JP3432803B2 - スクロール流体機械 - Google Patents

スクロール流体機械

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JP3432803B2 JP2001027177A JP2001027177A JP3432803B2 JP 3432803 B2 JP3432803 B2 JP 3432803B2 JP 2001027177 A JP2001027177 A JP 2001027177A JP 2001027177 A JP2001027177 A JP 2001027177A JP 3432803 B2 JP3432803 B2 JP 3432803B2
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【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、空調装置や冷凍装
置等に利用される密閉型のスクロール流体機械に関す
る。 【0002】 【従来の技術】従来のスクロール流体機械としては、例
えば特開昭63−l06392号公報に記載されたもの
が知られている。この種のスクロール流体機械は、電動
機の駆動軸の上端部に、可動スクロール部材が駆動軸軸
心に対して偏心させて連結され、駆動軸の回転に伴って
可動スクロール部材が偏心運動し、ケースに固定された
固定スクロール部材との間で形成される複数の圧縮室に
おいて冷媒ガスの圧縮が行われる。 【0003】また、駆動軸の下端部にはオイルポンプが
取付けられ、このオイルポンプにて吸上げられたオイル
は、駆動軸内に形成されたオイル通路を通じて、駆動軸
のラジアル軸受やスラスト軸受を潤滑するとともに、こ
れらを冷却した後、双方のスクロール部材により形成さ
れる圧縮室に冷媒ガスとともに吸入され、そして、双方
のスクロール部材の摺接部分のシールや潤滑を行う構造
となっている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来の
スクロール流体機械によれば、オイルポンプにより吸上
げられたオイルが一旦各軸受部に供給された後、圧縮室
に供給されるので、双方のスクロール部材の摺接部のシ
ール、潤滑及び冷却を確実に行うのは困難となる不具合
があった。 【0005】すなわち、各軸受部へ通流されたオイル
は、摩擦熱によりオイル温度が高まってオイルの粘度が
低下してしまい、このような高温のオイルが圧縮室に供
給されると、双方のスクロール部材の摺動部のシール性
が低下すると同時に潤滑不良を生じてしまい、冷凍能力
の低下や双方のスクロール部材の摺動部分での焼付きを
生ずるおそれがある。 【0006】そこで、本発明は、双方のスクロール部材
の摺動部分のシール性及び潤滑性の向上を図り、冷凍能
力を高め得るスクロール流体機械を提供することを目的
とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明は、固定スクロー
ル部材(27)と、この固定スクロール部材に噛み合う
可動スクロール部材(21)とを備え、前記可動スクロ
ール部材(21)が旋回駆動することにより、該可動ス
クロール部材と前記固定スクロール部材(27)との間
に形成される圧縮室内の冷媒ガスを圧縮するスクロール
流体機械において、オイル溜り(41)のオイルを通流
させるオイル通路(40)と、前記オイル通路(40)
に供給されるオイルを、前記可動スクロール部材(2
1)の第1の軸受部(11)及び第2の軸受部(22)
を含む軸受部位と前記圧縮室の双方に二分させるオイ
ル分岐構造と、を有し、前記可動スクロール部材(2
1)の前記複数の軸受部(11),(22)へオイルを
供給する各オイル通路は、前記オイル分岐箇所以降に設
けられるとともに前記オイル溜り(41)に連通してい
て、前記圧縮室へ供給されるオイルが、前記複数の軸受
部(11),(22)へ供給されるオイルとは別のもの
となるように設けられているスクロール流体機械であ
る。 【0008】 【0009】前記圧縮室に供給されるオイルは、前記軸
受部に供給されるオイルとは別のものとなり、冷たく従
って所定の粘性を有するオイルが供給されることになっ
て、双方のスクロール部材の摺接部のシール性及び潤滑
性が向上し、冷凍能力を高めることができる。 【0010】 【発明の実施の形態】以下に、本発明の第1具体例を図
面に基づいて説明する。図1はスクロール流体機械lを
示し、図2はそのスクロール部分を示している。同図
中、2は密閉ケースであり、このケース2は筒状部3と
上下の閉塞部4,5により形成されている。 【0011】前記ケース2の下部にはブラシレスの直流
電動機7が配設されている。すなわち、電動機7の駆動
