JP3427471B2 - 無線電話装置 - Google Patents

無線電話装置

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JP3427471B2
JP3427471B2 JP7711194A JP7711194A JP3427471B2 JP 3427471 B2 JP3427471 B2 JP 3427471B2 JP 7711194 A JP7711194 A JP 7711194A JP 7711194 A JP7711194 A JP 7711194A JP 3427471 B2 JP3427471 B2 JP 3427471B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は公衆無線基地局または親
機と無線回線を利用して通信可能な子機から構成される
無線電話装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、無線電話装置は通信の自由化等に
伴い、その発展には目ざましいものがあり、コードレス
電話や自動車電話などの利用者が増大している。
【0003】以下に従来の無線電話装置について説明す
る。図13は従来の無線電話装置の機能ブロック図であ
る。1は親機、2は変調された信号をアンテナを介して
送受信するための親機無線部、3は音声信号の処理を行
う親機音声処理部、4は子機9からの制御データ等の処
理を行う親機データ処理部、5は親機音声処理部3及び
親機データ処理部4に対して拡散符号を設定する親機拡
散符号設定部、6は親機1と通話が許可されている子機
9のIDコードが記憶されている親機ID記憶部、7は
外線との音声信号や着呼信号等のやり取りを行う有線イ
ンタフェース部、8は親機1の全体の制御を行う親機制
御部、9は子機、10は親機1との間の変調された信号
をアンテナを介して送受信するための子機無線部、11
は音声信号の処理を行う子機音声処理部、12は親機1
との間で送受信される制御データ等の処理を行う子機デ
ータ処理部、13は子機音声処理部11,子機データ処
理部12に対して拡散符号を設定する子機拡散符号設定
部、14は子機9のIDコードが記憶されている子機I
D記憶部、15は通話要求やダイヤル情報等を入力する
操作部、16は操作部15から入力されたダイヤル情報
等を表示する表示部、17は音声の入力を行うマイク、
18は音声等の出力を行うスピーカ、19は子機9の全
体を制御する子機制御部である。
【0004】以上のように構成された無線電話装置につ
いて、以下その動作を説明する。利用者は電話をかける
場合、まず、子機9の操作部15に設けられた発呼ボタ
ンを押す。子機制御部19は発呼ボタンが押下されたこ
とを検知すると、子機データ処理部12に親機1とのリ
ンク確立要求を生成させるための制御信号を出力する。
子機データ処理部12では、この制御信号に従ってリン
ク確立要求の信号を生成し、子機無線部10に出力し、
子機無線部10で無線信号が生成されアンテナを介して
親機1に送信される。
【0005】一方、親機1の親機無線部2は常に制御チ
ャネルのスキャンを行っており、子機9からの無線信号
を受信すると、その復調信号が親機データ処理部4に伝
えられる。親機データ処理部4では復調信号を解析し、
受信した制御信号の情報を親機制御部8に出力する。
【0006】上記のように子機9よりリンク確立要求が
出されると、子機9からの信号は親機データ処理部4に
て検知され親機制御部8に伝えられる。親機制御部8で
はリンク確立要求が受信されたことが伝えられると、リ
ンク確立のシーケンスを起動し、子機9に対してID要
求の信号を生成して出力するように親機データ処理部4
を制御する。親機データ処理部4では制御信号に従って
ID要求信号を生成し、親機無線部2に出力し、親機無
線部2でID要求信号が子機9に対して送信される。
【0007】また、子機9はリンク確立要求を出力した
後は、親機1からの応答待ち状態になっている。子機無
線部10で親機1からの無線信号を受信すると、復調信
号が子機データ処理部12に入力される。そして、親機
1からのID要求信号が受信されたことが子機制御部1
9に伝えられる。子機制御部19では、子機ID記憶部
14から自己のIDコードを読み出し、ID応答の出力
シーケンスを開始し、上記リンク確立要求の出力の場合
と同様にして子機データ処理部12,子機無線部10を
介して子機9のIDコードを親機1に送信する。
【0008】親機1では、子機9からのIDコードが受
信され親機制御部8に伝えられる。親機制御部8は予め
登録された子機9のIDコードが記憶された親機ID記
憶部6を検索し、受信したIDコードが登録された子機
のものであるか否かのチェックを行う。受信されたID
コードが登録されている場合は正当な子機からの通信で
あると判定し、ID許可の応答を出力し、親機1,子機
9間のリンクが確立され、通話チャネルの指定等のシー
ケンスを経て、通話状態に入る。一方、受信したIDコ
ードが登録されていなかった場合は、不当な子機からの
通信であると判定され、通話は拒否される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、親機子機間のリンク確立要求やID要求等
に用いる拡散符号の通信や通話チャネルの設定等を親機
子機間の無線通信時に行っていたため、これらが容易に
盗聴されたり、また他人が無断で電話をかけたり、会話
が盗聴される等、信頼性、安全性に欠けるという問題点
を有していた。
【0010】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、親機,子機間で予め定められた接続時、例えば充電
時等に拡散符号,スクランブルコード,通話開始チャネ
ル,チャネルスキャンの順番等を子機及び親機に登録
し、予め定められた接続時毎、又は毎通話時に登録内容
を変更することにより盗聴の危険を少なくし、不正使用
を防止することができる信頼性、安全性に優れた無線電
話装置を提供することを目的とする。
【0011】
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の請求項に記載の無線電話装置は、スペクト
ル拡散方式で無線通信を行う第1の無線機と第2の無線
機からなる無線電話装置であって、前記第1の無線機に
前記第2の無線機が接続されたことを検知する親機接続
検知部と、複数の拡散符号を記憶する親機複数拡散符号
記憶部と、前記親機複数拡散符号記憶部に記憶されてい
る複数の拡散符号を前記第2の無線機に送信する親機複
数拡散符号送信部と、前記複数拡散符号記憶部に記憶さ
れた複数の拡散符号の中から一つの拡散符号を選択する
親機拡散符号選択部と、前記親機拡散符号選択部で選択
された拡散符号を用いてスペクトル拡散変調・復調を行
う親機スペクトル拡散変復調部とを備え、前記第2の無
線機に前記第1の無線機が接続されたことを検知する子
機接続検知部と、前記第1の無線機から複数の拡散符号
を受信する子機複数拡散符号受信部と、前記子機複数拡
散符号受信部で受信した複数の拡散符号を記憶する子機
受信複数拡散符号記憶部と、前記子機受信複数拡散符号
記憶部に記憶されている複数の拡散符号の中から1つの
拡散符号を選択する子機拡散符号選択部と、前記子機拡
散符号選択部で選択された拡散符号を用いてスペクトル
拡散変調・復調を行う子機スペクトル拡散変復調部と、
を備えた構成を有している。
【0013】請求項に記載の無線電話装置は、請求項
において、前記第1の無線機に通話の終了を検知する
親機通話終了検知部と、通話終了時に前記親機拡散符号
選択部に拡散符号の選択を指示する制御手段を有する親
機制御部とを備え、前記第2の無線機に通話の終了を検
知する子機終了検知部と、通話終了時に前記子機拡散符
号選択部に拡散符号の選択を指示する制御手段を有する
子機制御部とを備えた構成を有している。
【0014】請求項に記載の無線電話装置は、請求項
1乃至2において、前記第1の無線機に使用した拡散符
号の管理を行う親機拡散符号管理部を備え、前記第2の
無線機に使用した拡散符号の管理を行う子機拡散符号管
理を備えた構成を有している。
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】請求項に記載の無線電話装置は、スクラ
ンブルコードを用いて無線通信を行う第1の無線機と第
2の無線機とからなる無線電話装置であって、前記第1
の無線機に前記第2の無線機が接続されたことを検知す
る親機接続検知部と、複数のスクランブルコードを記憶
する親機複数スクランブルコード記憶部と、前記親機複
数スクランブルコード記憶部に記憶されている複数のス
クランブルコードを前記第2の無線機に送信する親機複
数スクランブルコード送信部と、前記第2の無線機と通
話の終了を検知する親機通話終了検知部と、前記親機複
数スクランブルコード記憶部に記憶されている複数のス
クランブルコードの中から1つのスクランブルコードを
選択する親機スクランブルコード選択部と、前記親機ス
クランブルコード選択部で選択されたスクランブルコー
ドを用いて無線信号のスクランブル及びディスクランブ
ルの制御を行う制御手段を有する親機制御部とを備え、
前記第2の無線機に前記第1の無線機が接続されたこと
