JP3428993B2 - 二次元電気泳動装置とその電気泳動ユニット - Google Patents
二次元電気泳動装置とその電気泳動ユニットInfo
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- G01N27/26—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
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- G01N27/447—Systems using electrophoresis
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Description
【発明の詳細な説明】
発明の背景
(発明の適用分野)
本発明は二次元電気泳動装置に関し、詳述すれば、電
気泳動媒体が二つの板に間に封入されている電気泳動ユ
ニットが電気泳動装置において垂直配置されている二次
元電気泳動装置に関する。
気泳動媒体が二つの板に間に封入されている電気泳動ユ
ニットが電気泳動装置において垂直配置されている二次
元電気泳動装置に関する。
(従来技術)
本発明による装置は、DNA特定化での二次元電気泳動
法(米国特許第5,068,167号)に特に開発したものであ
るが、蛋白質の二次元電気泳動(O'Farrell,PH et al.,
Journal Biological Chemistry,250,pp 4007−4021(19
75))にも利用できる。理論上、本発明による二次元電
気泳動装置は、充填したあらゆる種類の物質の電気泳動
に適している。
法(米国特許第5,068,167号)に特に開発したものであ
るが、蛋白質の二次元電気泳動(O'Farrell,PH et al.,
Journal Biological Chemistry,250,pp 4007−4021(19
75))にも利用できる。理論上、本発明による二次元電
気泳動装置は、充填したあらゆる種類の物質の電気泳動
に適している。
二次元電気泳動法は例えば、大量の個体の試料を同一
条件の下で電気泳動にかける遺伝子研究に利用されるこ
とがある。DNA研究での公知の二次元電気泳動法は、ゲ
ルの一次元方向で電気泳動を行い、その後、別のゲルの
ストリップを切断してゲルに載置して二次元方向につい
て電気泳動を行っている。この方法は重労働であり、高
度に熟練した操作者が必要である。その上、種々の処理
の結果、不自然な成果(例えば、ゲルの伸びや破断など
による)が発生して、分離パターンの再現性が劣ってく
る。
条件の下で電気泳動にかける遺伝子研究に利用されるこ
とがある。DNA研究での公知の二次元電気泳動法は、ゲ
ルの一次元方向で電気泳動を行い、その後、別のゲルの
ストリップを切断してゲルに載置して二次元方向につい
て電気泳動を行っている。この方法は重労働であり、高
度に熟練した操作者が必要である。その上、種々の処理
の結果、不自然な成果(例えば、ゲルの伸びや破断など
による)が発生して、分離パターンの再現性が劣ってく
る。
本発明は、前述のような問題点のない、しかも、ほぼ
同一条件の下で種々の試料についての電気泳動を同時に
行うことができ、一次元及び二次元電気泳動の間で電気
泳動媒体を取り扱ったり、用意する必要性をほぼ完全に
なくした二次元電気泳動装置を提供するのを主目的とし
たものである。また、垂直配置型電気泳動ユニットでな
らサンプリングが容易に行えるから、電気泳動装置にお
いて電気泳動ユニットをほぼ水平方向に配置する必要性
もなくしている。言うまでもないことではあるが、本発
明によれば、装置の構築ができるだけ容易化されてい
る。
同一条件の下で種々の試料についての電気泳動を同時に
行うことができ、一次元及び二次元電気泳動の間で電気
泳動媒体を取り扱ったり、用意する必要性をほぼ完全に
なくした二次元電気泳動装置を提供するのを主目的とし
たものである。また、垂直配置型電気泳動ユニットでな
らサンプリングが容易に行えるから、電気泳動装置にお
いて電気泳動ユニットをほぼ水平方向に配置する必要性
もなくしている。言うまでもないことではあるが、本発
明によれば、装置の構築ができるだけ容易化されてい
る。
発明の開示
本発明によれは、これは、二枚の板の間に置いた電気
泳動媒体からなる少なくとも一つの電気泳動ユニットの
二次元電気泳動を行う装置であって、何れか側において
互いに直交する方向で電気泳動ユニットの電気泳動媒体
と電気泳動接触する、電極が設けられた電気泳動液のた
めの第1ないし第3コンパートメントからなり、前記電
気泳動ユニットが装置において直立姿勢をとるように前
記第1ないし第3コンパートメントが配置されてなる装
置により達成される。
泳動媒体からなる少なくとも一つの電気泳動ユニットの
二次元電気泳動を行う装置であって、何れか側において
互いに直交する方向で電気泳動ユニットの電気泳動媒体
と電気泳動接触する、電極が設けられた電気泳動液のた
めの第1ないし第3コンパートメントからなり、前記電
気泳動ユニットが装置において直立姿勢をとるように前
記第1ないし第3コンパートメントが配置されてなる装
置により達成される。
電気泳動ユニットはほぼ垂直状態に配置されているか
ら、電気泳動ユニットを装置に載置して条件設定を行っ
た後に、上部壁を介して試料を電気泳動媒体に置くこと
ができ、その後に複数対の電解を介して電気泳動測定を
