JP3424008B2 - 水底土砂除去工法、及び水底土砂除去装置 - Google Patents
水底土砂除去工法、及び水底土砂除去装置Info
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Description
砂の除去を行う水底土砂除去工法、及び水底土砂除去装
置に関するものである。
堆積すると、航路や泊地の水深が浅くなり、船舶の利用
に支障が生じる。このため、航路や泊地の水深が所定の
値よりも浅くなった場合には、水底付近の推進土砂を掘
り取る作業である「浚渫」が行われる。
た浚渫を行っても、土砂は周辺部から水流等によって移
動してくるため、浚渫後、時間が経過すると再び水底付
近に土砂が堆積することになる。このため、浚渫工事は
何度も繰り返される場合が多い。浚渫工事は、大規模な
工事であり、多大な工事費が必要となる。したがって、
浚渫工事を何度も繰り返すことは、費やした労力と費用
が生かされないこととなり、非効率的かつ非経済的であ
る、という問題がある。
水底の土砂を機械的に一度浚い、浚った土砂を輸送する
ため、大規模な装置と多大な労力が必要であり、より小
型で簡易な工法が望まれていた。
と、航行する船舶の大きな障害となるため、船舶航行の
支障とならない浚渫工法に対する要請も多かった。
ることが多く、浚渫工事箇所の水の汚濁が環境上の問題
となる場合もあった。
れたものであり、本発明の解決しようとする課題は、小
型かつ簡易で適宜時期に低廉な費用で水底土砂の除去が
可能で船舶航行や環境への支障の少ない水底土砂除去工
法及び水底土砂除去装置を提供することにある。
め、請求項1に記載した水底土砂除去工法は、上部に複
数の土砂流入孔が長手方向に並設された土砂移送管を水
底付近の堆積土砂中に設置し、前記土砂流入孔から前記
土砂移送管の内部へ前記堆積土砂を落下・流入させ、前
記土砂移送管の一端から他端へ向けて移送用流体を流す
ことにより前記土砂移送管内に流入した土砂を前記他端
へ向けて移送し、移送された土砂を前記土砂移送管の他
端から取り出し、前記堆積土砂の除去を行うことを特徴
とする。
は、請求項1記載の水底土砂除去工法において、複数の
流体噴出孔が長手方向に並設された混合促進管を前記土
砂移送管の内部に設置し、前記混合促進管の一端から他
端へ向けて混合用流体を送り込んで前記流体噴出孔から
前記混合促進管の外部でかつ前記土砂移送管の内部へ前
記混合用流体を噴出させることにより、前記土砂移送管
内の土砂と前記移送用流体の混合を促進させ、前記土砂
移送管内での土砂の移送を円滑化することを特徴とす
る。
は、請求項1記載の水底土砂除去工法において、前記移
送用流体の流動に伴って駆動される移動部材を前記土砂
流入孔の内部に設置し、前記移動部材の動きにより前記
土砂流入孔の内部を攪拌し、前記土砂流入孔の目詰まり
を防止することを特徴とする。
は、請求項1記載の水底土砂除去工法において、流体噴
出管を前記土砂移送管の下部に設置し、前記流体噴出管
から前記土砂移送管の下部に向けて土砂除去用流体を噴
出させることにより、前記土砂移送管の設置箇所付近の
堆積土砂を除去し、前記土砂移送管を前記水底付近の前
記堆積土砂中に設置することを特徴とする。
は、上部に複数の土砂流入孔が長手方向に並設されると
ともに水底付近の堆積土砂中に設置される土砂移送管
と、前記土砂移送管の適宜箇所に設置される流体駆動手
段と、前記土砂流入孔から前記土砂移送管の内部へ前記
堆積土砂を落下・流入させ、前記流体駆動手段によって
前記土砂移送管の一端から他端へ向けて移送用流体を流
すことにより前記土砂移送管内に流入した土砂を前記他
端へ向けて移送し、移送された土砂を前記土砂移送管の
他端から取り出し、前記堆積土砂の除去を行うことを特
徴とする。
て、図面を参照しながら説明する。図1及び図2は、本
発明の第1実施形態である水底土砂除去装置の構成を示
したものである。図1、2に示すように、この水底土砂
除去装置1Aは、土砂移送管3を備えている。図1にお
ける符号16は、海底へ沈降する土粒子を示している。
