JP3425155B2 - ツールビットドライブアダプタ - Google Patents

ツールビットドライブアダプタ

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JP3425155B2
JP3425155B2 JP53477098A JP53477098A JP3425155B2 JP 3425155 B2 JP3425155 B2 JP 3425155B2 JP 53477098 A JP53477098 A JP 53477098A JP 53477098 A JP53477098 A JP 53477098A JP 3425155 B2 JP3425155 B2 JP 3425155B2
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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
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  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)
  • Surgical Instruments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明はハンドツールに関し、更に詳細にはプライヤ
又はねじ回しビット、小型ソケットレンチ等を回すため
の多目的ハンドツールと共に使用するためのアダプタに
関するものである。
背景技術 数個の取っ手をもつことによるコストを減ずるため、
１組のねじ回しビット又は色々な寸法のレンチのうちの
選択された１つを駆動するために単一の取っ手を使用す
ることは周知である。また、こうして使用又は持ち運び
されるツールの重量と数を最小限度となすこともしばし
ば望まれる。ドリルチャックによって掴持されるアダプ
タもまたかかるビットを受け入れるために利用できる。
従来入手可能であった若干の多目的ハンドツールは小型
のソケットレンチを駆動するためのドライブ部材を含ん
でいた。これらのドライブの幾つかのものは有用である
が、不都合にも、多目的ツールの寸法を増し、多目的ツ
ールの持ち運びを不便にする。
折りたたみ式多目的ツールは例えばLeathermanの米国
特許第4,238,862号、及び第4,888,869号に開示されてい
る。多くのほぼ同様のツールは入手可能である。
かかる多目的ツールの殆どのものは、真っ直ぐなねじ
回しブレードの２つ又は３つより多くの寸法と、フィリ
ップス（Phillips）ねじ回しの１つ又は２つの寸法を含
まない。かかる多目的ツールは通常は、ソケットレンチ
ドライブを含んでおらず、従ってそれらは色々異なった
型式又は寸法の入手可能のねじ回しビットやソケットレ
ンチの多くのものを駆動するためには直ぐには役立たな
い。しかし、かかるねじ回しビット、ソケットレンチ又
は他の小型ツールを、入手し得る多目的ツールを１つの
ドライブ取っ手として使用して駆動することができれば
好都合である。このことは、自転車旅行における如く、
持ち運びツールの重量を最少限となすことが重要である
場合、数個の特別のドライブ取っ手を持ち運ぶことを避
けるのには特に有利である。
ねじ、ボルト又はナットの回りの利用可能のスペース
に依存して、選択的にソケット又はねじ回しを取っ手と
整列させ又は一側に或る角度をなして延長させるよう調
節可能となすことは必要なこと又は望ましいことであ
る。ねじ回し又は小型のソケットレンチを折りたたみ式
多目的ツールによって駆動可能となす幾つかのアダプタ
は従来入手可能であったが、それらの構造は十分強くな
く、又は多目的ツール内に設けられたねじ回しと軸方向
に整列させられた掛合に限定されるか、さもなければそ
れらの実用性が制限されていた。
この場合、もう１つのハンドツールをアダプタ用の取
っ手として使用して、種々の小型のツールビット、ねじ
回し、又はソケットレンチを駆動することができる十分
に強いアダプタが必要とされ、それを用いれば、かかる
ツールビットをハンドツールに対して選択された角度で
整列させることが可能である。好適には、かかるアダプ
タは、既に周知で、広範に利用可能なかつ持ち運びに便
利な十分に小型の多目的ツールと共に使用することがで
きる。
発明の開示 本発明は従来技術の上記欠点を解消し、小型で使用が
容易であるが強いという要求に答える、種々のツールビ
