JP3425608B2 - 鋼製フリーアクセスフロアの施工方法 - Google Patents
鋼製フリーアクセスフロアの施工方法Info
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- E04—BUILDING
- E04F—FINISHING WORK ON BUILDINGS, e.g. STAIRS, FLOORS
- E04F15/00—Flooring
- E04F15/02—Flooring or floor layers composed of a number of similar elements
- E04F15/024—Sectional false floors, e.g. computer floors
- E04F15/02405—Floor panels
- E04F15/02417—Floor panels made of box-like elements
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、事務所ビル等における
OA機器の配線類を床下に敷設する2重床構造の鋼製フ
リーアクセスフロアを形成する施工方法に係り、さらに
云えば、大型コンピュータや書架、物品収納棚などの大
重量物を載置する重荷重フロアゾーンと、パーソナルコ
ンピュータを机上に据付けた机などを載置する軽荷重フ
ロアゾーンとから成る鋼製フリーアクセスフロアを、ほ
ぼ共通仕様の鋼製フロアパネルを使い分けて各ゾーンの
区別が見た目にも実質的にもないように形成する施工方
法と、同方法に使用される重荷重用鋼製フロアパネルに
関する。 【0002】 【従来の技術】事務所、電算室等で使用されるたくさん
のOA機器の配線類が床上に引き回されて散乱する見苦
しさ、及び断線等の事故を防止する対策として、いわゆ
る2重床構造のフリーアクセスフロアが既に多々出願さ
れている(特開平5−272228号公報に記載された
2重床用のフロアーパネルの構造など参照)。 【0003】一般的な鋼製フリーアクセスフロアは、図
6Bに示したように、コンクリートスラブ1の上に支柱
2を複数個設置し、前記支柱2の上に矩形の鋼製フロア
パネル3(図7参照)の四隅を各々支持せしめ、最終的
にフロアの全面に敷き詰め、床下空間にOA機器の配線
その他を敷設可能ならしめた2重床を施工する。鋼製フ
ロアパネル3としては、図6Aに示したように平面状の
上鉄板30と、複数の整列されたドーム状凸起8をもつ
下鉄板31とを貼り合わせて複合化した鋼製フロアパネ
ル3が使用される。この鋼製フロアパネル3は、下鉄板
31のドーム状凸起8が一種のトラス効果を生じ、優れ
た曲げ剛性を発揮する。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】図6Aに示した従来の
鋼製フロアパネル3は、一般のOA機器、机類など軽量
物の荷重(約180kg/m2 ぐらいまで)には耐える
が、大型コンピュータ等の大重量物の荷重(約500k
g/m2 ぐらい)には耐えられない。そのため、重荷重
フロアゾーンには、大重量物の積載荷重に耐えられるよ
うに、鉄板の厚み及びパネルの厚みを増した重荷重用鋼
製フロアパネルを別途用意して施工している。例えば、
軽荷重用鋼製フロアパネルの厚さは20〜25mmであ
るが、重荷重用の鋼製フロアパネルの厚さは30〜42
mmにもなる。従って、同じ高さの支柱を共通に使用す
る場合、前記のように厚さ(高さ)が異なる軽荷重用鋼
製フロアパネルと重荷重用鋼製フロアパネルを一面に敷
くと、完成した鋼製フリーアクセスフロアに段差が生じ
て歩行に危険であるし、使い勝手が悪い。重荷重用鋼製
フロアパネルの高さに合わせて調節するべく、支柱2の
受板2aと軽荷重用鋼製フロアパネル3との間に添え板
等を介在させる施工は手間がかかって面倒であるし、支
持状態が不安定でぐらつく虞れもあり、やはり問題であ
る。かといって、多少に拘わらず、フリーアクセスフロ
ア上に載置する大重量物を考慮して、全て重荷重用鋼製
フロアパネルを敷きつめるのでは多大なコストがかかり
不経済であって、これらの点が問題とされている。 【0005】したがって、本発明の目的は、重荷重フロ
アゾーンと軽荷重フロアゾーンとから成るフリーアクセ
スフロアにおいて、ほぼ共通仕様の鋼製フロアパネルを
使い分けて、前記各ゾーンの区別を生じないように形成
した高品質の鋼製フリーアクセスフロアを簡易迅速に経
済的に施工する方法と、同方法に好適に使用される重荷
重用鋼製フロアパネルを提供することにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ための手段として、請求項1記載の発明に係る鋼製フリ