軸8がケース2内の上下方向に配設され、駆動軸8の下
部がラジアル軸受9を介してケース2に支承されてい
る。駆動軸8の上部は、ケース2に固設された支持ブロ
ック10にラジアル軸受11を介して支承されている。
駆動軸8の下端側には積層鉄心からなる柱状のロータ1
2が固着され、このロータ12の周面には、N極とS極
とが交互に配設された永久磁石13が取付けられてい
る。この永久磁石13の周囲には、筒状の固定子14が
ケース2に固設されている。この固定子14は積層鉄心
により形成され、固定子14の各突極部には励磁コイル
16がそれぞれ巻回されている。尚、図中17はコネク
タで、励磁コイル16のリード線18が接続される。 【0012】また、ケース2の中央部分には吸入パイプ
19が取付けられ、このパイプ19を通じて冷媒ガスが
吸入され、図中の実線の矢印の如く通流される。 【0013】前記駆動軸8の上端側は大径に形成され、
この大径部8a内には嵌合凹部8bが形成されている。
この嵌合凹部8bの中心O2は駆動軸8の中心01から所
定寸法だけ偏心するように設けられている。前記嵌含凹
部8bには、可動スクロール部材21の背面部に突設さ
れた連結挿入部21aがラジアル軸受22を介して挿入
されている。従って、駆動軸8の回転に伴って連結挿入
部21aが偏心運動し、可動スクロール部材21が旋回
駆動される。また、可動スクロール部材21が旋回駆動
するので、駆動軸8の回転バランスを安定させるため
に、駆動軸8にはバランスウェイト23,24が取付け
られている。 【0014】更に、前記支持ブロック10と可動スクロ
ール部材21との間にはオルダムリング25が介装さ
れ、可動スクロール部材21の旋回駆動時に可動スクロ
ール部材21の自転防止が行われる。 【0015】可動スクロール部材21は、シムプレート
48を介して支持ブロック10に固設された固定スクロ
ール部材27と噛み合っており、双方のスクロール部材
21,27により吸入圧室28、中間圧に圧縮される中
間圧室29、吐出圧の高圧まで圧縮される吐出圧室30
が形成される。前記支持ブロック10には、前記吸入パ
イプ19に連通する吸入孔32が周方向に離間して設け
られ、これらの吸入孔32にそれぞれ連通し、前記吸入
圧室28に連通する吸入口33がシムプレート48に設
けられている。そして、吸入パイプ19から導入された
冷媒ガスは、各吸入孔32及び吸入口33を通じて各々
の吸入圧室28に供給される。また、固定スクロール部
材27の中央部には吐出圧室30に連通する吐出ポート
34が形成され、この吐出ポート34にはリードバルブ
35が設けられている。固定スクロール部材27の上面
側にはリードバルブ35を覆う支持部材36が取付けら
れ、この支持部材36に吐出パイプ37が取付けられ、
吐出圧室30の高圧の冷媒ガスが吐出ポート34及びリ
ードバルブ35を通じて吐出パイプ37に吐出される。 【0016】更に、前記駆動軸8の軸心部分には、オイ
ル通路40が形成され、駆動軸8の下端部にはオイル溜
り41のオイルをオイル通路40に吸上げるオイルポン
プ(トロコイドポンプ)42が設けられている。このオ
イル通路40の上端側は前記嵌合凹部8bで開口して、
この嵌合凹部8bの隙間を通じてラジアル軸受22を潤
滑する一方、駆動軸8の大径部8aに設けられた油孔4
3を通じてラジアル軸受ll及びスラスト軸受44を潤
滑する。また、前記支持ブロック10には戻り油路45
が形成され、前記ラジアル軸受22,ll及びスラスト
軸受44を潤滑したオイルが戻り油路45を通じてオイ
ル溜り41に戻れるように設けられている。 【0017】図面に示されるように、可動スクロール部
材21の背面部に突設された連結挿入部21aの先端
と、前記嵌合凹部8bの底面との間には、嵌合隙間9が
設けられており、駆動軸8のオイル通路40は、前記前
記嵌合凹部8bから前記嵌合隙間9に開口している。更
に、前述したように、オイルの一部は前記嵌合隙間9か
ら前記各軸受部に供給され、その後、オイルは戻り油路
45を通じてオイル溜リ41に戻る。 【0018】また更に、前記可動スクロール部材21
は、オイル供給通路47が設けられている。このオイル
供給通路47は、その先端が前記双方のスクロール部材
21,27により形成される圧縮室の冷媒ガス吸入口に
連通するとともに、その他端が前記連結挿入部21aか
ら前記嵌合隙間9に開口し前記オイル通路40に連通し
て設けられている。 【0019】他方、オイルポンプ42で吸上げられたオ
イルは、オイル通路40から嵌合凹部8bの嵌合隙間9
に至り、ここから分岐して、一部は油孔43を通じてラ
ジアル軸受22,11を潤滑した後、スラスト軸受44
を潤滑し、戻り油路45を通じてオイル溜り41に戻
る。これと同時に、オイルの一部は前記嵌合隙間9を通
じてオイル供給通路47に至り、端部の開口からオイル
が供給される。この場合、吸入口33に吸入される冷媒
ガスに霧吹き作用により混合されて吸入圧室28に供給
される。 【0020】このように、本例のものは、固定スクロー
ル部材と、この固定スクロール部材に噛み合う可動スク
ロール部材とを備え、前記可動スクロール部材が旋回駆
動することにより、該可動スクロール部材と前記固定ス
クロール部材との間に形成される圧縮室内の冷媒ガスを
圧縮するスクロール流体機械において、オイル溜りのオ
イルを通流させるオイル通路と、前記オイル通路に供給
されるオイルを、前記可動スクロール部材の軸受部並び
に前記圧縮室の双方に二分させるオイル分岐構造と、有
し、前記オイル溜りのオイルを、前記可動スクロール部
材の前記軸受部と前記圧縮室に供給するものであって、
前記軸受部に供給するオイルが前記圧縮 室に侵入するの
を防止する手段を備えたスクロール流体機械である。 【0021】尚、見方を変えると、本例のものは、固定
スクロール部材と、この固定スクロール部材に噛み合う
可動スクロール部材とを備え、前記可動スクロール部材
が旋回駆動することにより、該可動スクロール部材と前
記固定スクロール部材との間に形成される圧縮室内の冷
媒ガスを圧縮するスクロール流体機械において、オイル
溜りのオイルを通流させるオイル通路と、前記オイル通
路に供給されるオイルを、前記可動スクロール部材の軸
受部並びに前記圧縮室の双方に二分させるオイル分岐構
造と、を有し、前記オイル溜りのオイルを、前記可動ス
クロール部材の前記軸受部を潤滑するオイルから隔離さ
せて前記圧縮室に独立して供給する手段を備えたスクロ
ール流体機械である。 【0022】従って、軸受部を潤滑するオイルとは別の
オイルが吸入圧室に供給されるので、オイルが高温とな
ることがなくなり、その結果、オイル粘性が低下するこ
とがなく、各圧縮室でのシール性が向上して冷凍能力を
高めることができるとともに、双方のスクロール部材の
各摺動部の潤滑を確実にして焼付きの発生を防止するこ
とができる。 【0023】本例においては、駆動軸8のオイル通路4
0の開口と、可動スクロール部材21のオイル供給通路
47の一方の開口は、図1及び図2の場合は互いにずれ
ている不一致状態であり、また、図3及び図4の場合は
一部が重なり合う不一致状態に設けられている。 【0024】次に、本発明の第2具体例を説明する。本
具体例では、図3及び図4に示すように、前記オイル供
給通路47の途中にオイル供給量を調節するバルブ50
を介装したものである。このバルブ50は、吸入圧室2
8に供給されるオイル量が、オイルポンプ(駆動軸)4
2の回転数に比例して供給されることになり、高回転時
にオイル溜り41のオイル量が不足するので、これを防
止するために高回転時にオイルを制限できるように設け
られている。 【0025】すなわち、このバルブ50は、図5に示す
ように、前記連結挿入部21aに形成された円筒状のバ
ルブ室21b内に設けられている。バルブ50は大径部
50Aと小径部50Bとからなり、大径部50Aは前記
バルブ室21b内に摺動できる大きさに形成され、小径
部50Bは大径部50Aの上部に突設されている。ま
た、前記大径部50Aには、連結挿入部21aのバルブ
室21bの底部に設けられた開口21cに連通する油路
51が図6に示すように径方向に設けられており、低回
転時には図5の矢印で示すようにオイルが開口21c、
油路51、バルブ室21bを通じてオイル供給通路47
に通流される。 【0026】また、前記小径部50Bには、絞り油路5
2が軸方向に形成され、小径部先端が先細りの傾斜面に
形成され、この傾斜面によリオイル供給通路47の開口
が閉塞できる構造に設けられている。そして、高回転時
には、バルブ室21b内のバルブ50の上流側と下流側
のオイルの差圧により、バルブ50は図7に示すように
リフトし、小径部50Bの傾斜面によリオイル供給通路
47の開口が閉塞されると、絞り油路52を通じてオイ
ルが供給されることになる。尚、バルブの材料としては
金属、プラスチック等により形成されている。 【0027】前記第2具体例の場合は、先の具体例と同
様の効果が得られる上、所定の高回転以上に達すると、
オイルは絞り油路からのみ供給されることになるので、
冷媒ガスとともにスクロール流体機械から吐出される油
量の増加を減少することが可能となり、高回転時でもオ
イル溜りのオイル量が不足することがなく、双方のスク
ロール部材の摺動部での焼付きを確実に防止することが
できる。 【0028】 【発明の効果】以上説明したように、本発明は、固定ス
クロール部材(27)と、この固定スクロール部材に噛
み合う可動スクロール部材(21)とを備え、前記可動
スクロール部材(21)が旋回駆動することにより、該
可動スクロール部材と前記固定スクロール部材(27)
との間に形成される圧縮室内の冷媒ガスを圧縮するスク