内部に設置されている。この土砂移送管3の上部には、
複数の土砂流入孔4が開設されている。また、土砂流入
孔4は、土砂移送管3の長手方向についても、複数個の
孔が並設されている。
流入孔4を通って、土砂移送管3の内部へ、海底堆積土
砂2が落下し流入する。
左端)17から他端(図1における右端)18へ向けて
は、移送用水5が流されている。移送用水5は、移送用
流体に相当している。
の内部に落下・流入した土砂2は、移送用水5と混合さ
れた状態の流れ(土砂水流)となって土砂移送管3の内
部を流動し、土砂移送管3の他端(図1における右端)
18へ向けて移送される。
砂移送管3の他端(図1における右端)18から取り出
される。土砂移送管3の他端(図1における右端)18
は、土砂が堆積しても支障のない水域(対象水域外)に
設置されている。これにより、土砂移送管3の設置され
ている対象水域の海底堆積土砂2の除去が行われる。
土砂除去工法によれば、以下のような利点がある。
内部には、海底堆積土砂2が連続的に流入するため、土
砂除去効果が継続的に発揮される。
砂2中に設置する工事が必要であるが、それ以外には特
別な労力や装置は不要であり、従来の浚渫に比べて費用
が低廉である。
2中に設置した後は、船舶航行への支障はない。また、
海底面上の設置物がないため、底引き網漁業への障害
や、船舶のアンカー(錨)による破損のおそれも少な
い。
を土砂が流動するため、水の汚濁の発生は最小限に抑え
られる。
土砂除去装置の構成を示したものである。図3に示すよ
うに、この水底土砂除去装置1Bは、土砂移送管3を備
えている。この第2実施形態は、土砂移送管3内に流す
移送用水5の駆動力を自然力によって得る例を示してい
る。
は、土砂移送管3の土砂排出端(図3における右端)1
8において、波浪、潮汐作用、潮流、河川流などによる
自然力Fが有効に利用できる場合には、これらを利用し
て土砂移送管3内に流す移送用水5の駆動力とする。
左端)17の位置を、土砂移送管3の土砂排出端(図3
における右端)18の位置よりも高くして土砂移送管3
に勾配をつけ、重力を利用して土砂移送管3内に流す移
送用水5の駆動力としてもよい。
向とは逆方向に自然力Fが作用する場合は、土砂移送管
3内の水圧が高くなり、土砂移送管3の土砂流入孔4か
ら外部へ逆に噴出するように作用する。この水の噴出に
より、土砂流入孔4付近における土砂移送管3の外部の
海底堆積土砂に水分が供給され、この部分の海底堆積土
砂を揉みほぐし、土砂移送管3への流入を促進する効果
が期待できる。
砂移送作用を阻害するように、逆方向に働く場合には、
土砂移送管3の土砂排出端(図3における右端)18付
近に図示しない逆止弁(図3の左から右へ向かう土砂排
出方向には開き、図3の右から左へ向かう逆方向には閉
じるように構成された弁)を設け、逆流を防止するよう
にしてもよい。
砂水流を図3の右方向へ吸引し土砂排出を助ける方向に
作用する場合には、土砂移送管3の土砂排出端(図3に
おける右端)18からの土砂排出を促進する作用だけで
なく、土砂流入孔4から土砂移送管3内へ堆積土砂2を
吸引する効果も期待できる。
いシルトのような流動性が高いものである場合には、自
然力Fのみだけで十分な動力源となることが考えられ
る。
土砂除去装置の構成を示したものである。図4に示すよ
うに、この水底土砂除去装置1Cは、土砂移送管3と、
吸引ポンプ6を備えている。この第3実施形態は、土砂
移送管3内に流す移送用水5の駆動力として自然力が有
効に利用できない条件の場合の一つの例を示している。
では、土砂移送管3の土砂排出端(図4における右端)
18付近に、吸引ポンプ6を設けて吸引する。これによ
り、負圧が生じ、土砂移送管3内の土砂水流を土砂移送
管3の土砂排出端(図4における右端)18の方向へ駆
動することができる。ここに、吸引ポンプ6は、流体駆
動手段に相当している。
うに、土砂移送管3の土砂排出端(図4における右端)
18付近に、吸引ポンプ6を設けて吸引する方式は、土
粒子の粒径の大きな砂質土のように、流動性の低い堆積
土砂の場合に効果的であると考えられる。