ーアクセスフロアの施工方法は、コンクリートスラブ1
の上に支柱2を複数個設置し、各支柱2の上に各鋼製フ
ロアパネルの四隅を支持せしめて一面に敷き詰め2重床
を形成する鋼製フリーアクセスフロア6の施工方法にお
いて、前記フリーアクセスフロア6のうち、軽量物が載
置される軽荷重フロアゾーンSの支柱2の上には、平面
状の上鉄板30と複数のドーム状凸起8…を有する下鉄
板31とを貼り合わせ複合化して成る軽荷重用鋼製フロ
アパネル3を設置すること、大重量物が載置される重荷
重フロアゾーンLの支柱2の上には、前記軽荷重用鋼製
フロアパネル3の下鉄板31の下面に平面状の補強用鉄
板4を貼り合わせて張力の伝達が可能な状態に複合化す
ると共に同補強用鉄板4は支柱2の受板2aの上に載せ
る四隅の各コーナー部を切り欠いて成る重荷重用鋼製フ
ロアパネル5を設置して軽荷重用鋼製フロアパネル3と
重荷重用鋼製フロアパネル5の支柱2上の各上面を同一
レベルに形成したこと、を特徴とする。 【0007】 【0008】 【0009】 【0010】 【作用】図6Aに示した軽荷重用鋼製フロアパネル3の
裏面に板厚が0.5mmほどの薄い補強用鉄板4を接合
して裏当て補強した構成の重荷重用鋼製フロアパネル5
(図1A)が、軽荷重用鋼製フロアパネル3(図6A)
と併用されるので、共通の支柱2上に設置した両鋼製フ
ロアパネル5,3の各上面は同一レベルとなり、床下空
間も同一に確保される(図1B)。従って、2種の鋼製
フロアパネルの設置に関しては、高さ調節の処置は一切
無用であるから、施工の手間を省けるし、支柱2は全て
共通に使用できる。更に、軽荷重フロアゾーンLと重荷
重フロアゾーンHの区別は2種の鋼製フロアパネル3,
5の使い分けによってのみ対処できる。よって、ゾーン
の設定、改変を随時容易に行える。 【0011】重荷重用鋼製フロアパネル5の補強用鉄板
4は、複数のドーム状凸起8を有する下鉄板31の下面
に接合されているので、全体としてトラス骨組の下弦材
に相当する引張り部材となり(図1)、上鉄板30に負
荷された載荷重によって生じる曲げ引張力は当該補強用
鉄板4が負担して効果的に耐える。因みに、重荷重用鋼
製フロアパネル5に使用した補強用鉄板4の働きを確認
する試験の結果を図5のグラフに示した。図5Aは載荷
重がフロアパネルの中央に負荷された場合、図5Bは載
荷重がフロアパネルの外周辺の中央に負荷された場合を
示している。試験で使用した重荷重用鋼製フロアパネル
5は、平面状の上鉄板30とドーム状凸起8を有する下
鉄板31とを貼り合わせ、更に当該下鉄板31の下面に
補強用鉄板4を貼り合わせて張力の伝達が可能な状態に
複合化されている。上鉄板30は一辺が500mmの矩
形状に形成された板厚=1.8mm、耐荷重=300k
gfの鋼板である。補強用鉄板4としては、板厚を、
0.3mm、0.5mm、0.8mmの3種類を使用
し、それぞれの試験結果を図5中に符号a、b、cで示
した。符号dは、補強用鉄板4がない所謂軽荷重用鋼製
フロアパネル3のデータ値を示している。この試験結果
によると、許容されるたわみ量δ=2.5mmにおいて
重荷重用の許容積載荷重P=500kgfをクリアーし
ているのは、図5Aではa、b、cの全て、図5Bでは
b、cであるから、双方の条件を満たすのはb,cであ
る。つまり、重荷重用鋼製フロアパネル5として必要な
耐荷重性能を満たす補強用鉄板4の板厚は、少なくとも
0.5mm(図中のb)であることが分かる。 【0012】 【実施例】次に、図示した本発明の実施例を説明する。
図1は鋼製フリーアクセスフロア6の施工に使用される
重量物用の鋼製フロアパネル5を側面方向から示してい
る。この重荷重用鋼製フロアパネル5は、基本的には図
6Aに示した軽荷重用鋼製フロアパネル3と組み合わせ
て併用される。鋼製フリーアクセスフロア6は、図3に
示したように、コンクリートスラブ1の上にフロアパネ
ルの平面形状と同一の正方形の各頂点の位置に、少なく
とも床高さ50mmを確保可能な支柱2を1個ずつ設置
し、前記支柱2の受板2aの上に、当該鋼製フロアパネ
ル5(又は図6の鋼製フロアパネル3)の四隅を支持せ
しめてフロア一全面に敷き詰められ、床下に配線等に供
する空間をもつ2重床が形成されている。 【0013】重荷重用鋼製フロアパネル5の構成は、基
本的には軽荷重用鋼製フロアパネル3(図6A参照)の
構成と等しく、エポキシ塗装で表面処理された板厚=
1.6mm、一辺の長さが500mmの矩形平面状の上
鉄板30(図2A参照)に、所謂エンボス加工を施した
下鉄板31を貼り合わせて複合化した構成とされている