ットを単一のハンドツールによって駆動可能となすアダ
プタを提供する。ここで、ツールビットはねじ回しビッ
ト又は小型レンチソケット又は、適当なドライブ部材に
連結されたとき回転駆動されることができる色々な寸法
の１組のかかるツールのうちの１つとすることができる
同様のツールを意味する。本発明のアダプタは被動端部
と駆動端部をもつドライブプレートを含み、ツールビッ
ト掛合部材がその駆動端部に隣接してドライブプレート
に取り付けられる。１対のほぼ平行なアームはドライブ
プレートの被動端部に装着されそしてアダプタ用の取っ
手として使用されるべくハンドツールに掛合するよう又
は掛合させられるようにして利用される。
本発明の１実施例では、ツールビット掛合部材は、交
換可能のねじ回しビット及び他の同じ寸法のツールビッ
トのシャンクを受け入れるのに適切な寸法の六角形ソケ
ットを含む。
本発明の好適実施例では、ツールビット掛合部材は、
インライン方位と片寄り又は傾斜位置の間でドライブプ
レートに関して旋回することができる。
本発明のもう１つの形態は、アダプタが使用されてい
るときツールビット掛合部材をドライブプレートに対し
てインライン方位に又は選択された傾斜方位に保持する
よう備えた鎖錠機構である。かかる鎖錠機構の１つで
は、ばね負荷された歯がドライブプレート上の選択され
た切り欠きに掛合し、一方、ツールビット掛合部材の本
体を取り囲むカラーはドッグ（dog）を整列状態に保ち
また、切り欠きからドッグを離脱させるために使われ
る。
好適には、ドライブプレートの被動端部はアダプタを
多目的ツールとしっかり連結した状態に保つために多目
的ツールの取っ手と掛合するよう配置された突出部を含
む。
本発明の１実施例では、アダプタドライブプレートの
被動端部に画成された平行アームはアダプタが連結され
る多目的ツールの１対のジョーの両側に沿ってきちんと
嵌合するように配置される。
本発明の１実施例の特徴は、片寄った位置又は傾斜位
置にあるツールビットに伝達することができるトルク量
を増すドライブプレートの補剛材部分にある。
本発明の上述の及び他の目的、特徴及び利点は図に基
づく以下の詳細な説明から容易に理解されるだろう。
図面の簡単な説明 図１はツールビットの１部と共に本発明のツールビッ
トドライブアダプタを示す斜視図である。
図２は折りたたみ式多目的ツールの取っ手間の適所に
ある図１に示すツールビットドライブアダプタの斜視図
である。
図３は折りたたみ式多目的ツールの取っ手とジョーを
互いに部分的に離間させた状態で、図２に示す折りたた
み式多目的ツールとツールビットドライブアダプタを示
す側立面図である。
図４は部分的に切除して示す折りたたみ式多目的ツー
ルの一部と共に、図３に示すツールビットドライブアダ
プタを示す拡大、側立面図である。
図５は図４に示すツールビットドライブアダプタと、
多目的ツールの一部を示す底面図である。
図６は図４に示すツールビットドライブアダプタと、
多目的ツールの一部を示す図で、図４に示すものの反対
側を示すためにツールビットドライブアダプタの長手方
向軸線の回りに180゜回転して示した図である。
図７は図１に示すツールビットドライブアダプタを図
２に示す多目的ツールより幾分大きな寸法の折りたたみ
式多目的ツールと共に示した斜視図ある。
図８は図７に示す多目的ツールの取っ手とジョーの位
置に関してツールビットドライブアダプタの位置を示す
図４に類似の図である。
図９は図７に示す多目的ツールの一部と共に、ツール
ビットドライブアダプタを示す底面図である。
図10は図７に示す多目的ツールと共に、本発明のツー
ルビットドライブアダプタを示す図６に類似の図であ
る。
図11は図１の線11−I1に沿って取った図１乃至10に示
すツールビットドライブアダプタの一部を示す断面図で
ある。
図12は図１の線12−12の方向で取った図１乃至11に示
すツールビットドライブアダプタのカラーと鎖錠部材を
示す図である。
図13は図11に示すカラーと鎖錠部材の拡大詳細図であ
る。
図14は本発明の別の実施例のツールビットドライブア
ダプタの対応部分を示す図11に類似の図である。
図15は図14に示すツールビットドライブアダプタの一
部を示す図14に類似の図で、そのツールビット掛合部材
をアダプタドライブプレートに対して鎖錠位置に置いた
状態で示した図である。
図16は図15の線16−16に沿って取った断面図である。
発明実施の最良の形態 本明細書の開示の一部をなす図１乃至６を参照すれ
ば、ツールビットドライブアダプタ20はドライブプレー
