JP3432138B2 - 筆記具用クリップ - Google Patents

筆記具用クリップ

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JP3432138B2
JP3432138B2 JP14514498A JP14514498A JP3432138B2 JP 3432138 B2 JP3432138 B2 JP 3432138B2 JP 14514498 A JP14514498 A JP 14514498A JP 14514498 A JP14514498 A JP 14514498A JP 3432138 B2 JP3432138 B2 JP 3432138B2
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Inventor
勲 嶋田
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セーラー万年筆株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】本発明は、筆記具の軸筒もしくはキャップ
に取り付けられるクリップに関するものである。 【0002】 【従来の技術】筆記具のクリップは、筆記具を洋服のポ
ケットに入れて携帯するために必要な部品であり、ま
た、意匠的にも重要な部品であるが、普及型の筆記具の
場合は、クリップは、合成樹脂にて筆記具の軸筒もしく
はキャップと一体に成形されることが多い。一方、高級
筆記具の場合は、金属で成形されたクリップが筆記具の
軸筒もしくはキャップに取り付けられることが多い。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】合成樹脂にて筆記具の
軸筒もしくはキャップと一体に成形されたクリップは、
低コストで簡単に製造することができるが、クリップ自
体の弾発力がほとんどないために、筆記具を洋服のポケ
ットに入れたときに、布地に対する圧接力が弱くて不安
定である。また、合成樹脂製のクリップは高級感を出し
にくく、意匠的にも問題点がある。 【0004】一方、金属製のクリップは、布地に対する
圧接力が強く、高級感も出し易いが、軸筒もしくはキャ
ップにガタツキなく確実に取り付けるためには部品点数
が多くて取付構造が複雑になり、簡単な構造で取り付け
ると使用時にガタツキが生じる不具合がある。また、ク
リップ自体の加工も手間を要し、軸筒もしくはキャップ
への取付工程も煩雑になる不具合がある。 【0005】そこで本発明は、軸筒もしくはキャップに
簡単な構造でガタツキなく、簡単かつ確実に取り付ける
ことができる金属製の筆記具用クリップを提供すること
を目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明の筆記具用クリップは、弾性に富んだ金属
線材をU字状に屈曲して成形され、先端部が軸筒もしく
はキャップの表面に圧接するクリップ本体と、このクリ
ップ本体の尾端部に一体に連設され、金属線材を屈曲し
て成形された離間する2個の丸孔もしくは1個の長孔か
らなる一対の固定部からなり、筆記具の軸筒もしくはキ
ャップの両側面にそれぞれ2本ずつ突設された係止ピン
もしくは1本ずつ突設されたリブ状の係止突起を固定部
の丸孔もしくは長孔に填め込むことにより固定する。 【0007】 【発明の実施の形態】以下に、図面に基づいて本発明の
実施の形態を具体的に説明する。図1はノック式ボール
ペンの軸筒に本発明のクリップを取り付けた例を示す
が、筆記具のキャップにも取り付けられることは明らか
である。クリップ本体1は、図1に示すように、弾性に
富んだ金属線材、例えば外径が2mmφのステンレス線
材をU字状に屈曲して成形したものであり、2本の平行
な金属線材で構成されている。クリップ本体1の先端1
aは半円状であるが、図7に示すように、金属線材が密
接した螺旋状に巻回して圧接玉としてもよい。 【0008】一対の固定部2は、図3に示すように、ク
リップ本体1の尾端部の2本の金属線材をそれぞれほぼ
直角に折曲してクリップ本体1と一体に連設されたもの
であり、図4に示すように、自然状態における一対の固
定部2の間隔はAである。そして、この固定部2は離間