を検知する子機接続検知部と、前記第1の無線機から複
数のスクランブルコードを受信する子機複数スクランブ
ルコード受信部と、前記子機複数スクランブルコード受
信部で受信した複数のスクランブルコードを記憶する子
機受信複数スクランブルコード記憶部と、前記子機受信
複数スクランブルコード記憶部に記憶されている複数の
スクランブルコードの中から1つのスクランブルコード
を選択する子機スクランブルコード選択部と、前記子機
スクランブルコード選択部で選択されたスクランブルコ
ードを用いて無線信号のスクランブル及びディスクラン
ブルの制御を行う制御手段を有する子機制御部とを備え
た構成を有している。
【0019】請求項に記載の無線電話装置は、スペク
トル拡散方式で無線通信を行う第1の無線機と第2の無
線機からなる無線電話装置であって、前記第1の無線機
に前記第2の無線機が接続されたことを検知する親機接
続検知部と、複数の拡散符号を記憶する親機複数拡散符
号記憶部と、前記親機複数拡散符号記憶部に記憶されて
いる複数の拡散符号の中から一つの拡散符号を前記第2
の無線機に送信する親機拡散符号送信部と、前記第2の
無線機から拡散符号を受信する親機拡散符号受信部と、
前記親機拡散符号受信部で受信した拡散符号を記憶する
親機拡散符号記憶部と、前記第2の無線機に送信した拡
散符号及び前記親機受信拡散符号記憶部に記憶された拡
散符号を用いてスペクトル拡散変調・復調を行う親機ス
ペクトル拡散変復調部とを備え、前記第2の無線機に前
記第1の無線機が接続されたことを検知する子機接続検
知部と、複数の拡散符号を記憶する子機複数拡散符号記
憶部と、前記子機複数拡散符号記憶部に記憶されている
複数の拡散符号の中から一つの拡散符号を前記第1の無
線機に送信する子機拡散符号送信部と、前記第1の無線
機からの拡散符号を受信する子機拡散符号受信部と、前
記子機拡散符号受信部で受信した拡散符号を記憶する子
機受信拡散符号記憶部と、前記第1の無線機に送信した
拡散符号及び前記子機受信拡散符号記憶部に記憶された
拡散符号を用いてスペクトル拡散変調・復調を行う子機
スペクトル拡散変復調部とを備えた構成を有している。
【0020】請求項6に記載の無線電話装置は、スペク
トル拡散方式で無線通信を行う第1の無線機と第2の無
線機からなる無線電話装置であって、前記第1の無線機
に前記第2の無線機が接続されたことを検知する親機接
続検知部と、複数の拡散符号を記憶する親機複数拡散符
号記憶部と、前記親機複数拡散符号記憶部に記憶されて
いる複数の拡散符号を前記第2の無線機に送信する親機
複数拡散符号送信部と、前記第2の無線機から複数の拡
散符号を受信する親機複数拡散符号受信部と、前記親機
複数拡散符号受信部で受信した複数の拡散符号を記憶す
る親機受信複数拡散符号記憶部と、前記親機複数拡散符
号記憶部及び前記親機受信複数拡散符号記憶部に記憶さ
れた各複数の拡散符号の中から各々1個の拡散符号を選
択する親機拡散符号選択部と、前記親機拡散符号選択部
で選択された各拡散符号を用いてスペクトル拡散変調・
復調を行う親機スペクトル拡散変復調部とを備え、前記
第2の無線機に前記第1の無線機が接続されたことを検
知する子機接続検知部と、複数の拡散符号を記憶する子
機複数拡散符号記憶部と、前記子機複数拡散符号記憶部
に記憶されている複数の拡散符号を前記第1の無線機に
送信する子機複数拡散符号送信部と、前記第1の無線機
から複数の拡散符号を受信する子機複数拡散符号受信部
と、前記子機複数拡散符号受信部で受信した複数の拡散
符号を記憶する子機受信複数拡散符号記憶部と、前記子
機複数拡散符号記憶部及び前記子機受信複数拡散符号記
憶部に記憶された各複数の拡散符号の中から各々1個の
拡散符号を選択する子機拡散符号選択部と、前記子機拡
散符号選択部で選択された各拡散符号を用いてスペクト
ル拡散変調・復調を行う子機スペクトル拡散変復調部と
を備えた構成を有している。
【0021】請求項に記載の無線電話装置は、請求項
において、前記第1の無線機に通話の終了を検知する
親機通話終了検知部と、通話終了時に前記親機拡散符号
選択部に拡散符号の選択を指示する制御手段を有する親
機制御部とを備え、前記第2の無線機に通話の終了を検
知する子機通話終了検知部と、通話終了時に前記子機拡
散符号選択部に拡散符号の選択を指示する制御手段を有
する制御部とを備えた構成を有している。
【0022】請求項に記載の無線電話装置は、請求項
6乃至7において、前記第1の無線機に使用した拡散符
号を管理する親機拡散符号管理部を備え、前記第2の無
線機に使用した拡散符号を管理する子機拡散符号管理部
を備えた構成を有している。
【0023】請求項に記載の無線電話装置は、スクラ
ンブルコードを用いて無線通信を行う第1の無線機と第
2の無線機とからなる無線電話装置であって、前記第1
の無線機に前記第2の無線機が接続されたことを検知す
る親機接続検知部と、前記第1の無線機に複数のスクラ
ンブルコードを記憶する親機複数スクランブルコード記
憶部と、前記親機複数スクランブルコード記憶部に記憶
された複数のスクランブルコードの中から1つのスクラ
ンブルコードを前記第2の無線機に送信する親機スクラ
ンブルコード送信部と、前記第2の無線機からスクラン
ブルコードを受信する親機複数スクランブルコード受信
部と、前記親機スクランブルコード受信部で受信したス
クランブルコードを記憶する親機受信スクランブルコー
ド記憶部と、前記第2の無線機に送信したスクランブル
コード及び前記親機受信スクランブルコード記憶部に記
憶されているスクランブルコードを用いて無線信号のス
クランブル,ディスクランブルの制御を行う制御手段を
有する親機制御部とを備え、前記第2の無線機に前記第
1の無線機が接続されたことを検知する子機接続検知部
と、複数のスクランブルコードを記憶する子機スクラン
ブルコード記憶部と、前記子機スクランブルコード記憶
部に記憶された複数のスクランブルコードの中から1つ
のスクランブルコードを前記第1の無線機に送信する子
機スクランブルコード送信部と、前記第1の無線機から
スクランブルコードを受信する子機スクランブルコード
受信部と、前記子機スクランブルコード受信部で受信し
たスクランブルコードを記憶する子機受信スクランブル
コード記憶部と、前記第1の無線機に送信したスクラン
ブルコード及び前記子機受信スクランブルコード記憶部
に記憶されているスクランブルコードを用いて、無線信
号のスクランブルコード及びディスクランブルの制御を
行う制御手段を有する子機制御部とを備えた構成を有し
ている。
【0024】請求項10に記載の無線電話装置は、スク
ランブルコードを用いて無線通信を行う第1の無線機と
第2の無線機とからなる無線電話装置であって、前記第
1の無線機に前記第2の無線機が接続されたことを検知
する親機接続検知部と、前記第1の無線機に複数のスク
ランブルコードを記憶する親機複数スクランブルコード
記憶部と、前記親機複数スクランブルコード記憶部に記
憶された複数のスクランブルコードを前記第2の無線機
に送信する親機複数スクランブルコード送信部と、前記
第2の無線機から複数のスクランブルコードを受信する
親機複数スクランブルコード受信部と、前記親機複数ス
クランブルコード受信部で受信した複数のスクランブル
コードを記憶する親機受信複数スクランブルコード記憶
部と、前記親機複数スクランブルコード記憶部及び前記
親機受信複数スクランブルコード記憶部に記憶された各
複数のスクランブルコードの中から各々1個のスクラン
ブルコードを選択する親機スクランブルコード選択部
と、前記親機スクランブルコード選択部で選択された各
スクランブルコードを用いて無線信号のスクランブル,
ディスクランブルの制御を行う制御手段を有する親機制
御部とを備え、前記第2の無線機に前記第1の無線機が
接続されたことを検知する子機接続検知部と、複数のス
クランブルコードを記憶する子機複数スクランブルコー
ド記憶部と、前記子機複数スクランブルコード記憶部に
記憶された複数のスクランブルコードを前記第1の無線
機に送信する子機複数スクランブルコード送信部と、前
記第1の無線機から複数のスクランブルコードを受信す
る子機複数スクランブルコード受信部と、前記子機複数
スクランブルコード受信部で受信した複数のスクランブ
ルコードを記憶する子機受信複数スクランブルコード記
憶部と、前記子機複数スクランブルコード記憶部及び子
機受信複数スクランブルコード記憶部の中から各々1個
のスクランブルコードを選択する子機スクランブルコー
ド選択部と、前記子機スクランブルコード選択部で選択
された各スクランブルコードを用いて無線信号のスクラ
ンブル,ディスクランブルの制御を行う制御手段を有す
る子機制御部とを備えた構成を有している。
【0025】ここで、親機接続検知部及び子機接続検知
部は第1の無線機、例えば親機と、第2の無線機、例え
ば、子機とが予め定められた接続、例えば充電時のよう
に機構的に接続された場合や、親機及び/又は子機に設
けられたパラメータ送信ボタンの押下によって無線接続
された場合等の検知を行うものである。
【0026】
【作用】この構成によって、親機側に複数の拡散符号を
登録しておき、親機と子機が予め定められた接続、例え
ば充電時に機構的に接続された際に、親機から子機へ次
回から使用する拡散符号を送信することで、親機と子機