行うことにより、第1方向及び第2方向について電気泳
動測定が順次行われる。
ら、電気泳動ユニットを装置に載置して条件設定を行っ
た後に、上部壁を介して試料を電気泳動媒体に置くこと
ができ、その後に複数対の電解を介して電気泳動測定を
行うことにより、第1方向及び第2方向について電気泳
動測定が順次行われる。
好ましくは、前記第1及び第2コンパートメントは電
気泳動タンクに設けた二つの区画壁により、第3コンパ
ートメントが第1及び第2コンパートメントの間に臨ん
だ状態で区画されており、前記第3コンパートメント
は、装置内に載置した電気泳動液槽により二分割される
ように装置を構成すれば、本発明による装置の構造を特
に簡単なものとすることができる。この場合、電気泳動
ユニットは二分割されている第3コンパートメントの何
れかの中まで延在するが、この第3コンパートメントに
は、電気泳動液を部分的、もしくは大部分に亙って満た
しても良い。区画は、その上に置くべき電気泳動液によ
り実現されるのは言うまでもない。
気泳動タンクに設けた二つの区画壁により、第3コンパ
ートメントが第1及び第2コンパートメントの間に臨ん
だ状態で区画されており、前記第3コンパートメント
は、装置内に載置した電気泳動液槽により二分割される
ように装置を構成すれば、本発明による装置の構造を特
に簡単なものとすることができる。この場合、電気泳動
ユニットは二分割されている第3コンパートメントの何
れかの中まで延在するが、この第3コンパートメントに
は、電気泳動液を部分的、もしくは大部分に亙って満た
しても良い。区画は、その上に置くべき電気泳動液によ
り実現されるのは言うまでもない。
しかし、液槽を省略し、その代わりに、第3コンパー
トメントに上部区画壁を設け、この上部区画壁を電気泳
動ユニットが貫通するようにしても良い。
トメントに上部区画壁を設け、この上部区画壁を電気泳
動ユニットが貫通するようにしても良い。
本発明による装置において電気泳動ユニットを最適配
置するためには、前記区画壁にスロットを形成し、電気
泳動ユニットが前記スロットを介して第1及び第2コン
パートメントと接触するように構成するのが望ましく、
電気泳動液槽にスロットを設けて、前記電気泳動ユニッ
トがそのスロットを介して電気泳動液槽にある電気泳動
液と接触するように構成するのがもっと望ましい。
置するためには、前記区画壁にスロットを形成し、電気
泳動ユニットが前記スロットを介して第1及び第2コン
パートメントと接触するように構成するのが望ましく、
電気泳動液槽にスロットを設けて、前記電気泳動ユニッ
トがそのスロットを介して電気泳動液槽にある電気泳動
液と接触するように構成するのがもっと望ましい。
電気泳動から不自然な測定結果が出るのを避けるため
には、二本の電極間の電気泳動電流が電気泳動媒体のみ
を介して流れるようにするのが望ましく、そのために、
電気泳動測定を行っている間にコンパートメント間で良
好なシールがなされているのが望ましい。この液シール
は、板とスロットの何れか一方、又はその両方に撥液性
物質により実現できるが、好ましくは、前記スロット
に、当該スロットと、当該スロットに延在する電気泳動
ユニットとの間で液シールを形成する手段を設けるのが
よい。本発明による装置に二基以上の電気泳動ユニット
を設ける場合では、電気泳動ユニットがスロットに装着
されていないときに前記シール手段でスロットがシール
されるようにするのが望ましい。
には、二本の電極間の電気泳動電流が電気泳動媒体のみ
を介して流れるようにするのが望ましく、そのために、
電気泳動測定を行っている間にコンパートメント間で良
好なシールがなされているのが望ましい。この液シール
は、板とスロットの何れか一方、又はその両方に撥液性
物質により実現できるが、好ましくは、前記スロット
に、当該スロットと、当該スロットに延在する電気泳動
ユニットとの間で液シールを形成する手段を設けるのが
よい。本発明による装置に二基以上の電気泳動ユニット
を設ける場合では、電気泳動ユニットがスロットに装着
されていないときに前記シール手段でスロットがシール
されるようにするのが望ましい。
一次元方向についての電気泳動測定は一般には水平方
向に行われているから、重力の影響や電気泳動測定用試
料の態様と配置方法による影響の何れか一方、又は両方
により欠陥ないし変形などが発生することがある。これ
らの問題点は、電気泳動媒体における電気束線のパター
ンに影響をもたらせる、例えば、重力の作用方向とは反
対の電気泳動方向に電気束線が収斂するようにすれば解
消することができる。従って、前記電気泳動ユニット
は、第1及び第2コンパートメントと共にその直立壁
と、また、第3コンパートメントと共にその横たわる側
壁と接触させ、少なくとも一つの直立壁には、側長の一
部に亙って電気泳動接触を阻止する電気絶縁素子が設け
るのが望ましい。
向に行われているから、重力の影響や電気泳動測定用試
料の態様と配置方法による影響の何れか一方、又は両方
により欠陥ないし変形などが発生することがある。これ
らの問題点は、電気泳動媒体における電気束線のパター
ンに影響をもたらせる、例えば、重力の作用方向とは反
対の電気泳動方向に電気束線が収斂するようにすれば解
消することができる。従って、前記電気泳動ユニット
は、第1及び第2コンパートメントと共にその直立壁
と、また、第3コンパートメントと共にその横たわる側
壁と接触させ、少なくとも一つの直立壁には、側長の一
