JP3424117B2 - 連続地中壁築造方法 - Google Patents
連続地中壁築造方法Info
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は連続地中壁築造方
法、特に、コンクリート打設を可能とする連続地中壁築
造方法に関するものである。 【0002】 【従来の技術】連壁の従来施工法においては、図6に示
すように通常7〜10mの大きい幅Bの地中壁(1エレ
メント)を築造しようとする場合、掘削溝18内に低比
重安定液を入れて溝壁を安定させながら連壁掘削機で溝
堀りする。この際1回で掘削できる掘削幅(1ガット)
はbで、1エレメントの幅Bを掘削するには、数ガット
の掘削を繰り返す。1エレメント分の溝掘り完了後、ス
ライム処理をして、鉄筋を建て込みコンクリートを打設
して壁を築造する。 【0003】然しながら、これら一連の作業の中で連壁
掘削機による溝掘り作業は、1エレメント当り数ガット
に分けて掘削するので、掘削作業に多大な労力と時間が
かかる。また、掘削作業は工程的に不確定さを多く含む
ため、連壁築造作業全体の能率を向上させることができ
なかった。 【0004】このため、ソイルセメント地中連続壁工法
の溝掘機械の一方法としてチェーンソー型カッター装置
が開発されている。この方法では、チェーンソー型カッ
ターによって掘削された溝に高比重泥土を満たし、この
泥土中にセメントなどの固化材を添加し、芯材を建て込
んで、ソイルセメント壁を築造するものである。 【0005】この方法によれば、溝状掘削を連続的に、
かつ高速度で行なうことができ、また掘削溝壁は高比重
の泥土によって押さえられて安定しているため、連続的
に掘り置きできる。溝長は飛躍的に改善されて、数10
mから土質によっては無限長にまで広げることが可能と
なる。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】従来の鉄筋コンクリー
ト壁の連続地中壁築造方法の場合には、1回当りの溝掘
削長さ(1エレメント)は10m程度で、掘削,鉄筋建
込,コンクリート打設という一連の工程を繰り返しなが
ら工事が行われるため、各工程に使用する機械の利用率
が悪く、機械の入れ替え作業にも時間を必要とした。ま
た、ソイルセメント地中連続壁築造方法においては、チ
ェーンソー型カッター装置等を使用して溝を連続的に掘
削することができる利点はあるが、掘削溝中は高比重泥
土で満たされるため、そのままでは溝内に鉄筋を挿入し
たり、コンクリートを打設することはできず、品質の信
頼性が高いコンクリート壁を築造することは不可能であ
った。 【0007】本発明は上記の欠点を除くようにしたもの
である。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明の連続地中壁築造
方法は、連壁掘削機により安定液を注入しながら溝を一
方から他方に掘削する工程と、上記工程における掘削に
よって高比重泥土を有するようになった溝内を仕切壁に
よって長手方向に複数の掘削溝部分に区画する工程と、
鉄筋コンクリート壁築造を許容するため上記仕切壁によ
って仕切られた先行掘削溝部分内の高比重泥土を泥土掘
削吸引機により吸出しながら低比重安定液を供給して低
比重安定液に置換する工程と、上記低比重安定液によっ
て置換された先行掘削溝部分にコンクリートを打設する
工程と、より成ることを特徴とする。 【0009】 【発明の実施の形態】以下図面によって本発明の実施例
を説明する。 【0010】本発明においては図1及び図2に示すよう
に、連壁掘削機1により溝2を矢印の方向に安定液を注
入しながら掘削し、掘削が進行して溝2の長さが以後の
掘削作業と所望位置になされる鉄筋建て込み・コンクリ
ート打設作業が、互に障害にならない所定の位置Lに達
した時点で、上記掘削によって高比重となった泥土3で
埋まった溝2の中に仕切壁4を建て込み、仕切壁4によ
って仕切られた溝2の先行掘削溝部分の高比重泥土3
を、鉄筋コンクリート壁築造を許容するための低比重安
定液5に置換せしめ、その後、上記先行掘削溝部分に鉄
筋及び鉄筋防護ボックス(図示せず)を建て込み、コン
クリートを打設せしめる。 【0011】次いで溝2の後行掘削溝部分を同様に処理
