JP3429651B2 - 釣用発信器及びそれを使用した報知装置 - Google Patents

釣用発信器及びそれを使用した報知装置

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JP3429651B2
JP3429651B2 JP31280597A JP31280597A JP3429651B2 JP 3429651 B2 JP3429651 B2 JP 3429651B2 JP 31280597 A JP31280597 A JP 31280597A JP 31280597 A JP31280597 A JP 31280597A JP 3429651 B2 JP3429651 B2 JP 3429651B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は釣用発信器及びそれ
を使用した報知装置に関するものである。更に詳しく
は、例えば魚の掛かりの強さに対する作動感度の調整が
可能で、魚の大きさや性質に適合した作動感度に設定す
ることにより、誤作動や無駄な作動を防止できる釣用発
信器及びそれを使用した報知装置に関する。
【0002】
【従来技術】例えば、魚釣りにおいて、釣人が複数の釣
竿を川岸や防波堤等に仕掛ける際には、魚の掛かりを感
知して発信する発信器を釣竿に取り付け、離れた場所で
その信号を受けて釣竿の監視ができるようにしたものが
従来から使用されている。従来の釣用の発信器は、例え
ば特開平1−60322号公報や特開平2−29953
1号公報あるいは特開平3−172133号公報に開示
してあるように、魚の掛かりによる釣糸やリールの動き
によって発信スイッチが入るようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の釣用の
発信器には、次のような課題があった。すなわち、魚の
掛かりの強さに対する作動感度の調整ができるようには
なっていない。このため、魚が警戒して餌をついばんだ
り引っ張ったりして食い付きが十分でない場合や、流草
や木枝あるいはビニル袋等が引っ掛ったり、強い風が吹
いただけでも作動して発信してしまうことがあり、釣竿
の掛かりの確認が無駄になることも多かった。また、釣
糸のテンションの変化を直接感知できるように、感知手
段には釣糸が引っ掛けてあるが、感知手段は釣糸のテン
ションにある程度追従したり、あるいは釣糸にテンショ
ンをかけることができる機能は備えていない。このた
め、水流や風による釣糸の様々な動きによって、釣糸が
緩んで感知手段から外れてしまうことがあった。
【0004】本発明は上記課題を解消するもので、魚の
掛かりの強さに対する作動感度の調整が可能で、魚の大
きさや性質に適合した作動感度に設定することにより、
誤作動や無駄な作動を防止できる釣用発信器及びそれを
使用した報知装置を提供することを目的とする。また、
水流や風等の自然条件による釣糸の様々な動きによっ
て、釣糸が緩んでしまい感知手段から外れることを防止
できる釣用釣用発信器及びそれを使用した報知装置を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に講じた本発明の手段は次のとおりである。第1の発明
にあっては、発信手段と、上記発信手段の作動・不作動
を制御するスイッチ装置と、魚が掛かったときの釣糸の
引張力により上記スイッチ装置を作動させるトリガー手
段と、を備え、上記トリガー手段は、釣糸を掛止する釣
糸掛止具と、上記釣糸掛止具を釣糸による引張方向とは
逆方向へ引っ張る弾性伸縮部材と、釣糸の引張力によっ
て初期位置から作動位置まで移動して上記スイッチ装置
を作動させるスイッチ具と、上記釣糸掛止具と上記スイ
ッチ具を連結する連結部材と、を備えており、魚の掛か
りを感知して信号を発信する釣用発信器において、上記
釣糸掛止具は弾性を有し、釣糸に所定の引張力以上の力
が加わると変形して釣糸の掛止を解除するよう構成さ
れ、上記連結部材は、上記釣糸掛止具の動きに対して上
記スイッチ具が直ちに反応することを防止する遊び要素
を有し、釣糸に所定の引張力以上の力が加わったときに
