JP3431530B2 - 色相差判定方法 - Google Patents

色相差判定方法

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JP3431530B2 JP05241299A JP5241299A JP3431530B2 JP 3431530 B2 JP3431530 B2 JP 3431530B2 JP 05241299 A JP05241299 A JP 05241299A JP 5241299 A JP5241299 A JP 5241299A JP 3431530 B2 JP3431530 B2 JP 3431530B2
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裕一郎 江川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ある色とある色と
の色相差を判定する方法に係り、さらに詳しくは、物体
の色の同一性を判定する際に用いることのできる色相差
判定方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】多数かつ微妙な色の組み合わせによる様
々な色の製品を提供している化粧品、染料、塗料等にお
いては、色がきわめて重要な役割を果たしており、その
製品の色を所定の色にできるだけ近くすることが最大の
課題となっている。すなわち、口紅、ファンデーション
等の化粧品においては、同じ品番、同じ色番の製品の色
は、当然同じでなければならない。そのために、所定の
色を基準色として用意しておき、基準色と製品の色との
同一性を判定することが行われている。この判定におい
て、製品の色が基準色と100%同一である必要はない
が、その差は、人間の肉眼で見て同一と判定される範囲
内にあることが必要とされる。すなわち、市場において
製品の色を評価するのは人間であるため、人間が見て同
一色に見える必要があり、従って、製品の色の判定、管
理は、人間の肉眼での判定に頼っているというのが実情
であった。
【0003】しかしながら、人間が行う判定は、その人
の感覚による個人差に起因して判定結果に差が生じるこ
とを免れない。また、判定を行う環境によっても見え方
に微妙な差が生じるため、常に客観的かつ正確な判定結
果を得ることは困難なことであった。そこで、一人の人
の判断に左右されないように、複数の人間で判定を行う
ことも考えられるが、多種多様な色の製品を大量に生産
している業種においては現実的な方法とは言えなかっ
た。
【0004】そこで、客観的に色差を判定する方法とし
て、従来いくつかの方法が提案されている。JIS Z
8721「三属性による色の表示方法」は、色を色相
(hue)H、彩度(Chroma)Cおよび明度(v
alue)Vの三属性で表示するものである。そして、
標準色票を定め、標準色票の色の許容差をそれぞれの属
性について設定している。ここで、色差として作用する
色相差に関し、色相の許容差を表わすにあたりΔHを用
いている。これは、基準となる標準色票と許容されるべ
き色票との色相値をそれぞれ求め、その色相値の差を表
わすものである。
【0005】また、「工業測色学」(住友化学工業株式
会社)第265〜266頁には、色相差を求める方法と
して、下記式(3)が記載されている。この式において
は、基準色の彩度(Chroma)がC1で表わされて
おり、比較色の彩度がC2で表わされている。
【数3】
【0006】
【発明が解決しようとする課題】人間の肉眼による色相
差判定(以下、目視判定という)は、基準色と比較色と
の色空間における距離を判定しているものである。とこ
ろが、従来の色相差判定方法は、基準色と比較色との色
空間内の距離を正確に計算しているものではないため、
その判定結果が目視判定と必ずしも一致せず、同一色と
判定されても肉眼で見てみると異なった色に見えるとい
うような問題が生じることとなった。
【0007】すなわち、上記JIS Z 8721におけ
る方法において、その色相−彩度平面は図4のように示
される。同図において、A1およびA2が基準色であり、
1およびB2が比較色である。そして、それぞれの色
は、色相Hおよび彩度CによりA1(H11)、A2(H
12)、B1(H23)、B2(H24)と表わされる。
そして、基準色A1と比較色B1との色相差と、基準色A
2と比較色B2との色相差とは、角度で表わされ、ともに
