JP3426876B2 - 映像関連情報生成装置 - Google Patents

映像関連情報生成装置

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JP3426876B2
JP3426876B2 JP27699996A JP27699996A JP3426876B2 JP 3426876 B2 JP3426876 B2 JP 3426876B2 JP 27699996 A JP27699996 A JP 27699996A JP 27699996 A JP27699996 A JP 27699996A JP 3426876 B2 JP3426876 B2 JP 3426876B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像関連情報生成
装置に関するものであり、特に、映像のカット検出を行
なうことにより映像関連情報を生成する装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来において、映像編集装置によりある
画像のコメント情報を入力する場合には、ユーザが映像
の内容を視聴しながら手動により入力することが行なわ
れていた。つまり、ユーザが映像を見ながらその映像の
時間領域又はポイントを指定してコメント情報を入力す
る。また、特開平7−303234号公報には、動画像
をシーンに従い木構造で管理することができる画像編集
装置であって、マニュアル入力に応じて動画像の木構造
を編集することにより動画像の編集処理を行なうことが
できる画像編集装置が開示されている。また、動画を小
さな時間単位に分割するためのカット検出の方法とし
て、信学技法(IE91−116、1992)に掲載の
論文「動画カット検出」やテレビジョン学会技術報告
(1992年7月10日発表)に掲載の論文「映像カッ
ト自動検出方式の検討」に種々のカット自動検出の方法
が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の映
像編集方法においては、映像情報の階層的な構造を解析
し、その構造を目次のように表示することはできないた
め、ユーザは映像を階層的に把握することができなかっ
た。そこで、本発明は、映像情報を階層的に解析し、そ
の解析した構造を表示することができる映像関連情報生
成装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するために創作されたものであって、第1には、所定
の映像情報に基づき該映像情報に関連する情報を生成す
る映像関連情報生成装置であって、映像情報について
レーム間の差分量に対して階層別に設けられたしきい値
に基づいて、カット検出を行なうカット検出部と、該カ
ット検出部において行なわれたカット検出に従い、階層
情報を生成する階層情報生成部と、を有することを特徴
とする。この第1の構成の映像関連情報生成装置におい
ては、カット検出部が、所定の映像情報についてフレー
ム間の差分量に対して階層別に設けられたしきい値に基
づいて、カット検出を行なう。そして、階層情報生成部
が、該カット検出部において行なわれたカット検出に従
い、階層情報を生成する。よって、この階層情報を出力
することにより、ユーザはこの階層情報により映像情報
の階層的な構造を知ることができる。
【0005】また、第2には、上記第1の構成におい
て、上記カット検出部が、フレーム間の差分量に対して
設けられた複数のしきい値に従い、複数の階層のポイン
トを検出し、階層情報生成部が、上記カット検出部で検
出されたポイントに従い階層情報を生成することを特徴
とする。この第2の構成の映像関連情報生成装置におい
ては、カット検出の方法として複数のしきい値をフレー
ム間の差分量に対して設定し、このしきい値によってポ
イントを検出する。また、階層情報生成部は、この検出
されたポイントに従い階層情報を生成する。また、第3
には、上記第1又は第2の構成において、映像関連情報
生成装置が、さらに、上記階層情報生成部で生成された
階層情報を表示する表示部を有することを特徴とする。
よって、ユーザは表示された階層情報によって映像情報
の階層的な構造を知ることができる。
【0006】また、第4には、上記第3の構成におい