(図1A)。エンボス加工は強度を高めるべく37個の
ドーム状凸起8…が対角線方向に整列した配置で施され
ている。各ドーム状凸起8は、φ=56で、高さが約1
7mmに形成されている。前記上鉄板30と下鉄板31
とは、ドーム状凸起8の頂部を上鉄板30の下面に当接
せしめスポット溶接で接合し、全体の厚みを20mmに
形成して、許容されるたわみ量δ=2.5mmにおける
耐力が300kgfをクリアーするように製作されてい
る。 【0014】前記重荷重用鋼製フロアパネル5には、前
記下鉄板31の下面に、更に強度を高める平面状の補強
用鉄板4が接合されている。補強用鉄板4の全体の大き
さは前記下鉄板31と概ね同じである。当該補強用鉄板
4は、支柱2の受板2aの上に載せる各コーナー部が図
2Aに示したように切欠かれている。重荷重用鋼製フロ
アパネル5の有効厚(支柱2の受板2aに載る部位での
フロアパネルの大きさ)を軽荷重用鋼製フロアパネル3
のそれと同一にするためである。但し、補強用鉄板4の
大きさは、鋼製フロアパネル5の耐荷重性能をランクア
ップさせる程度の目的であるときは、前記下鉄板31の
一部に見えるぐらいの大きさ、形状でも実施される。こ
の補強用鉄板4も表面処理をした塗装鋼板で形成されて
いる。表面処理としては、ポリエステル塗装鋼板が好適
に使用される。当該補強用鉄板4が、前記下鉄板31の
うちドーム状凸起8を除く下面31aの全面に接着剤を
塗布して貼り合わせ張力の伝達が可能な状態に複合化し
て形成されている。接着剤としては、完全硬化型の熱硬
化性樹脂、例えばエポキシ系接着材が好適に使用され
る。接合に際しては、図1Aの左右に示したように、当
該補強用鉄板4の外周縁が下鉄板31の周側面に沿う上
向きの折返し部4aに折返えしているので、補強用鉄板
4の外周から当該接着剤が遺漏するおそれがない。ま
た、補強用鉄板4の板厚は、大型コンピューター等の大
重量物(耐荷重=500kgf)の積載に十分耐える強
度を発揮するものとして、少なくとも0.5mm(好ま
しくは0.8mm)に形成されている。板厚が0.8m
mの場合、載荷重は580〜600kgf(たわみ量δ
=2.5mm)もの耐力を発揮するのである。 【0015】なお、図2Aは、通常使用される前記構成
の重荷重用鋼製フロアパネル5を下面方向から示してい
るが、図2Bは、上鉄板30及び下鉄板31並びに補強
用鉄板4の各外周部の共通位置(2箇所)にOA機器等
のケーブル引出し用の開口部7を設けた重量物用鋼製フ
ロアパネル5の下面を示している。したがって、上述し
た重荷重用鋼製フロアパネル5を軽荷重用鋼製フロアパ
ネル3と併用することにより、図4に示したような重荷
重フロアゾーンHと軽荷重フロアゾーンLとから成る鋼
製フリーアクセスフロア6は簡易迅速に施工される。即
ち、フリーアクセスフロア6のうち、軽量物が載置され
たり人間や機材等が移動したりする大部分の軽荷重フロ
アゾーンLには、図6及び図7に示した既存の軽荷重用
鋼製フロアパネル3を敷き並べる。一方、大型コンピュ
ータ等の大重量物が載置される重荷重フロアゾーンHに
は、その部分だけ、前記構成の軽荷重用鋼製フロアパネ
ル3の裏面に補強用鉄板4を接合した重荷重用鋼製フロ
アパネル5を敷き並べる。かかる状態で、両フロアパネ
ル3,5の支柱2上に設置する部位での各厚さは同一に
形成され、よって各上面は同一レベルとなっているので
(図1B参照)、段差が生ぜず安全で使い易い。また、
床下空間は十分に確保されているので、配線類を楽に敷
設できる。当該重荷重用鋼製フロアパネル5は、その補
強用鉄板4が全体としてトラス骨組の下弦材に相当する
引張り部材となり、上鉄板30に負荷された載荷重によ
って生じる曲げ引張力は当該補強用鉄板4が十分に負担
して耐える。図3に示したように、図2Bの開口部7を
有する鋼製フロアパネル5を使用した場合は、当該開口
部7に電線の引出口用カバー10を取付けて塞ぐ。最終
的に、各鋼製フロアパネル3,5の上にタイルカーペッ
ト等の表面仕上材9を敷設して2重床の鋼製フリーアク
セスフロア6は完成する(図1B参照)。したがって、
新たな大型コンピュータの載置や、OA機器の移動な
ど、部屋のレイアウトの変更が生じた場合、例えば、図
5中の符号L1,L2で示した軽荷重フロアゾーンを重荷
重フロアゾーンHとして利用する場合には、前記のよう
に既に設置している軽荷重用鋼製フロアパネル3と重荷
重用鋼製フロアパネル5の位置を交換するだけで臨機応
変に適応できる自在性がある。 【0016】なお、上述した重荷重用鋼製フロアパネル
5の剛性を高めるため、つまり、ドーム状凸起8で補強
されていない部分のローリング荷重性能を局部変形0.
