JP3430072B2 - スイッチ回路装置 - Google Patents

スイッチ回路装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部の制御信号に
よって開閉するスイッチを備えたスイッチ回路を複数個
直列接続して構成されるスイッチ回路装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図3は、例えば高電圧をスイッチする従
来のスイッチ回路装置の構成を示す図で、同図におい
て、1は直列接続された複数の制御端子付のスイッチ、
2は上記各スイッチ1のそれぞれのオン/オフ制御を行
う駆動回路、3はダイオード31とコンデンサ32と抵
抗33とから構成されるスナバ回路、5は例えば大地側
からの信号を上記直列接続された各スイッチ1それぞれ
伝達する光ファイバーである。また、6は上記各駆動回
路2に必要な電源を供給するための電源用トランスであ
る。
【0003】次に動作について説明する。大地側から駆
動回路2に入力された光ファイバー5からの光信号は、
各駆動回路2において、光/電気変換及び増幅されて出
力端子b及び出力端子cから各スイッチ1の制御信号と
してそれぞれのスイッチ1に送出される。スイッチ回路
は、上記各スイッチ1が上記駆動回路2で増幅された制
御信号によりそれぞれ同時にオン/オフすることによ
り、所望の高電圧を出力する。上記光/電気変換及び信
号増幅に必要な駆動回路2の電源は、絶縁トランス6か
ら各駆動回路2の電源端子dを通ってそれぞれの駆動回
路2に供給される。また、スナバ回路3は、スイッチ回
路のスイッチング時の振動電圧制する役目を有す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の高電圧用スイッ
チ回路装置は以上のように構成されているため、各スイ
ッチ回路の駆動用電源部の電位がそれぞれの段によって
異なるので、絶縁しなければならない。上記電源が例え
ば電源用変圧器であれば、1次側と2次側との巻線間は
その電位に応じた絶縁耐力が必要なため、スイッチ回路
装置が高電圧になるにつれて上記電源が大型化し、また
高価となるという問題があった。一方、スイッチ1を駆
動するための信号と駆動電力とを、パルストランスを用
いて同時に供給する方法もあるが、高電圧になると巻線
間の絶縁をとるために距離をとる必要がある。したがっ
て、パルストランスの洩れインダクタンスが増大してし
まい、駆動信号の立ち上がりが緩やかになってしまう。
そのため、各スイッチ1のターンオンタイミングのばら
つきが大きくなり、スイッチングの遅れたスイッチに過
電圧が印加されて回路が故障してしまうという問題があ
った。
【0005】本発明は、従来の問題点に鑑みてなされた
もので、スイッチの開閉を制御する制御信号の増幅等を
行う駆動電源の小型化と低価格化とを図ることを目的と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
のスイッチ回路装置は、制御信号により開閉する制御端
子付スイッチと、上記スイッチを駆動する駆動回路と、
上記スイッチに並列接続されたスナバ回路とを備えたス
イッチ回路を複数個直列接続して構成されるスイッチ回
路装置であって、上記スイッチ回路のそれぞれに、スナ
バ回路に直列接続され、上記スナバ回路に流れる電流に
より一方向に充電される電源回路を設け、この電源回路
を上記駆動回路の電源としたものである。
【0007】請求項2に記載のスイッチ回路装置は、上
記スナバ回路を、ダイオードと、このダイオードに直列
接続された、コンデンサと抵抗との並列回路とから構成
するとともに、上記電源回路を、上記スナバ回路に直列
に接続されたコンデンサと、このコンデンサの両端に並
列接続されたゼナーダイオードとにより構成したもので
ある。
【0008】請求項3に記載のスイッチ回路装置は、上
記電源回路と上記駆動回路とを、インピーダンス素子を
介して接続し、スナバ電流が上記駆動回路に分流しない
ようしたものである。
【0009】
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面に基づき説明する。 実施の形態1.図1は、本発明の実施の形態1に係わる
