JP3432130B2 - Icカードリーダ - Google Patents

Icカードリーダ

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JP3432130B2 JP05557798A JP5557798A JP3432130B2 JP 3432130 B2 JP3432130 B2 JP 3432130B2 JP 05557798 A JP05557798 A JP 05557798A JP 5557798 A JP5557798 A JP 5557798A JP 3432130 B2 JP3432130 B2 JP 3432130B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICカードリーダ
に関する。更に詳述すると、本発明は、接触子を支持す
る接触子キャリッジの位置決めの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】ICカードリーダ101では、図8に示
すように、ICカードに接触してデータ通信を行う接触
子(図示省略)と、この接触子を支持した状態で移動可
能に設けられる接触子キャリッジ102を備えているも
のがある。この場合、接触子キャリッジ102は接触子
をICカードに接触させたり離れさせたりするため、リ
ンク機構などによってカード走行方向斜めに平行移動す
るように設けられている。このとき、平行移動方向に対
して垂直な幅方向bに関しては、接触子キャリッジ10
2の両側面をICカードリーダ101のフレーム104
に設けられた開口部105の縁部106,106でガイ
ドすることによって位置決めするようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うにフレーム104を利用して接触子キャリッジ102
の幅方向bの位置決めを行う場合には、縁部106,1
06からなるガイド部が長くなっていることから負荷が
大きくなり易く、復帰用コイルばね107のばね力を強
くする必要があることがある。したがってICカードを
手動で操作する際の反力が大きくなってしまい、操作性
に劣ってしまうおそれがある。
【0004】また、このようにガイド部が長くなってし
まう場合にあっては、このガイド部のガイド幅の長さに
関し寸法精度を確保するのが難しくなり、縁部106,
106間の距離が小さくなってしまったり、あるいはク
リアランスが大きくなり過ぎて位置決めを正確に行えな
くなったりする問題がある。
【0005】そこで、本発明は、接触子を支持しながら
平行移動する接触子キャリッジに関し、カード走行方向
に垂直な幅方向の位置決めを簡便に、かつ高い精度で行
うことができるICカードリーダを提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、請求項1記載の発明では、ICカードのコンタクト
端子パターンと接触する弾性を備えた接触子を有すると
ともにICカードの挿入に伴って移動してカード挿入終
了位置でコンタクト端子パターンと接触する接触位置に
移動する接触子キャリッジを備えてなるICカードリー
ダにおいて、接触子キャリッジをICカードが挿入され
るカード通路を有するフレームに形成した開口部に移動
自在に設けるとともに、該開口部に対して接触子キャリ
ッジが移動するときの移動基準面側の対向面を、接触子
キャリッジが移動するときの当該接触子キャリッジのカ
ード走行方向に垂直な幅方向に対して移動の基準面とな
平坦面と円弧面とにより構成し、これら平坦面と円弧
面とにより接触子キャリッジのカード走行方向に垂直な
幅方向の位置を位置決めするようにしている。
【0007】この場合、開口部の縁部のうち接触子キャ
リッジの側方に位置する一辺が移動基準面とされ、移動
基準面として設けられた円弧面が接触子キャリッジの側
面に接触するようにされていることから、接触子キャリ
ッジは開口部内で移動するときにその幅方向で位置規制
され、円弧面により定まる所定軌跡上を移動する。ま
た、この接触子キャリッジの側面には移動基準面として
の円弧面の先端が接触するようにされているため、接触
子キャリッジが移動するときの摩擦面が小さく、接触子
キャリッジが移動するときの妨げとなることがない。
【0008】請求項2記載の発明のICカードリーダに
おいては、移動基準面側の対向面とは逆側の対向面も平
坦面と円弧面とにより構成するようにしている。したが
って、接触子キャリッジを移動基準面およびその逆側の
対向面によって挟むようにして接触子キャリッジを移動