部に亙って電気泳動接触を阻止する電気絶縁素子が設け
るのが望ましい。
試料空洞の形や大きさ、それに、一次元電気泳動測定
が水平方向に行われる幅などによもよるが、両方の直立
側壁に電気絶縁素子を設けるのが更に望ましい。この場
合、両方の電気絶縁素子の長さを異ならせれば、最適区
画パターンが一般に得られる。一般に、前記電気泳動媒
体の上縁に試料空洞を設け、電気絶縁素子又は最も長い
電気絶縁素子が、前記試料空洞から最大距離隔てたとこ
ろにある直立側壁に位置決めすれば、もっと最適な区画
パターンが実現できる。
が水平方向に行われる幅などによもよるが、両方の直立
側壁に電気絶縁素子を設けるのが更に望ましい。この場
合、両方の電気絶縁素子の長さを異ならせれば、最適区
画パターンが一般に得られる。一般に、前記電気泳動媒
体の上縁に試料空洞を設け、電気絶縁素子又は最も長い
電気絶縁素子が、前記試料空洞から最大距離隔てたとこ
ろにある直立側壁に位置決めすれば、もっと最適な区画
パターンが実現できる。
電気絶縁素子としては、長さが、その上端が試料空洞
の下側より幾らかの距離だけ下方に延在するのに充分で
あるのが望ましい(例えば、試料空洞長の10〜100
%)。他側に設けられている電気絶縁素子は等しい長
さ、もしくはそれより小さい長さであってもよく、例え
ば、他側に設けられている電気絶縁素子の長さの100〜1
0%、一般には100〜50%であるのが望ましい。
の下側より幾らかの距離だけ下方に延在するのに充分で
あるのが望ましい(例えば、試料空洞長の10〜100
%)。他側に設けられている電気絶縁素子は等しい長
さ、もしくはそれより小さい長さであってもよく、例え
ば、他側に設けられている電気絶縁素子の長さの100〜1
0%、一般には100〜50%であるのが望ましい。
電気泳動媒体に設けた試料の拡散をできるだけ避ける
ため、また、それに伴う不自然な測定結果を避けるため
には、電気泳動媒体に配置した試料空洞としては、電気
泳動媒体への方向に狭窄した形をなしているのが望まし
い。特に、試料空洞は狭窄した形をしているから、最後
部の型空洞壁が、作用する電界とほぼ直交する方向に立
つことになる。
ため、また、それに伴う不自然な測定結果を避けるため
には、電気泳動媒体に配置した試料空洞としては、電気
泳動媒体への方向に狭窄した形をなしているのが望まし
い。特に、試料空洞は狭窄した形をしているから、最後
部の型空洞壁が、作用する電界とほぼ直交する方向に立
つことになる。
本発明の別の面は、本発明による電気泳動装置に用い
ることのできる電気泳動ユニットに関する。特に、この
電気泳動ユニットは、板に沿って、又は板の間を延在し
ても良い一つかそれ以上の電気絶縁素子が用いられてい
ること、また、その形状や長さにより特徴づけられてい
る。
ることのできる電気泳動ユニットに関する。特に、この
電気泳動ユニットは、板に沿って、又は板の間を延在し
ても良い一つかそれ以上の電気絶縁素子が用いられてい
ること、また、その形状や長さにより特徴づけられてい
る。
本発明による電気泳動装置と電気泳動ユニットの前述
した特徴やその他の特徴などは、添付図面に示した例示
的な実施例に基づく以後の説明から明らかになるであろ
う。
した特徴やその他の特徴などは、添付図面に示した例示
的な実施例に基づく以後の説明から明らかになるであろ
う。
図面の簡単な説明
図1と図3から図5までは、本発明による電気泳動装
置の一例を示すものである。
置の一例を示すものである。
図2は、図1における部分IIの拡大詳細図である。
図6から図9までは、本発明による別の電気泳動装置
の前面図である。
の前面図である。
図10から図12までは、本発明による装置で得た電気泳
動パターンを示している。
動パターンを示している。
発明を実施する最良の形態
図1は、本発明による二次元電気泳動法に利用する電
気泳動装置1を示しており、この装置1は、二枚の板、
例えば、二枚の板ガラス7、8の間に電気泳動媒体9が
介装されている電気泳動ユニットが6基用いられている
ものとして示してある。
気泳動装置1を示しており、この装置1は、二枚の板、
例えば、二枚の板ガラス7、8の間に電気泳動媒体9が
介装されている電気泳動ユニットが6基用いられている
ものとして示してある。
装置1は、第1及び第2コンパートメント10、11と第
3コンパートメントからなり、第3コンパートメントは
後述のように上下コンパートメント13、12からなる。各
コンパートメント10〜13には、電極(この場合では図示
していない)が設けられていると共に、内部には電気泳
動液が充填されており、この電気泳動液としては、実際
に行う電気泳動法の種類によって、両次元において同一
又は異なった組成を有している。
3コンパートメントからなり、第3コンパートメントは
後述のように上下コンパートメント13、12からなる。各
コンパートメント10〜13には、電極(この場合では図示
していない)が設けられていると共に、内部には電気泳
動液が充填されており、この電気泳動液としては、実際
に行う電気泳動法の種類によって、両次元において同一
又は異なった組成を有している。
装置1は電気泳動タンク15からなり、この電気泳動タ
ンク15は、二つの区画壁16、17により第1及び第2コン
パートメント10、11と第3コンパートメント12、13とに
区画されている。第3コンパートメントは、電気泳動液
槽18で下コンパートメント12と上コンパートメント13と