上記スイッチ具を作動位置まで移動させるよう構成され
ており、上記スイッチ具は、上記連結部材によって上記
弾性伸縮部材が許容伸長長さを超えて伸びることがない
よう、上記スイッチ装置を作動させた後に停止するよう
構成されていることを特徴とする、釣用発信器である。
【0006】第2の発明にあっては、上記弾性伸縮部材
は、固定位置が釣糸掛止具の移動方向に沿って調整でき
るようになっており、取着位置を調整することによって
上記スイッチ具を作動位置まで移動させるのに要する釣
糸掛止具の移動量の設定ができるようにしてあることを
特徴とする、第1の発明に係る釣用発信器である。
【0007】第3の発明にあっては、上記スイッチ具を
初期位置において固定する固定手段を備えており、上記
固定手段は固定力が調整できるようにしてあることを特
徴とする、第1または2の発明に係る釣用発信器であ
る。
【0008】第4の発明にあっては、上記発信手段及び
スイッチ装置を収容するケースを備えており、上記トリ
ガーの上記弾性伸縮部材は、上記ケース内部に一部また
は全部が収容してあることを特徴とする、第1、第2ま
たは第3の発明に係る釣用発信器である。
【0009】第5の発明にあっては、上記スイッチ装置
が磁力スイッチであり、上記スイッチ具には移動方向へ
下り傾斜した掛止斜面が設けてあり、上記スイッチ具
は、移動方向へ移動したときに上記掛止斜面を上記固定
手段に設けてある押圧部材に掛止させて停止するように
してあることを特徴とする、第3または第4の発明に係
る釣用発信器である。
【0010】第6の発明にあっては、魚の掛かりを感知
して報知する報知装置であって、第1、第2、第3、第
4または第5の発明に係る釣用発信器と、上記釣用発信
器からの信号を受信して報知する受信器と、を備えてい
ることを特徴とする、報知装置である。
【0011】(作用) 本発明の釣用発信器は、釣竿に取り付けられ、釣糸掛止
具に釣糸を掛けて河岸等に仕掛られる。魚が掛かると釣
糸に引張力がかかり、釣糸掛止具は釣糸により引っ張ら
れる。スイッチ具は、連結部材の作用、即ち連結部材
は、釣糸掛止具の動きに対してスイッチ具が直ちに反応
することを防止する遊び要素を有することにより釣糸掛
止具の動きに直ちに反応することはなく、釣糸に所定の
引張力以上の力が加わって連結部材が伸び切る位置まで
釣糸掛止具が移動することにより操作される。そして、
更にスイッチ具が所定の位置まで移動することによって
スイッチ装置が作動して発信手段により信号が発信され
る。
【0012】スイッチ具は、移動方向へ移動してスイッ
チ装置を作動させた後で停止するようになっている。こ
れにより、連結部材によってつながれた釣糸掛止具も停
止するので、連結部材の長さを適正に設定することによ
り、弾性伸縮部材が許容伸長長さを超えて伸びることは
なく、伸び切って使用不能となることを防止できる。
【0013】更に、釣用発信器を仕掛けた状態で水流や
風等の自然条件による釣糸の様々な動きによって釣糸が
緩む方向に動いても、弾性伸縮部材の作用により釣糸掛
止具が釣糸の動きに追従し、釣糸に常時張力をかけるの
で、釣糸が釣糸掛止具から外れることを防止できる。
【0014】弾性伸縮部材が固定位置が釣糸掛止具の移
動方向に沿って調整できるようになっているものは、取
着位置を調整することによってスイッチ具を作動位置ま
で移動させるのに要する釣糸掛止具の移動量の設定がで
きる。これにより、釣用発信器は、釣糸の引張力に対す
る感度の調整も可能になり、引張力の強さに応じて発信
手段を選択的に作動させることができる。
【0015】スイッチ具を初期位置において固定する固
定手段を備えており、固定手段は固定力が調整できるよ
うにしてあるものは、弾性伸縮部材の固定位置の調整と
協働して、釣糸の引張力に対する感度をより確実に調整
することが可能になる。
【0016】発信手段及びスイッチ装置を収容するケー
スを備えており、トリガーの弾性伸縮部材は、ケース内
部に一部または全部が収容してあるものは、ケース外部
に張り出さない部分がある分だけ弾性伸縮部材が邪魔に
ならない。また、弾性伸縮部材として一般的に採用され
