の開口端に複数の回転フラップで構成されるシャッ
ター52、53が設けられ、さらにこれらシャッター5
2、53の外側にはメッシュ状の保護網(樹脂製のグリ
ルや金網など)54、55が設けられて異物の侵入を防
止している。尚、この風路中には蒸発器19及び送風機
19aが設けられている。
【0045】シャッター52、53が図に示す状態(開
いた状態)にあるときは、送風機19aが運転すること
によって保護網54、55を介して蒸発器19に送風さ
れ冷媒の蒸発が促進される。シャッター52、53が図
8に示す状態から90度回転した点線に示す状態(閉じ
た状態)では、送風機19aが運転することによって冷
気ダクト28を介して貯冷庫30内の空気を蒸発器19
に循環させるものである。従って、シャッター52、5
3が閉じたときは貯冷庫30へ冷気が供給されるように
なるものである。
【0046】冷気ダクト28にはシャッター52、53
が開状態のときに閉じる補助ダンパを設け冷気又は外気
が貯冷庫30側に流れるのを防止しても良い。
【0047】このシャッター52、53の開閉制御は図
1に示した3方弁15の制御と同様に、蓄冷材34の蓄
冷量が少ないとき閉じ、蓄冷材34が所定の量まで蓄冷
された際に開くように構成する。
【0048】図9はシャッター52、53を蒸発器19
に取り付けた状態(保護網は取り外した状態)の斜視図
である。この図において、56は外部ユニットであり、
蒸発器19、送風機19a、減圧装置18を収納してい
るユニットの外側に装着されるものである。この外部ユ
ニット56を被せることによって,この外部ユニット5
6内に空間57、58が形成される。空間57、58に
は夫々冷気ダクト28がつながり外部ケース57にはダ
ンパ53(シャッター52は図示せず)が設けられてい
る。
【0049】シャッター52、53を閉じることによっ
て、冷気ダクト28を介して貯冷庫30と外部ユニット
56との間で冷気が循環し貯冷庫30内の蓄冷材34を
冷やすことができるものである。以上のように構成する
ことによって、貯冷庫30は蓄冷材34に蓄えられた蓄
冷熱で継続して冷却されるものである。
【0050】以上のように構成された貯冷庫では、ダク
トを介して得られる冷気で蓄冷剤を冷却し、この蓄冷剤
からの放冷で貯冷庫内を温度内に保つものであり、冷気
の供給が断続的に行われるような場合であっても、蓄冷
剤の蓄熱容量を選択することによってこの断続期間での
保冷を可能にしているものである。
【0051】
【発明の効果】このように構成された貯冷庫では蓄冷剤
を冷気で冷却することによって、冷気が断続的に供給さ
れ場合であっても貯冷庫内の温度を所定温度内に保つこ
とができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概略図である。
【図2】貯湯タンク、冷凍サイクル、貯冷庫の設置状態
を示す説明図である。
【図3】図1、図2に示した貯冷庫30の概略図であ
る。
【図4】蓄冷剤の内部構造を示す説明図である。
【図5】蓄冷剤の他の実施例を示す説明図である。
【図6】縦にフィンを突出させた形状の蓄熱材の他の実
施例を示す説明図である。
【図7】図1に示した一点差線で囲んだ部分を搭載する
単一ユニットの説明図である。
【図8】他の実施例を示す説明図である。
【図9】シャッターを蒸発器に取り付けた状態(保護網
は取り外した状態)の斜視図である。
【符号の説明】
15、20 3方弁 16、18 減圧装置 19、21 蒸発器 19A 送風機 28 冷気ダクト 30 貯冷庫 34 蓄冷剤 41 リブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−91800(JP,A) 特開 平8−301365(JP,A) 特開 平5−322412(JP,A) 実開 平2−20074(JP,U) 登録実用新案3009727(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25D 16/00 F25D 3/00

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断熱性を有する部材で形成され少なくと
    も一方に開閉自在の扉、蓋もしくは引き出しを有する筺
    体と、この筺体内を少なくとも2区画に分ける仕切り壁
    とを備え、この仕切り壁を内部に蓄冷剤を収納した熱伝
    導性が良い部材で構成すると共に、この仕切り壁で区画
    された前記筺体内の一方に前記筺体外から供給される冷
    気が前記仕切り壁に接して循環する風路を構成すること
    を特徴とする貯冷庫。
  2. 【請求項2】 前記仕切り壁の前記冷気が接する面に表
    面積を増加させるための凹凸もしくは突起を複数備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の貯冷庫。
  3. 【請求項3】 前記仕切り壁の内部に前記冷気が接する
    面に内部からつながる複数のリブを備えることを特徴と
    する請求項2に記載の貯冷庫。
  4. 【請求項4】 前記仕切り壁の部材はアルミニューム、
    銅など熱伝導性が良い金属であることを特徴とする請求
    項3に記載の貯冷庫。
  5. 【請求項5】 前記仕切り壁の部材は熱伝導性が良い合
    成樹脂であることを特徴とする請求項4に記載の貯冷
    庫。
  6. 【請求項6】 前記蓄冷剤の凝固温度を摂氏5〜20度
    に設定することを特徴とする請求1項乃至請求項5に記
    載の貯冷庫。
  7. 【請求項7】 前記蓄冷剤の凝固温度を摂氏5〜10度
    に設定することを特徴とする請求項1乃至請求項5に記
    載の貯冷庫。
  8. 【請求項8】 前記仕切り壁で区画された空間をつなげ
    る通路を前記筺体内に構成すると共に、この通路に開閉
    可能なダンパもしくは開閉部材を備えることを特徴とす
    る請求項6又は請求項7に記載の貯冷庫。
  9. 【請求項9】 少なくとも冷媒の圧縮工程、冷媒の放熱
    工程、減圧工程、冷媒の吸熱工程を備える冷凍サイクル
    の前記吸熱工程で生成される冷気が供給されることを特
    徴とする請求項1記載の貯冷庫。
  10. 【請求項10】 前記吸熱工程は前記蓄冷剤の状態に基
    づいて少なくとも2つの熱交換器に選択的に冷媒の流れ
    を制御する冷媒の分流路を備えると共に、この一方の熱
    交換器で生成された冷気が供給されることを特徴とする
    請求項9に記載の貯冷庫。
  11. 【請求項11】 前記熱交換器は単一のユニットに収納
    されていることを特徴とする請求項10に記載の貯冷
    庫。
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