3mm以下にするために、当該鋼製フロアパネル5に使
用する上鉄板30の板厚を若干厚くすることも実施され
る。ここで、上鉄板30の所望の板厚をt1、通常の上
鉄板の板厚をt0、軽荷重用のローリング荷重をL0、重
荷重用のローリング荷重をL1 とすると、次式 (t1/t0)3 ×L0=L1 (式)を変形し、 t1=t0×(L1/L0)1/3 (式)を得る。 例えば、式に、t0=1.6mm、L1=500kg
f、L0=300kgfを代入すると、t1 は約1.9
mmとなる。従って、上鉄板30の板厚が1.9mm
(好ましくは2.0mm)以上の重荷重用鋼製フロアパ
ネル5で実施することにより、全体の強度のみならず、
局部的な強度も高められた高品質の鋼製フリーアクセス
フロア6が低コストで施工される。 【0017】 【本発明が奏する効果】請求項1に記載した発明に係る
鋼製フリーアクセスフロアの施工方法によれば、殆んど
共通仕様の鋼製フロアパネル3、5を使い分けるだけ
で、重荷重フロアゾーンHと軽荷重フロアゾーンLの区
別が見た目にも実質的にも生じないように形成した鋼製
フリーアクセスフロア6の簡易迅速な施工に寄与する。
その際、高さ調節の処置は一切不要であり、共通仕様の
フロアパネルゾーンだけで施工されるので、製作コスト
の低減化に大きく貢献する。また、軽荷重フロアゾーン
Lと重荷重フロアゾーンHとの改変が簡単に行えるの
で、部屋のレイアウト変更が容易でありオフィスの多目
的利用も図られる。
OA機器の配線類を床下に敷設する2重床構造の鋼製フ
リーアクセスフロアを形成する施工方法に係り、さらに
云えば、大型コンピュータや書架、物品収納棚などの大
重量物を載置する重荷重フロアゾーンと、パーソナルコ
ンピュータを机上に据付けた机などを載置する軽荷重フ
ロアゾーンとから成る鋼製フリーアクセスフロアを、ほ
ぼ共通仕様の鋼製フロアパネルを使い分けて各ゾーンの
区別が見た目にも実質的にもないように形成する施工方
法と、同方法に使用される重荷重用鋼製フロアパネルに
関する。 【0002】 【従来の技術】事務所、電算室等で使用されるたくさん
のOA機器の配線類が床上に引き回されて散乱する見苦
しさ、及び断線等の事故を防止する対策として、いわゆ
る2重床構造のフリーアクセスフロアが既に多々出願さ
れている(特開平5−272228号公報に記載された
2重床用のフロアーパネルの構造など参照)。 【0003】一般的な鋼製フリーアクセスフロアは、図
6Bに示したように、コンクリートスラブ1の上に支柱
2を複数個設置し、前記支柱2の上に矩形の鋼製フロア
パネル3(図7参照)の四隅を各々支持せしめ、最終的
にフロアの全面に敷き詰め、床下空間にOA機器の配線
その他を敷設可能ならしめた2重床を施工する。鋼製フ
ロアパネル3としては、図6Aに示したように平面状の
上鉄板30と、複数の整列されたドーム状凸起8をもつ
下鉄板31とを貼り合わせて複合化した鋼製フロアパネ
ル3が使用される。この鋼製フロアパネル3は、下鉄板
31のドーム状凸起8が一種のトラス効果を生じ、優れ
た曲げ剛性を発揮する。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】図6Aに示した従来の
鋼製フロアパネル3は、一般のOA機器、机類など軽量
物の荷重(約180kg/m2 ぐらいまで)には耐える
が、大型コンピュータ等の大重量物の荷重(約500k
g/m2 ぐらい)には耐えられない。そのため、重荷重
フロアゾーンには、大重量物の積載荷重に耐えられるよ
うに、鉄板の厚み及びパネルの厚みを増した重荷重用鋼
製フロアパネルを別途用意して施工している。例えば、
軽荷重用鋼製フロアパネルの厚さは20〜25mmであ
るが、重荷重用の鋼製フロアパネルの厚さは30〜42
mmにもなる。従って、同じ高さの支柱を共通に使用す
る場合、前記のように厚さ(高さ)が異なる軽荷重用鋼
製フロアパネルと重荷重用鋼製フロアパネルを一面に敷
くと、完成した鋼製フリーアクセスフロアに段差が生じ
て歩行に危険であるし、使い勝手が悪い。重荷重用鋼製
フロアパネルの高さに合わせて調節するべく、支柱2の
受板2aと軽荷重用鋼製フロアパネル3との間に添え板
等を介在させる施工は手間がかかって面倒であるし、支
持状態が不安定でぐらつく虞れもあり、やはり問題であ
