JP3424903B2 - プラズマ処理装置 - Google Patents

プラズマ処理装置

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JP3424903B2
JP3424903B2 JP02273698A JP2273698A JP3424903B2 JP 3424903 B2 JP3424903 B2 JP 3424903B2 JP 02273698 A JP02273698 A JP 02273698A JP 2273698 A JP2273698 A JP 2273698A JP 3424903 B2 JP3424903 B2 JP 3424903B2
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勝彦 小野
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,プラズマ処理装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より,例えば気密な処理容器内に形
成された処理室内に,上部電極と下部電極とを対向配置
したエッチング装置が提案されている。かかるエッチン
グ装置においては,下部電極上に被処理体を載置した
後,処理室内に所定の処理ガスを導入すると共に,電極
に所定の高周波電力を印加してプラズマを励起し,この
プラズマ中のエッチャントイオンにより被処理体の被処
理面に対して所定のエッチング処理を施している。
【0003】ところで,上部電極に対して,この上部電
極の処理室内に露出する面の周縁を囲うように,シール
ドリングを取り付ける場合がある。このシールドリング
は,絶縁性材料,例えば石英から成る略環状で,一体成
形されている。そして,このシールドリングを上部電極
に備えることにより,例えば上部電極の周縁に付着物が
付着したり,該周縁がエッチャントイオンによってスパ
ッタされることを防止する。また,シールドリングに
は,処理に応じて付着物が付着したり,またはスパッタ
されるため,所定のクリーニングまたは交換時期ごとに
当該装置を分解し,シールドリングをクリーニングまた
は交換している。なお,シールドリングに対する付着物
の付着,またはスパッタは,例えば電極に印加される高
周波電力の出力によって左右される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,シール
ドリングに付着物が付着したり,シールドリングがスパ
ッタされる度合いは,シールドリングの各位置によって
異なっている。すなわち,シールドリングは,このシー
ルドリングの処理室に露出する面において,上部電極の
中心方向に向かうほど付着物が付着したり,またはスパ
ッタされやすくなり,逆に,該面の外側周縁付近は,ほ
とんど付着物が付着したり,またはスパッタされること
がない。
【0005】このように,シールドリングは,シールド
リングの各位置によって,付着物の付着性やスパッタ性
が異なるにも関わらず,一体成形されているため,特定
の部分に付着物が付着した場合や,該部分が消耗した場
合でも,全てをクリーニングまたは交換しなければなら
なかった。
【0006】本発明は,従来のプラズマ処理装置が有す
る上記のような問題点に鑑みて成されたものであり,シ
ールドリングを内側部材と外側部材から構成し,さらに
内側部材を外側部材とは異なる材料から構成することに
より,クリーニングまたは交換する部材を内側部材のみ
とし,かつ内側部材のクリーニングまたは交換時期の延
長も可能な,新規かつ改良されたプラズマ処理装置を提
供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するにあ
たり,本発明は,処理室内に上部電極と下部電極とを備
え,処理室内に処理ガスを導入すると共に,電極間に高
周波電力を印加して,下部電極上に載置された被処理体
に対して所定のプラズマ処理を施すプラズマ処理装置に
適用されるものである。そして,請求項1に記載の発明
によれば,当該プラズマ処理装置において,少なくとも
上部電極の周縁を囲うように,分離可能に組み合わされ
る内側部材と外側部材とから成るシールドリングが備え
られており,少なくとも内側部材は,耐熱性と耐スパッ
タ性を有する絶縁性樹脂から形成され,内側部材は,少
なくとも上部電極の処理室に露出する面の周縁を覆うよ
うに配置されると共に,内側部材の外縁部が外側部材に
よって担持され,外側部材は,着脱可能な固定手段によ
り上部電極の外周に取り付けられることを特徴としてい
る。
【0008】かかる構成によれば,シールドリングは,
分離可能に組み合わされる内側部材と外側部材とから形
成されている。従って,上部電極の処理室側露出面にお
いて,例えばプラズマによりスパッタされる部分に内側
部材を配置し,特に影響を受けない部分に外側部材を配