て、階層情報として表示部に所定の階層ごとに所定の表
記が行なわれ、ユーザの操作により、該表記の代わりに
任意のコメントを入力することができることを特徴とす
る。よって、ユーザが独自にコメント表記を入力するこ
とにより、見出しとして利用することができ、また、検
索に利用することができる。また、第5には、上記第3
又は第4の構成において、映像関連情報生成装置が、さ
らに、表示された階層情報における選択に応じて、映像
情報における該選択した階層情報に対応するポイント
ら映像情報を再生する映像情報再生部を有することを特
徴とする。よって、ユーザは、階層情報における選択に
よって映像情報における該選択した階層情報に対応する
位置から映像を再生することができる。
【0007】また、第6には、上記第1から第5のいず
れかの構成において、映像関連情報生成装置が、さら
に、階層情報生成部で生成された階層情報を編集する階
層情報編集部を有することを特徴とする。よって、ユー
ザは、階層情報を編集して所望の階層情報に作り替える
ことができる。また、第7には、上記第6の構成におい
て、映像関連情報生成装置が、さらに、階層情報編集部
において編集された階層情報に従い映像情報を編集する
映像情報編集部を有することを特徴とする。よって、ユ
ーザが階層情報を編集することにより映像を編集するこ
とができるので、所望の映像情報に作り替えることがで
きる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態としての実施
例を図面を利用して説明する。本発明の第1実施例に基
づく映像編集装置A1は、図1に示されるように、映像
情報蓄積部10と、入力部20と、表示部30と、主制
御部40とを有している。また、主制御部40は、カッ
ト検出部42と、階層情報生成部44と、映像情報再生
部46とを有している。
【0009】ここで、上記映像情報蓄積部10は、VT
R等からの動画映像情報を蓄積するもので、具体的には
パソコンのハードディスクが採用される。この蓄積され
る映像情報は1つずつファイル名が付与され、該ファイ
ル名が付されたファイルごとに蓄積されているものとす
る。また、入力部20は、ユーザが操作を行なうために
操作キーを有し、この入力部20によりユーザは階層情
報の生成及び表示を指示したり、表示された階層情報に
具体的なコメントを入力したり、表示された階層情報に
おいて指示された映像を表示したりする。また、表示部
30は、画像情報を表示するものであり、例えば、上記
階層情報生成部44において生成された階層情報を表示
したり、階層情報において指示された映像を再生表示す
る。
【0010】また、主制御部40は、表示部30等の上
記各部の動作を制御し、主制御部40におけるカット検
出部42は、映像情報においてカット検出を行なう。つ
まり、フレーム間の差分量に対して複数のしきい値を設
けて、該しきい値に従い映像情報における複数種類のポ
イントを検出する。具体的なカット検出の方法は後述す
る。また、階層情報生成部44は、カット検出部42に
おいて行なわれたカット検出に従い階層情報を生成す
る。また、映像情報再生部46は、表示された階層情報
に従い映像情報を再生するものである。なお、上記カッ
ト検出部42と階層情報生成部44とで映像関連情報生
成装置が構成される。
【0011】次に、上記構成の映像編集装置A1の動作
について説明する。ここでは、映像情報蓄積部10に複
数、つまり、ファイル1とファイル2とが蓄積されてい
るものとする。まず、入力部20により映像情報蓄積部
10に蓄積されている画像情報について階層情報の生成
を指示する。
【0012】すると、主制御部40におけるカット検出
部42は、各ファイルの画像情報を取り込み、カット検
出を行なう。カット検出においては、フレーム間の差分
量に対して複数のしきい値を設けて、該しきい値に従い
映像情報における複数種類のポイントを検出する。具体
的には、図3に示すように、カットポイントのしきい値
と特徴ポイントのしきい値とを設け、フレーム間の差分
量が上記しきい値を越えるか否かでポイントを検出す
る。例えば、フレームAとフレームBについて差分量が
カットポイントのしきい値を越える場合には、フレーム
AとフレームB間のポイントをカットポイントと判定