に形成されおり、それに伴いこの電気泳動液槽18は電気
泳動タンク15内において下コンパートメント12の上方に
設けられている。
ンク15は、二つの区画壁16、17により第1及び第2コン
パートメント10、11と第3コンパートメント12、13とに
区画されている。第3コンパートメントは、電気泳動液
槽18で下コンパートメント12と上コンパートメント13と
に形成されおり、それに伴いこの電気泳動液槽18は電気
泳動タンク15内において下コンパートメント12の上方に
設けられている。
図2に示すように、区画壁16、17にはスロット19が形
成されており、電気泳動ユニット6がこのスロット19を
介して第1及び第2コンパートメント10、11に入り込ん
でいると共に、そこにある電気泳動液14と接触してい
る。
成されており、電気泳動ユニット6がこのスロット19を
介して第1及び第2コンパートメント10、11に入り込ん
でいると共に、そこにある電気泳動液14と接触してい
る。
電気泳動液槽18にもスロット20が形成されており、こ
のスロット20を介して電気泳動ユニットが下コンパート
メント12に入り込んでいる。
のスロット20を介して電気泳動ユニットが下コンパート
メント12に入り込んでいる。
スロット19、20には、これらのスロット19、20と、当
該スロットを貫通延在する電気泳動ユニット6との間で
液シールを達成するシール手段が設けられている。これ
らのシール手段は、弾性ゴム製アングル部材21からな
り、電気泳動ユニット6を外すと、当該スロットが協働
するゴム製部材により閉塞されるように、その形状が定
められている。電気泳動液槽18が区画壁16、17に載置さ
れた形になっていることから、電気泳動液槽18とコンパ
ートメント10〜12の間に適当な液シールが得られる。
該スロットを貫通延在する電気泳動ユニット6との間で
液シールを達成するシール手段が設けられている。これ
らのシール手段は、弾性ゴム製アングル部材21からな
り、電気泳動ユニット6を外すと、当該スロットが協働
するゴム製部材により閉塞されるように、その形状が定
められている。電気泳動液槽18が区画壁16、17に載置さ
れた形になっていることから、電気泳動液槽18とコンパ
ートメント10〜12の間に適当な液シールが得られる。
第1及び第2コンパートメント10、11は、ポンプ22が
介在する導管23を介して互いに接続されているので、電
気泳動液14の組成が両コンパートメント10、11において
ほぼ同一となるように保つことができる。また、温度差
もできるだけ避ける。
介在する導管23を介して互いに接続されているので、電
気泳動液14の組成が両コンパートメント10、11において
ほぼ同一となるように保つことができる。また、温度差
もできるだけ避ける。
電極(図示せず)は制御ユニットと接続してあるか
ら、電気泳動ユニット6を装置1に載置した後に両方向
に亙って電気泳動を半自動的、又は、自動的に行うこと
ができる。ポンプ22の起動も同じ制御ユニットで行う。
ら、電気泳動ユニット6を装置1に載置した後に両方向
に亙って電気泳動を半自動的、又は、自動的に行うこと
ができる。ポンプ22の起動も同じ制御ユニットで行う。
図3は、本発明によるものではあるが、図1に示した
装置とほぼ同一構成を有する電気泳動装置2を示してい
る。第1コンパートメント10は区画壁16により第3コン
パートメントと隔離され、また、第2コンパートメント
11は区画壁17により第3コンパートメントと隔離されて
いるが、第3コンパートメントは前述の実施の形態と同
様に電気泳動液槽18で上下コンパートメント13、12に画
成されている。図示にように、全てのコンパートメント
には電極24〜27が備わっており、これらの電極24〜27は
電気接続線28を介して制御ユニット(図示せず)に接続
されている。回路23は図示のように接続導管29で構成さ
れている。
装置とほぼ同一構成を有する電気泳動装置2を示してい
る。第1コンパートメント10は区画壁16により第3コン
パートメントと隔離され、また、第2コンパートメント
11は区画壁17により第3コンパートメントと隔離されて
いるが、第3コンパートメントは前述の実施の形態と同
様に電気泳動液槽18で上下コンパートメント13、12に画
成されている。図示にように、全てのコンパートメント
には電極24〜27が備わっており、これらの電極24〜27は
電気接続線28を介して制御ユニット(図示せず)に接続
されている。回路23は図示のように接続導管29で構成さ
れている。
装置2に配置した電気泳動ユニット30は、それぞれ第
1及び第2コンパートメント10、11へと延在する二つの
直立側壁(standing sides)を有している。底部に横た
わる底壁(bottom lying side)33は第1コンパートメ
ント12に、また、上部に横たわる上壁(upper lying si
de)は電気泳動液槽18からなる上コンパートメント13に
それぞれ位置決めされている。
1及び第2コンパートメント10、11へと延在する二つの
直立側壁(standing sides)を有している。底部に横た
わる底壁(bottom lying side)33は第1コンパートメ
ント12に、また、上部に横たわる上壁(upper lying si
de)は電気泳動液槽18からなる上コンパートメント13に
それぞれ位置決めされている。
電気泳動ユニット30は二つの電気絶縁素子35、35を備