置する構成とすることにより,交換部材を内側部材のみ
とすることができ,メンテナンス費用を低下させること
ができる。また,少なくとも内側部材は,耐熱性と耐ス
パッタ性を有する絶縁性樹脂から形成されているため,
処理時に外側部材よりも高温となり,かつスパッタされ
やすい内側部材の耐久性を向上させることができ,交換
時期をより一層延長することができる。さらに,該内側
部材がスパッタされに難いことにより,いわゆるパーテ
ィクルの発生を防止することができ,処理室内の汚染を
防止して,歩留りを向上させることができる。さらにま
た,少なくとも内側部材を,例えば反応生成物から成る
付着物が付着し難く,かつ付着物が付着した際にも剥が
れ難い材料から形成すれば,パーティクルの発生をさら
に防止することができる。また,内側部材は,外側部材
によって担持されると共に,この外側部材は,上部電極
外周の絶縁部材の側面に固定手段により取り付けられる
構成であるため,固定手段が処理室内のプラズマ生成空
間に露出することなく,当該シールドリングを備えるこ
とができる。
【0009】なお,シールドリングは,さらに3以上の
部材から形成される構成としても良い。この場合には,
例えばクリーニングまたは交換頻度が最も高い部分に内
側部材を,この内側部材よりも該頻度の低い部分に中間
部材を,クリーニングまたは交換が必要とされない部分
に外側部材を,それぞれ配置する構成とすることで,さ
らに連続処理時間が延長される。また,内側部材だけで
はなく,外側部材や上述した中間部材なども耐熱性と耐
スパッタ性を有する絶縁性樹脂から構成すれば,シール
ドリング全体のクリーニングまたは交換時期を延長させ
ることができる。
【0010】また,請求項2に記載の発明によれば,内
側部材の肉厚は,内側部材の外側よりも内側の方が厚く
形成されていることを特徴としている。従って,内側部
材において,例えば特にスパッタされやすい部分,すな
わち上部電極の中心に近い部分の肉厚を厚くすることに
より,さらに内側部材の交換時期を延長することができ
る。また,内側部材の外側の肉厚は,内側よりも薄く形
成されているため,排気コンダクタンスを向上させるこ
とができる。
【0011】さらに,請求項3に記載の発明によれば,
内側部材の肉厚は,内側部材の外側よりも内側の方が厚
く形成され,さらに内側部材の上部電極側面が付勢状態
で上部電極に接触するように傾斜することを特徴として
いる。かかる構成によれば,内側部材の肉厚が内側部材
の外側よりも内側の方が厚く形成されるため,上述した
請求項2に記載の発明と同様に,内側部材の交換時期を
延長することができると共に,排気コンダクタンスを向
上させることができる。また,内側部材の上部電極側面
が付勢状態で上部電極に接触するように傾斜しているた
め,内側部材が上述した絶縁性樹脂から構成される場合
に,その内側部材が経年変化により下方にたわんでも,
内側部材と上部電極との間に隙間が形成されることがな
く,シールドリングと上部電極との間へのプラズマの回
り込みを防止できる。
【0012】また,請求項4に記載の発明によれば,内
側部材の少なくとも処理室側の露出部には,角部が形成
されないことを特徴としている。従って,内側部材に付
着物が付着しに難くなり,かつ付着した付着物が剥がれ
難くなると共に,プラズマによってスパッタされ難くな
る。その結果,内側部材のクリーニングまたは交換時期
がさらに延長される。また,処理室内に導入されるガス
流やプラズマ流を乱すことがないため,被処理体に対し
て均一な処理を施すことができる。
【0013】さらに,請求項5に記載の発明によれば,
内側部材の外周部には,所定の段部が形成されていると
共に,外側部材の内周部には,段部に対応する係合部が
形成されており,内側部材は,段部が係合部により担持
されることによって,支持されることを特徴としてい
る。従って,内側部材は,固定手段により直接上部電極
の処理室側面に取り付けられない構成であるため,上部
電極に内側部材の取り付け部を備える必要がない。ま
た,内側部材の固定手段が処理室に露出しないため,プ
ラズマ流の乱れや異常放電などを引き起こすことがな
い。
【0014】さらにまた,請求項6に記載の発明によれ
ば,段部または係合部のいずれか一方には,位置決めピ
ンが備えられ,他方には前記位置決めピンに対応すると
共に半径方向に延伸する位置決め溝が形成されており,
位置決めピンは,位置決め溝を移動自在なように構成さ
れていることを特徴としている。従って,構成材料の相
違により内側部材と外側部材との熱膨張率が異なる場合
や,内側部材と外側部材の構成材料が同一であっても,
処理時にそれら内側部材と外側部材が受ける熱の違いに
よって熱膨張率が異なる場合でも,内側部材または外側
部材は所定方向に移動可能であるため,処理に伴ってシ
ールドリングに温度変化が生じた場合でも,内側部材ま
たは外側部材が破損することがない。