スイッチ回路10の構成を示す図で、同図において、1
は制御端子付のスイッチ、2は上記スイッチ1のオン/
オフ制御を行う駆動回路、3はダイオード31とこのダ
イオード31に接続されたコンデンサ32と抵抗33と
の並列回路とから構成され、スイッチ1の開閉時に生じ
る振動電圧を抑制するスナバ回路、5は例えば大地側か
らの信号をスイッチ1に伝達するための光ファイバーで
ある。4は上記駆動回路2に必要な電源を供給するため
の電源回路で、この電源回路4は、スナバ回路3に直列
接続され、上記スナバ回路3により一方向のみに充電さ
れるコンデンサ41と、このコンデンサ41に並列接続
され、駆動回路2の電源電圧に対応したゼナー電圧を有
するゼナーダイオード42と、一端が上記コンデンサ4
1のスナバ回路3側に接続され、他端が駆動回路2の電
源端子aに接続されたスナバ電流制限用のインピーダン
ス素子43とから構成される。このインピーダンス素子
43は、スナバ回路3からのスナバ電流が上記駆動回路
2に分流しないようにするために設けられたもので、上
記電源回路4のコンデンサ41のインピーダンスよりも
高いインピーダンスを有する抵抗もしくはチョークコイ
ル等のインダクタンス素子などにより構成される。
【0011】次に、上記構成のスイッチ回路10の動作
について説明する。スイッチ1を制御するための制御信
号は、光ファイバー5により、大地側から光信号として
駆動回路2に送られる。上記光信号は、駆動回路2にお
いて、光/電気変換及び増幅処理されて出力端子b及び
出力端子cからスイッチ1に送出される。スイッチ1
は、上記駆動回路2で増幅された制御信号によりオン/
オフする。このとき、スナバ回路3にスナバ電流が流れ
ることにより、スイッチ回路10のスイッチング時の振
動電圧が抑制される。電源回路4は、上記スナバ回路3
に直列接続されており、コンデンサ41は一方向のみ充
電される。スイッチ1がオンした場合も、スナバ回路3
内のダイオード31によってコンデンサ41が放電して
しまうことはない。一方、スナバ回路3の動作時には、
スナバ電流がスナバ回路3内のコンデンサ32を通して
上記電源回路4内のコンデンサ41に流入し、コンデン
サ41の端子間電圧を上昇させるが、上記コンデンサ4
1にはゼナーダイオード42が並列接続されているの
で、コンデンサ41の端子間電圧は、上記ゼナーダイオ
ード42のゼナー電圧以上になることはない。また、上
記コンデンサ41のスナバ回路3側は、スナバ電流制限
用のインピーダンス素子43を介して上記駆動回路2と
接続されているので、駆動回路2には急峻なスナバ電流
が流れず、駆動回路2のc端子とスイッチ1間の配線イ
ンダクタンスが大きい場合でも、配線インダクタンスに
発生する電圧を抑えることができ、スイッチ1の制御端
子の過電圧破壊を防ぐことができる。したがって、上記
コンデンサ41を電源とし、上記インピーダンス素子4
3を通して駆動回路2の電源端子aに電力を送ることに
より、スイッチ1を安定して駆動することができる。
【0012】このように、本実施の形態1では、駆動回
路2の電源として、スイッチ1に並列接続されるスナバ
回路3に直列接続され、上記スナバ回路に流れる電流に
より一方向のみに充電されるコンデンサ41と、このコ
ンデンサ41に並列接続されたゼナーダイオード42
と、コンデンサ41と駆動回路2とを接続するインピー
ダンス素子43とにより構成された電源回路4を設け、
この電源回路4により上記駆動回路2に電力を供給する
ようにしたので、電源用トランス等が不要となり、装置
を小型にかつ安価にできる。また、上記インピーダンス
素子43により、スナバ電流が上記駆動回路2に分流す
ることを防ぐようにしたので、スイッチ1を安定して駆
動することができる。
【0013】なお、上記実施の形態1では、電源回路4
内にインピーダンス素子43を設ける構成としたが、上
記インピーダンス素子43をコンデンサ41と、このコ
ンデンサ41に並列接続されたゼナーダイオード42か
ら成る電源部と分離して設けるようにしても良い。
【0014】実施の形態2.図2は、図1のスイッチ回
路10を直列接続した高圧用のスイッチ回路装置20の
構成を示す図である。高圧用のスイッチ回路装置20を
構成する各スイッチ回路10の動作は上記実施の形態1
とほぼ同様であるが、各スイッチ回路10のスナバ回路
3は、各スイッチ回路10のスイッチング時の振動電圧
を抑制するだけだなく、各スイッチ1の印加電圧の分担
を均等にする役目を有する。また、上記構成の高圧用の
スイッチ回路装置20は、従来の装置のように駆動回路
2の電源が大地側ではなく、スイッチの主回路側にある
ため、絶縁の必要がなく、装置を小型にかつ安価にでき
る。また、各スイッチ回路の駆動用電源電圧のバラツキ
がないので、スイッチ回路を安定して動作させることが
できる。
【0015】以上説明したように、請求項1に記載の発
明によれば、制御信号により開閉する制御端子付スイッ
チと、上記スイッチを駆動する駆動回路と、上記スイッ
チに並列に接続されたスナバ回路とを備えたスイッチ回
路を複数個直列接続して構成されるスイッチ回路装置に
おいて、上記スイッチ回路のそれぞれに、スナバ回路に
直列接続され、上記スナバ回路に流れる電流により一方
向に充電される電源回路を設けて、この電源回路を上記
スイッチを駆動する駆動回路の電源としたので、電源用
トランス等が不要となり、装置を小型化できるととも
に、装置を安価にできる。また、それぞれのスイッチ回
路において、駆動回路の電源がそれぞれのスイッチの主
回路側にあるため、各スイッチ回路間における駆動用電
源電圧のばらつきがないので、スイッチ回路装置を安定
して動作させることができる。
【0016】請求項2に記載の発明によれば、上記スナ
バ回路を、ダイオードと、このダイオードに直列接続さ
れた、コンデンサと抵抗との並列回路とから構成すると
ともに、上記電源回路を、上記スナバ回路に直列に接続
されたコンデンサと、このコンデンサの両端に並列接続
されたゼナーダイオードとから成る簡単な回路により構
成したので、装置を小型にかつ安価に作製することがで
きる。
【0017】請求項3に記載の発明によれば、上記電源
回路と上記駆動回路とを、インピーダンス素子を介して
接続するようにしたので、スナバ電流が上記駆動回路に
分流することを防ぐことができ、スイッチを安定して駆
動することができる。
【0018】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態1に係わるスイッチ回路の構成
を示す図である。
【図2】 本実施の形態2に係わるスイッチ回路装置の
構成を示す図である。
【図3】 従来のスイッチ回路の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 スイッチ、2 駆動回路、3 スナバ回路、31
ダイオード、32 コンデンサ、33 抵抗、4 電源
回路、41 コンデンサ、42 ゼナーダイオード、4
3 インピーダンス素子、5 光ファイバー、a 駆動
回路の電源端子、b,c 駆動回路の出力端子、10
スイッチ回路、20 高圧用のスイッチ回路装置。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御信号により開閉する制御端子付スイ
    ッチと、上記スイッチを駆動する駆動回路と、上記スイ
    ッチに並列に接続されたスナバ回路とを備えたスイッチ
    回路を複数個直列接続して構成されるスイッチ回路装置
    において、上記スイッチ回路のそれぞれに、スナバ回路
    に直列接続され、上記スナバ回路に流れる電流により一
    向に充電される電源回路を設け、この電源回路を上記
    駆動回路の電源としたことを特徴とするスイッチ回路
  2. 【請求項2】 上記スナバ回路を、ダイオードと、この
    ダイオードに直列接続された、コンデンサと抵抗との並
    列回路とから構成するとともに、上記電源回路を、上記
    スナバ回路に直列に接続されたコンデンサと、このコン
    デンサの両端に並列接続されたゼナーダイオードとによ
    り構成したことを特徴とする請求項1記載のスイッチ回
    装置
  3. 【請求項3】 上記電源回路と上記駆動回路とを、イン
    ピーダンス素子を介して接続したことを特徴とする請求
    項1または請求項2記載のスイッチ回路装置。
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