させるときの幅方向への位置決めを行っている。
【0009】請求項3記載の発明のICカードリーダに
おいては、接触子キャリッジはICカードの先端部が当
接するカード当接部を備えており、ICカードが接触子
キャリッジを押すことにより、接触子キャリッジが平坦
面と円弧面とによる移動基準面によりガイドされて移動
するようにしている。したがって接触子キャリッジがI
Cカードとともに移動するとき、移動基準面にガイドさ
れていることからその幅方向への移動が規制され、幅方
向へ正確に位置決めされている。
【0010】請求項4記載の発明のICカードリーダに
おいては、接触子キャリッジはカード走行方向に2列に
並置された複数の接触子を有するものである。この場
合、接触子キャリッジがフレームに設けられた移動基準
面にガイドされて位置決めされていることにより、これ
ら複数の接触子はICカードのコンタクト端子パターン
と所定の位置で正確に接触し合う。
【0011】請求項5記載の発明のICカードリーダに
おいては、接触子キャリッジは平行リンク機構により斜
めに移動するものである。したがって、接触子キャリッ
ジは接触子をICカードのコンタクト端子パターンに対
向させながら接近して接触子を接触させ、押圧させる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成を図面に示す
実施の形態の一例に基づいて詳細に説明する。
【0013】図1〜図3に、本発明のICカードリーダ
1の一実施形態を示す。このICカードリーダ1は、図
2に示すように、ICカード9のコンタクト端子パター
ン92と接触する弾性を備えた接触子6を有するととも
にICカード9の挿入に伴って移動してカード挿入終了
位置9aでコンタクト端子パターン92と接触する接触
位置2aに移動する接触子キャリッジ2を備えている。
また図1に示すように、この接触子キャリッジ2はIC
カードリーダ1のフレーム11に設けられた開口部12
に移動自在に設けられ、移動基準面17となる対向面1
3aにガイドされ位置規制されながら移動するようにさ
れている。
【0014】接触子キャリッジ2は、ICカード9の先
端部91が当接するカード当接部5と、ICカード9の
コンタクト端子パターン92と接触する弾性を備えた接
触子6とを有しており、ICカード9の挿入に伴って斜
めに移動してカード挿入終了状態では接触位置2aに移
動するように設けられている。本実施形態における接触
子キャリッジ2は、図2に示すように平行リンク機構7
によりカード通路8と平行を保ちながら斜めに移動し得
る状態でICカードリーダ1を構成するフレーム11に
設けられている。フレーム11は例えば鋼板や基板など
により、ICカード9が挿入されるカード通路8を有す
る形状に形成されているものであり、接触子キャリッジ
2はこのフレーム11に対して図1に示すように端部へ
寄った位置に設けられている。平行リンク機構7は図2
に示すような同形状の2本のリンクから構成され、揺動
することによって接触子キャリッジ2を平行移動させて
いる。本実施形態における接触子キャリッジ2は図示す
るように円弧上を斜めに移動するように設けられている
ことから、平行移動しながらカード通路8との距離を変
化させ、その接触子6をICカード9のコンタクト端子
パターン92に接触させたり離れさせたりすることが可
能である。この接触子キャリッジ2は、付勢手段10に
よって図中のa方向と逆の方向、つまりICカード9の
基端側に付勢されているため、ICカード9が挿入され
ていないときは図2中の2点鎖線で示す非接触位置2b
で待機している。
【0015】この接触子キャリッジ2の図中a方向側に
は、カード当接部5が、カード通路8を横切るように突
出して設けられている。したがってこのカード当接部5
は、カード通路8を走行するICカード9の先端部91
が当接すると、a方向に押されて接触子キャリッジ2を
平行移動させる。
【0016】また接触子キャリッジ2の片側面には、I
Cカード9と接触してデータの記録や再生を行う接触子
6が設けられている。本実施形態では、図1に示す接触
子キャリッジ2に設けられた複数の孔からも判るよう
に、カード走行方向aに2列に並置された複数の接触子
6,…,6とされている。また、鋼線などが図示するよ
うに接触子キャリッジ2の内部に巻かれ、その一端側が
揺動可能とされると共に、その途中の撓曲部がICカー
ド9のコンタクト端子パターン92と接触するように接
触子キャリッジ2の片側面から突出して設けられてお
り、鋼線の弾性がICカード9への押圧力として利用さ