し、コンクリートを打設せしめる。 【0012】上記仕切壁4は、例えば図3に示すように
溝2の両側壁に夫々対接される垂直方向に延びる支圧板
6,6と、この支圧板6,6を夫々支柱7,7を介して
溝2の両側壁に押圧するためのジャッキ8と、上記溝2
の後行掘削側の面をシールするため夫々上記支圧板6,
6に取り付けられた止水板9,9と、この止水板9,9
の互に重なる部分に配置されたシール材10によって構
成される支切壁装置11によって形成する。 【0013】この仕切壁装置11によって仕切壁4を形
成する場合には、下記のように行なう。 【0014】路上でジャッキ8を縮めた状態(桁高=
Ts)で溝2内の高比重泥土3中に、必要に応じてバイ
ブロハンマーや圧入装置等を使って仕切壁装置11を建
て込む。 【0015】ジャッキ8を作動して、桁高がTF 以上
になるまで伸ばし、溝壁と支圧板6との間に隙間がない
ようにする。このとき、ラップしている止水板9とシー
ル材10とによって、泥土を堰止める。 【0016】支圧板6の厚さとジャッキ8の圧力の大
きさは、図2に示すように、高比重泥土3と低比重安定
液5間の比重差によって生じる土圧Pと地山の土質に応
じて定める。 【0017】仕切壁4を設置した後、上記のように高
比重泥土3を低比重安定液5に置換し、鉄筋及び鉄筋防
護ボックスを建込みコンクリートを打設する。 【0018】仕切壁装置11のジャッキ8を緩め、桁
高3をTsに縮めてこれを溝2から引抜き、次の所定の
位置に建て込み上記以下の手順を繰り返す。 【0019】また、上記仕切壁4を形成する他の例にお
いては、図4に示すように溝2内に挿入される垂直方向
に延びる建込枠12と、この建込枠12の両側面と溝2
の両側壁間に介挿される、止水用バルーン13,13と
により構成される仕切壁装置14を用いる。 【0020】この仕切壁装置14を泥土中に建て込む時
の抵抗を少なくするために、上記建込枠12は中空筒状
とし、バルーン13は硬質ゴム製や合成樹脂製とする。
また、必要に応じて表面にテフロン等でフリクションカ
ット加工を施す。上記バルーン13は、その中に窒素ガ
スや空気等を注入して膨張せしめる。 【0021】また、上記溝2内の高比重泥土3を低比重
安定液5に置換するためには、例えば図5に示すよう
に、先端に泥土掘削吸引機として機能する攪拌機15を
取り付けた二重管16を、上記仕切壁4によって仕切ら
れた先行掘削溝2内の高比重泥土3内に挿入し、攪拌機
15を駆動して高比重泥土3の底部を切り崩しながら、
二重管16の内外何れか一方のパイプに切削水17を供
給し、同時に二重管16の内外何れか他方のパイプから
切り崩した高比重泥土3を負圧で吸出し、且つ上記先行
掘削溝2内に低比重安定液5を供給して行なう。 【0022】なお、高比重泥土3の粘性が高い場合や固
化材を加えている場合には底部から切り崩す代りに、上
部から切り崩すのが好ましい。 【0023】なお、本発明においては鉄筋コンクリート
や無筋コンクリートも用い得ることは勿論である。 【0024】また、本発明においては溝2の長さを可能
な限り長くし、この溝2を複数の仕切壁4によって3つ
以上に区画し、夫々区劃された掘削溝部分を上記のよう
に処理し、コンクリートを打設するようにしても良い。 【0025】 【発明の効果】本発明の連続地中壁築造方法は、上記の
通りであるから以下のような効果が得られる。 【0026】掘削が連続的にできるので、掘削スピー
ドが速く工費も大幅にダウンできる。 【0027】掘削機を路上に引揚げる必要が少なく作
業の安全性が高い。 【0028】掘削機対象地盤に対する適応性が良く、
安定した掘削ができる。 【0029】仕切壁を設置するので、掘削の都合に関
係なく、構造物の性能と工事の都合(工費と工程など)
だけで、エレメント割りができるので合理的である。 【0030】機械損料が高価な掘削機を使わないで、
掘削以降の作業ができ、また掘削機を休みなく使用でき
るので、工期の短縮とコストダウンが図れる。 【0031】高比重泥土を低比重安定液に置換するの
で、チェーンソー型カッター装置等の連続掘削溝掘り機
をコンクリートの連壁築造に使用することができる。
法、特に、コンクリート打設を可能とする連続地中壁築
