JP3427160B2 - ねじキャップ - Google Patents

ねじキャップ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ピルファープルー
フ機能を備えているプラスチック製のねじキャップ、と
くに2ピース構造のねじキャップに関する。
【0002】
【従来の技術】ピルファープルーフ機能を備えているね
じキャップは、例えば特開平6−99999号公報に公
知である。そこでは、キャップ本体と、その下部に設け
た破断部とを、複数の脆弱片を介して一体に形成してお
き、キャップ本体を開栓方向へ捻り操作するとき、脆弱
片が千切れて破断部が瓶口側に残るようにし、以てねじ
キャップが開封されたものであること、すなわち開封履
歴を視覚的に表示できるようにしたものである。この種
のねじキャップは清涼飲料などの包装容器、いわゆるペ
ットボトルに多用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のねじキャップ
は、キャップ本体を捻って脆弱片を破断する。そのた
め、脆弱片の破断強度を上回る力でキャップ本体を捻り
操作する必要があり、手や指に障害がある人や、必要な
力を十分に出せない人にとっては、キャップ本体を開放
できない点に問題がある。脆弱片の破断強度を小さくす
るのは容易であるが、ねじキャップを瓶口にねじ込む際
に脆弱片が千切れるおそれがある。店頭に陳列した状態
において、ねじキャップがいたずらを受けたとき、脆弱
片が簡単に千切れてしまう不利もある。脆弱片だけで連
続するキャップ本体と破断部とを一体に成形するので、
成形上も困難である。
【0004】販売価格が高い日本酒や焼酎等の酒類の包
装容器において、商品に見合う高級感を醸し出すため
に、独自性のある容器を用意し、さらに容器に取り付け
たキャップの外面に和紙などの化粧紙を被せ付け、この
化粧紙を化粧紐で縛って装飾効果を高め、さらに封が切
られていないことを象徴的に表した包装形態がある。こ
の包装形態においても、ピルファープルーフ機能を備え
たねじキャップが用いられつつある。従来のこの種のね
じキャップを用いる場合には、化粧紐と化粧紙を取り除
いたうえで、キャップ本体を捻り操作して脆弱片を捻じ
切らねばならない。問題は、化粧紙が除去されると、開
栓後のねじキャップが高級感に欠けるので、容器本体が
いくら豪華であっても、全体の高級感が損なわれやすい
ことにある。キャップ本体を開栓した後に破断部が瓶口
に残ることも、高級感を損ねる一因になる。
【0005】本発明の目的は、ねじキャップがキャップ
本体と破断体との2個の部品で構成されていて、成形が
容易な2ピース構造のねじキャップを提供することにあ
る。本発明の目的は、キャップ本体を捻り操作する力が
ない人でも、脆弱片の破断操作が確実にしかも容易に行
えるねじキャップを提供することにある。本発明の目的
は、化粧紙や化粧紐をキャップ本体から取り外す必要が
なく脆弱片を破断操作でき、従って開栓後にも高級感を
損なうことのないねじキャップを提供することにある。
本発明の目的は、脆弱片を破断操作するための操作体を
備えていて、操作体を単に引っ張り操作するだけで脆弱
片を確実にしかも容易に破断して、破断体の全体を瓶口
から取り外せるねじキャップを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のねじキャップ
は、図1に示すごとく瓶口2にねじ込まれるキャップ本
体5と、瓶口2に設けた段部4で抜け止め係合される破
断体6とを有する。キャップ本体5と破断体6とは、ね
じ軸心に沿って同行移動可能に、しかし相対回転可能に
係合連結されている。破断体6はリング状の筒壁13
と、前記段部4で受止められる掛止壁14と、筒壁13
の少なくとも一部に設けた脆弱片17とを有する。脆弱