れている。この接触子6は、ICカード9の先端部91
が接触子キャリッジ2のカード当接部5に当接した時に
ICカード9のコンタクト端子パターン92と対向して
いるような所定位置に設けられている。ここからICカ
ード9がさらに挿入されると、接触子キャリッジ2はa
方向へICカード9と同量だけ移動することから、接触
子6はコンタクト端子パターン92に対向しながら接近
して接触する。この場合、接触子6は、ICカード9が
カード挿入終了位置9aに到達するまでにコンタクト端
子パターン92と接触するようにされていることはいう
までもない。また、このようにして接触した接触子6は
さらにICカード9に近づくこととなるが、接触子6自
体の弾性を利用し、コンタクト端子パターン92に押圧
状態で接触することとなるため、互いの接触状態が良好
に保たれている。このような状態においてICカード9
への通信を行う接触子6としては、例えば銅線など、電
導性と弾性とを兼ね備えたものを使用することが好まし
い。
【0017】フレーム11には、接触子キャリッジ2が
取り付けられる開口部12が、この接触子キャリッジ2
よりも大きくなるように設けられている。この開口部1
2の両側の対向面13a,13bは接触子キャリッジ2
の両側面21a,21bとそれぞれ対向している。ここ
で、移動方向両側面21a,21bのうち図1中右側に
位置する側面21aは、ICカード9を位置決めするた
めのガイド辺16に近いことから、この側面21aと対
向する対向面13aに接触子キャリッジ2の位置決めを
行うための移動基準面17が形成されている。本実施形
態での対向面13aは、図3に示すように半円柱形状の
突出部が設けられた形状とされることにより平坦面14
aと円弧面15aとを有する形状に形成されている。こ
の場合、円弧面15aは、その先端部が接触子キャリッ
ジ2の側面21aに常に接触する移動基準面17として
設けられており、平行移動する接触子キャリッジ2を位
置規制し、その幅方向に位置決めしている。この場合、
付勢手段(図示省略)を用いて接触子キャリッジ2を幅
方向移動基準面17側に付勢するようにすれば、側面2
1aを移動基準面17である円弧面15aに確実に接触
させることができるようになる。
【0018】さらに本実施形態では、移動基準面17と
反対側に位置する側面21b側に関しても、対向する対
向面13bが平坦面14bと円弧面15bとを有する形
状に形成されている。この場合、対向面13aと対向面
13bは図示するような対称形状に形成されており、接
触子キャリッジ2の両側面21a,21bが円弧面15
a,15bとそれぞれ左右対称な位置で接触するように
されている。
【0019】このように、これら円弧面15a,15b
は突出部がフレーム11の開口部12に固定的に設けら
れることにより形成されているが、この突出部は別部材
により設けられるものであっても良い。この場合、例え
ば別部材を長孔などを用いて接触子キャリッジ2の幅方
向に移動可能な状態でフレーム11にねじ止めし、接触
子キャリッジ2との接触状態を微調整し得るようしても
良い。あるいはこの別部材を接触子キャリッジ2側に向
けて付勢された状態でフレーム11に取り付け、接触子
キャリッジ2との接触を保った状態で位置決めをさせる
ようにすることもできる。
【0020】カードロック部材4は、その位置を変化さ
せることによってカードロック位置およびカード非ロッ
ク位置との間を移動可能に設けられている部材であり、
本実施形態では図1に示すようにカードリーダ1のフレ
ーム11に支点41を中心として揺動可能に取り付けら
れている。カードロック部材4は、ICカード9の基端
部と当接して当該カード9を引き抜き不可能となるよう
にロックするロック部42を有している。このロック部
42は、カード9の基端部が引っ掛かるようにその基端
部と当接する部分が例えば鈎形状となるように形成され
ており、カードロック位置においてはカード通路8を横
切りカード9が基端部側に移動しないようにロックして
いる。
【0021】また、プランジャ32を往復動させること
によりカードロック部材4をカードロック位置とカード
非ロック位置との間で揺動させるソレノイド3は、その
本体側をフレーム11に固定されて設けられている。往
復直線運動するプランジャ32の先端には、係合ピン3
1が、図1に示すようにプランジャ32の軸方向とほぼ
直角となるように取り付けられている。プランジャ32
の周囲には復帰用コイルばね33が設けられ、このプラ
ンジャ32を突出させる方向に付勢している。したがっ
てプランジャ32は、ソレノイド3のコイルに通電して