土砂除去装置の構成を示したものである。図5に示すよ
うに、この水底土砂除去装置1Dは、土砂移送管3と、
供給ポンプ7を備えている。この第4実施形態は、土砂
移送管3内に流す移送用水5の駆動力として自然力が有
効に利用できない条件の場合の他の例を示している。
では、土砂移送管3の端部(図5における左端)17付
近に、供給ポンプ7を設け、水を注入する。これによ
り、土砂移送管3内の土砂水流を土砂移送管3の土砂排
出端(図5における右端)18の方向へ駆動することが
できる。ここに、供給ポンプ7は、流体駆動手段に相当
している。なお、供給ポンプ7により供給するものは、
水のほか、空気であってもよい。供給ポンプ7により供
給するものは、移送用流体に相当している。
移送管3の目詰まりが起こりやすい場合には、移送用流
体である水や空気に圧力を加えて高圧水、又は高圧空気
として注入すれば、土砂移送管3内での土砂堆積や目詰
まりを解消することができる、と考えられる。
例えば、土砂移送管3の直径、土砂移送管3を複数本設
置する場合の設置間隔、土砂流入孔の直径、土砂流入孔
の配置位置、土砂流入孔の配置密度(例えば、土砂移送
管の外表面積当りの本数など)、土砂移送管3内に土砂
水流を発生させるための負圧又は移送用流体の圧力等に
ついては、土砂移送管3を設置する水域(対象水域)に
おける土砂の堆積量(cm/年)、土砂の性質(シルト
質土か砂質土か等)の条件に依存する。
高い細かなシルト質の土砂の場合には、土砂移送管3の
配置間隔は広く、土砂移送管3の直径は小さい値として
よい。また、土砂の流動性が高いことから、土砂移送管
3内での目詰まり(閉そく)が起こるおそれは小さいこ
とから、設計の自由度は高い、と考えられる。
砂質の土砂の場合には、土砂移送管3の配置間隔は密に
し、土砂移送管3の直径を大きくしたり、吸引負圧等も
大きな値とする必要がある。また、土砂の流動性が小さ
いことから、土砂移送管3内での目詰まり(閉そく)が
起こるおそれは大きいと考えられ、設計の自由度は小さ
くなると考えられる。
は、図2に示すように、土砂移送管3の断面において
は、土砂2の堆積で土砂移送管3が閉そくしないよう
に、土砂移送管3の上端位置よりもやや外れた肩の部分
とすることがよいと考えられる。
は、平面的には、例えば土砂移送管3の長手方向におい
て、左右交互に設け、土砂移送管3の同じ側に土砂が偏
ることがないように配慮し、土砂移送管3内に流入した
土砂が土砂水流等によって円滑に搬送されるようにする
必要がある。
土砂除去装置の構成を示したものである。図6に示すよ
うに、この水底土砂除去装置1Eは、土砂移送管3と、
混合促進管8を備えている。
置されている。混合促進管8の上部には、複数の流体噴
出孔9が開設されている。また、流体噴出孔9は、混合
促進管8の長手方向についても、複数個の孔が並設され
ている。
ける左端)から他端(例えば、図1等における右端)へ
向けては、高圧の水又は高圧の空気(以下、「混合用流
体」という。)21が送り込まれる。混合用流体21
は、混合促進管8内を移動するとともに、流体噴出孔9
ら混合促進管の外部、すなわち土砂移送管3の内部へ噴
出する。これにより、土砂移送管3内の土砂2と移送用
流体の混合が促進され、土砂移送管3内での土砂の移送
が円滑化される。
土砂除去装置の構成を示したものである。図7に示すよ
うに、この水底土砂除去装置1Fは、土砂移送管3と、
移動部材10を備えている。
は、移動部材10が設置されている。移動部材10は、
移送用流体の流動に伴って揺動するなどして駆動され
る。また、移動部材10には羽根部材11が取り付けら
れており、移動部材10の動きにより、土砂流入孔4の
内部が攪拌される。これにより、土砂流入孔4の目詰ま
りが防止される。
方法としては、あらかじめ浚渫船等により設置場所の海
底を浚渫しておき、その後に土砂移送管3を設置する方
法があるが、この場合には浚渫費用が必要である。以下
に、浚渫工事費の低廉な土砂移送管設置方法を説明す
る。
土砂除去装置の設置方法を示す概念図である。図8に示
すように、この場合には、土砂移送管3の下部に、流体