とが予め接続される毎に使用する拡散符号を変更して通
信を行うことができる。また、親機から子機に複数の拡
散符号を送信し、必要に応じて、例えば通話終了時に親
機側及び子機側で予め定められた一定の方法で次回使用
する拡散符号を検索し、設定することで、通話毎に拡散
符号を変更して通信を行うことができる。また、子機側
にも複数の拡散符号を登録しておき、親機と子機とが予
め定められた接続、例えば充電時に親機から子機へ、ま
た、子機から親機へ次回から使用する拡散符号を送信す
ることで親機と子機とが予め定められ接続される毎に子
機及び親機の送信,受信で使用する各拡散符号を変更す
ることができる。更に、親機から子機に複数の拡散符号
を送信し、子機から親機へも複数の拡散符号を送信し、
必要に応じて、例えば通話終了時に親機側及び子機側で
一定の方法で次回使用する拡散符号を検索し、設定する
ことで、通話毎に送信及び受信の拡散符号を変更して通
信を行うことができる。また、親機側及び子機側に使用
した拡散符号を管理する親機拡散符号管理部及び子機拡
散符号管理部を備えることにより、同じ拡散符号が使用
されるのを防止することができる。
【0027】親機側に複数のスクランブルコードを登録
しておき、親機と子機が予め定められた接続、例えば充
電時に機構的に接続された際に、親機から子機へ次回か
ら使用するスクランブルコードを送信することで、親機
と子機とが予め定められた接続がされる毎に使用するス
クランブルコードを変更して通信を行うことができる。
また、親機から子機に複数のスクランブルコードを送信
し、必要に応じて、例えば通話終了時に親機側及び子機
側で予め定められた一定の方法で次回使用するスクラン
ブルコードを検索し、設定することで通話毎にスクラン
ブルコードを変更して通信を行うことができる。また、
子機側にも複数の拡散符号を登録しておき、親機と子機
とが予め定められた接続、例えば充電時に親機から子機
へ、また子機から親機へ次回から使用するスクランブル
コードを送信することにより、親機と子機とが予め定め
られた接続がされる毎に、送信及び受信で使用する各ス
クランブルコードを変更して通信を行うことができる。
【0028】更に、親機から子機に複数のスクランブル
コードを送信し、子機から親機へも複数のスクランブル
コードを送信し、必要に応じて、例えば通話終了時に、
親機側及び子機側で予め定められた一定の方法で次回使
用するスクランブルコードを検索し、設定することで、
通話毎に送信及び受信のスクランブルコードを変更して
通信を行うことができる。
【0029】親機側に複数のチャネル番号を登録してお
き、親機と子機とが予め定められた接続、例えば充電時
に機構的に接続された際に親機から子機へ次回使用する
チャネル番号を送信することで、親機と子機とが予め定
められた接続がされる毎に通話開始チャネルを変更して
通信を行うことができる。また、親機から子機に複数の
チャネル番号を送信し、必要に応じて、例えば、通話妨
害等が発生した場合、チャネル番号を変更して通信を行
うことができる。
【0030】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0031】(実施例1)図1は本発明の第1実施例に
おける無線電話装置の機能ブロック図である。2は親機
無線部、5は親機拡散符号設定部、6は親機ID記憶
部、7は有線インタフェース部、10は子機無線部、1
3は子機拡散符号設定部、14は子機ID記憶部、15
は操作部、16は表示部、17はマイク、18はスピー
カであり、これらは従来例と同様なので同一の符号を付
し説明を省略する。1aは本発明の第1実施例における
無線電話装置の親機、8aは親機1aの全体の制御を行
う親機制御部、20は親機拡散符号設定部5からの拡散
符号を用いてスペクトル拡散の変調若しくは復調を行う
親機スペクトル拡散変復調部、21は予め複数の拡散符
号を設定し記憶することが可能な親機拡散符号記憶部、
22は親機拡散符号記憶部21で記憶されている拡散符
号の中から次回使用する拡散符号を子機9aに送信する
ための親機拡散符号送信部、23は親機1aと子機9a
が機構的若しくは電気的に接続されたことを検知する親
機接続検知部、9aは本発明の第1実施例における無線
電話装置の子機、19aは子機9aの全体の制御を行う
子機制御部、24は子機拡散符号設定部13からの拡散
符号を用いて、スペクトル拡散の変調若しくは復調を行
う子機スペクトル拡散変復調部、25は親機1aの親機
拡散符号送信部22からの拡散符号を読み出す子機拡散
符号受信部、26は子機拡散符号受信部25で受信した
拡散符号を記憶する子機受信拡散符号記憶部、27は子
機9aが親機1aと機構的若しくは電気的に接続された
ことを検知する子機接続検知部である。
【0032】以上のように構成された無線電話装置につ
いて以下その動作を説明する。初めに、親機1aと子機
9aとが充電時等に機構的若しくは電気的に接続された
際の動作について説明する。親機1aと子機9aとが予
め定められた接続、例えば充電時に子機9aが親機1a
の図示しない充電部に載置される等により機構的若しく
は電気的に接続されると、親機1aの親機接続検知部2
3からの検知信号が親機制御部8aに伝えられる。親機
制御部8aにこの検知信号が伝えられると、親機拡散符
号送信部22によって、親機拡散符号記憶部21に記憶
されている拡散符号の中から次回の通信で使用する拡散
符号が子機9aに送信される。一方、子機9aは子機接
続検知部27により親機1aと機構的若しくは電気的に
接続されたことを検知すると、子機拡散符号受信部25
により、親機1aから次回の通信で使用する拡散符号が
送られてくるのを待ち、受信すると、これを子機受信拡
散符号記憶部26に記憶する。
【0033】以上のように本実施例によれば、親機1a
と子機9aが機構的若しくは電気的に接続された場合
に、親機1aから子機9aへ次回の通信で使用する拡散
符号を送信し、双方がこの拡散符号を用いてスペクトル
拡散を行うことで、拡散符号が他の無線機等により傍受
されることがないので盗聴を防止することができ、信頼
性、安全性を向上させることができる。
【0034】(実施例2)図2は本発明の第2実施例に
おける無線電話装置の機能ブロック図である。第1実施
例と異なるのは、図1の親機1aに於いて1つの拡散符
号を送信可能な親機拡散符号送信部22に代えて、図2
の親機1bに於いて複数の拡散符号を送信可能な親機拡
散符号送信部28と、通話の終了を検知する親機通話終
了検知部29及び複数の拡散符号の中から次回使用する
拡散符号の選択を行う親機拡散符号選択部30とを設
け、一方子機側に複数の拡散符号を受信する子機拡散符
号受信部31と、受信した複数の拡散符号を記憶する子
機受信拡散符号記憶部32と、通話の終了を検知する子
機通話終了検知部33と、受信した複数の拡散符号の中
から次回使用する拡散符号を選択する子機拡散符号選択
部34とを設けた点である。その他、1bは本発明の第
2実施例における無線電話装置の親機、8bは親機1b
の全体の制御を行う親機制御部、9bは本発明の第2実
施例における無線電話装置の子機、19bは子機9bの
全体の制御を行う子機制御部である。
【0035】以上のように構成された無線電話装置につ
いて、以下その動作を説明する。初めに、親機1bと子
機9bとが充電時等に機構的若しくは電気的に接続され
た際の動作について説明する。親機1bと子機9bとが
接続されると、親機1bの親機接続検知部23から検知
信号が親機制御部8bに伝えられる。親機制御部8bは
この検知信号を受信すると、親機拡散符号送信部28に
よって、親機拡散符号記憶部21に記憶されている複数
の拡散符号の中から次回の通信より使用する複数の拡散
信号を選択し子機9bに送信する。一方、子機9bで
は、子機接続検知部27で親機1bとの接続を検知する
と子機制御部19bに検知信号が伝えられ、子機制御部
19bは子機拡散符号受信部31を介して、親機1bか
ら次回の通信から使用する複数の拡散符号を受信し、こ
れを子機受信拡散符号記憶部32に記憶することによっ
て、拡散符号の交換が終了する。
【0036】次に、親機と子機間での通話終了が検知さ
れた際の動作について説明する。親機1bと子機9bと
の間の通話が終了すると、親機1bにおいては親機通話
終了検知部29から親機制御部8bへ、また子機9bに
おいては子機通話終了検知部33から子機制御部19b
へ、それぞれ通話終了検知信号が伝えられる。親機制御
部8bは親機拡散符号選択部30に対して親機拡散符号
記憶部21に記憶されている複数の拡散符号の中から次
回の通信で使用する拡散符号を検索するように指示す
る。親機拡散符号選択部30は予め定められた検索方法
で検索し、次回使用する拡散符号を親機拡散符号設定部
5に設定する。一方、子機制御部19bは子機拡散符号
選択部34に対して、次回の通信で使用する拡散符号の
設定を指示する。子機拡散符号選択部34は子機受信拡
散符号記憶部32に予め記憶されている複数の拡散符号
の中から、親機1b側と同一の検索方法で次回の通信で
使用する拡散符号を検索し、子機拡散符号設定部13に
設定する。
【0037】以上の例によれば、親機1bと子機9bは
終話毎にそれぞれ独立に予め決められた順序で次回の通
信で使用する拡散符号へ切り替える場合を記したが、そ