ト24の駆動端部23に取り付けられたツールビット掛合部
材22を含む。六角形ソケット26はツールビットの六角形
端部又は基部28を受け入れるためにツールビット掛合部
材22の外端部又は駆動端部に画成される。ツールビット
はすべてがソケット26に嵌合する寸法の基部をもつ同様
のねじ回し又はレンチの一組に属するねじ回し又はレン
チとすることができ、従って単一のハンドルがあらゆる
スクリュードライバー又はレンチを駆動するために使用
されることができる。
ソケット26内では円形ばね30が円形ばね30をスクリュ
ードライバー又は他のツールビットの基部28をソケット
26内に入れることができるように延在させるのに十分な
深さの径方向溝内に配置され、その後は、ばね30の弾性
把握力がソケット26内に基部28を保持するのを助ける。
ドライブプレート24は１対の実質上平行なフォークア
ーム32と34を含み、これらはドライブプレート24の被動
端部36に配置され、それらの間にジョー受け入れのど部
39を画成する。孔35がアダプタ20を使い易くするための
ひもを受け入れるためにフォークアーム32に設けられ
る。ドライブプレート24は、適切な厚さ、例えば0.094
インチの鋼の如き金属シートから切り出された適切に形
作られた単一ブンラクを例えば型打ち加工又はプレス加
工することによって形成される。保持タブ38はフォーク
アーム32からほぼ直角に上方に延在するよう曲げられ、
そしてドライブプレート24の一部は同様に上方に曲げら
れ、フォークアーム34を含むドライブプレート24の長さ
に沿って延在する補剛材40を形成する。補剛材40は例え
ば約0.25インチの幅をもつ。補剛材40を備えることによ
って、特にツールビット掛合部材がドライブプレート24
の長さと整列しているよりむしろ或る角度をなして位置
しているときに、ドライブプレート24を破損することな
く又は故障させることなくトルクをツールビットに伝達
するアダプタ20の能力が大きく追加される。
図１、５、６に示す如く、フォークアーム34の外端部
分は上面又はスペーサ面42をもつスペーサ41として作用
するようドライブプレート24の主平面37から僅かに片寄
っている。スペーサ面の機能については以下説明する。
１対のスペーサ出っ張り44はその駆動端部23の近くでド
ライブプレート24に設けられて、その底面61から上方に
延在しており、そしてドライブプレート24を作るプロセ
スの一部としてブンラクを型打ち加工又はコイニング加
工することによって形成される。
図２、３に示す如く、アダプタ20はレザーマン（Leat
herman）（登録商標）ポケットサバイバルツール（Pock
et Survival Tool）（トレードマーク）46の如き多目的
折りたたみ式ツールと共に使用され、このツールはシー
ト金属溝形構造の１対の折りたたみ式取っ手48、50を含
む。このツール46はまたピボットピン49によって旋回可
能に相互連結された１対のジョー52、54を含み、前記ピ
ンはジョーの相互連結された部分の第１の側面51とそれ
に対向する側面53の表面間にほぼ延びている。各ジョー
52、54は夫々基部56、58をもち、それらの基部の回りに
各取っ手48、50が、図２、３に示す折りたたみ位置と、
ジョー52、54が仕事をするために取っ手48、50が基部5
6、58から延長する延長位置（図示せず）の間で、回転
することができる。フォークアーム34の内面60は、レザ
ーマン（Leatherman）（登録商標）ポケットサバイバル
ツール（Pocket Survival Tool）（トレードマーク）46
のジョー52、54の旋回可能に相互連結した部分の第１の
側面51の表面の一部に沿って接近して延び、そして内面
62、66は図３に示す如くジョー52、54の旋回可能に相互
連結した部分の対向する側面53の表面の一部に沿って接
近して延在する。取っ手48、50の対向する端縁面55は、
ど部39に隣接してドライブプレート24の対向面59、61上
にその対向面と接触して横たわる。スペーサ部分41は取
っ手48に沿って延在し、取っ手48、50の端縁面55は両ア
ーム32、34に沿ってドライブプレート24の対向面59、61
上に又はその対向面に接近して横たわる。同時に、図
３、４に示す如く、保持タブ38は取っ手48内に延在し、
その形状は傾斜面64を画成する内向きジョグ（jog）を
含み、従って保持タブ38はドライブプレート24が取っ手
48、50とジョー52、54の基部56、58間のその位置から引
っ込められるのを防止する一方、フォークアーム32、34