等しくH2−H1=Δθとなる。しかしながら、目視判定
においては、基準色と比較色との距離により判定がなさ
れ、具体的にはA1とB1との間の距離およびA2とB2
の間の距離により色相差が判定されるため、目視判定に
よれば基準色A2と比較色B2との色相差の方が、基準色
1と比較色B1との色相差よりも大きく判定されること
となる。
【0008】また、Godloveにより色相差の求め
方が提案されているが、これは近似により色相差を求め
るものであるため、実際の色差との間に誤差が生じると
いう欠点があった。すなわち、図5において、色相成分
と彩度成分との合計色差ΔE HC 2は直線ABで表わさ
れ、下記式(4)で求められるものである。
【数4】
【0009】従って、ΔH2は、下記式(5)で求めら
れることとなる。
【数5】
【0010】しかしながら、上記の計算によると、直線
ABと同一の長さのベクトルA2B成分をA1B成分、す
なわちΔCとA12成分に分解したこととなり、A12
成分を近似的に色相差ΔHとみなしていることとなる。
ところが、実際の色相差は直線AA1である。そこで、
このA12成分と直線AA1とを比べてみると、同図に
示す通り、点A1を原点とした円弧AA3と直線A12
の交点が、A2よりも原点A1に近くなっている。すなわ
ち、実際の色相差を示す直線AA1の長さの方が、Go
dloveの色差式により色相差とされるA12の長さ
よりも短いこととなる。しかして、この長さの差が、実
際の色相差との間の誤差となってしまうのである。
【0011】このように、従来の方法は、判定結果が目
視判定と一致しないという欠点を有しているものであっ
たため、これらの方法により色相判定を行って同一との
判定結果が得られても、目視判定によれば異なった色と
判定されるというような不一致の問題が生じることとな
った。しかして、目視判定による判定結果により近い色
相差の判定方法が求められていた。
【0012】本発明は、上述のような実情に鑑みなされ
たものであって、基準色と比較色(被判定色)との三属
性の色相値から、両者の色空間内の距離を正確に求めて
色相差を判定する方法であり、目視判定の結果と一致
し、かつ客観的で再現性のある判定結果を得ることので
きる色相差判定方法の提供を目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の色相差判定方法は以下のような構成をと
る。すなわち、第一の発明は、色相、彩度および明度の
三属性をそれぞれ円筒座標の円周方向、放射状方向およ
び上下方向で表わす色の表示方法において、基準色の色
相がH1、彩度がC1であり、被判定色の色相がH2であ
る場合に、下記式(1)により基準色と被判定色との色
相差ΔHを求め、基準色に対する被判定色の色相差を判
定することを特徴とするものである。
【数6】
【0014】また、第二の発明は、色相、彩度および明
度の三属性をそれぞれ円筒座標の円周方向、放射状方向
および上下方向で表わす色の表示方法において、基準色
の色相がH1、彩度1であり、被判定色の色相がH2
である場合に、下記式(2)により基準色と被判定色と
の色相差ΔH 2 を求め、基準色に対する被判定色の色相
差を判定することを特徴とするものである。
【数7】
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て具体的に説明する。
【0016】上述した通り、三属性による色の表示方法
は、色を色相(hue)H、彩度(Chroma)Cお
よび明度(value)Vの三属性で表示するものであ
る。この三属性による色の表示は、図3に示すような円
筒座標で表わされる。この円筒座標において、円周方向
が色相Hを表わし、放射状方向が彩度Cを表わし、上下
方向が明度Vを表わしている。
【0017】ここで、基準となる色(基準色)がAであ
り、判定対象となる色(被判定色)がBである場合、両
者の色相差は、円筒座標の水平面O−O’に投影された
距離となる。図1は、その投影面を示している。すなわ
ち、基準色Aの色相をH1、彩度をC1、被判定色Bの色
相をH2、彩度をC2とすると、AとBとの挟む角Δθを
ラジアンで表わすには、三属性の色相差Hは円周を10
0等分していることから下記式(6)の通りとなる。
【0018】
【数8】
【0019】従って、AとBとの色相差は円弧A−B2
となり、ΔH=Δθ×C1で算出されるため、上記式