の他、親機1bに於いて親機通話終了検知部29が通話
の終了を検知する毎に親機拡散符号選択部30は親機拡
散符号記憶部21に登録された複数の拡散符号の中か
ら、予め決められた方法又は順序で、若しくはランダム
に次回の通話で使用する拡散符号を選択し、子機9bで
は親機1bから受信した選択の通知に従って、子機拡散
符号選択部34が次回の通話で使用する拡散符号を選択
登録するという方法でもよい。
【0038】以上のように本実施例によれば、充電時に
親機1bから複数の拡散符号を子機9bへ送信してお
き、終話毎に親機1b及び子機9bの双方で、複数の拡
散符号の中から予め定められた同一の検索方法で次回の
通信に使用する拡散符号の設定を行うことで、通話毎に
異なる拡散符号が使用されるので、拡散符号の解読を困
難にし通話の信頼性,安全性をより一層向上させること
ができる。
【0039】(実施例3)図3は本発明の第3実施例に
おける無線電話装置の機能ブロック図である。第2実施
例と異なるのは、使用した拡散符号を管理する親機拡散
符号管理部35、及び子機拡散符号管理部36を設けた
点である。1cは本発明の第3実施例における無線電話
装置の親機、8cは親機1cの全体を制御する親機制御
部、9cは本発明の第3実施例における無線電話装置の
子機、19cは子機1cの全体の制御を行う子機制御部
である。
【0040】以上のように構成された無線電話装置につ
いて、以下その動作を説明する。子機9cの親機1cに
対する通話要求から通話に至る動作及び親機1cと子機
9cが機構的若しくは電気的に接続された場合の拡散符
号の送信については実施例2と同様であり説明を省略す
る。親機1cと子機9cとの通話が終了すると、親機拡
散符号選択部30及び子機拡散符号選択部34は予め定
められた同一の検索方法により次回の通信で使用する拡
散符号を検索し設定するが、親機拡散符号管理部35及
び子機拡散符号管理部36は検索された拡散符号がすで
に使用された拡散符号であるかをチェックし、すでに使
用されている場合は拡散符号使用検知信号が親機制御部
8c及び子機制御部19cに伝えられ、親機1c,子機
9cで決まった検索方法により拡散符号を変更して、次
回の拡散符号が設定される。
【0041】以上のように本実施例によれば、使用した
拡散符号を管理し拡散符号がすでに使用されている場合
は親機及び子機で決まった検索方法で拡散符号を変更し
て通信を行うことにより同じ拡散符号が使用されること
がなく、通話の信頼性、安全性を向上させることができ
る。
【0042】(実施例4)図4は本発明の第4実施例に
おける無線電話装置の機能ブロック図である。2は親機
無線部、3は親機音声処理部、4は親機データ処理部、
6は親機ID記憶部、7は有線インタフェース部、10
は子機無線部、11は子機音声処理部、12は子機デー
タ処理部、14は子機ID記憶部、15は操作部、16
は表示部、17はマイク、18はスピーカであり、これ
らは従来例と同様なので同一の符号を付し説明を省略す
る。1dは本発明の第4実施例における無線電話装置の
親機、8dは親機1dに全体を制御する親機制御部、2
3は親機1dに子機9dが機構的若しくは電気的に接続
されたことを検知する親機接続検知部、37は複数のチ
ャネル番号を記憶しておく親機チャネル番号記憶部、3
8は親機チャネル番号記憶部37に記憶されている複数
のチャネル番号の中から通話を開始するチャネル番号を
子機9dに送信するための親機チャネル番号送信部、9
dは本発明の第4実施例における無線電話装置の子機、
19dは子機9dの全体を制御する子機制御部、27は
子機9dが親機1dと機構的若しくは電気的に接続され
たことを検知する子機接続検知部、39は親機1dの親
機チャネル番号送信部38から送信されてくるチャネル
番号を受信する子機チャネル番号受信部、40は子機チ
ャネル番号受信部39で受信した通話開始チャネル番号
を記憶する子機受信チャネル番号記憶部である。
【0043】以上のように構成された無線電話装置につ
いて、以下その動作を説明する。親機1dからの通話要
求から通話にいたる動作について説明する。子機9dの
操作部15の発呼ボタンが押下されると、リンク確立要
求信号が親機1dに対して送信される。親機1dが子機
9dからのリンク確立要求信号を受信すると、子機9d
に対してID要求を出力する。ID要求を受信した子機
制御部19dは子機ID記憶部14からの自己のIDを
読み出し、ID応答信号を親機1dへ送出する。親機1
dでは登録された子機のIDコードが記憶されている親
機ID記憶部6を検索し、受信したIDコードが登録さ
れた子機のものであるか否かを確認する。正当な子機か
らの通信であれば、親機1dと子機9d間のリンクを確
立し、予め充電時に登録された通話開始チャネル番号に
て通話状態に入るよう親機制御部8d及び子機制御部1
9dがそれぞれ制御を行う。また、受信した子機のID
コードが正しくなかった場合は不当な子機からの通信で
あると判定し、通信は拒否される。
【0044】次に、親機1dと子機9dとが予め定めら
れた接続、例えば充電時に機構的若しくは電気的に接続
された際の動作について説明する。子機9dの充電終了
が検知されると、親機接続検知部23からの検知信号が
親機制御部8dに伝えられる。親機制御部8dにこの検
知信号が伝えられると、親機チャネル番号記憶部37に
記憶されている複数の通話開始チャネル番号の中から次
回の通信で使用する通話開始チャネル番号を親機チャネ
ル番号送信部38を介して子機9dへ送信する。一方、
子機9dは親機1dから送られてくる通話開始チャネル
番号を子機チャネル番号受信部39で受信し、子機受信
チャネル番号記憶部40に登録される。登録された通話
開始チャネル番号は、次回のリンク確立時にその通話チ
ャネル番号を使用して通話を開始する。
【0045】以上のように本実施例によれば、充電時に
親機から子機へ次回使用する通話チャネル番号を予め送
信しておくことにより、リンク確立時に通話チャネルの
指定を行わないので通話チャネル番号が傍受される心配
がなく、通信の秘密を守る上で信頼性,安全性を向上さ
せることができる。
【0046】(実施例5)図5は本発明の第5実施例に
おける無線電話装置の機能ブロック図である。実施例4
と異なるのは、親機側に於いて親機チャネル番号送信部
38に代えて複数のチャネル番号を子機に対して送信す
る親機チャネル番号送信部41を設け、更に通話妨害等
を検知する親機通話品質管理部42と、通話チャネル番
号を切り換える親機チャネル番号選択部43とを設け、
これに対応して子機側に複数のチャネル番号を受信する
子機チャネル番号受信部44と、受信した複数のチャネ
ル番号を記憶する子機受信チャネル番号記憶部45及び
親機の指示で通話チャネルを切り換える子機チャネル切
り換え部46とを設けた点である。1eは本発明の第5
実施例における無線電話装置の親機、8eは親機1eの
全体の制御を行う親機制御部、9eは本発明の第5実施
例における無線電話装置の子機、19eは子機9eの全
体の制御を行う子機制御部である。
【0047】以上のように構成された無線電話装置につ
いて、以下その動作を説明する。子機9eの通話要求か
ら通話に至る動作は実施例4と同様であり説明を省略す
る。
【0048】次に、親機1eと子機9eが予め定められ
た接続、例えば充電時に機構的若しくは電気的に接続さ
れた際の動作について説明する。親機1eと子機9eが
接続されると、親機1eの親機接続検知部23から検知
信号が親機制御部8eに伝えられる。親機制御部8eに
この信号が伝えられると、親機チャネル番号記憶部37
に記憶されている複数のチャネル番号を親機チャネル番
号送信部41を介して子機9eへ送信し、子機9e側の
子機チャネル番号受信部44にて受信し、子機受信チャ
ネル番号記憶部45に記憶される。
【0049】次に、チャネルの切り換え例として、通話
妨害が発生した場合について説明する。親機1eと子機
9e間で第三者の通話が混信する等による通話妨害が発
生すると、親機1eの親機通話品質管理部42が混信を
検知チャネル切り換え信号が親機制御部8eに伝えら
れ、親機データ処理部4にチャネル切換要求を生成させ
るための制御信号を出力する。親機データ処理部4で
は、制御信号に従ってチャネル切り換え信号を生成し、
親機無線部2に出力し親機無線部2では無線信号が生成
され子機9eに送信されると共に、予め充電時に登録さ
れた順番で使用可能な通話チャネルをスキャンし、通話
可能なチャネルにて子機9eのチャネル切り換え成功信
号の受信に入る。
【0050】一方、子機9eでは、親機1eよりチャネ
ル切り換え要求が出された場合は、親機1eからの信号
は、子機データ処理部12にて検知され、子機制御部1
9eに伝えられる。子機制御部19eはチャネル切り換
え信号が受信されたことが伝えられると、子機チャネル
切り換え部46にて親機1eと同様に充電時に登録され
た順番でチャネル番号をスキャンし、親機1eの信号を
受信したチャネル番号で再度通話に入る。
【0051】以上のように本実施例によれば、充電時に
親機から子機へ複数の通話チャネル番号を予め送信して
おくことにより、リンク確立時に通話チャネルの指定を
行わないので、通話チャネル番号が傍受される心配がな
い。また、通話妨害等が生じた場合にも他のチャネルへ
切り換えることができるので、通話の秘密を確保する上