し、該差分量がカットポイントのしきい値を越えない
が、特徴ポイントのしきい値を越える場合には、フレー
ムAとフレームB間のポイントを特徴ポイントと判定す
る。ここで、差分量を評価する対象としては、輝度を用
いる場合と色差をも含めて用いる場合等が考えられる。
また、評価の方法としては、各画素についての差分の合
計を用いる方法と、差分の発生した画素数により判定す
る方法等がある。つまり、差分の合計により判定する場
合には、上記各しきい値は差分の合計の値として設定さ
れ、また、画素数により判定する場合には、該差分の発
生した画素数として設定される。
【0013】以上のようにして、各ファイルについてカ
ットポイントと特徴ポイントとを検出する。検出された
カットポイントと特徴ポイントとを階層的に示すと図3
に示すようになる。ここで、図3において、シーンはフ
ァイルに相当するものであり、シーン#1はファイル1
に相当し、シーン#2はファイル2に相当する。なお、
図3におけるシーンポイントは、シーンがファイルに相
当するので、上記のようなカット検出では検出されず、
各ファイルの先頭がシーンポイントとなる。ここで、シ
ーンポイントは自動的にカットポイント及び特徴ポイン
トとして認識し、また、カットポイントは自動的に特徴
ポイントとして認識する。よって、シーン#1において
は、2つのカットポイントと4つの特徴ポイントとが検
出されることになる。ファイル2、すなわち、シーン#
2においてもシーン#1と同様に検出を行なう。
【0014】以上のようにしてカットポイントと特徴ポ
イントとが検出されると、階層情報生成部44が階層情
報を生成する。階層情報は、シーンポイント、カットポ
イント、特徴ポイントについてのポイントが各階層に応
じて構成される。つまり、図4に示すように、「シーン
ポイント#1」の下層に「カットポイント#1」と「カ
ットポイント#2」とが存在し、「カットポイント#
1」の下層には「特徴ポイント#1」と「特徴ポイント
#2」とが存在し、「カットポイント#2」の下層には
「特徴ポイント#1」と「特徴ポイント#2」とが存在
することを示す階層情報が生成される。
【0015】階層情報生成部44において階層情報が生
成されると、該生成された階層情報は表示部30に送ら
れ、表示部30に表示される。つまり、表示の態様とし
ては、図4に示すような階層情報が図4に示す状態で表
示部30に表示される。つまり、各階層のポイント表記
が見出し番号とともに表示されている。この見出し番号
により各ポイント表記の関係が明瞭となる。また、図5
に示すように、図4の場合に表示される内容にさらに、
各階層のポイントの時間とともに表示するようにしても
よい。この時間については、カウント数により表示する
ようにしてもよい。
【0016】また、この階層情報が表示されたらユーザ
は各ポイント表記が表示されている欄に独自にコメント
を入力することもできる。例えば、入力部20によっ
て、「シーンポイント#1(ファイル名)」のポイント
表記の代わりに「1番ホール」とコメント表記を入力
し、「カットポイント#1」の代わりに「ティーショッ
ト」とコメント表記を入力し、「特徴ポイント#1」の
代わりに「選手A」と入力し、「特徴ポイント#2」の
代わりに「選手B」と入力する。以上のようにして、表
示された階層情報を利用して目次情報を作成することが
できる。この目次情報は、映像情報の目次として利用す
ることができる他、検索に利用することができる。例え
ば、この目次情報の状態で「1番ホール」のコメント表
記を検索することにより、その映像情報に「1番ホー
ル」の映像情報が格納されていることを知ることができ
る。
【0017】図4及び図5に示す階層情報が表示されて
いる場合に、映像再生モードにおいてユーザが所定のポ
イント表記を選択すると、当該ポイントから映像を再生
することができる。なお、上記のような具体的なコメン
トを入力して目次情報を表示した状態で、所定のコメン
ト表記を選択することにより当該ポイントから映像を再
生することもできる。該選択したポイントからの映像の
再生は映像情報再生部46において行なわれる。よっ
て、上記の検索と組み合わせれば、映像の中の見たいと
ころから映像を再生することができる。例えば、「1番
ホール」から見たい場合には、この「1番ホール」の表