間に画成されたのど部39はジョー52、54の旋回可能に相
互連結した部分に当接することになる。ドライブプレー
ト24の位置はかくしてジョー52、54と取っ手48、50に対
して精密に設定される。
次に図７、８、９及び10を参照すれば、レザーマン
（Leatherman）（登録商標）スーパーツール（Super To
ol）（トレードマーク）の如き大型の多目的ツール70は
シート金属チャンネル構造の１対の取っ手72、74と、１
対の旋回可能に相互連結されたジョー76、78をもち、そ
の各々は基部80、82をもっており、その基部の回りに取
っ手72、74のうちの夫々１つが図７に示す折りたたみ位
置と延長位置（図示せず）の間で回転することができ
る。アダプタのドライブプレート24は、それが上述の如
く多目的ツールのジョー52、54の回りに嵌合するのと大
体同じやり方で、ジョー76の回りで、それらの基部80、
82間に、かつ取っ手72、74間に嵌合するが、取っ手72、
74は取っ手48、50より幅が広くかつ長いので、それらは
図７、８、９及び10に示す如くドライブプレート24のよ
り大きな部分にわたって延在する。各取っ手72、74の各
側にある傾斜面部分84は各取っ手の幅広の部分86を夫々
ジョー76又は78が配置されている幅狭の部分88と相互連
結する。保持タブ38は、ドライブプレート24を取っ手72
に対して所定位置に保持するために傾斜部分84の内側に
接触する所定位置で取っ手72内で上方に延在する。各取
っ手72、74の幅狭の部分88は各側で傾斜部分84を越えて
延在し、取っ手72の幅狭の部分88の内向き端縁90はスペ
ーサ出っ張り44に当接するが、取っ手72の幅広の部分86
の端縁92の一部は図10に示す如くスペーサ面42に当接す
る。
同時に、他方の又は底部の取っ手74の対応する端縁9
0、92はドライブプレート24の底面61に接近してそれと
平行に延在し、ジョー76、78の旋回可能に相互連結され
た部分に隣接したジョー78の基部82はのど部39に隣接し
てドライブプレート24の底面61を押圧する。かくして底
面61はスペーサ面42とスペーサ出っ張り44に対抗するス
ペーサとして作用する。また、取っ手72の端縁92はスペ
ーサ面42を押圧し、スペーサ出っ張り44に当たる端縁90
の力を釣り合わせ、そして取っ手72をドライブプレート
24の主平面37と平行にかつ底部取っ手74と平行に保つ。
かくして取っ手74に加わる圧力が底面61に対してジョー
78の基部82を圧迫するが、上部取っ手72に当たる圧力は
その端縁90、92をスペーサ出っ張り44とスペーサ面42に
対して押圧し、その結果、取っ手72と74を押し合わせる
しっかりした把握力は、多目的ツール70とアダプタ20を
堅固に相互連結するために、ドライブプレート24を取っ
手72と74間にしっかり保持する。
取っ手72、74がこのように配置されると、フォークア
ーム34の内面60はジョー76、78の旋回可能に相互連結さ
れた部分に沿ってきちんと横たわるが、フォークアーム
32の内面62、66は多目的ツール70の反対側でジョー76、
78の旋回可能に相互連結された部分に沿ってきちんと横
たわる。
図11を参照すれば、ツールビット掛合部材22は本体を
もち、この本体はほぼ円筒形をなし、頂部脚部102と底
部脚部104をもつ基部部分100を含み、前記脚部間にスロ
ット105を画成し、前記スロットはドライブプレート24
の駆動端部部分23をきちんと受け入れる。ツールビット
掛合部材22は底部脚部104中に画成された孔を通って延
在する取り付けねじ106とドライブプレート24中に画成
されたピボット孔108よってドライブプレート24に取り
付けられ、そして頂部脚部102中に画成されたねじ山付
き穴110に掛合させられる。ツールビット掛合部材22は
かくして、図１に示す如きインライン（in−line）位置
と、ツールビット掛合部材22がかかるインライン位置か
ら離れるようある角度112をなして延在する位置との間
で、ねじ106の軸線111の回りにドライブプレート24に関
して旋回することができる。
ツールビット掛合部材22は通常はインライン位置に又
は図11に示す１対の選択可能の片寄った傾斜位置Ａ、Ｂ
の何れかに置かれた状態に保たれる。３つの切り欠き11
8、120、122が図11に示す如くねじ106の中心軸線111の
回りに45゜の角度だけ互いに離間した位置でドライブプ
レート24の外端縁に画成される。ツールビット掛合部材