片17に臨む筒壁13には、脆弱片17を破断操作する
ための操作体15が、破断体6の外面外方へ向かって突
設されている。
【0007】更に具体的に説明すると、操作体15は、
筒壁13に連続する腕部21と、腕部21の突端に設け
られた指掛け片22とを備えている。キャップ本体5の
外周面には、ねじキャップに被せ付けられる化粧紙24
を固縛する化粧紐25用の抜止め段部11が形成されて
いる。そして、キャップ本体5と破断体6とは、凹凸係
合するリング状の突起18と溝9とを介して係合連結さ
れている。
【0008】破断体6の掛止壁14と筒壁13との周方
向一部には、図2に示すごとく両壁13・14を周方向
へ区分する切欠部16を設ける。この切欠部16に臨む
筒壁13の端部どうしは、一方の端部から他方の端部へ
向かって先細状に伸びる脆弱片17を介して連続する。
そして、脆弱片17の危険断面部K側の筒壁13に連続
して操作体15を突設することができる。
【0009】また、操作体15の腕部21は、容器本体
1の肩部1aに沿う角度で斜め下向きに突設することが
できる。さらに、操作体15の腕部21は、筒壁13の
側から突端へ向かって位相がずれる向きへ斜めに突設す
ることができる。
【0010】
【発明の作用効果】ねじキャップは、瓶口2にねじ込ま
れるキャップ本体5と、キャップ本体5とは別体の破断
体6との2個の部品で構成するので、両者のプラスチッ
ク成形を容易化でき、とくにキャップ本体と破断部とを
一体に成形していた従来例に比べて、キャップ本体5の
成形時の生産性を向上できる。キャップ本体5と破断体
6とは異なるプラスチック材で成形できるので、成形素
材の最適化を図れ、キャップ本体5の素材コストを削減
できる。破断体6に脆弱片17と、脆弱片17を破断操
作するための操作体15とを設けて、操作体15をつか
んで引っ張り操作することにより脆弱片17を破断でき
るようにしたので、キャップ本体を捻り操作して脆弱片
を破断していた従来例に比べて、より大きな力を操作体
15に作用させることができる。さらに、捻り動作に比
べて、より単純な引っ張り操作によって脆弱片17を破
断できる。従って、指先に十分な力を加えられない人で
あっても脆弱片17を確実にしかも容易に破断できる。
破断後の破断体6は、操作体15に繋がった状態で瓶口
2から取り外されるので、破断された破断体6によって
容器本体1の高級感が損なわれることもない。キャップ
本体5と破断体6とを相対回転可能に係合連結するの
は、キャップ本体5を瓶口2にねじ込む際の回転操作を
円滑化するためである。
【0011】腕部21と、腕部21の突端に設けた指掛
け片22とで構成した操作体15によれば、指先を指掛
け片22に引っ掛けた後、腕部21を引っ張り操作する
だけで脆弱片17を破断できるので、破断操作が迅速に
しかも簡単に行える。指先が不自由である場合には、例
えば棒状体を指掛け片22に引っ掛けて腕部21を引っ
張ってもよく、多様な操作方法のうちから、その人にと
ってやりやすい引っ張り操作によって脆弱片17の破断
を行える点で有利である。
【0012】キャップ本体5の外周面に抜止め段部11
を設け、この抜止め段部11で化粧紙24を固縛する化
粧紐25の抜け止めを行うねじキャップによれば、化粧
紙24および化粧紐25がキャップ本体5に装着された
状態のままであっても、操作体15を引っ張り操作する
だけで脆弱片17を破断し、破断された破断体6をキャ
ップ本体5と瓶口2との間から抜き取ることができる。
この後、キャップ本体5を化粧紙24ごと捻り操作する
ことにより開栓でき、あるいはキャップ本体5を化粧紙
24ごと瓶口2にねじ込んで瓶口2を閉止できる。従っ
て、開栓後であっても、高級感に劣るキャップ本体5が
容器の外面に露出するのを避けて、容器本体1の高級感
を損なうことのないねじキャップが得られる。
【0013】キャップ本体5と破断体6とが、凹凸係合