で信頼性、安全性を向上させることができる。
【0052】(実施例6)図6は本発明の第6実施例に
おける無線電話装置の機能ブロック図である。2は親機
無線部、3は親機音声処理部、4は親機データ処理部、
6は親機ID記憶部、7は有線インタフェース部、10
は子機無線部、11は子機音声処理部、12は子機デー
タ処理部、14は子機ID記憶部、15は操作部、16
は表示部、17はマイク、18はスピーカであり、これ
らは従来例と同様なもので同一の符号を付し説明を省略
する。
【0053】1fは本発明の第6実施例における無線電
話装置の親機、8fは親機1fの全体を制御する親機制
御部、23は親機1fに子機9fが機構的若しくは電気
的に接続されたことを検知する親機接続検知部、47は
複数のスクランブルコードを記憶しておく親機スクラン
ブルコード記憶部、48はスクランブルコードを子機9
fに送信するための親機スクランブルコード送信部、9
fは本発明の第6実施例における無線電話装置の子機、
19fは子機9fの全体を制御する子機制御部、27は
子機9fが親機1fと機構的若しくは電気的に接続され
たことを検知する子機接続検知部、49は親機1fの親
機スクランブルコード送信部48から送信されてくるス
クランブルコードを受信する子機スクランブルコード受
信部、50は子機スクランブルコード受信部49で受信
したスクランブルコードを記憶する子機受信スクランブ
ルコード記憶部である。
【0054】以上のように構成された無線電話装置につ
いて、以下その動作を説明する。子機9fの通話要求か
ら通話に至る動作は、実施例4と同様であり説明を省略
する。次に、親機1fと子機9fが予め定められた接
続、例えば、充電時に親機1fと子機9fが機構的若し
くは電気的に接続される際の動作について説明する。親
機1fと子機9fが接続されると、親機1fの親機接続
検知部23から検知信号が親機制御部8fに伝えられ
る。親機制御部8fに検知信号が伝えられると、親機ス
クランブルコード送信部48により次回の通信で使用す
るスクランブルコードを子機9fに送信する。一方、子
機9fは子機スクランブルコード受信部49により次回
から使用する子機受信スクランブルコード記憶部50に
記憶する。
【0055】以上のように本実施例によれば、充電時に
親機から子機スクランブルコードを予め送信しておき、
次回の通話からこのスクランブルコードを用いて無線信
号のスクランブル,ディスクランブルを行うことによ
り、充電時毎にスクランブルコードを変更することで盗
聴を防止し、通話の秘密を確保する上で信頼性、安全性
を向上させることができる。
【0056】(実施例7)図7は本発明の第7実施例に
おける無線電話装置の機能ブロック図である。実施例6
と異なるのは、親機側に於いて親機スクランブルコード
送信部48に代えて、複数のスクランブルコードを子機
に対して送信する親機スクランブルコード送信部51を
設け、更に、通話の終了を検知する親機通話終了検知部
29と、スクランブルコードの読み出しを行う親機スク
ランブルコード選択部52とを設けた。また、これに対
応して子機側に複数のスクランブルコードを受信する子
機スクランブルコード受信部53と,受信した複数のス
クランブルコードを記憶する子機受信スクランブルコー
ド記憶部54と、子機側のスクランブルコードの読み出
しを行う子機スクランブルコード選択部55とを設けた
点である。1gは本発明の第7実施例における無線電話
装置の親機、8gは親機1gの全体の制御を行う親機制
御部、9gは本発明の第7実施例における無線電話装置
の子機、19gは子機9gの全体の制御を行う子機制御
部である。
【0057】以上のように構成された無線電話装置につ
いて、以下その動作を説明する。子機9gの通話要求か
ら通話に至る動作は、実施例4と同様であり説明を省略
する。次に、親機1gと子機9gが予め定められた接
続、例えば充電時に親機1gと子機9gが機構的若しく
は電気的に接続された際の動作について説明する。親機
1gと子機9gが接続されると、親機1gの親機接続検
知部23から検知信号が親機制御部8gに伝えられる。
親機制御部8gに検知信号が伝えられると、親機スクラ
ンブルコード送信部51によって、複数のスクランブル
コードを子機9gへ送信し、子機9g側は子機スクラン
ブルコード受信部53にてこれを受信し、子機受信スク
ランブルコード記憶部54に記憶される。
【0058】次に、スクランブルコードの切り換えの例
として、通話が終了した際の動作について説明する。通
話が終了すると、親機1gの親機通話終了検知部29に
て通話終了検知信号が検知され、親機制御部8gに伝え
られる。親機制御部8gが検知信号を受信すると、親機
スクランブルコード選択部52により親機スクランブル
コード記憶部47内のスクランブルコードが予め定めら
れた一定の方法で検索され、次回の通信で使用するスク
ランブルコードが設定される。一方、子機9gにおいて
も、子機通話終了検知部33により通話の終了を検知
し、子機制御部19gに終話が通知されると、子機スク
ランブルコード選択部55により子機受信スクランブル
コード記憶部54が親機1gと同一の方法で検索され、
次回の通信で使用するスクランブルコードが設定され
る。
【0059】以上のように本実施例によれば、充電時に
親機から子機へ複数のスクランブルコードを送信してお
き、毎終話時に親機及び子機において一定の方法で次回
使用するスクランブルコードを検索設定することによ
り、毎通話時のスクランブルコードを変更することがで
き、通話の秘密を守る上で信頼性、安全性を向上させる
ことができる。
【0060】(実施例8)図8は本発明の第8実施例に
おける無線電話装置の機能ブロック図である。実施例1
と異なるのは、親機側に子機からの拡散信号を受信する
親機拡散符号受信部56及び受信した拡散符号を記憶す
る親機受信拡散符号記憶部57を設け、子機側に送信す
るための複数の拡散符号を記憶する子機拡散符号記憶部
58及び親機に拡散符号を送信するための子機拡散符号
送信部59を設けた点である。1hは本発明の第8実施
例における無線電話装置の親機、8hは親機1hの全体
の制御を行う親機制御部、9hは本発明の第8実施例に
おける無線電話装置の子機、19hは子機9hの全体の
制御を行う子機制御部である。
【0061】以上のように構成された無線電話装置につ
いて、以下その動作を説明する。子機9hの通話要求か
ら通話に至る動作は実施例1と同様であり説明を省略す
る。次に、親機1hと子機9hが予め定められた接続、
例えば充電時に親機1hと子機9hが機構的若しくは電
気的に接続された際の動作について説明する。親機側で
は、親機1hと子機9hが機構的若しくは電気的に接続
されると、親機接続検知部23から検知信号が親機制御
部8hに伝えられる。親機制御部8hに検知信号が伝え
られると、親機拡散符号送信部22によって、次回の通
信で使用する拡散符号を子機9hへ送信するとともに、
子機9hから送信されてくる拡散符号を親機拡散符号受
信部56にて受信し、親機受信拡散符号記憶部57に記
憶する。
【0062】一方、子機側では親機1hと子機9hが機
構的若しくは電気的に接続されると、子機接続検知部2
7から検知信号が子機制御部19hに伝えられる。子機
制御部19hに検知信号が伝えられると、子機拡散符号
送信部59によって、次回の通信で使用する拡散符号を
親機1hへ送信するとともに、親機1hから送信されて
くる拡散符号を子機拡散符号受信部25にて受信し、子
機受信拡散符号記憶部26に記憶する。このように親機
1h及び子機9hに各々登録された拡散符号を用いて、
スペクトル拡散変調・復調を行い、親機,子機間の通信
を行う。
【0063】以上のように本実施例によれば、充電時等
に親機から子機へ及び子機から親機へそれぞれ次回使用
する拡散符号を登録し、送信用と受信用の拡散符号を別
々に用いることにより、通信の秘密を確保する上で信頼
性、安全性を一層向上させることができる。
【0064】(実施例9)図9は本発明の第9実施例に
おける無線電話装置の機能ブロック図である。実施例8
と異なるのは、親機側に親機拡散符号送信部22に代え
て、複数の拡散符号を子機に送信する親機拡散符号送信
部28を設け、親機拡散符号受信部56及び親機受信拡
散符号記憶部57に代えて、複数の拡散符号を受信し記
憶する親機拡散符号受信部60と親機受信拡散符号記憶
部61とを設け、更に通話の終了を検知する親機通話終
了検知部29と、次回使用する拡散符号を検索する親機
拡散符号選択部30とを設け、これに対応して子機9b
側に子機拡散符号送信部59に代えて、複数の拡散符号
を送信する子機拡散符号送信部62を設け、子機拡散符
号受信部25及び子機受信拡散符号記憶部26に代え
て、複数の拡散符号を受信し記憶する子機拡散符号受信
部31と子機受信拡散符号記憶部32とを設けるととも
に、更に通話の終了を検知する子機通話終了検知部33
及び次回使用する拡散符号を検索する子機拡散符号選択
部34を設けた点である。1jは本発明の第9実施例に
おける無線電話装置の親機、8jは親機1jの全体を制
御する親機制御部、9jは本発明の第9実施例における
無線電話装置の子機、19jは子機9jの全体を制御す
る子機制御部である。
【0065】以上のように構成された無線電話装置につ