22が前述の如くインライン位置で又は角度的に片寄った
位置Ａ、Ｂの何れかでドライブプレート24と整列させら
れたとき、鎖錠歯124が切り欠き118、120又は122に番い
掛合させられる。鎖錠歯124はＴ形鎖錠部材126の一部で
あり、これは頂部脚部102と底部脚部104間に画成された
スロット105内に配置され、前記Ｔ形部材のアーム128の
端部はスロット105を越えて外方へ延在し、カラー132の
外壁130と、外壁130に接してカラー132内に緊密に嵌合
するリング134との間に捕捉される。かくしてカラー132
は脚部102と104間に鎖錠部材126を保持する。カラー132
はそれを掴み易くするために、137に示す如く刻み目付
きとすることができる。
カラー132とリング134は一単位としてツールビット掛
合部材22の回りに摺動可能に配列されるが、例えば外壁
130の端縁が図12、13に示す如く136においてリング134
に対して内方に端曲げされることによって、お互いに関
して又は鎖錠部材126に関して移動することを防止され
る。そのため、アーム128の端部はリング134とカラー13
2間に掴まれ、カラー132はツールビット掛合部材22の回
りに自由に回転することができなくなる。アーム128の
端部を一層しっかり掴むために、カラー132は138で示す
如く内方に穴あけされることができる。螺旋ばね140が
脚部102、104間に配置した長手方向穴内に配列され、図
11に示す如くツールビット掛合部材22に沿って中心に延
在して、鎖錠部材126を及びそれと共にカラー132とそれ
が関連するリング134を、ねじ106に向かって押圧する。
かくしてばね140は、ツールビット掛合部材22がドライ
ブプレート24に関して対応する角度112をなして配置さ
れたとき、鎖錠歯124を押圧して切り欠き118、120、122
の夫々１つと掛合させる。カラー132がツールビット掛
合部材22に関して回転するのを防止することは、鎖錠歯
124を切り欠き118、120又は122のうちの１つから離脱さ
せるためにそれをツールビット掛合部材22に沿って長手
方向にカラー132を押すことをより容易となす。
図14、15、16に示す本発明の別の実施例であるツール
ビットドライブアダプタ150では、ドライブプレート152
は鎖錠本体154を含み、この本体は、スペーサ出っ張り4
4の構造と同様に、適切な手段でドライブプレート152に
形成された隆起した出っ張りとすることができる。ピボ
ット孔156はドライブプレート152を貫通して延在し、細
長くされていて、ねじ106が図15に示す矢印158で示す方
向に軸方向圧力に応答して、ツールビット掛合部材22内
で示すドライブプレート152に沿って長手方向に移動で
きるようになしている。
ボール160がツールビット掛合部材22の穴142内にばね
140の外端162と接触して配置されており、前記ばねはボ
ール160をドライブプレート152の端縁に向かって押圧す
る。実質的に半円形の戻り止め切り欠き164、166及び16
8がドライブプレート152の端縁によってピボット孔156
の外端に配置された中心回転軸線170に関してインライ
ン位置と、45゜片寄った角度位置と、90゜片寄った角度
位置に画成されている。ばね140と、ボール160と、戻り
止め切り欠き164、166及び168の組み合わせは、前述し
た如くそれがドライブプレート24に関して旋回させられ
るのと大体同じように、ツールビット掛合部材22がドラ
イブプレート152に関して旋回させられるようになす。
戻り止め切り欠き164、166、168によって設定された各
位置で、ボール160はばね140によって夫々の切り欠き内
に押し込められて、ツールビット掛合部材22を軸線170
に関するその回転位置に保持することになる。
更に、ツールビット掛合部材22が図14、15に示される
インライン位置にあるとき、それはドライブプレート15
2に向かって軸方向に移動することができ、従ってばね1
40を圧縮している間、ねじ106をピボット孔156内で移動
させる。このことが起こっているとき、ツールビット掛
合部材22の基部部分100の頂部脚部102に画成されたチャ
ンネル又は溝部分172の形をなす受容部（一部は穴142に
よって画成される）は、図15、16に示す如く鎖錠本体15
4上を通過し、この鎖錠本体を受け入れる。鎖錠本体154
がこのようにチャンネル部分172内に図16に示す如く配
置されると、鎖錠本体154は戻り止め切り欠き164内のば
ね負荷された戻り止めボール160及びピボット孔156内に