いないオフ状態のときは復帰用コイルばね33の付勢力
によって突出している一方、コイルをオン状態としてソ
レノイド3を動作させると電磁力によって本体側へと引
き込まれる。本実施形態ではソレノイド3を動作させて
オン状態とすると、カードロック部材4をカードロック
位置まで揺動させたままの状態に保持することができ、
ソレノイド3の動作を解除してオフ状態にすればカード
ロック部材4をカード非ロック位置に復帰させることが
できる。
【0022】以上のように構成されたICカードリーダ
1では、フレーム11の開口部12に移動基準面17を
設け、この移動基準面17に側面21aを接触させるよ
うにしながら接触子キャリッジ2を平行移動させるよう
にしている。したがって、移動中における接触子キャリ
ッジ2が幅方向に位置規制され、位置決めされた状態で
接触子6をICカード9に当接させることができる。し
かも本発明における移動基準面17は対向面13aに設
けられた円弧面15aにより構成されていることから接
触子キャリッジ2の側面21aとの接触面が小さく、接
触面における摩擦によって接触子キャリッジ2の移動を
妨げることがない。
【0023】なお、上述の実施形態は本発明の好適な実
施の一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発
明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能で
ある。例えば接触子キャリッジ2を位置決めする移動基
準面17は、本実施形態では、円弧面15a,15bを
形成するように図3に示すような半円柱形状に設けられ
ていたが、この形状についても特に限定されることはな
く、例えば図4に示すように突出する半球形状の突出部
としても良い。この場合、突出部が接触子キャリッジ2
の側面21aと点接触するようになることから突出部と
接触子キャリッジ2との間の滑りをより滑らかなものと
させることが可能となるし、フレーム11に回転可能に
埋め込まれたボールにより突出部を形成するようにすれ
ばさらに接触摩擦を軽減させることもできる。
【0024】また本実施形態では、接触子キャリッジ2
の側面21a,21bと接触するように対向面13a,
13bに突出部をそれぞれ1つずつ設けるようにしてい
たが、この形態は特に限定されることはない。他の形状
の例としては、図5に示すように一側に円弧面が複数設
けられたものや、図6に示すように移動基準面17側に
のみ円弧面15aが設けられたものがある。あるいはカ
ードリーダ1側に円弧面を設ける代わりとして、図7に
示すように接触子キャリッジ2の両側面21a,21b
に円弧面を設けるようにしても良い。
【0025】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、請求項
1記載の発明のICカードリーダでは、接触子キャリッ
ジをICカードが挿入されるカード通路を有するフレー
ムに形成した開口部に移動自在に設けるとともに、該開
口部に対して接触子キャリッジが移動するときの移動基
準面側の対向面を平坦面と円弧面とにより構成するよう
にしているので、開口部内で移動するときの接触子キャ
リッジを幅方向に位置規制して簡便かつ高い精度で位置
決めすることができる。これにより接触子をICカード
の所定位置に正確に接触させ、データ通信を確実に行わ
せることができる。しかも円弧面の先端部分が移動基準
とされ接触面が小さくなっていることから、接触面にお
ける摩擦が接触子キャリッジの移動を妨げることがな
い。
【0026】また請求項2記載の発明のICカードリー
ダでは、移動基準面側の対向面とは逆側の対向面も平坦
面と円弧面とにより構成するようにしているので、接触
子キャリッジを移動基準面および逆側の対向面によって
挟むようにし、幅方向に関して両側から位置規制を行
い、接触子キャリッジを移動させるときの幅方向への位
置決めをさらに正確に行うことができる。
【0027】さらに請求項3記載の発明のICカードリ
ーダでは、接触子キャリッジはICカードの先端部が当
接するカード当接部を備えていることから、ICカード
が接触子キャリッジを押すことにより接触子キャリッジ
が平行移動するようにされている。しかも、接触子キャ
リッジが平坦面と円弧面とによる移動基準面によりガイ
ドされて移動するように設けられているので、接触子キ
ャリッジがICカードとともに移動するときの幅方向へ
の移動を規制し、幅方向へ正確に位置決めすることがで
きる。
【0028】また請求項4記載の発明のICカードリー