えており、これらの電気絶縁素子35、36は、板ガラス
7、8の間に配置されている。電気素子35は、その側長
(side length)の一部分に亙ってのみ、電気泳動媒体
9との電気泳動的接触を阻止するようになっているが、
電気絶縁素子36は、その側長の大部分に亙り、試料空洞
37の下方から幾らかの距離だけ隔てたところまで電気泳
動との接触を阻止するようにしている。この試料空洞37
は、電気泳動媒体の法に向かって狭窄した形になってい
る。
えており、これらの電気絶縁素子35、36は、板ガラス
7、8の間に配置されている。電気素子35は、その側長
(side length)の一部分に亙ってのみ、電気泳動媒体
9との電気泳動的接触を阻止するようになっているが、
電気絶縁素子36は、その側長の大部分に亙り、試料空洞
37の下方から幾らかの距離だけ隔てたところまで電気泳
動との接触を阻止するようにしている。この試料空洞37
は、電気泳動媒体の法に向かって狭窄した形になってい
る。
図4の電気泳動装置3は、図3に示した装置とほぼ同
一構成を有している。しかし、この場合では、第1及び
第2コンパートメント12、13がポンプ39を介在させた回
路38の一部を構成している。電気泳動液14は、電気泳動
液槽からなる上コンパートメント13から下コンパートメ
ント12へと開口40を介して流れるようになっている。こ
の場合、装置3に設けているのは電気泳動ユニット41で
あって、この電気泳動ユニット41の側縁31のみに電気絶
縁素子35を設けている。この場合でのポンプ39も制御ユ
ニット(図示せず)に接続している。
一構成を有している。しかし、この場合では、第1及び
第2コンパートメント12、13がポンプ39を介在させた回
路38の一部を構成している。電気泳動液14は、電気泳動
液槽からなる上コンパートメント13から下コンパートメ
ント12へと開口40を介して流れるようになっている。こ
の場合、装置3に設けているのは電気泳動ユニット41で
あって、この電気泳動ユニット41の側縁31のみに電気絶
縁素子35を設けている。この場合でのポンプ39も制御ユ
ニット(図示せず)に接続している。
図5の電気泳動装置4は、本発明によるものであっ
て、図2と図3に示した装置とほぼ同一構成を有してい
る。この装置には、ポンプ42を介在させた一本の回路41
のみを備えていて、コンパートメント10〜13が互いに連
通している。必要に応じて回路41に閉鎖弁を設けること
により、各コンパートメント10〜13へと、又はそこから
電気泳動液を所望方向に循環させることができる。
て、図2と図3に示した装置とほぼ同一構成を有してい
る。この装置には、ポンプ42を介在させた一本の回路41
のみを備えていて、コンパートメント10〜13が互いに連
通している。必要に応じて回路41に閉鎖弁を設けること
により、各コンパートメント10〜13へと、又はそこから
電気泳動液を所望方向に循環させることができる。
図6は、本発明による電気泳動ユニット43を示してお
り、この電気泳動ユニット43の試料空洞は、電気泳動媒
体における上辺が狭窄された形になっていて、空洞壁44
は、発生させる電界に対してほぼ直交する方向にように
設けられている。
り、この電気泳動ユニット43の試料空洞は、電気泳動媒
体における上辺が狭窄された形になっていて、空洞壁44
は、発生させる電界に対してほぼ直交する方向にように
設けられている。
図7に示した電気泳動ユニット45は、上部に横たわる
上壁32の部分に非常に狭くなった試料空洞37が設けられ
ている。また、直立壁(standing side)33に電気絶縁
素子46が設けられており、この電気絶縁素子46は側長の
大部分に亙って、試料空洞37の最底部から幾らか隔てた
ところまで延在している。
上壁32の部分に非常に狭くなった試料空洞37が設けられ
ている。また、直立壁(standing side)33に電気絶縁
素子46が設けられており、この電気絶縁素子46は側長の
大部分に亙って、試料空洞37の最底部から幾らか隔てた
ところまで延在している。
図8は、本発明による電気泳動ユニット47を示すもの
で、各直立側壁31、33に、互いに等しい長さの電気絶縁
素子48、49が設けられており、これらの電気絶縁素子4
8、49は、試料空洞44の下方のいくらかの距離のところ
まで側長の著しい部分にわたって延在している。
で、各直立側壁31、33に、互いに等しい長さの電気絶縁
素子48、49が設けられており、これらの電気絶縁素子4
8、49は、試料空洞44の下方のいくらかの距離のところ
まで側長の著しい部分にわたって延在している。
図9は、非常に狭い試料空洞を有する電気泳動ユニッ
ト50を示しており、この場合での直立側壁31、33には、
互いに長さの異なった電気絶縁素子51、52がそれぞれ設
けられている。電気絶縁素子52に長さは電気絶縁素子51
のそれよりも長いので、試料空洞37から側壁33に至る電
気束線が収斂して電気泳動接触をなしている。
ト50を示しており、この場合での直立側壁31、33には、
互いに長さの異なった電気絶縁素子51、52がそれぞれ設
けられている。電気絶縁素子52に長さは電気絶縁素子51
のそれよりも長いので、試料空洞37から側壁33に至る電
気束線が収斂して電気泳動接触をなしている。
図10と図11とは、本発明による電気絶縁素子を用いた
効果を示すものである。図10は、電気泳動ユニット30の
上部を示し、図12は、ファーグ・ラムダ・DNA(Faag−L