示されたコメント表記を検索してこれを選択することに
よりその位置から再生することができる。
【0018】以上のように階層情報が表示されることに
より、ユーザはこの階層情報により映像情報の階層的な
構造を知ることができる。また、特に、ユーザが独自に
コメント表記を入力することにより、見出しとして利用
することができ、また、検索に利用することができる。
また、所定のポイント表記又はコメント表記を選択する
ことにより、所望の位置から映像を再生することができ
る。
【0019】本発明の第2実施例に基づく映像編集装置
A2について説明する。映像編集装置A2は、図2に示
されるように、映像情報蓄積部10と、入力部20と、
表示部30と、主制御部41とを有している。また、主
制御部41は、カット検出部42と、階層情報生成部4
4と、映像情報再生部46と、階層情報編集部48と、
映像情報編集部50とを有している。
【0020】ここで、上記映像情報蓄積部10は、上記
第1実施例の場合と同様に、VTR等からの動画映像情
報を蓄積するもので、ファイル名が付されたファイルご
とに映像情報が蓄積されている。また、入力部20は、
ユーザが操作を行なうために操作キーを有し、この入力
部20により、ユーザは階層情報の生成及び表示の指
示、表示された階層情報への具体的なコメントの入力、
階層情報において指示した映像の表示を行なうととも
に、上記階層情報の編集や編集された階層情報に基づく
映像の編集を行なったりする。また、表示部30は、上
記第1実施例と同様に、画像情報を表示するものであ
る。
【0021】また、主制御部41は、表示部30等の上
記各部の動作を制御するもので、主制御部41における
カット検出部42は、上記第1実施例と同様に、映像情
報においてカット検出を行なう。また、階層情報生成部
44は、上記第1実施例と同様に、カット検出部42に
おいて行なわれたカット検出に従い階層情報を生成す
る。また、映像情報再生部46は、表示された階層情報
に従い映像情報を再生するものである。さらに、階層情
報編集部48は、階層情報生成部44において生成され
た階層情報に編集を加えるものであり、例えば、階層情
報の追加、削除、変更を行なう。詳しくは後述する。ま
た、映像情報編集部50は、書き換えられた階層情報に
基づき映像情報蓄積部10に蓄積された映像情報を編集
するものである。なお、上記カット検出部42と階層情
報生成部44とで映像関連情報生成装置が構成される。
【0022】次に、上記構成の映像編集装置A2の動作
について説明する。ここでは、映像情報蓄積部10に複
数のファイル、つまり、ファイル1とファイル2とが蓄
積されているものとする。カット検出と階層情報の生成
については、上記第1実施例と同様である。すなち、入
力部20により映像情報蓄積部10に蓄積されている画
像情報について階層情報の生成を指示する。すると、主
制御部41におけるカット検出部42は、各ファイルの
画像情報を取り込み、カット検出を行なう。カット検出
においては、上記第1実施例と同様に、フレーム間の差
分量に対して複数のしきい値を設けて、該しきい値に従
い映像情報におけるカットポイントと特徴ポイントとを
検出する。カット検出が行なわれたら、階層情報生成部
44が階層情報を生成する。階層情報は、シーンポイン
ト、カットポイント、特徴ポイントの各階層種別に応じ
て構成される。
【0023】階層情報生成部44において階層情報が生
成されると、該生成された階層情報は表示部30に送ら
れ、表示部30に表示される。つまり、表示の態様とし
ては、図4に示すような階層情報が図4に示す状態で表
示部30に表示される。また、図5に示すように、図4
の場合に表示される内容にさらに、各階層のポイントの
時間とともに表示するようにしてもよい。この時間につ
いては、カウント数により表示するようにしてもよい。
また、この階層情報が表示されたらユーザは各ポイント
表記が表示されている欄に独自にコメント表記を入力し
て、目次情報を作成することもできる。さらに、図4及
び図5に示す階層情報が表示されている場合や目次情報
が表示されている場合に、映像再生モードにおいて所定
のポイント表記又はコメント表記を選択すると、当該ポ
イントから映像を再生することができる。映像の再生は
映像情報再生部46が行なう。