ダでは、接触子キャリッジはカード走行方向に2列に並
置された複数の接触子を有するものであり、当該接触子
キャリッジがフレームに設けられた移動基準面にガイド
されて位置決めされているため、これら複数の接触子を
ICカードのコンタクト端子パターンに所定の位置で接
触させることができる。
【0029】さらに請求項5記載の発明のICカードリ
ーダでは、接触子キャリッジが平行リンク機構により斜
めに移動するように設けられているため、接触子をIC
カードのコンタクト端子パターンに対向させながら接
近、接触させ、さらに押圧させることができる。したが
って、ICカードリーダの接触子をICカードの所定位
置に確実に接触させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のICカードリーダの一実施形態を示す
平面図である。
【図2】接触子キャリッジの動きの様子を示すためのI
Cカードリーダの部分断面図である。
【図3】移動基準面を構成する円弧面の一形状を示す部
分斜視図である。
【図4】別形状に形成された円弧面の形状を示す部分斜
視図である。
【図5】接触子キャリッジを位置決めするための別の形
態を示す概略平面図である。
【図6】接触子キャリッジを位置決めするための別の形
態を示す概略平面図である。
【図7】接触子キャリッジを位置決めするための別の形
態を示す概略平面図である。
【図8】従来のICカードリーダを示す平面図である。
【符号の説明】
1 ICカードリーダ 2 接触子キャリッジ 5 カード当接部 6 接触子 7 平行リンク機構 8 カード通路 9 ICカード 9a カード挿入終了位置 11 フレーム 12 開口部 13a,13b 対向面 14a,14b 平坦面 15a,15b 円弧面 17 移動基準面 91 先端部 92 コンタクト端子パターン a カード走行方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H01R 24/00 H01R 23/68 302Z (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/629 - 13/64 H01R 13/40 H01R 12/22 H01R 24/00 G06K 17/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ICカードのコンタクト端子パターンと
    接触する弾性を備えた接触子を有するとともに前記IC
    カードの挿入に伴って移動してカード挿入終了位置で前
    記コンタクト端子パターンと接触する接触位置に移動す
    る接触子キャリッジを備えてなるICカードリーダにお
    いて、前記接触子キャリッジを前記ICカードが挿入さ
    れるカード通路を有するフレームに形成した開口部に移
    動自在に設けるとともに、該開口部に対して前記接触子
    キャリッジが移動するときの移動基準面側の対向面を
    前記接触子キャリッジが移動するときの当該接触子キャ
    リッジのカード走行方向に垂直な幅方向に対して移動の
    基準面となる平坦面と円弧面とにより構成し、これら平
    坦面と円弧面とにより前記接触子キャリッジのカード走
    行方向に垂直な幅方向の位置を位置決めすることを特徴
    とするICカードリーダ。
  2. 【請求項2】 前記移動基準面側の対向面とは逆側の対
    向面も平坦面と円弧面とにより構成したことを特徴とす
    る請求項1記載のICカードリーダ。
  3. 【請求項3】 前記接触子キャリッジは前記ICカード
    の先端部が当接するカード当接部を備えており、前記I
    Cカードが前記接触子キャリッジを押すことにより、前
    記接触子キャリッジが前記平坦面と円弧面とによる移動
    基準面によりガイドされて移動するようにしたことを特
    徴とする請求項1または2記載のICカードリーダ。
  4. 【請求項4】 前記接触子キャリッジはカード走行方向
    に2列に並置された複数の接触子を有するものであるこ
    とを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のIC
    カードリーダ。
  5. 【請求項5】 前記接触子キャリッジは平行リンク機構
    により斜めに移動するものであることを特徴とする請求
    項1から4のいずれかに記載のICカードリーダ。
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