するリング状の突起18と溝9とを介して係合連結され
たねじキャップによれば、キャップ本体5と破断体6と
の連結強度を十分に確保できるので、破断体6を破断し
ないまま、キャップ本体5が捻り操作されて開栓される
のを確実に防止できる。キャップ本体5を瓶口2にねじ
込む際には、破断体6が瓶口2の段部4を乗り越える
が、このとき破断体6が瓶口2との摩擦抵抗でキャップ
本体5から分離するのを防止することにも役立ってい
る。
【0014】掛止壁14と筒壁13との一部に切欠部1
6を設け、この切欠部16に臨む筒壁13の端部どうし
を先細状に伸びる脆弱片17を介して連続させたうえ
で、脆弱片17の危険断面部K側の筒壁13に連続して
操作体15を突設すると、操作体15を引っ張り操作し
たとき、その引っ張り力を脆弱片17の危険断面部Kに
効果的に作用させることができる。従って、脆弱片17
の破断操作を簡単にしかも速やかに行える。
【0015】操作体15の腕部21を容器本体1の肩部
1aに沿う角度θで斜め下向きに突設した破断体6によ
れば、ねじキャップを瓶口2に装着した状態において、
腕部21を肩部1aに無理なく沿わせることができるの
で、操作体15が容器本体1の外面に突出して邪魔にな
るのを防止できる。あるいは、腕部21の付け根に恒常
的に曲げ力が作用して強度が落ち、脆弱片17を破断操
作する際に腕部21が千切れるのをよく防止できる。
【0016】操作体15の腕部21を筒壁13の側から
突端へ向かって位相がずれる向きへ斜めに突設した破断
体6によれば、引っ張り方向を意識する必要もなく、操
作体15を単に引っ張り操作するだけで、脆弱片17を
破断するのに効果的な方向へ腕部21が持ち上げられる
ので、脆弱片17の破断操作がより簡単に行える。
【0017】
【実施例】図1ないし図8は、本発明に掛かる2ピース
構造のねじキャップの実施例を説明する。図1におい
て、符号1はガラス製の容器本体、2はその瓶口、3は
瓶口の周面に設けた雄ねじである。ねじキャップは、瓶
口2にねじ込まれるキャップ本体5と、瓶口2の下部周
面に張り出し形成した段部4で抜け止め係合される破断
体6と、キャップ本体5の上壁内面に配置されるパッキ
ン7とで構成する。
【0018】キャップ本体5は、下向きに開口する円筒
状のプラスチック成形品からなり、その筒壁の内面上部
に先の雄ねじ3と噛み合う雌ねじ8を設け、筒壁の内面
下端寄りに破断体6を係合連結するための溝9を周回状
に設けてなる。筒壁の外周面の上部には、滑り止め用の
ローレット部10を形成してあり、ローレット部10の
下側に隣接して抜止め段部11が形成されている。抜止
め段部11の機能は後述する。
【0019】図2ないし図5において破断体6は、瓶口
2に外嵌するリング状の筒壁13と、筒壁13の上端か
ら突設した上すぼまりテーパー状の掛止壁14と、操作
体15とを一体に成形したプラスチック成形品からな
る。筒壁13と掛止壁14との周方向の一部には、両壁
13・14を周方向へ区分するV字状の切欠部16を設
け、切欠部16に臨む筒壁13の端部どうしが脆弱片1
7で連続している。筒壁13の外周面には、キャップ本
体5の溝9に嵌まり込む突起18を周回状に形成し、さ
らに筒壁13の外周面の下端にキャップ本体5の押し下
げ力を受け止める鍔部19を周回状に形成する。掛止壁
14の小径端の直径寸法は、瓶口2に設けた段部4の直
径寸法より小さく設定する。
【0020】図3において脆弱片17は、切欠部16に
おける垂直の筒壁端縁13aから斜めの筒壁端縁13b
側へ向かって先細状に形成する。さらに、図5に示すよ
うに脆弱片17の径方向の厚み寸法を、垂直の筒壁端縁
13aから斜めの筒壁端縁13b側へ向かって徐々に薄
く形成して、脆弱片17と斜めの筒壁端縁13bとの交
差部分に危険断面部Kが形成されるようにしてある。こ
の危険断面部Kにおける脆弱片17の破断をさらに確実