いて、以下その動作を説明する。子機9jの通話要求か
ら通話に至る動作は実施例1と同様であり、説明を省略
する。
【0066】次に、親機1jと子機9jが予め定められ
た接続、例えば充電時に親機1jと子機9jが機構的若
しくは電気的に接続された際の動作について説明する。
親機側では、親機1jと子機9jが機構的若しくは電気
的に接続されると、親機接続検知部23からの検知信号
が親機制御部8jに伝えられる。親機制御部8jに検知
信号が伝えられると、親機拡散符号送信部28により、
次回の通信から使用する複数の拡散符号を子機9へ送信
するとともに、子機9jから送信されてくる複数の拡散
符号を親機受信拡散符号記憶部61に記憶する。
【0067】一方、子機9j側では、親機1jと子機9
jが機構的若しくは電気的に接続されると、子機接続検
知部27から検知信号が子機制御部19jに伝えれる。
子機制御部19jに検知信号が伝えられると、子機拡散
符号送信部62によって、次回の通信から使用する複数
の拡散符号を親機1jへ送信するとともに、親機1jか
ら送信されてくる複数の拡散符号を子機拡散符号受信部
31にて受信し、子機受信拡散符号記憶部32へ記憶す
る。
【0068】次に、拡散符号の切り換え例として、通話
が終了した場合の動作について説明する。通話が終了す
ると、親機通話終了検知部29から通話終了検知信号が
親機制御部8jに伝えられる。親機制御部8jが検知信
号を受信すると、親機拡散符号選択部30により親機拡
散符号記憶部21及び親機受信拡散符号記憶部61が検
索され、次回使用する送信,受信用の拡散符号が設定さ
れる。
【0069】一方、子機9j側では、通話が終了すると
子機通話終了検知部33から通話終了検知信号が子機制
御部19jに伝えられる。子機制御部19jが検知信号
を受信すると、子機拡散符号選択部34により子機拡散
符号記憶部58及び子機受信拡散符号記憶部32が親機
1jと同様の方法で検索され、次回の通信で使用する送
信,受信用の拡散符号が設定される。このように、毎通
話終了時に親機1j及び子機9jに各々登録された拡散
符号を用いて、スペクトル拡散変調・復調を行い、親
機,子機間の通信を行う。
【0070】以上のように本実施例によれば、充電時に
親機から子機へ及び子機から親機へ複数の拡散符号を登
録し、毎通話終了時に次回使用する送信用と受信用拡散
符号を別々に設定することにより、通信の秘密を確保す
る上で信頼性、安全性をより一層向上させることができ
る。
【0071】(実施例10)図10は本発明の第10実
施例における無線電話装置の機能ブロック図である。実
施例1と異なるのは、親機側に使用した拡散符号を管理
する親機拡散符号管理部35を設け、子機側にも使用し
た拡散符号を管理する子機拡散符号管理部36を設けた
点である。1kは本発明の第10実施例における無線電
話装置の親機、8kは親機1kの全体の制御を行う親機
制御部、9kは本発明の第10実施例における無線電話
装置の子機、19kは子機9kの全体の動作を制御する
子機制御部である。
【0072】以上のように構成された無線電話装置につ
いて、以下その動作を説明する。子機9kの通話要求か
ら通話に至る動作及び親機1kと子機9kとが予め定め
られた接続、例えば充電時に機構的若しくは電気的に接
続された際の動作については、実施例9と同様であり説
明を省略する。次に、拡散符号の切り換え例として、通
話が終了した場合の動作について説明する。通話が終了
すると、親機通話終了検知部29から通話終了検知信号
が親機制御部8kに伝えられる。親機制御部8kが検知
信号を受信すると、親機拡散符号選択部30により次回
使用する拡散符号が検索され設定されるが、設定された
拡散符号が既に使用されている場合、親機拡散符号管理
部35から拡散符号使用検知信号が親機制御部8kに伝
えられ、予め決められた検索方法により拡散符号を変更
して、次回使用する拡散符号が設定される。また、子機
9kにおいても子機拡散符号管理部36によって同様に
管理され、既に使用されている場合は親機と同様の検索
方法により拡散符号を変更して、次回使用する拡散符号
が設定される。
【0073】以上のように本実施例によれば、使用した
拡散符号を管理することにより、既に使用した拡散符号
が使用されることがないので、通信の秘密を確保する上
で信頼性、安全性の向上を図ることができる。
【0074】(実施例11)図11は本発明の第11実
施例における無線電話装置の機能ブロック図である。実
施例6と異なるのは、親機側に子機からのスクランブル
コードを受信する親機スクランブルコード受信部63及
び受信したスクランブルコードを記憶する親機受信スク
ランブルコード記憶部64を設け、子機側に複数のスク
ランブルコードを記憶する子機スクランブルコード記憶
部65及び親機にスクランブルコードを送信する子機ス
クランブルコード送信部66を設けた点である。1mは
本発明の第11実施例における無線電話装置の親機であ
り、8mは親機1mの全体を制御する親機制御部、9m
は本発明の第11実施例における無線電話装置の子機、
19mは子機9mの全体の制御を行う子機制御部であ
る。
【0075】以上のように構成された無線電話装置につ
いて、以下その動作を説明する。子機9mの通話要求か
ら通話に至る動作については、実施例6と同様であり説
明を省略する。次に、親機1mと子機9mが予め定めら
れた接続、例えば充電時に親機1m,子機9mが機構的
若しくは電気的に接続される際の動作について説明す
る。親機1m側では、親機1mと子機9mが接続される
と、親機接続検知部23から検知信号が親機制御部8m
に伝えられる。親機制御部8mに検知信号が伝えられる
と、親機スクランブルコード送信部48によって、次回
の通信で使用するスクランブルコードを子機9mに送信
するとともに、子機9mから送信されてくるスクランブ
ルコードを親機スクランブルコード受信部63で受信
し、親機受信スクランブルコード記憶部64に記憶す
る。
【0076】一方、子機9m側では親機1mと子機9m
が接続されると、子機接続検知部27から検知信号が子
機制御部19mに伝えられる。子機制御部19mに検知
信号が伝えられると、子機スクランブルコード送信部6
6によって次回の通信で使用するスクランブルコードを
親機1mに送信するとともに、親機1mから送信されて
くるスクランブルコードを子機スクランブルコード受信
部49にて受信し、子機受信スクランブルコード記憶部
50に記憶する。このようにして、親機1m及び子機9
mに各々登録されたスクランブルコードを用いて次回か
らの無線信号のスクランブル,ディスクランブル処理を
行う。
【0077】以上のように本実施例によれば、充電時に
親機から子機及び子機から親機へそれぞれ次回使用する
スクランブルコードを登録し、送信用と受信用のスクラ
ンブルコードを別々に用いることにより、通信の秘密を
確保する上で信頼性、安全性を一層向上させることがで
きる。
【0078】(実施例12)図12は本発明の第12実
施例における無線電話装置の機能ブロック図である。実
施例7と異なるのは、親機側に子機からの複数のスクラ
ンブルコードを受信する親機スクランブルコード受信部
67及び受信したスクランブルコードを記憶する親機受
信スクランブルコード記憶部68を設け、複数のスクラ
ンブルコードを親機へ送信する子機スクランブルコード
送信部69を設けた点である。1nは本発明の第12実
施例における無線電話装置の親機、8nは親機1nの全
体の制御を行う親機制御部、9nは本発明の第12実施
例における無線電話装置の子機、19nは子機9nの全
体の制御を行う子機制御部である。
【0079】以上のように構成された無線電話装置につ
いて、以下その動作を説明する。子機9mの通話要求か
ら通話に至る動作については、実施例7と同様であり、
説明を省略する。次に、親機1nと子機9nが予め定め
られた接続、例えば充電時に親機1n,子機9nが機構
的若しくは電気的に接続される際の動作について説明す
る。親機側では親機1nと子機9nが接続されると、親
機接続検知部23から検知信号が親機制御部8nに伝え
られる。親機制御部8nに検知信号が伝えられると、親
機スクランブルコード送信部51によって、次回の通信
から使用する複数のスクランブルコードが子機9nに送
信されるとともに、子機9nから送信されてくる複数の
スクランブルコードを親機スクランブルコード受信部6
7にて受信し、親機受信スクランブルコード記憶部68
に記憶する。
【0080】一方、子機9n側では、親機1nと子機9
nが接続されると、子機接続検知部27から検知信号が
子機制御部19nに伝えられる。子機制御部19nに検
知信号が伝えられると、子機スクランブルコード送信部
69により、次回からの通信で使用するスクランブルコ
ードを親機1nへ送信するとともに、親機1nから送信
されてくる複数のスクランブルコードを子機スクランブ
ルコード受信部53で受信し、子機受信スクランブルコ
ード記憶部54に記憶する。
【0081】次に、スクランブルコードの切り換え例と
して、通話が終了した際の動作について説明する。通話
が終了すると、親機通話終了検知部29から通話終了検
知信号が親機制御部8nに伝えられる。親機制御部8n
が検知信号を受信すると、親機スクランブルコード選択
部52により親機スクランブルコード記憶部47及び親