る。かといって、多少に拘わらず、フリーアクセスフロ
ア上に載置する大重量物を考慮して、全て重荷重用鋼製
フロアパネルを敷きつめるのでは多大なコストがかかり
不経済であって、これらの点が問題とされている。 【0005】したがって、本発明の目的は、重荷重フロ
アゾーンと軽荷重フロアゾーンとから成るフリーアクセ
スフロアにおいて、ほぼ共通仕様の鋼製フロアパネルを
使い分けて、前記各ゾーンの区別を生じないように形成
した高品質の鋼製フリーアクセスフロアを簡易迅速に経
済的に施工する方法と、同方法に好適に使用される重荷
重用鋼製フロアパネルを提供することにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ための手段として、請求項1記載の発明に係る鋼製フリ
ーアクセスフロアの施工方法は、コンクリートスラブ1
の上に支柱2を複数個設置し、各支柱2の上に各鋼製フ
ロアパネルの四隅を支持せしめて一面に敷き詰め2重床
を形成する鋼製フリーアクセスフロア6の施工方法にお
いて、前記フリーアクセスフロア6のうち、軽量物が載
置される軽荷重フロアゾーンSの支柱2の上には、平面
状の上鉄板30と複数のドーム状凸起8…を有する下鉄
板31とを貼り合わせ複合化して成る軽荷重用鋼製フロ
アパネル3を設置すること、大重量物が載置される重荷
重フロアゾーンLの支柱2の上には、前記軽荷重用鋼製
フロアパネル3の下鉄板31の下面に平面状の補強用鉄
板4を貼り合わせて張力の伝達が可能な状態に複合化す
ると共に同補強用鉄板4は支柱2の受板2aの上に載せ
る四隅の各コーナー部を切り欠いて成る重荷重用鋼製フ
ロアパネル5を設置して軽荷重用鋼製フロアパネル3と
重荷重用鋼製フロアパネル5の支柱2上の各上面を同一
レベルに形成したこと、を特徴とする。 【0007】 【0008】 【0009】 【0010】 【作用】図6Aに示した軽荷重用鋼製フロアパネル3の
裏面に板厚が0.5mmほどの薄い補強用鉄板4を接合
して裏当て補強した構成の重荷重用鋼製フロアパネル5
(図1A)が、軽荷重用鋼製フロアパネル3(図6A)
と併用されるので、共通の支柱2上に設置した両鋼製フ
ロアパネル5,3の各上面は同一レベルとなり、床下空
間も同一に確保される(図1B)。従って、2種の鋼製
フロアパネルの設置に関しては、高さ調節の処置は一切
無用であるから、施工の手間を省けるし、支柱2は全て
共通に使用できる。更に、軽荷重フロアゾーンLと重荷
重フロアゾーンHの区別は2種の鋼製フロアパネル3,
5の使い分けによってのみ対処できる。よって、ゾーン
の設定、改変を随時容易に行える。 【0011】重荷重用鋼製フロアパネル5の補強用鉄板
4は、複数のドーム状凸起8を有する下鉄板31の下面
に接合されているので、全体としてトラス骨組の下弦材
に相当する引張り部材となり(図1)、上鉄板30に負
荷された載荷重によって生じる曲げ引張力は当該補強用
鉄板4が負担して効果的に耐える。因みに、重荷重用鋼
製フロアパネル5に使用した補強用鉄板4の働きを確認
する試験の結果を図5のグラフに示した。図5Aは載荷
重がフロアパネルの中央に負荷された場合、図5Bは載
荷重がフロアパネルの外周辺の中央に負荷された場合を
示している。試験で使用した重荷重用鋼製フロアパネル
5は、平面状の上鉄板30とドーム状凸起8を有する下
鉄板31とを貼り合わせ、更に当該下鉄板31の下面に
補強用鉄板4を貼り合わせて張力の伝達が可能な状態に
複合化されている。上鉄板30は一辺が500mmの矩
形状に形成された板厚=1.8mm、耐荷重=300k
gfの鋼板である。補強用鉄板4としては、板厚を、
0.3mm、0.5mm、0.8mmの3種類を使用
し、それぞれの試験結果を図5中に符号a、b、cで示
した。符号dは、補強用鉄板4がない所謂軽荷重用鋼製
フロアパネル3のデータ値を示している。この試験結果
によると、許容されるたわみ量δ=2.5mmにおいて
重荷重用の許容積載荷重P=500kgfをクリアーし
ているのは、図5Aではa、b、cの全て、図5Bでは
b、cであるから、双方の条件を満たすのはb,cであ
る。つまり、重荷重用鋼製フロアパネル5として必要な
耐荷重性能を満たす補強用鉄板4の板厚は、少なくとも
0.5mm(図中のb)であることが分かる。 【0012】 【実施例】次に、図示した本発明の実施例を説明する。