配置されたねじ106と協働して、ツールビット掛合部材2
2がドライブプレート152に関して旋回するのを防止し、
かくしてツールビットドライブアダプタ150が使用され
てばね140の力に打ち勝つのに十分な軸方向圧力がツー
ルビットを介して印加されるとき、ツールビット掛合部
材22がドライブプレート152との整列位置から外れるよ
う移動するのを有効に防止する。
上記明細書中に使用した用語と表現は説明用のもので
あって、制限を意味するものではなく、かかる用語や表
現は図示され、説明された特徴の均等物を除外すること
を意図するものではなく、本発明の範囲は請求項に規定
されており、それによってのみ限定されるものであるこ
とは言うまでもない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 バーグ ハワード ジー アメリカ合衆国 オレゴン州 97080 グレシャム サウス イースト ヒルヤ ード ロード 3046 (56)参考文献 米国特許1010631（ＵＳ，Ａ) 米国特許1640426（ＵＳ，Ａ) 米国特許5544379（ＵＳ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B25B 7/22 B25B 13/56 B25F 1/02

Claims (25)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】旋回可能に相互連結された１対のジョー
    （52、54）と１対の取っ手（48、50）を含むハンドツー
    ル（46）とツールビットを駆動するためのアダプタ（2
    0）との組み合わせ体において、前記アダプタが、前記
    ツールビットに掛合させられる駆動端部（23）と１対の
    実質上平行なアーム（32、34）を画成する被動端部（3
    6）とをもつドライブプレート（24）を含み、前記アー
    ムが互いに離間しておりかつそれらの間に前記ジョーを
    受け入れるためののど部（39）を画成しており、前記平
    行なアームは前記ジョーの夫々の対向する側面（51、5
    3）に沿って接近して延在することを特徴とする組み合
    わせ体。
  2. 【請求項２】前記ドライブプレート（24）の一部が前記
    １対のジョー間に配置されることを特徴とする請求項１
    に記載の組み合わせ体。
  3. 【請求項３】前記アームの各々の一部が前記１対の取っ
    手間に配置されることを特徴とする請求項１に記載の組
    み合わせ体。
  4. 【請求項４】１対の取っ手（48、50）を含むハンドツー
    ル（46）とツールビットを駆動するためのドライブアダ
    プタ（20、150）との組み合わせ体において、前記ドラ
    イブアダプタが、 （ａ）被動端部（36）と駆動端部（23）をもつドライブ
    プレート（24、152）を備え、前記被動端部が１対の実
    質上平行なアーム（32、34）をもつフォークを画成し、
    前記アームは前記ハンドツールを受け入れるための互い
    に離間しておりかつのど部（39）を画成しており、前記
    アームは前記１対の取っ手間に延在しており、 （ｂ）前記駆動端部で前記ドライブプレートに取り付け
    られた、ツールビットを受け入れるために適用されるツ
    ールビット掛合部材（22）を備えたこと、を特徴とする
    組み合わせ体。
  5. 【請求項５】前記ツールビット掛合部材（22）はツール
    ビット（28）を受け入れるためのソケット（26）を含む
    ことを特徴とする請求項４に記載の組み合わせ体。
  6. 【請求項６】前記１対のアーム（32、34）は前記アダプ
    タが前記ハンドツールと共に使用されるとき前記ハンド
    ツールの前記１対の取っ手に掛合するように適切に配置
    された１対の対向するスペーサ面（24、61）を含むこと
    を特徴とする請求項４に記載の組み合わせ体。
  7. 【請求項７】前記ドライブプレートは、前記取っ手のう
    ちの１つに掛合しそして前記取っ手間の所望位置に前記
    ドライブプレートを保つために前記アームのうちの１つ
    のアームから延在する保持タブ（38）を含むことを特徴
    とする請求項４に記載の組み合わせ体。
  8. 【請求項８】前記ツールビット掛合部材（22）はインラ
    イン位置と傾斜位置間で可動であり、前記ドライブアダ