なものとするために、突起18と鍔部19との張り出し
量を、斜めの筒壁端縁13bの側へ向かって徐々に小さ
くしている。
【0021】脆弱片17を効果的に破断操作するため
に、筒壁13の斜めの筒壁端縁13b側に操作体15を
設ける。この操作体15は、図2に示すごとく筒壁13
の下端から伸びる幅狭の腕部21と、腕部21の突端に
設けられる指掛け片22とからなる。指掛け片22は指
掛け穴23を有するリング体からなり、その遊端側の表
面に開封操作の説明文が印刷してある。とくに、引っ張
り方向を意識する必要もなく、操作体15を単に引っ張
り操作するだけで、脆弱片17を破断するのに効果的な
方向へ腕部21を持ち上げ操作できるようにするため
に、腕部21を筒壁13側から突端へ向かって位相がず
れる向きへ斜めに突設する。詳しくは、図3および図5
に示すように腕部21を筒壁端縁13bの傾斜線に連続
して斜めに突設する。さらに、ねじキャップを瓶口2に
装着した状態において、操作体15が容器外面へ突出し
て邪魔になるのを防ぐために、自由状態における腕部2
1を容器本体1の肩部1aに沿う角度θで斜め下向きに
折り曲げ(図4参照)、腕部21が容器本体1の肩部1
aに無理なく沿うようにしてある。
【0022】キャップ本体5にパッキン7をはめ込んだ
後、キャップ本体5の溝9に破断体6の突起18を圧嵌
連結することにより、キャップ本体5と破断体6とは、
相対回転は可能に係合連結されてユニット部品化され
る。この係合連結を容易化するために、キャップ本体5
の溝9より下側のリブ状壁の上下隅の角は丸めてある
(図1拡大図参照)。ユニット部品化されたねじキャッ
プを瓶口2にねじ込むと、図6に示すように破断体6の
掛止壁14が段部4に連なる膨出壁1bに押し広げられ
て弾性変形し、膨出壁1bを乗り越えたのち自由状態に
復帰して段部4に落ち込み係合する。つまり、破断体6
は段部4で掛止壁14を介して抜け止め固定される。こ
の状態で、キャップ本体5を開放方向へ捻り操作しよう
としても、キャップ本体5は破断体6に突っ張られて上
方へ移動できない。従って、脆弱部17を破断して破断
体6を除去しない限りキャップ本体5を捻り操作するこ
とはできず、以てねじキャップにピルファープルーフ機
能を付与できる。
【0023】瓶口2に装着したねじキャップの見た目の
印象を高級化するために、図7に示すようにキャップ本
体5の外面を化粧紙24で被覆し、さらに化粧紐25で
化粧紙24を固縛する。このとき、キャップ本体5の抜
止め段部11の周りで化粧紐25を固縛することによ
り、図1に示すように化粧紐25を抜止め段部11側へ
食い込ませて抜け止めできる。図7に示すように、化粧
紙24の一部は容器本体1の肩部1aにまで被さって、
操作体15の腕部21の一部を覆い隠すが、指掛け片2
2は肩部1aに露出している。従って、指掛け穴23に
指先を引っ掛けて腕部21を引っ張り操作すると、脆弱
部17が千切れて、破断体6を危険断面部Kで分断でき
る。分断された筒壁13は操作体15と連続しているの
で、図8に示すように操作体15をさらに引っ張ること
により、破断体6の全体をキャップ本体5と瓶口2との
間から抜き出すことができる。以後は、破断体6による
突っ張り作用が解消されるので、化粧紙24を装着した
ままの状態であったとしても、キャップ本体5を捻り操
作するだけで開栓できる。また、化粧紙24を装着した
状態のままキャップ本体5をねじ込んで、瓶口2を再び
閉止できる。
【0024】上記の実施例以外に、脆弱片17と操作体
15とは、それぞれ複数個設けることができる。溝9を
破断体6に設け、突起18をキャップ本体5に設けるこ
とができる。操作体15の指掛け片22は無端リング状
である必要はなく、たとえば逆T字状や、指掛け穴23
が省略されたタブ状に形成することができる。必要があ
れば、操作体15の一部、例えば腕部21を封緘シール