【0015】また,請求項7に記載の発明によれば,処
理室内に上部電極と下部電極とを備え,処理室内に処理
ガスを導入すると共に,電極間に高周波電力を印加し
て,下部電極上に載置された被処理体に対して所定のプ
ラズマ処理を施すプラズマ処理装置において,下部電極
には,下部電極上に載置された被処理体の周囲を囲うよ
うに,耐熱性と耐スパッタ性を有する絶縁性樹脂から成
るリング体,例えばフォーカスリングが備えられている
ことを特徴としている。
【0016】かかる構成によれば,耐熱性と耐スパッタ
性を有する絶縁性樹脂から構成されるリング体を下部電
極の所定位置に配置したため,エッチャントイオンを被
処理体の被処理面に効果的に入射させることができると
共に,上述した請求項1に記載の発明と同様に,リング
体の耐久性を向上させ,クリーニングおよび交換時期を
大幅に延長させることができる。さらに,リング体がス
パッタされ難いため,パーティクルの発生による処理室
内や被処理体の汚染を防止することができ,歩留りを向
上させることができる。
【0017】また,請求項8に記載の発明によれば,絶
縁性樹脂は,ポリイミド系樹脂と,ポリベンゾイミダー
ル系樹脂と,ポリエーテルイミド系樹脂と,ポリエーテ
ルエーテルケトンから成る群から選択される任意の樹脂
であることを特徴としている。これらポリイミド系樹脂
や,ポリベンゾイミダール系樹脂や,ポリエーテルイミ
ド系樹脂や,ポリエーテルエーテルケトンは,耐熱性や
耐スパッタ性を有しているため,上述した内側部材やリ
ング体,さらには外側部材や中間部材などをそれら各樹
脂から形成することにより,フォーカスリングやリング
体のクリーニングまたは交換時期の延長を図ることがで
きる。さらに,ポリイミド系樹脂や,ポリベンゾイミダ
ール系樹脂や,ポリエーテルイミド系樹脂や,ポリエー
テルエーテルケトンは,付着物が付着し難く,かつ付着
物が付着した場合でもその付着物が剥がれ難い材料であ
るため,フォーカスリングやリング体のクリーニングま
たは交換時期をさらに延長することができると共に,処
理室内の汚染を防止して,歩留りも向上させることがで
きる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照しながら,
本発明にかかるプラズマ処理装置をエッチング装置に適
用した,実施の一形態について詳細に説明する。なお,
以下の説明において,略同一の機能及び構成を有する構
成要素については,同一符号を付することにより,重複
説明を省略することとする。
【0019】図1に示したエッチング装置100には,
導電性材料,例えば表面が陽極酸化処理されたアルミニ
ウムから成る閉塞自在な略円筒形状の処理容器102内
に,処理室104が形成されていると共に,処理容器1
02は接地線106により接地されている。また,処理
室104の底部には,絶縁性材料,例えばセラミックス
から成る絶縁支持板108が設けられている。そして,
この絶縁支持板108の上部に,被処理体,例えば半導
体ウェハ(以下,「ウェハ」と称する。)Wを載置する
と共に,下部電極となるサセプタ110が配置されてい
る。
【0020】このサセプタ110は,導電性材料,例え
ば表面が陽極酸化処理されたアルミニウムから成る略円
筒形状であり,絶縁支持板108及び処理容器102の
底部を遊貫する昇降軸112によって支持されている。
また,昇降軸112は,処理容器102外部に設置され
ている駆動モータM114によって上下動自在である。
従って,この駆動モータM114の作動により,サセプ
タ110は,図1中の往復矢印方向に上下動自在に移動
可能な構成となっている。さらに,サセプタ110と絶
縁支持板108との間には,昇降軸112の外方を囲む
ように伸縮自在な気密部材であるベローズ116が設け
られており,処理室104内を気密に保つように構成さ
れている。
【0021】また,サセプタ110の内部には,不図示
の温度調節機構,例えばセラミックヒータや冷媒循環路
が設けられていると共に,不図示の温度センサが設けら
れている。従って,処理時には,サセプタ110を介し
てウェハWを所定の温度,例えば25℃に維持するよう
に構成されている。
【0022】さらに,サセプタ110上には,ウェハW
を吸着保持するための静電チャック118が設けられて
いる。この静電チャック118は,導電性の薄膜118
aをポリイミド系の樹脂118bによって上下から挟持
した構成となっている。そして,処理容器102外部に
設置された高圧直流電源120から所定の高電圧,例え
ば1.5kV〜2.0kVの電圧を薄膜118aに印加
すると,クーロン力によりウェハWが静電チャック11
8の上面に吸着,保持される構成となっている。
【0023】また,静電チャック118の外周で,かつ
サセプタ110の周縁を囲む位置には,図2にも示した
ように,プラズマ中のエッチャントイオンを効果的にウ
ェハWに入射させるための,フォーカスリング122が