機受信スクランブルコード記憶部68が検索され、次回
の通信で使用する送信用,受信用スクランブルコードが
別々に設定される。
【0082】一方、子機9n側では通話が終了すると、
子機通話終了検知部33から通話終了検知信号が子機制
御部19nに伝えられる。子機制御部19nが検知信号
を受信すると、子機スクランブルコード選択部55によ
り子機スクランブルコード記憶部65及び子機受信スク
ランブルコード記憶部54が親機1nと同様の方法で検
索され、次回の通信で使用する上り,下り用のスクラン
ブルコードが設定される。このように通話終了時に親機
1n及び子機9nに各々登録されたスクランブルコード
を用いて送信及び受信の無線信号のスクランブル,ディ
スクランブル処理が行われる。
【0083】以上のように本実施例によれば、充電時に
親機から子機及び子機から親機に複数のスクランブルコ
ードを登録し、毎通話終了時に次回の通信に使用する送
信用,受信用のスクランブルコードを別々に設定するこ
とにより、通信の秘密を確保する上で、信頼性、安全性
をより一層向上させることができる。
【0084】
【発明の効果】以上のように本発明は、親機,子機間で
予め定められた機構的若しくは電気的な接続時、例えば
充電時等に拡散符号,スクランブルコード,通話開始チ
ャネル,チャネルスキャンの順番等を親機及び子機に登
録し、予め定められた接続時毎、又は毎通話時に登録内
容を変更することにより、盗難の危険を少なくし、不正
使用を防止することができる信頼性、安全性に優れた無
線電話装置を実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における無線電話装置の機
能ブロック図
【図2】本発明の第2実施例における無線電話装置の機
能ブロック図
【図3】本発明の第3実施例における無線電話装置の機
能ブロック図
【図4】本発明の第4実施例における無線電話装置の機
能ブロック図
【図5】本発明の第5実施例における無線電話装置の機
能ブロック図
【図6】本発明の第6実施例における無線電話装置の機
能ブロック図
【図7】本発明の第7実施例における無線電話装置の機
能ブロック図
【図8】本発明の第8実施例における無線電話装置の機
能ブロック図
【図9】本発明の第9実施例における無線電話装置の機
能ブロック図
【図10】本発明の第10実施例における無線電話装置
の機能ブロック図
【図11】本発明の第11実施例における無線電話装置
の機能ブロック図
【図12】本発明の第12実施例における無線電話装置
の機能ブロック図
【図13】従来の無線電話装置の機能ブロック図
【符号の説明】
1 親機 2 親機無線部 3 親機音声処理部 4 親機データ処理部 5 親機拡散符号設定部 6 親機ID記憶部 7 有線インタフェース部 8 親機制御部 9 子機 10 子機無線部 11 子機音声処理部 12 子機データ処理部 13 子機拡散符号設定部 14 子機ID記憶部 15 操作部 16 表示部 17 マイク 18 スピーカ 19 子機制御部 20 親機スペクトル拡散変復調部 21 親機拡散符号記憶部 22 親機拡散符号送信部 23 親機接続検知部 24 子機スペクトル拡散変復調部 25 子機拡散符号受信部 26 子機受信拡散符号記憶部 27 子機接続検知部 28 親機拡散符号送信部 29 親機通話終了検知部 30 親機拡散符号選択部 31 子機拡散符号受信部 32 子機受信拡散符号記憶部 33 子機通話終了検知部 34 子機拡散符号選択部 35 親機拡散符号管理部 36 子機拡散符号管理部 37 親機チャネル番号記憶部 38 親機チャネル番号送信部 39 子機チャネル番号受信部 40 子機受信チャネル番号記憶部 41 親機チャネル番号送信部 42 親機通話品質管理部 43 親機チャネル番号選択部 44 子機チャネル番号受信部 45 子機受信チャネル番号記憶部 46 子機チャネル切り換え部 47 親機スクランブルコード記憶部 48 親機スクランブルコード送信部 49 子機スクランブルコード受信部 50 子機受信スクランブルコード記憶部 51 親機スクランブルコード送信部 52 親機スクランブルコード選択部 53 子機スクランブルコード受信部 54 子機受信スクランブルコード記憶部 55 子機スクランブルコード選択部 56 親機拡散符号受信部 57 親機受信拡散符号記憶部 58 子機拡散符号記憶部 59 子機拡散符号送信部 60 親機拡散符号受信部 61 親機受信拡散符号記憶部 62 子機拡散符号送信部 63 親機スクランブルコード受信部 64 親機受信スクランブルコード記憶部 65 子機スクランブルコード記憶部 66 子機スクランブルコード送信部 67 親機スクランブルコード受信部 68 親機受信スクランブルコード記憶部 69 子機スクランブルコード送信部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−360433(JP,A) 特開 平5−130070(JP,A) 特開 平5−37458(JP,A) 特開 平2−228137(JP,A) 特開 平2−94835(JP,A) 特開 昭60−160230(JP,A) 実開 平5−93145(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 7/00 - 7/38 H04B 7/24 - 7/26

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の無線機を備えた無線電話装置であっ
    て、他の 無線機が接続されたことを検知する親機接続検知部
    と、複数の拡散符号を記憶することが可能な親機拡散符
    号記憶部と、前記親機拡散符号記憶部に記憶されている
    複数の拡散符号を前記他の無線機に送信する親機拡散符
    号送信部とを備えた第1の無線機と、 前記第1の無線機から複数の拡散符号を受信することが
    可能な子機拡散符号受信部と、前記子機拡散符号受信部
    で受信した複数の拡散符号を記憶する子機受信拡散符号
    記憶部とを備えた第2の無線機とを備えたことを特徴と
    する無線電話装置。
  2. 【請求項2】前記第1の無線機に、通話の終了を検知す
    る親機通話終了検知部と、前記親機通話終了検知部の出
    力に応じて前記親機拡散符号記憶部に記憶されている複
    数の拡散符号の中から一の拡散符号を選択する親機拡散
    符号選択部とを備え、前記第2の無線機に、通話の終了
    を検知する子機通話終了検知部と、前記子機通話終了検
    知部の出力に応じて前記子機受信拡散符号記憶部に記憶
    されている複数の拡散符号の中から一の拡散符号を選択
    する子機拡散符号選択部とを備えたことを特徴とする請
    求項に記載された無線電話装置。
  3. 【請求項3】前記第1の無線機は、前記親機拡散符号記
    憶部に記憶されている複数の拡散符号毎の使用の有無を
    管理する親機拡散符号管理部を備え、 前記第2の無線機は、前記子機受信拡散符号記憶部に記
    憶されている複数の拡散符号毎に使用の有無を管理する
    子機拡散符号管理部を備え、前記親機拡散符号選択部は
    前記親機拡散符号管理部の内容に応じて一の拡散符号を
    選択し、前記子機拡散符号選択部は前記子機拡散符号管
    理部の内容に応じて一の拡散符号を選択することを特徴
    とする請求項に記載する無線電話装置。
  4. 【請求項4】スクランブルコードを用いて無線通信を行
    う第1の無線機と第2の無線機とからなる無線電話装置
    であって、 前記第1の無線機に前記第2の無線機が接続されたこと
    を検知する親機接続検知部と、複数のスクランブルコー
    ドを記憶する親機複数スクランブルコード記憶部と、前
    記親機複数スクランブルコード記憶部に記憶されている
    複数のスクランブルコードを前記第2の無線機に送信す
    る親機複数スクランブルコード送信部と、前記第2の無
    線機と通話の終了を検知する親機通話終了検知部と、前
    記親機複数スクランブルコード記憶部に記憶されている
    複数のスクランブルコードの中から1つのスクランブル
    コードを選択する親機スクランブルコード選択部と、前
    記親機スクランブルコード選択部で選択されたスクラン
    ブルコードを用いて無線信号のスクランブル及びディス
    クランブルの制御を行う制御手段を有する親機制御部と
    を備え、 前記第2の無線機に前記第1の無線機が接続されたこと
    を検知する子機接続検知部と、前記第1の無線機から複
    数のスクランブルコードを受信する子機複数スクランブ
    ルコード受信部と、前記子機複数スクランブルコード受
    信部で受信した複数のスクランブルコードを記憶する子
    機受信複数スクランブルコード記憶部と、前記子機受信
    複数スクランブルコード記憶部に記憶されている複数の
    スクランブルコードの中から1つのスクランブルコード
    を選択する子機スクランブルコード選択部と、前記子機
    スクランブルコード選択部で選択されたスクランブルコ
    ードを用いて無線信号のスクランブル及びディスクラン
    ブルの制御を行う制御手段を有する子機制御部とを備え