で容器本体1の肩部1aに止め着けて、操作体15がい
じられていないことを明示することができる。容器本体
1は、プラスチック製ないし陶器製であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】瓶口を封止した状態での一部破断正面図であ
る。
【図2】キャップ本体と破断体との分解斜視図である。
【図3】破断体の正面図である。
【図4】破断体の側面図である。
【図5】図3におけるA−A線断面図である。
【図6】ねじ込み途中状態を示す一部破断正面図であ
る。
【図7】化粧紙を被せ付けた状態での斜視図である。
【図8】操作体による破断体の破断状態を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 容器本体 2 瓶口 4 段部 5 キャップ本体 6 破断体 11 抜止め段部 13 筒壁 14 掛止壁 15 操作体 16 切欠部 17 脆弱片 18 突起 19 溝 21 腕部 22 指掛け片 24 化粧紙 25 化粧紐
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開2000−142743(JP,A) 特開 昭48−14485(JP,A) 実開 平2−66473(JP,U) 実開 昭57−46457(JP,U) 実公26354(大正15年)(JP,Y1 T) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 41/32 B65D 41/62

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 瓶口2にねじ込まれるキャップ本体5
    と、瓶口2に設けた段部4で抜け止め係合される破断体
    6とを有し、 キャップ本体5と破断体6とは、ねじ軸心に沿って同行
    移動可能に、しかし相対回転可能に係合連結されてお
    り、 破断体6は、リング状の筒壁13と、前記段部4で受け
    止められる掛止壁14とを有し、破断体6の掛止壁14と筒壁13との周方向一部に、両
    壁13・14を周方向へ区分する切欠部16が設けられ
    ており、 切欠部16に臨む筒壁13の端部どうしが、一方の端部
    から他方の端部へ向かって先細状に伸びる脆弱片17を
    介して連続しており、 脆弱片17と他方の筒壁端縁13bとの交差部分に危険
    断面部Kが形成されており、 脆弱片17の危険断面部K側の筒壁13に連続して、脆
    弱片17を破断操作するための 操作体15が、破断体6
    の外面外方へ向かって突設されていることを特徴とする
    ねじキャップ。
  2. 【請求項2】 操作体15が、筒壁13に連続する腕部
    21と、腕部21の突端に設けられた指掛け片22とを
    備えている請求項1記載のねじキャップ。
  3. 【請求項3】 キャップ本体5の外周面に、ねじキャッ
    プに被せ付けられる化粧紙24を固縛する化粧紐25用
    の抜止め段部11が形成されている請求項1または2記
    載のねじキャップ。
  4. 【請求項4】 キャップ本体5と破断体6とが、凹凸係
    合するリング状の突起18と溝9とを介して係合連結さ
    れている請求項1または2または3記載のねじキャッ
    プ。
  5. 【請求項5】 操作体15の腕部21が、容器本体1の
    肩部1aに沿う角度で斜め下向きに突設されている請求
    項2記載のねじキャップ。
  6. 【請求項6】 操作体15の腕部21が、筒壁13の側
    から突端へ向かって位相がずれる向きへ斜めに突設され
    ている請求項記載のねじキャップ
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