るコイルバネの場合、コイルバネの伸縮中に釣糸が挟ま
って絡まり作動不能となるというようなトラブルの発生
も未然に防止できる。
【0017】スイッチ装置が磁力スイッチであり、スイ
ッチ具には移動方向へ下り傾斜した掛止斜面が設けてあ
り、スイッチ具は、移動方向へ移動したときに掛止斜面
を固定手段に設けてある押圧部材に掛止させて停止する
ようにしてあるものは、スイッチ具は押圧部材に掛止斜
面を食込ませて停止することになり、この食込み力によ
ってスイッチ具は元の位置に容易には戻らない。従っ
て、スイッチ装置が作動して発信手段が発信した後で、
スイッチ具が戻りスイッチ装置が切れて発信が止まるこ
とを防止できる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
き更に詳細に説明する。図1は本発明に係る釣用発信器
の第1の実施の形態を示す斜視図、図2は図1に示す釣
用発信器に使用するトリガーの構造を示す斜視図、図3
は図1に示す釣用発信器の平面図、図4は図3における
A−A断面図、図5は図3におけるB−B断面図、図6
は図3におけるC−C断面図、図7は図3におけるD−
D断面図である。なお、図4ないし図7においては、回
路基板等の内部構造を省略している。
【0019】釣用発信器S1は合成樹脂製のケース1を
有している。なお、ケース1は本形態では合成樹脂で一
体的に成形されているが、アルミニウム等の金属で形成
することもできる。ケース1の内部には発信手段を構成
する発信装置と電池(いずれも図示省略)が収容してあ
る。発信装置は、音間調整ボリューム、音質調整ボリュ
ーム、出力調整ボリューム等(いずれも図示を省略して
いる)を備えている。音間調整ボリュームは発信する信
号の発信間隔を調整するものであり、音質調整ボリュー
ムは信号の発信周波数を調整するものであり、出力調整
ボリュームは信号の発信出力を調整するものである。こ
れらを調整することによって、釣用発信器S1により発
せられる信号に特徴を持たせることができる。これによ
り、例えば、複数の釣用発信器を使用する場合も、受信
器側による受信音により、どの釣竿の釣用発信器S1が
発信しているかを知ることができる。なお、発信装置
は、上記構造に限定されるものではなく、例えば数種類
の登録されたデジタル信号を発信するようにして、受信
器側で信号を判別し数字等で区別して表示する構成とす
ることもできる。
【0020】ケース1上部側にはスイッチ装置である磁
力スイッチ2(図4、図7参照)が内蔵してある。磁力
スイッチ2は上部に配置してあるマグネット20とスイ
ッチ管21により構成されている。磁力スイッチ2は、
後述するトリガー3のスイッチ具である磁力遮断板33
を後述する装着隙間10においてマグネット20とスイ
ッチ管21の間の初期位置に位置させているときは磁力
が遮断されるのでOFFになり、磁力遮断板33を初期
位置から作動位置まで移動させることにより、磁力の遮
断が解除されてONになる。
【0021】上記装着隙間10は前部側(図1において
右側)が開口してあり、ケース1の上部側の図1におけ
る手前側に設けてある。装着隙間10の図1における手
前側には、上板部分を貫通してネジ11が螺合してあ
る。このネジ11をねじ込むことにより、先端部で磁力
遮断板を固定することができる。装着隙間10の図1に
おける奥側には、上部がやや広く形成された収容部12
が設けられている。収容部12には、合成樹脂製の押え
部材13が収容されている。押え部材13は断面ほぼ
「コ」状に形成してあり、上下方向に弾性を有してい
る。
【0022】収容部12の上板部分には、止めネジ14
が上下方向に貫通して螺合されており、止めネジ14を
ねじ込むことにより押え部材13の上部側を押えること
ができる。また、装着隙間10の図1における奥側に
は、収容部12に対応する底面にガイド溝10aが設け
てある。このガイド溝10aは、後述する磁力遮断板の
裏面に突出するスライド部38を嵌め入れてスライドさ
せる部分である。
【0023】また、ケース1内部の図1における奥側の
上部には、前部側が開口されたバネ収容部15(図1、