噴出管19が設置されている。
0が設けられている。この流体噴出孔20から、土砂移
送管3の下部に向けて高圧の水又は高圧の空気(以下、
「土砂除去用流体」という。)22を噴出させることに
より、土砂移送管3の設置箇所付近の堆積土砂を除去す
ることができる。この際、ワイヤー(図示せず)等によ
り、土砂移送管3を海面上から支持し、海底へ降下させ
つつ土砂除去用流体を噴出させ、付近の堆積土砂を除去
しながら、土砂移送管3を海底付近の堆積土砂中に吊り
降ろし、所定の深度位置に設置する。
て、土砂移送管3の土砂流入孔4を下向きにし、この土
砂流入孔4を利用して土砂除去用流体を噴出させながら
海底へ向けて降下させ、土砂移送管3を所定深度位置に
設置した後、土砂移送管3を回転させ、土砂流入孔4が
上方位置となるようにしてもよい。
は、土砂移送管3が鋼管等の剛な部材の場合には、扱い
易い適当な部材長さの部分管を適宜つなぎ合わせた構造
とする。つなぎ合わされる各部分管の接合部は、例え
ば、上部をヒンジ構造とし、接合端にゴム等からなるパ
ッキン材を設けておき、土砂移送管3を設置するときに
多少の位置のずれが生じた場合にも対応できるようにし
ておく。
の接合が円滑化されるように、ガイド(レール)等を設
けておき、海面より部分管を吊り降ろしていくだけで所
定の隣接位置に設置できるようにしておく方法も可能で
ある。
した長い部材としておき、海面上から土砂移送管3を連
続的に垂れ降ろして設置していく方法も可能である。
れるものではない。上記各実施形態は、例示であり、本
発明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的
に同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、
いかなるものであっても本発明の技術的範囲に包含され
る。
の堆積土砂中に設置される水底土砂除去装置を例に挙げ
て説明したが、本発明はこれには限定されず、海底以外
の他の箇所、例えば、湖、池、沼等の内水部の水底の堆
積土砂中に配置された場合でも、堆積土砂を移送して除
去することが可能である。
の発明によれば、上部に複数の土砂流入孔が長手方向に
並設された土砂移送管を水底付近の堆積土砂中に設置
し、土砂流入孔から土砂移送管の内部へ堆積土砂を落下
・流入させ、土砂移送管の一端から他端へ向けて移送用
流体を流すことにより土砂移送管内に流入した土砂を他
端へ向けて移送し、移送された土砂を土砂移送管の他端
から取り出し、堆積土砂の除去を行うようにしたので、
海底堆積土砂中の土砂移送管の内部には、海底堆積土砂
が連続的に流入し、土砂除去効果が継続的に発揮され
る、という利点がある。また、最初は、土砂移送管を海
底堆積土砂中に設置する工事が必要であるが、それ以外
には特別な労力や装置は不要であり、従来の浚渫に比べ
て費用が低廉である、という利点も有している。また、
最初に土砂移送管を海底堆積土砂中に設置した後は、船
舶航行への支障はなく、海底面上の設置物がないため、
底引き網漁業への障害や、船舶のアンカー(錨)による
破損のおそれも少ない、という利点も有している。ま
た、海底面の下方の土砂移送管の内部を土砂が流動する
ため、水の汚濁の発生は最小限に抑えられる、という利
点も有している。
の構成を示す第1の概念図である。
の構成を示す第2の概念図である。
の構成を示す概念図である。
の構成を示す概念図である。
の構成を示す概念図である。
の構成を示す概念図である。
の構成を示す概念図である。
の設置方法を示す概念図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 上部に複数の土砂流入孔が長手方向に並
設された土砂移送管を水底付近の堆積土砂中に設置し、
前記土砂流入孔から前記土砂移送管の内部へ前記堆積土
砂を落下・流入させ、前記土砂移送管の一端から他端へ
向けて移送用流体を流すことにより前記土砂移送管内に
流入した土砂を前記他端へ向けて移送し、移送された土
砂を前記土砂移送管の他端から取り出し、前記堆積土砂