ambda−DNA)の制限酵素で処理したあとに得られたマー
カーDNAフラグメント(Marker−DNA fragments)の混合
物を試料空洞37にそれぞれ44載置した後での電解泳動ユ
ニット47の上部を示す。
効果を示すものである。図10は、電気泳動ユニット30の
上部を示し、図12は、ファーグ・ラムダ・DNA(Faag−L
ambda−DNA)の制限酵素で処理したあとに得られたマー
カーDNAフラグメント(Marker−DNA fragments)の混合
物を試料空洞37にそれぞれ44載置した後での電解泳動ユ
ニット47の上部を示す。
最後に、図12は、図3に示した装置2において二次元
方向に電気泳動を行った後での電気泳動ユニット30を示
す。
方向に電気泳動を行った後での電気泳動ユニット30を示
す。
第1及び第2コンパートメント10、11の間で第1電気
泳動を行う際には下コンパートメント12には、電気泳動
ユニット30の上縁の直下まで満たすのが望ましい。
泳動を行う際には下コンパートメント12には、電気泳動
ユニット30の上縁の直下まで満たすのが望ましい。
第2電気泳動を行う際には、当該下コンパートメント
は空とし、第1及び第2コンパートメント12、13は満た
しておくのが望ましい。
は空とし、第1及び第2コンパートメント12、13は満た
しておくのが望ましい。
本発明による電気泳動ユニットに用いる適当な電気泳
動媒体としては、どのようなものであってもよく、例え
ば、アガローズ(agarose)や、ポリアクリルアミド、
そして、シリカやアルミナの如きの炭素含有担持体など
が利用できる。一つの電気泳動ユニットに異なった電気
泳動媒体を用いて、異なった次元について二種の電気泳
動を行うこともできる。最後に、例えば一方の方向につ
いて電気泳動を行って得られたパターンについてバイオ
化学反応を行い、その後のみ、次の方向について電気泳
動を行うことも可能である。
動媒体としては、どのようなものであってもよく、例え
ば、アガローズ(agarose)や、ポリアクリルアミド、
そして、シリカやアルミナの如きの炭素含有担持体など
が利用できる。一つの電気泳動ユニットに異なった電気
泳動媒体を用いて、異なった次元について二種の電気泳
動を行うこともできる。最後に、例えば一方の方向につ
いて電気泳動を行って得られたパターンについてバイオ
化学反応を行い、その後のみ、次の方向について電気泳
動を行うことも可能である。
フロントページの続き
(72)発明者 ファイフ、ヤン
オランダ、エヌエル―3474イェーゼッ
ト・ゼフフェルト、クラウスストラート
17番
(56)参考文献 実開 平2−72970(JP,U)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
G01N 27/447
JICSTファイル(JOIS)
Claims (14)
- 【請求項1】二枚の板の間においた電気泳動媒体からな
る少なくとも一つの電気泳動ユニットの二次元電気泳動
を行う装置であって、何れか側において互いに直交する
方向で電気泳動ユニットの電気泳動媒体と電気泳動接触
する、電極が設けられた電気泳動液のための第1、第
2、第3コンパートメントからなり、前記電気泳動ユニ
ットが装置において直立姿勢をとるように前記コンパー
トメントが配置されてなる装置。 - 【請求項2】請求項1に記載のものであって、前記第1
及び第2コンパートメントは電気泳動タンクに設けた二
つの区画壁により、第3コンパートメントが第1及び第
2コンパートメントの間に臨んだ状態で区画されてお
り、前記第3コンパートメントは、装置内に載置した電
気泳動液槽により二分割されていることよりなる装置。 - 【請求項3】請求項2に記載のものであって、前記区画
壁にスロットが形成されており、電気泳動ユニットが前
記スロットを介して第1及び第2コンパートメントと接
触してなる装置。 - 【請求項4】請求項3に記載のものであって、前記電気
泳動液槽にスロットが設けられていて、前記電気泳動ユ
ニットがそのスロットを介して電気泳動液槽にある電気
泳動液と接触してなる装置。 - 【請求項5】請求項3又は4に記載のものであって、前
記スロットには、当該スロットと、当該スロットに延在
する電気泳動ユニットとの間で液シールを形成する手段
が設けられてなる装置。 - 【請求項6】請求項1から5までの何れか一項に記載の
ものであって、前記電気泳動ユニットは、第1及び第2
コンパートメンへとそれぞれ延在する直立壁を備えてお
り、少なくとも一つの前記直立壁には、その側長の一部
に亙って電気泳動接触を阻止する電気絶縁素子が設けら
れてなる装置。 - 【請求項7】請求項6に記載のものであって、両方の直
立側壁に電気絶縁素子が設けられてなる装置。 - 【請求項8】請求項7に記載のものであって、両方の電
気絶縁素子は互いに異なった長さを有してなる装置。 - 【請求項9】請求項6から8までの何れか一項に記載の
ものであって、前記電気泳動媒体の上縁に試料空洞が設
けられており、電気絶縁素子又は最も長い電気絶縁素子
が、前記試料空洞から最大距離隔てたところにある直立
側壁に位置決めされてなる装置。 - 【請求項10】請求項1から9までの何れか一項に記載
のものであって、電気泳動媒体に配置した試験空洞は、
電気泳動媒体への方向に狭窄していることよりなる装
置。 - 【請求項11】タンクと、該タンクの内部を、第3コン