【0024】以上のように、上記第1実施例と同様に、
階層情報が表示されることにより、ユーザはこの階層情
報により映像情報の階層的な構造を知ることができる。
また、特に、ユーザが独自にコメント表記を入力するこ
とにより、見出しとして利用することができ、また、検
索に利用することができる。また、所定のポイント表記
又はコメント表記を選択することにより、所望の位置か
ら映像を再生することができる。
【0025】次に、階層情報の編集について説明する。
階層情報の編集としては、階層情報の追加、削除、変更
が考えられる。この階層情報の編集を行なう場合、ユー
ザは階層情報編集モードにおいて指示を行ない、階層情
報の編集は階層情報編集部48が行なう。この階層情報
の編集は、階層情報編集モードにおいて行なわれる。
【0026】まず、階層情報の追加について説明する。
つまり、階層情報が表示部30に表示された状態で、新
たにポイント表記を書き加える場合について説明する。
これは、上記のカット検出においては検出されなかった
が、映像上区切りのよいポイントであるとユーザが判断
し、新たなポイント表記を加えたい場合に使用される。
【0027】例えば、図5に示す階層情報が表示部30
に表示された状態で、新たに「1.1.3特徴ポイント
#3」のポイント表記を書き込むとする。この場合に
は、入力部20により「1.1.2特徴ポイント#2」
の次に「1.1.3特徴ポイント#3」を手入力により
入力する。その際、このポイントに相当する時間も入力
しておく。つまり、この「1.1.3特徴ポイント#
3」はカット検出では検出されなかったポイントである
ので、該ポイントがどの位置にあるかを指示しておくの
である。このようにすることにより新たに書き加えられ
たポイント表記に新たなコメントを入力することができ
る。なお、上記の追加処理においては、映像自体は編集
されない。
【0028】次に、階層情報の追加であるが、映像情報
の編集を伴う場合について説明する。具体的には、図4
又は図5に示す階層情報において、「1.1.2特徴ポ
イント#2」と「1.2カットポイント#2」の間に、
「1.2.2特徴ポイント#2」から「2.シーンポイ
ント#2」間の映像情報を「1.1.3特徴ポイント#
3」として複写するものとする。この場合には、手入力
により「1.1.2特徴ポイント#2」と「1.2カッ
トポイント#2」の間に「1.1.3特徴ポイント#
3」とポイント表記を入力し、さらに、「1.2.2特
徴ポイント#2」から「2.シーンポイント#2」間の
画像情報を複写する旨の操作を行なう。これにより、映
像情報編集部50において、上記のように書き換えられ
た階層情報に従い映像情報の編集が行なわれる。映像情
報の編集については後述する。
【0029】なお、上記の追加処理の説明において、よ
り下位の見出し番号のポイント表記が追加された場合に
は、下位のポイントの見出し番号は繰り下がることにな
る。例えば、図4に示す階層情報において、「1.1.
1特徴ポイント#1」の次に「1.1.2特徴ポイント
#2」を追加した場合には、従来「1.1.2特徴ポイ
ント#2」であったものが、「1.1.3特徴ポイント
#3」となる。
【0030】次に、階層情報の削除について説明する。
つまり、階層情報が表示部30に表示された状態で、ポ
イント表記を消去する場合について説明する。これは、
上記のカット検出においては検出されたが、映像上では
あまり意味のないポイントであるとユーザが判断し、該
ポイントのポイント表記を消去したい場合に使用され
る。
【0031】例えば、図4又は図5に示す階層情報が表
示部30に表示された状態で、「1.1.2特徴ポイン
ト#2」のポイント表記を削除するとする。この場合に
は、入力部20により「1.1.2特徴ポイント#2」
のポイント表記を削除する操作を行なう。このようにす
ることにより、コメントを入力した場合にも不必要な見
出しを削除することができる。なお、上記の削除処理に
おいては、映像自体は編集されない。
【0032】次に、階層情報の削除であるが、映像情報
の編集を伴う場合について説明する。具体的には、図4
又は図5に示す階層情報において、「1.2.2特徴ポ
イント#2」から「2.シーンポイント#2」間の画像
情報を削除するものとする。この場合には、「1.1.