    たことを特徴とする無線電話装置。
  5. 【請求項5】スペクトル拡散方式で無線通信を行う第1
    の無線機と第2の無線機からなる無線電話装置であっ
    て、 前記第1の無線機に前記第2の無線機が接続されたこと
    を検知する親機接続検知部と、複数の拡散符号を記憶す
    る親機複数拡散符号記憶部と、前記親機複数拡散符号記
    憶部に記憶されている複数の拡散符号の中から一つの拡
    散符号を前記第2の無線機に送信する親機拡散符号送信
    部と、前記第2の無線機から拡散符号を受信する親機拡
    散符号受信部と、前記親機拡散符号受信部で受信した拡
    散符号を記憶する親機拡散符号記憶部と、前記第2の無
    線機に送信した拡散符号及び前記親機受信拡散符号記憶
    部に記憶された拡散符号を用いてスペクトル拡散変調・
    復調を行う親機スペクトル拡散変復調部とを備え、 前記第2の無線機に前記第1の無線機が接続されたこと
    を検知する子機接続検知部と、複数の拡散符号を記憶す
    る子機複数拡散符号記憶部と、前記子機複数拡散符号記
    憶部に記憶されている複数の拡散符号の中から一つの拡
    散符号を前記第1の無線機に送信する子機拡散符号送信
    部と、前記第1の無線機からの拡散符号を受信する子機
    拡散符号受信部と、前記子機拡散符号受信部で受信した
    拡散符号を記憶する子機受信拡散符号記憶部と、前記第
    1の無線機に送信した拡散符号及び前記子機受信拡散符
    号記憶部に記憶された拡散符号を用いてスペクトル拡散
    変調・復調を行う子機スペクトル拡散変復調部とを備え
    たことを特徴とする無線電話装置。
  6. 【請求項6】スペクトル拡散方式で無線通信を行う第1
    の無線機と第2の無線機からなる無線電話装置であっ
    て、 前記第1の無線機に前記第2の無線機が接続されたこと
    を検知する親機接続検知部と、複数の拡散符号を記憶す
    る親機複数拡散符号記憶部と、前記親機複数拡散符号記
    憶部に記憶されている複数の拡散符号を前記第2の無線
    機に送信する親機複数拡散符号送信部と、前記第2の無
    線機から複数の拡散符号を受信する親機複数拡散符号受
    信部と、前記親機複数拡散符号受信部で受信した複数の
    拡散符号を記憶する親機受信複数拡散符号記憶部と、前
    記親機複数拡散符号記憶部及び前記親機受信複数拡散符
    号記憶部に記憶された各複数の拡散符号の中から各々1
    個の拡散符号を選択する親機拡散符号選択部と、前記親
    機拡散符号選択部で選択された各拡散符号を用いてスペ
    クトル拡散変調・復調を行う親機スペクトル拡散変復調
    部とを備え、 前記第2の無線機に前記第1の無線機が接続されたこと
    を検知する子機接続検知部と、複数の拡散符号を記憶す
    る子機複数拡散符号記憶部と、前記子機複数拡散符号記
    憶部に記憶されている複数の拡散符号を前記第1の無線
    機に送信する子機複数拡散符号送信部と、前記第1の無
    線機から複数の拡散符号を受信する子機複数拡散符号受
    信部と、前記子機複数拡散符号受信部で受信した複数の
    拡散符号を記憶する子機受信複数拡散符号記憶部と、前
    記子機複数拡散符号記憶部及び前記子機受信複数拡散符
    号記憶部に記憶された各複数の拡散符号の中から各々1
    個の拡散符号を選択する子機拡散符号選択部と、前記子
    機拡散符号選択部で選択された各拡散符号を用いてスペ
    クトル拡散変調・復調を行う子機スペクトル拡散変復調
    部とを備えたことを特徴とする無線電話装置。
  7. 【請求項7】前記第1の無線機に通話の終了を検知する
    親機通話終了検知部と、通話終了時に前記親機拡散符号
    選択部に拡散符号の選択を指示する制御手段を有する親
    機制御部とを備え、前記第2の無線機に通話の終了を検
    知する子機通話終了検知部と、通話終了時に前記子機拡
    散符号選択部に拡散符号の選択を指示する制御手段を有
    する子機制御部とを備えたことを特徴とする請求項
    記載の無線電話装置。
  8. 【請求項8】前記第1の無線機に使用した拡散符号を管
    理する親機拡散符号管理部を備え、前記第2の無線機に
    使用した拡散符号を管理する子機拡散符号管理部を備え
    たことを特徴とする請求項又は請求項に記載の無線
    電話装置。
  9. 【請求項9】スクランブルコードを用いて無線通信を行
    う第1の無線機と第2の無線機とからなる無線電話装置
    であって、 前記第1の無線機に前記第2の無線機が接続されたこと
    を検知する親機接続検知部と、前記第1の無線機に複数
    のスクランブルコードを記憶する親機複数スクランブル
    コード記憶部と、前記親機複数スクランブルコード記憶
    部に記憶された複数のスクランブルコードの中から1つ
    のスクランブルコードを前記第2の無線機に送信する親
    機スクランブルコード送信部と、前記第2の無線機から
    スクランブルコードを受信する親機複数スクランブルコ
    ード受信部と、前記親機スクランブルコード受信部で受
    信したスクランブルコードを記憶する親機受信スクラン
    ブルコード記憶部と、前記第2の無線機に送信したスク
    ランブルコード及び前記親機受信スクランブルコード記
    憶部に記憶されているスクランブルコードを用いて無線
    信号のスクランブル,ディスクランブルの制御を行う制
    御手段を有する親機制御部とを備え、 前記第2の無線機に前記第1の無線機が接続されたこと
    を検知する子機接続検知部と、複数のスクランブルコー
    ドを記憶する子機スクランブルコード記憶部と、前記子
    機スクランブルコード記憶部に記憶された複数のスクラ
    ンブルコードの中から1つのスクランブルコードを前記
    第1の無線機に送信する子機スクランブルコード送信部
    と、前記第1の無線機からスクランブルコードを受信す
    る子機スクランブルコード受信部と、前記子機スクラン
    ブルコード受信部で受信したスクランブルコードを記憶
    する子機受信スクランブルコード記憶部と、前記第1の
    無線機に送信したスクランブルコード及び前記子機受信
    スクランブルコード記憶部に記憶されているスクランブ
    ルコードを用いて、無線信号のスクランブルコード及び
    ディスクランブルの制御を行う制御手段を有する子機制
    御部とを備えたことを特徴とする無線電話装置。
  10. 【請求項10】スクランブルコードを用いて無線通信を
    行う第1の無線機と第2の無線機とからなる無線電話装
    置であって、 前記第1の無線機に前記第2の無線機が接続されたこと
    を検知する親機接続検知部と、前記第1の無線機に複数
    のスクランブルコードを記憶する親機複数スクランブル
    コード記憶部と、前記親機複数スクランブルコード記憶
    部に記憶された複数のスクランブルコードを前記第2の
    無線機に送信する親機複数スクランブルコード送信部
    と、前記第2の無線機から複数のスクランブルコードを
    受信する親機複数スクランブルコード受信部と、前記親
    機複数スクランブルコード受信部で受信した複数のスク
    ランブルコードを記憶する親機受信複数スクランブルコ
    ード記憶部と、前記親機複数スクランブルコード記憶部
    及び前記親機受信複数スクランブルコード記憶部に記憶
    された各複数のスクランブルコードの中から各々1個の
    スクランブルコードを選択する親機スクランブルコード
    選択部と、前記親機スクランブルコード選択部で選択さ
    れた各スクランブルコードを用いて無線信号のスクラン
    ブル,ディスクランブルの制御を行う制御手段を有する
    親機制御部とを備え、 前記第2の無線機に前記第1の無線機が接続されたこと
    を検知する子機接続検知部と、複数のスクランブルコー
    ドを記憶する子機複数スクランブルコード記憶部と、前
    記子機複数スクランブルコード記憶部に記憶された複数
    のスクランブルコードを前記第1の無線機に送信する子
    機複数スクランブルコード送信部と、前記第1の無線機
    から複数のスクランブルコードを受信する子機複数スク
    ランブルコード受信部と、前記子機複数スクランブルコ
    ード受信部で受信した複数のスクランブルコードを記憶
    する子機受信複数スクランブルコード記憶部と、前記子
    機複数スクランブルコード記憶部及び子機受信複数スク
    ランブルコード記憶部の中から各々1個のスクランブル
    コードを選択する子機スクランブルコード選択部と、前
    記子機スクランブルコード選択部で選択された各スクラ
    ンブルコードを用いて無線信号のスクランブル,ディス
    クランブルの制御を行う制御手段を有する子機制御部と
    を備えたことを特徴とする無線電話装置。
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