造方法に関するものである。 【0002】 【従来の技術】連壁の従来施工法においては、図6に示
すように通常7〜10mの大きい幅Bの地中壁(1エレ
メント)を築造しようとする場合、掘削溝18内に低比
重安定液を入れて溝壁を安定させながら連壁掘削機で溝
堀りする。この際1回で掘削できる掘削幅(1ガット)
はbで、1エレメントの幅Bを掘削するには、数ガット
の掘削を繰り返す。1エレメント分の溝掘り完了後、ス
ライム処理をして、鉄筋を建て込みコンクリートを打設
して壁を築造する。 【0003】然しながら、これら一連の作業の中で連壁
掘削機による溝掘り作業は、1エレメント当り数ガット
に分けて掘削するので、掘削作業に多大な労力と時間が
かかる。また、掘削作業は工程的に不確定さを多く含む
ため、連壁築造作業全体の能率を向上させることができ
なかった。 【0004】このため、ソイルセメント地中連続壁工法
の溝掘機械の一方法としてチェーンソー型カッター装置
が開発されている。この方法では、チェーンソー型カッ
ターによって掘削された溝に高比重泥土を満たし、この
泥土中にセメントなどの固化材を添加し、芯材を建て込
んで、ソイルセメント壁を築造するものである。 【0005】この方法によれば、溝状掘削を連続的に、
かつ高速度で行なうことができ、また掘削溝壁は高比重
の泥土によって押さえられて安定しているため、連続的
に掘り置きできる。溝長は飛躍的に改善されて、数10
mから土質によっては無限長にまで広げることが可能と
なる。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】従来の鉄筋コンクリー
ト壁の連続地中壁築造方法の場合には、1回当りの溝掘
削長さ(1エレメント)は10m程度で、掘削,鉄筋建
込,コンクリート打設という一連の工程を繰り返しなが
ら工事が行われるため、各工程に使用する機械の利用率
が悪く、機械の入れ替え作業にも時間を必要とした。ま
た、ソイルセメント地中連続壁築造方法においては、チ
ェーンソー型カッター装置等を使用して溝を連続的に掘
削することができる利点はあるが、掘削溝中は高比重泥
土で満たされるため、そのままでは溝内に鉄筋を挿入し
たり、コンクリートを打設することはできず、品質の信
頼性が高いコンクリート壁を築造することは不可能であ
った。 【0007】本発明は上記の欠点を除くようにしたもの
である。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明の連続地中壁築造
方法は、連壁掘削機により安定液を注入しながら溝を一
方から他方に掘削する工程と、上記工程における掘削に
よって高比重泥土を有するようになった溝内を仕切壁に
よって長手方向に複数の掘削溝部分に区画する工程と、
鉄筋コンクリート壁築造を許容するため上記仕切壁によ
って仕切られた先行掘削溝部分内の高比重泥土を泥土掘
削吸引機により吸出しながら低比重安定液を供給して低
比重安定液に置換する工程と、上記低比重安定液によっ
て置換された先行掘削溝部分にコンクリートを打設する
工程と、より成ることを特徴とする。 【0009】 【発明の実施の形態】以下図面によって本発明の実施例
を説明する。 【0010】本発明においては図1及び図2に示すよう
に、連壁掘削機1により溝2を矢印の方向に安定液を注
入しながら掘削し、掘削が進行して溝2の長さが以後の
掘削作業と所望位置になされる鉄筋建て込み・コンクリ
ート打設作業が、互に障害にならない所定の位置Lに達
した時点で、上記掘削によって高比重となった泥土3で
埋まった溝2の中に仕切壁4を建て込み、仕切壁4によ
って仕切られた溝2の先行掘削溝部分の高比重泥土3
を、鉄筋コンクリート壁築造を許容するための低比重安
定液5に置換せしめ、その後、上記先行掘削溝部分に鉄
筋及び鉄筋防護ボックス(図示せず)を建て込み、コン
クリートを打設せしめる。 【0011】次いで溝2の後行掘削溝部分を同様に処理
し、コンクリートを打設せしめる。 【0012】上記仕切壁4は、例えば図3に示すように
溝2の両側壁に夫々対接される垂直方向に延びる支圧板
6,6と、この支圧板6,6を夫々支柱7,7を介して
溝2の両側壁に押圧するためのジャッキ8と、上記溝2
の後行掘削側の面をシールするため夫々上記支圧板6,