(6)とΔH=Δθ×C1とをまとめると、下記式
(1)の通りとなる。
【数9】
【0020】しかして、このようにして得られた色相差
ΔHの値を用いて、基準色と被判定色との色相差を客観
的に判定することができるのである。
【0021】また、図2に示す通り、基準色Aと被判定
色Bとの色相差ΔH 2 を直線距離A−B1で表わした場
合、Δθの2等分線からA−B1に引いた垂線の足をO2
とすると、A−B1=2×A−O2であるため、ΔH 2
下記式(7)により求められる。
【数10】
【0022】ここで、Δθは上記式(6)で求められる
ことから、この式(6)と上記の式(7)とをまとめる
と、下記式(2)の通りとなる。
【数11】
【0023】そして、得られた色相差ΔH 2 の値を用い
て、基準色と被判定色との色相差を客観的に判定するこ
とができるのである。
【0024】このように、上記の色差判定方法は、いず
れも、三属性による色の表示方法において、基準色の色
相がH1、彩度がC1であり、被判定色の色相がH2であ
る場合に、基準色と被判定色との色空間内の距離を正確
に求めることのできるものである。よって、目視判定の
結果と一致する判定結果を得ることのできるものであ
る。
【0025】
【実施例】口紅を用いて色相差の判定を行った。目視判
定上では色相差の感じられない基準色と被判定色とのサ
ンプル対を4種類用意した。これらのサンプル対を、従
来方法による色相値の差で判定した結果および同じサン
プル対を本発明に係る色相差判定方法により判定した結
果を表1に示す。
【表1】
【0026】表1を見れば明らかなように、従来方法に
よると、色相差がV(明度)の差とC(彩度)の差に比
べて突出して大きくなっている。このように、目視判定
では色相差が感じられなかったにもかかわらず、従来の
判定方法によれば色相差が大きく判定されているという
ことは、従来の判定方法が目視判定の結果と一致しない
結果を出していたということである。これに対し、本発
明方法によれば、色相差がいずれも0.05未満という
ように、きわめて小さく判定されている。このことか
ら、本発明の色相差判定方法が、目視判定の結果と一致
する判定結果を出すものであることが確信できる。
【0027】
【発明の効果】以上述べた通り、本発明の色相差判定方
法は、基準色と被判定色との色空間内の距離を正確に求
めることができるものであり、目視判定の結果と一致す
る判定結果を客観的かつ再現性のある判定結果として得
ることを可能とするものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の色相差判定方法の説明図である。
【図2】本発明の色相差判定方法の説明図である。
【図3】本発明の色相差判定方法の説明図である。
【図4】従来の色相差判定方法の一例の説明図である。
【図5】従来の色相差判定方法の他の例の説明図であ
る。
【符号の説明】
A 基準色 B 被判定色
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−333055(JP,A) 特開 平10−153484(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01J 3/46 - 3/52 B44D 3/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 色相、彩度および明度の三属性をそれぞ
    れ円筒座標の円周方向、放射状方向および上下方向で表
    わす色の表示方法において、基準色の色相がH1、彩度
    がC1であり、被判定色の色相がH2である場合に、下記
    式(1)により基準色と被判定色との色相差ΔHを求
    め、基準色に対する被判定色の色相差を判定することを
    特徴とする色相差判定方法。 【数1】
  2. 【請求項2】 色相、彩度および明度の三属性をそれぞ
    れ円筒座標の円周方向、放射状方向および上下方向で表
    わす色の表示方法において、基準色の色相がH1、彩度
    1であり、被判定色の色相がH2である場合に、下記
    式(2)により基準色と被判定色との色相差ΔH 2 を求
    め、基準色に対する被判定色の色相差を判定することを
    特徴とする色相差判定方法。 【数2】
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