図1は鋼製フリーアクセスフロア6の施工に使用される
重量物用の鋼製フロアパネル5を側面方向から示してい
る。この重荷重用鋼製フロアパネル5は、基本的には図
6Aに示した軽荷重用鋼製フロアパネル3と組み合わせ
て併用される。鋼製フリーアクセスフロア6は、図3に
示したように、コンクリートスラブ1の上にフロアパネ
ルの平面形状と同一の正方形の各頂点の位置に、少なく
とも床高さ50mmを確保可能な支柱2を1個ずつ設置
し、前記支柱2の受板2aの上に、当該鋼製フロアパネ
ル5(又は図6の鋼製フロアパネル3)の四隅を支持せ
しめてフロア一全面に敷き詰められ、床下に配線等に供
する空間をもつ2重床が形成されている。 【0013】重荷重用鋼製フロアパネル5の構成は、基
本的には軽荷重用鋼製フロアパネル3(図6A参照)の
構成と等しく、エポキシ塗装で表面処理された板厚=
1.6mm、一辺の長さが500mmの矩形平面状の上
鉄板30(図2A参照)に、所謂エンボス加工を施した
下鉄板31を貼り合わせて複合化した構成とされている
(図1A)。エンボス加工は強度を高めるべく37個の
ドーム状凸起8…が対角線方向に整列した配置で施され
ている。各ドーム状凸起8は、φ=56で、高さが約1
7mmに形成されている。前記上鉄板30と下鉄板31
とは、ドーム状凸起8の頂部を上鉄板30の下面に当接
せしめスポット溶接で接合し、全体の厚みを20mmに
形成して、許容されるたわみ量δ=2.5mmにおける
耐力が300kgfをクリアーするように製作されてい
る。 【0014】前記重荷重用鋼製フロアパネル5には、前
記下鉄板31の下面に、更に強度を高める平面状の補強
用鉄板4が接合されている。補強用鉄板4の全体の大き
さは前記下鉄板31と概ね同じである。当該補強用鉄板
4は、支柱2の受板2aの上に載せる各コーナー部が図
2Aに示したように切欠かれている。重荷重用鋼製フロ
アパネル5の有効厚(支柱2の受板2aに載る部位での
フロアパネルの大きさ)を軽荷重用鋼製フロアパネル3
のそれと同一にするためである。但し、補強用鉄板4の
大きさは、鋼製フロアパネル5の耐荷重性能をランクア
ップさせる程度の目的であるときは、前記下鉄板31の
一部に見えるぐらいの大きさ、形状でも実施される。こ
の補強用鉄板4も表面処理をした塗装鋼板で形成されて
いる。表面処理としては、ポリエステル塗装鋼板が好適
に使用される。当該補強用鉄板4が、前記下鉄板31の
うちドーム状凸起8を除く下面31aの全面に接着剤を
塗布して貼り合わせ張力の伝達が可能な状態に複合化し
て形成されている。接着剤としては、完全硬化型の熱硬
化性樹脂、例えばエポキシ系接着材が好適に使用され
る。接合に際しては、図1Aの左右に示したように、当
該補強用鉄板4の外周縁が下鉄板31の周側面に沿う上
向きの折返し部4aに折返えしているので、補強用鉄板
4の外周から当該接着剤が遺漏するおそれがない。ま
た、補強用鉄板4の板厚は、大型コンピューター等の大
重量物(耐荷重=500kgf)の積載に十分耐える強
度を発揮するものとして、少なくとも0.5mm(好ま
しくは0.8mm)に形成されている。板厚が0.8m
mの場合、載荷重は580〜600kgf(たわみ量δ
=2.5mm)もの耐力を発揮するのである。 【0015】なお、図2Aは、通常使用される前記構成
の重荷重用鋼製フロアパネル5を下面方向から示してい
るが、図2Bは、上鉄板30及び下鉄板31並びに補強
用鉄板4の各外周部の共通位置(2箇所)にOA機器等
のケーブル引出し用の開口部7を設けた重量物用鋼製フ
ロアパネル5の下面を示している。したがって、上述し
た重荷重用鋼製フロアパネル5を軽荷重用鋼製フロアパ
ネル3と併用することにより、図4に示したような重荷
重フロアゾーンHと軽荷重フロアゾーンLとから成る鋼
製フリーアクセスフロア6は簡易迅速に施工される。即
ち、フリーアクセスフロア6のうち、軽量物が載置され
たり人間や機材等が移動したりする大部分の軽荷重フロ
アゾーンLには、図6及び図7に示した既存の軽荷重用
鋼製フロアパネル3を敷き並べる。一方、大型コンピュ
ータ等の大重量物が載置される重荷重フロアゾーンHに
は、その部分だけ、前記構成の軽荷重用鋼製フロアパネ
ル3の裏面に補強用鉄板4を接合した重荷重用鋼製フロ
アパネル5を敷き並べる。かかる状態で、両フロアパネ
ル3,5の支柱2上に設置する部位での各厚さは同一に
形成され、よって各上面は同一レベルとなっているので
(図1B参照)、段差が生ぜず安全で使い易い。また、
床下空間は十分に確保されているので、配線類を楽に敷
設できる。当該重荷重用鋼製フロアパネル5は、その補
強用鉄板4が全体としてトラス骨組の下弦材に相当する
引張り部材となり、上鉄板30に負荷された載荷重によ
って生じる曲げ引張力は当該補強用鉄板4が十分に負担
して耐える。図3に示したように、図2Bの開口部7を
有する鋼製フロアパネル5を使用した場合は、当該開口
部7に電線の引出口用カバー10を取付けて塞ぐ。最終
的に、各鋼製フロアパネル3,5の上にタイルカーペッ
ト等の表面仕上材9を敷設して2重床の鋼製フリーアク
セスフロア6は完成する(図1B参照)。したがって、
新たな大型コンピュータの載置や、OA機器の移動な
ど、部屋のレイアウトの変更が生じた場合、例えば、図
5中の符号L1,L2で示した軽荷重フロアゾーンを重荷
重フロアゾーンHとして利用する場合には、前記のよう
に既に設置している軽荷重用鋼製フロアパネル3と重荷
重用鋼製フロアパネル5の位置を交換するだけで臨機応
変に適応できる自在性がある。 【0016】なお、上述した重荷重用鋼製フロアパネル
5の剛性を高めるため、つまり、ドーム状凸起8で補強
されていない部分のローリング荷重性能を局部変形0.
3mm以下にするために、当該鋼製フロアパネル5に使
用する上鉄板30の板厚を若干厚くすることも実施され
る。ここで、上鉄板30の所望の板厚をt1、通常の上
鉄板の板厚をt0、軽荷重用のローリング荷重をL0、重
荷重用のローリング荷重をL1 とすると、次式 (t1/t0)3 ×L0=L1 (式)を変形し、 t1=t0×(L1/L0)1/3 (式)を得る。 例えば、式に、t0=1.6mm、L1=500kg
f、L0=300kgfを代入すると、t1 は約1.9
mmとなる。従って、上鉄板30の板厚が1.9mm
(好ましくは2.0mm)以上の重荷重用鋼製フロアパ
ネル5で実施することにより、全体の強度のみならず、
局部的な強度も高められた高品質の鋼製フリーアクセス
フロア6が低コストで施工される。 【0017】 【本発明が奏する効果】請求項1に記載した発明に係る
鋼製フリーアクセスフロアの施工方法によれば、殆んど
共通仕様の鋼製フロアパネル3、5を使い分けるだけ
で、重荷重フロアゾーンHと軽荷重フロアゾーンLの区
別が見た目にも実質的にも生じないように形成した鋼製
フリーアクセスフロア6の簡易迅速な施工に寄与する。
その際、高さ調節の処置は一切不要であり、共通仕様の
フロアパネルゾーンだけで施工されるので、製作コスト
の低減化に大きく貢献する。また、軽荷重フロアゾーン
Lと重荷重フロアゾーンHとの改変が簡単に行えるの
で、部屋のレイアウト変更が容易でありオフィスの多目
的利用も図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】Aは図2AのI−I矢視により示した重荷重用
鋼製フロアパネルの断面図、Bは重荷重用鋼製フロアパ
ネルの設置状況を示した一部切欠の側面図である。 【図2】A、Bは重荷重用鋼製フロアパネルを示した裏
面図である。 【図3】鋼製フリーアクセスフロアを部分的に示した斜
視図である。 【図4】鋼製フリーアクセスフロアのレイアウトを示し
た模式図である。 【図5】A、Bは補強用鉄板の耐力試験結果を示したグ
ラフである。 【図6】Aは図7のII−II矢視により示した軽荷重用鋼
製フロアパネルの端面図、Bは軽荷重用鋼製フロアパネ
ルの設置状況を示した一部切欠の側面図である。 【図7】軽荷重用鋼製フロアパネルを示した裏面図であ
る。 【符号の説明】 1 コンクリートスラブ 2 支柱 3 軽荷重用鋼製フロアパネル 30 上鉄板 31 下鉄板 31a 下面 4 補強用鉄板 4a 折返し部 5 重荷重用鋼製フロアパネル 6 フリーアクセスフロア 7 開口部 8 ドーム状凸起 L 軽荷重フロアゾーン H 重荷重フロアゾーン
鋼製フロアパネルの断面図、Bは重荷重用鋼製フロアパ
ネルの設置状況を示した一部切欠の側面図である。 【図2】A、Bは重荷重用鋼製フロアパネルを示した裏
面図である。 【図3】鋼製フリーアクセスフロアを部分的に示した斜
視図である。 【図4】鋼製フリーアクセスフロアのレイアウトを示し