して形成した2個の丸孔3からなる。あるいは、図6に
示すように、この固定部2は1個の長孔4であってもよ
い。このように、本発明のクリップは、弾性に富んだ金
属線材を屈曲して成形するので、外観形状がシンプルで
あり、意匠上も好ましい。また、金属製クリップである
にもかかわらず簡単に成形できる利点を有する。 【0009】筆記具本体の軸筒10の尾端部には、鍔状
のクリップ取付部11が形成さている。そして、図5に
示すように、クリップ取付部11の両側に対向する平行
部12が形成され、平行部12にそれぞれ2本ずつ、合
計4本の係止ピン13が突設されている。ここで、係止
ピン13の大きさ、およびその間隔は、固定部2の2個
の丸孔3に対応している。 【0010】固定部2が図6に示す1個の長孔4である
場合は、2本の係止ピン13は長孔4の両端に内接する
ものであってもよいが、長孔4の大きさに対応するリブ
状の係止突起(図示せず)を平行部12に形成するのが
望ましい。そして、自然状態における一対の固定部2の
間隔Aは、平行部12間の寸法Bよりも小さくなってい
る。 【0011】かかるクリップを筆記具本体に取り付ける
には、一対の固定部2の間隔を広げ、図2に示すよう
に、固定部2の2個の丸孔3に平行部12に形成された
2本の係止ピン13を填め込めばよい。固定部2が1個
の長孔4である場合は、長孔4に平行部12に形成され
た2本の係止ピン13、もしくはリブ状の係止突起を填
め込めばよい。 【0012】このように、非常に簡単な操作でクリップ
を筆記具本体に取り付けることができるが、固定部2の
2個の丸孔3ないし1個の長孔4に平行部12に形成さ
れた2本の係止ピン13ないしリブ状の係止突起が填め
込れているので、固定部2がクリップ取付部11にしっ
かりと固定され、使用時にガタツキが生じることがな
い。固定部2をクリップ取付部11に固定すると、クリ
ップ本体2の先端部は軸筒10の周面に圧接し、クリッ
プとして機能するが、弾性に富んだ金属線材で成形され
ているので、大きな圧接力を得ることができる。 【0013】 【発明の効果】以上説明したように、本発明の筆記具用
クリップは、弾性に富んだ金属線材をU字状に屈曲して
成形され、先端部が軸筒もしくはキャップの表面に圧接
するクリップ本体と、このクリップ本体の尾端部に一体
に連設され、金属線材を屈曲して成形された離間する2
個の丸孔もしくは1個の長孔からなる一対の固定部から
なり、筆記具の軸筒もしくはキャップの両側面にそれぞ
2本ずつ突設された係止ピンもしくは1本ずつ突設さ
れたリブ状の係止突起を固定部の丸孔もしくは長孔に填
め込むことにより固定するので、成形が簡単であり、軸
筒もしくはキャップに簡単な構造でガタツキなく、簡単
かつ確実に取り付けることができる金属製の筆記具用ク
リップとすることかできる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明のクリップを筆記具本体に取り付けた状
態に正面図である。 【図2】本発明のクリップを筆記具本体に取り付けた状
態に側面図である。 【図3】本発明実施例の側面図である。 【図4】本発明実施例の平面図である。 【図5】軸筒の平面図である。 【図6】他の実施例の側面図である。 【図7】他の実施例の正面図である。 【符号の説明】 1 クリップ本体 2 固定部 3 丸孔 4 長孔 10 軸筒 11 クリップ取付部 12 平行部 13 係止ピン

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 弾性に富んだ金属線材をU字状に屈曲し
    て成形され、先端部が軸筒もしくはキャップの表面に圧
    接するクリップ本体と、該クリップ本体の尾端部に一体
    に連設され、金属線材を屈曲して成形された離間する2
    個の丸孔もしくは1個の長孔からなる一対の固定部から
    なり、 筆記具の軸筒もしくはキャップの両側面にそれぞれ2本
    ずつ突設された係止ピンもしくは1本ずつ突設された
    ブ状の係止突起が該固定部の丸孔もしくは長孔に填め込
    まれて固定されたことを特徴とする筆記具用クリップ。
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