パートメントが第1及び第2コンパートメントの間に臨
んだ状態で前記第1、第2、第3コンパートメントに区
画する二つの区画壁と、第3コンパートメントに配置さ
れて、この第3コンパートメントを二分割する電気泳動
液槽とからなる電気泳動装置に利用する、電気泳動媒体
を挟持する二枚の板からなる電気泳動ユニットであっ
て、前記第1ないし第3コンパートメントには電極が設
けられており、また、前記区画壁には電気泳動ユニット
を装置に装填すると当該泳動ユニットが直立姿勢をとる
ように前記二枚の板を受承支持するスロットが設けられ
ていることよりなる電気泳動ユニット。 - 【請求項12】請求項11に記載のものであって、前記電
気泳動ユニットは、第1及び第3コンパートメントへと
それぞれ延在する直立壁を備えており、少なくとも一つ
の前記直立壁には、その側長の一部に亙って電気泳動接
触を阻止する電気絶縁素子が設けられてなる電気泳動ユ
ニット。 - 【請求項13】請求項12に記載のものであって、両方の
直立側壁に電気絶縁素子が設けられてなる電気泳動ユニ
ット。 - 【請求項14】請求項13に記載のものであって、両方の
電気絶縁素子は互いに異なった長さを有してなる電気泳
動ユニット。
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NL92.02000 | 1992-11-17 | ||
PCT/NL1993/000191 WO1994011730A1 (en) | 1992-11-17 | 1993-09-24 | Two-dimensional electrophoresis apparatus and an electrophoresis unit therefor |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08506416A JPH08506416A (ja) | 1996-07-09 |
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Family
ID=19861527
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51194194A Expired - Fee Related JP3428993B2 (ja) | 1992-11-17 | 1993-09-24 | 二次元電気泳動装置とその電気泳動ユニット |
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---|---|
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JP (1) | JP3428993B2 (ja) |
AT (1) | ATE198669T1 (ja) |
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ES (1) | ES2155453T3 (ja) |
NL (1) | NL9202000A (ja) |
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---|---|---|---|---|
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US6398933B1 (en) * | 1998-08-31 | 2002-06-04 | C.B.S. Scientific Co., Inc. | Two dimensional gel electorophoresis system |
US6513813B1 (en) * | 2000-05-24 | 2003-02-04 | Large Scale Proteomics Corporation | Gel slab sealing strip for an electrophoresis tank |
US6790636B1 (en) * | 2000-06-14 | 2004-09-14 | The United States Of America As Represented By The Department Of Health And Human Services | Rapid fluorescent labeling of tissue for microdissection using fluorescent specific binding agents |
WO2002033392A2 (en) * | 2000-08-09 | 2002-04-25 | Large Scale Proteomics Corporation | Electrophoresis tank |
US6451193B1 (en) * | 2000-09-06 | 2002-09-17 | Bio-Rad Laboratories, Inc. | Electrophoresis cell for multiple slab gels |
JP4105951B2 (ja) * | 2001-02-01 | 2008-06-25 | シュリヒティング,ハルトムート | 検体の成分を自動的に分析する装置および方法 |
WO2006113694A2 (en) * | 2005-04-15 | 2006-10-26 | Invitrogen Corporation | Gel cassette adapter |