    プタ（150）は、前記ツールビット掛合部材が前記イン
    ライン位置にあるとき前記ツールビット掛合部材を前記
    ドライブプレートの前記被動端部に向かって移動させる
    ことによって掛合することのできる摺動鎖錠具を含むこ
    とを特徴とする請求項４に記載の組み合わせ体。
  9. 【請求項９】前記ドライブプレート上に配置された鎖錠
    本体（154）を含み、前記ツールビット掛合部材が、前
    記ツールビット掛合部材が前記インライン位置にかりか
    つ前記ドライブプレートの前記被動端部に向かって動か
    されるとき前記鎖錠本体を受け入れる受容部（172）を
    画成することを特徴とする請求項８に記載の組み合わせ
    体。
  10. 【請求項１０】前記ハンドツールは各々が基部（56、5
    8）をもつ１対のジョー（52、54）を含み、前記基部の
    回りで前記取っ手の夫々１つが延長位置と折りたたみ位
    置間を動くことができ、前記ジョーの部分は前記取っ手
    の両方が前記折りたたみ位置にあるとき前記取っ手内に
    収容され、前記フォークアームは、前記取っ手と、前記
    アダプタが使用されているとき前記フォークアーム間に
    配置される前記ジョーの部分との間に配置されることを
    特徴とする請求項４に記載の組み合わせ体。
  11. 【請求項１１】１対の取っ手（48、50）とツールビット
    を駆動するための１対の取っ手と１対のジョー（52、5
    4）をもつハンドツール（46）と共に使用するためのド
    ライブアダプタ（20）において、前記アダプタが、 （ａ）駆動端部（23）と、１対の取っ手と１対のジョー
    をもつ前記ハンドツールと連結されるよう適用される対
    向して配置された被動端部（36）とをもつドライブプレ
    ート（24、152）を備え、前記被動端部は、前記フォー
    クアーム間に前記ハンドツールの一部を受け入れること
    ができるよう形作られた実質上妨害されないジョー受け
    入れのど部（39）を画成する１対の離間したフォークア
    ーム（32、34）を含み、それによって前記ジョーの夫々
    の部分が前記フォークアーム間で前記のど部内に配置さ
    れることができ、前記ドライブプレートは前記ハンドツ
    ールによって駆動されることができ、 （ｂ）前記ドライブプレートの前記駆動端部に取り付け
    られかつその端部から離れるよう延在するツールビット
    掛合部材（22）を備えること、 を含むことを特徴とするドライブアダプタ。
  12. 【請求項１２】前記フォークアームの各々がツール取っ
    手掛合面（59、61）を含みかつ前記フォークアームのう
    ちの他方のフォークアームの方に向いた内部のジョー掛
    合面（60、62）をもつことを特徴とする請求項11に記載
    のドライブアダプタ。
  13. 【請求項１３】前記１対のフォークアームがそれらの間
    にツールジョーを受け入れるのに十分な距離だけ互いに
    離間しており、前記フォークアームのうちの１つのフォ
    ークアームが、前記アダプタが前記ハンドツールと共に
    使用されるとき前記ハンドツールの１対の取っ手に掛合
    するよう適切に配置された１対の対向するスペーサ面
    （42、61）を含むことを特徴とする請求項11に記載のド
    ライブアダプタ。
  14. 【請求項１４】前記ドライブプレートが、前記アダプタ
    が前記ハンドツールと共に使用されているとき前記取っ
    手間の所定位置に前記ドライブプレートを保持するた
    め、前記ハンドツールの前記１対の取っ手のうちの１つ
    の取っ手に掛合するよう所定位置で前記フォークアーム
    のうちの１つのフォークアームから延在する保持タブ
    （38）を含むことを特徴とする請求項11に記載のドライ
    ブアダプタ。
  15. 【請求項１５】前記ツールビット掛合部材（22）はイン
    ライン位置と傾斜位置間で動くことができ、前記ドライ
    ブアダプタは、前記ツールビット掛合部材が前記インラ
    イン位置にある間に、前記ドライブプレートの前記被動
    端部に向かって前記ツールビット掛合部材を動かすこと
    によって掛合することができる摺動鎖錠具を含むことを
    特徴とする請求項11に記載のドライブアダプタ。
  16. 【請求項１６】前記摺動鎖錠具は前記ドライブプレート