6に取り付けられた止水板9,9と、この止水板9,9
の互に重なる部分に配置されたシール材10によって構
成される支切壁装置11によって形成する。 【0013】この仕切壁装置11によって仕切壁4を形
成する場合には、下記のように行なう。 【0014】路上でジャッキ8を縮めた状態(桁高=
Ts)で溝2内の高比重泥土3中に、必要に応じてバイ
ブロハンマーや圧入装置等を使って仕切壁装置11を建
て込む。 【0015】ジャッキ8を作動して、桁高がTF 以上
になるまで伸ばし、溝壁と支圧板6との間に隙間がない
ようにする。このとき、ラップしている止水板9とシー
ル材10とによって、泥土を堰止める。 【0016】支圧板6の厚さとジャッキ8の圧力の大
きさは、図2に示すように、高比重泥土3と低比重安定
液5間の比重差によって生じる土圧Pと地山の土質に応
じて定める。 【0017】仕切壁4を設置した後、上記のように高
比重泥土3を低比重安定液5に置換し、鉄筋及び鉄筋防
護ボックスを建込みコンクリートを打設する。 【0018】仕切壁装置11のジャッキ8を緩め、桁
高3をTsに縮めてこれを溝2から引抜き、次の所定の
位置に建て込み上記以下の手順を繰り返す。 【0019】また、上記仕切壁4を形成する他の例にお
いては、図4に示すように溝2内に挿入される垂直方向
に延びる建込枠12と、この建込枠12の両側面と溝2
の両側壁間に介挿される、止水用バルーン13,13と
により構成される仕切壁装置14を用いる。 【0020】この仕切壁装置14を泥土中に建て込む時
の抵抗を少なくするために、上記建込枠12は中空筒状
とし、バルーン13は硬質ゴム製や合成樹脂製とする。
また、必要に応じて表面にテフロン等でフリクションカ
ット加工を施す。上記バルーン13は、その中に窒素ガ
スや空気等を注入して膨張せしめる。 【0021】また、上記溝2内の高比重泥土3を低比重
安定液5に置換するためには、例えば図5に示すよう
に、先端に泥土掘削吸引機として機能する攪拌機15を
取り付けた二重管16を、上記仕切壁4によって仕切ら
れた先行掘削溝2内の高比重泥土3内に挿入し、攪拌機
15を駆動して高比重泥土3の底部を切り崩しながら、
二重管16の内外何れか一方のパイプに切削水17を供
給し、同時に二重管16の内外何れか他方のパイプから
切り崩した高比重泥土3を負圧で吸出し、且つ上記先行
掘削溝2内に低比重安定液5を供給して行なう。 【0022】なお、高比重泥土3の粘性が高い場合や固
化材を加えている場合には底部から切り崩す代りに、上
部から切り崩すのが好ましい。 【0023】なお、本発明においては鉄筋コンクリート
や無筋コンクリートも用い得ることは勿論である。 【0024】また、本発明においては溝2の長さを可能
な限り長くし、この溝2を複数の仕切壁4によって3つ
以上に区画し、夫々区劃された掘削溝部分を上記のよう
に処理し、コンクリートを打設するようにしても良い。 【0025】 【発明の効果】本発明の連続地中壁築造方法は、上記の
通りであるから以下のような効果が得られる。 【0026】掘削が連続的にできるので、掘削スピー
ドが速く工費も大幅にダウンできる。 【0027】掘削機を路上に引揚げる必要が少なく作
業の安全性が高い。 【0028】掘削機対象地盤に対する適応性が良く、
安定した掘削ができる。 【0029】仕切壁を設置するので、掘削の都合に関
係なく、構造物の性能と工事の都合(工費と工程など)
だけで、エレメント割りができるので合理的である。 【0030】機械損料が高価な掘削機を使わないで、
掘削以降の作業ができ、また掘削機を休みなく使用でき
るので、工期の短縮とコストダウンが図れる。 【0031】高比重泥土を低比重安定液に置換するの
で、チェーンソー型カッター装置等の連続掘削溝掘り機
をコンクリートの連壁築造に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の連続地中壁築造方法の説明用平面図で
ある。 【図2】本発明の連続地中壁築造方法の説明用縦断側面
図である。 【図3】本発明の連続地中壁築造方法において用いる仕
切壁装置の平面図である。 【図4】本発明の連続地中壁築造方法において用いる他
の仕切壁装置の平面図である。 【図5】本発明の連続地中壁築造方法において用いる泥