AU2009223443A1 (en) * | 2008-03-03 | 2009-09-17 | Oregon Health & Science University | Method for the purification of biological macromolecules |
WO2011028826A2 (en) | 2009-09-01 | 2011-03-10 | Oregon Health & Science University | Reversible current gel electrophoresis device for separating biological macromolecules |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4148703A (en) * | 1976-02-11 | 1979-04-10 | Morton Weintraub | Method of electrophoretic purification of enzymes and peptides by means of an adjustable, specialized, geometrically located electrode system |
US4088561A (en) * | 1977-06-27 | 1978-05-09 | The United States Of America As Represented By The United States Department Of Energy | Apparatus for electrophoresis separation |
US4693804A (en) * | 1984-12-19 | 1987-09-15 | Board Of Regents, The University Of Texas System | Apparatus for bidimensional electrophoretic separations |
JPS63317756A (ja) * | 1987-06-19 | 1988-12-26 | Fuji Photo Film Co Ltd | 電気泳動装置 |
GB8825625D0 (en) * | 1988-11-02 | 1988-12-07 | Medical Res Council | Electrophoresis method & apparatus |
US5080769A (en) * | 1990-09-12 | 1992-01-14 | Beckman Instruments, Inc. | Electrophoresis with electrode baffles |
-
1992
- 1992-11-17 NL NL9202000A patent/NL9202000A/nl active Search and Examination
-
1993
- 1993-09-24 EP EP93923063A patent/EP0679254B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1993-09-24 JP JP51194194A patent/JP3428993B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1993-09-24 ES ES93923063T patent/ES2155453T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1993-09-24 AT AT93923063T patent/ATE198669T1/de not_active IP Right Cessation
- 1993-09-24 DE DE69329864T patent/DE69329864T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1993-09-24 WO PCT/NL1993/000191 patent/WO1994011730A1/en active IP Right Grant
- 1993-09-24 US US08/436,199 patent/US5562813A/en not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
---|---|
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NL9202000A (nl) | 1994-06-16 |
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ES2155453T3 (es) | 2001-05-16 |
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JPH08506416A (ja) | 1996-07-09 |
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WO1994011730A1 (en) | 1994-05-26 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |