JP3430067B2 - 端栓自動供給装置 - Google Patents
端栓自動供給装置Info
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
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Description
料集合体における燃料棒の端栓溶接のための端栓自動供
給装置に関する。
図4に示すように、ジルコニウム合金またはステンレス
鋼製の被覆管1の一端に端栓2を溶着し、その被覆管1
内に他端側から二酸化ウランなどのペレット3を所定数
装填し、他端から挿入された押しばね4によってペレッ
ト3を上記端栓2の方向に押圧するように上記被覆管1
の他端に端栓5が溶着されている。
溶接装置の概略構成を示す図であって、被覆管1内にペ
レット3を挿入し、押しばね4を挿入した燃料棒Aをそ
の押しばね挿入側端部を溶接チャンバー6内に挿入し、
上記溶接チャンバー6内に挿入された被覆管1の開口端
に正対するように端栓5を端栓保持機構7に保持させ、
その端栓保持機構7によって端栓5を被覆管1端に圧着
嵌合し、例えばTIG等の熱源8によってその端栓5と
被覆管1との溶接を行なう。
おいては、溶接順序が予め決まっており、その順番が端
栓により識別されるような場合、一般的には端栓容器に
一定の順番に配列されている端栓をその順番に従って1
個ずつ端栓容器から取り出して端栓保持機構に供給す
る。
端栓保持機構への供給に際しては、従来、端栓容器に一
定の順序で配列されている端栓をその順番に従い作業者
が例えばピンセット等を用いて1個ずつ取り出し、目視
により溶接順序や供給時に落下等の不具合のないことを
確認しながらその端栓を端栓保持機構に供給していた。
その都度作業者が行う必要があり、非効率である等の問
題があった。本発明はこのような点に鑑み、従来、作業
者がマニュアルで行っていた端栓供給作業を自動的に行
うようにした端栓自動供給装置を得ることを目的とす
る。
原子燃料棒用被覆管に端栓を予め決まった順序に従って
取付け溶接するため、所定の端栓を原子燃料棒溶接装置
の端栓保持機構に供給する端栓自動供給装置において、
端栓容器に一定の順序で配列されている端栓を数値制御
によってその順序に従って取り出す端栓取出装置と、そ
の端栓取出装置によって取り出された端栓を端栓保持機
構の軸線と平行にする位置決め機構と、その位置決め機
構に保持されている端栓を受け取り、その端栓を上記端
栓保持機構に供給する端栓供給機構とを有することを特
徴とする。
明において、端栓取出装置は真空吸引方式の端栓吸着部
を有することを特徴とする。
載の発明において、位置決め機構は、基端が、端栓取出
装置の一側方に設けられている端栓位置決め機構の端栓
把持部支持ブロックに、端栓保持機構の軸線に対して直
角方向に延びる水平軸線回りに揺動可能に枢着されると
ともに、先端に端栓保持部が設けられたレバーを有し、
上記レバーの揺動により、上記端栓保持部に垂直状態に
保持されている端栓を水平状態とするようにしたことを
特徴とする。
明において、端栓供給装置による、端栓保持機構への端
栓供給動作の終了後、待避位置から端栓の在荷確認位置
まで移動し、その在荷確認を行うセンサが設けられた在
荷確認機構を有することを特徴とする。
発明の実施の形態について説明する。図1において、符
号10は端栓取出装置であって、その端栓取出装置10
の駆動装置11が基盤12から立設された支脚13に支
持されている。
持装置14が水平方向に突出せしめられており、その端
栓吸着部案内支持装置14から支持杆15を介して端栓
吸着部16が吊下されている。上記端栓吸着部16は、
例えば端栓に被覆し、その端栓を真空吸引するようにし
たものであって、上記駆動装置11によって、上記端栓
吸着部案内支持装置14の長手軸線方向、およびそれに
直交する水平方向、並びに上下方向に移動可能としてあ
る。
ターンがプログラミングされたコンピュータ部17が接
続されており、そのコンピュータ部17から出力される
制御信号によって上記端栓吸着部の移動および吸着制御
が行われるようにしてあり、そのコンピュータ部17に
プログラミングされている端栓供給パターンはパターン
入力部18によって選択されるようにしてある。
栓の位置決め機構20が配設されている。上記位置決め
機構20は端栓を把持するチャック爪21を有する端栓
把持部22とその端栓保持部22を支持する端栓把持部
支持ブロック23とを有している。
はレバー24の基端が端栓保持機構の軸線に対して直角
方向に延びる水平軸線L回りに揺動可能に枢着されてお
り、そのレバー24の先端に端栓把持部22が装着され
ている。しかして、上記レバー24の揺動によって、チ
ャック爪21により把持されている端栓を垂直状態から
後述する端栓保持機構7の軸線と平行にすることができ
る。
に直交する方向に延びる案内部材25に係合されてお
り、適宜駆動機構によってその案内部材25に沿って後
述する端栓供給機構まで移動し得るようにしてある。な
お、図中符号26は端栓27が所定の順序で配列収容さ
れている端栓容器である。
り出し順序は、予め必要な端栓供給パターンを数値制御
を行うコンピュータ部17にプログラミングされてお
り、そのパターンをパターン入力部18により選択す
る。
26が端栓取出装置10の所定位置にセットされると、
コンピュータ部17からの指示信号に対応して駆動装置
11が作動され、端栓吸着部16が端栓吸着部案内支持
装置14の長手軸線方向およびそれに直交する水平方向
に移動され、その後下降され、所定の端栓27a上に被
覆される。このようにして端栓吸着部16が所定の端栓
27a上に被覆されると、図示しない吸引装置が作動さ
れ、上記所定の端栓27aが端栓吸着部16に吸着され
る。そこで、端栓吸着部16を上方に移動することによ
って端栓27aが端栓容器26から取り出され、さらに
上記端栓吸着部16を水平面内で移動させることによっ
て位置決め機構20の上方迄搬送される。
27aは、そこで下降され、位置決め機構20のチヤッ
ク爪21によって垂直状態に保持され、さらに端栓把持
部支持ブロック23を介して端栓供給機構30の前面位
置まで移動される。
成を示す図であって、チヤック移動機構31上に端栓供
給機構30が前後方向(図において左右方向)および垂
直方向に移動可能に設けられている。上記端栓供給機構
30の上部にはチヤック部32が設けられており、その
チヤック部32には端栓27aを水平状態に把持するチ
ヤック爪33が設けられている。
7aを垂直状態に把持している位置決め機構20が端栓
供給機構30の前方に移動してくると、レバー24が矢
印で示すように反時計方向に揺動され、端栓保持機構7
の端栓挿入方向(端栓保持機構の軸線)と平行になるよ
うに端栓27aが回動される。そこで、チヤック移動機
構31によって端栓供給機構30が位置決め機構20の
方に前進され、位置決め機構20によって水平状態に保
持されている端栓27aがチヤック爪33によりチヤッ
クされる。このようにして、端栓27aがチヤック爪3
3によりチヤックされると、位置決め機構20のチヤッ
ク爪21が開かれ、チヤック爪21による端栓27aの
チヤックが解放され、その後位置決め機構20が端栓取
出装置側に戻される。
端栓保持機構7の方向に移動され、端栓供給機構30の
チヤック爪33により水平状態に把持されている端栓2
7aが端栓保持機構7に供給され、端栓供給機構30は
端栓保持機構7の移動を妨げない待避位置に戻される。
端栓保持機構7への端栓供給が終った後、待避位置から
在荷確認位置まで移動して端栓保持機構7における在荷
確認を行う在荷確認機構34が設けられている。すなわ
ち、図3に示すように、端栓保持機構7の一側には、L
字状に屈曲された在荷確認機構34が配設されており、
その在荷確認機構34は長手軸線回りに回動できるとと
もにその軸線方向に移動可能としてある。したがって、
上述のように端栓27aの供給が終えると、長手軸線回
りに回動され、屈曲されたセンサ部34aを上記端栓2
7aの軸線上に移動させ、そこでさらに軸線方向に移動
させたとき、センサ部34aが端栓27aの端部に当接
することによって、端栓27aが正しく端栓保持機構に
供給されたかを確認することができる。
ものを示したが、レーザセンサ等の非接触型センサを用
いて在荷確認を行うこともできる。また、上記実施の形
態においては端栓吸着部を真空吸引方式のものを示して
いるが、この場合、端栓吸着部を有蓋円筒状とし、その
内径を端栓容器中の端栓の位置ずれ量を加味した値とす
ることによって、位置ずれがある場合にも十分対応する
ことができる。
栓容器に収容されている端栓を自動的に取出し、端栓保
持機構に供給することができ、従来マニュアルで行われ
ていた端栓供給作業を自動化でき、端栓溶接工程の効率
向上を図ることができる。また、端栓容器内の端栓位置
が端栓容器によらず一定であれば、通常のチヤック機構
により端栓を容器から取り出すことが可能であるが、現
実には端栓容器によって容器内の端栓位置がばらつく場
合がある。そこで、端栓吸着部を真空吸引方式とするこ
とによって、若干位置ずれがある場合でも端栓を確実に
取り出すことができる。また、在荷確認機構を設けた場
合には、端栓の搬送途中に端栓が落下し、端栓の供給が
行われなかったような事態を確認することができる。
図。
構との関係を示す図。
Claims (4)
- 【請求項1】原子燃料棒用被覆管に端栓を予め決まった
順序に従って取付け溶接するため、所定の端栓を原子燃
料棒溶接装置の端栓保持機構に供給する端栓自動供給装
置において、端栓容器に一定の順序で配列されている端
栓を数値制御によってその順序に従って取り出す端栓取
出装置と、その端栓取出装置によって取り出された端栓
を端栓保持機構の軸線と平行にする位置決め機構と、そ
の位置決め機構に保持されている端栓を受け取り、その
端栓を上記端栓保持機構に供給する端栓供給機構とを有
することを特徴とする、端栓自動供給装置。 - 【請求項2】端栓取出装置は真空吸引方式の端栓吸着部
を有することを特徴とする、請求項1記載の端栓自動供
給装置。 - 【請求項3】位置決め機構は、基端が、端栓取出装置の
一側方に設けられている端栓位置決め機構の端栓把持部
支持ブロックに、端栓保持機構の軸線に対して直角方向
に延びる水平軸線回りに揺動可能に枢着されるととも
に、先端に端栓保持部が設けられたレバーを有し、上記
レバーの揺動により、上記端栓保持部に垂直状態に保持
されている端栓を水平状態とするようにしたことを特徴
とする、請求項1記載の端栓自動供給装置。 - 【請求項4】端栓供給装置による、端栓保持機構への端
栓供給動作の終了後、待避位置から端栓の在荷確認位置
まで移動し、その在荷確認を行うセンサが設けられた在
荷確認機構を有することを特徴とする、請求項1記載の
端栓自動供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10430899A JP3430067B2 (ja) | 1999-04-12 | 1999-04-12 | 端栓自動供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP10430899A JP3430067B2 (ja) | 1999-04-12 | 1999-04-12 | 端栓自動供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000292588A JP2000292588A (ja) | 2000-10-20 |
JP3430067B2 true JP3430067B2 (ja) | 2003-07-28 |
Family
ID=14377305
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10430899A Expired - Fee Related JP3430067B2 (ja) | 1999-04-12 | 1999-04-12 | 端栓自動供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3430067B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101406076B1 (ko) * | 2013-01-08 | 2014-06-13 | 한전원자력연료 주식회사 | 핵연료봉의 봉단마개 자동 용접장치 |
-
1999
- 1999-04-12 JP JP10430899A patent/JP3430067B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2000292588A (ja) | 2000-10-20 |
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