    上に配置された鎖錠本体（154）を含み、前記ツールビ
    ット掛合部材は前記ツールビット掛合部材が、前記イン
    ライン位置にある間に前記ドライブプレートの前記被動
    端部に向かって動かされるとき前記鎖錠本体を受け入れ
    る受容部（172）を画成することを特徴とする請求項15
    に記載のドライブアダプタ。
  17. 【請求項１７】前記受容部は溝であることを特徴とする
    請求項16に記載のドライブアダプタ。
  18. 【請求項１８】前記ドライブプレートは側部と、前記側
    部に沿って長手方向に延在する補剛部分（40）を含むこ
    とを特徴とする請求項11に記載のドライブアダプタ。
  19. 【請求項１９】前記ツールビット掛合部材はインライン
    位置と傾斜位置間を動くことができ、かつ通常は掛合状
    態とされる鎖錠機構によって前記両位置のうちの選択さ
    れた１つの位置に保持されることを特徴とする請求項11
    に記載のドライブアダプタ。
  20. 【請求項２０】前記ツールビット掛合部材を取り囲むカ
    ラー（132）を含み、前記カラーは前記鎖錠機構と相互
    連結され、かつ前記鎖錠機構を解除するよう前記ツール
    ビット掛合部材に沿って軸方向に動くことができること
    を特徴とする請求項19に記載のドライブアダプタ。
  21. 【請求項２１】前記ドライブプレートは１対の対向する
    面（59、61）をもち、前記ドライブプレートは前記面の
    うちの１つ面上に前記のど部と前記駆動端部間に配置さ
    れたスペーサ出っ張り（44）を含み、前記スペーサ出っ
    張りは第１の方向に前記面のうちの１つの面から外方へ
    突出し、前記ドライブプレートの前記フォークアームの
    うちの１つのアームは前記第１の方向に突出するスペー
    サ部分（41）を含むことを特徴とする請求項11に記載の
    ドライブアダプタ。
  22. 【請求項２２】前記ツールビット掛合部材は、前記ドラ
    イブプレートの前記駆動端部をそれらの間に受け入れる
    １対の脚部（102、104）を画成し、前記ツールビット掛
    合部材は前記脚部と前記ドライブプレートを貫通して延
    在するピボットピン（106）によって前記ドライブプレ
    ートに取り付けられ、前記ドライブプレートは前記駆動
    端部に隣接して、前記ツール掛合部材の利用可能位置を
    夫々設定する複数の切り欠き（118、120、122）を画成
    することを特徴とする請求項11に記載のドライブアダプ
    タ。
  23. 【請求項２３】前記ツールビット掛合部材の前記脚部間
    に配置された切り欠き掛合歯（124）と、前記ツールビ
    ット掛合部材を取り囲みかつ前記切り欠きのうちの選択
    された１つの切り欠きと掛合したり、掛合を解除された
    りするように動くよう前記切り欠き掛合歯と相互連結さ
    れたカラー（132）を含むことを特徴とする請求項22に
    記載のドライブアダプタ。
  24. 【請求項２４】前記ドライブプレートは前記アームのう
    ちの１つのアームの遠位置に隣接して配置され、かつ前
    記ドライブプレートの第１面に関して突出する第１スペ
    ーサ部分（41）と、前記被動端部と前記駆動端部間の場
    所で前記ドライブプレートの前記第１面から突出する第
    ２スペーサ出っ張り（44）を含むことを特徴とする請求
    項11に記載のドライブアダプタ。
  25. 【請求項２５】前記ドライブプレートは、前記取っ手間
    の所定位置に前記ドライブプレートを保持するために前
    記ハンドツールの前記１対の取っ手のうちの１つの取っ
    手に掛合するよう所定位置で前記フォークアームのうち
    の１つのフォークアームから延在する保持タブ（38）を
    画成するよう形成されたシート金属の単一部片から形成
    され、前記ドライブプレートは１対の対向する面（59、
    61）をもち、前記面のうち１つの面は第１の方向を画成
    し、また前記ドライブプレートは前記第１の方向に突出
    するスペーサ部分を含み、前記ドライブプレートは側部
    と、前記側部に沿って長手方向に延在する補剛部分（4
    0）をもつことを特徴とする請求項11のドライブアダプ
    タ。
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