配置されている。このフォーカスリング122は,第1
部材122aと第2部材122bとから構成されてい
る。そして,第1部材122aは,付着物が付着し難
く,かつ付着物が付着した場合でもその付着物が剥がれ
難いと共に,耐熱性と難スパッタ性を有する絶縁性材
料,例えばベスペル(商品名)などのポリイミド系樹脂
や,セラゾール(商品名)などのポリベンゾイミダール
系樹脂や,ポリアミド系樹脂から成る略環状の形状であ
り,この断面は,内周に段部が形成された略L字状の形
状となっている。また,第2部材122bは,絶縁性材
料,例えば石英から成る略環状の形状であると共に,サ
セプタ110の周縁に沿うように配置されている。さら
に,第2部材122bの内周には,第1部材122aを
収容するための段部が形成されている。
【0024】そして,フォーカスリング122をサセプ
タ110に取り付けた際には,静電チャック118上に
載置されるウェハWの表面と,第1部材122a及び第
2部材122bの後述の上部電極138側面とが,略同
一の水平面上に配置されるように構成されている。ま
た,第1部材122aは,スパッタされやすい部分に配
置され,第2部材122bは,スパッタされ難い部分に
配置される。従って,交換頻度の高い部材を第1部材1
22aに限定することができるため,メンテナンス費用
を低下させることができる。また,第1部材122a
は,例えばポリイミド系樹脂から形成されているため,
付着物が付着し難く,かつ付着物が剥がれ難いので,定
期的な洗浄間隔の延長を図ることができる。さらに,ポ
リイミド系樹脂は,非常にスパッタされ難くいため,第
1部材122aの交換時期の延長を図ることができる。
【0025】再び図1に戻り,処理室104の上部に
は,例えばセラミックスから成る略環状の絶縁支持部材
124を介して,例えばアルミニウムから成る略円盤状
の上部電極支持部材126が設けられている。この上部
電極支持部材126内には,中空部128が形成されて
おり,この中空部128には,ガス導入管130が接続
されている。さらに,ガス導入管130には,バルブ1
32及びマスフローコントローラMFC134を介し
て,ガス供給源136が接続されている。
【0026】また,中空部128の下方には,複数のガ
ス供給孔126aが形成されている。さらに,上部電極
支持部材126の下面には,上部電極138が密着して
取り付けられていると共に,この上部電極138は,サ
セプタ110と対向する位置に配置されている。また,
上部電極138は,導電性材料,例えば単結晶シリコン
から成る略円盤状であると共に,ガス供給孔126aに
対応する位置には,ガス吐出孔138aが形成されてい
る。従って,ガス供給源136から供給される処理ガス
は,中空部128に一旦導入された後,ガス供給孔12
6a及びガス吐出孔138aを介して,ウェハW上に均
一に吐出される構成となっている。
【0027】上部電極138の周縁には,図3にも示し
たように,本実施の形態を適用可能な,シールドリング
140が取り付けられている。このシールドリング14
0は,プラズマの拡散を防止し,プラズマ生成空間に所
望のプラズマ密度のプラズマを励起するために設けられ
ている。かかるシールドリング140は,付着物が付着
しやすく,かつプラズマによってスパッタされやすい位
置に配置される内側部材142と,この内側部材142
を支持,固定する外側部材144とから構成されてい
る。内側部材142は,図4に示したように略環状の形
状であると共に,フォーカスリング122の第1部材1
22aと同様に,付着物が付着し難く,かつ付着物が付
着した場合でもその付着物が剥がれ難いと共に,耐熱性
と耐スパッタ性を有する絶縁性樹脂,例えばカプトン
(商品名)やベスペル(商品名)などのポリイミド系樹
脂や,セラゾール(商品名)などのポリベンゾイミダー
ル系樹脂や,ウルテム(商品名)などのポリエーテルイ
ミド系樹脂や,PEEK(商品名)などのポリエーテル
エーテルケトンから形成されている。従って,シールド
リング140に付着物が付着した場合,またはシールド
リング140がスパッタされた場合には,内側部材14
2のみをクリーニングまたは交換すれば良い。さらに,
内側部材142は,例えばポリイミド系樹脂から形成さ
れているため,クリーニングまたは交換期間の大幅な延
長を図ることができる。また,内側部材142には,図
5(a)に示したように,処理室104側の内周縁部に
所定の丸みを帯びた張り出し部142aが形成されてお
り,その他の部分よりも厚くなっている。従って,スパ
ッタされやすい位置に張り出し部142aが形成されて
いるため,内側部材142の交換時期の延長を図ること
ができると共に,排気コンダクタンスを向上させ,所望
のプラズマを生成することができる。なお,排気コンダ
クタンスを特に考慮しなくてもよい場合には,特に内側
部材142の肉厚を変える必要はなく,例えば張り出し
部142aが形成されている部分と同じ肉厚で,内側部
材142を形成することにより,上記と同様に交換時期
の延長を図ることができる。
【0028】また,内側部材142の外周には,処理室
104側が凹となるような,段部142bが形成されて
おり,この段部142bは,後述の係合部144aに対
応する形状となっている。さらに,段部142bの所定
の位置には,内側部材142と同一の絶縁性樹脂から形
成された位置決めピン146が例えば4個設けられてい
る。これら位置決めピン146は,それぞれ内側部材1
42に対角線上に圧入されることにより取り付けられる
と共に,後述の位置決め溝152に沿って移動可能なよ
うに構成されている。
【0029】また,外側部材144は,石英や内側部材
142と同一の絶縁性樹脂などの絶縁性材料,例えば石
英から成り,図6に示したように,略環状の形状で,内
側部材142を収容すべく内側部材142よりも外径が
大きい構成となっている。さらに,外側部材144の所
定の位置には,図7に示したように,例えば8個の貫通
口148が対角線上にそれぞれ設けられている。この貫
通口148は,外側部材144,すなわちシールドリン
グ140を取り付けるための固定手段,例えば取り付け
ネジ150(図3を参照。)を貫通可能なように構成さ
れている。従って,この貫通口148の径は,取り付け
ネジ150の径よりも大きく設定されている。
【0030】また,外側部材144の内周には,上部電
極138側が凹となる係合部144aが形成されてい
る。この係合部144aの所定の位置,すなわち位置決
めピン146に対応する位置には,半径方向に延伸する
位置決め溝152が設けられている。従って,外側部材
144に内側部材142を挿嵌した際には,位置決めピ
ン146も位置決め溝152内に挿嵌されるため,外側
部材144内に内側部材142が所望の位置で嵌合され
る構成となっている。また,位置決めピン146は,後
述の如くシールドリング140を上部電極138の周縁
に取り付けた際にも,位置決め溝152内を移動可能な
ように構成されている。従って,構成材料がそれぞれ異
なる内側部材142と外側部材144とが,処理時の熱
によりそれぞれ異なる熱膨張率で膨張した際にも,シー
ルドリング140が破損することがない。また,内側部
材142と外側部材144を同一の材料,例えば上述し
たポリイミド系樹脂などの絶縁性樹脂から形成した場合
でも,それら内側部材142と外側部材144がプラズ
マ処理時に受ける熱は異なるため,熱膨張率も異なる
が,上述の如く位置決めピン146が位置決め溝152
内を移動自在であるため,内側部材142と外側部材1
44の熱膨張率が異なってもシールドリング140が破
損することがない。さらに,内側部材142及び外側部
材144の処理室104側の露出面には,角部が形成さ
れない構成となっている。従って,シールドリング14
0にスパッタされやすい部分が形成されず,パーティク
ルの発生が抑制されると共に,プラズマ流を乱すことが
ないため,所望の均一な処理を行うことができる。
【0031】ここで,上述したシールドリング140の
上部電極138への取り付け構成について,再び図3を
参照しながら説明する。まず,内側部材142の張り出
し部142aの形成面の裏面,すなわち上部電極138
側面を上部電極138の処理室104側面周縁に密着さ
せると共に,内側部材142の段部142bに形成され
た位置決めピン146と,外側部材144の係合部14
4aに形成された位置決め溝152が嵌合するように,
外側部材144を絶縁支持部材124の処理室104側
面に密着させる。この際,図示の例では,内側部材14
2の段部142bは,絶縁支持部材124の下方に配置
される。
【0032】次いで,取り付けネジ150を外側部材1
44の貫通口148内に挿入する。この取り付けネジ1
50の先端部150aは,略山形状の形状となっている
と共に,絶縁支持部材124の取り付けネジ150が押
圧される部分には,絶縁支持部材124の内部に向かう
につれて上方に傾斜する傾斜面が形成された,例えば略
すり鉢状の開口部158が設けられている。従って,取
り付けネジ150を締めて先端部150aを開口部15
8に押圧するほど,外側部材144が上昇し,これに伴
って内側部材142も上昇する構成となっている。
【0033】そして,貫通口148から上部電極138
側に突出した先端部150aは,略環状の気密な材料か
ら成る気密リング160内を通過した後,開口部158
の傾斜面に当圧される。さらに,取り付けネジ150を
締めることにより,上記のごとく内側部材142及び外
側部材144が上昇して,これら内側部材142及び外
側部材144が上部電極138に密着し,固定され,シ
ールドリング140が上部電極138周縁の所定の位置
に取り付けられる。このように,シールドリング140
と上部電極138との間には,隙間が形成されないた
め,プラズマの回り込みを防止することができる。
【0034】なお,少なくとも内側部材142は,上記
ポリイミド系樹脂などの絶縁性樹脂から形成されている
ため,経年変化により下方(サセプタ110方向)にた
わみ,シールドリング140(内側部材142)と上部
電極138との間に隙間が形成される場合がある。そこ
で,かかる問題を解消するため,本実施の形態では,上
述した内側部材142に代えて,図5(b)に示した内
側部材200を採用することもできる。この内側部材2
00は,内側部材200の半径方向外側から内側に向か
って肉厚が増加するように,その内側部材200の上部
電極138側面(上面)が傾斜しており,内側部材20
0の断面形状は略テーパ状となっている。また,内側部
材200の外周には,上述した内側部材142の段部1
42bと同様に,外側部材144の係合部144aに嵌
合可能な段部200bが形成されている。さらに,この
段部200bには,内側部材142と同様に,位置決め
ピン146が取り付けられている。また,内側部材20
0は,上記内側部材142と同一の材料から形成されて
いると共に,内側部材142と同様に,内側部材200
の処理室104側の露出部に角部が形成されないように
構成されている。
【0035】かかる構成により,シールドリング140
を上部電極138に取り付けた場合には,内側部材20
0の上部電極138側面が付勢状態で上部電極138に
接触する。その結果,内側部材200が上述の如く経年
変化しても,シールドリング140と上部電極138と
の間に隙間が形成されることがなく,その隙間にプラズ
マが回り込むことを確実に防止することができる。
【0036】また,本実施の形態にかかるシールドリン
グ140は,図8および図9に示したシールドリング取
り付け用の治具154を用いても,上部電極138の周
縁に取り付けることができる。まず,治具154の構成
について,図8を参照しながら説明する。この治具15
4は,シールドリング140の外径よりも大きい略環状
の形状に形成されていると共に,シールドリング140
を収容すべく,治具154内はその外形形状に対応した
形状となっている。例えば治具154の内側部材142
の張り出し部142aに対応する位置には,図9に示し
たように,凹部154aが形成されており,内側部材1
42と治具154とが密着して,嵌合される構成となっ
ている。また,治具154の外側部材144の貫通口1
48に対応する位置には,取り付けネジ150を貫通口
148に挿入するための挿入口156が形成されている
と共に,この挿入口156の外径は,取り付けネジ15
0の外径よりも大きく構成されている。そして,治具1
54内に内側部材142と外側部材144とが収容され
た際には,内側部材142及び外側部材144の上面の
みが露出する構成となっている。
【0037】次に,上述した治具154を用いたシール
ドリング140の取り付け構成について,図10を参照
しながら説明する。まず,治具154の所定の位置に,
内側部材142と外側部材144とを挿嵌した後,治具
154と共に内側部材142及び外側部材144の露出
面を上部電極138の所定の周縁面に密着させる。次い
で,取り付けネジ150を治具154の挿入口156を
介して,上記と同様に外側部材144の貫通口148内
に挿入し,さらに気密リング160を介して開口部15
8の傾斜面に当接させる。その後,取り付けネジ150
を締めることにより,上記と同様に内側部材142及び
外側部材144が上昇して,シールドリング140が上
部電極138の周縁に密着し,固定される。そして,内
側部材142及び外側部材144が,上部電極138周
縁の所定の位置に取り付けられた後,治具154は取り
外され,シールドリング140の取り付け作業が終了す
る。
【0038】再び図1に戻り,処理容器102の下方側
壁には,処理室104内の排ガスを排気するための排気
管164が接続されていると共に,この排気管164に
は,真空引き機構P166が接続されている。従って,
処理時には,真空引き機構P166を作動させることに
より,処理室104内を所定の減圧雰囲気,例えば10
mTorrの減圧度にまで真空引きすることができる。
また,排気管164と処理室104とが連通する部分に
は,例えばスリット形状の排気板168が設けられてい
るため,真空引き機構P166に付着する付着物を軽減
させることができる。
【0039】次に,上部電極138及びサセプタ110
に対する,高周波電力の印加構成について説明する。上
部電極138には,上部電極支持部材126及びマッチ
ング回路から成る整合器174を介して,第1高周波電
源176が接続されている。一方,サセプタ110に
は,マッチング回路から成る整合器170を介して,第
2高周波電源172が接続されている。従って,処理時
には,まずサセプタ110上にウェハWを載置し,処理
室104内を処理ガスの導入及び真空引きにより所定の
減圧雰囲気を維持する。しかる後,上部電極138に対
して,第1高周波電源176から所定の高周波電力,例
えば13.56MHzで,例えば1.5kWの高周波電
力を印加すると,処理室104内にプラズマが励起され
る。さらに,サセプタ110には,第2高周波電源17
2から所定の高周波電力,例えば380kHzで,例え
ば1.0kWの高周波電力が印加されているため,励起
されたプラズマが効果的にウェハWの被処理面に引き込
まれる。その結果,ウェハWに対して,所望のエッチン
グ処理を施すことができる。
【0040】なお,上記実施の形態を説明する際に参照
した添付図面中の図1と,図3と,図7と,図10に示
した概略的な断面図においては,外側部材144の位置
決め溝152と貫通口148とを,同一断面上に配置し
た例を図示している。しかし,これはシールドリング1
40の構成をわかりやすく説明するためのものであり,
実際には図6に示したように,位置決め溝152と貫通
口148とは,それぞれ異なる位置に配置される構成と
なっている。
【0041】以上,本発明の好適な実施の一形態につい
て,添付図面を参照しながら説明したが,本発明はかか
る構成に限定されない。特許請求の範囲に記載された技
術的思想の範疇において,当業者であれば,各種変更例
及び修正例に想到し得るものであり,それら変更例及び
修正例についても本発明の技術的範囲に属するものと了
解される。
【0042】例えば,上記実施の形態において,シール
ドリング140及びフォーカスリング122を,それぞ
れ二つの部材から構成した例を挙げて説明したが,本発
明はかかる構成に限定されるものではなく,シールドリ
ング及びフォーカスリングを,それぞれさらに複数の部
材から形成する構成としても良い。
【0043】また,上記実施の形態において,内側部材
142や内側部材200に,対角線上に4個の位置決め
ピン146を設ける構成を例に挙げて説明したが,本発
明はかかる構成に限定されるものではなく,内側部材ま
たは外側部材のいずれか一方に,少なくとも3個の位置
決めピンを設け,他方にそれら位置決めピンに対応する
位置決め溝を設ければ本発明を実施することができる。
かかる構成によっても,内側部材を外側部材に対して,
常に同心円状に位置決めすることができる。
【0044】さらに,上記実施の形態において,内側部
材142や内側部材200と,位置決めピン146を同
一の材料から形成する構成を例に挙げて説明したが,本
発明はかかる構成に限定されるものではなく,それら内
側部材と位置決めピンを異なる材料,例えば異なる絶縁
性樹脂から形成しても本発明を実施することができる。
【0045】また,上記実施の形態において,上部電極
138及びサセプタ110に高周波電力を印加する構成
を例に挙げて説明したが,本発明はかかる構成に限定さ
れるものではなく,少なくとも上部電極またはサセプタ
のいずれか一方に高周波電力が印加される構成であれ
ば,本発明は実施可能である。
【0046】さらに,上記実施の形態において,ウェハ
Wに対してエッチング処理を施すエッチング装置を例に
挙げて説明したが,本発明はかかる構成に限定されるも
のではない。本発明は,例えばアッシング装置やCVD
装置などの各種プラズマ処理装置に対しても適用するこ
とが可能であると共に,ウェハWに変えて,例えばLC
D用ガラス基板を被処理体として用いることも可能であ
る。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように,本発明によれば,
シールドリングを内側部材と外側部材とから構成すると
共に,内側部材を付着物が付着しやすく,かつスパッタ
されやすい位置に配置したことにより,クリーニングま
たは交換する部材を内側部材に限定することができる。
また,少なくとも内側部材を耐熱性と耐スパッタ性を有
する絶縁性樹脂から形成したことにより,内側部材のク
リーニングまたは交換期間の大幅な延長を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用可能なエッチング装置の概略的な
断面図である。
【図2】図1に示したエッチング装置におけるサセプタ
の周縁を表した概略的な断面図である。
【図3】図1に示したエッチング装置における上部電極
の周縁を表した概略的な断面図である。
【図4】図1に示したエッチング装置における内側部材
のサセプタ側から見た概略的な平面図である。
【図5】図4に示した内側部材と図1に示したエッチン
グ装置に適用可能な他の内側部材を表した概略的な断面
図である。
【図6】図1に示したエッチング装置における外側部材
の上部電極側から見た概略的な断面図である。
【図7】図6に示した外側部材の概略的な断面図であ
る。
【図8】図1に示したシールドリングを取り付けるため
の治具を上部電極側から見た概略的な断面図である。
【図9】図8に示した治具の概略的な断面図である。
【図10】図8に示した治具を用いて図1に示したエッ