ロール流体機械において、オイル溜り(41)のオイル
を通流させるオイル通路(40)と、前記オイル通路
(40)に供給されるオイルを、前記可動スクロール部
(21)の第1の軸受部(11)及び第2の軸受部
(22)を含む軸受部位と前記圧縮室の双方に二分さ
せるオイル分岐構造と、を有し、前記可動スクロール部
材(21)の前記複数の軸受部(11),(22)へオ
イルを供給する各オイル通路は、前記オイル分岐箇所以
降に設けられるとともに前記オイル溜り(41)に連通
していて、前記圧縮室へ供給されるオイルが、前記複数
の軸受部(11),(22)へ供給されるオイルとは別
のものとなるように設けられているスクロール流体機械
である。 【0029】 【0030】従って、本発明によれば、前記圧縮室に供
給されるオイルは、前記軸受部に供給されるオイルとは
別のものとなり、所定の粘性を有する冷たいオイルを圧
縮室に供給することができ、双方のスクロール部材の摺
接部のシール性及び潤滑性を向上することができ、冷凍
能力を向上することができるとともに摺動部の焼付きを
防止することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明の第l具体例に係り、スクロール流体
機械の縦断面図である。 【図2】 本発明の第l具体例に係り、図lで示すスク
ロール流体機械のスクロール部分の縦断面図である。 【図3】 本発明の第2具体例に係り、スクロール流体
機械の縦断面図である。 【図4】 本発明の第2具体例に係り、図3で示すスク
ロール流体機械のスクロール部分の縦断面図である。 【図5】 本発明の第2具体例に係り、バルブの縦断面
を示すもので、図6中のV−V矢視断面図である。 【図6】 本発明の第2具体例に係り、バルブの横断面
を示すもので、図5中のVI−VI失視断面図である。 【図7】 本発明の第2具体例に係り、高回転時のバル
ブ動作を示す縦断面図である。 【符号の説明】 1 スクロール流体機械 2 ケース 3 筒状部 4 閉塞部 5 閉塞部 7 電動機 8 駆動軸 8a 大径部 8b 嵌合凹部 9 嵌合隙間 10 支持ブロック 11 ラジアル軸受 12 ロータ 13 永久磁石 14 固定子 16 励磁コイル 17 コネクタ 18 リード線 19 吸入パイプ 21 可動スクロール部材 21a 連結挿入部 21b バルブ室 21c 開口 22 ラジアル軸受 23 バランスウエイト 24 バランスウエイト 25 オルダムリング 27 固定スクロール部材 28 吸入圧室 29 中間圧室 30 吐出圧室 32 吸入孔 33 吸入口 34 吐出ポート 35 リードバルブ 36 支持部材 40 オイル通路 41 オイル溜り 42 オイルポンプ 43 油孔 44 スラスト軸受 45 戻り油路 47 オイル供給通路 48 シムプレート 50 バルブ 50A 大径部 50B 小径部 51 油路 52 絞り油路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−81586(JP,A) 特開 平3−3992(JP,A) 特開 平2−45675(JP,A) 特開 昭59−141793(JP,A) 特開 平3−85387(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F04C 18/02 311

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 固定スクロール部材(27)と、この固
    定スクロール部材に噛み合う可動スクロール部材(2
    1)とを備え、前記可動スクロール部材(21)が旋回
    駆動することにより、該可動スクロール部材と前記固定
    スクロール部材(27)との間に形成される圧縮室内の
    冷媒ガスを圧縮するスクロール流体機械において、 オイル溜り(41)のオイルを通流させるオイル通路
    (40)と、前記オイル通路(40)に供給されるオイ
    ルを、前記可動スクロール部材(21)の第1の軸受部
    (11)及び第2の軸受部(22)を含む軸受部位と
    記圧縮室の双方に二分させるオイル分岐構造と、を有
    し、前記可動スクロール部材(21)の前記複数の軸受部
    (11),(22)へオイルを供給する各オイル通路
    は、前記オイル分岐箇所以降に設けられるとともに前記
    オイル溜り(41)に連通していて、前記圧縮室へ供給
    されるオイルが、前記複数の軸受部(11),(22)
    へ供給されるオイルとは別のものとなるように設けられ
    ていること を特徴とするスクロール流体機械。
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