図5参照)が前後方向へ設けてある。バネ収容部15の
上板部分には、上下に貫通した調整長孔16が設けてあ
る。調整長孔16の底部口縁を含む上板の底部には、凹
凸状の係合部17がほぼ全長にわたり設けてある。
【0024】調整長孔16には、ネジ18がネジ部18
0を貫通させてスライド可能に設けてある。バネ収容部
15の内部には、バネ取着具19が前後方向に移動可能
かつ上下方向にも若干移動可能に設けてある。ネジ部1
80の先部は、バネ取着具19のネジ孔190に螺合し
てある。バネ取着具19の前部(図5では左側)には後
述する引っ張りバネの後端部を嵌め込む嵌合突起191
が設けてある。また、バネ取着具19の後部上面には、
上記係合部17と係合する係合凸部192が設けてあ
る。
【0025】この構造によれば、ネジ18を緩めてバネ
取着具19を下げて調整長孔16に沿って適当な位置ま
でスライドさせ、ネジ18を締め付ければ、係合部17
と係合凸部192が係合して固定される。このようにし
て、引っ張りバネの後端部の位置を調整することができ
る。符号4は伸縮可能でほぼ全方向に角度調整できるア
ンテナ、5は発信時に点灯するパイロットランプであ
る。パイロットランプはLEDが使用してある。パイロ
ットランプ5は、本実施の形態では固定式であるが、遠
くからでも容易に確認できるように、より目立つように
することもできる。すなわち、その構造としては、パ
イロットランプ5を光源として光ファイバーを延長し、
光ファイバー先端部の光体をクリップ等の固定具によっ
て見やすい箇所(アンテナ4の先端部、竿7の所要箇所
等)に取り付ける構造、パイロットランプ5に、より
大きく透明なガラスや合成樹脂製のキャップを嵌め込ん
で光体を大きくした構造、パイロットランプ5用の電
源からリード線を延長し、その先端部に別のパイロット
ランプを設け、固定具によって見やすい箇所に取り付け
る構造等があげられる。
【0026】トリガー3は、釣糸掛止具30と、弾性伸
縮部材である引っ張りバネ31と連結チェーン32及び
磁力遮断板33を備えている。なお、弾性伸縮部材とし
ては引っ張りバネ31のようなコイルバネの他、ゴム紐
等、他の弾性材料を採用することもできる。また、連結
チェーン32はボールチェーンで形成されているが、合
成樹脂製の糸状体や金属線等、他の材料で形成してもよ
い。釣糸掛止具30は、粘りのある弾性を有するピアノ
線で形成されており、ピアノ線を二重にして先端部で折
り返し、全体形状J形に形成されている。釣糸掛止具3
0の材料としてはピアノ線等の金属に限定されるもので
はなく、合成樹脂で形成することもできる。この釣糸掛
止具30には釣糸が掛けられる。釣糸掛止具30の基部
には締金具34が固着してある。締金具34の後部には
係止孔340が設けてある。係止孔340にはリング3
5が嵌め入れてあり、リング35には引っ張りバネ31
と連結チェーン32の先端部が取り付けてある。
【0027】引っ張りバネ31はコイルバネである。引
っ張りバネ31は、後部側を上記バネ収容部15に収容
し、後端部を上記バネ取着具19の嵌合突起191に嵌
め込み、更にフックをネジ18のネジ部180に引っ掛
けてある。連結チェーン32の後端部にはリング36が
取り付けてあり、リング36は磁力遮断板33の前部に
設けてある係止孔330に嵌め入れてある。連結チェー
ン32の端部に取着及び取り外しが可能な金具(図示省
略)を取り付けて磁力遮断板33から取り外しやすくす
ることもできる。なお、引っ張りバネ31は、釣りの対
象魚の種類に合わせて強さを適宜選択することも可能で
ある。また、その際は釣糸掛止具30、引っ張りバネ3
1及び連結チェーン32をセットで取り替えるようにす
ることもできる。
【0028】磁力遮断板33は合成樹脂で長方形状に形
成されている。磁力遮断板33の上面側には、幅方向の
一端寄りに長方形状の凹部37が形成してある。凹部3
7は前部側の水平面370と、後部側の移動方向へ下り
傾斜した傾斜面371からなる。凹部37の裏側には底
部側に突出してスライド部38が形成してある。なお、
連結チェーン32の長さは、磁力遮断板33が連結チェ
ーン32に引かれて前方へ移動し装着隙間10の前部で
停止したときに、後端部が固定された引っ張りバネ31
の伸びを許容伸長長さの範囲内で止めることができる長
さに設定されている。
【0029】上記ケース1の下面部には、釣竿に取り付
けるための取着具6が設けてある。取着具6は、長方形
状の台板60を有している。台板60の取り付けはネジ
や接着手段等による固着でもよいし、面ファスナー等で
取り外し可能に取り付けることもできる。台板60の中
央下部には下端部を円弧状に形成した取着板61が設け
てある。取着板61は取着ネジ62によって、断面L状
の回動軸支具63に取り付けてある。回動軸支具63
は、底面が釣竿7(図8参照)に固定することができる
曲面形状に設けられた取着台具64に取着ネジ65によ
って取り付けてある。
【0030】取着板61と回動軸支具63の接面部及び
回動軸支具63と取着台具64の接面部の双方には、外
形が円形となり周方向に凹凸となるよう半径方向に設け
られた噛合歯66を有している。そして、取着ネジ6
2、65を緩めて適宜角度に調整し、取着ネジ62、6
5を締付ければ、噛合歯66の噛み合いにより固定が確
実に行われ、取着板61と回動軸支具63との水平方向
と垂直方向の回転を組み合わせることによりケース1を
任意の角度、方向で固定できる。
【0031】(作 用) 図8は図1に示す釣用発信器を釣竿に取り付けた使用状
態を示す説明図、図9は図8の状態から釣糸掛止具が釣
糸により引っ張られ、引っ張りバネが伸びて磁力遮断板
が移動して停止し、発信している状態を示す説明図、図
10は報知装置の実施の形態を示す説明図である。図1
ないし図10を参照して釣用発信器及び報知装置の作用
を説明する。なお、本発明の釣用発信器S1は、主に魚
釣り用発信器として使用するものであるが、例えば、狩
猟において獲物の通過や捕獲を感知して発信する発信器
としての応用等も可能である。
【0032】ここで、報知装置の構成を説明する。報知
装置は、三本の釣竿7にそれぞれ取着具6をホルダー7
2で固定して取り付けられた釣用発信器S1と、自動車
C内部に置いてある受信器Rにより構成される。本形態
においては、釣人は一人であるので、発信装置の出力調
整ボリュームを適度に調整しておけば、音間調整ボリュ
ームと音質調整ボリュームについては各釣用発信器S1
共に同じに設定してよい。また、複数の釣人で各々管理
するには音間調整ボリュームと音質調整ボリュームを調
整して各人に特定の音を割り当てるようにする。
【0033】川岸の地面に三台の釣竿台8を一定の間隔
で立て込み、各釣竿台8に釣竿7を装着して立てる。次
に、図8に示すように釣竿7に設けてあるリール70か
ら釣糸71を引き出し、釣糸掛止具30で折り返すよう
にして掛ける。釣糸71の先部側は、釣竿7の先部側へ
延ばしてあり、先端部には通常の仕掛けが施されてい
る。仕掛けが終了したら、釣人は、例えばやや離れた所
に駐車してあり受信器Rが設置された自動車Cの車内で
待機する。なお、受信器Rを携帯可能な構造にすれば、
自動車Cの車内に限らず、どこに待機していてもよい。
受信器Rは各釣用発信器S1から発信される信号を受信
し、待機している釣人に報知する。
【0034】釣竿7に当りがくると、釣糸71が引っ張
られ、釣糸71が掛止された釣糸掛止具30にも引張力
がかかる。そして、引っ張りバネ31が伸びて連結チェ
ーン32が伸び切ると、磁力遮断板33が引かれはじめ
る。連結チェーン32が伸び切らない範囲内で引っ張ら
れている間は、磁力遮断板33は移動せず、釣糸掛止具
30が釣糸71の引張力と引っ張りバネ31の引っ張り
作用によって進退を繰り返す。
【0035】釣糸71の引張力によって磁力遮断板33
が裏面のスライド部38をガイド溝10aにガイドされ
て作動位置まで移動すると、押え部材13が磁力遮断板
33の傾斜面371に当り、磁力遮断板33は停止す
る。このとき、押え部材13は弾性変形して傾斜面37
1に食い込むようにして当るので、磁力遮断板33は強
く固定され、外力が作用しない限り、もとの初期位置に
戻ることはない。また、スライド部38がガイド溝10
aにガイドされて移動するので、磁力遮断板33は引っ
掛ることなくスムーズに移動する。磁力遮断板33の前
方への移動によって、磁力スイッチ2がONとなり、発
信装置が作動して信号が発信され、パイロットランプ5
が点灯する。
【0036】磁力遮断板33が停止すると、伸び切った
連結チェーン32によって釣糸掛止具30の移動も止め
られるので、引っ張りバネ31もそれ以上伸びない。連
結チェーン32の長さは、磁力遮断板33が停止したと
きに引っ張りバネ31が許容伸長長さを超えないように
設定してあるので、引っ張りバネ31が伸び過ぎによる
損傷を受けることはない(図9参照)。そして、釣糸掛
止具30に釣糸71によって更に強い引張力がかかる
と、釣糸掛止具30は大きく変形し、釣糸71は釣糸掛
止具30から外れる。これによって、釣用発信器S1の
損傷は防止される。
【0037】なお、この状態でも信号の発信は続いてお
り、受信器Rによってその信号が受信され、釣人に報知
される。釣人は受信器Rの表示またはパイロットランプ
5を確認して、どの釣竿7に掛かりがきているかを判断
できる。そして、釣竿7を取り上げて魚を釣り上げる。
このように、魚の掛かりから、掛かりがきている釣竿の
察知までが正確かつ迅速にできるので、魚を確実に釣り
上げることができる。
【0038】釣用発信器S1は、引っ張りバネ31を様
々な引っ張り強さを有する引っ張りバネに適宜付け替え
ることによって、釣糸71にかかる引張力の強さに応じ
て(すなわち、魚の種類に対応して)、選択的に発信さ
せることができる。また、止めネジ14の締め付け力を
調整することによって、押え部材13による磁力遮断板
33の固定力を調整できる。すなわち、固定力を強める
ことによって磁力遮断板33の移動に要する力を大きく
することができ、また、固定力を弱めれば磁力遮断板3
3の移動に要する力を小さくすることができるので、こ
の調整によっても魚の種類に対応して選択的に発信させ
ることができる。
【0039】更に、バネ取着具19の進退調整により、
引っ張りバネ31を後退させて連結チェーン32の弛み
を大きくすると、連結チェーン32が利いて磁力遮断板
33が動き出すまでのタイミングを遅らせることがで
き、より大きな引きでなければ磁力スイッチ2が作動し
ないよう調整することができる。また、仕掛けた状態で
は、魚が掛かっていなくても、仕掛のおもり等によって
釣糸71に引張力がかかるので、引っ張りバネ31はや
や伸びた状態となる。そして、水流や風による釣糸71
の様々な動きによって釣糸71が緩む方向に動いても、
引っ張りバネ31が縮む作用により釣糸掛止具3が釣糸
71の動きに追従し、釣糸71に常に引張力をかけるの
で、釣糸掛止具3から外れることを防止できる。
【0040】図11は本発明に係る釣用発信器の第2の
実施の形態を示す斜視図である。釣用発信器S2は、上
記釣用発信器S1の取着具6に代えてクリップ6aがケ
ース1の側面に取り付けてある構造である。他の部分の
構造は、釣用発信器S1と同様であるので、説明は省略
する。釣用発信器S2は、クリップ6aで釣竿7をつか
むことによって釣竿7に取り付けて使用される。なお、
図面において、釣用発信器S1と同一箇所には同一の符
号を付して示している。
【0041】図12は本発明に係る釣用発信器の第3の
実施の形態を示す使用状態説明図である。釣用発信器S
3は、上記釣用発信器S1のトリガー3に代えてトリガ
ー3aが取り付けてある構造である。トリガー3aの釣
糸掛止具30aは、二本のフック301、302が先部
が行き違うように重ねられ、向かい合わせに設けてある
構造である。他の部分の構造は、釣用発信器S1と同様
であるので、説明は省略する。釣用発信器S3は、図に
示すように釣糸71を両フック301、302に掛ける
ようにして使用される。なお、図面において、釣用発信
器S1と同一箇所には同一の符号を付して示している。
【0042】なお、本明細書で使用している用語と表現
はあくまで説明上のものであって、限定的なものではな
く、上記用語、表現と等価の用語、表現を除外するもの
ではない。また、本発明は図示の実施の形態に限定され
るものではなく、技術思想の範囲内において種々の変形
が可能である。
【0043】
【発明の効果】本発明は上記構成を備え、次の効果を有
する。 (a)本発明の釣用発信器は、釣竿に取り付けられ、釣
糸掛止具に釣糸を掛けて 河岸等に仕掛られる。魚が掛か
ると釣糸に引張力がかかり、釣糸掛止具は釣糸により引
っ張られる。スイッチ具は、連結部材の作用、即ち連結
部材は、釣糸掛止具の動きに対してスイッチ具が直ちに
反応することを防止する遊び要素を有することにより釣
糸掛止具の動きに直ちに反応することはなく、釣糸に所
定の引張力以上の力が加わって連結部材が伸び切る位置
まで釣糸掛止具が移動することにより操作される。そし
て、更にスイッチ具が所定の位置まで移動することによ
ってスイッチ装置が作動して発信手段により信号が発信
される。
【0044】(b)本発明の釣用発信器は、スイッチ具
が、移動方向へ移動してスイッチ装置を作動させた後で
停止するようになっている。これにより、連結部材によ
ってつながれた釣糸掛止具も停止するので、連結部材の
長さを適正に設定することにより、弾性伸縮部材が許容
伸長長さを超えて伸びることはなく、伸び切って使用不
能となることを防止できる。
【0045】(c)弾性伸縮部材が固定位置が釣糸掛止
具の移動方向に沿って調整できるようになっているもの
は、取着位置を調整することによってスイッチ具を作動
位置まで移動させるのに要する釣糸掛止具の移動量の設
定ができる。これにより、釣用発信器は、釣糸の引張力
に対する感度の調整も可能になり、引張力の強さに応じ
て発信手段を選択的に作動させることができる。
【0046】(d)釣用発信器を仕掛けた状態で水流や
風等の自然条件による釣糸の様々な動きによって釣糸が
緩む方向に動いても、弾性伸縮部材の作用により釣糸掛
止具が釣糸の動きに追従し、釣糸に常時張力をかけるの
で、釣糸が釣糸掛止具から外れることを防止できる。
【0047】(e)スイッチ具を初期位置において固定
する固定手段を備えており、固定手段は固定力が調整で
きるようにしてあるものは、弾性伸縮部材の固定位置の
調整と協働して、釣糸の引張力に対する感度をより確実
に調整することが可能になる。
【0048】(f)発信手段及びスイッチ装置を収容す
るケースを備えており、トリガーの弾性伸縮部材は、ケ
ース内部に一部または全部が収容してあるものは、ケー
ス外部に張り出さない部分がある分だけ弾性伸縮部材が
邪魔にならない。また、弾性伸縮部材として一般的に採
用されるコイルバネの場合、コイルバネの伸縮中に釣糸
が引っ掛って絡まり、作動不能となるというようなトラ
ブルの発生も未然に防止できる。
【0049】(g)スイッチ装置が磁力スイッチであ
り、スイッチ具には移動方向へ下り傾斜した掛止斜面が
設けてあり、スイッチ具は、移動方向へ移動したときに
掛止斜面を固定手段に設けてある押圧部材に掛止させて
停止するようにしてあるものは、スイッチ具は押圧部材
に掛止斜面を食込ませて停止することになり、この食込
み力によってスイッチ具は元の位置に容易には戻らな
い。従って、スイッチ装置が作動して発信手段が発信し
た後で、スイッチ具が戻りスイッチ装置が切れて発信が
止まることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る釣用発信器の第1の実施の形態を
示す斜視図。
【図2】図1に示す釣用発信器に使用するトリガーの構
造を示す斜視図。
【図3】図1に示す釣用発信器の平面図。
【図4】図3におけるA−A断面図。
【図5】図3におけるB−B断面図。
【図6】図3におけるC−C断面図。
【図7】図3におけるD−D断面図。
【図8】図1に示す釣用発信器を釣竿に取り付けた使用
状態を示す説明図。
【図9】図8の状態から釣糸掛止具が釣糸により引っ張
られ、引っ張りバネが伸びて磁力遮断板が移動して停止
し、発信している状態を示す説明図。
【図10】本発明に係る報知装置の実施の形態を示す説
明図。
【図11】本発明に係る釣用発信器の第2の実施の形態
を示す斜視図。
【図12】本発明に係る釣用発信器の第3の実施の形態
を示す使用状態説明図。
【符号の説明】