チング装置にシールドリングを取り付けた際の概略的な
断面図である。
【符号の説明】
100 エッチング装置 102 処理容器 104 処理室 110 サセプタ 122 フォーカスリング 124 絶縁支持部材 136 ガス供給源 138 上部電極 140 シールドリング 142 内側部材 142a 張り出し部 142b 段部 144 外側部材 144a 係合部 146 位置決めピン 148 貫通口 150 取り付けネジ 152 位置決め溝 154 治具 156 挿入口 158 開口部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小野 勝彦 山梨県韮崎市藤井町北下条2381番地の1 東京エレクトロン山梨株式会社内 (72)発明者 坂野 真治 山梨県韮崎市藤井町北下条2381番地の1 東京エレクトロン山梨株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−335568(JP,A) 特開 平8−148471(JP,A) 特開 平7−7001(JP,A) 特開 平3−4528(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C23F 4/00 H01L 21/3065

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理室内に上部電極と下部電極とを備
    え,前記処理室内に処理ガスを導入すると共に,電極間
    に高周波電力を印加して,前記下部電極上に載置された
    被処理体に対して所定のプラズマ処理を施すプラズマ処
    理装置において,少なくとも前記上部電極の周縁を囲う
    ように,分離可能に組み合わされる内側部材と外側部材
    とから成るシールドリングが備えられており,少なくと
    も前記内側部材は,耐熱性と耐スパッタ性を有する絶縁
    性樹脂から形成され,前記内側部材は,少なくとも前記
    上部電極の前記処理室側露出面の周縁を覆うように配置
    されると共に,前記内側部材の外縁部が前記外側部材に
    よって担持され,前記外側部材は,着脱可能な固定手段
    により前記上部電極の外周に取り付けられることを特徴
    とする,プラズマ処理装置。
  2. 【請求項2】 前記内側部材の肉厚は,前記内側部材の
    外側よりも内側の方が厚く形成されていることを特徴と
    する,請求項1に記載のプラズマ処理装置。
  3. 【請求項3】 前記内側部材の肉厚は,前記内側部材の
    外側よりも内側の方が厚く形成され,さらに前記内側部
    材の前記上部電極側面が付勢状態で前記上部電極に接触
    するように傾斜することを特徴とする,請求項1に記載
    のプラズマ処理装置。
  4. 【請求項4】 前記内側部材の少なくとも前記処理室側
    の露出部には,角部が形成されないことを特徴とする,
    請求項1,2または3のいずれかに記載のプラズマ処理
    装置。
  5. 【請求項5】 前記内側部材の外周部には,所定の段部
    が形成されていると共に,前記外側部材の内周部には,
    前記段部に対応する係合部が形成されており,前記内側
    部材は,前記段部が前記係合部により担持されることに
    よって,支持されることを特徴とする,請求項1,2,
    3または4のいずれかに記載のプラズマ処理装置。
  6. 【請求項6】 前記段部または前記係合部のいずれか一
    方には,位置決めピンが備えられ,他方には前記位置決
    めピンに対応すると共に半径方向に延伸する位置決め溝
    が形成されており,前記位置決めピンは,前記位置決め
    溝を移動自在なように構成されていることを特徴とす
    る,請求項5に記載のプラズマ処理装置。
  7. 【請求項7】 処理室内に上部電極と下部電極とを備
    え,前記処理室内に処理ガスを導入すると共に,電極間
    に高周波電力を印加して,前記下部電極上に載置された
    被処理体に対して所定のプラズマ処理を施すプラズマ処
    理装置において,前記下部電極には,前記下部電極上に
    載置された前記被処理体の周囲を囲うように,耐熱性と
    耐スパッタ性を有する絶縁性樹脂から成るリング体が備
    えられていることを特徴とする,プラズマ処理装置。
  8. 【請求項8】 前記絶縁性樹脂は,ポリイミド系樹脂
    と,ポリベンゾイミダール系樹脂と,ポリエーテルイミ
    ド系樹脂と,ポリエーテルエーテルケトンから成る群か
    ら選択される任意の樹脂であることを特徴とする,請求
    項1,2,3,4,5,6または7のいずれかに記載の
    プラズマ処理装置。
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