2特徴ポイント#2」のポイント表記を削除する操作を
行なうとともに、対応する映像情報、つまり、「1.
2.2特徴ポイント#2」から「2.シーンポイント#
2」間の映像情報を削除する旨の入力を行なう。これに
より、映像情報編集部50において、上記のように書き
換えられた階層情報に従い映像の編集が行なわれる。
【0033】なお、上記の削除処理の説明において、よ
り見出し番号の小さいポイントが削除された場合には、
見出し番号の大きなポイントの見出し番号は繰り上がる
ことになる。例えば、図4に示す階層情報において、
「1.1.2特徴ポイント#2」の次に「1.1.3特
徴ポイント#3」が存在する場合で、「1.1.2特徴
ポイント#2」を削除すると、従来「1.1.3特徴ポ
イント#3」であったものが、「1.1.2特徴ポイン
ト#2」となる。また、シーンポイントとカットポイン
トについてのポイントが削除された場合には、次の同じ
階層のポイントまでの映像情報は削除するようにしても
よい。例えば、「1.1カットポイント#1」のポイン
ト表記が削除された場合には、それより下位の階層のポ
イント表記も削除する。つまり、「1.1.1特徴ポイ
ント#1」と「1.1.2特徴ポイント#2」のポイン
ト表記を削除する。これに伴い「1.2カットポイント
#1」は「1.1カットポイント#1」に繰り上がり、
「1.2.1特徴ポイント#1」と「1.2.2特徴ポ
イント#2」とはそれぞれ「1.1.1特徴ポイント#
1」と「1.1.2特徴ポイント#2」になることにな
る。また、映像編集モードでは、削除されたポイントに
対応する映像情報も削除する。
【0034】次に、階層情報の変更について説明する。
まず、ポイント表記の階層を変更する場合について説明
する。これは、上記のカット検出においてはある階層の
ポイントとして検出されたが、映像上では他の階層のポ
イントとした方がよいとユーザが判断した場合等に行な
われる。例えば、図4及び図5に示すように階層情報が
表示されている場合に、「1.2カットポイント#2」
のポイント表記が表示され、このポイントはカットポイ
ントとして検出されているが、ユーザが特徴ポイントと
した方がよいと判断した場合には、このポイント表記を
特徴ポイントに書き換える。すると、「1.2カットポ
イント#2」は「1.1.3特徴ポイント#3」とな
り、以下、「1.2.1特徴ポイント#1」の表示は消
去される。さらに、「1.2.2特徴ポイント#2」は
「1.1.4特徴ポイント#4」に書き換えられる。
【0035】また、表示された階層情報において、時間
表示を変更する場合について説明する。これは、あるポ
イントがカットポイント等として検出されたが、映像上
では時間的にずらした位置に該ポイントを移動させたい
場合に行なわれる。例えば、図5に示すように階層情報
が表示されている場合に、「1.2カットポイント#
2」の右側に表示された時間を変更する。これにより、
該ポイントの時間的な位置をずらすことができる。以上
のように、本実施例の映像編集装置A2によれば、ユー
ザが階層情報を任意に編集して、所望の階層情報に作り
替えることができる。
【0036】次に、階層情報の編集に伴う映像情報の編
集について説明する。上記の階層情報の編集において映
像情報の編集を伴う処理を行なった場合に、この映像情
報の編集が行なわれる。この映像情報の編集を行なう場
合、ユーザは映像編集モードにおいて指示を行ない、映
像情報の編集は映像情報編集部50が行なう。例えば、
階層情報編集モードにおける上記の階層情報の追加にお
いて、所定の映像情報を複写する旨の操作がされている
場合には、映像編集モードに切り換え編集を指示するこ
とにより、所定の映像情報を複写する。また、階層情報
編集モードにおける上記の階層情報の削除において、所
定の映像情報を削除する旨の操作がされている場合に
は、映像編集モードに切り換え編集を指示することによ
り、所定の映像情報を削除する。編集された映像情報は
映像情報蓄積部10に格納される。以上のように、本実
施例の映像編集装置A2によれば、ユーザが階層情報を
編集することにより映像を編集することができるので、
所望の映像情報に作り替えることができる。
【0037】なお、上記の説明では、カット検出に際し
て2つのしきい値を設けるものとして説明したが、3つ
以上のしきい値を設けてカット検出を行なうようにして
もよい。