S1 釣用発信器 R 受信器 1 ケース 10 装着隙間 10a ガイド溝 11 ネジ 12 収容部 13 押え部材 14 止めネジ 15 バネ収容部 16 調整長孔 17 係合部 18 ネジ 180 ネジ部 19 バネ取着具 190 ネジ孔 191 嵌合突起 192 係合凸部 2 磁力スイッチ 20 マグネット 21 スイッチ管 3 トリガー 30 釣糸掛止具 31 引っ張りバネ 32 連結チェーン 33 磁力遮断板 330 係止孔 34 締金具 340 係止孔 35 リング 36 リング 37 凹部 370 水平面 371 傾斜面 4 アンテナ 5 パイロットランプ 6 取着具 60 台板 61 取着板 62 取着ネジ 63 回動軸支具 64 取着台具 65 取着ネジ 66 噛合歯 S2 釣用発信器 6a クリップ S3 釣用発信器 3a トリガー 30a 釣糸係止具

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発信手段と、 上記発信手段の作動・不作動を制御するスイッチ装置
    (2)と、 魚が掛かったときの釣糸の引張力により上記スイッチ装
    (2)を作動させるトリガー手段(3)と、 を備え、 上記トリガー手段(3)は、 釣糸を掛止する釣糸掛止具(30)と、 上記釣糸掛止具(30)を釣糸による引張方向とは逆方向へ
    引っ張る弾性伸縮部材(31)と、 釣糸の引張力によって初期位置から作動位置まで移動し
    て上記スイッチ装置を作動させるスイッチ具(33)と、 上記釣糸掛止具(30)と上記スイッチ具(33)を連結する連
    結部材(32)と、 を備えており、 魚の掛かりを感知して信号を発信する釣用発信器(S1)に
    おいて、 上記釣糸掛止具(30)は弾性を有し、釣糸に所定の引張力
    以上の力が加わると変形して釣糸の掛止を解除するよう
    構成され、 上記連結部材(32)は、上記釣糸掛止具(30)の動きに対し
    て上記スイッチ具(33)が直ちに反応することを防止する
    遊び要素を有し、釣糸に所定の引張力以上の力が加わっ
    たときに上記スイッチ具(33)を作動位置まで移動させる
    よう構成されており、 上記スイッチ具(33)は、上記連結部材(32)によって上記
    弾性伸縮部材(31)が許容伸長長さを超えて伸びることが
    ないよう、上記スイッチ装置を作動させた後に停止する
    よう構成されていることを特徴とする、 釣用発信器。
  2. 【請求項2】 上記弾性伸縮部材は、固定位置が釣糸掛
    止具の移動方向に沿って調整できるようになっており、
    取着位置を調整することによって上記スイッチ具を作動
    位置まで移動させるのに要する釣糸掛止具の移動量の設
    定ができるようにしてあることを特徴とする、 請求項1記載の釣用発信器。
  3. 【請求項3】 上記スイッチ具を初期位置において固定
    する固定手段を備えており、上記固定手段は固定力が調
    整できるようにしてあることを特徴とする、 請求項1または2記載の釣用発信器。
  4. 【請求項4】 上記発信手段及びスイッチ装置を収容す
    るケースを備えており、上記トリガーの上記弾性伸縮部
    材は、上記ケース内部に一部または全部が収容してある
    ことを特徴とする、 請求項1、2または3記載の釣用発信器。
  5. 【請求項5】 上記スイッチ装置が磁力スイッチであ
    り、上記スイッチ具には移動方向へ下り傾斜した掛止斜
    面が設けてあり、上記スイッチ具は、移動方向へ移動し
    たときに上記掛止斜面を上記固定手段に設けてある押圧
    部材に掛止させて停止するようにしてあることを特徴と
    する、 請求項3または4記載の釣用発信器。
  6. 【請求項6】 魚の掛かりを感知して報知する報知装置
    であって、 請求項1、2、3、4または5記載の釣用発信器と、 上記釣用発信器からの信号を受信して報知する受信器
    と、 を備えていることを特徴とする、 報知装置。
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