土置換手段の説明図である。 【図6】従来の他の連続地中壁築造方法の説明図であ
る。 【符号の説明】 1 連壁掘削機 2 溝 3 高比重泥土 4 仕切壁 5 低比重安定液 6 支圧板 7 支柱 8 ジャッキ 9 止水板 10 シール材 11 仕切壁装置 12 建込枠 13 止水用バルーン 14 仕切壁装置 15 攪拌機 16 二重管 17 切削水 18 掘削溝
ある。 【図2】本発明の連続地中壁築造方法の説明用縦断側面
図である。 【図3】本発明の連続地中壁築造方法において用いる仕
切壁装置の平面図である。 【図4】本発明の連続地中壁築造方法において用いる他
の仕切壁装置の平面図である。 【図5】本発明の連続地中壁築造方法において用いる泥
土置換手段の説明図である。 【図6】従来の他の連続地中壁築造方法の説明図であ
る。 【符号の説明】 1 連壁掘削機 2 溝 3 高比重泥土 4 仕切壁 5 低比重安定液 6 支圧板 7 支柱 8 ジャッキ 9 止水板 10 シール材 11 仕切壁装置 12 建込枠 13 止水用バルーン 14 仕切壁装置 15 攪拌機 16 二重管 17 切削水 18 掘削溝
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
E02D 5/18 102
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 連壁掘削機により安定液を注入しながら
溝を一方から他方に掘削する工程と、 上記工程における掘削によって高比重泥土を有するよう
になった溝内を仕切壁によって長手方向に複数の掘削溝
部分に区画する工程と、鉄筋コンクリート壁築造を許容するため 上記仕切壁によ
って仕切られた先行掘削溝部分内の高比重泥土を泥土掘
削吸引機により吸出しながら低比重安定液を供給して低
比重安定液に置換する工程と、 上記低比重安定液によって置換された先行掘削溝部分に
コンクリートを打設する工程と、 より成ることを特徴とする連続地中壁築造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25466298A JP3424117B2 (ja) | 1998-08-26 | 1998-08-26 | 連続地中壁築造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25466298A JP3424117B2 (ja) | 1998-08-26 | 1998-08-26 | 連続地中壁築造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000064269A JP2000064269A (ja) | 2000-02-29 |
JP3424117B2 true JP3424117B2 (ja) | 2003-07-07 |
Family
ID=17268132
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25466298A Expired - Fee Related JP3424117B2 (ja) | 1998-08-26 | 1998-08-26 | 連続地中壁築造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3424117B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106638621B (zh) * | 2017-02-13 | 2018-08-24 | 上海强劲地基工程股份有限公司 | 一种预制板桩的植入法 |
-
1998
- 1998-08-26 JP JP25466298A patent/JP3424117B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000064269A (ja) | 2000-02-29 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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