【0038】
【発明の効果】本発明に基づく請求項1から請求項3に
記載の映像関連情報生成装置によれば、階層情報を出力
することにより、ユーザはこの階層情報により映像情報
の階層的な構造を知ることができる。また、特に、請求
項4に記載の映像関連情報生成装置によれば、ユーザが
独自にコメント表記を入力することにより、見出しとし
て利用することができ、また、検索に利用することがで
きる。また、特に、請求項5に記載の映像関連情報生成
装置によれば、ユーザは、階層情報における選択によっ
て映像情報における該選択した階層情報に対応する位置
から映像を再生することができる。また、特に、請求項
6に記載の映像関連情報生成装置によれば、ユーザは、
階層情報を編集して所望の階層情報に作り替えることが
できる。また、特に、請求項7に記載の映像関連情報生
成装置によれば、ユーザが階層情報を編集することによ
り映像を編集することができるので、所望の映像情報に
作り替えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に基づく映像編集装置の構成を
示すブロック図である。
【図2】本発明の他の実施例に基づく映像編集装置の構
成を示すブロック図である。
【図3】階層情報の生成の方法を示す説明図である。
【図4】生成された階層情報の一例を示す説明図であ
る。
【図5】生成された階層情報の他の例を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
A1、A2 映像編集装置 10 映像情報蓄積部 20 入力部 30 表示部 40、41 主制御部 42 カット検出部 44 階層情報生成部 46 映像情報再生部 48 階層情報編集部 50 映像情報編集部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/91 H04N 5/262

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の映像情報に基づき該映像情報に関
    連する情報を生成する映像関連情報生成装置であって、 映像情報についてフレーム間の差分量に対して階層別に
    設けられたしきい値に基づいて、カット検出を行なうカ
    ット検出部と、 該カット検出部において行なわれたカット検出に従い、
    階層情報を生成する階層情報生成部と、 を有することを特徴とする映像関連情報生成装置。
  2. 【請求項2】 上記カット検出部が、フレーム間の差分
    量に対して設けられた複数のしきい値に従い、複数の階
    層のポイントを検出し、 上記階層情報生成部が、上記カット検出部で検出された
    ポイントに従い階層情報を生成することを特徴とする請
    求項1に記載の映像関連情報生成装置。
  3. 【請求項3】 映像関連情報生成装置が、さらに、上記
    階層情報生成部で生成された階層情報を表示する表示部
    を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の映像
    関連情報生成装置。
  4. 【請求項4】 階層情報として表示部に所定の階層ごと
    に所定の表記が行なわれ、ユーザの操作により、該表記
    の代わりに任意のコメントを入力することができること
    を特徴とする請求項3に記載の映像関連情報生成装置。
  5. 【請求項5】 映像関連情報生成装置が、さらに、表示
    された階層情報における選択に応じて、映像情報におけ
    該選択した階層情報に対応するポイントから映像情報
    を再生する映像情報再生部を有することを特徴とする請
    求項3又は4に記載の映像関連情報生成装置。
  6. 【請求項6】 映像関連情報生成装置が、さらに、階層
    情報生成部で生成された階層情報を編集する階層情報編
    集部を有することを特徴とする請求項1から5のいずれ
    かに記載の映像関連情報生成装置。
  7. 【請求項7】 映像関連情報生成装置が、さらに、階層
    情報編集部において編集された階層情報に従い映像情報
    を編集する映像情報編集部を有することを特徴とする請
    求項6に記載の映像関連情報生成装置。
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