の除去を行うことを特徴とする水底土砂除去工法。 - 【請求項2】 請求項1記載の水底土砂除去工法におい
て、 複数の流体噴出孔が長手方向に並設された混合促進管を
前記土砂移送管の内部に設置し、前記混合促進管の一端
から他端へ向けて混合用流体を送り込んで前記流体噴出
孔から前記混合促進管の外部でかつ前記土砂移送管の内
部へ前記混合用流体を噴出させることにより、前記土砂
移送管内の土砂と前記移送用流体の混合を促進させ、前
記土砂移送管内での土砂の移送を円滑化することを特徴
とする水底土砂除去工法。 - 【請求項3】 請求項1記載の水底土砂除去工法におい
て、 前記移送用流体の流動に伴って駆動される移動部材を前
記土砂流入孔の内部に設置し、前記移動部材の動きによ
り前記土砂流入孔の内部を攪拌し、前記土砂流入孔の目
詰まりを防止することを特徴とする水底土砂除去工法。 - 【請求項4】 請求項1記載の水底土砂除去工法におい
て、 流体噴出管を前記土砂移送管の下部に設置し、前記流体
噴出管から前記土砂移送管の下部に向けて土砂除去用流
体を噴出させることにより、前記土砂移送管の設置箇所
付近の堆積土砂を除去し、前記土砂移送管を前記水底付
近の前記堆積土砂中に設置することを特徴とする水底土
砂除去工法。 - 【請求項5】 上部に複数の土砂流入孔が長手方向に並
設されるとともに水底付近の堆積土砂中に設置される土
砂移送管と、 前記土砂移送管の適宜箇所に設置される流体駆動手段
と、 前記土砂流入孔から前記土砂移送管の内部へ前記堆積土
砂を落下・流入させ、前記流体駆動手段によって前記土
砂移送管の一端から他端へ向けて移送用流体を流すこと
により前記土砂移送管内に流入した土砂を前記他端へ向
けて移送し、移送された土砂を前記土砂移送管の他端か
ら取り出し、前記堆積土砂の除去を行うことを特徴とす
る水底土砂除去装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001031399A JP3424008B2 (ja) | 2001-02-07 | 2001-02-07 | 水底土砂除去工法、及び水底土砂除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001031399A JP3424008B2 (ja) | 2001-02-07 | 2001-02-07 | 水底土砂除去工法、及び水底土砂除去装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002235337A JP2002235337A (ja) | 2002-08-23 |
JP3424008B2 true JP3424008B2 (ja) | 2003-07-07 |
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ID=18895487
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001031399A Expired - Lifetime JP3424008B2 (ja) | 2001-02-07 | 2001-02-07 | 水底土砂除去工法、及び水底土砂除去装置 |
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---|---|---|---|---|
KR100805159B1 (ko) | 2007-08-13 | 2008-02-21 | (주)우주엔지니어링 | 퇴적물을 방출할 수 있는 수중보 |
-
2001
- 2001-02-07 JP JP2001031399A patent/JP3424008B2/ja not_active Expired - Lifetime
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---|---|
JP2002235337A (ja) | 2002-08-23 |
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