た模式図である。 【図5】A、Bは補強用鉄板の耐力試験結果を示したグ
ラフである。 【図6】Aは図7のII−II矢視により示した軽荷重用鋼
製フロアパネルの端面図、Bは軽荷重用鋼製フロアパネ
ルの設置状況を示した一部切欠の側面図である。 【図7】軽荷重用鋼製フロアパネルを示した裏面図であ
る。 【符号の説明】 1 コンクリートスラブ 2 支柱 3 軽荷重用鋼製フロアパネル 30 上鉄板 31 下鉄板 31a 下面 4 補強用鉄板 4a 折返し部 5 重荷重用鋼製フロアパネル 6 フリーアクセスフロア 7 開口部 8 ドーム状凸起 L 軽荷重フロアゾーン H 重荷重フロアゾーン
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】コンクリートスラブ上に支柱を複数設置
し、各支柱の上に各鋼製フロアパネルの四隅を支持せし
めて一面に敷き詰め2重床を形成する鋼製フリーアクセ
スフロアの施工方法において、 前記フリーアクセスフロアのうち、軽量物が載置される
軽荷重フロアゾーンの支柱の上には、平面状の上鉄板と
複数のドーム状凸起を有する下鉄板とを貼り合わせ複合
化して成る軽荷重用鋼製フロアパネルを設置すること、 大重量物が載置される重荷重フロアゾーンの支柱の上に
は、前記軽荷重用鋼製フロアパネルの下鉄板の下面に平
面状の補強用鉄板を貼り合わせて張力の伝達が可能な状
態に複合化すると共に同補強用鉄板は支柱の受板の上に
載せる四隅の各コーナー部を切り欠いて成る重荷重用鋼
製フロアパネルを設置して軽荷重用鋼製フロアパネルと
重荷重用鋼製フロアパネルの支柱上の各上面を同一レベ
ルに形成したこと、 を特徴とする、鋼製フリーアクセスフロアの施工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24803594A JP3425608B2 (ja) | 1994-10-13 | 1994-10-13 | 鋼製フリーアクセスフロアの施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24803594A JP3425608B2 (ja) | 1994-10-13 | 1994-10-13 | 鋼製フリーアクセスフロアの施工方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08109733A JPH08109733A (ja) | 1996-04-30 |
JP3425608B2 true JP3425608B2 (ja) | 2003-07-14 |
Family
ID=17172235
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24803594A Expired - Fee Related JP3425608B2 (ja) | 1994-10-13 | 1994-10-13 | 鋼製フリーアクセスフロアの施工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3425608B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010270568A (ja) * | 2009-05-25 | 2010-12-02 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 床パネルの支持構造及床パネルの支持方法 |
KR101024692B1 (ko) * | 2010-06-07 | 2011-03-25 | 남영정밀 주식회사 | 건축용 실내 바닥재 및 그 제조방법 |
WO2017022137A1 (ja) * | 2015-08-06 | 2017-02-09 | 日立機材株式会社 | 二重床部材 |
-
1994
- 1994-10-13 JP JP24803594A patent/JP3425608B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08109733A (ja) | 1996-04-30 |
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